JP2581404B2 - Icハンドリング装置 - Google Patents

Icハンドリング装置

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JP2581404B2
JP2581404B2 JP5219368A JP21936893A JP2581404B2 JP 2581404 B2 JP2581404 B2 JP 2581404B2 JP 5219368 A JP5219368 A JP 5219368A JP 21936893 A JP21936893 A JP 21936893A JP 2581404 B2 JP2581404 B2 JP 2581404B2
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誠一 加瀬
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICの選別工程でIC
の電気的特性測定を自動的に行うICテストシステムの
ICハンドリング装置(以下ハンドラという)に関し、
特に被測定ICに正確な高温或いは低温を印加するIC
ハンドラに関する。
【0002】
【従来の技術】被測定ICに対して高精度の温度印加を
する必要があるICハンドラに於いては、定期的にその
測定部の温度測定を行う必要が有る。従来、所定のパッ
ケージに熱電対などの温度センサを埋込み、これを被測
定ハンドラの各測定部に装着して、温度センサに接続さ
れた配線を通じ外部の温度計等で測定するという方法を
採っていた(これを第1の方法という)。
【0003】また、測温素子を被測定ICと同形状にパ
ッケージングした温度センサパッケージを利用し、定期
的にハンドラ内に温度センサパッケージを供給すること
により、ICテスタを利用しハンドラ測定部の温度を換
算測定するという第2の方法を採っていた。
【0004】これら従来の方法では、ハンドラの構造が
通常のままのため、温度測定には繁雑な作業を必要とし
ていた。以下、それぞれの場合の作業内容を説明する。
【0005】第1の方法の高温時の温度測定について説
明する。まず、通常の被測定ICの測定を、その時点で
測定部にセットされている全ての被測定ICが通常測定
を終了し、収納部に排出されるようにする。これは、通
常のハンドラの場合、停止釦を押すことにより行われ
る。次に測定部の温度印加を停止し、測定部温度が常温
付近まで降下するのを待つ。これは85℃に設定してい
た場合、通常30分から1時間程度かかる。
【0006】次に、測定部に取付けられているテストボ
ードを取外し、温度測定をしたい箇所に温度センサを粘
着テープ等により取付ける。次に先に取外したテストボ
ードを取付け、測定部の温度印加を再開する。同時に温
度センサに接続された配線の他端を外部の温度計に接続
し、ハンドラの測定部温度か安定したのを確かめてから
測定を開始する。通常、安定までに約30分掛かる。
【0007】この測定が終了したら、この取付けと逆の
手順で温度センサパッケージを取外し、ハンドラ測定部
の温度を、温度測定作業前に設定していた温度に戻し、
測定部温度が安定したのを確認してから、一時測定部へ
の供給を停止していた通常の被測定ICの通常測定を再
開する。
【0008】第2の方法の同じく高温時の温度測定につ
いて説明する。まず通常の被測定ICの測定を、その時
点で測定部にセットされている全ての被測定ICが通常
に測定終了し、収納部に排出されるようにする。次にハ
ンドラの供給部に残っている未測定の被測定ICをすべ
て取出し保管する。又、ハンドラの収納部に収納されて
いる測定済みのICを、未測定のものとは別々に保管す
る。
【0009】そして温度センサパッケージをハンドラの
供給部にセットし、通常と同じように測定を開始する。
この時、ICテスタ側は測定プログラムを交換して温度
センサパッケージの規定のピン間の抵抗値を計ることに
より、温度センサパッケージ内の温度センサの温度が換
算出来る様にしておく。温度センサパッケージの測定が
全て終了したら、収納部に収納された温度センサパッケ
ージを取り出し、ICテスタの測定プログラムを元に戻
し、先に保管してあった未測定の被測定ICの測定を再
開する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の構造
のハンドラでは、その測定部の温度測定をするために、
上述したような測定方法しか採れず、次のような課題が
有った。
【0011】まず、段取り作業の繁雑さ、及びそれによ
る測定作業時間の長大化である。これはとりもなおさ
ず、本来の稼働時間の低下につながる。次に測定精度の
低下である。従来の第1の方法では温度センサに配線が
つながっているため、静的な状態の温度測定しか出来な
い、又つながっている配線のラジエーション効果によ
