JP2570957Y2 - 飲料抽出装置 - Google Patents

飲料抽出装置

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JP2570957Y2
JP2570957Y2 JP7748192U JP7748192U JP2570957Y2 JP 2570957 Y2 JP2570957 Y2 JP 2570957Y2 JP 7748192 U JP7748192 U JP 7748192U JP 7748192 U JP7748192 U JP 7748192U JP 2570957 Y2 JP2570957 Y2 JP 2570957Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コーヒー等の飲料を抽
出する飲料抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の飲料抽出装置について図
4を参照しつつ説明する。例えば、この種の飲料抽出装
置としては、実開平2−12329号公報記載のものが
ある。これは、貯水タンクに貯溜された水を加熱部200
で加熱し、加熱された水をコーヒー豆等の材料が入った
バスケットに滴下し、バスケットの下方にある飲料容器
に抽出されたコーヒーを貯溜するようになっている。そ
して、飲料容器のコーヒーは、飲料容器が載置されたプ
レート状の保温部600 によって適温に保持されている。
水の温度は、貯水タンクの周囲に設けられた温水用サー
モスタット340によって制御される。また、貯水タンク
に水がない状態で加熱部200 が作動した場合には、貯水
タンクの表面に設けられた空焚防止用サーモスタット33
0 が作動して加熱部200 をオフして、安全性を確保する
ようになっている。なお、この飲料抽出装置には、全体
をオン・オフするメインスイッチ900 と、保温部600 の
みをオン・オフする保温部スイッチ610 とが設けられて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の飲料抽出装置には以下のような問題点がある。
すなわち、飲料抽出装置を使用しない夜間等において
は、メインスイッチをオフするか、保温部スイッチのみ
をオフするようになっている。しかし、メインスイッチ
をオフしておくと、翌朝、貯水タンクの水が適温に加熱
されるまでに時間がかかるという問題がある。また、衛
生上の観点から貯水タンクに貯溜した水を廃棄して、新
たな水Wを補給しなければならないという問題点があ
る。従って、夜間等には、メインスイッチをオンに、保
温部スイッチをオフにしておくのが一般的である。
【0004】かかる場合において、加熱部は貯水タンク
の水をコーヒーの抽出に適した温度にまで常に加熱して
いることになり、電力を無駄に消費していることにな
る。
【0005】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、電力を無駄に消費することがなく、しかも貯水タン
クの排水作業も必要がない飲料抽出装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る飲料抽出装
置は、水を貯溜する貯水タンクと、前記水を加熱する加
熱部と、前記貯水タンクの水の温度を制御する温度制御
部と、コーヒー等の抽出のための原料を入れるバスケッ
トと、抽出したコーヒー等の飲料を貯溜する飲料容器
と、この飲料容器にある飲料を保温する保温部とを有す
る飲料抽出装置であって、加熱部及び保温部を共にオン
する通常モードと、保温部をオフにするとともに前記通
常モードより貯水タンクにおける水の温度を低く保つた
め、加熱部の発熱量を通常モードより少なくする節電モ
ードとを切り換えるモード切換スイッチを有している。
【0007】
【実施例】図1は本考案の飲料抽出装置の一実施例に係
る飲料抽出装置の電気的回路図、図2はこの飲料抽出装
置の概略的構成を示す側面断面図、図3はこの飲料抽出
装置の概略的正面図である。なお、従来のものと略同一
の部品等には同一の符号を付して説明を行う。
【0008】本実施例に係る飲料抽出装置は、水Wを貯
溜する貯水タンク100 と、前記水Wを加熱する加熱部20
0 と、前記貯水タンク100 の水Wの温度を制御する温度
制御部300 と、コーヒー豆を入れるバスケット400 と、
抽出したコーヒーを貯溜する飲料容器500 と、この飲料
容器500 にあるコーヒーを保温する保温部600 とを有す
る飲料抽出装置であって、加熱部200 及び保温部600 を
共にオンする通常モードと、保温部600 をオフにすると
ともに前記通常モードより貯水タンク100 における水W
の温度を低く保つため、加熱部200 の発熱量を通常モー
ドより少なくする節電モードとを切り換えるモード切換
スイッチ700 を有している。
【0009】貯水タンク100 は、水Wを貯溜しておくも
のであって、天面に水供給管110 が開設している。さら
に、底面には不要になった水Wを排水するための排水管
120が設けられている。この排水管120 には排水弁121
が設けられている。また、当該貯水タンク100 には、加
熱された水Wを前記バスケット400 に導くための導水管
130 が設けられている。
【0010】加熱部200 は、前記貯水タンク100 の下方
