JP2578730Y2 - 金型置き装置 - Google Patents
金型置き装置Info
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- JP2578730Y2 JP2578730Y2 JP1992023842U JP2384292U JP2578730Y2 JP 2578730 Y2 JP2578730 Y2 JP 2578730Y2 JP 1992023842 U JP1992023842 U JP 1992023842U JP 2384292 U JP2384292 U JP 2384292U JP 2578730 Y2 JP2578730 Y2 JP 2578730Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、台車式金型交換シス
テムに使用する金型置き装置に関し、より詳しく言え
ば、その装置は、射出成形機等の成形機械と金型交換用
台車との間で交換される金型を仮り置きするための金型
置台を備える。
テムに使用する金型置き装置に関し、より詳しく言え
ば、その装置は、射出成形機等の成形機械と金型交換用
台車との間で交換される金型を仮り置きするための金型
置台を備える。
【0002】
【従来の技術】この種の台車式金型交換システムとして
は、実開昭61−47611号公報に記載されたものが
ある。これは、金型交換台車上の金型載荷面に載置した
金型に押引用フックを上側から係合させて、その係合状
態でフックを前後方向へ駆動することによって金型を射
出成形機との間で出し入れするものである。
は、実開昭61−47611号公報に記載されたものが
ある。これは、金型交換台車上の金型載荷面に載置した
金型に押引用フックを上側から係合させて、その係合状
態でフックを前後方向へ駆動することによって金型を射
出成形機との間で出し入れするものである。
【0003】また、本考案が対象とする金型置き装置と
しては、図12から図14の各図にそれぞれ示す第1従
来例から第3従来例が知られている。各従来例の基本的
な構造は次のようになっている。
しては、図12から図14の各図にそれぞれ示す第1従
来例から第3従来例が知られている。各従来例の基本的
な構造は次のようになっている。
【0004】金型置台6の上部に前後方向(図上で左右
方向、以下おなじ)へ延びる金型載荷面Sを設け、金型
13の左右両側面に固定した金型プレート14(ここで
は一方だけを示している)の下向き突出部14aを上記
の金型載荷面Sに前後方向へ移動可能に載置する。その
金型プレート14の前部(図上で左部、以下おなじ)に、
金型押引き用の被駆動部18と金型前進阻止用被受止め
部19とを固定する。上記の金型置台6の前側に配置し
た金型交換用台車の押引用フック(図示せず)によって上
記の被駆動部18を前後方向へ押し引き移動可能に構成
する。また、図12の第1従来例と図13の第2従来例で
は、上記の金型置台6の前部に、空圧シリンダのピスト
ンロッドからなる前進阻止用ストッパー41を設けて、
そのストッパー41を上記の被受止め部19に前側から
対面及び対面解除可能に構成する。
方向、以下おなじ)へ延びる金型載荷面Sを設け、金型
13の左右両側面に固定した金型プレート14(ここで
は一方だけを示している)の下向き突出部14aを上記
の金型載荷面Sに前後方向へ移動可能に載置する。その
金型プレート14の前部(図上で左部、以下おなじ)に、
金型押引き用の被駆動部18と金型前進阻止用被受止め
部19とを固定する。上記の金型置台6の前側に配置し
た金型交換用台車の押引用フック(図示せず)によって上
記の被駆動部18を前後方向へ押し引き移動可能に構成
する。また、図12の第1従来例と図13の第2従来例で
は、上記の金型置台6の前部に、空圧シリンダのピスト
ンロッドからなる前進阻止用ストッパー41を設けて、
そのストッパー41を上記の被受止め部19に前側から
対面及び対面解除可能に構成する。
【0005】上記の基本構造において、台車から金型置
台6へ搬入した金型13と金型プレート14をその金型
置台6上の所定位置に位置決めする部分の構造が、各従
来例では次のようになっていた。 (第1従来例)・図12参照 基準長さの金型13の場合には、(A)図に示すように、
金型プレート14を金型置台6後部(図上で右部、以下
おなじ)の後退阻止用ブロック57で直接に受止めて被
駆動部18を所定寸法Mに位置決めするのに対して、基
準長さよりも短い金型13の場合には、(B)図に示すよ
うに、金型プレート14の後部にスペーサ58をボルト
59で固定することにより、被駆動部18を上記の所定
寸法Mに位置決めするものである。
台6へ搬入した金型13と金型プレート14をその金型
置台6上の所定位置に位置決めする部分の構造が、各従
来例では次のようになっていた。 (第1従来例)・図12参照 基準長さの金型13の場合には、(A)図に示すように、
金型プレート14を金型置台6後部(図上で右部、以下
おなじ)の後退阻止用ブロック57で直接に受止めて被
駆動部18を所定寸法Mに位置決めするのに対して、基
準長さよりも短い金型13の場合には、(B)図に示すよ
うに、金型プレート14の後部にスペーサ58をボルト
59で固定することにより、被駆動部18を上記の所定
寸法Mに位置決めするものである。
【0006】(第2従来例)・図13参照 上記のスペーサ58に代えて、金型置台6の後部に空圧
シリンダ60を設け、前もって進出させておいたピスト
ンロッド61によって金型プレート14を受け止めるこ
とにより、被駆動部18を前記の所定寸法に位置決めす
るように構成したものである。
