JP5624076B2 - 舗装工法、回転ドラム、アスファルトフィニッシャおよび注意喚起舗装 - Google Patents

舗装工法、回転ドラム、アスファルトフィニッシャおよび注意喚起舗装 Download PDF

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Description

本発明は、アスファルト舗装技術に関し、特に車線逸脱時に警告音と振動を発生する注意喚起舗装の舗装技術に関する。
うっかり、ぼんやり、居眠り等で道路区画線(車線)を車が逸脱すると、対向する車と衝突し重大事故に至る可能性がある。運転者に車線逸脱を気付かせ、事故を未然に防ぐ注意喚起機能として、センターポールや道路鋲が知られている。車線逸脱した車がセンターポールや道路鋲に接触すると、警告音と振動が発生し、運転者に注意喚起する。
しかし、センターポールや道路鋲の施工に費用がかかり、また施工期間も長くなる。また、所定期間経過後、傷んだアスファルト舗装は切削され、新しいアスファルト舗装が施工されるが、切削されたアスファルト混合物は再生合材とて再利用される。このとき、センターポールや道路鋲が混じると不純物となり処理が困難となる。さらに、寒冷地においては、センターポールや道路鋲が除雪作業の障害となる。以上のように、施工費用、施工期間、維持管理などの問題がある。
この問題に対し、舗装自体が注意喚起機能を有する注意喚起舗装が提案されている(たとえば、特許文献1)。
注意喚起舗装において、車線上に車線方向に対し横方向の溝が連続的に多数形成されている。車線逸脱した車が連続する横溝上を通過すると、警告音と振動が発生し、運転者に注意喚起する。
注意喚起舗装の施工方法は後述するようにいくつかあるが、いずれの舗装工法であっても、センターポールや道路鋲の施工に比べれば、施工費用が安く、施工期間も短い。また、アスファルト混合物を再利用する場合も不純物が混じることもない。さらに、寒冷地における除雪作業の障害となることもない。
特許文献1記載の舗装工法(従来技術1)について説明する。アスファルトフィニッシャによりアスファルト混合物を敷設の後、舗装上の車線に沿って横溝形成用のテンプレート部材を設置し、ロードローラにより、敷き均されたアスファルト混合物を転圧して締め固めるとともに、テンプレート部材をアスファルト舗装内に圧入し、転圧完了後、テンプレート部材を離脱させ、車線沿いに連続的に多数の横溝を形成する。テンプレート部材は、進行方向の部位と直角方向の部位が結合されて構成される。これにより、注意喚起舗装が構築される。
上記のとおり、従来技術1は簡単に注意喚起舗装を構築できるように思われるが、実際の施工現場では想定する効果が得られない。進行方向に延々と連続するテンプレート部材を製作することは実用的でない。実際の施工現場では、扱いやすい長さのテンプレート部材を複数準備するか、繰り返し利用する。テンプレート部材の設置および離脱の作業は、作業員の人力に頼らざるを得ない。作業員の人件費は施工費用に反映され、結果的に施工費用が高くなる。また人力作業により、施工期間短縮効果も軽減される(施工期間が長くなる)。さらに、アスファルトフィニッシャやロードローラの動線上で作業員が作業することになり、充分な安全対策が必要になる。安全対策を講ずることにより、施工費用が高くなり、施工期間が長くなる。
従来技術1(テンプレート工法)では上記課題があるため、実際の施工現場では切削工法(従来技術2)やローラ転圧工法(従来技術3)により施工されることが一般的である。
従来技術2(切削工法)について説明する。アスファルトフィニッシャによりアスファルト混合物を敷設の後、ロードローラにより、敷き均されたアスファルト混合物を転圧して締め固める。その後、車線に沿って特殊小型切削機が進行し、車線沿いに連続的に多数の横溝を切削して形成する。
従来技術3(ローラ転圧工法)について説明する。アスファルトフィニッシャによりアスファルト混合物を敷設の後、ロードローラにより、敷き均されたアスファルト混合物を転圧して締め固める。ロードローラは突起物を有するように特殊加工されており、ロードローラの進行に伴って、鉄輪ローラが回動し、突起物が敷き均されたアスファルト舗装表面に車線に沿って押圧されることにより、連続的に多数の横溝を形成する。
特殊加工には、ロードローラの鉄輪ローラ自体の周面に、周方向に規則的に複数の突起物を配設する特殊加工(従来技術3−1)と、ロードローラのローラ軸を延長し、同軸上に突起物を有する特殊ローラを付加する特殊加工(従来技術3−2)とがある。
特開平11−029905号公報
