JPH0626739U - コーヒサーバ - Google Patents

コーヒサーバ

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JPH0626739U
JPH0626739U JP6240292U JP6240292U JPH0626739U JP H0626739 U JPH0626739 U JP H0626739U JP 6240292 U JP6240292 U JP 6240292U JP 6240292 U JP6240292 U JP 6240292U JP H0626739 U JPH0626739 U JP H0626739U
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JP
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coffee
tank
heater
valve
amount
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寿 志賀
茂 霜田
純一 山本
総一郎 大浜
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、タンクから取り出すコーヒの量を
一定化するとともに、保温用ヒータの無駄な電力消費を
抑制することを目的とするものである。 【構成】 本考案のコーヒサーバは、保温タンク8内の
コーヒの残量を重量センサー13等を用いて検出し、コ
ーヒ残量に応じてタンク底部の弁11の開弁時間を決定
して弁11の開閉を制御し、さらに、タンク8内のコー
ヒが所定量以下の時タンク加熱用ヒータ14への通電を
遮断する構成としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタンクに貯蔵したコーヒをヒータによって加熱するとともに、タンク 底部の弁を開いてコーヒを取り出しできるコーヒサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置は、例えば実開平2−75027号公報に示されているように、 バスケットに収納したコーヒ豆に湯を注いで抽出したコーヒをタンクに貯蔵し、 そのコーヒをヒータで加熱して保温するとともに、コーヒの取り出し操作が行な われると、タンク底部の弁を一定時間開いてコーヒを取り出す構成としている。
【0003】 ところが、弁を開く時間が一定であるため、タンクより取り出されるコーヒの 量がタンク内のコーヒ残量に応じて変化するという問題がある。また、タンクを 加熱するヒータは常時通電されているので、タンク内にコーヒがわずかしか入っ ていない場合にはコーヒが煮つまるとともに、電力が無駄使いされるという問題 がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点を考慮して成されたもので、タンクから取り出すコーヒの量 を一定化するとともに、保温用ヒータの無駄な電力消費を抑制することを課題と するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のコーヒサーバは、タンク内のコーヒの残量を検出するコーヒ残量検出 手段と、この検出手段の出力に基づいてコーヒ残量に応じてタンク底部の弁の開 弁時間を決定し、前記弁の開閉を制御する弁制御手段と、前記残量検出手段の出 力に基づいて前記タンク内のコーヒが所定量以下の時タンク加熱用ヒータへの通 電を遮断するヒータ制御手段を備える構成としたものである。
【0006】
【作用】
本考案は上記のように構成しているので、コーヒの取り出しを行なう場合、コ ーヒ残量が多い場合は弁の開成時間を短くし、一方コーヒ残量が少ない場合は弁 の開成時間を長くして一定量のコーヒの取り出しを実現するとともに、タンク内 のコーヒ残量が所定値以下となるとヒータへの通電を遮断し、無駄な電力消費を 抑える。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案が適用されるコ ーヒサーバの概略断面図であり、図のようにキャビネット(1)の上部に給水タ ンク(2)を配置し、このタンクに供給される水をその下方に配置した貯湯タン ク(3)の底部へ供給する構成としている。貯湯タンク(3)には、その底部に 加熱用ヒータ(4)とこのヒータを制御するためのサーモスタット(5)を取り 付けており、湯温が95℃前後となるように加熱ヒータ(4)で加熱される。貯 湯タンク(3)の上部には、その中の湯をバスケット(6)に注水すべく接続管 (7)を接続しており、貯湯タンク(3)が満水状態の時に給水タンク(2)か ら給水されると、その量に応じた湯をバスケット(6)に供給する構成となって いる。バスケット(6)はコーヒ豆やろ紙の交換ができるように着脱自在として いる。バスケット(6)の下方には、抽出されたコーヒを貯蔵するための保温タ ンク(8)を配置している。この保温タンク(8)は横断面の形状が上下にわた ってほぼ同一の筒形状で、その底に排出口(9)を形成している。この排出口( 9)にはコーヒ導水路(10)を接続し、その途中に電磁式の弁(11)を配置 している。
【0008】 保温タンク(8)には、その底面並びに一側面に位置して、金属性の受け板 (12)を取り付けており、この受け板(12)の一端を重量センサー(13) によって支持している。重量センサー(13)は保温タンク(8)の重量によっ て出力の変化する例えば静電容量式のセンサーによって構成している。さらに受 け板(12)の下面には、保温タンク(8)を加熱するための保温ヒータ(14 )と、サーミスタ等の温度検出素子(15)を取り付けている。
【0009】 また、キャビネット(1)にはコインあるいはその他のキー操作によって一杯 のコーヒの取り出しを指示する操作部(16)を設けているとともに、前記各部 の制御を行なうための電装回路部品を取り付けている。
【0010】 次に、上記コーヒサーバの概略回路構成について図2を参照して説明する。前 記重量センサー(13)、温度検出素子(15)、操作部(16)の出力は制御 手段(17)に入力される。制御手段(17)はマイコン等で主構成し、予め定 めた処理プログラムに従って前記電磁弁(11)、並びに保温ヒータ(14)の 制御用リレー(18)を制御する。尚、加熱ヒータ(4)はサーモスタット(5 )によって制御しているが、保温ヒータ(14)と同様にタンク(3)の温度を サーミスタ等で検出し、リレー等を用いて制御することもできる。
