JP2581045Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JP2581045Y2 JP2581045Y2 JP1991014853U JP1485391U JP2581045Y2 JP 2581045 Y2 JP2581045 Y2 JP 2581045Y2 JP 1991014853 U JP1991014853 U JP 1991014853U JP 1485391 U JP1485391 U JP 1485391U JP 2581045 Y2 JP2581045 Y2 JP 2581045Y2
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- Japan
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- heat exchanger
- plate
- heat exchange
- tube
- fins
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車等に搭載される熱
交換器の取付け構造に関するものである。
交換器の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の室内空調機器を構成する
熱交換器の取付け構造として、実公昭60−30629
号に開示されたものが知られており、この構造を図2及
び図3に示す。
熱交換器の取付け構造として、実公昭60−30629
号に開示されたものが知られており、この構造を図2及
び図3に示す。
【0003】この熱交換器1は上下に延び対向して配置
された一対のヘッダ−2と、この各ヘッダ−2に両端が
連通し上下に複数段に架設された偏平の熱交換チュ−ブ
3とを備えており、この熱交換チュ−ブ3間には蛇行状
の熱交換フィン4が介装されている。この熱交換フィン
4の幅方向長さは熱交換チュ−ブ3の幅方向長さより小
さくなっており、熱交換チュ−ブ3より内側に熱交換フ
ィン4が位置している。また、この熱交換フィン4で最
上位及び最下位に位置する熱交換フィン4の外側にはこ
の熱交換フィン4を保持する補強プレ−ト5が取り付け
られている。
された一対のヘッダ−2と、この各ヘッダ−2に両端が
連通し上下に複数段に架設された偏平の熱交換チュ−ブ
3とを備えており、この熱交換チュ−ブ3間には蛇行状
の熱交換フィン4が介装されている。この熱交換フィン
4の幅方向長さは熱交換チュ−ブ3の幅方向長さより小
さくなっており、熱交換チュ−ブ3より内側に熱交換フ
ィン4が位置している。また、この熱交換フィン4で最
上位及び最下位に位置する熱交換フィン4の外側にはこ
の熱交換フィン4を保持する補強プレ−ト5が取り付け
られている。
【0004】このように構成された熱交換器1を自動車
の車体の上下フレ−ム6a,6bに取り付けるときは、
取付け金具7を使用する。この取付け金具7は、図3に
も示すように、上下に隣接する各熱交換チュ−ブ3の一
側壁3a間に跨がって配置した第1挟持プレ−ト7a
と、この第1挟持プレ−ト7aに対向し各熱交換チュ−
ブ3の他側壁3b間に跨がって配置した第2挟持プレ−
ト7bとから構成されている。この各挟持プレ−ト7
a,7bはそれぞれ熱交換フィン4に当接するととも
に、熱交換チュ−ブ3の各側壁3a,3bと対向する部
分を湾曲(湾曲部7c)してこの各側壁3a,3bに引
っ掛けるように構成している。
の車体の上下フレ−ム6a,6bに取り付けるときは、
取付け金具7を使用する。この取付け金具7は、図3に
も示すように、上下に隣接する各熱交換チュ−ブ3の一
側壁3a間に跨がって配置した第1挟持プレ−ト7a
と、この第1挟持プレ−ト7aに対向し各熱交換チュ−
ブ3の他側壁3b間に跨がって配置した第2挟持プレ−
ト7bとから構成されている。この各挟持プレ−ト7
a,7bはそれぞれ熱交換フィン4に当接するととも
に、熱交換チュ−ブ3の各側壁3a,3bと対向する部
分を湾曲(湾曲部7c)してこの各側壁3a,3bに引
っ掛けるように構成している。
【0005】この取付け金具7により熱交換器1を取り
