JP2577987Y2 - エレベ−タ式足場装置の収納式作業床 - Google Patents
エレベ−タ式足場装置の収納式作業床Info
- Publication number
- JP2577987Y2 JP2577987Y2 JP1993003142U JP314293U JP2577987Y2 JP 2577987 Y2 JP2577987 Y2 JP 2577987Y2 JP 1993003142 U JP1993003142 U JP 1993003142U JP 314293 U JP314293 U JP 314293U JP 2577987 Y2 JP2577987 Y2 JP 2577987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work floor
- floor
- folding
- folding work
- scaffolding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば建造中の船で使
用するエレベ−タ式足場装置の収納式作業床の構造及び
その安全装置に関するものである。
用するエレベ−タ式足場装置の収納式作業床の構造及び
その安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来建造中の船のタンク内で足場装置を
使用する場合、上甲板に工事用の孔をあけ、この孔から
足場装置を搬入していた。この工事用の孔を作業床の大
きさに合わせて開孔していたので、その大きさは非常に
大きなものとならざるを得なかった。
使用する場合、上甲板に工事用の孔をあけ、この孔から
足場装置を搬入していた。この工事用の孔を作業床の大
きさに合わせて開孔していたので、その大きさは非常に
大きなものとならざるを得なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】建造中の船のタンク内
で足場装置を使用する場合、上甲板に開孔する工事孔を
出来る限り小さくてすむ作業床を提供し、作業床の搬入
出時のハンドリングを安全容易化することを課題とす
る。
で足場装置を使用する場合、上甲板に開孔する工事孔を
出来る限り小さくてすむ作業床を提供し、作業床の搬入
出時のハンドリングを安全容易化することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 支柱7に案内されて昇
降する昇降台8に設けられる収納式作業床であって、方
形の本体作業床1と、該本体作業床1の対向両辺に上方
に直立位置と水平位置間を90°回動可能にヒンジ3で
結合された第一折たゝみ作業床2と、第一折たゝみ作業
床2の他の辺にさらに180°回動可能なヒンジ5で結
合された第二折たゝみ作業床4と、第二折たゝみ作業床
4の床裏に出し入れ可能に設けた引出し作業床6とで構
成した。
降する昇降台8に設けられる収納式作業床であって、方
形の本体作業床1と、該本体作業床1の対向両辺に上方
に直立位置と水平位置間を90°回動可能にヒンジ3で
結合された第一折たゝみ作業床2と、第一折たゝみ作業
床2の他の辺にさらに180°回動可能なヒンジ5で結
合された第二折たゝみ作業床4と、第二折たゝみ作業床
4の床裏に出し入れ可能に設けた引出し作業床6とで構
成した。
【0005】
【実施例】本装置は、昇降台8(図4)上に設置された
本体作業床1の両側に、直角2等辺三角形をなす第一折
たゝみ作業床2の一辺がヒンジ3により90°回転可能
に取り付けられている。さらに左右の第一折たゝみ作業
床2の他の辺にも第二折たゝみ作業床4が同様にヒンジ
5により第一折たゝみ作業床2上に折たゝみうるよう取
り付けられている。さらに各方形の第二折たゝみ作業床
4の床裏には引出し作業床6が側方(図1の矢印)に出
し入れ可能に格納されている。
本体作業床1の両側に、直角2等辺三角形をなす第一折
たゝみ作業床2の一辺がヒンジ3により90°回転可能
に取り付けられている。さらに左右の第一折たゝみ作業
床2の他の辺にも第二折たゝみ作業床4が同様にヒンジ
5により第一折たゝみ作業床2上に折たゝみうるよう取
り付けられている。さらに各方形の第二折たゝみ作業床
4の床裏には引出し作業床6が側方(図1の矢印)に出
し入れ可能に格納されている。
【0006】本収納式作業床は次の如く手動により作動
する。 収納の場合; 引出し作業床6を第二折たゝみ作業床4の床裏に入れ
る。 第二折たゝみ作業床4を第一折たゝみ作業床2側にヒ
ンジ5のまわりに折りたゝむ。 第一折たゝみ作業床2の上に第二折たゝみ作業床4が
