JP2577503Y2 - アスファルトフィニッシャ - Google Patents
アスファルトフィニッシャInfo
- Publication number
- JP2577503Y2 JP2577503Y2 JP1993001919U JP191993U JP2577503Y2 JP 2577503 Y2 JP2577503 Y2 JP 2577503Y2 JP 1993001919 U JP1993001919 U JP 1993001919U JP 191993 U JP191993 U JP 191993U JP 2577503 Y2 JP2577503 Y2 JP 2577503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring means
- drive case
- pavement
- asphalt finisher
- screw spreader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Road Paving Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路舗装工事に使用さ
れるアスファルトフィニッシャに関するものである。
れるアスファルトフィニッシャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路舗装工事に於いて、アスファルト混
合材及び路盤材(以下、舗装材と称する)を道路に敷き
均す場合には、図1に示すようにアスファルトフィニッ
シャ1を使用する。ダンプトラック2に積載された舗装
材3は、アスファルトフィニッシャ1の前部に設けられ
たホッパー4に投入され、バーフィーダ5によって後方
へ送られる。そして、スクリュースプレッダ6を回転し
て舗装材3を地面へ拡散させ、スクリード7にて舗装材
3を敷き均す。
合材及び路盤材(以下、舗装材と称する)を道路に敷き
均す場合には、図1に示すようにアスファルトフィニッ
シャ1を使用する。ダンプトラック2に積載された舗装
材3は、アスファルトフィニッシャ1の前部に設けられ
たホッパー4に投入され、バーフィーダ5によって後方
へ送られる。そして、スクリュースプレッダ6を回転し
て舗装材3を地面へ拡散させ、スクリード7にて舗装材
3を敷き均す。
【0003】図2に示すように、スクリュースプレッダ
6は左右の支持部材8,8によって枢支されており、中
央部に設けた駆動ケース9によって動力が伝達され、左
右対称に取り付けたスクリューが回転駆動される。依っ
て、バーフィーダ5により前方から送られてくる舗装材
3は、スクリュースプレッダ6の回転によって左右方向
へ拡散され、スクリード7にて地面へ敷き均らされる。
6は左右の支持部材8,8によって枢支されており、中
央部に設けた駆動ケース9によって動力が伝達され、左
右対称に取り付けたスクリューが回転駆動される。依っ
て、バーフィーダ5により前方から送られてくる舗装材
3は、スクリュースプレッダ6の回転によって左右方向
へ拡散され、スクリード7にて地面へ敷き均らされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のアスファルトフ
ィニッシャ1は、前述したようにスクリュースプレッダ
6が回転駆動して舗装材3を拡散している。然し、スク
リュースプレッダ6の中央部に駆動ケース9が設けられ
ているため、バーフィーダ5から送られてくる舗装材3
の流れが一部遮られて駆動ケース9の周囲に固着し、主
として大きい石材のみが駆動ケース9の後方に落下し易
く、流動材が駆動ケース9の後方まで十分に流れ込まな
い。従って、スクリード7にて地面へ敷き均らさた結果
は、駆動ケース9の後方の舗装面が部分的に荒れた状態
になる。
ィニッシャ1は、前述したようにスクリュースプレッダ
6が回転駆動して舗装材3を拡散している。然し、スク
リュースプレッダ6の中央部に駆動ケース9が設けられ
ているため、バーフィーダ5から送られてくる舗装材3
の流れが一部遮られて駆動ケース9の周囲に固着し、主
として大きい石材のみが駆動ケース9の後方に落下し易
く、流動材が駆動ケース9の後方まで十分に流れ込まな
い。従って、スクリード7にて地面へ敷き均らさた結果
は、駆動ケース9の後方の舗装面が部分的に荒れた状態
になる。
【0005】又、舗装材3が柔軟である場合には、前述
とは逆に流動材が駆動ケース9の後方に滞留して、左右
方向への拡散が十分でなくなり、舗装面の仕上がり厚さ
が均一にならない。そこで、アスファルトフィニッシャ
で舗装材を敷き均す際に、舗装材の流れを均一にして舗
装面の仕上りを良好にし、舗装体の質向上を図るために
解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は
この課題を解決することを目的とする。
とは逆に流動材が駆動ケース9の後方に滞留して、左右
方向への拡散が十分でなくなり、舗装面の仕上がり厚さ
が均一にならない。そこで、アスファルトフィニッシャ
で舗装材を敷き均す際に、舗装材の流れを均一にして舗
装面の仕上りを良好にし、舗装体の質向上を図るために
解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は
この課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために提案されたものであり、スクリュースプレッ
ダを回転駆動して舗装材を敷き均すアスファルトフィニ
ッシャに於いて、前記スクリュースプレッダの駆動ケー
ス後方に攪拌手段を設け、スクリュースプレッダと連動
若しくは単独で該攪拌手段を回転するように形成したア