付けるときは、各挟持プレ−ト7a,7bを各熱交換チ
ュ−ブ3の各側壁3a,3bに配置し、各挟持プレ−ト
7a,7bをネジ8にて熱交換器1に固定する。しかる
後、第1挟持プレ−ト7a上部をボルト9にて車体の上
下フレ−ム6a,6bに取付ける。これにより熱交換器
1の取付け作業が完了する。
付けるときは、各挟持プレ−ト7a,7bを各熱交換チ
ュ−ブ3の各側壁3a,3bに配置し、各挟持プレ−ト
7a,7bをネジ8にて熱交換器1に固定する。しかる
後、第1挟持プレ−ト7a上部をボルト9にて車体の上
下フレ−ム6a,6bに取付ける。これにより熱交換器
1の取付け作業が完了する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来の熱
交換器の取付け構造では、熱交換フィン4の幅方向長さ
が熱交換チュ−ブ3の幅方向長さより小さく、熱交換フ
ィン4が熱交換チュ−ブ3より内側に位置しているとき
は、各挟持プレ−ト7a,7bの湾曲部7cにより各熱
交換チュ−ブ3が引っ掛けられるため、各挟持プレ−ト
7a,7bの上下の位置決めがなされ、この取付け構造
が有効なものとなる。
交換器の取付け構造では、熱交換フィン4の幅方向長さ
が熱交換チュ−ブ3の幅方向長さより小さく、熱交換フ
ィン4が熱交換チュ−ブ3より内側に位置しているとき
は、各挟持プレ−ト7a,7bの湾曲部7cにより各熱
交換チュ−ブ3が引っ掛けられるため、各挟持プレ−ト
7a,7bの上下の位置決めがなされ、この取付け構造
が有効なものとなる。
【0007】しかしながら、熱交換フィン4の幅方向長
さが熱交換チュ−ブ3の幅方向長さと等しい場合や、熱
交換フィン4の幅方向長さが大きく、この熱交換フィン
4が熱交換チュ−ブ3から食み出ている場合もあり、こ
のような熱交換器にはこの取付け構造を適用することが
できない。特に、自動車に設置する熱交換器にあって
は、走行中に自動車の前面のフロントグリルから小石が
飛び込むことがあり、このような小石から熱交換チュ−
ブ3を保護するため、この熱交換フィン4の幅方向長さ
を大きくする場合が多々ある。従って、従来の熱交換器
の取付け構造では汎用性に欠けるという問題点を有して
いた。
さが熱交換チュ−ブ3の幅方向長さと等しい場合や、熱
交換フィン4の幅方向長さが大きく、この熱交換フィン
4が熱交換チュ−ブ3から食み出ている場合もあり、こ
のような熱交換器にはこの取付け構造を適用することが
できない。特に、自動車に設置する熱交換器にあって
は、走行中に自動車の前面のフロントグリルから小石が
飛び込むことがあり、このような小石から熱交換チュ−
ブ3を保護するため、この熱交換フィン4の幅方向長さ
を大きくする場合が多々ある。従って、従来の熱交換器
の取付け構造では汎用性に欠けるという問題点を有して
いた。
【0008】本考案の目的は前記従来の課題に鑑み、熱
交換フィン及び熱交換チュ−ブの幅方向長さに関係な
く、各挟持プレ−トの位置決め並びに仮止めができる熱
交換器の取付け構造を提供することにある。
交換フィン及び熱交換チュ−ブの幅方向長さに関係な
く、各挟持プレ−トの位置決め並びに仮止めができる熱
交換器の取付け構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するため、互いに平行に配置された熱媒体導通用の複数
のチューブと、互いに隣接する該チューブ間に配置固定
された連続する波形のフィンとを有する熱交換器本体
と、この熱交換器本体を車体等の被取付け部材に取り付
ける少なくとも一つの取付け部材を有する熱交換器にお
いて、この取付け部材は、熱交換器本体の一面側に配置
されるとともにその一端が被取付け部材に係止される第
1プレートと、熱交換器本体の他面側に配置され第1プ
レートと対向する第2プレートとを有するとともに、各
プレートには、この各プレートの幅方向両側を折り曲げ
フィンの波形により区画された複数の空所のうちそれぞ
れ異なる空所を通って他方のプレートに向かって延びる
一対の位置決めプレートを形成し、この第1及び第2プ
レートを空所にネジを通してチューブ或いはフィンの少
なくとも一方に固定した構造となっている。