シリンダ60を設け、前もって進出させておいたピスト
ンロッド61によって金型プレート14を受け止めるこ
とにより、被駆動部18を前記の所定寸法に位置決めす
るように構成したものである。
【0007】(第3従来例)・図14参照 金型置台6の前後方向中央寄り部に空圧シリンダ63を
設けて、そのピストンロッド64を金型プレート14の
中央部に形成した係合溝14bに係合させるとともに、
金型プレート14の前部にスペーサ65を介して被駆動
部18を固定することにより、その被駆動部18を前記
の所定寸法に位置決めするように構成したものである。
設けて、そのピストンロッド64を金型プレート14の
中央部に形成した係合溝14bに係合させるとともに、
金型プレート14の前部にスペーサ65を介して被駆動
部18を固定することにより、その被駆動部18を前記
の所定寸法に位置決めするように構成したものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記の各従来例では次
の問題がある。 (第1従来例)・図12参照 金型プレート14からスペーサ58が突出するので、そ
のスペーサ58が射出成形機等での成形作業の障害にな
りやすい。
の問題がある。 (第1従来例)・図12参照 金型プレート14からスペーサ58が突出するので、そ
のスペーサ58が射出成形機等での成形作業の障害にな
りやすい。
【0009】(第2従来例)・図13参照 金型置台6から空圧シリンダ60が突出するので、その
分だけ金型置台6が大型化する。そのうえ、金型プレー
ト14の位置決め時には前後長さ(図上で左右長さ)の異
なる金型プレート14の受け入れタイミングに合わせて
ピストンロッド61の進出量を調節操作する必要がある
ので、金型置き装置の制御装置の構成が複雑である。
分だけ金型置台6が大型化する。そのうえ、金型プレー
ト14の位置決め時には前後長さ(図上で左右長さ)の異
なる金型プレート14の受け入れタイミングに合わせて
ピストンロッド61の進出量を調節操作する必要がある
ので、金型置き装置の制御装置の構成が複雑である。
【0010】(第3従来例)・図14参照 前記の図12の第1従来例に比べてスペーサ65の厚さ
が半分ですむので、第1従来例の問題点を半減できる
が、空圧シリンダ63が必要なので、上記の第2従来例
と同様に、金型置き装置の制御装置の構成が複雑であ
る。本考案は、成形作業を容易に行えるようにするこ
と、金型置台を小型化すること、金型置き装置の制御装
置の構成を簡素化することを目的とする。
が半分ですむので、第1従来例の問題点を半減できる
が、空圧シリンダ63が必要なので、上記の第2従来例
と同様に、金型置き装置の制御装置の構成が複雑であ
る。本考案は、成形作業を容易に行えるようにするこ
と、金型置台を小型化すること、金型置き装置の制御装
置の構成を簡素化することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、押引き用の被駆動部18を金型置台6上
に位置決めする部分の構造を、次のように構成した。例
えば、図1から図7、又は図8・図9・図10・図11
にそれぞれ示すように、金型プレート14の前部に、金
型後退阻止用被受止め部20を、金型13の下面Lより
も下側かつ前記の金型載荷面Sよりも上側に固定し、前
記の金型置台6の前部に後退阻止用ストッパー42を設
けて、そのストッパー42を、上記の金型後退阻止用の
被受止め部20とほぼ同じ高さ位置でその被受止め部2
0に後側Bから対面可能に構成した。
成するために、押引き用の被駆動部18を金型置台6上
に位置決めする部分の構造を、次のように構成した。例
えば、図1から図7、又は図8・図9・図10・図11
にそれぞれ示すように、金型プレート14の前部に、金
型後退阻止用被受止め部20を、金型13の下面Lより
も下側かつ前記の金型載荷面Sよりも上側に固定し、前
記の金型置台6の前部に後退阻止用ストッパー42を設
けて、そのストッパー42を、上記の金型後退阻止用の
被受止め部20とほぼ同じ高さ位置でその被受止め部2
0に後側Bから対面可能に構成した。
【0012】
【作用】本考案は、例えば図1に示すように、次のよう
に作用する。金型13及び金型プレート14を金型交換
用台車3から金型置台6へ移すときには、これら金型1
3や金型プレート14の通過の邪魔にならないように、
前進阻止用ストッパー41を金型通過空間から退避させ
ておき(ここでは金型載荷面Sよりも下側へ退避させて
おく)、この状態で押引き用の被駆動部18に係合させ
た押引用フック31を後側Bへ進出駆動して、台車3上
の金型13及び金型プレート14を金型置台6へ向けて
進出させる。
に作用する。金型13及び金型プレート14を金型交換
用台車3から金型置台6へ移すときには、これら金型1
3や金型プレート14の通過の邪魔にならないように、
前進阻止用ストッパー41を金型通過空間から退避させ
ておき(ここでは金型載荷面Sよりも下側へ退避させて
おく)、この状態で押引き用の被駆動部18に係合させ
た押引用フック31を後側Bへ進出駆動して、台車3上
の金型13及び金型プレート14を金型置台6へ向けて
進出させる。
【0013】上記の金型プレート14が金型置台6上の
所定位置に到達した時点でフック31の進出駆動を停止
して、その金型プレート14の後退阻止用被受止め部2
0に後退阻止用ストッパー42を後側Bから対面させる
とともに、前進阻止用ストッパー41を金型プレート1
4の前進阻止用被受け止め部19に前側Aから対面させ
る(ここでは金型載荷面Sよりも上側へ突出させて対面
させる)。これにより、金型プレート14は2つのスト
ッパー41・42によって前後移動が阻止され、押引き
