JP2582546B2 - 並列処理計算機および並列処理方法 - Google Patents

並列処理計算機および並列処理方法

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JP2582546B2 JP60236735A JP23673585A JP2582546B2 JP 2582546 B2 JP2582546 B2 JP 2582546B2 JP 60236735 A JP60236735 A JP 60236735A JP 23673585 A JP23673585 A JP 23673585A JP 2582546 B2 JP2582546 B2 JP 2582546B2
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将容 曽和
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばデータフローコンピュータ等の並列処
理計算機に関し、特に並列処理計算機におけるプログラ
ムの処理装置への割あて方式に関する。
〔従来の技術〕
現在考えられている並列処理計算機は、1つのプログ
ラムをある論理の単位で分割し、これを複数の同機能を
持つ処理装置で並列に処理するものである。
このためどの処理装置にどの分割されたプログラムが
実行されるかは不定であり又、どの処理装置でも分割さ
れたプログラムを実行する事が出来、並列処理の大きな
特徴になっている。
しかし、このことは、全部の処理装置が計算機として
必要なすべての機能を持たなければならない事を意味
し、例えば外部とのデータの入出力に係わる部分なども
含まれる。
このため、全ての処理装置の規模が大きくなるという
欠点を持つ。
又、ある処理のプログラムを高速に実行できる処理装
置を並列処理計算機に付け加えたいとしても、他の必要
な処理全てが実行できなければ、不可能であるという欠
点も持つ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、従来同一種類の処理装置しか用いる
事の出来なかった並列処理計算機において、複数の異種
処理装置を並列に動作させられる並列処理計算機を提案
することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記課題を達成するために、本発明は異種処理装置の
それぞれに、ID番号を設定し、ID番号をその処理装置
(ファンクショナルユニット)に対して制御を行うため
の完全トークンパケットに組込み、各処理装置に完全ト
ークンパケットを与えるトークンメモリは、このID番号
の示す種類の処理装置のみに完全トークンパケットを与
えるように動作し、複数の異種処理装置が並列に動作す
るように構成した並列処理計算機である。
〔実施例〕
以下添付図面を参照しながら、本発明を並列処理計算
機の一例であるデータフローコンピュータに適用した場
合を実施例として更に詳細に説明する。
(データフローコンピュータ) 第5図に本発明を適用したデータフローコンピュータ
の構造を示す。データフローコンピュータとは非ノイマ
ン型コンピュータの一種で、処理の対象となるデータが
そろった命令から実行を開始するもので、処理の順序が
ノイマン型のコンピュータのようにプログラムカウンタ
に依存するというものではなく、データの流れ(フロ
ー)に基づいている所に名前の由来がある。
第5図中TM51は、トークンメモリと呼ばれるメモリ
で、トークンと呼ばれるデータを格納する。FU1,FU2,FU
nはファンクショナルユニットと呼ばれるデータ処理装
置で、TM51により与えられる完全トークンパケットを入
力し、トークンパケット中のデータを処理し結果トーク
ンパケットを出力するものである。
〔完全トークンパケット〕=<ノード名><データA>
<データB> …… は完全トークンパケット(以下CTP)の形(上記の
例)を示したものである。CTPは、データA,データB及
びこれらデータの処理方法をしめしたノード名から成
る。
〔結果トークンパケットA〕=<ノード名><データA
><空き> …… 〔結果トークンパケットB〕=<ノード名><空き><
データB> …… とは結果トークンパケットA,B(以下RTPA又はRTP
B)の形の例を示したものである。RTPAは、ノード名,
データAから成り、CTPのデータBに相当する部分が欠
落した形になっている。又、RTPBは、逆にCTPのデータ
Aが欠落した形になっている。
今、第6図(a)に示すようにTM70aに結果トークン7
1a,72aが入っていて、FU1,2から結果トークン73a,74aが
出力されようとする所を例にとって動作を説明する。
FU1,75aから出力されようとしている結果トークン73a
は、<PLUS>のノード名を持っていて、これはTM70aの
第1段に入っている結果トークン71aのノード名と等し
いため、この段に入れられる。
又、FU2から出力されようとしている結果トークン74a
は、<MUL>というノード名を持っていてTM70aの2段目
に入っている結果トークン72aとノード名が等しいた
め、この段に入れられる。
すると第6図(b)のようにTM70bの第1段と第2段
には、完全トークンパケットa71bと完全トークンパケッ
トb72bが構成される。
このときTM70bはFU1(73b)にCTPa71bを、FU2(74b)
にCTPb(72b)を割あてる。(逆でもよい) ここでCTPaの中のノード名<PLUS>は、「データAと
データBのたし算を行い<MINS>というノードに演算結
果をデータAとして出力するためのノード」ということ
を意味しているとすると、FU1は、データAとデータB
のたし算を実行し第6図(c)のように<MINS><+11