するため、互いに平行に配置された熱媒体導通用の複数
のチューブと、互いに隣接する該チューブ間に配置固定
された連続する波形のフィンとを有する熱交換器本体
と、この熱交換器本体を車体等の被取付け部材に取り付
ける少なくとも一つの取付け部材を有する熱交換器にお
いて、この取付け部材は、熱交換器本体の一面側に配置
されるとともにその一端が被取付け部材に係止される第
1プレートと、熱交換器本体の他面側に配置され第1プ
レートと対向する第2プレートとを有するとともに、各
プレートには、この各プレートの幅方向両側を折り曲げ
フィンの波形により区画された複数の空所のうちそれぞ
れ異なる空所を通って他方のプレートに向かって延びる
一対の位置決めプレートを形成し、この第1及び第2プ
レートを空所にネジを通してチューブ或いはフィンの少
なくとも一方に固定した構造となっている。
【0010】
【作用】本考案によれば、フィンの幅方向寸法がチュー
ブの幅方向寸法より大きいときは、各プレートがフィン
の幅方向側縁にネジにより固定され、他方、これとは逆
に、フィンの幅方向寸法がチューブの幅方向寸法より小
さいときは、各プレートがチューブの幅方向側縁に固定
される。従って、フィンの幅方向寸法とチューブの幅方
向寸法との関係に依拠することなく、取付け部材を熱交
換器本体に取り付けることができる。
ブの幅方向寸法より大きいときは、各プレートがフィン
の幅方向側縁にネジにより固定され、他方、これとは逆
に、フィンの幅方向寸法がチューブの幅方向寸法より小
さいときは、各プレートがチューブの幅方向側縁に固定
される。従って、フィンの幅方向寸法とチューブの幅方
向寸法との関係に依拠することなく、取付け部材を熱交
換器本体に取り付けることができる。
【0011】また、この取付け部材を熱交換器本体に仮
止めするとき、各位置決めプレートがチューブ並びにフ
ィンによって不要な移動が規制されるので、取付け部材
の取付け作業が極めて簡単になる。
止めするとき、各位置決めプレートがチューブ並びにフ
ィンによって不要な移動が規制されるので、取付け部材
の取付け作業が極めて簡単になる。
【0012】更に、この各位置決めプレートはフィンの
波形により区画された複数の空所のうちそれぞれ異なる
空所を通って他方のプレートに向かって延設されている
から、各位置決めプレートの左右方向への移動が異なる
2個の空所の側壁により規制され、前述の仮止めが強固
になる。
波形により区画された複数の空所のうちそれぞれ異なる
空所を通って他方のプレートに向かって延設されている
から、各位置決めプレートの左右方向への移動が異なる
2個の空所の側壁により規制され、前述の仮止めが強固
になる。
【0013】
【実施例】図1、図4及び図5は本考案の一実施例を示
すもので、図1は熱交換器の取付け状態を示す正面図、
図4は熱交換器の取付け状態を示す断面図、図5は熱交
換器の取付け方法を示す組み付け斜視図である。なお、
従来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。
すもので、図1は熱交換器の取付け状態を示す正面図、
図4は熱交換器の取付け状態を示す断面図、図5は熱交
換器の取付け方法を示す組み付け斜視図である。なお、
従来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。
【0014】図中、1は熱交換器、2は対向して配置さ
れた一対のヘッダ−、3はこの各ヘッダ−2に接続され
た熱交換チュ−ブ、4は各熱交換チュ−ブ3間に介装さ
れた熱交換フィン、5は最上位及び最下位の熱交換フィ
ン4の上下に配置された補強プレ−トである。これらの
各部材2〜5により熱交換器本体が構成されている。
れた一対のヘッダ−、3はこの各ヘッダ−2に接続され
た熱交換チュ−ブ、4は各熱交換チュ−ブ3間に介装さ
れた熱交換フィン、5は最上位及び最下位の熱交換フィ
ン4の上下に配置された補強プレ−トである。これらの
各部材2〜5により熱交換器本体が構成されている。
【0015】10はこのように構成された熱交換器本体
を車体の上下フレーム6a,6bに取付ける取付け金具