用の被駆動部18を金型置台6上に正確に位置決めでき
ることになる。その後、フック31と被駆動部18との
係合を解除して、そのフック31を台車3上の所定位置
へ戻しおくのである。上記のように、金型プレート14
の被駆動部18は金型置台6上に正確に位置決めされて
いるので、次回にその金型プレート14及び金型13を
金型置台6から台車3へ取り出すときには、その被駆動
部18にフック31を容易に係合させることが可能とな
る。
所定位置に到達した時点でフック31の進出駆動を停止
して、その金型プレート14の後退阻止用被受止め部2
0に後退阻止用ストッパー42を後側Bから対面させる
とともに、前進阻止用ストッパー41を金型プレート1
4の前進阻止用被受け止め部19に前側Aから対面させ
る(ここでは金型載荷面Sよりも上側へ突出させて対面
させる)。これにより、金型プレート14は2つのスト
ッパー41・42によって前後移動が阻止され、押引き
用の被駆動部18を金型置台6上に正確に位置決めでき
ることになる。その後、フック31と被駆動部18との
係合を解除して、そのフック31を台車3上の所定位置
へ戻しおくのである。上記のように、金型プレート14
の被駆動部18は金型置台6上に正確に位置決めされて
いるので、次回にその金型プレート14及び金型13を
金型置台6から台車3へ取り出すときには、その被駆動
部18にフック31を容易に係合させることが可能とな
る。
【0014】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。押引き用の被駆動部を金
型置台上の所定位置に位置決めするにあたり、第1従来
例(図12参照)や第3従来例(図14参照)とは異なり、
金型プレートからスペーサを突出させる必要がないの
で、金型プレートが射出成形機等での成形作業の邪魔に
なるのを防止でき、その成形作業が容易になる。
ることから次の効果を奏する。押引き用の被駆動部を金
型置台上の所定位置に位置決めするにあたり、第1従来
例(図12参照)や第3従来例(図14参照)とは異なり、
金型プレートからスペーサを突出させる必要がないの
で、金型プレートが射出成形機等での成形作業の邪魔に
なるのを防止でき、その成形作業が容易になる。
【0015】また、金型プレートに後退阻止用被受止め
部を設けるとともに金型置台に後退阻止用ストッパーを
設けることによって、第2従来例(図13参照)や第3従
来例(図14参照)の位置決め用シリンダを省略できるの
で、その金型置台を小型に造れるうえ制御装置の構成を
も簡素化できる。
部を設けるとともに金型置台に後退阻止用ストッパーを
設けることによって、第2従来例(図13参照)や第3従
来例(図14参照)の位置決め用シリンダを省略できるの
で、その金型置台を小型に造れるうえ制御装置の構成を
も簡素化できる。
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1から図7で説
明する。まず、図2の平面図で金型交換システムの全体
構成を説明する。異なる機種の4台の射出成形機1a・
1b・1c・1dの間に台車用レール2が配置され、左右
2つの金型載荷面4・5を備える金型交換用台車3(以
下、単に台車という)が上記レール2に沿って左右方向
へ走行可能とされる。そのレール2の右端部分の後側B
には複数の金型置台6が固定されている。各金型置台6
は左右2つの金型載荷面S・Sを備える。
明する。まず、図2の平面図で金型交換システムの全体
構成を説明する。異なる機種の4台の射出成形機1a・
1b・1c・1dの間に台車用レール2が配置され、左右
2つの金型載荷面4・5を備える金型交換用台車3(以
下、単に台車という)が上記レール2に沿って左右方向
へ走行可能とされる。そのレール2の右端部分の後側B
には複数の金型置台6が固定されている。各金型置台6
は左右2つの金型載荷面S・Sを備える。
【0017】例えば射出成形機1aの使用済みの金型
(ここでは図示せず)の交換は、次の手順でなされる。ま
ず、上記の台車3をレール2に沿って金型置台6の前側
Aの位置へ移動させ、その金型置台6の金型載荷面Sに
載置してある新たな金型(ここでは図示せず)を台車3の
左側の金型載荷面4に搬出する。その台車3を、図示の
ように、射出成形機1aの前側A位置へ移動させ、射出
成形機1a内の使用済みの金型を右側の金型載荷面5に
搬入する。次いで、台車3を予め設定した距離だけ右側
へ移動させ、左側の金型載荷面4上の新たな金型を射出
成形機1a内に搬出する。その後、その台車3を金型置
台6の前側Aの位置へ移動させ、右側の金型載荷面5上
の使用済みの金型を金型置台6の載荷面Sに戻すのであ
る。
(ここでは図示せず)の交換は、次の手順でなされる。ま
ず、上記の台車3をレール2に沿って金型置台6の前側
Aの位置へ移動させ、その金型置台6の金型載荷面Sに
載置してある新たな金型(ここでは図示せず)を台車3の
左側の金型載荷面4に搬出する。その台車3を、図示の
ように、射出成形機1aの前側A位置へ移動させ、射出
成形機1a内の使用済みの金型を右側の金型載荷面5に
搬入する。次いで、台車3を予め設定した距離だけ右側
へ移動させ、左側の金型載荷面4上の新たな金型を射出
成形機1a内に搬出する。その後、その台車3を金型置
台6の前側Aの位置へ移動させ、右側の金型載荷面5上
の使用済みの金型を金型置台6の載荷面Sに戻すのであ
る。
【0018】上記の台車3と金型置台6との構成を、図
1及び図3から図7で説明する。図3の平面図と図4の
立面図に示すように、台車3の左側の金型載荷面4(及
び右側の金型載荷面5)は、前後方向(矢印A−Bの方