従来技術2(切削工法)および従来技術3(ローラ転圧工法)は、従来技術1(テンプレート工法)の課題を軽減するものであるが、施工費用低減効果および施工期間短縮効果が充分でない。
従来技術2において、特殊小型切削機が必要となり、かつ、切削工程が必要である。その結果、施工費用が高くなり、施工期間が長くなる。
従来技術3−1においては、特殊加工の費用と手間が必要となる。すなわち、舗装工法において、横溝形成工程は特殊な工程であり、一般的な転圧工程では突起物は障害になる。したがって、通常は突起物をつけずに転圧し、横溝形成工程のときのみ現場にて突起物を配設する。その結果、施工費用が高くなり、施工期間が長くなる。
従来技術3−2においては、特殊ローラは着脱自在であり、施工現場での突起物の着脱(従来技術3−1)よりは、特殊加工の手間はかからない。しかし、ロードローラの鉄輪ローラと特殊ローラとが同軸で回動するためには、特殊ローラの直径は鉄輪ローラの直径と同サイズになり、特殊ローラの構成は大きなものとなる。大きな特殊ローラの着脱は人力作業であり、費用と手間が必要となる。更に、大きな特殊ローラを回動させると大きな負荷となり、ロードローラはより大きな動力を必要とし、燃費悪化の要因となる。これにより施工費用が高くなる。
また、転圧工程において、ローラ転圧による横溝形成を行うと、過転圧のおそれがある。過転圧はクラックや不陸の原因になる。また、例えば透水性舗装においては適度な空隙が必要であり、過転圧により空隙を破壊する恐れがある。従来技術3の様に、ローラ転圧による横溝形成を行うことは、品質管理の点で好ましくない。
さらに、転圧工程にローラ転圧による横溝形成を行うため、アスファルト混合物が締め固められている可能性もある。突起物が締め固め後のアスファルト舗装表面に押圧されると大きな負荷となり、ロードローラはより大きな動力を必要とし、燃費悪化の要因となる。
本発明は上記課題を解決するものであり、施工費用を低減でき施工期間を短縮できる注意喚起舗装の舗装工法および関連技術を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決する本発明は、アスファルトフィニッシャにより、基盤上にアスファルト混合物を敷き均す敷き均しステップと、前記敷き均されたアスファルト混合物を、ローラにより、転圧して締め固める転圧ステップを有する舗装工法において、前記敷き均しステップにてアスファルト混合物を敷き均すと同時に、アスファルトフィニッシャ進行方向に、進行方向に対し横方向の溝を連続的に多数形成する横溝形成ステップを有することを特徴とする。
アスファルト混合物を敷き均すと同時に、横溝を形成することにより、余分な工程が不要であり、施工期間が短くなる。また、締め固め前のアスファルト舗装表面に突起物を押圧し横溝を形成しても、負荷は少なく、少ない動力で施工できる。その結果、小型の回転ドラム(後述)を用いることができる。これらにより施工費用が安くなる。
また、アスファルト混合物を敷き均すと同時、すなわち、転圧前に横溝を形成することにより、過転圧に起因する品質管理に係る課題は生じない。
(2)上記(1)の舗装工法において、さらに好ましくは、前記アスファルトフィニッシャのスクリード後部に連続して回動自在に回転ドラムが設けられ、該回転ドラムは、周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、前記横溝形成ステップは、前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、横溝を形成するものである。
回転ドラムは簡単な構造で実現できる。また回転ドラムは小型であるため、容易にアスファルトフィニッシャに着脱できる。これらによってさらに、施工費用が安くなり、施工期間が短くなる。
(3)上記(2)の舗装工法において、さらに好ましくは、前記横溝形成ステップは、前記回転ドラムが回動し、前記突起物が押圧されるときに、前記回転ドラムを振動させるものである。
これにより、横溝内部のアスファルト混合物が締め固められる。
(4)上記課題を解決する本発明は、アスファルトフィニッシャのスクリード後部に回動自在に設けられる回転ドラムであって、前記回転ドラムの周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記スクリードにより敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、横溝を形成するように構成されていることを特徴とする。
(5)上記(4)の回転ドラムの直径は、好ましくは、200〜1000mmである。