の周囲に設けられており、貯水タンク100 に貯溜された
水Wを各モードに応じた適宜な温度にまで加熱するよう
になっている。
【0011】また、温度制御部300 は、通常モードにお
ける水Wの加熱を制御する第1の温水用サーモスタット
310 と、節電モードにおける水Wの加熱を制御する第2
の温水用サーモスタット320 と、貯水タンク100 に水W
がない状態で加熱部200 が作動したならば加熱部200 を
オフする空焚防止用サーモスタット330 とを有してい
る。第1及び第2の温水用サーモスタット310 、320
は、貯水タンク100 の側壁外面に設けられており、空焚
防止用サーモスタット330 は貯水タンク100 の底面部外
面に設けられている。
【0012】第1の温水用サーモスタット310 は、水W
の温度がコーヒーの抽出に適した約95℃になるように設
定されている。また、第2の温水用サーモスタット320
は、水Wの温度が約65〜75℃になるように設定されてい
る。
【0013】コーヒー豆を入れるバスケット400 の上方
には、前記導水管130 の終端が臨んでおり、加熱された
水Wがフィルター410 を介してコーヒー豆に注がれるよ
うになっている。なお、このバスケット400 は、コーヒ
ー豆の後処理がし易いように取り外し自在になってい
る。また、コーヒーを溜める飲料容器500 は、耐熱性を
有するガラスから形成されている。
【0014】保温部600 は、飲料容器500 を載置する部
分に設けられており、飲料容器500のコーヒーを適温に
保つようになっている。
【0015】モード切換スイッチ700 は、連動した加熱
部側スイッチ710 と保温部側スイッチ720 とを有する2
回路3接点のスイッチであり、加熱部側スイッチ710 は
加熱部200 に、保温部側スイッチ720 は保温部600 の切
り換えを行うようになっている。このモード切換スイッ
チ700 によって、通常モードCと、2つの節電モード、
すなわち自動節電モードAと、手動節電モードBとの3
種類のモードを切り換えるのである。なお、図面中900
は、飲料抽出装置全体のオン・オフを行うメインスイッ
チである。
【0016】このモード切換スイッチ700 の加熱部側ス
イッチ710 には、3つの接点710A、710B、710Cがある。
接点710Aは、自動節電モードAに対応しており、後述す
るリレー850 のリレー接点851 に接続されている。ま
た、接点710Bは、手動節電モードBに対応しており、第
2の温水用サーモスタット320 に接続されている。さら
に、接点710Cは、通常モードCに対応しており、第1の
温水用サーモスタット310 に接続されている。
【0017】また、モード切換スイッチ700 の保温部側
スイッチ720 には、3つの接点720A、720B、720Cがあ
る。接点720Aは、自動節電モードAに対応しており、後
述するリレー850 のリレー接点852 に接続されている。
また、接点720Bは、手動節電モードBに対応しており、
オープンになっている。さらに、接点720Cは、通常モー
ドCに対応しており、電源910 と接続されている。
【0018】通常モードCは加熱部200 及び保温部600
がともにオンになる状態であり、節電モードは保温部60
0 がオフになり、かつ加熱部200 の発熱量が通常モード
Cより低くなる状態である。
【0019】節電モードには、自動節電モードAと手動
節電モードBとがある。手動節電モードBは、周囲とは
無関係に常に保温部600 がオフであり、加熱部200 の発
熱量が通常モードCより低くなるようになっている。一
方、自動節電モードAとは、周囲の明るさに応じて通常
モードCと節電モード(内容的には、手動節電モードB
と同じ)とを自動的に切り換えるモードである。
【0020】自動節電モードAにおける通常モードCと
節電モードとの切り換えは、光電式自動点減器800 によ
って行う。この光電式自動点減器800 は、光センサ810
と、この光センサ810 に直列に接続されたヒータ820
と、このヒータ820 の発熱によってオン・オフされる接
点830 とを有している。周囲が予め設定された明るさ以
上になると、ヒータ820 が発熱する。また、接点830 は
バイメタル接点であり、ヒータ820 が発熱するとオンす
るようになっている。
【0021】前記接点830 は、リレー850 に接続されて
いる。このリレー850 は、2回路2接点のものであり、
一方のリレー接点851 は加熱部200 に、他方のリレー接
点852 は保温部600 に接続されている。接点830 がオン
するとコイル853 が励磁されて2つのリレー接点851 、
852 は接点bに、接点830 がオフすると2つのリレー接
点851 、852 は接点aにそれぞれ接触するようになって
いる。リレー接点851の接点aは第2の温水用サーモス
タット320 に、接点bは第1の温水用サーモスタット31
0 にそれぞれ接続されている。また、リレー接点852 の
接点aはオープンに、接点bは電源910 に接続されてい
る。
【0022】次に、上述した飲料抽出装置の動作につい
て説明する。モード切換スイッチ700 を接点710C、720C
にすると通常モードCとなり、加熱部200 は第1の温水
用サーモスタット310 で制御される。すなわち、貯水タ
ンク100 の水Wは、常にコーヒーの抽出に適した温度(9