向、以下同じ)へ延びる左側の短尺ローラ群7と右側の長
尺ローラ群8とで構成される。また、金型置台6の各金
型載荷面Sも、前後方向へ延びる左側の短尺ローラ群1
0と右側の長尺ローラ群11とで構成される。金型13
の左右両側面には金型プレート14・14が固定されて
おり、その下向き突出部14a・14aが上記の金型載
荷面Sに前後方向へ移動自在に載置される。
1及び図3から図7で説明する。図3の平面図と図4の
立面図に示すように、台車3の左側の金型載荷面4(及
び右側の金型載荷面5)は、前後方向(矢印A−Bの方
向、以下同じ)へ延びる左側の短尺ローラ群7と右側の長
尺ローラ群8とで構成される。また、金型置台6の各金
型載荷面Sも、前後方向へ延びる左側の短尺ローラ群1
0と右側の長尺ローラ群11とで構成される。金型13
の左右両側面には金型プレート14・14が固定されて
おり、その下向き突出部14a・14aが上記の金型載
荷面Sに前後方向へ移動自在に載置される。
【0019】図1と図5及び図6に示すように、上記の
左側の金型プレート14の前部にL形ブラケット16を
固定してある。そのブラケット16の前下部に固定した
横長の被操作部材17が、金型押引き用の被駆動部(以
下、被駆動部という)18と、金型前進阻止用の被受止
め部(以下、第1被受止め部という)19と、金型後退阻
止用の被受止め部(以下、第2被受止め部という)20と
を構成している。上記の被操作部材17の下端面は、金
型13の下面Lよりも下側かつ前記の金型載荷面Sより
も上側に位置させてある。
左側の金型プレート14の前部にL形ブラケット16を
固定してある。そのブラケット16の前下部に固定した
横長の被操作部材17が、金型押引き用の被駆動部(以
下、被駆動部という)18と、金型前進阻止用の被受止
め部(以下、第1被受止め部という)19と、金型後退阻
止用の被受止め部(以下、第2被受止め部という)20と
を構成している。上記の被操作部材17の下端面は、金
型13の下面Lよりも下側かつ前記の金型載荷面Sより
も上側に位置させてある。
【0020】上記の台車3と金型置台6の各上部には、
それぞれ、断面視でC字状の2本のレール部材22を向
かい合わて構成した案内レール23・24を固定してあ
る。これら案内レール23・24に、チェーン25によ
って押引き駆動される押引台26を、前後のローラ27
・27を介して前後方向へ移動自在に挿入し、上記チェ
ーン25を、台車3の前側Aの上部内に設けたスプロケ
ット28によって駆動可能に構成してある。なお、上記
スプロケット28は図外のモータによって回転駆動され
る。また、上記チェーン25の前側Aの部分は、台車3
内の収容箱29に折り曲げ収容可能とされる。
それぞれ、断面視でC字状の2本のレール部材22を向
かい合わて構成した案内レール23・24を固定してあ
る。これら案内レール23・24に、チェーン25によ
って押引き駆動される押引台26を、前後のローラ27
・27を介して前後方向へ移動自在に挿入し、上記チェ
ーン25を、台車3の前側Aの上部内に設けたスプロケ
ット28によって駆動可能に構成してある。なお、上記
スプロケット28は図外のモータによって回転駆動され
る。また、上記チェーン25の前側Aの部分は、台車3
内の収容箱29に折り曲げ収容可能とされる。
【0021】上記の押引台26の収納溝26aに挿入し
た押引用フック31は、枢支ピン32に上下揺動自在に
支持されるとともにバネ33によって上側の係合位置X
(実線図参照)に弾圧される。また、上記の押引用フック
31の先端部には、先下がり状のカム面34と、金型プ
レート14の被駆動部18に係合する係合溝35とを並
べて形成してある。
た押引用フック31は、枢支ピン32に上下揺動自在に
支持されるとともにバネ33によって上側の係合位置X
(実線図参照)に弾圧される。また、上記の押引用フック
31の先端部には、先下がり状のカム面34と、金型プ
レート14の被駆動部18に係合する係合溝35とを並
べて形成してある。
【0022】上記の金型置台6の前側Aの部分には、ピ
ストンロッド37が上下に進退する空圧シリンダ38と
金型後退阻止用ブロック39とを固定してある。上記ピ
ストンロッド37の上部に設けた前進阻止用ストッパー
(以下、第1ストッパーという)41を、前記の第1被受
止め部19に前側Aから対面可能に構成してある。ま
た、上記ブロック39の上部に設けた後退阻止用ストッ
パー42(以下、第2ストッパーという)を前記の第2被
受止め部20に後側Bから対面させてある。上記の第2
ストッパー42の上面は、第2被受止め部20の下端面
と金型13の下面Lとの間の高さに位置させてある。
ストンロッド37が上下に進退する空圧シリンダ38と
金型後退阻止用ブロック39とを固定してある。上記ピ
ストンロッド37の上部に設けた前進阻止用ストッパー
(以下、第1ストッパーという)41を、前記の第1被受
止め部19に前側Aから対面可能に構成してある。ま
た、上記ブロック39の上部に設けた後退阻止用ストッ
パー42(以下、第2ストッパーという)を前記の第2被
受止め部20に後側Bから対面させてある。上記の第2
ストッパー42の上面は、第2被受止め部20の下端面
と金型13の下面Lとの間の高さに位置させてある。
【0023】上記の台車3と金型置台6との間で金型1
3を出し入れする手順を、主として図1で説明する。金
型置台6の金型載荷面Sに金型13を保管した状態で
は、前記ブロック39の第2ストッパー42によって金
型プレート14の後側Bへの移動を阻止するとともに、
前記の空圧シリンダ38を伸長させることによって第1
ストッパー41が金型プレート14の前側Aへの移動を
