JP2580100Y2 - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JP2580100Y2
JP2580100Y2 JP1992060700U JP6070092U JP2580100Y2 JP 2580100 Y2 JP2580100 Y2 JP 2580100Y2 JP 1992060700 U JP1992060700 U JP 1992060700U JP 6070092 U JP6070092 U JP 6070092U JP 2580100 Y2 JP2580100 Y2 JP 2580100Y2
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JP
Japan
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terminal
conductor
insulating wall
terminal block
main body
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JP1992060700U
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JPH0623171U (ja
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忠晴 土本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、端子装置に関し、さら
に詳しく述べると分電盤相互又は分割した分岐回路相互
を電気的に接続する端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、分電盤同士を連結して使用する
場合又は同一ボックス内に分岐回路を分割して収める場
、一方の分電盤内(分岐回路)から他方の分電盤内
(分岐回路)に導体を介して電気的接続をするのである
が、このとき、図4に示す端子装置を一方あるいは他方
の分電盤内(分岐回路)に設けることがある。
【0003】図において、10は端子板で、金属を板状に
形成し電線導体50(導体)を接続するための導体接続部
11,12 を並設している。
【0004】20は端子台で、プラスチック等の絶縁材料
で形成され、端子板10が装着される底部23と、この底部
23の垂直方向に固定され導体接続部11,12の外周を包囲
する絶縁壁22を有している。この端子台20は、電路に合
わせて2個あるいは図4に示すように3個を並設して使
用される。
【0005】40は端子螺子で、端子板10に電線導体50を
締めつける端子螺子本体41と、電線導体50を端子板10に
密着させる当金42とから構成されている。端子螺子本体
41は、頭部中央に工具等により締めつけるための六角孔
43を有している。当金42は、電線導体50に当接する大径
の座金44と端子螺子本体41の緩みを防止する小径の座金
45とから形成されている。
【0006】この端子装置は、端子板10の導体接続部1
1,12に絶縁壁22を有していない一方側から電線導体50
を挿入し、端子螺子本体41の六角孔43に六角レンチを嵌
め六角レンチを回動させることによって電線導体50を端
子板10に接触固定する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前述した端子装置は、
絶縁壁が端子台に一体形成され、しかも電線挿入位置が
固定的であるため、分電盤の連結位置又は分岐回路の分
割位置によっては電線導体を曲げて導体接続部に挿入し
なければならない場合が多い。一般に、分電盤から分電
(分岐回路から分岐回路)に電気的接続をする電線導
体は、径の大きいものを使用するので、この場合、電線
導体を曲げる作業が非常に困難であった。
【0008】本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、端子板に電線導体を接触
固定するに際し、電線導体を曲げる量が少なくできてそ
の作業が容易となる端子装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の端子装置は、少
なくとも2つの導体接続部を並設した端子板と、端子板
を装着し、かつ、各導体接続部の外周を包囲する絶縁壁
を有する端子台と、端子板に導体を接触固定する端子螺
子と、を備えた端子装置において、前記端子台は、隔離
壁により各導体接続部を区切った状態で端子板を装着す
る端子台本体と、各導体接続部における隔離壁以外の三
辺のうちの二辺側で端子台本体に各辺毎に装着される複
数の絶縁壁とを有して構成され、前記端子台本体及び各
絶縁壁に各絶縁壁を着脱自在に取着する装着部を設け、
しかも導体挿入方向に対して各絶縁壁の装着位置が変え
られるようにした構成としている。
【0010】
【作用】本考案の端子装置は、端子台を、隔離壁により
各導体接続部を区切った状態で端子板を装着する端子台
