JP2578860B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2578860B2 JP33202487A JP33202487A JP2578860B2 JP 2578860 B2 JP2578860 B2 JP 2578860B2 JP 33202487 A JP33202487 A JP 33202487A JP 33202487 A JP33202487 A JP 33202487A JP 2578860 B2 JP2578860 B2 JP 2578860B2
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光夫 秋吉
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱風循環式オーブンやヒータ付電子レンジな
どのように加熱ムラをなくすために受皿を回転させて調
理する加熱調理器に関するものである。
従来の技術 従来、熱風循環式の電気オーブンやヒータ付電子レン
ジのようにヒータによる加熱ムラや電波による加熱ムラ
をなくすために回転受皿の上に載せた調理物を回転させ
ながら加熱していた。その場合、出力軸が5〜6rpmで回
転するインダクター形同期電動機等を使用し、起動トル
ク約1.5Kgf・cmで回転させていた。
また、このような電気オーブンやヒータ付電子レンジ
とは別に最近では自動製パン機というものが発売され、
注目を集めているが、これは出力軸が1500〜2000rpmで
起動トルク2.5〜5.0kgf・cmあるコンデンサーランの誘
導電動機等を用い、減速機構によってこね羽根の回転数
を300〜500rpmにしていた。この自動製パン機というも
のは、材料容器内にパンの材料である小麦粉、イースト
菌、適量のバター、砂糖等を水と共に入れ、容器内でこ
ねて発酵させ、ガス抜き、成形発酵させたのち、焼き上
げまで自動的に行うものである。
発明が解決しようとする問題点 ところが、この自動製パン機は山形パンは全て自動で
焼き上げるまで行えるというだけで他のパン類は発酵工
程まで行い、各々成形、成形発酵を行った後に別のオー
ブンで焼き上げる必要がある。したがって自動での調理
は山形パンだけで各種のパンを作ろうとすれば自動製パ
ン機と電気オーブン等の2機種の器具が必要となり、一
般家庭においては2機種揃えなければならず不経済で、
なおかつ使用に際しても不使用に際しても各々2台分の
スペースをとるという欠点があった。
また、電気オーブンと混練機を複合した製品が過去に
開発されているが、これは上下ヒータ式の電気オーブン
に限定されてしまい、熱風循環式オーブンやヒータ付電
子レンジのように回転受皿に調理物を載せて調理するも
のには、不可能であった。つまり同じ出力軸を用いて、
混練用の羽根と回転受皿を回すことになり300〜500rpm
の高速で受皿を回転すれば、調理物は周囲に飛び散って
しまうことになる。そのため、回転受皿を使用するもの
については、2つの高速用と低速用のモータを搭載して
切換えを行うか、あるいは変速機構を設けて減速するこ
とが考えられるが、いずれも構成が複雑でコストもかか
るため、実用的ではないという欠点があった。
さらに、高速回転の単一モータで低速回転させる方法
として、通電時間を断続して回転を落とすことが考えら
れるが、一定周期の断続では調理物の重量が変化する
と、起動トルクや摩擦力が変化し、回転数が変わってし
まうという奇妙な現象が現われた。
問題点を解決するための手段 本発明の加熱調理器は、パンこね用の混練機と熱風循
環式オーブンやヒータ付電子レンジを一体化したもの
で、調理物を載置する回転受皿と、調理物の重量を測定
する重量検出部と、回転受皿を回転させる駆動部を備
え、調理物の重量を検出して、その重量に対応した通電
時間の比率で駆動部を動作させるようにしたものであ
る。
作用 本発明の加熱調理器は、ヒータ加熱や電波加熱を行う
際、回転受皿に載置された調理物の重量を検出し、その
重量に相対した通電時間の断続比率で駆動部を動作さ
せ、回転受皿を重量に関係なく5〜6rpmの一定速度で回
転させるようにし、軽負荷時に調理物が飛び散ったり、
重負荷時に回転が停止するといったことがないようにし
たものである。
また、混練機とヒータ加熱あるいは電波加熱の加熱調
理機を一体化することができ、経済的で場所もとらず、
各種の調理が行えるというものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の加熱調理器を図面を参照し
て説明する。
第1図は本発明による加熱調理器の構造を示す正面断
面図及びブロック図である。第1図において加熱室1内
に調理物2を載置する回転受皿3、回転載置台4を設け
ている。その回転載置台は金属あるいはセラミック等の
主軸5によって支えられており、主軸5には混練用の羽
根を回転させる連結用の歯車6とモータ7の回転を受け
る歯車8が設けられている。そしてモータ7の回転はモ
ータの軸9に取付けられた歯車10から歯車8に伝達さ
れ、回転受皿3の調理物2を回転させる構成となってい
る。ここで回転の伝達方法として歯車を用いているの
は、ベルト方式のように軸に横方向の力を加えず、軸方
向の重量を正確に測定するためである。
また、モータ7は混練機能を持たせるため、自動製パ
ン機等に用いられているコンデンサー誘導電動機型のモ
ータを使用する。11はセラミックの薄板に電極を設け、
微小空間を設けて、張り合わせた圧電素子タイプの重量
センサーで静電容量を検出し、制御部によって重量に変
換している。12は軸9にかかる重量を直接重量センサー
