JP2577527Y2 - 鉄筋の溶接継手用バッキング部材 - Google Patents

鉄筋の溶接継手用バッキング部材

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JP2577527Y2 JP1991047458U JP4745891U JP2577527Y2 JP 2577527 Y2 JP2577527 Y2 JP 2577527Y2 JP 1991047458 U JP1991047458 U JP 1991047458U JP 4745891 U JP4745891 U JP 4745891U JP 2577527 Y2 JP2577527 Y2 JP 2577527Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は鉄筋と鉄筋とを溶接する
際に、当該両鉄筋の接合すべき継手部に被嵌することに
より、上記鉄筋の溶融金属が不本意に流動したり、溶け
落ちないようにして、望ましい継手溶接がなされるよう
にしたバッキング部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既知のように鉄筋を接合する手段には、
ガス圧接、溶接継手および機械継手等による工法があ
る。上記の溶接継手工法としては、手溶接にせよ半自動
溶接にしても、図7に示す如く鉄筋a、aの端部である
継手部a′、a′の外周を、鉄鋼または銅材による短い
割溝bを縦設したパイプ状などによるバッキング部材c
によって囲っておき、鉄筋a、aの接合開先部d、dを
所定距離e(ルート間隔)だけ離した状態にて、仮止め
箇所f、fによりバッキング部材cに溶着固定させてお
き、当該バッキング部材cに開成してあり切込開口gか
ら溶接棒hを挿入することで、両鉄筋a、aを溶接する
ようにしている。これにより鉄筋a、aの溶接金属は、
前記の如く流れ落ちることなく溶接が完結されることと
なるのであるが、当該バッキング部材cによるときは、
前記の如きパイプ状のものであるため、鉄筋a、aへの
被嵌に際し、予め一方の鉄筋へ被嵌した後、他の鉄筋を
当該バッキング部材cに嵌合しなくてはならない操作上
の不便を伴うだけでなく、鉄鋼によるバッキング部材c
の場合には、鉄筋a、aの継手溶接完了後、当該鉄筋と
バッキング部材とが互いに溶接によって溶着されてしま
うから、両者の取り外しは困難となり、従って継手部分
の外観検査が不可能となってしまう。
【0003】これに対しバッキング部材に銅材を用いれ
ば、溶接完了後、銅板である当該銅材を取外すことがで
きるので、継手部分の外観検査はできるものの、当該バ
ッキング部材の損傷が激しいため、高価である銅の消耗
が大きくなるといった実用上の難点がある。また、前記
のようにバッキング部材が除去できないということは、
当該継手箇所だけが大径となってしまい、鉄筋間の距離
が均一にならず、均等な配筋が得られなくなることか
ら、コンクリートの充填作業などにあってもその完全な
充填が保証し難いなどの問題もある。
【0004】ここで、バッキング部材に銅材とか鋼材を
用いることなく、実公昭54−89323号に開示の如
く接合する一対の管を付き合わせ、当該溶接個所におけ
る管内側に高温耐火性の環状とした片面溶接用裏当てを
嵌合密接し、両管の外側から溶接してしまった後、ハン
マーなどで衝撃を与えることにより、上記の裏当てを破
砕して、これを管外に除去してしまうようにすることも
知られている。
【0005】上記の如き高温耐火性の素材を用いれば、
溶接後これを除去することが可能となるのであるが、こ
の場合、裏当てが環状に形成されているため、接合すべ
き管が突き合わせの固装状態となっているときには、裏
当ても一方の管端から嵌め込んで、これを溶接個所まで
変移しなければならなくなり、従って、どうしても両管
を付き合わせる以前に、予め裏当てを管内に嵌め込んで
おかねばならず、この結果現場工事などでは利用範囲が
制限されてしまう欠陥がある。
【0006】一方、また実公昭56−3117号に開示
されている鋼管溶接用裏当装置にあっては、被溶接鋼管
を、裏当バンドにより外周側から締め付けて連結する
際、上記の裏当てバンドから内方へ突設した突起を被溶
接鋼管により挟むようにし、これによって当該被溶接鋼
管の開先間を全周にわたり均一に保持し、望ましい溶接
ができるようにしている。
【0007】しかし、上記の突起は溶接に先立って叩き
折ることが必要であり、その結果折除のための作業が必
要となって生産性が低下してしまうこととなる。
【0008】そこで、上記の欠陥を改善し得るものとし
て、実開昭57−152384号のマイクロフィルムに
開示されている如く、鉄筋の対向する両端部を跨がって
包囲するU字形の瀬戸物製裏当部材が、既に提案されて