スファルトフィニッシャを提供するものである。
するために提案されたものであり、スクリュースプレッ
ダを回転駆動して舗装材を敷き均すアスファルトフィニ
ッシャに於いて、前記スクリュースプレッダの駆動ケー
ス後方に攪拌手段を設け、スクリュースプレッダと連動
若しくは単独で該攪拌手段を回転するように形成したア
スファルトフィニッシャを提供するものである。
【0007】
【作用】スクリュースプレッダの駆動ケース後部に設け
られた攪拌手段は、スクリュースプレッダと連動若しく
は単独で回転し、該攪拌手段が回転すれば、駆動ケース
の後方に流動材を十分に流し込ませることができる。
又、舗装材が柔軟である場合は、該攪拌手段を逆転させ
れば、駆動ケースの後方に滞留する舗装材を左右へ均一
に拡散させることができる。
られた攪拌手段は、スクリュースプレッダと連動若しく
は単独で回転し、該攪拌手段が回転すれば、駆動ケース
の後方に流動材を十分に流し込ませることができる。
又、舗装材が柔軟である場合は、該攪拌手段を逆転させ
れば、駆動ケースの後方に滞留する舗装材を左右へ均一
に拡散させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述
する。尚、説明の都合上、従来技術にて説明したものと
同一構成部分については、同一符号を付して説明は省略
する。図1はアスファルトフィニッシャ1を示し、符号
10は前部のプッシュローラ、11は走行用のクローラ
である。ピボット12を支点としてレベリングアーム1
3を回動自在に設け、該レベリングアーム13の後部に
取り付けたスクリード7を上下動して、敷き均し面14
の厚さを調整する。
する。尚、説明の都合上、従来技術にて説明したものと
同一構成部分については、同一符号を付して説明は省略
する。図1はアスファルトフィニッシャ1を示し、符号
10は前部のプッシュローラ、11は走行用のクローラ
である。ピボット12を支点としてレベリングアーム1
3を回動自在に設け、該レベリングアーム13の後部に
取り付けたスクリード7を上下動して、敷き均し面14
の厚さを調整する。
【0009】図2乃至図4はスクリュースプレッダ6の
拡大図であり、矢印Fはアスファルトフィニッシャ1の
進行方向を示している。スクリュースプレッダ6は左右
の支持部材8,8によって枢支され、駆動ケース9によ
って動力が伝達される。スクリード7の前面側にはモー
ルドボード15が固設されており、モールドボード15
の中央部位で且つ駆動ケース9の後方位置に、攪拌手段
である小型のオーガ16を設ける。該オーガ16はスク
リード7に設けた駆動装置17によって回転し、駆動ケ
ース9の後方に舗装材3の流動材を十分に流し込むこと
ができ、舗装面の部分的な荒れを防止できる。又、舗装
材3が柔軟である場合には該オーガ16を逆転すれば、
駆動ケース9の後方に滞留する舗装材3を左右へ均一に
拡散させることができる。
拡大図であり、矢印Fはアスファルトフィニッシャ1の
進行方向を示している。スクリュースプレッダ6は左右
の支持部材8,8によって枢支され、駆動ケース9によ
って動力が伝達される。スクリード7の前面側にはモー
ルドボード15が固設されており、モールドボード15
の中央部位で且つ駆動ケース9の後方位置に、攪拌手段
である小型のオーガ16を設ける。該オーガ16はスク
リード7に設けた駆動装置17によって回転し、駆動ケ
ース9の後方に舗装材3の流動材を十分に流し込むこと
ができ、舗装面の部分的な荒れを防止できる。又、舗装
材3が柔軟である場合には該オーガ16を逆転すれば、
駆動ケース9の後方に滞留する舗装材3を左右へ均一に
拡散させることができる。
【0010】図5及び図6は攪拌手段に小型のフィン1
8を使用した例であり、斯かる構成の場合も、該フィン
18を駆動装置19によって回転すれば、駆動ケース9
の後方に舗装材3の流動材を十分に流れ込ませることが
できる。或いは、舗装材3が柔軟である場合には該フィ
ン18を逆転させ、駆動ケース9の後方に滞留する舗装
材3を左右へ均一に拡散させることができる。
8を使用した例であり、斯かる構成の場合も、該フィン
18を駆動装置19によって回転すれば、駆動ケース9
の後方に舗装材3の流動材を十分に流れ込ませることが
できる。或いは、舗装材3が柔軟である場合には該フィ
ン18を逆転させ、駆動ケース9の後方に滞留する舗装
材3を左右へ均一に拡散させることができる。
【0011】図7及び図8は攪拌手段として前記オーガ
16を駆動ケース9の後部に設けた場合を示し、該オー
ガ16はスクリュースプレッダ6と連動して駆動ケース
9により動力が伝達される。又、図9及び図10は前記
小型のフィン18を駆動ケース9の後部に設けた場合を
示し、該フィン18も駆動ケース9によって動力が伝達
される。
16を駆動ケース9の後部に設けた場合を示し、該オー
ガ16はスクリュースプレッダ6と連動して駆動ケース
9により動力が伝達される。又、図9及び図10は前記
小型のフィン18を駆動ケース9の後部に設けた場合を
示し、該フィン18も駆動ケース9によって動力が伝達
される。
【0012】前記オーガ16又はフィン18等の攪拌手
段をスクリード7側に取り付けた場合は、図11及び図
12に示すように、敷き均し面14の厚さが変化した場
合であっても、レベリングアーム13の回動によってス
クリード7とともに攪拌手段であるフィン18(又はオ
ーガ16)が上下動する。従って、敷き均し面14に対
してフィン18(又はオーガ16)が常時一定位置に存
在し、舗装材3を効率よく攪拌することができる。
段をスクリード7側に取り付けた場合は、図11及び図
12に示すように、敷き均し面14の厚さが変化した場
合であっても、レベリングアーム13の回動によってス