回転ドラムが小型であるため、アスファルトフィニッシャの進行に伴って、回転ドラムは回動しながら進行方向に従動する。すなわち、アスファルトフィニッシャの動力のみで施工できる。言い換えると、能動的に回転ドラム駆動させる機構が必要ない。このように、簡単な構成で横溝を形成できる。また、回転ドラムは小型であるため、容易にアスファルトフィニッシャに着脱できる。
(6)上記(4)の回転ドラムは、更に好ましくは、起振機能を有する。
(7)上記(4)の突起物の断面形状は、更に好ましくは、くちばし状である。
(8)上記課題を解決する本発明は、クローラとホッパとバーフィーダとスクリュースプレッダとタンパと本体スクリードと伸縮スクリードとを備えたアスファルトフィニッシャにおいて、前記伸縮スクリード後部に連続して剛接合される2枚の側面板と、前記側面板に設けられた軸穴に貫設される軸部材と、前記軸部材に軸支される回転ドラムを備え、前記回転ドラムは、周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記本体スクリードおよび前記伸縮スクリードにより敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、横溝を形成するように構成されていることを特徴とする。
(9)上記課題を解決する本発明は、アスファルトフィニッシャにより、基盤上にアスファルト混合物を敷き均し、前記アスファルト混合物を敷き均すと同時に、アスファルトフィニッシャ進行方向に、進行方向に対し横方向の溝を連続的に多数形成し、前記敷き均されたアスファルト混合物を、ローラにより、転圧して締め固める舗装工法により構築されたことを特徴とする注意喚起舗装である。
本発明によれば、従来技術に比べて、注意喚起舗装の施工費用を低減でき施工期間を短縮できる。
アスファルトフィニッシャの概略構成図 回転ドラムおよび関連構成の平面図 回転ドラムおよび関連構成の側面図(一部断面図) 回転ドラムおよび関連構成の正面図 回転ドラムの側面図(変形例)
〜構成〜
本実施形態にかかるアスファルトフィニッシャの基本構成について説明する。
図1は、アスファルトフィニッシャの概略構成図である。アスファルトフィニッシャは、走行のためのクローラ1と、オペレータが運転作業するための運転席2と、該運転席2の前方に設けられ、アスファルト混合物がダンプトラックから投入されるホッパ3と、投入されたアスファルト混合物を後方に搬送するバーフィーダ4と、該運転席2の後方に設けられ、アスファルト混合物を舗装幅に均一に広げるためのスクリュースプレッダ5と、スクリュースプレッダ5の後方に設けられ、アスファルト混合物を締め固めるタンパ6と、アスファルト混合物を敷き均す本体スクリード7および伸縮スクリード8等の各種の部材装置から構成されている。クローラに変えてホイールを用いてもよい。
2つの伸縮スクリード8は本体スクリード7の左右に配置されている(図2参照)。伸縮スクリード8が左右方向(進行方向に対し横方向)に伸縮することにより、任意幅の敷き均しが可能となる。
本実施形態の特徴として、伸縮スクリード8後部に連続して回動自在に回転ドラム11が設けられている。
図2は、回転ドラムの配置を示す平面図であり、図3は側面図であり、図4は正面図である。
伸縮スクリード後部8に連続して2枚の側面板12が剛接合(例えばボルト接合)されている。2枚の側面板12は、お互いの面が対向する様に配置され、空間を形成する。側面板12の略中央には軸穴13が設けられている。2枚の側面板12の軸穴13には軸部材14が貫設されている。
回転ドラム11は2枚の側面板12が形成する空間において軸部材14に軸支されている。これにより、回転ドラム11は軸部材14まわりに回動自在となる。また、伸縮スクリード8の伸縮により、伸縮スクリード8と連続する回転ドラム11は横方向に移動自在となる。
なお、回転ドラム11が軸部材14上を軸方向に移動自在になるように構成されてもよい。これにより、回転ドラム11の幅方向の位置調整はさらに容易となる。
なお、側面板12には軸穴13位置を調整する高さ調整機構17が設けられており、高さ調整機構17の操作により、回転ドラム11は上下方向に微調整可能となる。
回転ドラム11は、周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物15を有している。例えば、4つの略半円状の突起物が周面に周を4等分するように配置されている。
回転ドラム11の直径は200〜1000mmである。回転ドラム11の径や突起物15の数は、注意喚起舗装の横溝ピッチに基づいて設定される。例えば、おおよそ400mmピッチの横溝を形成する場合、直径500mmの回転ドラムに4つの突起物を配置する(500π≒400×4)。なお、突起物15の寸法は、横溝20の寸法(後述)に対応する。
