JP2580332Y2 - 柱脚固定用ベースプレート - Google Patents
柱脚固定用ベースプレートInfo
- Publication number
- JP2580332Y2 JP2580332Y2 JP2993791U JP2993791U JP2580332Y2 JP 2580332 Y2 JP2580332 Y2 JP 2580332Y2 JP 2993791 U JP2993791 U JP 2993791U JP 2993791 U JP2993791 U JP 2993791U JP 2580332 Y2 JP2580332 Y2 JP 2580332Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- base
- column
- anchor
- corners
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建造物等の柱脚部材を
基礎構造物のコンクリートに埋立てたアンカーボルトに
固定するためのベースプレートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】鉄骨建造物の柱脚(柱下端部)を基礎構
造物に固定させるには、従来図4に示すように、柱材1
の下端にベースプレート2を溶接により固設し、基礎構
造物のコンクリート7に埋立てたアンカーボルト5 ,5
をベースプレート2に設けたアンカーホール4 ,4 (図
5参照)に挿通して柱脚を基礎面8に載置し、ナット9
を締付けて固定するようにしている。 【0003】上記の柱材1は一般に平面四角形の中空体
が使用され、その下端に固設されるベースプレート2
も、図5に示すように、柱材1と相似の四角形の厚板に
より形成されており、その四隅を含む周辺に沿ってほぼ
等間隔で所要数のアンカーホール4 ,4 を設けたものと
なっている。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】ところで、柱脚の破壊
モードは多様であるが、アンカーボルトの強度、使用本
数及び配置とベースプレートの大きさ、厚みの関係が不
適切な場合には、基礎コンクリートの破壊がアンカーボ
ルトやベースプレートの破壊に先行することがある。 【0005】特にアンカーボルトの配置とベースプレー
トの形状や厚みのバランスが悪いと、地震のような交番
荷重を受けた場合に、図6の(イ)のように、ベースプ
レート2の一側が柱材1の端部付近から屈曲して浮き上
りが生じ、アンカーボルト5もベースプレート2の浮き
上った面にしたがって曲りながら引き伸ばされることに
なり、柱脚の固定が崩れることになる。また、図6
(ロ)、(ハ)に示すように、ベースプレートの四隅が
コンクリートの基礎面8を鋭角に押す状態ともなり、そ
うなれば、基礎コンクリートをぜい性的な破壊に至らせ
るので、柱材1が本来有している吸収エネルギーを大巾
に低下させることになる。これは柱脚が最も避けるべき
モードの一つであって、このコンクリートのぜい性的破
壊を如何にして防ぐかが、柱脚取付けにおける大きな問
題となっていた。 【0006】本考案は上記従来の問題を解決し、コンク
リートのぜい性破壊を防ぎ、柱脚の強固な固定のできる
手段を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本考案者は上記の問題点
を改善するため鋭意検討を重ねた結果、特に柱脚に固設
するベースプレートの形状とアンカーホールの配置を適
正化することにより好結果が得られることを見出し、本
考案を形成するに至った。すなわち、本考案は、柱材1
の下端に固設され、周辺部に沿って所定間隔で設けられ
た複数個のアンカ−ホ−ル4にアンカ−ボルト5を挿通
し、ナット9の締付けにより基礎面に固定する柱脚固定
用ベースプレート2において、平面形状を四角形の各隅
部を斜断した形状とし、各隅部近傍にはそれぞれ2個の
アンカ−ホ−ル4,4を、それら軸心を結ぶ線が斜辺と
ほぼ平行となる位置に設けたことを特徴とするものであ
る。 【0008】 【作用】柱脚に曲げモーメントが働くと、図6の(イ)
に示すように、ベースプレート2の一側は柱材1の端部
付近から屈曲して浮き上ろうとするので、地震のような
