JP3071846B2 - パリティーエラー検出方法及びパリティーエラー検出回路 - Google Patents

パリティーエラー検出方法及びパリティーエラー検出回路

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JP3071846B2
JP3071846B2 JP3078284A JP7828491A JP3071846B2 JP 3071846 B2 JP3071846 B2 JP 3071846B2 JP 3078284 A JP3078284 A JP 3078284A JP 7828491 A JP7828491 A JP 7828491A JP 3071846 B2 JP3071846 B2 JP 3071846B2
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紳也 鈴木
忠典 遠藤
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のデータビットか
ら成るデータを複数の記憶装置(ICメモリ)に分割し
て記憶させるときのパリティーエラー検出方法及びパリ
ティーエラー検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、転送されたデータの全ビットによ
り生成したパリティーチェックを行なっていた。
【0003】図3は、従来のパリティーエラーを検出す
る構成を示すブロック図である。図3において、8ビッ
ト(D0〜D7)構成であるデータバス16には、制御
部11が接続されている。メモリ(A)14には、デー
タバス16の4ビット(D4〜D7)が接続され、一
方、メモリ(B)15には、メモリ(A)14が接続し
ていないデータバス16の残りの4ビット(D0〜D
3)が接続されている。パリティー生成/検査部12
は、データバス16の全ビット(D0〜D7)に接続さ
れており、パリティーの生成及び検査を行ない、その結
果を制御部11に通知している。また、パリティービッ
ト用メモリ13は、パリティー生成/検査部12に接続
されており、パリティー生成/検査部12が生成したパ
リティービットを記憶する。
【0004】以下、動作を説明する。
【0005】例えば、制御部11が図4(a)に示すよ
うに、メモリ(A)14,メモリ(B)15にデータ
「10000000」を書き込む(ライト時)と、パリ
ティー生成/検査部12では、パリティー(奇数パリテ
ィー)「0」を生成し、そのパリティーをパリティービ
ット用メモリ13に書き込む。その後、その書き込んだ
データ「10000000」を読み込む(リード時)
と、パリティー生成/検査部12では、パリティー
「0」を生成し、ライト時に生成したパリティーと比較
してパリティーが同じであれば(排他的論理和をとる)
パリティーエラーを「0」(パリティーエラー無し)と
して、制御部11に通知する。同様に、図4(b)に示
すように、ライト時のデータが「10000000」で
あり、リード時のデータが「11000000」であれ
ば、それぞれのパリティーが異なるためパリティーエラ
ーを「1」(パリティーエラー有)として、制御部11
に通知する。このように、パリティーエラーを検出する
場合、データの中の1ビットが反転したときは、即座に
パリティーエラーが検出できる。
【0006】 しかしながら、図4(c)に示すよう
に、ライト時のデータが「10000000」であると
き、何らかの障害によりメモリ(A)14の全ビット
反転し、リード時のデータが「01110000」とな
った場合、それぞれのパリティーは「0」と同じであ
り、データのエラーが検出できない。これは、図4
(d)に示すようなデータのときも同様である。したが
って、パリティー生成/検査部12では、このようなと
きに制御部11に対してエラー無しであることを通知し
てしまうため、システム全体として誤動作することが生
じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、例
えば、1つのメモリの全ビットが反転するように、複数
(偶数個)のビットが同時に反転してしまう場合には、
エラーを検出することができないという問題があった。
【0008】本発明の目的は、データビットを複数の群
に分割し、複数のメモリを用いてデータを記憶する場合
において、1つのメモリの全ビットが反転したときに、
パリティーエラーを検出可能にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のデータ
ビットを複数のデータビット群に分割し、上記複数のデ