重なった状態で第一折たゝみ作業床2を本体作業床1側
にひき込み、本体作業床1に対して垂直の状態に立て
る。 展開の場合; 本体作業床1に対して、垂直の状態になっている第一
折たゝみ作業床2を側方に倒し、水平の状態にする。 第一折たゝみ作業床2に重なっている第二折たゝみ作
業床4を180°回転させる。 第二折たゝみ作業床4の床裏に格納されている引出し
作業床6を側方に引出す。
する。 収納の場合; 引出し作業床6を第二折たゝみ作業床4の床裏に入れ
る。 第二折たゝみ作業床4を第一折たゝみ作業床2側にヒ
ンジ5のまわりに折りたゝむ。 第一折たゝみ作業床2の上に第二折たゝみ作業床4が
重なった状態で第一折たゝみ作業床2を本体作業床1側
にひき込み、本体作業床1に対して垂直の状態に立て
る。 展開の場合; 本体作業床1に対して、垂直の状態になっている第一
折たゝみ作業床2を側方に倒し、水平の状態にする。 第一折たゝみ作業床2に重なっている第二折たゝみ作
業床4を180°回転させる。 第二折たゝみ作業床4の床裏に格納されている引出し
作業床6を側方に引出す。
【0007】図4は上に述べた作業床の作業時に於ける
昇降装置を示す。作業床は4本の支柱7・・・に沿って
昇降する。8は昇降台で、この上に駆動用モ−タ9、減
速機構10、駆動軸11、駆動軸11の先端のピニオン
12等が設けられている。昇降台8は案内ロ−ラ13に
より4本の支柱7に沿って昇降する。14は支柱7に設
けた駆動用ラックで、ピニオン12と噛み合っており、
ピニオン12をモ−タ9によって回転させると、ラック
14を介し昇降台8が昇降する。
昇降装置を示す。作業床は4本の支柱7・・・に沿って
昇降する。8は昇降台で、この上に駆動用モ−タ9、減
速機構10、駆動軸11、駆動軸11の先端のピニオン
12等が設けられている。昇降台8は案内ロ−ラ13に
より4本の支柱7に沿って昇降する。14は支柱7に設
けた駆動用ラックで、ピニオン12と噛み合っており、
ピニオン12をモ−タ9によって回転させると、ラック
14を介し昇降台8が昇降する。
【0008】15はストッパ、16はストッパ用ラック
である。ストッパ15は図5に示すごとく、昇降台8に
ピン18で中央部が枢支され、上端が電磁石17の励磁
によって吸着されると、ストッパ15はストッパ用ラッ
ク16の段状係合部から外れ、電磁石17が消磁する
と、ストッパ15は自重でピン18の回りに回動してラ
ック16の歯16a と係合し、昇降台8の落下を防止す
る。
である。ストッパ15は図5に示すごとく、昇降台8に
ピン18で中央部が枢支され、上端が電磁石17の励磁
によって吸着されると、ストッパ15はストッパ用ラッ
ク16の段状係合部から外れ、電磁石17が消磁する
と、ストッパ15は自重でピン18の回りに回動してラ
ック16の歯16a と係合し、昇降台8の落下を防止す
る。
【0009】ストッパ15を作動させる機構として、足
場装置の駆動軸11にエンコ−ダ(図示しない)を取付
けておき、これにより回転速度をパルス数に変換するよ
うにしておく。変換されたパルス数はパルスカウンタ−
により認識されるが、このパルスカウンタ−には、あら
かじめ適性パルス数を設定しておき、単位時間あたりの
パルス数が設定範囲を越える(落下等の異常)場合に
は、パルスカウンタ−により信号が出されるようにして
おく。そして出力された信号によりリレ−が働き、電磁
石17へ流れている電力が絶たれ磁力がなくなると、ス
トッパ15が重力によりピン18のまわりに回転して落
下し、ラック16の段状係合部16a と係合するようにな
っている。停電の場合も同様にしてストッパ15が働
く。
場装置の駆動軸11にエンコ−ダ(図示しない)を取付
けておき、これにより回転速度をパルス数に変換するよ
うにしておく。変換されたパルス数はパルスカウンタ−
により認識されるが、このパルスカウンタ−には、あら
かじめ適性パルス数を設定しておき、単位時間あたりの
パルス数が設定範囲を越える(落下等の異常)場合に
は、パルスカウンタ−により信号が出されるようにして
おく。そして出力された信号によりリレ−が働き、電磁
石17へ流れている電力が絶たれ磁力がなくなると、ス
トッパ15が重力によりピン18のまわりに回転して落
下し、ラック16の段状係合部16a と係合するようにな
っている。停電の場合も同様にしてストッパ15が働
く。
【0010】
【効果】 方形の本体作業床の対向両辺にヒンジ結合さ
れた第一折たゝみ作業床と、第一折たゝみ作業床の他の
辺にさらに直立位置と水平位置間を90°回動可能にヒ
ンジ結合された第二折たゝみ作業床と、第二折たゝみ作