クリード7とともに攪拌手段であるフィン18(又はオ
ーガ16)が上下動する。従って、敷き均し面14に対
してフィン18(又はオーガ16)が常時一定位置に存
在し、舗装材3を効率よく攪拌することができる。
【0013】尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本考案が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本考案が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【考案の効果】本考案は上記一実施例に詳述したよう
に、スクリュースプレッダの駆動ケース後方に攪拌手段
を設けることにより、駆動ケースの後方に流動材を十分
に流れ込ませることができ、敷き均し面の部分的な荒れ
を防止できる。又、舗装材が柔軟である場合には該攪拌
手段を逆転することにより、駆動ケースの後方に滞留す
る舗装材を左右へ均一に拡散させることができる。
に、スクリュースプレッダの駆動ケース後方に攪拌手段
を設けることにより、駆動ケースの後方に流動材を十分
に流れ込ませることができ、敷き均し面の部分的な荒れ
を防止できる。又、舗装材が柔軟である場合には該攪拌
手段を逆転することにより、駆動ケースの後方に滞留す
る舗装材を左右へ均一に拡散させることができる。
【0015】斯くして、舗装面の仕上りが良好となり、
敷き均し面の厚さも均一となって、舗装体の質向上を図
ることができる。
敷き均し面の厚さも均一となって、舗装体の質向上を図
ることができる。
【図1】アスファルトフィニッシャの側面図。
【図2】スクリュースプレッダの拡大斜視図。
【図3】攪拌手段として、スクリード側にオーガを設け
た平面図。
た平面図。
【図4】攪拌手段として、スクリード側にオーガを設け
た側面図。
た側面図。
【図5】攪拌手段として、スクリード側にフィンを設け
た正面図。
た正面図。
【図6】攪拌手段として、スクリード側にフィンを設け
た側面図。
た側面図。
【図7】攪拌手段として、駆動ケース側にオーガを設け
た平面図。
た平面図。
【図8】攪拌手段として、駆動ケース側にオーガを設け
た側面図。
た側面図。
【図9】攪拌手段として、駆動ケース側にフィンを設け
た正面図。
た正面図。
【図10】攪拌手段として、駆動ケース側にフィンを設
けた側面図。
けた側面図。
【図11】敷き均し面の厚さに応じて攪拌手段の位置が
上下動する状態を示す側面図。
上下動する状態を示す側面図。
【図12】敷き均し面の厚さに応じて攪拌手段の位置が
上下動する状態を示す側面図。
上下動する状態を示す側面図。
1 アスファルトフィニッシャ 3 舗装材 6 スクリュースプレッダ 7 スクリード 9 駆動ケース 16 オーガ 18 フィン
Claims (1)
- 【請求項1】 スクリュースプレッダを回転駆動して舗
装材を敷き均すアスファルトフィニッシャに於いて、前
記スクリュースプレッダの駆動ケース後方に攪拌手段を
設け、スクリュースプレッダと連動若しくは単独で該攪
拌手段を回転するように形成したことを特徴とするアス
ファルトフィニッシャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993001919U JP2577503Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | アスファルトフィニッシャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993001919U JP2577503Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | アスファルトフィニッシャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660610U JPH0660610U (ja) | 1994-08-23 |
JP2577503Y2 true JP2577503Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=11515004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993001919U Expired - Lifetime JP2577503Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | アスファルトフィニッシャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577503Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5566939B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2014-08-06 | 大成ロテック株式会社 | 施工機械 |
JP7025313B2 (ja) * | 2018-09-19 | 2022-02-24 | 世紀東急工業株式会社 | アスファルト混合物攪拌装置及びアスファルトフィニッシャ |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1993001919U patent/JP2577503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0660610U (ja) | 1994-08-23 |
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