いる。これによるときは、上記の諸問題点が、瀬戸物製
でU字状としたバッキング部材によって解消される可能
性を有するのであるが、実際上瀬戸物によるときは、急
熱急冷による熱衝撃に耐えられず割れてしまい、実用化
が困難となるばかりか、次のような新たな欠陥が指摘さ
れることとなる。
【0009】すなわち、鉄や銅を使用することなく、ま
た、上記の瀬戸物にかえて本発明の如くセラミックス製
とすることで、耐熱衝撃性を得、これにより実用化を可
能とすることができるのであるが、これにより非導電性
のバッキング部材となることから、相対向する鉄筋を溶
接しようとするとき、溶接トーチからのアークがスタ
トし難くなり、満足すべき溶接を行うのに困難が伴うだ
けでなく、溶接スタート部に欠陥が生じて、溶接部の溶
接金属にブローホールの発生やスラグの巻き込みを生ず
ることとなる。
【0010】また、この種のバッキング部材にあって
は、溶接すべき一対の鉄筋がバッキング部材の長手方向
中央部にあって相対向させることが望ましく、かつ、当
該両鉄筋を望ましい間隔だけ離間させて相対向させるこ
とが要求されるのであるが、そのためには、人為的な操
作によって、バッキング部材に対する鉄筋の配置を設定
しなければならず、この結果作業に多くの時間と労力を
費やさなければならない。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記従来の
欠陥に鑑み検討されたもので、セラミックス製の本体を
使用するが、これを横断面をただU字状に形成するだけ
でなく、当該U字状とした両開口端の延出寸法を、所定
範囲内に特定することにより、溶接による溶融金属がセ
ラミックス製の本体から溶け落ちてしまうことなく、か
つ、溶接トーチの操作が行いにくくなり、このために充
分な溶接作業ができないといったことによる溶接欠陥の
発生を防止しようとするのが、第1の目的である。
【0012】さらに、本考案にあっては、セラミックス
製であるバッキング部材にあって、その内周曲面に、請
求項1では鉄板によるスぺーサを突設することにより、
これに一対の鉄筋における接合開先部を衝当させること
で、当該バッキング部材の長手方向中央部にあって、労
せずに当該鉄筋を相対向し得るようにすると共に、上記
接合開先部の離間距離をも特定できるようにして、溶接
作業の能率を向上しようとするのが、第2の目的であ
る。
【0013】さらに重要なことは、セラミックス製本体
に鉄板によるスぺーサを付し、これに一対の鉄筋を当接
することで、溶接トーチによる溶接に際し、鉄板を介し
て、アースされている鉄筋を利用することで、良好なア
ークスタートを確保できるよ うにし、これにより、溶着
金属の性状を改善すると共に、この鉄板をも溶着金属と
して利用し得るようにしようとするのが、第3の目的で
ある。
【0014】本考案に係る請求項2にあっては、上記の
スぺーサを鉄板により形成する請求項1に対し、これを
固形フラックスにより形成するようにし、このことによ
り、上記請求項1につき説示した通り、スぺーサとして
の効用を果し、かつ溶着金属の性状を向上するだけでな
く、別途フラックスを供与することなしに、溶着金属に
ガスの混入を防止するフラックスの役割を活用できるよ
うにし、これまた溶接作業の能率を向上しようとしてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するため、請求項1では、内周曲面と外周曲面とを有
し横断面U字状として開口部の形成されたセラミックス
製の部材本体が、所要長の寸法に形成され、かつ、上記
開口部における一対の開口端が、内周曲面に収納された
溶接すべき両鉄筋の半径よりも長く、直径よりも短い長
さだけ延設されると共に、同上部材本体の前記内周曲面
には、その長手方向中間箇所に、溶接すべき上記両鉄筋
の接合開先部を当接するスペーサが突設され、当該スペ
ーサが、部材本体の内周曲面に添設した薄肉の鉄板によ
り形成されている鉄筋の溶接継手用バッキング部材を提
供しようとしている。
【0016】さらに、請求項2にあっては請求項1の構
成にあって、セラミックス製の部材本体に突設されたス
ペーサが、鉄板でなく、固形フラックスによって形成さ
れていることを、その内容としている。
【0017】
【作用】請求項1のバッキング部材は、横断面U字状で
あり、しかも、その開口部における両開口端が、鉄筋の
半径よりも長く、かつ直径よりも短い長さに延設されて
いるため、溶融金属が流失されることがないだけでな
く、溶接トーチの操作性が良好となり、もちろん部材本
体が、セラミックス製であるから溶接完了後は、そ の破
砕による除去により接合継手部の外観検査が可能とな
る。 しかも、当該バッキング部材を、接合すべき両鉄筋