である。この取付け金具10は図4及び図5にも示すよ
うに、第1挟持プレート11及び第2挟持プレート12
から構成されている。第1挟持プレート11は熱交換器
本体を挟持するための挟持部11aと、上下フレーム6
a,6bに固定される取付け部11bとからなり、取付
け部11bは長方形状に形成され、その長手方向一端に
は切り欠き11cが設けられている。切り欠き11cに
は上下フレーム6a,6bに固定されるボルト9が挿通
される。挟持部11aは略正方形状に形成されており、
その長手方向他端の左右両端には一対の位置決めプレー
ト11dが折り曲げて突設されている。この一対の位置
決めプレート11dは熱交換チューブ3の一側壁3a側
から挿通されるもので、波形の熱交換器フィン4で区画
された空所のうちで、それぞれ異なる空所に挿通され
る。なお、挟持部11aの中央には挟持用のネジ8が挿
通する穴11eが穿設されている。
を車体の上下フレーム6a,6bに取付ける取付け金具
である。この取付け金具10は図4及び図5にも示すよ
うに、第1挟持プレート11及び第2挟持プレート12
から構成されている。第1挟持プレート11は熱交換器
本体を挟持するための挟持部11aと、上下フレーム6
a,6bに固定される取付け部11bとからなり、取付
け部11bは長方形状に形成され、その長手方向一端に
は切り欠き11cが設けられている。切り欠き11cに
は上下フレーム6a,6bに固定されるボルト9が挿通
される。挟持部11aは略正方形状に形成されており、
その長手方向他端の左右両端には一対の位置決めプレー
ト11dが折り曲げて突設されている。この一対の位置
決めプレート11dは熱交換チューブ3の一側壁3a側
から挿通されるもので、波形の熱交換器フィン4で区画
された空所のうちで、それぞれ異なる空所に挿通され
る。なお、挟持部11aの中央には挟持用のネジ8が挿
通する穴11eが穿設されている。
【0016】一方、第2挟持プレート12は第1挟持プ
レート11の挟持部11aに対向して熱交換チューブ3
の他側壁3b側に配置される。この挟持プレート12は
挟持部11aと同様に、略正方形状に形成され、左右両
端には一対の位置決めプレート12aが折り曲げて突設
され、この各位置決めプレート12aは互いに熱交換フ
ィン4の異なる空所に熱交換チューブ3の他側壁3b側
から挿通される。第2挟持プレート12の中央には挟持
用のネジ8の先端部が螺合するネジ穴12bが形成され
ている。なお、この各位置決めプレート11d,12a
は各挟持プレート11,12を折り曲げて形成されてい
る。
レート11の挟持部11aに対向して熱交換チューブ3
の他側壁3b側に配置される。この挟持プレート12は
挟持部11aと同様に、略正方形状に形成され、左右両
端には一対の位置決めプレート12aが折り曲げて突設
され、この各位置決めプレート12aは互いに熱交換フ
ィン4の異なる空所に熱交換チューブ3の他側壁3b側
から挿通される。第2挟持プレート12の中央には挟持
用のネジ8の先端部が螺合するネジ穴12bが形成され
ている。なお、この各位置決めプレート11d,12a
は各挟持プレート11,12を折り曲げて形成されてい
る。
【0017】この取付け金具10により熱交換器本体を
車体の上下フレーム6a,6bに取り付けるときは、図
5に示すように、第1挟持プレート11の位置決めプレ
ート11dを熱交換フィン4の空所に熱交換チューブ3
の一側壁3a側から挿通する。一方、第2挟持プレート
12は、熱交換フィン4を介して第1挟持プレート11
の挟持部11aと対向するよう配置し、位置決めプレー
ト12aを熱交換フィン4の異なる空所に熱交換チュー
ブ3の他側壁3b側から挿入する。
車体の上下フレーム6a,6bに取り付けるときは、図
5に示すように、第1挟持プレート11の位置決めプレ
ート11dを熱交換フィン4の空所に熱交換チューブ3
の一側壁3a側から挿通する。一方、第2挟持プレート
12は、熱交換フィン4を介して第1挟持プレート11
の挟持部11aと対向するよう配置し、位置決めプレー
ト12aを熱交換フィン4の異なる空所に熱交換チュー
ブ3の他側壁3b側から挿入する。
【0018】このとき、各位置決めプレート11d,1