阻止してある。これにより、金型13と金型プレート1
4とが前後方向の所定位置に正確に位置決めされてい
る。また、押引台26は、台車3上の前側Aの部分に後
退されている。
3を出し入れする手順を、主として図1で説明する。金
型置台6の金型載荷面Sに金型13を保管した状態で
は、前記ブロック39の第2ストッパー42によって金
型プレート14の後側Bへの移動を阻止するとともに、
前記の空圧シリンダ38を伸長させることによって第1
ストッパー41が金型プレート14の前側Aへの移動を
阻止してある。これにより、金型13と金型プレート1
4とが前後方向の所定位置に正確に位置決めされてい
る。また、押引台26は、台車3上の前側Aの部分に後
退されている。
【0024】上記の金型13を金型置台6から台車3へ
移すときには、スプロケット28をモータ(図示せず)に
よって時計回りの方向へ回転させて、台車3上の押引台
26を後側Bへ進出させる。その押引台26の進出に伴
って、まず、押引用フック31のカム面34が金型プレ
ート14の被駆動部18の下面に接当し、次いで、被駆
動部18からカム面34に作用する下向き反力によって
フック31の先端部がバネ33に抗して下向きに揺動す
る。
移すときには、スプロケット28をモータ(図示せず)に
よって時計回りの方向へ回転させて、台車3上の押引台
26を後側Bへ進出させる。その押引台26の進出に伴
って、まず、押引用フック31のカム面34が金型プレ
ート14の被駆動部18の下面に接当し、次いで、被駆
動部18からカム面34に作用する下向き反力によって
フック31の先端部がバネ33に抗して下向きに揺動す
る。
【0025】引き続いて、押引台26が前進してフック
31の係合溝35が被駆動部18の位置にさしかかる
と、フック31の先端部がバネ33の弾圧力によって上
向きに揺動し、係合溝35が被駆動部18に係合する。
なお、上記のようにフック31の係合溝35が被駆動部
18と係合する位置に進出する直前には、図5に示すリ
ミットスイッチ44が押引台26の進出位置を検出し
て、モータ(図示せず)の回転を止めて押引台26を停止
させるとともに、前記の空圧シリンダ38を収縮させて
第1ストッパー41を第1被受止め部19の下端面より
も下側へ退避させるように構成してある。上記の係合状
態で押引台26を前側Aへ移動させることにより、金型
13を台車3へ引き出すのである。
31の係合溝35が被駆動部18の位置にさしかかる
と、フック31の先端部がバネ33の弾圧力によって上
向きに揺動し、係合溝35が被駆動部18に係合する。
なお、上記のようにフック31の係合溝35が被駆動部
18と係合する位置に進出する直前には、図5に示すリ
ミットスイッチ44が押引台26の進出位置を検出し
て、モータ(図示せず)の回転を止めて押引台26を停止
させるとともに、前記の空圧シリンダ38を収縮させて
第1ストッパー41を第1被受止め部19の下端面より
も下側へ退避させるように構成してある。上記の係合状
態で押引台26を前側Aへ移動させることにより、金型
13を台車3へ引き出すのである。
【0026】上記とは逆に、金型13を台車3から金型
置台6へ移す操作は、次の手順でなされる。まず、押引
台26によって台車3上の金型プレート14を後側Bへ
進出駆動させる共に、前記の空圧シリンダ38を収縮さ
せて第1ストッパー41を退避させる。上記の押引台2
6が台車3側から金型置台6側へ進出することに伴っ
て、前記リミットスイッチ44がその進出位置を検出し
て、その押引台26を前記のフック係合位置に停止させ
るとともに、前記の空圧シリンダ38を伸長させて金型
プレート14の前進移動を阻止する。これにより、金型
プレート14は、2つのストッパー41・42によって
前後移動が阻止されて、金型置台6上に正確に位置決め
されることになる。
置台6へ移す操作は、次の手順でなされる。まず、押引
台26によって台車3上の金型プレート14を後側Bへ
進出駆動させる共に、前記の空圧シリンダ38を収縮さ
せて第1ストッパー41を退避させる。上記の押引台2
6が台車3側から金型置台6側へ進出することに伴っ
て、前記リミットスイッチ44がその進出位置を検出し
て、その押引台26を前記のフック係合位置に停止させ
るとともに、前記の空圧シリンダ38を伸長させて金型
プレート14の前進移動を阻止する。これにより、金型
プレート14は、2つのストッパー41・42によって
前後移動が阻止されて、金型置台6上に正確に位置決め
されることになる。
【0027】上記の状態において、金型置台6に固定し
た空圧アクチュエータ45(図1参照)を伸長させ、押圧
具47で押引台26の押圧ピン48を上昇させる。する
と、図1中の二点鎖線図に示すように、フック31の先
端部が下向きに揺動して被駆動部18の下端面よりも低
い係合解除位置Yに切換えられる。この状態で前記スプ
ロケット28を反時計方向へ回転駆動する。すると、押
引台26がチェーン25によって前側Aへ引き寄せられ
て、係合溝35と被駆動部18との係合が解除される。
引き続いて、上記の押引台26を台車3の所定位置にま
で移動させるのである。
た空圧アクチュエータ45(図1参照)を伸長させ、押圧
具47で押引台26の押圧ピン48を上昇させる。する
と、図1中の二点鎖線図に示すように、フック31の先
端部が下向きに揺動して被駆動部18の下端面よりも低
い係合解除位置Yに切換えられる。この状態で前記スプ
ロケット28を反時計方向へ回転駆動する。すると、押
引台26がチェーン25によって前側Aへ引き寄せられ
て、係合溝35と被駆動部18との係合が解除される。
引き続いて、上記の押引台26を台車3の所定位置にま
で移動させるのである。
