JPS63424Y2 - - Google Patents

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JPS63424Y2
JPS63424Y2 JP6577283U JP6577283U JPS63424Y2 JP S63424 Y2 JPS63424 Y2 JP S63424Y2 JP 6577283 U JP6577283 U JP 6577283U JP 6577283 U JP6577283 U JP 6577283U JP S63424 Y2 JPS63424 Y2 JP S63424Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
flange
lower case
upper case
back surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP6577283U
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English (en)
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JPS59172128U (ja
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Publication date
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Publication of JPS59172128U publication Critical patent/JPS59172128U/ja
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Publication of JPS63424Y2 publication Critical patent/JPS63424Y2/ja
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Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は密閉容器におけるパイプの取付け部
形状に関する。
第1図に示すような合成樹脂製の上ケース2と
下ケース3の開口端周縁を囲撓して横外方へフラ
ンジ4,5を張り出させ、その対向する水平面4
a,5aを突き合わせて溶着し密閉容器1とな
し、かつ上ケース2あるいは下ケース3の一方の
辺縁部から、容器内外を連通させるパイプ6を一
体的に形成したものが、たとえば 内燃機関のト
ルクコンバータ用のオイルフイルタケースなどに
使用されている。このような形状のものは多くは
フランジ部を圧着して振動溶着によつて製造され
る。この場合従来は下ケース3のフランジ5の背
面5bを支持治具7で下方から支え、上ケース2
のフランジ背面4bを加振治具8で押えて振動さ
せるようにしている。しかし第1図のようなパイ
プ6の形状では、これに支障されてフランジ背面
5bの全周を均一に支持することができず、パイ
プ6内部に断面楔形の補助支持治具9を挿入して
支えている。このためパイプ6内壁と補助支持治
具9との当りが悪くパイプが変形をおこしたり、
この部分で上下方向の力が斜にずれてこの部分に
対応するフランジの接合個所に十分な押圧力が加
わらず容器が変形したり溶着が不完全となつたり
する。
この考案は上記のような不具合をなくするため
なされたものである。
実施例として第2図に示すものは内燃機関のト
ルクコンバータに付設されるオイルストレーナの
オイル入口パイプの取付け部形状である。オイル
ストレーナ10は横方向に開口端から張り出した
フランジ13を具え、他端中央部に出口孔11a
を有する上ケース11と、同様なフランジ14を
具え辺縁部から斜外方に突出した入口パイプ15
を一体的に成形した下ケース12と、上ケース内
部に張設固着されたフイルタ16とで成る。フラ
ンジ13,14は対向する水平な接合面13a,
14aが振動溶着され、その背面はほぼ水平なフ
ランジ背面13b,14bとなつている。入口パ
イプ15の内壁の一部は水平面15aを形成して
おり、フランジ背面14bと共通の面となつてい
る。水平面15aに下した垂線によつて形成され
る柱状体18′は入口パイプ15の、水平面15
aを除く他の壁面には干渉しないよう入口パイプ
15の形状が定めてある。上記の上ケース11、
下ケース12は合成樹脂材料で一体成形され、フ
ランジの水平面13a,14aが振動溶着により
接合されてオイルストレーナ10を形成してい
る。
上記の振動溶着は次のように施工される。下ケ
ースのフランジ背面14bを支持治具17で支え
前記柱状体18′と同形の補助支持治具18で前
記のパイプ内壁水平面15aを支え、上方から上
ケースフランジ13の背面13bを加振治具19
で押えてフランジの対向水平面13a,14aを
圧着し振動を加えて振動溶着する。この場合支持
治具17は下ケース12の周縁の大部分を支え加
振治具19から来る押圧力を均等に支えるが、入
口パイプ15が突出した部分のフランジは支持す
ることができない。しかしこの部分には入口パイ
プ内部に補助支持治具18が存在し、パイプ内壁
のフランジ背面を兼ねる水平面15aを支えてい
るから、第1図に示した従来のもののように補助
支持治具によつて入口パイプが変形したり、加振
治具19の押圧力が斜にずれて押圧力不足になつ
たりすることがなく支持治具17で支えられた他
の部分と同じく均一な押圧力が得られフランジの
水平面13a,14aは全周にわたり均等に圧着
される。
この考案のパイプ取付け部形状は上記のように
上ケース下ケースをその開口端に設けたフランジ
を圧着して密閉容器を形成するにあたり、フラン
ジ全周に均等な押圧力を与えうるものであり、こ
の考案により斜に突出したパイプを有するもので
も固着の完全な密閉容器が得られる。またこの考
案は振動溶着されるものに限定されず、加熱溶
着、接着など該フランジ部に均一な加圧が必要な
固着方法を採用する場合に適用することができる
パイプ取付け部形状である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパイプ取付け部形状。第2図は
この考案の実施例を示す密閉容器におけるパイプ
取付け部形状である。 11……上ケース、12……下ケース、13,
14……フランジ、15……入口パイプ、15a
……パイプ内壁水平部、17……支持治具、18
……補助支持治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の上ケースと下ケースの開口端周縁
    を囲繞して横外方へ張り出したフランジの対向す
    る水平面を固着した密閉容器であつて、上ケース
    又は下ケースの一方の辺縁部から斜外方に突出す
    るパイプを一体的に形成したものにおいて、該パ
    イプの内壁の一部を前記フランジの背面を兼ねる
    水平面とし、パイプの他の部分がこの水平面にお
    ろした垂線と干渉しない形状としたことを特徴と
    する、密閉容器におけるパイプ取付け部形状。
JP6577283U 1983-04-30 1983-04-30 密閉容器におけるパイプ取付け部形状 Granted JPS59172128U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6577283U JPS59172128U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 密閉容器におけるパイプ取付け部形状

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6577283U JPS59172128U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 密閉容器におけるパイプ取付け部形状

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172128U JPS59172128U (ja) 1984-11-17
JPS63424Y2 true JPS63424Y2 (ja) 1988-01-07

Family

ID=30195980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6577283U Granted JPS59172128U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 密閉容器におけるパイプ取付け部形状

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JP (1) JPS59172128U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4501149B2 (ja) * 2004-02-17 2010-07-14 株式会社デンソー 振動溶着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59172128U (ja) 1984-11-17

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