交番荷重を受けた場合、その浮き上った側のベースプレ
ート2の端が同図(ロ)のように鋭角に基礎面8を押
し、それが繰返されることになる。しかも、ベースプレ
ート2は同図(ハ)のように、曲げモーメントの働く方
向と直交する方向にも湾曲するようになるので、ベース
プレート2の四隅では基礎面への押圧力が集中すること
になる。 【0009】このような場合、本考案のベースプレート
では、その四隅が斜断されているので、基礎面8への応
力集中がさけられるとともに、四隅の斜断された辺3b
近くには、それぞれ2本のアンカーボルト5が近接して
抵抗することになるので、四隅部の変形と浮き上りが抑
制され、高い対抗力が発揮される。 【0010】 【実施例】本考案の一実施例について、図1、図2を参
照して説明すると、1は鉄骨の柱材で、その下端に本考
案のベースプレート2が溶接により固設され、柱脚が形
成されている。柱材1は横断面が四角形の中空体が用い
られ、ベースプレート2は、柱材1の横断面と相似のほ
ぼ四角形をなし、その四角形の隅部は適宜な長さに斜断
され、長辺3aと斜辺3bとが交互に連続して外形をな
している。そして、ベースプレート2の大きさは、その
対向する長辺3a,3a間の長さL1 が柱材1の1辺の
長さL2 の2倍弱の長さL1 〈2L2 となっている。ま
た、ベースプレート2の厚さは、柱材1の1辺の長さと
肉厚との関係で適宜定められる。 【0011】ベースプレート2には基礎コンクリートに
埋立てられたアンカーボルト5 ,5を挿通するアンカー
ホール4 ,4 が多数設けられている。それらのアンカー
ホール4 ,4 は、図示のように、各長辺3a,3aに沿
って3個宛等間隔P1 ,P1をおいて直列に設けられて
おり、そして、斜辺3bに近いアンカーホール4 ,4同
志の間隔P2 は上記間隔P1 より短かく互に近接し、か
つそれらアンカ−ホ−ル4,4の軸心を結ぶ線が斜辺3
bとほぼ平行するように設けられている。 【0012】図3は、本考案ベースプレートを用いた柱
脚の取付例を示したもので、従来と同様に、アンカーホ
ール4,4 に挿通するアンカーボルト5,5 を捨コン10上に
固定した鋼製フレ−ム6に取付けて、基礎コンクリ−ト
7に埋立て、それらのアンカ−ボルト5,5 にアンカ−ホ
−ル4,4 を通して柱脚のベ−スプレ−ト2を載置し、ベ
−スプレ−ト2より突出したアンカ−ボルト5,5 にナッ
ト9,9 を締込んで柱脚の固定を行うのである。 【0013】 【考案の効果】以上説明したように、柱脚のベ−スプレ
−トの形状を、四角形の隅を斜断した形状にしてその隅
部にそれぞれ2個のアンカ−ホ−ルを近接して設けたの
で、地震のような交番荷重を受けた場合でも、従来のよ
うにベ−スプレ−トの四隅がコンクリ−ト基礎面を鋭角
に押す状態や浮き上りが回避され、基礎コンクリ−トの
ぜい性的な破壊を防ぐことができる。また、ベ−スプレ
−トは基礎面と十分広い面積で接しているので、柱脚固
定の崩れを防止することができる。
基礎構造物のコンクリートに埋立てたアンカーボルトに
固定するためのベースプレートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】鉄骨建造物の柱脚(柱下端部)を基礎構
造物に固定させるには、従来図4に示すように、柱材1
の下端にベースプレート2を溶接により固設し、基礎構
造物のコンクリート7に埋立てたアンカーボルト5 ,5
をベースプレート2に設けたアンカーホール4 ,4 (図
5参照)に挿通して柱脚を基礎面8に載置し、ナット9
を締付けて固定するようにしている。 【0003】上記の柱材1は一般に平面四角形の中空体
が使用され、その下端に固設されるベースプレート2
も、図5に示すように、柱材1と相似の四角形の厚板に
より形成されており、その四隅を含む周辺に沿ってほぼ
等間隔で所要数のアンカーホール4 ,4 を設けたものと
なっている。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】ところで、柱脚の破壊
モードは多様であるが、アンカーボルトの強度、使用本
数及び配置とベースプレートの大きさ、厚みの関係が不
適切な場合には、基礎コンクリートの破壊がアンカーボ
ルトやベースプレートの破壊に先行することがある。 【0005】特にアンカーボルトの配置とベースプレー