回転ドラム11外部には、起振用のモータ16が設置されている。回転ドラム11内部には振子19が設置されている。起振用のモータ16が作動し、振子19が回動することにより、回転ドラム11が振動する。モータ16の電力はアスファルトフィニッシャの電源から供給される。
〜施工〜
本実施形態の注意喚起舗装の舗装工法について説明する。
一般に、アスファルト混合物は合材工場で製造され、ダンプトラックにより施工箇所まで搬送され、ダンプトラックからホッパ3に投入される。ホッパ3に一時的に貯蔵されたアスファルト混合物はバーフィーダ4により搬送され、スクリュースプレッダ5により広げられ、本体スクリード7および伸縮スクリード8により敷き均される。
アスファルトフィニッシャは、クローラ1を備え、舗装の平坦性を維持するため、敷き均しながら一定速度でゆっくりと進行する。
ここで、注意喚起舗装の連続的する多数の横溝を形成する動作について説明する。例えば、車道のセンターライン上に横溝を形成するものとする。なお、車道外側線上に横溝を形成してもよい。また、車道外側線の外側(路側帯)に横溝を形成してもよい。
横溝形成該当箇所の敷き均し作業を行う場合、回転ドラム11を伸縮スクリード8後部に連設する。具体的には側面板12をボルト接合する。
伸縮スクリード8の位置を調整することで、回転ドラム11のセンター位置とセンターライン該当位置を一致させる。
回転ドラム11が軸部材14上を軸方向に移動自在になるように構成されている場合は、これにより、微調整してもよい。
さらに、高さ調整機構17の操作により、回転ドラム11の周面高さ(突起物15を考慮せず)とアスファルト舗装表面高を一致させる。
この状態で、一般的な敷き均し作業をおこなう。伸縮スクリード8によりアスファルト混合物を敷設する。一方、アスファルトフィニッシャの進行に伴って、回転ドラム11は回動しながら進行方向に従動する。
伸縮スクリード後部8に側面板12が剛接合されており、アスファルトフィニッシャの自重の一部は、軸部材14を介して回転ドラム11に作用する。また回転ドラム11の自重も作用する。回転ドラム11回動と自重作用の結果、突起物15が敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧される。
モータ16の作動により振子19が回動し、回転ドラム11は振動しており、押圧箇所(横溝内部)のアスファルト混合物は締め固められる。
さらに、回転ドラム11が回動し突起物15がアスファルト舗装表面から離脱すると、突起物15の形状に対応する横溝20が形成される。
アスファルト混合物敷き均し、回転ドラム11回動、突起物15押圧、突起物15離脱を連続的に繰り返すことにより、進行方向に連続的に多数の横溝が形成される。
アスファルト混合物敷き均し作業終了後、アスファルト舗装表面を、ローラにより転圧して締め固める。横溝形成該当箇所においても、通常の転圧作業と同様な転圧をおこなう。
アスファルト混合物転圧作業終了後、センターライン該当位置に塗装をし、センターラインが形成される。
〜注意喚起舗装〜
以上により、注意喚起舗装が構築される。すなわち、車道のセンターライン上に連続する多数の横溝が形成される。
横溝は、進行方向幅10〜300mm、横方向幅200〜2000mm、深さ10〜50mm、ピッチ間隔100〜1000mmの寸法で施工される。
車線逸脱した車が連続する横溝上を通過すると、警告音と振動が発生し、運転者に注意喚起する。
注意喚起舗装は、施工費用が安く、施工期間も短い。また、アスファルト混合物を再利用する場合も不純物が混じることもない。さらに、寒冷地における除雪作業の障害となることもない。
〜効果〜
従来技術と比較することにより、本実施形態の効果を説明する。
従来技術2(切削工法)および従来技術3(ローラ転圧工法)は、従来技術1(テンプレート工法)の課題を軽減するものであるが、施工費用低減効果および施工期間短縮効果が充分でないという課題があった。
従来技術2において、特殊小型切削機および切削工程が必要であり、その結果、施工費用が高くなり、施工期間が長くなる。
これに対し、本実施形態では、アスファルト混合物を敷き均すと同時に、横溝20を形成しており、余分な工程が不要であるため、施工期間が短くなる。また、回転ドラム11は簡単な構造であり、アスファルトフィニッシャに従動するものであり、他の動力が不要なため、施工費用が安くなる。
従来技術3−1(ローラ転圧工法・ローラ加工)においては、ローラ自体の特殊加工の費用と手間が必要となる。すなわち、通常は突起物をつけずに転圧し、横溝形成工程のときのみ施工現場で突起物を配設する。その結果、施工費用が高くなり、施工期間が長くなる。