ータビットによるパリティーチェックと、上記データビ
ット群毎から少なくとも1ビットずつ抽出したデータビ
ットによるパリティーチェックとに基づいてパリティー
チェックを行なうことを特徴とする。
【0010】
【作用】複数のデータビットを複数のデータビット群に
分割し、その複数のデータビット群毎から少なくとも1
ビットずつ抽出したビットによりパリティーチェックを
行なう。これによって、任意の群の全ビットが反転した
ことを検出することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明の構成を示すブロック図で
ある。
【0013】図1において、制御部1はマイクロプロセ
ッサ等の処理装置を示し、データビット数が8ビット
(D0〜D7)であるデータバス6に接続されている。
メモリ(A)4は、データバス6の中の4本のデータビ
ット(D4〜D7)を接続しており、一方、メモリ
(B)5は、メモリ(A)4が接続していないデータバ
ス6の中の残りの4本のデータビット(D0〜D3)を
接続している。パリティー生成/検査部2aは、データ
バス6の全データビット(D0〜D7)を引き込んでお
り、パリティーの生成(奇数パリティー)及び検査を行
ない、また、反転検出用パリティー生成/検査部2b
は、データバス6の中のメモリ(A)4に接続されてい
るデータビット群(D4〜D7)の中の1本のデータビ
ット(D7)と、メモリ(B)5に接続されているデー
タビット群(D0〜D3)の中の1本のデータビット
(D3)とを引き込んでおり、その引き込んでいるデー
タビット(D3,D7)についてパリティーの生成(奇
数パリティー)及び検査を行なうものである。パリティ
ービット用メモリ3aは、パリティー生成/検査部2a
が生成したパリティーを記憶するものであり、また、パ
リティービット用メモリ3bは、反転検出用パリティー
生成/検査部2bが生成したパリティーを記憶するため
のものである。さらに、パリティー生成/検査部2aが
検査した結果の出力と、反転検出用パリティー生成/検
査部2bが検査した結果の出力とは、論理演算子7によ
って論理和がとられ制御部1に通知される。
【0014】次に、図1及び図2に基づいて本発明の動
作を説明する。
【0015】制御部1がメモリ(A)4及びメモリ
(B)5にデータを書き込む(ライト時)際、パリティ
ー生成/検査部2aは、全データビット(D0〜D7)
によりパリティービットを生成し(D0〜D7パリティ
ー)、パリティービット用メモリ3aに記憶させる。
【0016】また、それと同時に、反転検出用パリティ
ー生成/検査部2bは、メモリ(A)4が引き込んでい
るデータビット群(D4〜D7)の中の1本のデータビ
ット(D7)と、メモリ(B)5が引き込んでいるデー
タビット群(D0〜D3)の中の1本のデータビット
(D3)とによりデータビットを生成し(D7,D3パ
リティー)、パリティービット用メモリ(B)に記憶さ
せる。
【0017】次いで、制御部1がメモリ(A)4及びメ
モリ(B)5からデータを読み込む(リード時)際、パ
リティー生成/検査部2a及び反転検出用パリティー生
成/検査部2bは、読み込んだデータからデータを書き
込んだときと同様にデータビットを生成し、データを書
き込んだときに記憶させたパリティービットと比較し
(排他的論理和をとる)、異なっている場合は異常あり
とみなして「1」を出力し、同じである場合は正常とみ
なして「0」を出力する。そして、パリティー生成/検
査部2aと反転検出用パリティー生成/検査部2bとか
らの出力は、論理演算子7によって論理和がとられ制御
部1に通知される。
【0018】例えば、図2(a)に示すように、制御部
1がメモリ(A)4、メモリ(B)5に対して、データ
「10000000」を書き込み(ライト時)、それを
読みだしたときのデータが「10000000」(リー
ド時)であれば、パリティー生成/検査部2aから出力
されるパリティーエラー(パリティーエラー1)は
「0」となり、また、反転検出用パリティー生成/検査
部2bから出力されるパリティーエラー(パリティーエ
ラー2)は「0」となるため、論理演算子7からの出力
は「0」となって、制御部1に対してパリティーエラー
無しであることが通知できる。
【0019】 また、図2(b)に示すように、書き込
みのときのデータが「10000000」であるとき、
何らかの障害によって、メモリ(A)4の全ビットが反
転し、読み出しのときのデータが「01110000」
となると、パリティー生成/検査部2aの出力(パリテ
ィーエラー1)は「0」であるが、反転検出用パリテイ
