JP2576735B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP2576735B2
JP2576735B2 JP2031192A JP2031192A JP2576735B2 JP 2576735 B2 JP2576735 B2 JP 2576735B2 JP 2031192 A JP2031192 A JP 2031192A JP 2031192 A JP2031192 A JP 2031192A JP 2576735 B2 JP2576735 B2 JP 2576735B2
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加藤  学
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランプ装置に係り、詳
しくは外周に係合部が形成された荷を把持するクランプ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば無人フォークリフトに装備
されるアタッチメントとしてクランプ装置がある。この
クランプ装置は一対のクランプアームによってロール紙
等の円柱又は円筒状の荷を挟持して荷の搬送を行う。こ
のとき、コントローラは開閉機構により一対のクランプ
アームを閉動作させる。
【0003】そして、一対のクランプアームに設けられ
た荷検出センサに基づいて荷を該一対のクランプアーム
によって挟持したことをコントローラが検出すると、該
コントローラは開閉機構により一対のクランプアームの
閉動作を停止する。その後、コントローラは油圧ポンプ
から作動油をリフトシリンダに供給し、クランプ装置を
上昇させる。このとき、圧力センサはクランプ装置を含
めた荷の重さを検出している。
【0004】又、無人フォークリフトが挟持した荷を所
定の場所に置くとき、コントローラはクランプ装置を降
下させる。そして、荷が置かれるとシリンダに加わる荷
重が小さくなり、圧力センサの出力電圧が変化しこの変
化に基づいてコントローラは荷置き完了と判断してクラ
ンプ装置の降下を停止する。その後、コントローラは開
閉機構により一対のクランプアームを開動作させて荷の
挟持を解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、砂、溶剤
等を比較的小さな容器に入れ、この容器を搬送する無人
搬送システムを考案したが、このような容器を上記クラ
ンプ装置によって把持すると、容器が変形したり損傷し
たりするおそれがあり、従来のクンランプ装置をそのま
ま使用することは難しいという問題がある。
【0006】又、ロール紙等の重い荷の場合は前記クラ
ンプ装置で把持した荷の接地(荷置き)完了の検出は圧
力センサにより確実に行われる。しかし、搬送する荷が
軽い場合、荷を置いてもクランプ装置の重量を含めた重
量変化が小さいため、圧力センサが重量変化を正確に検
出することができないという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その第1の目的は荷の変形、損傷防
止のための荷を強く挟持せずに荷を垂直状態で把持でき
るクランプ装置を提供することにある。
【0008】第2の目的は、軽い荷の荷置き完了を確実
に検出できるクランプ装置を提供することにある。第3
の目的は、軽い荷の荷置き完了を検出する検出センサの
誤動作を防止できるクランプ装置を提供することにあ
る。
【0009】第4の目的は、有底筒状の容器を搬送する
際に荷の変形、損傷を招くことなく荷を把持できるとと
もに、荷の反転動作を行った後も、荷置き完了を確実に
検出できるクランプ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、第1請求項に記載の発明は、開閉動作により荷
の外周に設けられた係合部と係合可能な閉成位置と、係
合不能な開放位置とに配置され、前記係合部の下面と当
接して荷を遊嵌状態で支承する一対のクランプアーム
と、前記一対のクランプアームを開閉動作させる開閉駆
動手段と、前記一対のクランプアームを昇降動作させる
昇降手段とを備えたことをその要旨とする。
【0011】第2の目的を達成するため、第2請求項に
記載の発明は、前記一対のクランプアームの少なくとも
一方に、クランプアームと荷の係合部とが係合したこと
を検出する係合検出手段を設けたことをその要旨とす
る。
【0012】第3の目的を達成するため、第3請求項に
記載の発明は、一方のクランプアームには前記係合部の
下面と当接する当接面から突出可能な当接部を有する可
動部材を突出位置と退避位置とに移動可能に設け、前記
可動部材には当接部の移動軌跡の延長上から外れた位置