><空>という結果トークン71cをTM70cに対して書き込
む。(この際書き込まれる段は、空きであれば、どこで
も良い) 同様に第6図(b)においてCTPb(72b)中のノード
名<MUL>は「データAとBのかけ算を行い<MINS>と
いうノードに演算結果をデータBとして出力するための
ノード」という事を意味しているとすると、FU2は、同
様に第6図(c)に示すように<MINS><空><+10>
という結果トークン72cをTM70cに対して出力する。
ここでFU1(74c)の出力した結果トークン71cとFU2
(75c)の出力した結果トークン72cは同じノード名を持
つため、同じ段に入れられ、完全トークンパケット73c
となり、再びいずれかのFUを実行させる。
ここで、トークンメモリの詳細については本特許出願
の発明者等が既に詳細に明らかにしているので省略す
る。(参考文献,曽和他,“a data flow computer arc
hitecture with program and token memories" IEEE Tr
ansactions on computers, Vol. C31 No9 September 19
82) 〔本発明の実施例〕 第1図は、本発明の一実施例によるブロック図であ
り、トークンメモリに入れられるトークンパケットの一
例として、例えば、<ノード名><ID番号><データA
><データB>として入力される。
基本的な動作は、前にのべたデータフローコンピュー
タと全く同じであるが、FU−Aの種類の処理装置12,13
は演算専用であり、FU−Bの種類の処理装置14,15は入
出力専用のものである。
これは<ID番号>というトークンパケット内の番号を用
いて第1図のID番号判別回路11が認識する。第2図以降
順を追って本発明の動作を説明する。
今、第2図のようにトークンメモリ20中に結果トーク
ンが入っていて、この時FU−A21が<PLUS><A><空
><−5>という結果トークン22を出力したとする。
すると第3図のようにトークンメモリ30内に完全トー
クンパケット31が出来上がる。ここでパケット内の(ID
番号)はAであるため、第1図のID番号判別回路11によ
って、FU−A,(32)FU−A′(33)のいずれかに割あて
られるが、FU−A′(33)は実行中であるため、FU−A
(32)に割あてられる。
第4図は、FU−A(41),とFU−A′(42)が結果ト
ークンを出力しようとしている時である。FU−A(41)
は、先のノードを実行した結果のトークンである<OUT1
><B><−3><空>(45)をTM40に出力しようとし
ていて、FU−A′(42)は以前のノードをやっと実行し
終了し、<OUT2><B><空><−2>(46)を出力し
ようとしている。
いずれの結果トークンもすでにTM40に書かれている結
果トークンと同じ<ノード名><ID番号>を持つもので
あるため、これらは完全トークンパケットになる。
ここで完全トークンパケットが2つ出来たわけだが、
トークンメモリ40は両方共にトークンパケット中の<ID
番号>が<B>であるためID番号判別回路11により、FU
−B,FU−B′にしか与えられない。
こうしてFU−B,FU−B′は<OUT1>又は<OUT2>のノ
ード名を持つ完全トークンパケットを受け取り、<OUT1
>のノード名に従った出力命令1,<OUT2>のノード名に
従った出力命令2を並列に実行する。
〔発明の効果〕
本発明では、トークンパケット中に<ID番号>という
処理装置識別番号を持たせ、トークンメモリ中にID番号
判別回路を設けたため、特殊な用途のFU(処理装置)で
も従来と同様に並列処理できる。
このため、従来のように全てのFUに計算機として必要
な全機能を入れる必要がなく、入出力専用のFU、演算用
のFUというように機能分離できるため、ハードウェアの
規模を小さくすることができる。
さらに、例えばアレイプロセッサのような高速単機能
なFUも、同様の方法でID番号を割あてることによって実
行可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のブロック図、 第2図〜第4図は本発明の動作の説明図、 第5図および第6図(a),(b),(c)は、データ
フローコンピュータの一実施例である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異種処理装置と、 該異種処理装置のそれぞれの種類に対して設定したID番
    号を含むトークンパケットを記憶するとともに、該ID番
    号を識別するID番号判別手段を有するトークンメモリ
    と、 を具備し、前記トークンメモリは前記ID番号が示す種類
    の異種処理装置のみに完全トークンパケットを与えるよ
    うに動作し、複数の異種処理装置が並列に動作可能にな
    したことを特徴とする並列処理計算機。
  2. 【請求項2】複数の異種処理装置を並列に動作させられ
    る並列処理計算機において、 前記異種処理装置のそれぞれの種類毎に処理装置識別番
    号を設定し、該処理装置識別番号をトークンパケットに
    組み込み、 該トークンパケットの前記処理装置識別番号を判別し、
    該処理装置識別番号が示す種類の処理装置にのみ完全ト
    ークンパケットを与える 手順を有し、前記複数の異種処理装置が並列に動作する
    ようになしたことを特徴とする並列処理方法。
JP60236735A 1985-10-23 1985-10-23 並列処理計算機および並列処理方法 Expired - Lifetime JP2582546B2 (ja)

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