【0011】 次に、上記構成における動作について図3を参照して説明する。まず、コーヒ 抽出の準備作業として、貯湯タンク(3)を満たす量の水を給水タンク(2)を 介して順次供給し、その水を加熱ヒータ(4)によって所定温度まで加熱してお くとともに、バスケット(6)にろ紙を載せてその上に必要量のコーヒ豆を入れ 、バスケット(6)を所定位置にセットしておく。
【0012】 準備終了後、電源スイッチを入れると、ステップ(S1)へ進み、重量センサ ー(13)によって保温タンク(8)内のコーヒ残量(h)(カップ)を検出し 、次のステップ(S2)において残量が1カップ(約180ml)以上か否か判 定する。ここで、コーヒの抽出が行なわれていないとすると、ステップ(S3) へ進み、保温ヒータ(14)をオフ状態とし、以降上記のステップを繰り返す。
【0013】 次に、必要量の水を給水タンク(2)に入れると、その水が貯湯タンク(3) に供給され、それによって貯湯タンク(3)上部の湯が接続管(7)を介してバ スケット(6)内のコーヒ豆に注がれ、抽出したコーヒが順次保温タンク(8) に貯えられる。
【0014】 保温タンク(8)内のコーヒが1カップ以上になると、ステップ(S2)にお いてそれが判別されてステップ(S4)(S5)へ進み、温度検出素子(15) の出力に基づいて保温タンク(8)内のコーヒの温度が80℃以上か否かの判定 が行われる。コーヒ温度が80℃以下であればステップ(S6)へ進み、リレー (18)をオンして保温ヒータ(14)の通電が行なわれ、80℃以上であれば 、ステップ(S7)へ進み、リレー(18)をオフして保温ヒータ(14)の通 電が遮断される。次にステップ(S8)へ進み、操作部(16)の入力に基づい てコーヒの取り出し指示があったか否か判別され、取り出し指示があるとステッ プ(S9)へ進み、ステップ(S1)と同様にしてコーヒ残量(h)を重量セン サー(13)によって求め、続くステップ(S10)において弁(11)の開成 時間(t)を求める。
【0015】 ここで、コーヒの取り出し量は弁の開成時間と流量によって決まり、流量はコ ーヒの水位の平方根をとったものに比例するので、コーヒの取り出し量を一定に するための弁開成時間(t)はt=k/√hで求めることができる。前記定数k は、例えばコーヒ残量が3カップの時弁(11)を6秒間開くと1カップのコー ヒが取り出せるように設定していると仮定するとkの値は約10.4となる。従 って保温タンク(8)内のコーヒ残量(h)が10カップの時は約3秒、7カッ プの時は約4秒、3カップの時は6秒、1カップの時は約10秒間のように弁開 成時間が決定される。続くステップ(S11)へ進むと、ステップ(S10)で 求めた時間(t)に基づいて弁(11)をその時間だけ開いてコーヒを導水路( 10)に導き、その下においたカップ(C)等に供給し、時間(t)が経過する と、弁(11)を閉じてコーヒの流出を止め、ステップ(S1)へ戻る。
【0016】 以上の動作により、コーヒの残量が1カップ以下であれば、保温ヒータ(14 )への通電を遮断することができ、コーヒの煮つまりや、電力の無駄使いを防止 することができる。また、コーヒ残量が異なっても常に一定量のコーヒを取り出 せるので、コーヒの加不足の発生を防止することができる。さらに、1つの重量 センサー(13)を用いて、保温ヒータ(14)による空炊き防止と、弁(11 )の開閉制御を行なうことができるので、構成の簡素化を図ることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、コーヒの残量に応じて弁の開成時間を求め弁の 開閉を制御するので、コーヒの残量にかかわらず一定量のコーヒを取り出すこと ができ、取り出したコーヒの加不足の発生を防止することができる。さらに、タ ンク内のコーヒ残量が所定値以下の場合は保温ヒータへの通電を遮断するので、 コーヒの煮つまりや、電力の無駄使いを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】同実施例の回路ブロック図である。
【図3】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給水タンク 3 貯湯タンク 6 バスケット 8 保温タンク 11 電磁弁 13 重量センサー 14 保温ヒータ 15 温度検出素子 17 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 純一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)考案者 大浜 総一郎 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒ豆から抽出したコーヒをタンクに
    貯蔵し、該タンクをヒータによって加熱するとともに、
    前記タンクの底部に設けた弁を開いてコーヒを取り出す
    構成としたコーヒサーバにおいて、前記タンク内のコー
    ヒの残量を検出するコーヒ残量検出手段と、該コーヒ残
    量検出手段の出力に基づいてコーヒの残量に応じた前記
    弁の開弁時間を決定し、前記弁の開閉を制御する弁制御
    手段と、前記コーヒ残量検出手段の出力に基づいて前記
    タンク内のコーヒが所定量以下の時前記ヒータへの通電
    を遮断するヒータ制御手段とを備えたことを特徴とする
    コーヒサーバ。
JP1992062402U 1992-09-04 1992-09-04 コーヒサーバ Expired - Lifetime JP2581099Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214418A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 松下電器産業株式会社 貯湯式コ−ヒメ−カ
JPS62257591A (ja) * 1986-04-30 1987-11-10 ダブリユ−エム ステイル アンド サンズ リミテツド コ−ヒ−紅茶製造装置
JPH0477834U (ja) * 1990-11-13 1992-07-07

Patent Citations (3)

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