に係合検出手段の被検知部材が設けられていることをそ
の要旨とする。
【0013】第4の目的を達成するため、第4請求項に
記載の発明は、有底筒状の荷に対して設けられた上下一
対の係合部と係合可能な閉成位置と係合不能な開放位置
とに配置され、いずれか一方の係合部と当接して荷を遊
嵌状態で支承する一対のクランプアームと、前記一対の
クランプアームを開閉動作させる開閉駆動手段と、前記
一対のクランプアームを昇降させる昇降手段と、一対の
クランプアームを回動させる回動駆動手段と、前記上下
一対の係合部と係合するクランプアームの上下当接面に
対応してそれぞれ設けられ、該クランプアームと荷の係
合部とが係合したことを検出する係合検出手段と、前記
一対のクランプアームの回動状態を検出する回動状態検
出手段と、前記回動状態検出手段の検出信号に基づいて
一対のクランプアームの回動状態を判断する判断手段
と、前記判断手段の検出信号に基づいて前記クランプア
ームに設けられた係合検出手段のいずれか一方を有効化
する有効化制御手段とを備えたことをその要旨とする。
【0014】
【作用】開閉駆動手段により一対のクランプアームを閉
動作させて荷を遊嵌状態とする。その後、昇降手段によ
り一対のクランプを上昇させると荷の係合部が前記一対
のクランプアームに係合し、荷は一対のクランプアーム
によって遊嵌状態で支承される。即ち、荷は一対のクラ
ンプアームによりアンクランプ状態で把持され、変形、
破損しやすい荷が損傷されずに把持される。
【0015】又、一対のクランプアームの少なくとも一
方に設けられた係合検出手段により、荷の係合部と一対
のクンラプアームとが係合状態にあるか否かが検出され
る。そして、荷置き時に係合検出手段の検出信号に基づ
いて係合状態にないことが検出されると、荷置き完了と
判断され、軽い荷の場合も確実に検出される。
【0016】更に、可動部材における当接部の移動軌跡
の延長上から外れた位置に係合検出手段の被検知部材が
設けられているため、荷による影響を受けないようにす
ることができる。
【0017】開閉駆動手段の開閉動作に基づき一対のク
ランプアームが荷を遊嵌状態とし、昇降手段により一対
のクランプアームを上昇させると、荷の係合部と一対の
クランプアームの当接面とが係合する。すると、荷が一
対のクランプアームによって遊嵌状態で使用される。係
合部とクランプアームとの係合は係合検出手段によって
検出される。回動状態検出手段は回動駆動手段により回
動する一対のクランプアームの回動状態を検出する。こ
の回動状態検出手段の検出信号に基づいて判断手段は一
対のクランプアームの回動状態を判断する。有効化制御
手段は判断手段の検出信号に基づいてクランプアームの
上下当接面に設けられた係合検出手段のいずれか一方を
有効化する。従って、荷が自由に回動されるとともに、
無効化された係合検出手段からの検出信号により荷の係
合の誤判断が防止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明を無人フォークリフトに具体化
した一実施例を図1〜図16に基づいて説明する。
【0019】図1に示す無人フォークリフト1は予め記
憶された作業プログラムに基づいて荷役作業を行うが、
本実施例においては荷としての容器C内に供給された溶
剤等を所定の場所にて容器Cを回動させて排出するよう
になっている。前記容器Cは有底円筒状を成しており、
その上下外周面には係合部としての係合片F1,F2が
それぞれ突出形成されている。
【0020】図1〜図3に示すように、前記無人フォー
クリフト1はその前部から前方へ水平方向に突出する一
対のレッグ部2を備え、レッグ部2に沿って移動可能に
マスト3が立設されている。前記マスト3にはクランプ
ブラケット4を介してクランプ装置5が支持されてい
る。前記マスト3と平行に延びる昇降手段としてのリフ
トシリンダ6の伸縮に伴う図示しないチェーンの巻回に
よりクランプブラケット4とともに、クランプ装置5が
昇降動作するようになっている。
【0021】前記クランプブラケット4には前記クラン
プ装置5を構成する円形状の支持ブラケット7が支持固
定されている。この支持ブラケット7の前面には該支持
ブラケット7より若干小径の円環状となり、その内周面
に歯車が形成されたギア8が回転可能に設けられてい
る。そして、支持ブラケット7の背面上部にはオイルポ
ンプ9とギア機構10とにより構成される回転駆動手段
としての回転駆動機構11が設けられている。
【0022】前記回転駆動機構11のギア機構10は前
記ギア8と噛合され、オイルポンプ9の作動によりギア
機構10が駆動してギア8が回転するようになってい
る。前記ギア8の前面には同径となる円形状の支持板1