トの形状や厚みのバランスが悪いと、地震のような交番
荷重を受けた場合に、図6の(イ)のように、ベースプ
レート2の一側が柱材1の端部付近から屈曲して浮き上
りが生じ、アンカーボルト5もベースプレート2の浮き
上った面にしたがって曲りながら引き伸ばされることに
なり、柱脚の固定が崩れることになる。また、図6
(ロ)、(ハ)に示すように、ベースプレートの四隅が
コンクリートの基礎面8を鋭角に押す状態ともなり、そ
うなれば、基礎コンクリートをぜい性的な破壊に至らせ
るので、柱材1が本来有している吸収エネルギーを大巾
に低下させることになる。これは柱脚が最も避けるべき
モードの一つであって、このコンクリートのぜい性的破
壊を如何にして防ぐかが、柱脚取付けにおける大きな問
題となっていた。 【0006】本考案は上記従来の問題を解決し、コンク
リートのぜい性破壊を防ぎ、柱脚の強固な固定のできる
手段を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本考案者は上記の問題点
を改善するため鋭意検討を重ねた結果、特に柱脚に固設
するベースプレートの形状とアンカーホールの配置を適
正化することにより好結果が得られることを見出し、本
考案を形成するに至った。すなわち、本考案は、柱材1
の下端に固設され、周辺部に沿って所定間隔で設けられ
た複数個のアンカ−ホ−ル4にアンカ−ボルト5を挿通
し、ナット9の締付けにより基礎面に固定する柱脚固定
用ベースプレート2において、平面形状を四角形の各隅
部を斜断した形状とし、各隅部近傍にはそれぞれ2個の
アンカ−ホ−ル4,4を、それら軸心を結ぶ線が斜辺と
ほぼ平行となる位置に設けたことを特徴とするものであ
る。 【0008】 【作用】柱脚に曲げモーメントが働くと、図6の(イ)
に示すように、ベースプレート2の一側は柱材1の端部
付近から屈曲して浮き上ろうとするので、地震のような
交番荷重を受けた場合、その浮き上った側のベースプレ
ート2の端が同図(ロ)のように鋭角に基礎面8を押
し、それが繰返されることになる。しかも、ベースプレ
ート2は同図(ハ)のように、曲げモーメントの働く方
向と直交する方向にも湾曲するようになるので、ベース
プレート2の四隅では基礎面への押圧力が集中すること
になる。 【0009】このような場合、本考案のベースプレート
では、その四隅が斜断されているので、基礎面8への応
力集中がさけられるとともに、四隅の斜断された辺3b
近くには、それぞれ2本のアンカーボルト5が近接して
抵抗することになるので、四隅部の変形と浮き上りが抑
制され、高い対抗力が発揮される。 【0010】 【実施例】本考案の一実施例について、図1、図2を参
照して説明すると、1は鉄骨の柱材で、その下端に本考
案のベースプレート2が溶接により固設され、柱脚が形
成されている。柱材1は横断面が四角形の中空体が用い
られ、ベースプレート2は、柱材1の横断面と相似のほ
ぼ四角形をなし、その四角形の隅部は適宜な長さに斜断
され、長辺3aと斜辺3bとが交互に連続して外形をな
している。そして、ベースプレート2の大きさは、その
対向する長辺3a,3a間の長さL1 が柱材1の1辺の
長さL2 の2倍弱の長さL1 〈2L2 となっている。ま
た、ベースプレート2の厚さは、柱材1の1辺の長さと
肉厚との関係で適宜定められる。 【0011】ベースプレート2には基礎コンクリートに
埋立てられたアンカーボルト5 ,5を挿通するアンカー
ホール4 ,4 が多数設けられている。それらのアンカー
ホール4 ,4 は、図示のように、各長辺3a,3aに沿
って3個宛等間隔P1 ,P1をおいて直列に設けられて
おり、そして、斜辺3bに近いアンカーホール4 ,4同
志の間隔P2 は上記間隔P1 より短かく互に近接し、か
つそれらアンカ−ホ−ル4,4の軸心を結ぶ線が斜辺3
bとほぼ平行するように設けられている。 【0012】図3は、本考案ベースプレートを用いた柱
脚の取付例を示したもので、従来と同様に、アンカーホ
ール4,4 に挿通するアンカーボルト5,5 を捨コン10上に
固定した鋼製フレ−ム6に取付けて、基礎コンクリ−ト
7に埋立て、それらのアンカ−ボルト5,5 にアンカ−ホ
−ル4,4 を通して柱脚のベ−スプレ−ト2を載置し、ベ