これに対し、本実施形態の回転ドラム11は着脱自在(具体的にはボルト接合)であり、容易に横溝20を形成できる。その結果、施工費用が安くなり、施工期間が短くなる。
従来技術3−2(ローラ転圧工法・特殊ローラ着脱)においては、特殊ローラはロードローラの鉄輪ローラと同軸で回動するため、特殊ローラの直径は鉄輪ローラの直径(一般的に1000mm以上)と同サイズになり、特殊ローラの構成は大きなものとなる。大きな特殊ローラの着脱は人力作業であり、費用と手間が必要となる。更に、大きな特殊ローラを回動させると大きな負荷となり、ロードローラはより大きな動力を必要とし、燃費悪化の要因となる。
これに対し、本実施形態では、小型(例えば、直径200〜1000mm)な回転ドラム11により施工可能であることを試験施工により確認している。回転ドラム11が小型であることにより、着脱は容易である。その結果、施工費用が安くなり、施工期間が短くなる。
また、回転ドラム11が小型であることにより、アスファルトフィニッシャの進行に伴って、回転ドラム11は回動しながら進行方向に従動する。すなわち、アスファルトフィニッシャの動力のみで施工でき、追加の動力が不要なため、施工費用が安くなる。
なお、回転ドラム11が大型化すると、回動せずに引きずられながら従動する恐れがあり、従来技術3−2のように、回転ドラム11を能動的に駆動させる機構が必要になり、施工費用が高くなる。
従来技術3(ローラ転圧工法)においては、転圧工程にローラ転圧による横溝形成を行うため、過転圧のおそれがあり、品質管理に係る課題があった。
これに対し、本実施形態では、アスファルト混合物を敷き均すと同時に、すなわち転圧工程の前に、横溝20を形成しており、過転圧のおそれはなく、品質管理に影響しない。
従来技術3においては、転圧工程にローラ転圧による横溝形成を行うため、アスファルト混合物が締め固められている可能性もある。突起物が締め固め後のアスファルト舗装表面に押圧されると大きな負荷となり、ロードローラはより大きな動力を必要とし、燃費悪化の要因となる。
これに対し、本実施形態では、アスファルト混合物を敷き均すと同時に、横溝20を形成しており、突起物15が締め固め前のアスファルト舗装表面に押圧されても負荷は少なく、追加の動力が不要なため、施工費用が安くなる。また、突起物15押圧より負荷が少ないため、回転ドラム11を小型化できる。
その他の効果について、説明する。本実施形態においては、横溝20を形成後、転圧を行っており、横溝20内部の締め固めが不十分となるおそれもある。そこで、モータ16の起振により振子19が回動し、回転ドラム11は振動する。これにより、横溝20内部のアスファルト混合物は締め固められる。
〜変形例〜
(1)本実施形態において、回転ドラム11は、周面に、周を4等分するように配置された、4つの略半円状の突起物15を有しているが、これに限定されるものではない。図5に変形例の一例を示す。回転ドラム11は、周面に、周を7等分するように配置された、7つのくちばし状の突起物18を有している。また、突起物の数は、回転ドラムの直径と横溝ピッチとから定まる。
なお、断面形状がくちばし状の突起物18は、以下の効果を奏する。
略半円状の突起物15を用いる場合、横溝20進行方向幅は突起物15直径とおおよそ同等となり、横溝20深さは突起物15半径とおおよそ同等となる。一方、進行方向幅/深さの比の小さい横溝を形成したい場合は、略平板状の突起物を用いることが好ましい。
ところで、本実施形態において、敷き均しと同時(転圧工程前)に横溝20を形成することを特徴とする。その結果、突起物押圧時のアスファルト舗装表面の形状変化が著しい。略平板状の突起物を用いると、アスファルト舗装表面の形状変化に追従できず、押圧が不十分になるおそれがある。
くちばし状の突起物18は、回転ドラム11中心に向かって、断面幅が拡大する様に形成されている(いわゆる末広がり)。
これにより、くちばし状の突起物18の側面は、アスファルト舗装表面の形状変化に追従し、略平板状に比べて、押圧時間が長くなる。その結果、充分に押圧した状態で、進行方向幅/深さの比の小さい横溝を形成できる。
(2)本実施形態では、回転ドラム11は、外部に起振用のモータ16を有し、内部に振子19を有し、モータ16の起振により振子19が回動し、回転ドラム11は振動し、横溝20内部を締め固めたが、この構成はなくともよい。横溝形成該当箇所はセンターライン等の車線であり、車両の走行を想定していない。そのため、横溝形成該当箇所では高い強度は要求されていない。一方、突起物15が押圧されるだけでも、締め固め効果を期待できる。
1 クローラ
2 運転席
3 ホッパ
4 バーフィーダ