に伝えないようにするための板バネで衝撃による割れや
過重量による破壊を防止する役目をしている。また、13
は高周波を発振するマグネトロンで、14はマグネトロン
13に高電圧を供給する高圧トランスである。マグネトロ
ン13から発振した高周波は導波管15によって加熱室1内
に導かれ、調理物2に照射する構成である。そして高周
波加熱の加熱ムラをなくすために回転受皿3を回転させ
る必要がある。
第2図は本発明の加熱調理器の他の実施例を示す正面
断面図で、混練容器を設置した状態を示している。
第2図において加熱室1内に混練容器16を設けてい
る。混練容器16はパン生地等を練るこね羽根17が回転自
在に取付けられており、こね羽根17にモータ7の回転駆
動を伝える歯車18が連結されている。そしてモータ7は
マグネトロン13や高圧トランス等が設置されている電気
部品室内に取付けられており、モータ7に設けられたプ
ーリ19を回転させ、その回転をベルト20によってプーリ
21に伝達し、プーリ21と同軸に設けられた歯車10,歯車
8,歯車6,歯車18と伝達し、こね羽根17を回転させる構成
である。
このように混練機能と熱風循環式オーブンや電子レン
ジの回転受皿機能を備えた加熱調理器においては、第2
図のように混練の際には主軸5の回転数を300〜400rp
m、第1図のように回転受皿3を回転させる際には、回
転数を5〜6rpmにする必要がある。
したがって1つのモータ7で構成する場合、回転数を
落とすために回転受皿3に載置された調理物2の重量を
重量センサー11及び検出回路22で測定し、制御部23で重
量に相応した断続時間比率を算出し、ドライバ24を通し
てモータ7に通電するようにしている。このモータ7に
通電する時間比率は、当然重量が重くなるほど増加さ
せ、軽くなるほど減少させることによって調理物2の重
量が変化しても、回転受皿3は常に5〜6rpmの一定速度
で回転させることができる。
このように調理物2の重量を検出し、その重量に対応
した断続時間比率でモータ7に通電することによって電
子レンジ加熱の際に低速で安定した回転が行え加熱ムラ
を解消すると共に、混練用の1つのモータで混練機能と
回転受皿の機能を備えた加熱調理器を得ることができ
る。
なお、第2図に示すようにモータ7を電気部品室内に
設置し、プーリ19、21及びベルト20で伝達すれば、調理
器本体の高さを低くすることができ、よりコンパクトな
加熱調理器を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明による加熱調理器によると、次の
ような効果を得ることができる。
(1) 1つのモータで混練時の300〜500rpmと回転受
皿の回転時の5〜6rpmの回転が得られるため、複雑な変
速機構が不用となり、簡単な構成で安価に、また幅の広
い回転数が得られることになる。
(2) 電子レンジ加熱等の低速回転時に重量が変化し
ても一定の安定した回転数が得られ、軽量の調理物を載
置した場合には、高速回転で調理物が周囲に飛び散った
りすることがなく、また重量のある調理物を載置した場
合にも、回転が停止するといったことがなくなる。
(3) 主軸への回転駆動の伝達は、歯車によって行う
ため重量検出部には主軸の横方向の力の影響を与えずに
軸方向の重量が直にかかるため、重量測定が正確に行
え、調理物の重量が正確に検出できる。したがって回転
受皿の回転数も安定して得られる。
(4) パン生地の混練時間は最長でも約40分と短時間
であり、また低速回転時にはモータへの通電時間を断続
しているため、モータの巻線の温度上昇も低く押さえる
ことができ、モータの寿命も長くなる。
(5) 単一の本体で混練機能と電子レンジ機能あるい
はオーブン機能と数種の機能を備えることができ、調理
の幅も拡がり、便利であることはいうまでもなく、経済
的で場所もとらないという効果がある。またモータを電
気部品室内に収納すれば、さらに本体をコンパクトにで
き、省スペースがはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱調理器の構成
図、第2図は他の実施例を示す正面断面図である。 1……加熱室、3……回転受皿、5……主軸、7……モ
ータ、11……重量センサー、16……混練容器、17……こ
ね羽根、22……検出回路、23……制御部。
フロントページの続き (72)発明者 辻本 真佐治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 朝日奈 孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、加熱室に出
    入自在に設けた混練容器と、この容器内に回転自在に設
    けたこね羽根と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
    被加熱物を載置する回転受皿と、回転受皿を載置する回
    転載置台と、それを保持する主軸と、被加熱物の重量を
    検出する重量検出部と、前記回転受皿を回転させる駆動
    部及び伝達部と、各々を制御する制御部とを備え、重量
    検出部により被加熱物の重量を検出し、重量に対応した
    通電時間の比率で駆動部を動作させる構成とした加熱調
    理器。
  2. 【請求項2】回転載置台を保持する主軸で重量を検出
    し、回転駆動は主軸に設けた歯車と別軸に設けた歯車で
    伝達する構成とした特許請求の範囲第1項記載の加熱調
    理器。
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