り、温度センサ自体の正確な温度が測定出来ないことが
挙げらる。同じく第2の方法では、より実際の温度に近
い温度測定が出来るが、本来の被測定ICと温度センサ
パッケージとでは熱容量等の諸特性が異なる為に、特に
複数個の測定部全てに温度センサパッケージのみを流し
た場合や、歯抜け供給をした場合には、正確な測定温度
が出来ない。
【0012】本発明の目的は、このような問題を解決
し、ハンドラの測定部の温度測定を出来るだけ簡便に、
出来るだけ精度よく行うようにしたICハンドリング装
置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のICハンドリン
グ装置の構成は、測定ICを供給するIC供給部と、
測温素子を前記被測定ICと同形状にパッケージングし
た温度センサパッケージを供給する温度センサパッケー
ジ供給部と、これら両供給部から供給される被測定IC
および温度センサパッケージを任意のタイミング及び任
意の割合で混合する混合供給部と、この混合供給部から
の被測定ICおよび温度センサパッケージを複数配置
る任意の測定部に供給する測定ユニットと、この測定ユ
ニットから混合して排出される被測定ICおよび温度セ
ンサパッケージを分別する分別機構部と、この分別機構
部から排出される被測定ICと温度センサパッケージを
それぞれ収納する被測定ICおよび温度センサパッケー
ジの収納部と、所定の条件に基づき前記両供給部、前記
混合供給部、前記分別機構部並びに前記両収納部の
作を制御すると共にICテスタとの通信機能をもつハン
ドラ制御部とを有することを特徴とする。また、本発明
において、測定ユニットが、温度測定用分岐配線を有
し、ハンドラ制御部が、この温度測定用分岐配線に従っ
てテスタ温度データの演算を行い、かつ記憶する温度デ
ータ演算・記憶部を有してもよい。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を表すシステム
ブロック図である。本実施例のハンドラ1内には、被測
定IC供給部4と温度センサパッケージ供給部5が並列
に装備され、これら両供給部の次段には混合供給部6が
接続され、ハンドラ制御部18からの混合供給部制御信
号7により制御される。混合供給部6の次段には、測定
ユニット8が接続され、測定ユニット8内には複数(図
1では4個)の測定部9a〜9dが含まれ、被測定IC
10a〜10d或いは温度センサパッケージ11a〜1
1dの並列測定を可能にしている。測定ユニット8の次
段には分別機構部12が接続され、ハンドラ制御部18
からの分別機構部制御信号13により制御される。分別
機構部12の次段には被測定IC収納部14及び温度セ
ンサパッケージ収納部15が並列に接続される。
【0015】一方、テスタ2とハンドラ1は、テストボ
ード3及びテスタ・ハンドラ間通信信号17により接続
される。次にその動作を温度センサパッケージ11a〜
11dを使用して、測定部9a〜9dに被測定IC10
a〜10dが存在した場合、これらIC10a〜10d
のチップ温度を推定測定する為の作業を例に説明する。
【0016】まず被測定IC10a〜10dを通常作業
と同様に被測定IC供給部4にセットする。同時に温度
センサパッケージ11a〜11dを温度センサパッケー
ジ供給部5にセットする。ハンドラ制御部18には予め
次の諸条件を入力しておく。 1)温度センサパッケージ11a〜11dを測定ユニッ
ト8に流しだすタイミング 2)その頻度 3)その終了のタイミング 4)その温度センサパッケージ11a〜11dをどの測
定部9a〜9dにセットするか。
【0017】ハンドラスタート後、これら諸条件に合致
し温度センサパッケージ11a〜11dを供給する必要
が生じた場合、ハンドラ制御部18からの混合供給部制
御信号7により混合供給部6を制御し、温度センサパッ
ケージ供給部5から温度センサパッケージ11a〜11
dを選択的に取出し、必要な測定部9a〜9dのどれか
にセットする。温度センサパッケージ11a〜11dが
一つでも測定ユニット8内の測定部9a〜9dにセット
されると、テスタ・ハンドラ通信信号17によってその
情報がテスタ2に送出される。
【0018】テスタ2では予め被測定IC10a〜10
dの測定プログラムを改良し、温度センサパッケージ1
1a〜11dのセットされている測定部9a〜9dに対
しては、その特定ピン間の抵抗測定を行い温度データに
換算し、記憶するようなアルゴリズムにしておく。この
改良された測定プログラムにより測定部9a〜9d内の
どれかにセットされている温度センサパッケージ11a
〜11dの温度が測定、記憶される。
【0019】この例では、測定部9a,9b,9dに被
測定IC10b,10c,10dがそれぞれセットさ
れ、測定部9cに温度センサパッケージ11bがセット
されている。全ての測定部9a〜9dの測定が終了する
