JP2591973Y2 - 蓄電池用引き出し端子 - Google Patents

蓄電池用引き出し端子

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JP2591973Y2
JP2591973Y2 JP4142693U JP4142693U JP2591973Y2 JP 2591973 Y2 JP2591973 Y2 JP 2591973Y2 JP 4142693 U JP4142693 U JP 4142693U JP 4142693 U JP4142693 U JP 4142693U JP 2591973 Y2 JP2591973 Y2 JP 2591973Y2
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蓄電池内の極柱上端か
ら蓋上面の凸部側面まで延ばし、該側面に突出させた蓄
電池用引き出し端子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、小型の二輪車や家電機器に使用
されている蓄電池は、非常にコンパクトに形成されてい
る。この種の蓄電池としては、蓋の上面に注液部と端子
とを備えた例えば特開平4−319255号公報に記載
されたものが知られている。この蓄電池は、図4、5に
示すように、蓋2の上面に一部3aを残して形成された
凸部3に、上方向に向き且つ長手方向に延びた注液部6
と、凸部3から一端が突出した一対の引き出し端子9、
9aとが設けられており、一対の引き出し端子9、9a
の突出部90、90aは、注液部6を挟んで位置し、且
つ長手方向に沿って同じ側方に突出して蓋2の上面3a
上に位置している。
【0003】一方、電槽1の一側面(図5の下側の面)
1a側には一対の極柱8、8aが設けられている。極柱
8、8aは長手方向両端に位置し、極柱8aは突出端9
0、90a側(図の右側)に、極柱8はその反対側(図
の左側)に位置している。そして、図5のように、一方
の引き出し端子9は蓋2内部を突出部90側に向けて直
線的に延びて更に注液部6を迂回して直線的に延びて、
即ちL字形に延びて極柱8aに接続されると共に、蓋2
の内部を突出部90とは反対側に延びて更に直角に曲が
って蓋2の凸部3側面に形成された凹部51内まで延び
て補充電端子部50が形成されている。また、他方の引
き出し端子9aは、蓋2の内部を突出部90aとは反対
側に向けて直線的に延びて極柱8に接続されており、途
中で蓋2の凸部3側面に形成された凹部21内まで延び
て補充電端子部20が形成されている。尚、図4、5に
おいて、5、5aは一対のストッパ、7は注液突起であ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べた、
一方の引き出し端子9は、図6のような構造であった。
すなわち、一方(図6の右側)に平面コの字形の下部端
子12と該端子12の一端から立ち上がる立ち上がり部
90’と該立ち上がり部90’の上端から前記下部端子
12側に水平に延びる突出部90とからなる帯状の端子
9’を有し、他方(図6の左側)に立ち上がり部50’
とその上端から前記突出部90と反対側に延びた補充電
端子部50とからなる帯状の端子9”を有し、これら端
子9’,9”の立ち上がり部50’90’の側面同士を
スポット溶接などで接合して形成されたものであった。
【0005】従って、引き出し端子9を形成するのに、
2種類の端子9’、9”を準備して、両者を接合すると
いう作業が必要であった。そのため、製造に時間がかか
り、製造原価が高くなるという問題点を有していた。ま
た、両者を接合する際、位置ずれを起したり、溶接する
時に端子9’、9”が熱変形するなどして溶接不良とな
る問題点を有していた。
【0006】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、製造が簡単で、
品質の優れた蓄電池用引き出し端子を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、平面Lまたはコの字形の下部端子12
と、該下部端子12の一端から立ち上がる立ち上がり部
10と、該立ち上がり部10の上端に形成された上部端
子11とを有する帯状の蓄電池用引き出し端子であっ
て、前記下部端子12は、他端に極柱挿入孔13を有す
るものであり、前記上部端子11は、前記下部端子12
の一端側と同方向に延びる突出部90と、該突出部90
の突出方向左側に延びる補充電端子部50とを有するも
のであり、前記立ち上がり部10の上端が前記突出部9
0の一側面と一体に形成されていることを特徴とするも
のである。
【0008】
【作 用】立ち上がり部10の上端が、突出部90の一
側面と一致するように構成されているので、補充電端子
部50と突出部90とからなる上部端子11は立ち上が
り部10の上端を折り曲げるだけで水平方向に形成でき
る。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施例を示す蓄電池用引き出し端子の
斜視図であり、10は立ち上がり部、11は上部端子
で、図6と同一符号は同一名称を示す。本考案の引き出
し端子は、図1のように平面コの字形の帯状の下部端子
12と、該下部端子12の一端から立ち上がる立ち上が
り部10と、該立ち上がり部10の上端から水平方向に
延びて形成された上部端子11とからなる。
【0010】前記下部端子12は、他端に蓄電池内の極
柱8a(図5参照)上端を挿入する極柱挿入孔13が設
けられており、蓄電池の短側面方向に埋設される部分に
は折曲部12aを設け、蓄電池蓋2(図4、5参照)に
インジェクションモールドする際の補強にしている。前
記立ち上がり部10は、下部端子12の長側面の一端か
ら立ち上がっている。また、前記上部端子11は、L字
形に形成され、下部端子12の一端側と同方向に延びる
突出部90と、該突出部90の突出方向(図1の矢印の
方向)左側に延びる補充電端子50とからなっている。
そして、突出部90の長側面の一部が立ち上がり部10
の上端とつながっている。なお、下部端子12は本実施
例では平面コの字形としているが、極柱挿入孔13を有
する部分を蓄電池の長側面方向に延ばさずに平面L字形
としてもよい。
【0011】次に、上記構成の引き出し端子の製造方法
を説明する。まず、引き出し端子の材料となる鋼板を用
意する。次に図2の実線で示す部分をプレスで打抜く。
その後、一点鎖線で示した部分を折り曲げ図1の形状と
する。
【0012】また、本考案の他の実施例を図3に示す。
この実施例では、立ち上がり部10が下部端子12の一
端である短側面から立ち上がり、上端が突出部90の突
出方向の手前側でつながっている。その他は上記実施例
と同様である。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 (1)1回の打抜加工で製造できるので、作業時間が短
縮できる。 (2)2種類の部品を溶接する必要がなく、溶接不良や
熱による変形をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の製造方法を示す説明図であ
る。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案に係る蓄電池の斜視図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来の蓄電池用引き出し端子を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 立ち上がり部 11 上部端子 12 下部端子 13 極柱挿入孔 50 補充電端子部 90 突出部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面Lまたはコの字形の下部端子(1
    2)と、該下部端子(12)の一端から立ち上がる立ち
    上がり部(10)と、該立ち上がり部(10)の上端に
    形成された上部端子(11)とを有する帯状の蓄電池用
    引き出し端子であって、 前記下部端子(12)は、他端に極柱挿入孔(13)を
    有するものであり、 前記上部端子(11)は、前記下部端子(12)の一端
    側と同方向に延びる突出部(90)と、該突出部(9
    0)の突出方向左側に延びる補充電端子部(50)とを
    有するものであり、 前記立ち上がり部(10)の上端が前記突出部(90)
    の一側面と一体に形成されていることを特徴とする、 蓄電池用引き出し端子。
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