5 スクリュースプレッダ
6 タンパ
7 本体スクリード
8 伸縮スクリード
11 回転ドラム
12 側面板
13 軸穴
14 軸部材
15 突起物
16 モータ
17 高さ調整機構
18 突起物
19 振子
20 横溝

Claims (8)

  1. アスファルトフィニッシャにより、基盤上にアスファルト混合物を敷き均す敷き均しステップと、
    前記敷き均されたアスファルト混合物を、ローラにより、転圧して締め固める転圧ステップ
    を有する舗装工法において、
    前記アスファルトフィニッシャのスクリード後部に連続して回動自在に回転ドラムが設けられ、該回転ドラムは、周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、
    前記敷き均しステップは、
    前記スクリードによりアスファルト混合物を敷き均してアスファルト舗装表面を形成した後、
    前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、進行方向に対し横方向の溝を形成することを、
    連続的に繰り返すことにより、
    アスファルトフィニッシャ進行方向に、横溝を連続的に多数形成する
    横溝形成ステップを有する
    ことを特徴とする舗装工法。
  2. 前記横溝形成ステップは、
    前記回転ドラムが回動している間、前記回転ドラムを振動させ、前記突起物が押圧されるときに、前記横溝内部のアスファルト混合物を締め固める
    ことを特徴とする請求項1記載の舗装工法。
  3. アスファルトフィニッシャのスクリード後部に回動自在に設けられる回転ドラムであって、
    前記回転ドラムの周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、
    前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記スクリードにより敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、横溝を形成するように構成されている
    ことを特徴とする回転ドラム。
  4. 前記回転ドラムの直径は200〜1000mmである
    ことを特徴とする請求項3記載の回転ドラム。
  5. 起振機能を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の回転ドラム。
  6. 前記突起物の断面形状がくちばし状である
    ことを特徴とする請求項3記載の回転ドラム。
  7. クローラとホッパとバーフィーダとスクリュースプレッダとタンパと本体スクリードと伸縮スクリードとを備えたアスファルトフィニッシャにおいて、
    前記伸縮スクリード後部に連続して剛接合される2枚の側面板と、
    前記側面板に設けられた軸穴に貫設される軸部材と、
    前記軸部材に軸支される回転ドラムを備え、
    前記回転ドラムは、周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、
    前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記本体スクリードおよび前記伸縮スクリードにより敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、横溝を形成するように構成されている
    ことを特徴とするアスファルトフィニッシャ。
  8. アスファルトフィニッシャのスクリード後部に連続して回動自在に回転ドラムが設けられ、該回転ドラムは、周面に、周方向に規則的に配置された、複数の突起物を有し、
    前記スクリードによりアスファルト混合物を敷き均してアスファルト舗装表面を形成した後、
    前記アスファルトフィニッシャの進行に伴って、前記回転ドラムが回動しながら進行方向に従動し、前記突起物が前記敷き均されたアスファルト舗装表面に押圧されることにより、進行方向に対し横方向の溝を形成することを、
    連続的に繰り返すことにより、
    アスファルトフィニッシャ進行方向に、進行方向に対し横溝を連続的に多数形成し、
    前記横溝を形成しながら、基盤上にアスファルト混合物を敷き均し、
    アスファルト混合物敷き均し作業終了後、前記敷き均されたアスファルト混合物を、ローラにより、転圧して締め固める
    舗装工法により構築されたことを特徴とする注意喚起舗装。

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