と、測定ユニット8内の各被測定IC10a〜10d及
び温度センサパッケージ11a〜11dは分別機構部1
2に排出される。分別機構部12では、ハンドラ制御部
18からの制御信号13により被測定IC10a〜10
dは被測定IC収納部14に、温度センサパッケージ1
1a〜11dは温度センサパッケージ収納部15に収納
される。
【0020】この後は被測定IC供給部4内の被測定I
C10a〜10bが無くなるまでこれを繰り返す。こう
することにより被測定ICの測定中に渡り、各測定部9
a〜9dの温度測定が実行されることになる。
【0021】図2は本発明の第2の実施例を示すシステ
ムブロック図である。本実施例では、テストボード3上
でハンドラの測定部9a〜9dとテスタ側のテスタ測定
ブロック19a〜19dとを接続している測定配線20
a〜20dのうち、温度センサパッケージ11a〜11
dの被測定ピンに当たる2箇所に配線される部分から、
それぞれ温度測定用分岐線21a〜21dを取出し温度
データ演算・記憶部22に入力する。温度データ演算・
記憶部22はハンドラ1内にあり、ハンドラ制御部18
とは温度データ演算・記憶、ハンドラ制御部間制御信号
23により接続されている。
【0022】この例では、温度データ演算・記憶部がハ
ンドラ側に内蔵されているため、テスタ側には一切の変
更が不要であるというメリットが有る。例えば、温度セ
ンサパッケージ11bが実装された測定部9cに対して
は、ハンドラ制御部18からテスタ制御部16に対し
「被測定IC無し」という情報を送ることで、テスタ側
では従来の測定プログラムを変更することなく対応が可
能となる。さらに、テストボードさえ実装されていれば
テスタ2が接続されていなくても、温度測定が可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハンドラ
における測定部の温度測定では、温度を一度常温に戻す
必要がない、本来の被測定ICを一度取り出し保管し温
度測定作業終了後に再び戻すなどの段取り作業が必要な
いなどにより、温度測定作業時間が大幅に短縮出来、さ
らに配線のない温度センサパッケージを本来の被測定I
Cに適量混ぜて温度測定が出来るため、より実際(即ち
被測定ICの内部温度)に近い温度測定が可能であると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のシステムブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例のシステムブロック図。
【符号の説明】
1 ハンドラ 2 テスタ 3 テストボード 4 被測定IC供給部 5 温度センサパッケージ供給部 6 混合供給部 7 混合供給部制御信号 8 測定ユニット 9a〜9d 測定部 10a〜10d 被測定IC 11a〜11d 温度センサパッケージ 12 分別機構部 13 分別機構部制御信号 14 被測定IC収納部 15 温度センサパッケージ収納部 16 テスタ制御部 17 テスタ・ハンドラ間通信信号 18 ハンドラ制御部 19a〜19d テスタ制御ブロック 20a〜20d 測定配線 21a〜21d 温度測定用分岐配線 22 温度データ演算・記憶部 23 温度データ演算・記憶、ハンドラ制御部間制御
信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ICを供給するIC供給部と、測
    温素子を前記被測定ICと同形状にパッケージングした
    温度センサパッケージを供給する温度センサパッケー
    給部と、これら両供給部から供給される被測定ICお
    よび温度センサパッケージを任意のタイミング及び任意
    の割合で混合する混合供給部と、この混合供給部からの
    被測定ICおよび温度センサパッケージを複数配置する
    任意の測定部に供給する測定ユニットと、この測定ユニ
    ットから混合して排出される被測定ICおよび温度セン
    サパッケージを分別する分別機構部と、この分別機構部
    から排出される被測定ICと温度センサパッケージをそ
    れぞれ収納する被測定ICおよび温度センサパッケージ
    の収納部と、所定の条件に基づき前記両供給部、前記混
    合供給部、前記分別機構部並びに前記両収納部の動作
    を制御すると共にICテスタとの通信機能をもつハンド
    ラ制御部とを有することを特徴とするICハンドリング
    装置。
  2. 【請求項2】 測定ユニットが、温度測定用分岐配線を
    有し、ハンドラ制御部がこの温度測定用分岐配線に従
    ってテスタ温度データ演算を行い、かつ記憶する温度
    データ演算・記憶部を有するものである請求項1記載の
    ICハンドリング装置。
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