−スプレ−ト2より突出したアンカ−ボルト5,5 にナッ
ト9,9 を締込んで柱脚の固定を行うのである。 【0013】 【考案の効果】以上説明したように、柱脚のベ−スプレ
−トの形状を、四角形の隅を斜断した形状にしてその隅
部にそれぞれ2個のアンカ−ホ−ルを近接して設けたの
で、地震のような交番荷重を受けた場合でも、従来のよ
うにベ−スプレ−トの四隅がコンクリ−ト基礎面を鋭角
に押す状態や浮き上りが回避され、基礎コンクリ−トの
ぜい性的な破壊を防ぐことができる。また、ベ−スプレ
−トは基礎面と十分広い面積で接しているので、柱脚固
定の崩れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ベ−スプレ−トの一実施例を示す平面図
である。 【図2】同正面図である。 【図3】同使用例を示す正面図である。 【図4】従来の柱脚取付例を示す正面図である。 【図5】従来のベ−スプレ−トを示す平面図である。 【図6】(イ)、 (ロ)、(ハ)はそれぞれ柱脚の破壊
モ−ドの一例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 柱脚 2 ベ−スプレ−ト 3a 長辺 3b 斜辺 4 アンカ−ホ−ル 5 アンカ−ボルト
である。 【図2】同正面図である。 【図3】同使用例を示す正面図である。 【図4】従来の柱脚取付例を示す正面図である。 【図5】従来のベ−スプレ−トを示す平面図である。 【図6】(イ)、 (ロ)、(ハ)はそれぞれ柱脚の破壊
モ−ドの一例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 柱脚 2 ベ−スプレ−ト 3a 長辺 3b 斜辺 4 アンカ−ホ−ル 5 アンカ−ボルト
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 柱材の下端に固設され、周辺部に沿って所定間隔で設け
られた複数個のアンカ−ホ−ルにアンカ−ボルトを挿通
し、ナットの締付けにより基礎面に固定する柱脚固定用
ベースプレートにおいて、平面形状を四角形の各隅部を
斜断した形状とし、各隅部近傍にはそれぞれ2個のアン
カ−ホ−ルを、それら軸心を結ぶ線が斜辺とほぼ平行と
なる位置に設けたことを特徴とする、柱脚固定用ベース
プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2993791U JP2580332Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 柱脚固定用ベースプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2993791U JP2580332Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 柱脚固定用ベースプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119005U JPH04119005U (ja) | 1992-10-23 |
JP2580332Y2 true JP2580332Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=31913701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2993791U Expired - Lifetime JP2580332Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 柱脚固定用ベースプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580332Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP2993791U patent/JP2580332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119005U (ja) | 1992-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |