JPH10298914A - コンクリート舗装装置 - Google Patents

コンクリート舗装装置

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JPH10298914A
JPH10298914A JP10933897A JP10933897A JPH10298914A JP H10298914 A JPH10298914 A JP H10298914A JP 10933897 A JP10933897 A JP 10933897A JP 10933897 A JP10933897 A JP 10933897A JP H10298914 A JPH10298914 A JP H10298914A
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JP
Japan
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concrete
paving
tapered roller
pavement
chassis
Prior art date
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Application number
JP10933897A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fukukawa
川 光 男 福
Kazumitsu Asai
井 和 充 浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAJIMA DORO KK
Original Assignee
KAJIMA DORO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 山形コンクリート舗装を能率良く、かつ経済
的に施工できるコンクリート舗装装置を提供する。 【解決手段】 自走式車両(2、5)に、中央から両端
へ勾配を設けたテーパローラ(6)を設け、該テーパロ
ーラ(6)を正、逆転可能にかつ高さ調整を可能にした
コンクリート舗装装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート舗装
装置に関し、より詳しくは、中央部が高く、両サイドに
排水勾配を設けた山型の舗装、または中央が低い溝型の
舗装を行うコンクリート舗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路等のコンクリート舗装は、通常平坦
に舗装される。しかし、しばしば中央部が高く、両サイ
ドに排水勾配を設けた山型の舗装がされる。このような
舗装は、一般の舗装機械では一度に舗装が困難で、中央
から左右半分ずつに分けて2回で舗装していた。しか
し、この方法では手間がかかり、工期が長く、コストも
高くなる等の欠点があった。
【0003】これ等の欠点を解消し、一度に山型に舗装
する舗装機械が提案されている(例えば、特開平6ー2
87909号公報、実開平5ー22609号公報)。し
かし、これ等の機械は構造が複雑な上、機械の重量も重
くなり、製造コストが従来の機械に比べて大幅に増大す
るため、舗装の手間は省けるが、機械の経費は逆に増大
する等の欠点があった。
【0004】また、中央分離体等で、排水溝用としてし
ばしば中央部が低い凹型の舗装がなされるが、従来これ
らの舗装には専用の舗装装置が使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これ等の従
来技術の欠点を解消し、安価な装置で簡単に凸型または
凹型のコンクリート舗装を行うことの出来るコンクリー
ト舗装装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、自走式
車両に、中央から両端へ勾配を設けたテーパローラを設
け、該テーパローラを正、逆転可能にかつ高さ調整を可
能とする。
【0007】また本発明によれば、シャシにエンジンと
油圧ユニットとを搭載し、レール上を走行する車輪を有
するコンクリート舗装装置において、シャシの前方にハ
ンドルで上下動でき、そして油圧モータによってチェン
を介して正逆転可能なテーパローラを設け、そのテーパ
ローラは着脱可能に取付けられている。
【0008】さらに本発明によれば、テーパローラは両
端より中央の直径が小さい凹状となっている。
【0009】そして本発明によれば、テーパローラは両
端より中央の直径が大きい凸状となっている。
【0010】トラックミキサ等で運搬した生コンクリー
トを、予め設置した舗装型枠の中に流し込み、所定の高
さに粗均し、コンクリート舗装装置のローラを回転させ
ながら前進、後進させてコンクリート表面を凸型または
凹型に整形する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、トンネル内の山型コンク
リート舗装の一例を示し、Tはトンネル、Sは砕石等の
路盤、Mは排水溝、Cはコンクリート舗装で中央から矢
印の方向へ各々排水勾配が設けられている。このような
舗装は、一般の舗装機械では全幅Wを一度に舗装するの
は困難で、先に述べたように中央から左右半々に分けて
2回で施工していた。
【0012】しかし、施工幅員Wが7〜9mと広い場合
は良いが、4〜6mと狭い場合は半分に分けると狭すぎ
て一般の舗装機械では施工が困難で、かつ2回に分けて
施工するため能率が悪く、不経済であった。
【0013】そこで、このような舗装を全幅一度に施工
するために、先に述べた各種の舗装機械が提案されてい
るが、これ等の機械はいずれも大型の機械で重量も重
く、製造コストも高いため、施工幅員が狭く、施工延長
が短い現場では施工がし難く、かつ不経済である。
【0014】図2及び図3に本発明の実施例に係るコン
クリート舗装装置の一例を示し、全体を1で示すコンク
リート舗装装置(コンクリートフィニッシャ)は、シャ
シ2の上部にエンジン3と油圧ユニット4を搭載してお
り、下部には図示しない油圧ポンプで駆動される車輪
5、5が設けられており、レールRの上を走行出来るよ
うになっている。
【0015】また、前方には、中央から左右に所定のテ
ーパを設けたテーパローラ6が着脱可能に設けられてお
り、そのテーパローラ6は図示の例では中央の直径が一
番小さくなり、両端に至るにしたがって直径が大きくな
っている。このテーパローラ6は油圧モータ7、チエン
8によって回転駆動される。また、テーパローラ6はハ
ンドル9によって、その高さを調整出来るようになって
いる。
【0016】図2において、コンクリート舗装Cは、舗
装型枠Fによってその厚さが設定され、テーパローラ6
によって所定の勾配を持った凸型コンクリート舗装に整
形される。
【0017】図4および図5はそれぞれ凹型のコンクリ
ート舗装CaおよびCbを得るために本発明に実施され
るテーパローラ6aおよび6bが示されている。図4の
テーパローラ6aは中央の直径が大で両端にかけて直線
状に直径が変化しており、図5のテーパローラ6bは中
央の直径が大で両端にかけて弧状に直径が変化してい
る。
【0018】次に、運転の方法について説明する。施工
にあたっては、まず生コンクリートをトラックミキサ等
で運搬し、予め設置された舗装型枠Fの中に生コンクリ
ートを流し込み、従来の機械又は人力によって所定の高
さに粗均しを行う。次いで、コンクリート舗装装置1の
ローラ6を回転させながら前進、後進させてコンクリー
ト表面を整形する。
【0019】ローラ6の回転方向は正転、逆転を自由に
選択が可能であり、生コンクリートを押し流したい方向
に回転させればよい。また、舗装幅Wの調整及び舗装勾
配の変更は、ロール6を所定の寸法に合わせて制作する
ばよい。シャシ2自体の幅員は、フレームアタッチメン
トを脱着することにより容易に実施できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のコンクリート舗装装置は、自走
式車両に、中央から両端へ勾配を設けたテーパローラを
設け、該テーパローラを正、逆転可能にかつ高さ調整を
可能にしたものであって、コンクリート舗装の施工幅員
が4〜6mと狭い場合でも、能率良く施工でき、また構
造簡単なものであって、安価に製作することができる。
また、舗装幅の調整及び舗装勾配の変更は、所定寸法の
ローラに変更するだけで簡単に対処することができる。
【0021】更に、テーパローラの形状を変更するだけ
で凸型、凹型のいずれの舗装でも1台の装置で施工が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル内の山型コンクリート舗装の一例を示
す説明図。
【図2】本発明の実施例に係るコンクリート舗装装置の
正面図。
【図3】本発明の実施例に係るコンクリート舗装装置の
側面図。
【図4】凹型の表面形状を持つ舗装を行うテーパローラ
の一例を示す説明図。
【図5】図4と同様な舗装を行うテーパローラの他の例
を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・コンクリート舗装装置 2・・・シャシ 3・・・エンジン 4・・・油圧ユニット 5・・・車輪 6、6a、6b・・・テーパローラ 7・・・油圧モータ 8・・・チェン 9・・・ハンドル C、Ca、Cb・・・コンクリート舗装 F・・・舗装型枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式車両に、中央から両端へ勾配を設
    けたテーパローラを設け、該テーパローラを正、逆転可
    能にかつ高さ調整を可能にしたことを特徴とするコンク
    リート舗装装置。
  2. 【請求項2】 シャシにエンジンと油圧ユニットとを搭
    載し、レール上を走行する車輪を有するコンクリート舗
    装装置において、シャシの前方にハンドルで上下動で
    き、そして油圧モータによってチェンを介して正逆転可
    能なテーパローラを設け、そのテーパローラは着脱可能
    に取付けられていることを特徴とするコンクリート舗装
    装置。
  3. 【請求項3】 テーパローラは両端より中央の直径が小
    さい凹状である請求項2記載のコンクリート舗装装置。
  4. 【請求項4】 テーパローラは両端より中央の直径が大
    きい凸状である請求項2記載のコンクリート舗装装置。
JP10933897A 1997-04-25 1997-04-25 コンクリート舗装装置 Pending JPH10298914A (ja)

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KR101114444B1 (ko) 2011-03-23 2012-02-24 강남훈 3차원 입체형상을 갖는 조립식 직결궤도의 제조방법 및 이 방법에 의해 제조된 조립식 직결궤도를 이용한 콘크리트 직결궤도 부설방법
CN103374872A (zh) * 2012-04-21 2013-10-30 韩志强 一种起拱式且幅宽可任意调整的水泥混凝土摊铺机

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