JP2581660Y2 - スイッチの押ボタン構造 - Google Patents

スイッチの押ボタン構造

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JP2581660Y2
JP2581660Y2 JP1990102474U JP10247490U JP2581660Y2 JP 2581660 Y2 JP2581660 Y2 JP 2581660Y2 JP 1990102474 U JP1990102474 U JP 1990102474U JP 10247490 U JP10247490 U JP 10247490U JP 2581660 Y2 JP2581660 Y2 JP 2581660Y2
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JP
Japan
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push button
spring
cover
switch
separate
Prior art date
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Application number
JP1990102474U
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JPH0459027U (ja
Inventor
茂 松本
慎市 村上
俊 片柳
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ストロークの小さい押ボタンスイッチ(例
えばライトタッチスイッチ)を、別個の押ボタンを介し
て動作させるスイッチの押ボタン構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、電気機器例えばインターホン等において使用
される押ボタンスイッチは、押動負荷寿命の優れたもの
が要求される場合、ライトタッチスイッチが採用されて
いる。このライトタッチスイッチは、押ボタンストロー
クが0.25mmと非常に少ない。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記ライトタッチスイッチは、インターホ
ン等において、デザイン的、機能的に若干の押ボタンス
トロークを必要とする場合、使用できないという問題が
ある。
本考案は、上述のような実状に着目して案出されたも
ので、その目的とするところは、所望のストロークが容
易に得られる構造簡単なスイッチの押ボタン構造を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的
手段を講じた。
すなわち、本考案は、カバー内の基板上にスイッチの
押ボタンを複数配設し、この押ボタンに対応してカバー
に設けた嵌装孔に前記別個の押ボタンを嵌装し、この別
個の押ボタンを介してスイッチの押ボタンを押動操作す
るスイッチであって、前記カバーの裏面に形成した複数
の係止片に、棒状のばねを係止して固定するとともに、
1の別個の押ボタンの裏面に前記ばねの一端を当接し、
他の別個の押ボタンの裏面に、前記ばねの他端を当接し
て、2個の別個の押ボタンをカバー裏面に当接保持する
よう構成し、押動操作した指先を離すと、別個の押ボタ
ンがばねの弾発力でカバー側へ自動復帰するようにした
点に特徴がある。
(作用) 本考案によれば、指先が直接触れる別個の押ボタンの
ストロークは、任意に設計でき、電気機器のデザイン、
機能等の面から要求されるストロークを満足させること
ができ、ライトタッチスイッチ等の優れた機能を十分生
かすことができる。
また、別個の押ボタンを押動操作後、指先を押ボタン
から離すと、押ボタンはばねの復元力によって確実に元
の位置に復帰する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第3図及び第4図は、本考案が採用されたコントロー
ラ1を示し、ボディ2とカバー3と、該ボディ2内にラ
イトタッチスイッチ4及びその他の電気機器(図示省
略)が収納されており、カバー3の前面に別個の押ボタ
ン5が出退自在に設けられている。
前記ライトタッチスイッチ4は、第1図に示すよう
に、ボディ2内に取付けられたプリント板6に取付けら
れ、夫々その押ボタン7の前面側カバー3に、前記別個
の押ボタン5が嵌装される押ボタン嵌装孔8が開設され
ている。該押ボタン嵌装孔8は長方形を呈し、その内側
には孔の長手方向両端に押ボタン摺動ガイド9が突設さ
れている。
10は押ボタン保持用ばねで、第10図に示すように、ば
ね性を有する金属線材(例えばデルタワイヤー)を、略
コ字状に屈曲し、その両端を対向内方に直角に折曲して
押ボタン係合部10aとし、該係合部10aの反対側辺中央
を、該係合部10a側に弯曲状に突出させてカバー3への
係止部10bとされている。
そして、前記カバー3の裏面3aには、前記ばね10の係
止部10bが該裏面3aと平行な方向から嵌入係止される係
止部係合片11と、位置決め突起12,13と中間係止片14が
設けられ、ばね10が脱落しないように、そして、押ボタ
ン5に十分な復帰力を付与するばね性が確保できるよう
になっている。
前記係止部係合片11は、第7図及び第8図に示してい
るように、カバー裏面3aから隆起状に形成され、ばね10
の係止部10bが貫通状に嵌入される貫通孔11aが形成され
ている。なお、15は係合片11を形成するための型抜き孔
である。
また、前記中間係止片14は、第5図及び第6図に示し
ているように、L字状に形成され、夫々対向外側からば
ね10が嵌入され、該ばね10の外側方への逃げは第9図に
示す位置決め突起13により規制される。なお、16は中間
係止片14を形成するための型抜き孔である。
前記押ボタン5は、長手方向両端に係止段部17を備
え、該段部17がカバー3の押ボタン嵌装孔8の内側裏面
に前記ばね10の弾発力により常時当接されており、押ボ
タン5の裏面5a中央には、ばね10の係合切欠部18が夫々
設けられ、該係合切欠部18にばね10の係合部10aが嵌入
されている。
上記実施例において、ライトタッチスイッチ4を動作
させる場合は、押ボタン5を指先で所定のストロークだ
けばね10の弾発力に抗して押し込むと、押ボタン5の裏
面5aがライトタッチスイッチ4の押ボタン7に当接し
て、若干のストロークを移動し、ライトタッチスイッチ
4が動作する。このとき、押ボタン5のストロークは大
きいが、押ボタン7のストロークは極くわずかである。
そこで、押ボタン5から指を外すと、押ボタン5はばね
の弾発力によって復帰し、ばね10の係止段差部17がカバ
ー裏面3aに当接してその状態に保持される。
本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、例
えばばね10の形状を変更し、又板ばねを使用することが
でき、ばね10の係合片11,14等は前記構成にこだわるこ
となく、種々のものに変更することができ、コントロー
ラ以外の例えばドアホン等のスイッチとしても採用する
ことができる。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、カバー内の基板上にスイッ
チの押ボタンを複数配設し、この押ボタンに対応してカ
バーに設けた嵌装孔に前記別個の押ボタンを嵌装し、こ
の別個の押ボタンを介してスイッチの押ボタンを押動操
作するスイッチであって、前記カバーの裏面に形成した
複数の係止片に、棒状のばねを係止して固定するととも
に、1の別個の押ボタンの裏面に前記ばねの一端を当接
し、他の別個の押ボタンの裏面に、前記ばねの他端を当
接して、2個の別個の押ボタンをカバー裏面に当接保持
するよう構成し、押動操作した指先を離すと、別個の押
ボタンがばねの弾発力でカバー側へ自動復帰するように
したので、指先を押ボタンから離すと押ボタンがばねの
付勢力によって、容易に復帰し、押ボタンのストローク
をライトタッチスイッチの押ボタンのストロークよりも
非常に大きくすることが可能であり、デザイン,機能等
を十二分に発揮させることができる。また棒状のばねを
カバーの裏面の係止片に係止するので、取り付けが容易
であり、組立性を向上することができる。更に、1個の
ばねで2個の別個の押ボタンを付勢し当接保持するので
部材を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は要部(第
3図A−A線断面担当)の断面図、第2図は第1図のB
−B線矢視図、第3図はコントローラの正面図、第4図
は第3図の右側面図、第5図は第1図のC−C線断面拡
大図、第6図は同D−D線断面拡大図、第7図は同E−
E線断面拡大図、第8図は同F−F線断面拡大図、第9
図は同G−G線断面拡大図、第10図はばねの平面図であ
る。 4…ライトタッチスイッチ、5…別個の押ボタン、7…
押ボタン、10…ばね。
フロントページの続き (72)考案者 片柳 俊 大阪府大阪市淀川区新高3丁目6番1号 明治ナショナル工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−41937(JP,U) 実開 昭62−152321(JP,U) 実開 昭62−64928(JP,U) 実開 昭58−101433(JP,U) 実開 昭61−44718(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/00 - 13/76

