JP2583326Y2 - データ・バスの診断装置 - Google Patents

データ・バスの診断装置

Info

Publication number
JP2583326Y2
JP2583326Y2 JP1990027757U JP2775790U JP2583326Y2 JP 2583326 Y2 JP2583326 Y2 JP 2583326Y2 JP 1990027757 U JP1990027757 U JP 1990027757U JP 2775790 U JP2775790 U JP 2775790U JP 2583326 Y2 JP2583326 Y2 JP 2583326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
diagnostic
data bus
buffer
buffers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990027757U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03119243U (ja
Inventor
敏 馬場
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP1990027757U priority Critical patent/JP2583326Y2/ja
Publication of JPH03119243U publication Critical patent/JPH03119243U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583326Y2 publication Critical patent/JP2583326Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、2回のデータ照合でデータ・バスが診断
できるようにしたデータ・バスの診断装置に関する。
[従来技術] コンピュータ(とくにマイクロコンピュータ)はその
外部ディバイス(ROM,RAM,拡張用I/O等)との間でデー
タ・バスを介してデータの転送を行う。データ・バスに
故障(断線,短絡等)が発生すると、正しいデータの転
送ができず、コンピュータを含むシステムの誤動作を引
起す。このことは、コンピュータ内部のデータ・バスに
ついてもあてはまる。したがって、データ・バスの故障
診断を必要に応じて行なえることが好ましいが、従来は
データ・バスの診断装置はなかった。
[考案が解決しようとする課題] この考案は、コンピュータと外部ディバイスとを接続
し、データの転送を行うためのデータ・バス(コンピュ
ータ内部におけるデータ・バス部分を含む)の故障を簡
単に診断することのできる装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この考案によるデータ・バスの診断装置は、診断用デ
ータとして互いに同一ビットが供給される入力端子を有
する複数のバッファの該入力端子を共通接続してなるバ
ッファ群及び前記診断用データを極性反転した互いに同
一ビットの極性反転診断用データが供給される入力端子
を有する複数のバッファの該入力端子を共通接続してな
るバッファ群の2種類のバッファ群を備え、これら2種
類のバッファ群を合わせた出力端子の総数と同数のライ
ンからなるデータ・バスを診断対象とし、前記出力端子
を重複させることなく前記各ラインに1対1で対応接続
してなるデータ・バス診断用バッファ装置と、ビットの
1又は0のうちの一方を前記診断用データとして前記デ
ータ・バス診断用バッファ装置に供給し、前記2種類の
バッファ群に互いに逆の極性で書き込ませ、前記データ
・バスを介して読み取った診断用データを原診断用デー
タと照合し、かつまた前記ビットの1又は0のうちの他
方を診断用データとして前記データ・バス診断用バッフ
ァ装置に供給し、前記2種類のバッファ群に互いに逆の
極性で書き込ませ、前記データ・バスを介して読み取っ
た診断用データを原診断用データと照合し、これら2回
の照合により前記データ・バスの全てのラインを診断す
る診断手段とを具備することを特徴とするものである。
[作用] 本考案によれば、データ・バス診断用バッファ装置内
の2種類のバッファ群に診断用データとしてビットの1
と0を2回に分けて別々に書き込ませ、1回の書き込み
ごとに行う書き込みデータと読み取りデータとの照合結
果を総合することで、データ・バスの全てのラインを2
回のデータ照合で診断することができる。
[実施例] 第1図はデータ・バスの診断装置の構成を示すもので
ある。
マイクロコンピュータ10にデータ・バス30を介して、
ROM,RAM,拡張用I/O等の外部ディバイス11,12,…,1Nが接
続されている。この実施例ではデータ・バス30は8ビッ
ト構成であり、データ・バス30上を転送されるデータを
D0,D1,D2,…,D7で表わす。第1図では特に説明に必要で
ないアドレス・バス等は図示が省略されている。
このデータ・バス30にはデータ・バス診断用バッファ
装置20が接続されている。このバッファ装置20は8個の
3ステート・バッファ21〜28から構成され、その出力側
がデータ・バス30の各ラインに接続されている。これら
のバッファ21〜28の制御端子にはOR回路32の出力が接続
されている。OR回路32には、マイクロコンピュータ10か
らデータ・リード信号RDおよび診断開始信号P00が与え
られる。また、マイクロコンピュータ10から出力される
診断用データ書込信号P01がバッファ22,24,26,28に直接
に与えられるとともに診断用データ書込信号P01がNOT回
