JP2582329B2 - 油揚げの包装法 - Google Patents
油揚げの包装法Info
- Publication number
- JP2582329B2 JP2582329B2 JP4347256A JP34725692A JP2582329B2 JP 2582329 B2 JP2582329 B2 JP 2582329B2 JP 4347256 A JP4347256 A JP 4347256A JP 34725692 A JP34725692 A JP 34725692A JP 2582329 B2 JP2582329 B2 JP 2582329B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fried food
- bag
- water
- packaging
- air
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、健康食品にふさわしい
油揚げの包装法に係るものである。
油揚げの包装法に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら油揚げは水を嫌う食品として取り扱われているため単
に一枚若しくは複数枚重ねてその大きさに適応する側厚
を保有する容袋に詰入して市販している。購入した人は
料理する際殆ど湯通しをして過剰な油を抜いて調理して
いる。
ら油揚げは水を嫌う食品として取り扱われているため単
に一枚若しくは複数枚重ねてその大きさに適応する側厚
を保有する容袋に詰入して市販している。購入した人は
料理する際殆ど湯通しをして過剰な油を抜いて調理して
いる。
【0003】本発明は、油揚げは水を嫌う食品であると
いう常識を打ち破り、而かも油揚げを薄く変形させて偏
平状の容袋を使用して水中保存する新しい包装法を採用
し、健康食品としての油揚げの利点を一層効果的にした
油揚げの包装法を提供するものである。
いう常識を打ち破り、而かも油揚げを薄く変形させて偏
平状の容袋を使用して水中保存する新しい包装法を採用
し、健康食品としての油揚げの利点を一層効果的にした
油揚げの包装法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0005】気密性を有する合成樹脂製の偏平状の容袋
2に常法により製造した油揚げ1と水を収納し、容袋2
内の空気を抜くことにより油揚げ内の内蔵空気も抜いて
外圧により容袋2と共に油揚げ1を製造時よりも薄い偏
平状態に変形せしめ、密封後加熱殺菌処理を行うことを
特徴とする油揚げの包装法に係るものである。
2に常法により製造した油揚げ1と水を収納し、容袋2
内の空気を抜くことにより油揚げ内の内蔵空気も抜いて
外圧により容袋2と共に油揚げ1を製造時よりも薄い偏
平状態に変形せしめ、密封後加熱殺菌処理を行うことを
特徴とする油揚げの包装法に係るものである。
【0006】
【作用】油揚げを水と一緒に容袋内に収納し、容袋内の
空気を抜くことにより油揚げ内の内蔵空気も抜いて外圧
により容袋と共に、油揚げを製造時よりも薄い偏平状態
に変形せしめるから複数枚封入しても嵩張らず、かつ水
中保管であるから油の酸化も遅くなる。
空気を抜くことにより油揚げ内の内蔵空気も抜いて外圧
により容袋と共に、油揚げを製造時よりも薄い偏平状態
に変形せしめるから複数枚封入しても嵩張らず、かつ水
中保管であるから油の酸化も遅くなる。
【0007】また、加熱殺菌するから長期保存が可能と
なる。
なる。
【0008】
【実施例】本発明の好適な実施例を工程順に説明すると
次の通りである。
次の通りである。
【0009】第1工程は、油揚げ1を二枚を詰入する場
合、多用されている気密性を有するポリプロピレン製の
表裏が重合している偏平方形状の容袋2中に常法により
製造した油揚げ1を二枚重ねて詰入し、180cc程度
の水を注入する。
合、多用されている気密性を有するポリプロピレン製の
表裏が重合している偏平方形状の容袋2中に常法により
製造した油揚げ1を二枚重ねて詰入し、180cc程度
の水を注入する。
【0010】第2工程は、方形の容袋2内の空気を抜い
て油揚げ1内の空気も排除すると油揚げ1は外圧により
薄い偏平状態に変形する。容袋2も油揚げ1に伴って偏
平化し、この状態で開口部を常法のヒートセットにより
密封シールする。
て油揚げ1内の空気も排除すると油揚げ1は外圧により
薄い偏平状態に変形する。容袋2も油揚げ1に伴って偏
平化し、この状態で開口部を常法のヒートセットにより
密封シールする。
【0011】第3工程は、85℃程度で50分位加熱殺
菌処理する。
菌処理する。
【0012】図1は、斜視図であって、上方が少し上が
っている関係で方形の容袋2中の水が下方に下がり、上
方に水のない状態を図示しているが、平らに置けば水も
油揚げ1の全面を隠蔽する状態に拡がる。
っている関係で方形の容袋2中の水が下方に下がり、上
方に水のない状態を図示しているが、平らに置けば水も
油揚げ1の全面を隠蔽する状態に拡がる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、従来の包装法に比して次の特
長を発揮する。
長を発揮する。
【0014】1.容袋を開封して油揚げを取り出して調
理する際、従来行っていた湯通しにより油抜きすること
が不要となる。
理する際、従来行っていた湯通しにより油抜きすること
が不要となる。
【0015】この油抜きは容袋内に注入する水量の多寡
にも影響するから容袋内の水量を加減して健康食品にふ
さわしい油の量に油抜きすることもできる。
にも影響するから容袋内の水量を加減して健康食品にふ
さわしい油の量に油抜きすることもできる。
【0016】2.容袋中の空気を抜いて密封するから油
揚げ内の空気も抜かれ、油揚げが偏平状態に薄く変形
し、嵩張らない包装スタイルとなる。
揚げ内の空気も抜かれ、油揚げが偏平状態に薄く変形
し、嵩張らない包装スタイルとなる。
【0017】例えば、二枚重ねて包装しても従来の一枚
分位の嵩にしかならない。
分位の嵩にしかならない。
【0018】3.水中に浸み出した過剰な油は容袋内の
空気を抜いて密封しているから油の酸化現象が抑制さ
れ、油の変色により汚れた感じになることが少なく、体
裁も悪くならない。
空気を抜いて密封しているから油の酸化現象が抑制さ
れ、油の変色により汚れた感じになることが少なく、体
裁も悪くならない。
【0019】4.水中の保存のため、柔らかい油揚げと
なる。
なる。
【0020】以上のように従来の包装法では到底考えら
れなかった利点が起生し、これらの効果が総合され、秀
れた新しい油揚げの包装法となる。
れなかった利点が起生し、これらの効果が総合され、秀
れた新しい油揚げの包装法となる。
【図1】本発明の包装状態の斜視図である。
【図2】従来の包装状態の斜視図である。
1 油揚げ 2 容袋
Claims (1)
- 【請求項1】 気密性を有する合成樹脂製の偏平状の容
袋に常法により製造した油揚げと水を収納し、容袋内の
空気を抜くことにより油揚げ内の内蔵空気も抜いて外圧
により容袋と共に油揚げを製造時よりも薄い偏平状態に
変形せしめ、密封後加熱殺菌処理を行うことを特徴とす
る油揚げの包装法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4347256A JP2582329B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 油揚げの包装法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4347256A JP2582329B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 油揚げの包装法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189705A JPH06189705A (ja) | 1994-07-12 |
JP2582329B2 true JP2582329B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=18388986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4347256A Expired - Fee Related JP2582329B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 油揚げの包装法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582329B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5615662B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2014-10-29 | 株式会社小菱屋 | 揚げ豆腐製品の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62138160A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-20 | Ishikawa Shokuhin:Kk | 厚揚どうふの包装法 |
JPH02265452A (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-30 | Nippon Opereetaa Kk | 包装厚揚げ |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4347256A patent/JP2582329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06189705A (ja) | 1994-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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