の継手部に外側から被嵌させると共に、鉄筋の接合開先
部をスペーサに当接することで、ルート間隔を常に一定
化でき、均質な継手の接合ができるだけでなく、労せず
して当該接合開先部をバッキング部材の長手方向中央部
にあって対向状態とさせ得るので、溶融金属が不本意に
バッキング部材の一端側から落流してしまうといったこ
とを防止できる。
【0018】また、請求項1にあっては、セラミックス
製の部材本体に導電性の鉄板を固定したものであるた
め、当該鉄板と、これに接触しているアースされた鉄筋
を利用することで、溶接トーチのアークスタートが良好
となり、この鉄板を溶着金属として利用できることによ
り、望ましい溶着状態を得ることができる。
【0019】請求項2にあっては、そのスペーサが固形
フラックスにより形成されているから、これが単にスペ
ーサとしての役割を果すだけでなく、別途供給されるこ
となしに、フラックスとしての効用を生かすことができ
る。
【0020】
【実施例】本考案を図1乃至図6によって詳記すれば、
セラミックスにより形成した部材本体1が所望の肉厚を
持って横断面が略U字状となるよう所要長の寸法に形成
されており、従って当該セラミックス製の本体1は丁度
円筒状のパイプを、長手方向へ一部切除することで、開
口部1aが開成された形状を有している。 しかも、本考
案では図示のように略U字形状に形成された本体1の開
口部1aにおける一対の開口端が、部材本体1の内周曲
面1bに収納されることとなる溶接すべき両鉄筋a、a
の半径よりも長く、直径よりも短い長さだけ延設されて
いるのである。
【0021】さらに、上記本体1の開口部1a側である
内周曲面1bには、その長手方向中間箇所に部材スペー
サ2を突設するのであり、このスペーサ2には、接合す
べき 鉄筋a、aの接合開先部d、dが当接することで、
所定のルート間隔eが設定されるようにした当接面2
a、2aが形成されている。 ここで図1、図2によって
示されているスペーサ2は、前記のように部材本体1の
長手方向と径方向における略中央箇所だけに、四角板状
にて形成され、これは請求項1の場合薄い鉄板を本体1
に添着した構成であり、これに対し請求項2では、当該
スペーサ2が、固形フラックスによって形成されてい
る。
【0022】一方図3乃至図5のスペーサ2は上記のよ
うに薄い鉄板または固形フラックスを、部材本体1の長
手方向略中央箇所にあって、内周曲面1bの径方向全長
にわたり添着してあり、もちろん、この場合も当接面2
a、2aが形成され、図中2bはスペーサ2の弧状表面
を示している。
【0023】また、図示例では本体1の外周曲面1cの
締縛線用係止部3を設けてあり、図1乃至図5に示され
ている実施例では凸部による締縛線用係止部3が、本体
1の径方向中央線上にあって、長手方向へ離間した二箇
所に突設されており、これに対し図6の実施例では凹部
により締縛線用係止部3が形成され、これは後述するよ
うに鉄鋼線などの締縛線iを掛止させ得るようになって
おり、図6の締縛線用係止部3は、部材本体1の径方向
と長手方向双方との中央箇所に1つだけ設けられてい
る。
【0024】そこで、上記のバッキング部材を使用する
には、接合すべき鉄筋a、aの接合開先部d、dが部材
本体1におけるスペーサ2の当接面2a、2aと押当す
るようにして、当該部材本体1を鉄筋a、aの端部であ
る継手部a′、a′に被せ、当該継手部a′、a′の一
側外周面が、部材本体1の内周曲面1bに当接された状
態を固定するため、前記締縛線iを用いることで、図6
のように締縛線用係止部3を用いて、本体1を鉄筋a、
aに縛り付けるのであり、これによりスペーサ2の寸法
によって定まる所要のルート間隔eが、接合開先部d、
d間に設定されることとなる。
【0025】上記の如き準備が完了したならば、図示し
ない溶接棒による通常の溶接法により、両鉄筋a、aの
継手部a′、a′を溶接するのであるが、この際本考案
では開口部1aにおける一対の開口端が、鉄筋a、aの
半径よりも長く延設されているので、溶融金属が外側へ
落流しないだけでなく、鉄筋の直径よりも短い長さとし
てあるので、溶接トーチを操作するのに、部材本体1の
上記一対の開口端1aが邪魔になるといった支障もな
く、鉄筋a、aのルート間隔eにおける奥方まで溶接ト
ーチの先端を進入し易くなり、溶接欠陥の発生がなく、
かつ作業性を向上させることができる。
【0026】しかも、スぺーサ2の存在により、鉄筋
a、aは労せずして本体1の中央部分で対向状態となる
から、部材本体1の一端側で対向状態となり、溶融金属
が長手方向一側端から落流するといった心配もなくな
り、請求項1では当該スぺーサ2が鉄板によって形成さ
れているから、当該鉄板とアースされた鉄筋とを利用し
て、溶接トーチにより容易にアークスタートを始動させ