本体と、各導体接続部における隔離壁以外の三辺のうち
の二辺側で端子台本体に各辺毎に装着される複数の絶縁
壁とで構成し、端子台本体及び各絶縁壁に各絶縁壁を着
脱自在に取着する装着部を設け、しかも導体挿入方向に
対して各絶縁壁の装着位置が変えられるようにしたの
で、各導体接続部を包囲した各々2つの絶縁壁を、分電
盤内(分岐回路内)に挿入された電線導体の方向に合わ
せて、すなわち電線挿入方向に絶縁壁が位置するときに
はその絶縁壁を各導体接続部における他の一辺側に変え
ることができ、それによって電線導体を曲げる量を少な
くできる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。なお、従来例のものと基本的機能が
同様の部材には同一の符号を付している。
【0012】すなわち、端子装置は、図1に示すよう
に、後述する電線導体50 (導体)が接触固定される端子
板10と、端子板10を装着した端子台20と、電線導体50を
端子板10に接触固定する端子螺子40とから構成されてい
る。
【0013】端子板10は、金属を板状に形成し後述する
端子台20の隔離壁25の下面を挿通させ、電線導体50(導
体)を接続するための導体接続部11,12 を並設してい
る。なお、本実施例によれば、導体に電線導体を使用し
ているが、板状の金属バー等の導体でも適用できる。ま
た、導体接続部は2ヵ所とは限らず、3ヵ所以上設けら
れていても適用できる。
【0014】端子台20は、プラスチック等の絶縁材料
にて、端子板10が装着される端子台本体21と、端子
台本体21に着脱自在な絶縁壁22とから構成される。
端子台本体21は、端子板10が装着される底部23
と、この底部23で端子板10の各導体接続部11,1
2毎の四隅に立設した絶縁壁支持部24と、底部23の
ほぼ中央から垂直に延び2個の導体接続部11,12を
区切る隔離壁25とから構成されている。底部23は、
略直方体状に形成され、長手方向側面(隔離壁25下
方)に、端子台20を分電盤内にビス等で固定するため
のビス固定部26を有するとともに、短手方向側面に、
端子台20を分電盤内に板バネ等で固定するためのバネ
固定部27を有している。つまり、ビスを使用しても板
バネを使用しても端子台20を分電盤内に固定できるよ
うになっている。また、絶縁壁22が装着される底部2
3の上面には、後述する絶縁壁22の装着部31が圧入
によって装着される溝状の装着部28を設けている。絶
縁壁支持部24は、略角柱状に形成され、底部23で端
子板10の各導体接続部11,12毎の四隅に立設した
状態で装着部28に連通する嵌合溝29を有している。
なお、本実施例によれば、底部23の装着部28は溝状
に形成されているが、絶縁壁22の装着部31が装着で
きるものであればどのような形状でも適用できる。
【0015】絶縁壁22は、絶縁壁本体30と、底部23の装
着部28に圧入によって装着される装着部31と、絶縁壁支
持部24の嵌合溝29に嵌合する嵌合部32から構成されてい
る。なお、本実施例によれば、絶縁壁22の装着部31は端
子台20の装着部28に圧入によって装着しているが、圧入
以外の方法で装着するものでもよい。
【0016】端子螺子40は、端子板10に電線導体50を締
めつける端子螺子本体41と、電線導体50を端子板10に密
着させる当金42とから構成されている。端子螺子本体41
は、頭部中央に工具等により締めつけるための六角孔43
を有している。当金42は、電線導体50に当接する大径の
座金44と端子螺子本体41の緩みを防止する小径の座金45
とから形成されている。なお、端子螺子は、本実施例で
は、六角孔を有するものとしているが、これに限定され
ないことは言うまでもない。
【0017】この端子装置は、端子板10の導体接続部1
1,12に絶縁壁22が存在しない一側から電線導体50を挿
入し、端子螺子本体41の六角孔43に六角レンチ(図示せ
ず)を嵌め、六角レンチを回動させることによって電線
導体50を端子板10に接触固定する。また、図2に示すよ
うに、図1において右斜め方向から電線導体50が挿入す
る場合、分電盤内に挿入された電線導体50の方向に合わ
せて、すなわち電線挿入方向に絶縁壁22が位置するとき
にはその絶縁壁22を他の位置に変えることができる。従
って、この電線導体50は、大きな力を必要とする曲げの
量を少なくして端子板10に接触固定させることができ
る。
【0018】次に、本考案の第2実施例を図3に基づい
て説明する。このものは、第1実施例とは端子台20のみ
が異なるものであり、以下これについて述べる。
【0019】すなわち、端子台20は、プラスチック等
の絶縁材料で形成され、端子板10が装着される端子台
本体21と、端子台本体21に着脱自在な絶縁壁22と
から構成される。端子台本隊21は、端子板10が装着
される底部23と、底部23の両端に固設され後述する
絶縁壁22の回動支持部33が軸着する嵌合軸23a
と、底部23のほぼ中央から垂直に延び導体接続部11
と12とを区切る隔離壁25とから構成されている。底
部23は、略直方体状に形成され、長手方向側面(隔離
