JP2581099Y2 - コーヒサーバ - Google Patents

コーヒサーバ

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JP2581099Y2
JP2581099Y2 JP1992062402U JP6240292U JP2581099Y2 JP 2581099 Y2 JP2581099 Y2 JP 2581099Y2 JP 1992062402 U JP1992062402 U JP 1992062402U JP 6240292 U JP6240292 U JP 6240292U JP 2581099 Y2 JP2581099 Y2 JP 2581099Y2
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JP
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coffee
tank
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heater
valve
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JP1992062402U
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寿 志賀
茂 霜田
純一 山本
総一郎 大浜
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はタンクに貯蔵したコーヒ
をヒータによって加熱するとともに、タンク底部の弁を
開いてコーヒを取り出しできるコーヒサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は、例えば実開平2−75
027号公報に示されているように、バスケットに収納
したコーヒ豆に湯を注いで抽出したコーヒをタンクに貯
蔵し、そのコーヒをヒータで加熱して保温するととも
に、コーヒの取り出し操作が行なわれると、タンク底部
の弁を一定時間開いてコーヒを取り出す構成としてい
る。
【0003】ところが、弁を開く時間が一定であるた
め、タンクより取り出されるコーヒの量がタンク内のコ
ーヒ残量に応じて変化するという問題がある。また、タ
ンクを加熱するヒータは常時通電されているので、タン
ク内にコーヒがわずかしか入っていない場合にはコーヒ
が煮つまるとともに、電力が無駄使いされるという問題
がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点を考
慮して成されたもので、タンクから取り出すコーヒの量
を一定化するとともに、保温用ヒータの無駄な電力消費
を抑制することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のコーヒサーバ
は、タンク内のコーヒの残量を検出するコーヒ残量検出
手段と、この検出手段の出力に基づいてコーヒ残量に応
じてタンク底部の弁の開弁時間を決定し、前記弁の開閉
を制御する弁制御手段と、前記残量検出手段の出力に基
づいて前記タンク内のコーヒが所定量以下の時タンク加
熱用ヒータへの通電を遮断するヒータ制御手段を備える
構成としたものである。
【0006】
【作用】本考案は上記のように構成しているので、コー
ヒの取り出しを行なう場合、コーヒ残量が多い場合は弁
の開成時間を短くし、一方コーヒ残量が少ない場合は弁
の開成時間を長くして一定量のコーヒの取り出しを実現
するとともに、タンク内のコーヒ残量が所定値以下とな
るとヒータへの通電を遮断し、無駄な電力消費を抑え
る。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本考案が適用されるコーヒサーバの概略断面
図であり、図のようにキャビネット(1)の上部に給水
タンク(2)を配置し、このタンクに供給される水をそ
の下方に配置した貯湯タンク(3)の底部へ供給する構
成としている。貯湯タンク(3)には、その底部に加熱
用ヒータ(4)とこのヒータを制御するためのサーモス
タット(5)を取り付けており、湯温が95℃前後とな
るように加熱ヒータ(4)で加熱される。貯湯タンク
(3)の上部には、その中の湯をバスケット(6)に注
水すべく接続管(7)を接続しており、貯湯タンク
(3)が満水状態の時に給水タンク(2)から給水され
ると、その量に応じた湯をバスケット(6)に供給する
構成となっている。バスケット(6)はコーヒ豆やろ紙
の交換ができるように着脱自在としている。バスケット
(6)の下方には、抽出されたコーヒを貯蔵するための
保温タンク(8)を配置している。この保温タンク
(8)は横断面の形状が上下にわたってほぼ同一の筒形
状で、その底に排出口(9)を形成している。この排出
口(9)にはコーヒ導水路(10)を接続し、その途中
に電磁式の弁(11)を配置している。
【0008】保温タンク(8)には、その底面並びに一
側面に位置して、金属性の受け板(12)を取り付けて
おり、この受け板(12)の一端を重量センサー(1
3)によって支持している。重量センサー(13)は保
温タンク(8)の重量によって出力の変化する例えば静
電容量式のセンサーによって構成している。さらに受け
板(12)の下面には、保温タンク(8)を加熱するた
めの保温ヒータ(14)と、サーミスタ等の温度検出素
子(15)を取り付けている。
【0009】また、キャビネット(1)にはコインある
いはその他のキー操作によって一杯のコーヒの取り出し
を指示する操作部(16)を設けているとともに、前記
各部の制御を行なうための電装回路部品を取り付けてい
る。
【0010】次に、上記コーヒサーバの概略回路構成に
ついて図2を参照して説明する。前記重量センサー(1
3)、温度検出素子(15)、操作部(16)の出力は
制御手段(17)に入力される。制御手段(17)はマ
イコン等で主構成し、予め定めた処理プログラムに従っ
て前記電磁弁(11)、並びに保温ヒータ(14)の制
御用リレー(18)を制御する。尚、加熱ヒータ(4)
はサーモスタット(5)によって制御しているが、保温
ヒータ(14)と同様にタンク(3)の温度をサーミス
タ等で検出し、リレー等を用いて制御することもでき
る。
【0011】次に、上記構成における動作について図3
を参照して説明する。まず、コーヒ抽出の準備作業とし
て、貯湯タンク(3)を満たす量の水を給水タンク
(2)を介して順次供給し、その水を加熱ヒータ(4)
によって所定温度まで加熱しておくとともに、バスケッ
ト(6)にろ紙を載せてその上に必要量のコーヒ豆を入
れ、バスケット(6)を所定位置にセットしておく。
【0012】準備終了後、電源スイッチを入れると、ス
テップ(S1)へ進み、重量センサー(13)によって
保温タンク(8)内のコーヒ残量(h)(カップ)を検
出し、次のステップ(S2)において残量が1カップ
(約180ml)以上か否か判定する。ここで、コーヒ
の抽出が行なわれていないとすると、ステップ(S3)
へ進み、保温ヒータ(14)をオフ状態とし、以降上記
のステップを繰り返す。
【0013】次に、必要量の水を給水タンク(2)に入
れると、その水が貯湯タンク(3)に供給され、それに
よって貯湯タンク(3)上部の湯が接続管(7)を介し
てバスケット(6)内のコーヒ豆に注がれ、抽出したコ
ーヒが順次保温タンク(8)に貯えられる。
【0014】保温タンク(8)内のコーヒが1カップ以
上になると、ステップ(S2)においてそれが判別され
てステップ(S4)(S5)へ進み、温度検出素子(1
5)の出力に基づいて保温タンク(8)内のコーヒの温
度が80℃以上か否かの判定が行われる。コーヒ温度が
80℃以下であればステップ(S6)へ進み、リレー
(18)をオンして保温ヒータ(14)の通電が行なわ
れ、80℃以上であれば、ステップ(S7)へ進み、リ
レー(18)をオフして保温ヒータ(14)の通電が遮
断される。次にステップ(S8)へ進み、操作部(1
6)の入力に基づいてコーヒの取り出し指示があったか
否か判別され、取り出し指示があるとステップ(S9)
へ進み、ステップ(S1)と同様にしてコーヒ残量
(h)を重量センサー(13)によって求め、続くステ
ップ(S10)において弁(11)の開成時間(t)を
求める。
【0015】ここで、コーヒの取り出し量は弁の開成時
間と流量によって決まり、流量はコーヒの水位の平方根
をとったものに比例するので、コーヒの取り出し量を一
定にするための弁開成時間(t)はt=k/√hで求め
ることができる。前記定数kは、例えばコーヒ残量が3
カップの時弁(11)を6秒間開くと1カップのコーヒ
が取り出せるように設定していると仮定するとkの値は
約10.4となる。従って保温タンク(8)内のコーヒ
残量(h)が10カップの時は約3秒、7カップの時は
約4秒、3カップの時は6秒、1カップの時は約10秒
間のように弁開成時間が決定される。続くステップ(S
11)へ進むと、ステップ(S10)で求めた時間
(t)に基づいて弁(11)をその時間だけ開いてコー
ヒを導水路(10)に導き、その下においたカップ
(C)等に供給し、時間(t)が経過すると、弁(1
1)を閉じてコーヒの流出を止め、ステップ(S1)へ
戻る。
【0016】以上の動作により、コーヒの残量が1カッ
プ以下であれば、保温ヒータ(14)への通電を遮断す
ることができ、コーヒの煮つまりや、電力の無駄使いを
防止することができる。また、コーヒ残量が異なっても
常に一定量のコーヒを取り出せるので、コーヒの加不足
の発生を防止することができる。さらに、1つの重量セ
ンサー(13)を用いて、保温ヒータ(14)による空
炊き防止と、弁(11)の開閉制御を行なうことができ
るので、構成の簡素化を図ることができる。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、コーヒ残
量検出手段の出力により、コーヒの残量に応じて弁の開
弁時間を求め開閉を制御するので、コーヒの残量にかか
わらず一定量のコーヒを取り出すことができ、取り出し
たコーヒの加不足の発生を防止出来る。さらに、コーヒ
残量検出手段の出力により、タンク内のコーヒ残量が所
定値以下の場合は、保温ヒータへの通電を遮断するの
で、コーヒの煮つまりや、電力の無駄使いを未然に防止
出来る。この様に、一定量のコーヒを取り出し、かつ電
力の無駄使いを防止するのに、同一のコーヒ残量検出手
段を用いるので、製造コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】同実施例の回路ブロック図である。
【図3】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給水タンク 3 貯湯タンク 6 バスケット 8 保温タンク 11 電磁弁 13 重量センサー 14 保温ヒータ 15 温度検出素子 17 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 純一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)考案者 大浜 総一郎 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−257591(JP,A) 特開 昭59−214418(JP,A) 実開 平4−77834(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 31/00 - 31/60