得ることになる。もちろん上記の実施例では溶接完了後
に、締縛線iを取り除き、または取り除くことなしにセ
ラミックス製の本体を破砕して、これを除去することに
なる。
【0027】ここで、スペーサ2に請求項2の如く固形
フラックスを用いるようにしたときは、これが溶接時に
おける溶融金属に酸素、水素等のガスを混入させないこ
ととなり、当該溶接金属の急冷されることを阻止するこ
とにもなって、当該金属の劣化を防ぐこととなるだけで
なく、溶接作業が容易となる。
【0028】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されたもので
あるから、請求項1のバッキング部材によるときは、部
材本体がセラミックスにより横断面U字状に形成されて
いるだけでなく、開口端が鉄筋の半径より長く、しかも
直径よりは短い長さにして延設されているから、溶融金
属の落流を阻止し、しかも溶接トーチの操作性を向上す
ることができると共に、当該溶接トーチをルート間隔の
奥方まで進入できて、溶接継手の信頼性をも向上させ得
ることになる。
【0029】しかも内周曲面に設けたスペーサが請求項
1では鉄板の添設により形成されているので、鉄筋を本
体の中央部分で対向させることができ、溶融金属の落流
を防止できると共に常に労せずして鉄筋のルート間隔を
一定化することができ均質な溶接継手が得られるだけで
なく、セラミックによる部材本体を用いても、当該鉄板
の利用によりアークスタートがし易くなり、作業能率を
向上し得ると共に、この鉄板は溶着金属として活用する
ことができる。
【0030】さらに、請求項2の場合には上記請求項1
におけるスペーサが固形フラックスにより形成されてい
ることから、アークスタートを容易にし得るだけでなく
フラックスの供給を別途人為的に行うことなしに、溶接
作業におけるフラックスの効用が発揮され、溶着金属中
へのガス混入を抑止し、急冷による当該溶着金属の劣化
を労せずして防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案に係る鉄筋の溶接継手用バッキ
ング部材の一実施例を示す平面図で、(B)は同上正面
図である。
【図2】図1のバッキング部材を示す右側面図である。
【図3】図1の他実施例を示すバッキング部材の正面図
である。
【図4】図3のバッキング部材を示した平面図である。
【図5】図3のバッキング部材を示した右側面図であ
る。
【図6】前同バッキング部材の異種実施例による使用状
態を示す右側面図である。
【図7】(A)は従来のバッキング部材を示す使用状態
側面図、(B)は同上右側面図である。
【符号の説明】
部材本体1a 開口部 1b 内周曲面 1c 外周曲面 2 スペーサ a 鉄筋 d 接合開先部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−4906(JP,A) 実開 昭57−152384(JP,U) 実開 昭53−95181(JP,U) 特公 昭53−43141(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周曲面と外周曲面とを有横断面U字
    として開口部の形成されたセラミックス製の部材本体
    が、所要長の寸法に形成され、かつ、上記開口部におけ
    る一対の開口端が、内周曲面に収納された溶接すべき両
    鉄筋の半径よりも長く、直径よりも短い長さだけ延設さ
    れると共に、同上部材本体の前記内周曲面には、その長
    手方向中間箇所に、溶接すべき上記両鉄筋の接合開先部
    を当接するスペーサが突設され、当該スペーサが、部材
    本体の内周曲面に添設した薄肉の鉄板により形成されて
    いる鉄筋の溶接継手用バッキング部材。
  2. 【請求項2】 内周曲面と外周曲面とを有横断面U字
    として開口部の形成されたセラミックス製の部材本体
    が、所要長の寸法に形成され、かつ、上記開口部におけ
    る一対の開口端が、内周曲面に収納された溶接すべき両
    鉄筋の半径よりも長く、直径よりも短い長さだけ延設さ
    れると共に、同上部材本体の前記内周曲面には、その長
    手方向中間箇所に、溶接すべき上記両鉄筋の接合開先部
    を当接するスペーサが突設され、当該スペーサが、部材
    本体の内周曲面に添設した薄肉の固形フラックスにより
    形成されている鉄筋の溶接継手用バッキング部材。
JP1991047458U 1991-05-27 1991-05-27 鉄筋の溶接継手用バッキング部材 Expired - Lifetime JP2577527Y2 (ja)

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