壁25下方)に端子台20を分電盤内にビス等で固定す
るためのビス固定部26を有するとともに、短手方向側
面に端子台20を分電盤内に板バネ等で固定するための
バネ固定部27を有している。つまり、ビスを使用して
も板バネを使用しても端子台20を分電盤内に固定でき
るようになっている。また、絶縁壁22が装着される底
部23の上面には後述する絶縁壁22の装着部31が圧
入によって装着される溝状の装着部28を設けている。
嵌合溝23aは、基端を底部23に固着するとともに先
端に回動支持部33が抜けるのを防止する抜け止め防止
部23bを設けている。なお、本実施の形態によれば、
底部23の装着部28は溝状に形成されているが、絶縁
壁22の装着部31が装着できるものであればどのよう
な形状でも適用できる。
【0020】絶縁壁22は、絶縁壁本体30と、底部21の装
着部28に圧入によって装着される装着部31と、嵌合軸23
a に軸着され絶縁壁本体30を回動自在に支持する回動支
持部33とから構成されている。回動支持部33は、その下
部に嵌合軸23a の抜け止め防止部23b が当接する当接部
33a を有している。つまり、電線導体50の挿入方向に応
じて、絶縁壁22の位置が変えられるようになっている。
この場合、回動支持部が底部に回動自在に保持されるの
で、絶縁壁22を取り外すことなく電線導体挿入方向を変
えることができる。
【0021】なお、本考案における端子台本体と絶縁壁
の着脱自在である構成とは、絶縁壁がその絶縁機能を果
たすべくそれを端子台本体に装着したり、絶縁壁の装着
位置を変えるべくそれを移動させる際に端子台本体に対
して非装着状態にしたりし得る構成をいう。
【0022】
【考案の効果】本考案の端子装置は、端子台を、隔離壁
により各導体接続部を区切った状態で端子板を装着する
端子台本体と、各導体接続部における隔離壁以外の三辺
のうちの二辺側で端子台本体に各辺毎に装着される複数
の絶縁壁とで構成し、端子台本体及び各絶縁壁に各絶縁
壁を着脱自在に取着する装着部を設け、しかも導体挿入
方向に対して各絶縁壁の装着位置が変えられるようにし
たので、各導体接続部を包囲した各々2つの絶縁壁を、
分電盤内(分岐回路内)に挿入された電線導体の方向に
合わせて、すなわち電線挿入方向に絶縁壁が位置すると
きにはその絶縁壁を各導体接続部における他の一辺側に
変えることができ、それによって電線導体を曲げる量を
少なくでき、従ってその作業が容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のものの電線導体が異なる方向から挿入さ
れた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 端子板 11 導体接続部 12 導体接続部 20 端子台 21 端子台本体 22 絶縁壁 28 装着支持部 30 絶縁壁の装着部 40 端子螺子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの導体接続部を並設した
    端子板と、端子板を装着し、かつ、各導体接続部の外周
    を包囲する絶縁壁を有する端子台と、端子板に導体を接
    触固定する端子螺子と、を備えた端子装置において、 前記端子台は、隔離壁により各導体接続部を区切った状
    態で端子板を装着する端子台本体と、各導体接続部にお
    ける隔離壁以外の三辺のうちの二辺側で端子台本体に各
    辺毎に装着される複数の絶縁壁とを有して構成され、前
    記端子台本体及び各絶縁壁に各絶縁壁を着脱自在に取着
    する装着部を設け、しかも導体挿入方向に対して各絶縁
    壁の装着位置が変えられるようにしてなる端子装置。
JP1992060700U 1992-08-28 1992-08-28 端子装置 Expired - Lifetime JP2580100Y2 (ja)

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JPH0623171U JPH0623171U (ja) 1994-03-25
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JP2018085815A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 住友電装株式会社 電気接続箱
JP7059833B2 (ja) * 2018-07-02 2022-04-26 富士電機機器制御株式会社 ネジアップ式端子台およびネジアップ式接点ユニット
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JPS57141383U (ja) * 1981-02-28 1982-09-04
JP3055668U (ja) * 1998-07-08 1999-01-22 有限会社名北鞄 反射フィルムの付いたランドセル

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