業床の床裏に出し入れ可能に設けた引出し作業床とから
なり、引出し作業床を第二折たゝみ作業床内に収納した
のち、第二折たゝみ作業床を第一折たゝみ作業床上に折
たゝみ、さらにこれら折たゝまれた第一,第二折たゝみ
作業床をヒンジ回りに回転させて直立位置まで直立させ
ることにより全体の床面積を減らし、上甲板に設ける開
孔を小さくしうるようにしたので、船の上甲板に設ける
工事孔を小さくすることができ、工事孔を設ける工事及
びこれの閉塞工事が容易化された。又作業床が全体的に
コンパクト化されたので、ハンドリング並びに保管に便
利になった。
れた第一折たゝみ作業床と、第一折たゝみ作業床の他の
辺にさらに直立位置と水平位置間を90°回動可能にヒ
ンジ結合された第二折たゝみ作業床と、第二折たゝみ作
業床の床裏に出し入れ可能に設けた引出し作業床とから
なり、引出し作業床を第二折たゝみ作業床内に収納した
のち、第二折たゝみ作業床を第一折たゝみ作業床上に折
たゝみ、さらにこれら折たゝまれた第一,第二折たゝみ
作業床をヒンジ回りに回転させて直立位置まで直立させ
ることにより全体の床面積を減らし、上甲板に設ける開
孔を小さくしうるようにしたので、船の上甲板に設ける
工事孔を小さくすることができ、工事孔を設ける工事及
びこれの閉塞工事が容易化された。又作業床が全体的に
コンパクト化されたので、ハンドリング並びに保管に便
利になった。
【図1】本考案に係る作業床の展開時を示す平面図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図1のB−B矢視図。
【図4】作業床の昇降装置の斜視図。
【図5】ストッパの詳細図。
1 本体作業床 2 第一折たゝみ作
業床 3 ヒンジ 4 第二折たゝみ作
業床 5 ヒンジ 6 引出し作業床 7 支柱 8 昇降台 9 (駆動用)モ−タ 10 減速機構 11 駆動軸 12 ピニオン 13 案内ロ−ラ 14 (駆動用)ラック 15 ストッパ 16 (ストッパ用)ラ
ック 17 電磁石 18 ピン
業床 3 ヒンジ 4 第二折たゝみ作
業床 5 ヒンジ 6 引出し作業床 7 支柱 8 昇降台 9 (駆動用)モ−タ 10 減速機構 11 駆動軸 12 ピニオン 13 案内ロ−ラ 14 (駆動用)ラック 15 ストッパ 16 (ストッパ用)ラ
ック 17 電磁石 18 ピン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−34126(JP,A) 特開 昭49−20926(JP,A) 特開 昭58−95085(JP,A) 実開 昭61−197138(JP,U) 特公 昭60−14753(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63C 5/02 101 B63B 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 支柱(7)に案内されて昇降する昇降台
(8)に設けられる収納式作業床であって、方形の本体作
業床(1)と、該本体作業床(1)の対向両辺に上方に直立
位置と水平位置間を90°回動可能にヒンジ(3)で結合
された第一折たゝみ作業床(2)と、第一折たゝみ作業床
(2)の他の辺に180°回動可能にヒンジ(5)で結合さ
れた第二折たゝみ作業床(4)と、第二折たゝみ作業床
(4)の床裏に側方に出し入れ可能に設けた引出し作業床
(6)とからなるエレベ−タ式足場装置の収納式作業床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003142U JP2577987Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | エレベ−タ式足場装置の収納式作業床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003142U JP2577987Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | エレベ−タ式足場装置の収納式作業床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655997U JPH0655997U (ja) | 1994-08-02 |
