JP2583431Y2 - 電動ブラインドのヘッドボックス - Google Patents

電動ブラインドのヘッドボックス

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JP2583431Y2
JP2583431Y2 JP535493U JP535493U JP2583431Y2 JP 2583431 Y2 JP2583431 Y2 JP 2583431Y2 JP 535493 U JP535493 U JP 535493U JP 535493 U JP535493 U JP 535493U JP 2583431 Y2 JP2583431 Y2 JP 2583431Y2
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之則 千坂
英希 大塚
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Nichibei Co Ltd
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Nichibei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動ブラインドのヘッ
ドボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動ブラインドのヘッドボックス
においては、ヘッドボックス内に、スラットを貫通して
一端がボトムレールに連結されている昇降コードの他端
が巻取り及び巻解き可能に連結されている回転ドラム、
回転軸を介して回転ドラムを回転駆動可能なモータ、モ
ータの駆動を制御可能なリミットスイッチなどが配置さ
れており、リミットスイッチ、モータなどはヘッドボッ
クス内を配線されているケーブルで電気的に接続されて
いる。ケーブルはケーブルクランプでヘッドボックス内
の底面、壁面などに固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電動ブラインドのヘッドボックスでは、ケーブルが
回転ドラムなどの回転部品と一緒にヘッドボックス内に
設けられているため、回転部品に引っ掛かってケーブル
が断線したり、配線不良などの故障を起こす原因となる
という問題がある。また、ケーブルを回転ドラムなどに
引っ掛からないようにするためには、ケーブルを多くの
場所でヘッドボックスの壁面などに固定しなければなら
ないため、固定作業が煩雑であるという問題がある。ま
た、ケーブルをヘッドボックスの壁面などに固定するた
めには、多くのケーブルクランプが必要であるため、価
格が高くなるという問題がある。本考案は、このような
課題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ヘッドボック
スに上部空間部と下部空間部とを形成し、上部空間部に
回転ドラムやモータなどを配置し、下部空間部にコード
ガイドやケーブルなどを配置することにより上記課題を
解決する。すなわち本考案の電動ブラインドのヘッドボ
ックスは、ブラインドの上端が連結されるものにおい
て、前面壁部(10a)及び背面壁部(10b)を有す
るヘッドボックス(10)には、これの内部に長手方向
全長に渡って両壁部(10a、10b)に垂直に形成さ
れる仕切り部材(30)によって上部空間部(32)と
下部空間部(34)とが形成されており、上部空間部
(32)には、ブラインド(12)を昇降可能な昇降コ
ード(18)の一端が巻取り及び巻解き可能に連結され
る回転ドラム(20)と、回転ドラム(20)を回転駆
動可能なモータ(24)などが配置可能であり、下部空
間部(34)には、仕切り部材(30)と両壁部(10
a、10b)から長手方向全長に渡って互いに対向して
突出する第1突出部(36a、36b)との間に形成さ
れる、昇降コード(18)を回転ドラム(20)に案内
するコードガイド(19)を取付け可能なコードガイド
取付部(40)と、両壁部(10a、10b)の下端に
おいてこれらの長手方向全長に渡って互いに対向して突
出する第2突出部(38a、38b)と、第1突出部
(36a、36b)との間に形成される、ブラインド
(12)の上端を取付け可能なスクリーン取付部(4
2)と、仕切り部材(30)の側端部と、これに対向す
るいずれかの壁部(10a又は10b)との間にヘッド
ボックス長手方向全長に渡って形成されるケーブル(4
6)を収納可能な配線用空間部(44)と、が設けられ
ていることを特徴とする。
【0005】
【作用】ヘッドボックス内部の上部空間部には、回転ド
ラム、モータ、リミットスイッチなどを配置する。下部
空間部の配線用空間部にはケーブルを配置する。コード
ガイド取付部にはコードガイドを取り付け、また、スク