【0028】上記の構成の装置は次の長所が得られる。
第1被受止め部19と第2被受止め部20とを金型13
の前記の一対の側面の間の中央寄り部分に設けたので、
金型13を各ストッパー41又は42で受け止めた時
に、その金型13から各ストッパー41又は42へ作用
するモーメントが小さくなって、これらストッパー41
・42が傷まない。
第1被受止め部19と第2被受止め部20とを金型13
の前記の一対の側面の間の中央寄り部分に設けたので、
金型13を各ストッパー41又は42で受け止めた時
に、その金型13から各ストッパー41又は42へ作用
するモーメントが小さくなって、これらストッパー41
・42が傷まない。
【0029】また、下向きに突出した被駆動部18に対
してフック31を下側から係合および係合解除可能に構
成したことから、台車3上のフック31に金型等の他物
が上側から衝突した場合であっても、そのフック31が
下側に揺動されるので、そのフック31や押引台26が
損傷することを防止できる。また、被駆動部18と第1
被受止め部19と第2被受止め部20とを1つの被操作
部材17に設けたので、これらの部材18・19・20を
設けるための構造が簡素である。さらに、前記の金型置
台6に固定したブロック39に第2ストッパー42を固
定したので、その第2ストッパー42を設けるための構
造も簡素になる。
してフック31を下側から係合および係合解除可能に構
成したことから、台車3上のフック31に金型等の他物
が上側から衝突した場合であっても、そのフック31が
下側に揺動されるので、そのフック31や押引台26が
損傷することを防止できる。また、被駆動部18と第1
被受止め部19と第2被受止め部20とを1つの被操作
部材17に設けたので、これらの部材18・19・20を
設けるための構造が簡素である。さらに、前記の金型置
台6に固定したブロック39に第2ストッパー42を固
定したので、その第2ストッパー42を設けるための構
造も簡素になる。
【0030】なお、上記チェーン25は、押引き駆動可
能かつ折り曲げ収容可能であればよく、ベルトやワイヤ
によって代替することも可能である。また、金型置台6
の金型載荷面Sは、一面、又は三面以上であってもよ
い。
能かつ折り曲げ収容可能であればよく、ベルトやワイヤ
によって代替することも可能である。また、金型置台6
の金型載荷面Sは、一面、又は三面以上であってもよ
い。
【0031】図8から図11は、第1変形例から第4変
形例を示している。各変形例においては、上記の実施例
と同じ機能の部材には原則として同一の符号を付けてあ
る。
形例を示している。各変形例においては、上記の実施例
と同じ機能の部材には原則として同一の符号を付けてあ
る。
【0032】図8の第1変形例では、後退阻止用ブロッ
ク39に上下揺動自在に支持したアーム51をバネ52
によって実線図のストップ位置へ弾圧し、そのアーム5
1の上部揺動端に第2ストッパー42を設けてある。こ
の構成によれば、クレーンやフォークリフト等によって
金型を金型置台6に載荷操作する場合において、その操
作ミスによってブラケット16の被操作部材17が第2
ストッパー42に衝突しても、アーム51が二点鎖線図
に示す退避位置に切換わるので、その第2ストッパー4
2が損傷することを防止できる。
ク39に上下揺動自在に支持したアーム51をバネ52
によって実線図のストップ位置へ弾圧し、そのアーム5
1の上部揺動端に第2ストッパー42を設けてある。こ
の構成によれば、クレーンやフォークリフト等によって
金型を金型置台6に載荷操作する場合において、その操
作ミスによってブラケット16の被操作部材17が第2
ストッパー42に衝突しても、アーム51が二点鎖線図
に示す退避位置に切換わるので、その第2ストッパー4
2が損傷することを防止できる。
【0033】また、上記の図8の構成によれば、金型置
台6に対して金型および金型プレートを前側(図上で左
側)から後側(図上で右側)へ搬入することに加えて、その
金型および金型プレートを後側(図上で右側)から前側
(図上で左側)へ搬入することも可能となる。即ち、金型
および金型プレートを右側から左側へ移動させていき、
ブラケット16の被操作部材17の下端が上記アーム5
1の上面に接当すると、そのアーム51が下向き揺動さ
れて、上記の被操作部材17の通過が許容されるのであ
る。
台6に対して金型および金型プレートを前側(図上で左
側)から後側(図上で右側)へ搬入することに加えて、その
金型および金型プレートを後側(図上で右側)から前側
(図上で左側)へ搬入することも可能となる。即ち、金型
および金型プレートを右側から左側へ移動させていき、
ブラケット16の被操作部材17の下端が上記アーム5
1の上面に接当すると、そのアーム51が下向き揺動さ
れて、上記の被操作部材17の通過が許容されるのであ
る。
【0034】図9の第2変形例では、筒状の後退阻止用
ブロック39にピン54をバネ55によって上側のスト
ップ位置へ弾圧し、そのピン54の上部に第2ストッパ
ー42を設けてある。
ブロック39にピン54をバネ55によって上側のスト
ップ位置へ弾圧し、そのピン54の上部に第2ストッパ
ー42を設けてある。
【0035】図10の第3変形例では、金型プレート1
4のブラケット16に、上向きの被駆動部18と、下向
きの第1被受止め部19及び第2被受止め部20とを設
けてある。上記の被駆動部18に押引台26の押引用フ
ック31を上側から係合させるように構成してある。
4のブラケット16に、上向きの被駆動部18と、下向
きの第1被受止め部19及び第2被受止め部20とを設
けてある。上記の被駆動部18に押引台26の押引用フ