路31を介してバッファ21,23,25,27に与えられる。
すなわち、バッファ22,24,26,28は、診断用データと
して互いに同一ビットが供給される入力端子を共通接続
することで一方のバッファ群を構成しており、またバッ
ファ21,23,25,27は、診断用データを極性反転した互い
に同一ビットの極性反転診断用データが供給される入力
端子を共通接続することでもう一方のバッファ群を構成
しており、データ・バス診断用バッファ装置20はこれら
2種類のバッファ群から構成される。また、ここでは、
これら2種類のバッファ群を合わせた出力端子の総数と
同数のラインからなるデータ・バスを診断対象としてお
り、2種類のバッファ群のどの出力端子も互いに重複さ
せることなくデータ・バスの各ラインに1対1で対応接
続してある。
第2図は、診断手段を内蔵するマイクロコンピュータ
10によるデータ・バス30の故障診断処理手順の一例を示
している。
マイクロコンピュータ10は外部ディバイス11〜1Nをア
クセスしていないときにデータ・バスの診断処理を行な
う。まず、診断開始信号P00を0(Lレベル)にし(ス
テップ41)、診断用データ書き込み信号P01を0(Lレ
ベル)にする(ステップ42)。信号P01が0に設定され
ることにより、バッファ装置20のバッファ21,23,25,27
にはデータ1が、バッファ22,24,26,28にはデータ0が
それぞれ書込まれる。そして、データ・リード信号RDを
0(Lレベル)にすることにより、このタイミングで各
バッファ21〜28がアクティブとなるので、これらのバッ
ファ21〜28に一時記憶されたデータがデータ・バス30を
介してマイクロコンピュータ10に読込まれる(ステップ
43)。読込んだデータD7〜D0が01010101であればデータ
・バス30(マイクロコンピュータ10内のデータ・バスも
含む)は正常と判断される(ステップ44でYES)。たと
えば読込んだデータD7〜D0が01010100の場合には、デー
タ・バス30のうちのデータD0のラインが故障(断線また
は短絡)していると判断される(ステップ44でNO)。
ステップ44で正常と判断されると、続いて書込信号P
01を1(Hレベル)にする(ステップ45)。これによ
り、バッファ21,23,25,27にはデータ0が、バッファ22,
24,26,28にはデータ1がそれぞれ書込まれる。そして、
データ・リード信号号RDを0(Lレベル)にして、バッ
ファ21〜28に一時記憶されたデータをマイクロコンピュ
ータ10に読込む(ステップ46)。読込んだデータD7〜D0
が10101010であればデータ・バス30は正常と判断され
(ステップ47でYES)、診断開始信号P00を1(Hレベ
ル)にして診断処理を終える(ステップ48)。必要なら
ばステップ41に戻って、同様な診断処理を繰返してもよ
い。ところが、読込んだデータD7〜D0が10101011であっ
た場合には、データ・バス30のうちのデータD0のライン
が故障(いずれかのラインと短絡)していると判断され
る(ステップ47でNO)。ステップ44または47で異常と判
断された場合には、その旨の警報が出力される。
上記の例ではデータD0のラインの故障について説明し
たが、任意のラインの故障が検出できるのはいうまでも
ない。また、バッファ21〜28にはデータ・バスを通して
診断用データを書込むようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、診断用データ
として互いに同一ビットが供給される入力端子を有する
複数のバッファの該入力端子を共通接続してなるバッフ
ァ群及び前記診断用データを極性反転した互いに同一ビ
ットの極性反転診断用データが供給される入力端子を有
する複数のバッファの該入力端子を共通接続してなるバ
ッファ群の2種類のバッファ群を備え、これら2種類の
バッファ群を合わせた出力端子の総数と同数のラインか
らなるデータ・バスを診断対象とし、前記出力端子を重
複させることなく前記各ラインに1対1で対応接続して
なるデータ・バス診断用バッファ装置を設け、ビットの
1又は0のうちの一方を診断用データとしてデータ・バ
ス診断用バッファ装置に供給し、2種類のバッファ群に
互いに逆の極性で書き込ませ、データ・バスを介して読
み取った診断用データを原診断用データと照合し、かつ
またビットの1又は0のうちの他方を診断用データとし
てデータ・バス診断用バッファ装置に供給し、2種類の
バッファ群に互いに逆の極性で書き込ませ、データ・バ
スを介して読み取った診断用データを原診断用データと
照合し、これら2回の照合によりデータ・バスの全ての
ラインを診断するようにしたから、診断対象となるデー
タ・バスのビット数が何ビットであっても、換言すれば
データ・バスを構成するラインの数が何本であろうと
も、データ・バス診断用バッファ装置内の2種類のバッ
ファ群にビットの1と0を診断用データとして2回に分
けて別々に書き込ませ、1回の書き込みごとに行う書き
込みデータと読み取りデータの照合結果を総合すること
で、データ・バスの全てのラインを診断することがで
き、これにより診断データの書き込みと読み取りという
簡単な処理を2回行うだけで、データ・バスの断線や短
絡の有無を的確に診断することができ、診断手段を内蔵
させたコンピュータ或いはその外部ディバイスを含むシ
ステムにおけるデータ・バスの故障による誤動作を未然
に防止し、その信頼性を高めることができる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のデータ・バス診断装置の一構成例を
示すブロック図、第2図は、第1図に示したデータバス
診断装置によるデータ・バス診断処理手順を示すフロー