リーン取付部にはブラインドの上端を取り付ける。これ
により、モータやリミットスイッチなどのケーブルは、
仕切り部材より下部の配線用空間部に配線することがで
きるため、ケーブルが回転ドラムなどに引っ掛からなく
なる。また、ケーブルの配線は、これを配線用空間部に
はわせるだけでよく、コードクランプを用いずに配線す
ることができるので、配線作業が簡単になる。コードガ
イドをヘッドボックス長手方向全長に渡ってコードガイ
ド取付部に案内させて移動させることができるため、昇
降コードのピッチ(すなわち、各昇降コード間の横方向
の寸法)が変わっても、コードガイドの位置をずらせて
対応することができる。ヘッドボックス下端にスクリー
ン取付部を設けることにより、プリーツスクリーンの上
端を取り付けることができるため、同一のヘッドボック
スで、スクリーン取付部を必要としない横形ブラインド
やたくし上げカーテンのみならず、プリーツスクリーン
にも対応することができる。
【0006】
【実施例】図1に本考案を適用した電動ブラインドの全
体図を示す。ヘッドボックス10にプリーツスクリーン
12(ブラインド)の上端部が固定され、プリーツスク
リーン12の下端部にはボトムレール14が取り付けら
れる。プリーツスクリーン12は上下方向所定寸法ごと
にプリーツを設けて折りたたみ可能、すなわち上下方向
に伸縮可能としたものであり、各プリーツ部分ごとに設
けた貫通穴16を昇降コード18が貫通している。昇降
コード18の一端はボトムレール14に連結されてい
る。昇降コード18の他端はヘッドボックス10内に配
置されているコードガイド19によって案内されて回転
ドラム20に巻取り及び巻解き可能に連結されている。
昇降コード18を回転ドラム20に巻取り及び巻解くこ
とにより、プリーツスクリーン12は上下方向に伸縮す
る。回転ドラム20にはこれと一体に回転するように回
転軸22が設けられている。回転軸22はモータ24に
よって回転駆動可能である。ヘッドボックス10の図1
中右側端部にはモータ24の駆動を制御するリミットス
イッチケース26が設けられている。ヘッドボックス1
0の図1中左側端部からコネクタ28が導出されてい
る。
【0007】図2にヘッドボックス10の斜視図を示
す。ヘッドボックス10には、これの内部を長手方向全
長に渡って対向する壁部10a及び10bに垂直に形成
される平板状の仕切り部材30により上部空間部32及
び下部空間部34が形成されている。上部空間部32に
は前述の回転ドラム20、回転軸22、モータ24、リ
ミットスイッチケース26などが配置されている。下部
空間部34には、仕切り部材30から図2中下方に所定
間隔をあけてヘッドボックス10の壁部10a及び10
bからそれぞれ互いに対向して突出する第1突出部36
a及び36bが設けられている。第1突出部36a及び
36bは、ヘッドボックス10の長手方向全長に形成さ
れている。これにより、仕切り部材30と第1突出部3
6a及び36bとの間にコードガイド取付部40が形成
され、前記コードガイド19が取り付けられる。コード
ガイド取付部40はヘッドボックス10の長手方向全長
に形成されているため、コードガイド19の取付位置
は、ヘッドボックス10の長手方向全長において任意に
変更することができる。これにより、昇降コード18の
間隔が変わってもコードガイド19の位置をコードガイ
ド取付部40の長手方向にずらすだけで対応することが
できる。ヘッドボックス10の壁部10a及び10bの
図2中下端部には、これらの長手方向全長に渡って互い
に対向する第2突出部38a及び38bが形成されてい
る。第2突出部38a及び38bと第1突出部36a及
び36bとの間には所定間隔が設けられており、スクリ
ーン取付部42が形成されている。スクリーン取付部4
2には、図3に示すようにプリーツスクリーン12の上
端部がはめ合わされる。ヘッドボックス10の壁部10
aとこれに対向する仕切り部材30の側端部とは、所定
間隔をあけて配置されており、これらに囲まれた部分に
よって形成される配線用空間部44に、図3に示される
ようにケーブル46が配線される。なお、コードガイド
取付部40と配線用空間部44との間には連絡が可能な
空間(図示せず)を形成してもよい。
【0008】ヘッドボックス10には、図4に示すよう
に横形ブラインドを取付けることもできる。この場合、
ヘッドボックス10の下端には、ラダーコード52によ
って整列状態に支持されるスラット50が上下方向に所
定間隔をあけて複数配置されており、スラット50の昇
降を行う昇降コード54の一端は、コードガイド取付部
40に配置されるコードガイド56に案内され、回転ド
ラム58に巻取り及び巻解き可能に連結されている。ま
た、ヘッドボックス10には、図5に示すようにたくし