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバー内の基板上にスイッチの押ボタンを
    複数配設し、この押ボタンに対応してカバーに設けた嵌
    装孔に前記別個の押ボタンを嵌装し、この別個の押ボタ
    ンを介してスイッチの押ボタンを押動操作するスイッチ
    であって、 前記カバーの裏面に形成した複数の係止片に、棒状のば
    ねを係止して固定するとともに、 1の別個の押ボタンの裏面に前記ばねの一端を当接し、
    他の別個の押ボタンの裏面に、前記ばねの他端を当接し
    て、2個の別個の押ボタンをカバー裏面に当接保持する
    よう構成し、 押動操作した指先を離すと、別個の押ボタンがばねの弾
    発力でカバー側へ自動復帰するようにしたことを特徴と
    するスイッチの押ボタン構造。
JP1990102474U 1990-09-28 1990-09-28 スイッチの押ボタン構造 Expired - Lifetime JP2581660Y2 (ja)

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JP1990102474U JP2581660Y2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 スイッチの押ボタン構造

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JPH0459027U JPH0459027U (ja) 1992-05-20
JP2581660Y2 true JP2581660Y2 (ja) 1998-09-24

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ID=31846758

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58101433U (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 微動スイツチ用押しボタン装置
JPS5941937U (ja) * 1982-09-13 1984-03-17 パイオニア株式会社 プツシユノブ装置
JPS6264928U (ja) * 1985-10-09 1987-04-22
JPS62152321U (ja) * 1986-02-18 1987-09-26

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JPH0459027U (ja) 1992-05-20

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