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒ豆から抽出したコーヒをタンクに
    貯蔵し、該タンクをヒータによって加熱するとともに、
    前記タンクの底部に設けた弁を開いてコーヒを取り出す
    構成としたコーヒサーバにおいて、前記タンク内のコー
    ヒの残量を検出するコーヒ残量検出手段と、該コーヒ残
    量検出手段の出力に基づいてコーヒの残量に応じた前記
    弁の開弁時間を決定し、前記弁の開閉を制御する弁制御
    手段と、前記コーヒ残量検出手段の出力に基づいて前記
    タンク内のコーヒが所定量以下の時前記ヒータへの通電
    を遮断するヒータ制御手段とを備え、同一の前記コーヒ
    残量検出手段により、コーヒの残量に応じ前記弁の開閉
    を制御し、かつ前記タンク内のコーヒが所定量以下の時
    前記ヒータへの通電を遮断する構成とした事を特徴とす
    るコーヒサーバ。
JP1992062402U 1992-09-04 1992-09-04 コーヒサーバ Expired - Lifetime JP2581099Y2 (ja)

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JPH0626739U JPH0626739U (ja) 1994-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214418A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 松下電器産業株式会社 貯湯式コ−ヒメ−カ
JPS62257591A (ja) * 1986-04-30 1987-11-10 ダブリユ−エム ステイル アンド サンズ リミテツド コ−ヒ−紅茶製造装置
JPH0477834U (ja) * 1990-11-13 1992-07-07

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