JP2732744B2 - 電動ロールスクリーン及び電動ブラインド - Google Patents

電動ロールスクリーン及び電動ブラインド

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JP2732744B2
JP2732744B2 JP3713192A JP3713192A JP2732744B2 JP 2732744 B2 JP2732744 B2 JP 2732744B2 JP 3713192 A JP3713192 A JP 3713192A JP 3713192 A JP3713192 A JP 3713192A JP 2732744 B2 JP2732744 B2 JP 2732744B2
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洋一 谷川
之則 千坂
喜次 前田
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KAMERIA SEIKOO KK
Nichibei Co Ltd
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KAMERIA SEIKOO KK
Nichibei Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動ロールスクリーン
及び電動ブラインドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動ロールスクリーン及び電動ブ
ラインドとしては次に示すようなものがある。例えば電
動ロールスクリーンは、操作スイッチ、ロールスクリー
ン本体、及び制御装置によって構成されており、操作ス
イッチは制御装置とは離されて、これが操作されやすい
位置に取り付けられる。それぞれの間はケーブルなどで
配線されている。また、電動ブラインドも電動ロールス
クリーンと同様に制御装置から離れた位置に操作スイッ
チが設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電動ロールスクリーン及び電動ブラインドでは、操
作スイッチは制御装置から離れた位置に取り付けられる
ため、これらの間をケーブルで配線する必要があり、壁
面に行う配線の経路の決定やケーブルの長さの調節など
が面倒であるとともに取付作業にも時間がかかった。本
発明は、このような課題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、静電誘導によ
って操作を検出してスクリーンの昇降及び停止などの制
御を行うことにより上記課題を解決する。すなわち、本
発明の電動ロールスクリーンは、制御装置によって制御
されるモータによって回転駆動される巻取パイプに上端
が連結されているとともにこれによって巻取り及び巻解
き可能なスクリーンを有するものにおいて、スクリーン
にこれの上端から下端に渡って設けられるとともに上端
が制御装置に接続される信号線と、スクリーンの下端に
取り付けられるとともに信号線の下端と接続される導電
性のウエイトバーと、を有しており、制御装置はウエイ
トバーに人が触れたことを静電誘導によるノイズの変化
によって検出してスクリーンを昇降又は停止させる動作
信号を出力するように構成されていることを特徴とす
る。また、ウエイトバーの下側に導電性のプルコード及
びつまみを取り付けることもできる。
【0005】また、本発明は、ヘッドボックスと、ラダ
ーコードによって整列状態に支持される多数のスラット
と、スラット列の下端に配置される導電性のボトムレー
ルと、ボトムレールに一端が連結されるとともにスラッ
ト列を挿通して他端がヘッドボックス内に設けられる回
転ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結される昇降コー
ドと、ヘッドボックス内に設けられて巻取ドラムを回転
駆動するモータと、モータの駆動を制御する制御装置
と、を有する電動ブラインドにも適用可能である。この
場合、制御装置はボトムレールと信号線によって電気的
に接続されており、制御装置はボトムレールに人が触れ
たことを静電誘導によるノイズの変化によって検出して
スラットを昇降又は回転させる動作信号を出力するよう
に構成されている。
【0006】
【作用】ウエイトバー又はボトムレールには、制御装置
から常時、例えばACラインノイズ(ある一定周期を持
ったノイズ)が流されており、これらに人間が触れるこ
とにより、人間が体内に持っている静電エネルギーの静
電誘導によってACラインノイズが変化する。制御装置
は、静電誘導によって変化したパルス振幅のACライン
ノイズを所定時間検出すると、動作信号を発生して、ス
クリーンの昇降及び停止、又はブラインドの昇降及び回
転を制御する。したがって、人間がウエイトバー、つま
み、又はボトムレールに触れることにより、静電誘導に
よってACラインノイズを変化させて、制御装置に動作
信号を発生させて、スクリーンの昇降及び停止又はスラ