ー生成/検査部2bの出力(パリティーエラー2)は
「1」となるため、論理演算子7から出力されるパリテ
ィーエラー検出結果(パリティーエラー)は「1」とな
り、制御部1に対して何らかの異常があったことが通知
できる。
【0020】さらに、図2(d)に示すように、書き込
みのときのデータ「10000000」に対して、読み
出しのデータが「10000001」のように、1ビッ
トのみデータが反転した場合、反転検出用パリティー生
成/検査部2bの出力(パリティーエラー2)は「0」
であるが、パリティー生成/検査部2aの出力(パリテ
ィーエラー1)は「1」となるため、制御部1に対して
パリティーエラー有(パリティーエラー「1」)である
ことを通知することができる。以上説明したように、デ
ータビットを複数の群に分割し、複数のメモリを用いて
データを記憶する場合において、1つのメモリの全ビッ
トが反転したときに、パリティーエラーを検出すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、複数のデータビットが
反転した場合、特に、データビットを複数の群に分割し
て複数のメモリを用いてデータ記憶する場合において、
その群毎から少なくとも1ビットずつ抽出して得られた
パリティーにより、その複数の群の1つの群の全ビット
が反転したときでもエラーを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】従来の技術を示すブロック図である。
【図4】従来の技術を説明する図である。
【符号の説明】
1…制御部、2a…パリティー生成/検査部、2b…反
転検出用パリティー生成/検査部、3a…パリティービ
ット用メモリ(A)、3b…パリティービット用メモリ
(B)、4…メモリ(A)、5…メモリ(B)、6…デ
ータバス、7…論理演算子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/10 G06F 12/16 H03M 13/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータビットからなるデータを
    数のデータビット群に分割し、前記データを書き込むときに当該データの全データビッ
    トによって生成されたパリティーと、当該データを読み
    出すときに当該データの全データビットによって生成さ
    れるパリティーとを比較して第1のパリティーチェック
    を行なうと共に、 前記データを書き込むときに前記データビット群のそれ
    ぞれから少なくとも1ビットずつ抽出したデータビット
    によって生成されたパリティーと、当該データを読み出
    すときに当該1ビットずつ抽出したデータビットによっ
    て生成されるパリティーとを比較して第2のパリティー
    チェックを行ない、 これら第1のパリティーチェックと第2のパリティーチ
    ェックとによってパリティーエラーを検出する ことを特
    徴とするパリティーエラー検出方法。
  2. 【請求項2】 複数のデータビットからなるデータを転
    送する転送手段と、当該データを分割してなる複数のデータビット群のそれ
    ぞれ を記憶する複数の記憶手段と、前記複数の記憶手段に前記データを書き込むときに当該
    データの全データビットによって生成されたパリティー
    と、当該複数の記憶手段から当該データを読み出すとき
    に当該データの全データビットによって生成されるパリ
    ティーとを比較して パリティーチェックを行なう第1の
    パリティーチェック手段と、前記複数の記憶手段に前記データを書き込むときに当該
    複数の記憶手段毎に少なくとも1ビットずつ抽出したデ
    ータビットによって生成されたパリティーと、 当該複数の記憶手段から当該データを読み出すときに当
    該1ビットずつ抽出したデータビットによって生成され
    るパリティーとを比較して パリティーチェックを行なう
    第2のパリティーチェック手段と、前記 第1のパリティーチェック手段からの検査出力と、
    前記第2のパリティーチェック手段からの検査出力と
    論理和する手段と、 を備えたことを特徴とするパリティーエラー検出回路。
JP3078284A 1991-03-19 1991-03-19 パリティーエラー検出方法及びパリティーエラー検出回路 Expired - Lifetime JP3071846B2 (ja)

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