・チャートである。 10…マイクロコンピュータ 20…データ・バス診断用バッファ装置 21〜28…バッファ 30…データ・バス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】診断用データとして互いに同一ビットが供
    給される入力端子を有する複数のバッファの該入力端子
    を共通接続してなるバッファ群及び前記診断用データを
    極性反転した互いに同一ビットの極性反転診断用データ
    が供給される入力端子を有する複数のバッファの該入力
    端子を共通接続してなるバッファ群の2種類のバッファ
    群を備え、これら2種類のバッファ群を合わせた出力端
    子の総数と同数のラインからなるデータ・バスを診断対
    象とし、前記出力端子を重複させることなく前記各ライ
    ンに1対1で対応接続してなるデータ・バス診断用バッ
    ファ装置と、ビットの1又は0のうちの一方を前記診断
    用データとして前記データ・バス診断用バッファ装置に
    供給し、前記2種類のバッファ群に互いに逆の極性で書
    き込ませ、前記データ・バスを介して読み取った診断用
    データを原診断用データと照合し、かつまた前記ビット
    の1又は0のうちの他方を診断用データとして前記デー
    タ・バス診断用バッファ装置に供給し、前記2種類のバ
    ッファ群に互いに逆の極性で書き込ませ、前記データ・
    バスを介して読み取った診断用データを原診断用データ
    と照合し、これら2回の照合により前記データ・バスの
    全てのラインを診断する診断手段とを具備することを特
    徴とするデータ・バスの診断装置。
JP1990027757U 1990-03-20 1990-03-20 データ・バスの診断装置 Expired - Lifetime JP2583326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990027757U JP2583326Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 データ・バスの診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990027757U JP2583326Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 データ・バスの診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03119243U JPH03119243U (ja) 1991-12-09
JP2583326Y2 true JP2583326Y2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=31530597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990027757U Expired - Lifetime JP2583326Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 データ・バスの診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583326Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433944A (en) * 1978-08-05 1979-03-13 Kojima Press Kogyo Kk Securing tool

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03119243U (ja) 1991-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1990002999A1 (en) A bus data transmission verification system
JP3570388B2 (ja) メモリ診断装置及び診断方法
JP2583326Y2 (ja) データ・バスの診断装置
JP2950858B2 (ja) エラー識別方法
JPS589510B2 (ja) キオクソウチ
JPH04148258A (ja) バス線試験方法および該方法を実施する装置
JPH04157535A (ja) レジスタ検査方法
JP2704062B2 (ja) 情報処理装置
JP2645021B2 (ja) バス異常検査システム
JPS6110215Y2 (ja)
JP3071846B2 (ja) パリティーエラー検出方法及びパリティーエラー検出回路
JPH01209502A (ja) プログラマブルコントローラの増設バスチェック装置
JP2928320B2 (ja) メモリic試験回路
JPS63174141A (ja) 情報処理装置の試験診断方式
JPS6093508A (ja) プロセス信号の入出力方法
JPS5847055B2 (ja) 情報処理装置の故障診断方法
JPS6029978B2 (ja) チエツク装置
JPH01233642A (ja) メモリプリント板
JP2567986B2 (ja) データ処理システム
JPS61259353A (ja) デ−タ記憶装置
JPH04275654A (ja) 情報処理装置の記憶部診断方式
JPH01209555A (ja) バスチェック装置
JPS6132153A (ja) メモリ制御装置
JPH01102650A (ja) 診断方式
JPH04182758A (ja) メモリ診断方式