ットの昇降及び回転を制御することができる。これによ
り、別途操作スイッチを設置する必要がなくなった。
【0007】
【実施例】図1に本発明の電動ロールスクリーンの全体
図を示す。巻取パイプ10は、これの回転中心軸の両端
部分をサイドプレート12に回転可能に支持されてい
る。巻取パイプ10はスクリーン14の上端の一辺と連
結されており、巻取パイプ10の内部には、スクリーン
14を巻取り及び巻解く方向に巻取パイプ10を駆動す
るモータ16が内蔵されている。スクリーン14には、
これの側縁に沿って、上端から下端に渡って信号線18
が取り付けられている。スクリーン14の下端には、信
号線18と電気的に接続された導電性(例えば、アルミ
ニウム製)のウエイトバー20が取り付けられている。
巻取パイプ10、サイドプレート12、スクリーン1
4、モータ16、信号線18、及びウエイトバー20に
よりロールスクリーン本体22が構成されている。ロー
ルスクリーン本体22には、これの動作を制御する制御
装置24が接続されている。制御装置24は、信号線1
8を介してウエイトバー20と電気的に接続されてお
り、これに常時ACラインノイズを流している。制御装
置24には、ACラインノイズのパルス振幅及び時間を
測定する機能が設けられている。制御装置24は、平常
時のACラインノイズのパルス振幅より大きなパルス振
幅のACラインノイズが22ms以下の周期で62ms
以上継続したことを検出すると、後述する動作信号を発
生する。制御装置24はモータ26と連結されて、これ
の回転駆動を制御する。
【0008】図2にウエイトバー20近傍の側面図を示
す。信号線18はスクリーン14にこれを縫うようにし
て取り付けられている。したがって、被覆されていない
信号線18がスクリーン14の表面に露出している。ウ
エイトバー20は円筒状をしており、これの上面及び下
面には、全面に渡って長手方向に開口部26及び28が
それぞれ形成されている。スクリーン14の下端が開口
部26からウエイトバー20内に挿入されている。スク
リーン14は、信号線18が開口部26の一端部29と
接触するように、スクリーン14の片面を開口部26の
一端部29と接触させて配置されている。これにより、
信号線18とウエイトバー20とは電気的に接続されて
いる。スクリーン14の下端部27は開口部26の幅よ
りも大きな幅寸法となるように折り曲げられている。開
口部26と対向する下端部27の面上には、スクリーン
止めプレート30が設けられている。下端部27の先端
は、ウエイトバー20の内周面から径方向に突出した突
出部32と接触している。これにより、下端部27は一
端部29と突出部32との間に挟まれて、ずれないよう
になっている。これにより、スクリーン14はウエイト
バー20に固定される。
【0009】図3にロールスクリーン本体22と制御装
置24の図を示す。巻取パイプ10の一側端部からケー
ブル36が引き出されている。ケーブル36の先端に
は、コネクタ34が設けられている。制御装置24の側
面にはコネクタ34とはめ合わせ可能なコネクタ38が
設けられている。コネクタ34及びコネクタ38をはめ
合わせることにより、モータ16及び信号線18が制御
装置24と電気的に接続される。制御装置24には電源
コード40が設けられており、これを壁などに設けられ
ているコンセントに接続することにより、制御装置24
が電源に接続される。
【0010】本実施例の動作について説明する。人間が
ウエイトバー20に触れると、人間が体内に持っている
静電エネルギーの静電誘導によってウエイトバー20に
流れているACラインノイズが変化する。ACラインノ
イズはウエイトバー20と電気的に接続されている制御
装置24によって監視されている。制御装置24は、A
Cラインノイズのパルス振幅が通常時よりも大きい状態
が、22ms以下の周期で62ms以上継続したことを
検出すると、図4に示されるブロック図に示す動作パタ
ーンに基づいた動作信号を発生する。すなわち、例え
ば、スクリーン14が全閉状態で停止している場合、ウ
エイトバー20に一度触れると、制御装置24は「上
昇」の動作信号を発生して、巻取パイプ10がスクリー
ン14を巻取る方向に回転するようにモータ16を回転
駆動させる。これにより、スクリーン14は上昇してい
く。次に、スクリーン14の上昇途中でもう一度ウエイ
トバー20に触れると、制御装置24は「停止」の動作
信号を発生して、モータ16の回転駆動を停止させる。
これにより、スクリーン14の上昇は停止する。次に、
この状態でウエイトバー20に触れると、制御装置24
は「下降」の動作信号を発生して、巻取パイプ10がス
クリーン14を巻解く方向に回転するようにモータ16
を回転駆動させる。これにより、スクリーン14は下降
していく。次に、スクリーン14の下降途中でウエイト
バー20に触れると、制御装置24は「停止」の動作信
号を発生して、モータ16の回転駆動を停止させる。こ
れによりスクリーン14の下降は停止する。このよう
に、ウエイトバー20に触れる度に、制御装置24は、
上昇、停止、下降、停止、のパターンを繰り返してモー