2aは左右方向並びに上下方向の移動が熱交換フィン4
並びに熱交換チューブ3によってそれぞれ規制される。
この結果、取付け金具10の仮止め時に第1及び第2の
挟持プレート11,12の不要な移動が規制され、取付
け金具10の位置決め及び仮止めがされる。従って、取
付け金具10の取付け作業が極めて簡単になる。
2aは左右方向並びに上下方向の移動が熱交換フィン4
並びに熱交換チューブ3によってそれぞれ規制される。
この結果、取付け金具10の仮止め時に第1及び第2の
挟持プレート11,12の不要な移動が規制され、取付
け金具10の位置決め及び仮止めがされる。従って、取
付け金具10の取付け作業が極めて簡単になる。
【0019】また、この各位置決めプレート11d,1
2aは熱交換フィン4の波形により区画された複数の空
所のうちそれぞれ異なる空所を通って他方のプレート1
1,12に向かって延設されているから、各位置決めプ
レート11d,12aの左右方向への移動が異なる2個
の空所の側壁により規制され、前述の仮止めが強固にな
る。
2aは熱交換フィン4の波形により区画された複数の空
所のうちそれぞれ異なる空所を通って他方のプレート1
1,12に向かって延設されているから、各位置決めプ
レート11d,12aの左右方向への移動が異なる2個
の空所の側壁により規制され、前述の仮止めが強固にな
る。
【0020】このような取付け金具10の仮止め作業が
終了したときは、挟持用のネジ8をネジ穴11eからネ
ジ穴12bに向かって通し、このネジ8がネジ穴12b
に螺合して各挟持プレ−ト11,12を固定する。しか
る後、第1挟持プレ−ト11の切り欠き11cを介して
上下フレ−ム6a,6bにボルト9により固定し、この
熱交換器本体の取付け作業が完了する。
終了したときは、挟持用のネジ8をネジ穴11eからネ
ジ穴12bに向かって通し、このネジ8がネジ穴12b
に螺合して各挟持プレ−ト11,12を固定する。しか
る後、第1挟持プレ−ト11の切り欠き11cを介して
上下フレ−ム6a,6bにボルト9により固定し、この
熱交換器本体の取付け作業が完了する。
【0021】なお、前記実施例では熱交換器本体を車体
へ取付ける例を説明したが、この熱交換器1に設置され
る熱交換器用の送風機(図示しない)を取付ける場合に
あってもこの取付け金具10を使用し、この取付け金具
10を介して送風機のケ−シングに取付けるようにして
も良い。
へ取付ける例を説明したが、この熱交換器1に設置され
る熱交換器用の送風機(図示しない)を取付ける場合に
あってもこの取付け金具10を使用し、この取付け金具
10を介して送風機のケ−シングに取付けるようにして
も良い。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
フィンの幅方向寸法とチューブの幅方向寸法との関係に
依拠することなく、また、フィンの形成された部位であ
れば熱交換器本体の何れの場所にも取付け部材を取付け
ることができる。しかも、熱交換器本体に取付け部材を
仮止めするとき、チューブ並びにフィンによって取付け
部材の不要な移動が規制されるので、取付け部材の取付
け作業が極めて容易になる。更に、この各位置決めプレ
ートはフィンの波形により区画された複数の空所のうち
それぞれ異なる空所を通って他方のプレートに向かって
延設されているから、各位置決めプレートの左右方向へ
の移動が異なる2個の空所の側壁により規制され、前述
の仮止めが強固になる。
フィンの幅方向寸法とチューブの幅方向寸法との関係に
依拠することなく、また、フィンの形成された部位であ
れば熱交換器本体の何れの場所にも取付け部材を取付け
ることができる。しかも、熱交換器本体に取付け部材を
仮止めするとき、チューブ並びにフィンによって取付け
部材の不要な移動が規制されるので、取付け部材の取付
け作業が極めて容易になる。更に、この各位置決めプレ
ートはフィンの波形により区画された複数の空所のうち
それぞれ異なる空所を通って他方のプレートに向かって
延設されているから、各位置決めプレートの左右方向へ
の移動が異なる2個の空所の側壁により規制され、前述
の仮止めが強固になる。