2が固着され、ギア8と一体的に回転するようになって
いる。
【0023】又、図1〜図5に示すように前記支持板1
2の前面下部には連結支持板13が固着されている。前
記連結支持板13の前面幅方向両側には一対の規制支持
板14が互いに対向するように固着されている。前記規
制支持板14にはその内側からそれぞれ規制ボルト15
が螺入されている。規制支持板14の外方に突出する規
制ボルト15の雄ねじ部にはロックナット16が螺合さ
れ、規制ボルト15の位置決めが行われている。
【0024】前記規制支持板14の前部側面には外方へ
屈曲形成された支持片17が固着され、支持片17には
後述するクランプアーム21,22の開閉状態を検出す
る開閉検出センサ18(本実施例においては近接セン
サ)が装着されている。
【0025】前記連結支持板13の上下には前記一対の
規制支持板14を挟むように一対の保持板19が水平方
向に延びる状態で互いに対向するように固着されてい
る。前記一対の保持板19の前部には左右一対の回動軸
20が保持板19と直交する状態で回動可能に支持され
ている。互いに対向する一対のクランプアーム21,2
2はその基端寄りにおいて前記回動軸20に一体回動可
能に支持されている。一対のクランプアーム21,22
はその上下両端にフランジ21a,21b,22a,2
2bが直交状に外部へ張出形成されて断面コ字状となっ
ている。
【0026】前記一対のクランプアーム21,22は前
記回転駆動機構11の駆動により支持板12と一体的に
回動可能になっており、一対のクランプアーム21,2
2を正常の水平状態から回転駆動機構11により回転さ
せた場合、該一対のクランプアーム21,22は図5に
おける反時計方向に回動するようになっている。そし
て、一対のクランプアーム21,22が180°回転し
た反転状態から回動する場合、回転駆動機構11により
一対のクランプアーム21,22は時計方向に回動する
ようになっている。
【0027】前記一対のクランプアーム21,22の先
端にはそれぞれ外方へ湾曲する湾曲部23,24が形成
され、この湾曲部23,24によって把持部25が形成
されている。又、前記湾曲部23,24の上下両端には
一対のクランプアーム21,22のフランジ21a,2
1b,22a,22bと連設される当接部26a,26
b,27a,27bが外方へそれぞれ張出形成されてい
る。
【0028】一方の湾曲部23の当接部26a,26b
は容器Cの係合片F1,F2の幅より大きくなるように
形成され、他方の湾曲部24の当接部27a,27bは
係合片F1,F2の幅より小さくなるように形成されて
いる。
【0029】そして、前記把持部25によって前記容器
Cが上下方向に相対移動可能な遊嵌状態で支承されるよ
うになっている。前記一対のクランプアーム21,22
の基端部背面における前記フランジ21a,21b,2
2a,22b間には駆動連結板29,30がそれぞれ固
着されている。前記駆動連結板29,30の背面には上
下一対の駆動連結片31が水平状態にそれぞれ固着され
ている。前記駆動連結片31間には開閉駆動手段として
の油圧開閉シリンダ32が配設され、支持ロッド33及
びピストンロッド34が前記駆動連結片31に連結ピン
35を介してそれぞれ連結されている。
【0030】前記ピストンロッド34は油圧開閉シリン
ダ32内の図示しないピストンに連結され、支持ロッド
33は油圧開閉シリンダ32の本体に固着されている。
従って、前記油圧開閉シリンダ32内の図示しないピス
トンが動作して該油圧開閉シリンダ32の伸縮動作によ
り、支持ロッド33及びピストンロッド34、連結ピン
35、駆動連結片31及び駆動連結板29,30を介し
て一対のクランプアーム21,22が回動軸20を中心
に回動するようになっている。
【0031】そして、一対のクランプアーム21,22
は油圧開閉シリンダ32の伸張状態において閉成位置に
配置され、該油圧開閉シリンダ32の収縮状態において
開放位置に配置されるようになっている。
【0032】即ち、前記油圧開閉シリンダ32が伸長す
ると、支持ロッド33及びピストンロッド34、連結ピ
ン35、駆動連結片31及び駆動連結板29,30を介
して一対のクランプアーム21,22が回動軸20を中
心に回動する。従って、一対のクランプアーム21,2
2が閉動作を行い、把持部25の湾曲部23,24を互
いに近接させる。
【0033】又、油圧開閉シリンダ32が収縮すると、
支持ロッド33及びピストンロッド34、連結ピン3
5、駆動連結片31及び駆動連結板29,30を介して
一対のクランプアーム21,22が回動軸20を中心に
回動する。従って、一対のクランプアーム21,22が
開動作を行い、把持部25の湾曲部23,24を互いに