タ16を制御する。
【0011】図5に第2実施例を示す。ウエイトバー2
0の下部空間42には、これとほぼ同形断面であるとと
もに下端が開口部28から若干突出した形状の導電性の
プルコード固定具44が挿入されている。プルコード固
定具44は、開口部28の両端部と接触してウエイトバ
ー20と電気的に接続されている。プルコード固定具4
4の下面には、導電性のプルコード46の上端が取り付
けられている。プルコード46の下端には、導電性のつ
まみ48が取り付けられている。これにより、プルコー
ド固定具44、プルコード46及びつまみ48は、ウエ
イトバー20と電気的に接続されているので、ウエイト
バー20、プルコード46及びつまみ48のどの部分に
触れても、静電誘導によってACラインノイズを変化さ
せることができ、これにより、制御装置24を作動させ
ることができる。
【0012】なお、本発明は、上記実施例の電動ロール
スクリーンに限るものではなく、電動ブラインドにも適
用可能である。すなわち、電動ブラインドのボトムレー
ルを導電材料で形成し、ボトムレールと制御装置とを信
号線で電気的に接続して、ボトムレールに触れることに
よってスラットの昇降及び回転を行うようにしてもよ
い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ウエイトバー、つまみ
又はボトムレールに人間が触れて、人間が体内に持って
いる静電エネルギーの静電誘導によって、制御装置に動
作信号を発生させて、スクリーンの昇降及び停止又はス
ラットの昇降及び回転を制御することができる。これに
より、別途に操作スイッチを設ける必要がない。したが
って、制御装置から操作スイッチまでの配線が不要であ
るため、あらかじめ壁面に配線スペースを確保する必要
がなく、取付スペースも少なくて済む。また、取付作業
も簡単で、時間がかからない。壁面に配線しないため、
壁面の意匠も損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動ロールスクリーンの全体図であ
る。
【図2】ウエイトバー近傍の側面図である。
【図3】ロールスクリーン本体と制御装置との接続を示
す図である。
【図4】制御装置の動作パターンを表すブロック図であ
る。
【図5】第2実施例を示す図である。
【符号の説明】 10 巻取パイプ 14 スクリーン 16 モータ 18 信号線 20 ウエイトバー 24 制御装置 46 プルコード 48 つまみ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置によって制御されるモータによ
    って回転駆動される巻取パイプに上端が連結されている
    とともにこれによって巻取り及び巻解き可能なスクリー
    ンを有する電動ロールスクリーンにおいて、 スクリーンにこれの上端から下端に渡って設けられると
    ともに上端が制御装置に接続される信号線と、スクリー
    ンの下端に取り付けられるとともに信号線の下端と接続
    される導電性のウエイトバーと、を有しており、制御装
    置はウエイトバーに人が触れたことを静電誘導によるノ
    イズの変化によって検出してスクリーンを昇降又は停止
    させる動作信号を出力するように構成されていることを
    特徴とする電動ロールスクリーン。
  2. 【請求項2】 ウエイトバーの下側には導電性のプルコ
    ード及びつまみが取り付けられている請求項1記載の電
    動ロールスクリーン。
  3. 【請求項3】 ヘッドボックスと、ラダーコードによっ
    て整列状態に支持される多数のスラットと、スラット列
    の下端に配置される導電性のボトムレールと、ボトムレ
    ールに一端が連結されるとともにスラット列を挿通して
    他端がヘッドボックス内に設けられる回転ドラムに巻取
    り及び巻解き可能に連結される昇降コードと、ヘッドボ
    ックス内に設けられて巻取ドラムを回転駆動するモータ
    と、モータの駆動を制御する制御装置と、を有する電動
    ブラインドにおいて、 制御装置はボトムレールと信号線によって電気的に接続
    されており、制御装置はボトムレールに人が触れたこと
    を静電誘導によるノイズの変化によって検出してスラッ
    トを昇降又は回転させる動作信号を出力するように構成
    されている電動ブラインド。
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WO2006132478A1 (en) * 2005-06-04 2006-12-14 Surnex Co. Ltd. Screen driver apparatus and control apparatus for motor applied thereof
AT14856U1 (de) * 2015-03-31 2016-07-15 Ifn-Holding Ag Fenster oder Tür

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