JP2577987Y2 true JP2577987Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=11549112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003142U Expired - Lifetime JP2577987Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | エレベ−タ式足場装置の収納式作業床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577987Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002364169A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Yokogawa Koji Kk | 橋梁工事等の吊り足場 |
KR102214564B1 (ko) * | 2018-06-18 | 2021-02-08 | 유한회사 선재테크 | 단부작업용 무비계 작업발판의 설치방법 |
KR102219660B1 (ko) * | 2020-08-24 | 2021-02-24 | 현대건설주식회사 | 사장교 주탑부 케이블 설치를 위한 승강 작업대 및 이를 이용한 사장교 주탑부의 케이블 시공방법 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920926A (ja) * | 1972-06-15 | 1974-02-23 | ||
JPS4934126A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-29 | ||
JPS5895085A (ja) * | 1981-11-26 | 1983-06-06 | 清水建設株式会社 | 昇降足場におけるガバナ−の作動試験装置 |
JPS6014753A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | Toshiba Battery Co Ltd | 薄形電池 |
JPS61197138U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-09 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP1993003142U patent/JP2577987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655997U (ja) | 1994-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2577987Y2 (ja) | エレベ−タ式足場装置の収納式作業床 | |
CN116575727A (zh) | 一种房建工程卸料平台及其卸料方法 | |
JP2014214466A (ja) | 機械式駐車設備 | |
JPH05294281A (ja) | 船側梯子装置 | |
CN215899155U (zh) | 一种会计专用电子档案柜 | |
CN220217364U (zh) | 一种焊接反转支架 | |
JPH0438784Y2 (ja) | ||
JPS5849322Y2 (ja) | 台車装置付作業ステ−ジ | |
JPH0114156B2 (ja) | ||
CN214399562U (zh) | 一种机房用起重装置 | |
CN214169993U (zh) | 一种可调节折叠房屋用安装防护装置 | |
JP3302803B2 (ja) | ゴンドラ装置用ケージ | |
JP2536878Y2 (ja) | 工事用エレベータの搬器扉の開閉装置 | |
WO2019080140A1 (zh) | 收放式楼宇外墙作业平台 | |
CN209065358U (zh) | 一种货物装卸运输系统 | |
JPS6347600Y2 (ja) | ||
JPS5938190A (ja) | 舷梯装置 | |
JPH08324713A (ja) | スタッカークレーンのケージ昇降装置 | |
JPS624463Y2 (ja) | ||
JP2846422B2 (ja) | 作業車 | |
KR100229269B1 (ko) | 화물차용 적재함의 적재물 승하강 장치 | |
JP2546369Y2 (ja) | 船首用ランプ装置 | |
JPS592077Y2 (ja) | バケツトロ−ダ装置 | |
JPH0754485Y2 (ja) | 2段式駐車装置 | |
JPS5915756Y2 (ja) | ハツチカバ−の自立格納装置 |