JPH0410692Y2 - - Google Patents

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JPH0410692Y2
JPH0410692Y2 JP15921884U JP15921884U JPH0410692Y2 JP H0410692 Y2 JPH0410692 Y2 JP H0410692Y2 JP 15921884 U JP15921884 U JP 15921884U JP 15921884 U JP15921884 U JP 15921884U JP H0410692 Y2 JPH0410692 Y2 JP H0410692Y2
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JP
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socket
opening
closing cover
socket body
hinge
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はIC用ソケツトの構造に関するもので
ある。
従来技術 IC用ソケツトは、その本体内にIC素子を収容
する際、該本体の対向する側縁に夫々ヒンジ結合
された開閉カバー及びストツパーにより、IC素
子を上方より押圧しソケツト本体内に確実に固定
するように構成されている。従来、これらヒンジ
結合は、開閉カバー及びストツパー並びにソケツ
ト本体に夫々設けられた貫通孔に金属シヤフトの
ヒンジピンを嵌着せしめることによりなされてい
たが、開閉カバー及びストツパーに夫々ヒンジピ
ンが一体成形され、このヒンジピンと嵌合するピ
ン孔をソケツト本体に設けることによつて行なう
形式のものが考案された。かかる樹脂による一体
成形によつて部品点数の減少が図れ組立工程が簡
略化でき、この結果製造コストの低減が可能とな
るも、これら各部品を合成樹脂等で射出成形加工
するに際し、ソケツト本体を成形する場合、ピン
孔の軸は成形金型の離型方向と垂直になつている
ため、従来例えば、ピン孔用の横抜き構造を備え
た金型を用いたり、或いは複雑な割型によつて成
形しなければならず、依然金型製作の面で、時間
的、コスト的に不利であり、また製品としてのソ
ケツト外観も優れたものとは言えなかつた。
目 的 本考案は叙上の実情に鑑み、複雑な構造の成形
金型を用いることなしに製作し得るように構成し
たIC用ソケツトを提供せんとするものである。
概 要 上記目的は本考案によれば、ソケツト本体と開
閉カバー及びストツパーとの夫々のヒンジ結合
が、これら何れか一方に形成されていて両端底部
にほぼ円筒空間部分を形成すべき隅肉部を有する
隔置された断面U字形の一対のヒンジピン用孔
と、上記ソケツト本体と開閉カバー及びストツパ
ーの何れか他方に形成されていて上記一対のヒン
ジピン用孔に嵌合するためヒンジピン用孔の隅肉
部に対応する切除部分を各端部に有する一対のヒ
ンジピンとを、夫々嵌合せしめることにより達成
される。
実施例 以下、図示した実施例に基づき本考案を詳細に
説明する。
第1図は本考案のIC用ソケツトのソケツト本
体と開閉カバーとの結合部分を示す図である。図
において1はソケツト本体であり、通常箱状を呈
し、その中央部においてIC素子(図示せず)を
収容する。2は本体1の一側端縁沿いに設けられ
たヒンジピン用孔であつて、実質上本体1の幅全
体に亘つて延びているが、本体1の切欠部3によ
つて中央部は取り除かれている。ピン用孔2は本
体1の下面4にて矩形状に開口しているが、該開
口の両端部は隅肉部5によつて或る深さまでは開
口の正規の幅lよりも幅狭となつている。また孔
2は本体1の上面bに至るまで貫通されず、袋状
になつており、該袋状の底部は断面形状が半円形
をなすように形成されていて、全体的にはU字形
をなしている。この断面U字形のヒンジピン用孔
2は本体1の上下面方向とは直交した方向に延び
ており、またその両端面は本体1の側面までは至
つていない。7は孔2へ嵌着されるべきヒンジピ
ンであり、開閉カバー8の一端から突出した支持
腕9の両側方へ伸長されている。ヒンジピン7は
ピン用孔2の底部円弧部分の径に対し適宜のはめ
あい方式によりその軸径が選ばれ、またその両側
部において外周の一部は切除され該軸方向に沿つ
て幅狭部分7が形成されている。
本IC用ソケツトは上記のように構成されている
から、ヒンジピン7を本体1のピン用孔2へ嵌着
するに際し、ヒンジピン7を矢視A方向に挿入す
れば、ヒンジピン7は幅狭部分7の存在によりピ
ン用孔2の隅肉部5と干渉することなく挿入され
得る。さらにヒンジピン7がピン用孔2の底部円
弧部分に当接した時点で開閉カバー8を適宜の角
度回転させれば、ヒンジピン7はピン用孔2の隅
肉部5上に形成された部分的な円弧面5により支
持されるため両者の嵌着状態は維持される。
次にピン用孔2の成形加工に関し、対応する成
形用金型について説明する。a,bは夫々、上、
下型板に設けられたピンであり、これらはピン用
孔2の軸線方向とは直交する離型方向に沿つて移
動せしめられるようになつている。第2図に示す
如く、ピンaによりピン用孔2の隅肉部5には円
弧面5の部分が形成され、またピンbにより袋状
部の半円弧部分及び本体1下面の矩形開口が夫々
形成される。ピン用孔2の成形は、直接的にはピ
ンa,bのみによつてなされ、本体1全体として
も上下型板のみを用いて成形加工が行なわれ得
る。
以上実施例においては、ソケツト本体1と開閉
カバーとのヒンジ結合について説明したが、ソケ
ツト本体とストツパーとのヒンジ結合の場合も同
様に構成され得ることは勿論である。
考案の効果 本考案のIC用ソケツトは以上のように構成さ
れているので、ソケツト本体を成形加工するに際
し、上下割の金型を用いればよく、横抜き機構等
を備える必要はなくなり金型の構造を簡単なもの
にすることができる。従つて金型製作の簡便化と
共に製作費用の低減を図ることができる等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のIC用ソケツトのソケツト本
体とカバーとの結合部分を示す分解斜視図、第2
図は第1図の結合部分のうちソケツト本体のピン
用孔の成形加工時の状態を示す説明図である。 1……ソケツト本体、2……ピン用孔、3……
切欠部、5……隅肉部、7……ピン用孔、7……
幅狭部分、8……開閉カバー、a,b……ピン用
孔成形用ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソケツト本体と、これに夫々ヒンジ結合された
    開閉カバー及び該開閉カバーを係止するストツパ
    ーとを有するIC用ソケツトにおいて、上記ヒン
    ジ結合が、ソケツト本体と開閉カバー及びストツ
    パーの何れか一方に形成されていて両端底部にほ
    ぼ円筒状空間部分を形成すべき隅肉部を有する隔
    置された断面U字形の一対のヒンジピン用孔と、
    上記ソケツト本体と開閉カバー及びストツパーの
    何れか他方に形成されていて上記一対のヒンジピ
    ン用孔に嵌合するため上記隅肉部に対応する切除
    部分を各端部に有する一対のヒンジピンとを、
    夫々嵌合せしめることにより達成されるように構
    成したことを特徴とするIC用ソケツト。
JP15921884U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH0410692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15921884U JPH0410692Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6175135U JPS6175135U (ja) 1986-05-21
JPH0410692Y2 true JPH0410692Y2 (ja) 1992-03-17

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