上げカーテンを取付けることもできる。この場合、カー
テン60は、これの上端がヘッドボックス10の対向す
る面に面ファスナ62によって取付けられており、カー
テン60の昇降を行う昇降コード64は、コードガイド
取付部40に取付けられるコードガイド66に案内され
て、回転ドラム68に巻取り及び巻解き可能に連結され
ている。また、傾斜面用のブラインドや一部のたくし上
げカーテンにおいては、コードガイド取付部40を利用
してブラインドなどの昇降を案内するガイドワイヤの端
部を取り付けることができる。なお、ヘッドボックス1
0に横形ブラインド及びたくし上げカーテンを取り付け
る場合は、スクリーン取付部42を必要としないが、上
述のように、プリーツスクリーン12を取り付ける場合
は用いられる。したがって、同一のヘッドボックス10
に3種類のブラインドを対応させることができる。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、ヘッドボックス内部に
仕切り部材によって上部空間部と下部空間部とを設け、
上部空間部には、回転ドラム、モータなどを配置し、下
部空間部には、仕切り部材の側端部とヘッドボックスの
壁部との間にヘッドボックスの長手方向全長に渡ってケ
ーブルを配置可能な配線用空間部を形成する。これによ
り、モータやリミットスイッチなどのケーブルは、仕切
り部材より下部の配線用空間部に配線することができる
ため、ケーブルが回転ドラムなどに引っ掛からなくな
る。これにより、ケーブルの断線や、回路不良などの故
障がなくなる。また、ケーブルをヘッドボックスの壁面
に固定するコードクランプが不要となり、価格を低減す
ることができる。ヘッドボックスの下部空間部にヘッド
ボックス長手方向全長に渡ってコードガイド取付部を形
成することにより、コードガイドをヘッドボックス長手
方向の任意の位置に設置することができる。これによ
り、各昇降コード間の横方向の寸法が変わっても、コー
ドガイドの位置をずらせて対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施したブラインドの全体図である。
【図2】ヘッドボックスの部分斜視図である。
【図3】電動プリーツスクリーンの使用例である。
【図4】電動横形ブラインドの使用例である。
【図5】電動たくし上げカーテンの使用例である。
【符号の説明】
10 ヘッドボックス 10a、10b 壁部 18 昇降コード 19 コードガイド 20 回転ドラム 24 モータ 30 仕切り部材 32 上部空間部 34 下部空間部 36a、36b 第1突出部 38a、38b 第2突出部 40 コードガイド取付部 42 スクリーン取付部 44 配線用空間部 46 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/06 - 9/323

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインドの上端が連結される電動ブラ
    インドのヘッドボックスにおいて、 前面壁部(10a)及び背面壁部(10b)を有するヘ
    ッドボックス(10)には、これの内部に長手方向全長
    に渡って両壁部(10a、10b)に垂直に形成される
    仕切り部材(30)によって上部空間部(32)と下部
    空間部(34)とが形成されており、 上部空間部(32)には、ブラインド(12)を昇降可
    能な昇降コード(18)の一端が巻取り及び巻解き可能
    に連結される回転ドラム(20)と、回転ドラム(2
    0)を回転駆動可能なモータ(24)などが配置可能で
    あり、 下部空間部(34)には、 仕切り部材(30)と両壁部(10a、10b)から長
    手方向全長に渡って互いに対向して突出する第1突出部
    (36a、36b)との間に形成される、昇降コード
    (18)を回転ドラム(20)に案内するコードガイド
    (19)を取付け可能なコードガイド取付部(40)
    と、 両壁部(10a、10b)の下端においてこれらの長手
    方向全長に渡って互いに対向して突出する第2突出部
    (38a、38b)と、第1突出部(36a、36b)
    との間に形成される、ブラインド(12)の上端を取付
    け可能なスクリーン取付部(42)と、 仕切り部材(30)の側端部と、これに対向するいずれ
    かの壁部(10a又は10b)との間にヘッドボックス
    長手方向全長に渡って形成されるケーブル(46)を収
    納可能な配線用空間部(44)と、 が設けられていることを特徴とする電動ブラインドのヘ
    ッドボックス。
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