【図1】本考案の熱交換器の取付け状態を示す正面図
【図2】従来の熱交換器の取付け状態を示す正面図
【図3】従来の熱交換器の取付け状態を示す断面図
【図4】本考案の熱交換器の取付け状態を示す断面図
【図5】本考案の熱交換器の取付け方法を示す組み付け
斜視図
斜視図
1…熱交換器、2…ヘッダ−,3…熱交換チュ−ブ、3
a…一側壁、3b…他側壁、4…熱交換フィン、6a,
6b…上下フレ−ム、10…取付け金具、11…第1挟
持プレ−ト、12…第2挟持プレ−ト、11d,12a
…位置決めプレ−ト。
a…一側壁、3b…他側壁、4…熱交換フィン、6a,
6b…上下フレ−ム、10…取付け金具、11…第1挟
持プレ−ト、12…第2挟持プレ−ト、11d,12a
…位置決めプレ−ト。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに平行に配置された熱媒体導通用の
複数のチューブと、互いに隣接する該チューブ間に配置
固定された連続する波形のフィンとを有する熱交換器本
体を、取付け部材を介して車体等の被取付け部材に取り
付ける熱交換器において、 前記取付け部材は、前記熱交換器本体の一面側に配置さ
れるとともにその一端が前記被取付け部材に係止される
第1プレートと、該熱交換器本体の他面側に配置され該
第1プレートと対向する第2プレートとを有するととも
に、該各プレートには、該各プレートの幅方向両側を折
り曲げ該フィンの波形により区画された複数の空所のう
ちそれぞれ異なる空所を通って他方のプレートに向かっ
て延びる一対の位置決めプレートを形成し、該第1及び
第2プレートを該空所にネジを通して前記チューブ或い
は該フィンの少なくとも一方に固定したことを特徴とす
る熱交換器。 - 【請求項2】 前記チューブは扁平管であることを特徴
とする請求項1記載の熱交換器。 - 【請求項3】 前記フィンの幅方向寸法は前記扁平管の
幅方向寸法と同等或いはそれ以上であることを特徴とす
る請求項2記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014853U JP2581045Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014853U JP2581045Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115277U JPH04115277U (ja) | 1992-10-13 |
JP2581045Y2 true JP2581045Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=31902222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991014853U Expired - Lifetime JP2581045Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581045Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010127506A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60196187U (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-27 | サンデン株式会社 | 熱交換器の支持装置 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP1991014853U patent/JP2581045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010127506A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04115277U (ja) | 1992-10-13 |
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