ック31を上側から係合させるように構成してある。
【0036】図11は、第4変形例を示している。符号
71は、単動形バネ復帰式の空圧シリンダである。金型
置台6に固定したシリンダ71にピストン72が上下移
動自在に挿入される。そのピストン72から上向きに突
設したピストンロッド73の上端に前記の第2ストッパ
ー42を設ける。図示のように、作動室74内の圧縮空
気を給排気孔75から排出すると、上記ピストン72が
バネ76によって上昇されて、上記の第2ストッパー4
2が、前記ブラケット16に固定した後退阻止用の第2
被受止め部20に後ろ側から対面する。
71は、単動形バネ復帰式の空圧シリンダである。金型
置台6に固定したシリンダ71にピストン72が上下移
動自在に挿入される。そのピストン72から上向きに突
設したピストンロッド73の上端に前記の第2ストッパ
ー42を設ける。図示のように、作動室74内の圧縮空
気を給排気孔75から排出すると、上記ピストン72が
バネ76によって上昇されて、上記の第2ストッパー4
2が、前記ブラケット16に固定した後退阻止用の第2
被受止め部20に後ろ側から対面する。
【0037】これとは逆に、上記の給排気孔75から上
記の作動室74へ圧縮空気を供給すると、上記ピストン
72が上記バネ76に抗して下降されて、上記の第2ス
トッパー42と上記の第2被受止め部20との対面が解
除される。これにより、上記ブラケット16及び前記の金
型並びに金型プレート(いずれも図示せず)が後側(図上
で右側)へも移動可能となる。
記の作動室74へ圧縮空気を供給すると、上記ピストン
72が上記バネ76に抗して下降されて、上記の第2ス
トッパー42と上記の第2被受止め部20との対面が解
除される。これにより、上記ブラケット16及び前記の金
型並びに金型プレート(いずれも図示せず)が後側(図上
で右側)へも移動可能となる。
【0038】上記の図11の構造は、以下の装置に適用
した場合に、次の長所がある。前述の図2に示したよう
に、複数の金型置台6の前側Aにレール2・2と台車3
とを配置し、これに加えて、これら台6の後側Bにも別
のレールと別の台車とを配置する。そして、上記の台6
に載置した金型を前記フックによって後側Bへ駆動する
ことにより、後側の台車へも金型を移送できる。このた
め、これら台6は、複数の台車との間で共用できること
になって、設置スペースが小さいうえ製作費も安い。
した場合に、次の長所がある。前述の図2に示したよう
に、複数の金型置台6の前側Aにレール2・2と台車3
とを配置し、これに加えて、これら台6の後側Bにも別
のレールと別の台車とを配置する。そして、上記の台6
に載置した金型を前記フックによって後側Bへ駆動する
ことにより、後側の台車へも金型を移送できる。このた
め、これら台6は、複数の台車との間で共用できること
になって、設置スペースが小さいうえ製作費も安い。
【0039】なお、上記のように別のレール及び台車を
設けることに代えて、上記の台6の後側Bに、手押し式
の台車や固定式の仮り置き台を設けてもよい。後者の仮
り置き台の場合には、その台に搬入した金型の移送は天
井クレーンやフォークリフトによって行われる。
設けることに代えて、上記の台6の後側Bに、手押し式
の台車や固定式の仮り置き台を設けてもよい。後者の仮
り置き台の場合には、その台に搬入した金型の移送は天
井クレーンやフォークリフトによって行われる。
【0040】なお、前記の第1ストッパー41や第2ス
トッパー42は、上記の実施例や変形例に示すように金
型置台6から上向きに突出させることに代えて、金型置
台6の案内レール24やローラ10の受け板などから横
向きに突出させることも可能である。また、前記の被駆
動部18と第1被受止め部19と第2被受止め部20と
は全て別の部材で構成することも可能である。
トッパー42は、上記の実施例や変形例に示すように金
型置台6から上向きに突出させることに代えて、金型置
台6の案内レール24やローラ10の受け板などから横
向きに突出させることも可能である。また、前記の被駆
動部18と第1被受止め部19と第2被受止め部20と
は全て別の部材で構成することも可能である。
【図1】本考案の金型置き装置の一実施例を示し、図3
のI−I線矢視断面図である。
のI−I線矢視断面図である。
【図2】上記の金型置き装置を使用した金型交換システ
ムの平面図である。
ムの平面図である。
【図3】金型交換用台車と上記の金型置き装置とを示す
平面図である。
平面図である。
【図4】上記の金型置き装置の立面図であって、図3の
IV−IV線矢視図である。
IV−IV線矢視図である。
【図5】図3の要部拡大図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視図である。
【図7】図1のVII−VII線矢視断面図である。
【図8】本考案の第1変形例を示し、図1に相当する部
分図である。
分図である。
【図9】本考案の第2変形例を示し、図8に相当する図
である。
である。
【図10】本考案の第3変形例を示し、図8に相当する
図である。
図である。
【図11】本考案の第4変形例を示し、図8に相当する
図である。
図である。
【図12】第1従来例を示し、図1に相当する図であ
る。
る。
【図13】第2従来例を示し、図12(B)に相当する図
である。
である。
【図14】第3従来例を示し、図12(B)に相当する図
である。
である。
3…台車、6…金型置台、13…金型、14…金型プレ
ート、14a…下向き突出部、17…被操作部材、18
…押引き用の被駆動部、19…前進阻止用被受止め部
(第1被受止め部)、20…後退阻止用被受止め部(第2