5 ℃) にまで加熱され、コーヒーを抽出する。一方、保
温部600 はオンになり、飲料容器500 のコーヒーを適温
状態で保温することになる。なお、この状態で貯水タン
ク100 に水Wがなかったならば空焚防止用サーモスタッ
ト330 が作動して加熱部200 への電力供給を停止する。
【0023】モード切換スイッチ700 を接点710B、720B
にすると手動節電モードBとなる。すなわち、加熱部20
0 は第2の温水用サーモスタット320 で制御され、かつ
保温部600 はオフになる。従って、貯水タンク100 の水
Wは、約65〜75℃に保たれる。これは周囲の状況とは、
まったく無関係に行われる。
【0024】モード切換スイッチ700 を接点710A、720A
にすると自動節電モードAとなる。すなわち、周囲の明
るさに応じて通常モードCと節電モードとを自動的に切
り換えるようになる。昼間等で周囲の明るさが予め設定
された所定値以上になると、光電式自動点減器800 のヒ
ータ820 が発熱し、接点830 を介してリレー850 の2つ
のリレー接点851 、852 が接点bに接触する。これによ
って、通常モードCになる。また、夜間等で周囲の明る
さが予め設定された所定値以下になると、ヒータ820 の
発熱が弱くなって接点830 がオフされる。これにより、
リレー850 のリレー接点851 、852 は、接点aに接触し
て手動節電モードBと同様になる。
【0025】上述した実施例では、自動節電モードAに
おける通常モードCと節電モードとの切り換えは、周囲
の明るさに従って行われるとしたが、本考案はこれに限
定されるものではない。光電式自動点減器800 の代わり
に、24時間式のタイマーを使用し、任意の時間、例えば
午前9時から午後5時までは通常モード、午後5時から
翌朝の午前9時までは節電モードとなるようにしてもよ
い。
【0026】
【考案の効果】本考案に係る飲料抽出装置は、水を貯溜
する貯水タンクと、前記水を加熱する加熱部と、前記貯
水タンクの水の温度を制御する温度制御部と、コーヒー
等の抽出のための原料を入れるバスケットと、抽出した
コーヒー等の飲料を貯溜する飲料容器と、この飲料容器
にある飲料を保温する保温部とを有する飲料抽出装置で
あって、加熱部及び保温部を共にオンする通常モード
と、保温部をオフにするとともに前記通常モードより貯
水タンクにおける水の温度を低く保つため、加熱部の発
熱量を通常モードより少なくする節電モードとを切り換
えるモード切換スイッチを有している。
【0027】そして、節電モードは、周囲の明るさに応
じて通常モードとより消費電力の少ない節電モードとを
自動的に切り換える自動節電モードがあるので、使用し
ない夜間等においては、消費電力を低減することができ
るとともに、翌朝の排水作業が不必要になる。また、通
常モードと節電モードとの切り換えをタイマーで行って
も同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の飲料抽出装置の一実施例に係る飲料抽
出装置の電気的回路図である。
【図2】この飲料抽出装置の概略的構成を示す側面断面
図である。
【図3】この飲料抽出装置の概略的正面図である。
【図4】従来のこの種の飲料抽出装置の一般的な電気的
回路図である。
【符号の説明】
100 貯水タンク 200 加熱部 300 温度制御部 400 バスケット 500 飲料容器 600 保温部 700 モード切換スイッチ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を貯溜する貯水タンクと、前記水を加
    熱する加熱部と、前記貯水タンクの水の温度を制御する
    温度制御部と、コーヒー等の抽出のための原料を入れる
    バスケットと、抽出したコーヒー等の飲料を貯溜する飲
    料容器と、この飲料容器にある飲料を保温する保温部と
    を有する飲料抽出装置において、加熱部及び保温部を共
    にオンする通常モードと、保温部をオフにするとともに
    前記通常モードより貯水タンクにおける水の温度を低く
    保つため、加熱部の発熱量を通常モードより少なくする
    節電モードとを切り換えるモード切換スイッチを具備し
    たことを特徴とする飲料抽出装置。
  2. 【請求項2】 前記節電モードには、周囲が予め設定さ
    れた所定値より明るければ通常モードになり、所定値よ
    り暗ければ節電モードになる自動節電モードと、周囲の
    明るさとは無関係に常に節電モードにある手動節電モー
    ドとがあり、前記モード切換スイッチで通常モードと自
    動節電モードと手動節電モードとを切り換えることを特
    徴とする請求項1記載の飲料抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記節電モードには、タイマーによって
    通常モードと節電モードとが自動的に切り換わる自動節
    電モードと、常に節電モードにある手動節電モードとが
    あり、前記モード切換スイッチで通常モードと自動節電
    モードと手動節電モードとを切り換えることを特徴とす
    る請求項1記載の飲料抽出装置。
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