JP2581103Y2 - リザーバ - Google Patents

リザーバ

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JP2581103Y2
JP2581103Y2 JP7512392U JP7512392U JP2581103Y2 JP 2581103 Y2 JP2581103 Y2 JP 2581103Y2 JP 7512392 U JP7512392 U JP 7512392U JP 7512392 U JP7512392 U JP 7512392U JP 2581103 Y2 JP2581103 Y2 JP 2581103Y2
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JP
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flange
welding
reservoir
projection
flange portion
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Inventor
昭一 佐藤
Original Assignee
トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液体を貯蔵するリザー
バに関し、特に一対の半割体を溶着して形成されるリザ
ーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体を貯蔵するリザーバとして、
端部に側方に突出するフランジ部がそれぞれ形成された
一対の半割体を、それぞれのフランジ部を合せ面側から
加熱して溶かし、各フランジ部を、その合せ面に反する
側から接合方向に進行する治具により押圧して圧着させ
る、いわゆる溶着により接合して形成されるものがあ
る。ここで、上記半割体の少なくとも一方の側部に、側
方に突出する突起部(例えば、このリザーバを他のもの
に取り付けるためのフランジ部あるいは液面センサ取付
用の補強リブ等)を有する場合には、この突起部に治具
が干渉してしまうことになるため、治具に逃げを設けて
溶着させるようになっている。このため、該突起部の接
合方向側にあるフランジ部は、治具による押圧力が作用
することなく溶着されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記したように従来の
リザーバでは、突起部を有する場合に、突起部の接合方
向側にあるフランジ部は治具による押圧力が作用するこ
となく溶着されることになるため、この部分の溶着が不
完全となるいわゆる溶着不良を生じる可能性があった。
【0004】したがって、本考案の目的は、突起部を有
する場合においても、フランジ部同士を、溶着不良を生
じることなく均一に溶着させることができるリザーバを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のリザーバは、端部に側方に突出するフラン
ジ部がそれぞれ形成された一対の半割体を、前記フラン
ジ部同士を溶着して接合するものであり、前記半割体の
少なくとも一方の側部に、側方に突出する突起部を有す
るものであって、前記突起部と該突起部の接合方向側に
ある前記フランジ部との間に、これら突起部およびフラ
ンジ部を連結させる補強部を設けてなることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】本考案のリザーバによれば、突起部の接合方向
側にあるフランジ部と突起部とが補強部により連結され
ているため、突起部を押圧すれば、この押圧力が補強部
を介して、突起部の接合方向側にあるフランジ部に伝達
されることになる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例によるリザーバを図1を参
照して以下に説明する。本実施例のリザーバ1は、内部
に例えばブレーキ液等を貯蔵するものであり、樹脂製の
上部半割体2と下部半割体3とから主に構成されてい
る。上部半割体2は、一端側が閉塞された角筒状をなし
ており、他端開口側の端部には側方に所定量突出する溶
着フランジ部(フランジ部)4が全周に形成されてい
る。また、下部半割体3も一端側が閉塞された角筒状を
なしており、他端開口側の端部には側方に所定量突出す
る溶着フランジ部(フランジ部)5が全周に形成されて
いる。ここで、上部半割体2の溶着フランジ部4および
下部半割体3の溶着フランジ部5は鏡面対称形状(本実
施例の場合同形状)をなしている。
【0008】下部半割体3の一側面6には、側方に所定
長さ延出する平板状の取付フランジ部(突起部)7が形
成されている。この取付フランジ部7は、リザーバ1を
例えば車体に取り付けるために設けられるものである。
【0009】そして、本実施例においては、取付フラン
ジ部7と、該取付フランジ部7の接合方向側の溶着フラ
ンジ部5の一部5aとの間に補強部8が、接合方向(図
1における上下方向)に沿って連続して一体形成されて
いる。なお、この補強部8の側面6からの高さは溶着フ
ランジ部5の高さと同等となっており、また該補強部8
の幅は取付フランジ部7と同幅をなしている。
【0010】上記リザーバ1によれば、上部半割体2お
よび下部半割体3のそれぞれの端部に形成された溶着フ
ランジ部4,5を、合せ面側から加熱して溶かし、各溶
着フランジ部4,5を、その合せ面に反する側から接合
方向に沿って進行する図示せぬ治具により押圧して圧着
させて接合することになる。このとき、取付フランジ部
7の接合方向側にある溶着フランジ部5の上記一部5a
を除く部分は、干渉する部分がないため治具により直接
押圧力が作用し、溶着フランジ部5の上記一部5aは、
治具によって取付フランジ部7の根元所定部分を押圧す
ることにより、この押圧力が補強部8を介して伝達され
ることになる。したがって、取付フランジ部7が存在す
るにもかかわらず、溶着不良を生じることなく、均一に
溶着フランジ部4,5同士を溶着することができる。ま
た、補強部8の存在により取付フランジ部7の根元部分
の強度も向上することになる。
【0011】なお、本実施例においては、突起部として
取付フランジ部7を例にとり説明したが、これに限定さ
れることなく、例えば液面センサ取付用の補強リブ等種
々の突起に適用することができる。また、突起部の数は
複数でもよく、両方の半割体2,3に設けられていても
構わない。さらに、補強部8の形状は上記に限定される
ことなく、例えば、取付フランジ部7と溶着フランジ部
5との間に連結する細長い複数のリブ形状とすることも
可能である。
【0012】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案のリザーバ
によれば、突起部の接合方向側にあるフランジ部と突起
部とが補強部により連結されているため、突起部を押圧
すれば、この押圧力が補強部を介して、突起部の接合方
向側にあるフランジ部に伝達されることになり、よっ
て、突起部が存在するにもかかわらず、溶着不良を生じ
ることなく、均一にフランジ部同士を溶着することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるリザーバを示す部分斜
視図である。
【符号の説明】
1 リザーバ 2,3 半割体 4,5 溶着フランジ部(フランジ部) 7 取付フランジ部(突起部) 8 補強部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に側方に突出するフランジ部がそれ
    ぞれ形成された一対の半割体を、前記フランジ部同士を
    溶着して接合するものであって、前記半割体の少なくと
    も一方の側部に、側方に突出する突起部を有するリザー
    バにおいて、 前記突起部と該突起部の接合方向側にある前記フランジ
    部との間に、これら突起部およびフランジ部を連結させ
    る補強部を設けてなることを特徴とするリザーバ。
JP7512392U 1992-10-28 1992-10-28 リザーバ Expired - Fee Related JP2581103Y2 (ja)

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