被受止め部)、31…押引用フック、35…係合溝、3
9…ブロック、41…前進阻止用ストッパー(第1スト
ッパー)、42…後退阻止用ストッパー(第2ストッパ
ー)、A…前側、B…後側、L…金型13の下面、S…
金型載荷面、X…係合位置、Y…係合解除位置。
ート、14a…下向き突出部、17…被操作部材、18
…押引き用の被駆動部、19…前進阻止用被受止め部
(第1被受止め部)、20…後退阻止用被受止め部(第2
被受止め部)、31…押引用フック、35…係合溝、3
9…ブロック、41…前進阻止用ストッパー(第1スト
ッパー)、42…後退阻止用ストッパー(第2ストッパ
ー)、A…前側、B…後側、L…金型13の下面、S…
金型載荷面、X…係合位置、Y…係合解除位置。
Claims (6)
- 【請求項1】 金型置台(6)の上部に前後方向へ延びる
金型載荷面(S)を設け、金型(13)の左右両側面に固定
した金型プレート(14)(14)の下向き突出部(14a)
(14a)を上記の金型載荷面(S)に前後方向へ移動可能
に載置して構成し、その金型プレート(14)の前部に、
金型押引き用の被駆動部(18)と金型前進阻止用被受止
め部(19)とを固定し、上記の金型置台(6)の前側(A)
に配置した金型交換用台車(3)の押引用フック(31)に
よって上記の被駆動部(18)を前後方向へ押し引き移動
可能に構成し、上記の金型置台(6)の前部に設けた前進
阻止用ストッパー(41)を上記の前進阻止用被受止め部
(19)に前側(A)から対面および対面解除可能に構成し
た、金型置き装置において、前記の金型プレート(14)
の前部に、金型後退阻止用被受止め部(20)を、前記の
金型(13)の下面(L)よりも下側かつ前記の金型載荷面
(S)よりも上側に固定し、前記の金型置台(6)の前部に
後退阻止用ストッパー(42)を設けて、そのストッパー
(42)を、上記の後退阻止用被受止め部(20)とほぼ同
じ高さ位置でその被受止め部(20)に後側(B)から対面
可能に構成した、ことを特徴とする金型置き装置。 - 【請求項2】 請求項1の金型置き装置において、前記
の前進阻止用被受止め部(19)と前記の後退阻止用被受
止め部(20)とを前記の金型(13)の左右の側面の間に
設け、前記の前進阻止用ストッパー(41)を前記の金型
置台(6)に対して上下方向へ進退可能に構成し、前記の
後退阻止用ストッパー(42)を同上の金型置台(6)から
上向きに突出させて構成したもの。 - 【請求項3】 請求項2の金型置き装置において、前記
の後退阻止用ストッパー(42)を、前記の金型置台(6)
に固定したブロック(39)に固定したもの。 - 【請求項4】 請求項2の金型置き装置において、前記
の後退阻止用ストッパー(42)を、前記の金型置台(6)
に対して上下方向へ進退可能に構成したもの。 - 【請求項5】 請求項2の金型置き装置において、前記
の被駆動部(18)を下向きに突設し、その被駆動部(1
8)と係合する上向きの係合溝(35)を前記の押引用フ
ック(31)に設けて、そのフック(31)を上側の係合位
置(X)と下側の係合解除位置(Y)との間で上下方向へ揺
動可能に構成したもの。 - 【請求項6】 請求項5の金型置き装置において、前記
の被駆動部(18)と前記の前進阻止用被受止め部(19)
と前記の後退阻止用被受止め部(20)とを1つの被操作
部材(17)に設けたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992023842U JP2578730Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-21 | 金型置き装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-28779 | 1991-03-29 | ||
JP2877991 | 1991-03-29 | ||
JP1992023842U JP2578730Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-21 | 金型置き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225U JPH05225U (ja) | 1993-01-08 |
JP2578730Y2 true JP2578730Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=26361267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992023842U Expired - Lifetime JP2578730Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-21 | 金型置き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578730Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6043126B2 (ja) * | 2012-08-27 | 2016-12-14 | 東芝機械株式会社 | 射出装置 |
-
1992
- 1992-03-21 JP JP1992023842U patent/JP2578730Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05225U (ja) | 1993-01-08 |
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