離間させるようになっている。
【0034】前記各一対の駆動連結片31の外側側部に
は当接板36がそれぞれ固着されている。この当接板3
6は油圧開閉シリンダ32が伸長したとき、前記規制ボ
ルト15にそれぞれ当接するようになっている。従っ
て、油圧開閉シリンダ32の伸長にともなう一対のクラ
ンプアーム21,22の閉動作の規制、つまり一対のク
ランプアーム21,22の湾曲部23,24の近接を規
制するようになっている。
【0035】前記一対のクランプアーム21,22の基
端側部におけるフランジ21a,21b,22a,22
b間にはそれぞれ補助ブラケット37が架設されてい
る。前記補助ブラケット37の下部外側面には屈曲形成
された被検出部材38が固着されている。そして、前記
油圧開閉シリンダ32の収縮による一対のクランプアー
ム21,22の開動作を行ったとき、前記被検出部材3
8は前記開閉検出センサ18と対向せず、開閉検出セン
サ18をオフ動作させるようになっている。逆に、油圧
開閉シリンダ32の伸長による一対のクランプアーム2
1,22の閉動作を行って前記当接板36が規制ボルト
15に当接したとき、前記被検出部材38は前記開閉検
出センサ18と対向し、該開閉検出センサ18をオン動
作させるようになっている。
【0036】図2,3,6に示すように、前記一対の保
持板19の幅方向中央には長手方向に延びる長孔39が
それぞれ透設されている。前記一対の保持板19間には
前記回動軸20と平行に摺動軸40が前記長孔39を貫
通するように配設されている。前記摺動軸40の両端に
は大径部41がそれぞれ形成され、この大径部41が長
孔39に沿って摺動可能に配設されている。又、摺動軸
40の上部に設けられた大径部41の上端には鍔部42
が形成され、この鍔部42が長孔39の外周縁と係合
し、摺動軸40が一対の保持板19間に保持されるよう
になっている。
【0037】前記一対の大径部41間における摺動軸4
0には一対のカラー43,44が回動可能に取付られて
いる。前記一対のカラー43,44には連結棒45,4
6が固着され、この連結棒45,46は図1,図4に示
すように前記一対のクランプアーム21,22の側面に
設けられた挿通孔47を介して外方に突出されている。
【0038】図1〜図4に示すように、前記回動軸20
の前方における一対のクランプアーム21,22のフラ
ンジ21a,21b,22a,22b間には挿通軸4
8,49が回動可能に挿通支持されている。前記挿通軸
48には前記連結棒46が固着され、前記挿通軸49に
は連結棒45が固着されている。従って、前記開閉油圧
シリンダ32の収縮動作により一対のクランプアーム2
1,22が開動作を行ったとき、挿通軸48,49、連
結棒45,46及びカラー43,44を介して摺動軸4
0が長孔39に沿って前方に摺動し、該摺動軸40の大
径部41が長孔39の前方端部に当接して摺動軸40の
摺動が規制される。このため、一対のクランプアーム2
1,22の開動作が規制されるとともに、それぞれの速
度を同じになるようにしている。
【0039】又、前記開閉油圧シリンダ32の伸長動作
により一対のクランプアーム21,22が閉動作を行っ
たとき、挿通軸48,49、連結棒45,46及びカラ
ー43,44を介して摺動軸40が長孔39に沿って後
方に摺動し、該摺動軸40の大径部41が長孔39の後
方端部に当接して摺動軸40の摺動が規制される。
【0040】尚、前記一対のクランプアーム21,22
が閉動作を行ったとき、前記摺動軸40が長孔39に沿
って後方に摺動し、該摺動軸40の大径部41が長孔3
9の後方端部に当接する前に、前記当接板36が規制ボ
ルト15に当接するとともに、前記被検出部材38が開
閉検出センサ18と対向するようになっている。
【0041】即ち、前記一対のクランプアーム21,2
2の閉動作の規制は規制ボルト15及び当接板36の当
接により行われるが、規制ボルト15の位置が不適切な
場合の安全装置として長孔39による規制が行われるよ
うになっている。
【0042】図7,図9に示すように、前記容器Cの係
合片F1,F2が当接するクランプアーム21の当接部
26a,26bにはそれぞれ一対の透孔50a,50b
が形成されている。前記クランプアーム21の湾曲部2
3における外側の当接部26a,26b間には係合検出
手段としての上下一対の荷検出機構51a,51bが2
組設けられている。
【0043】この荷検出機構51a,51bについて説
明すると、図7,図8に示すように、前記当接部26
a,26b間における湾曲部23の外側には縦方向に延
びる補助板52が固着され、該補助板52の上下側面に
は両端が折曲形成され、取付部53a,53b,54
a,54bが設けられたセンサ取付ブラケット53,5
4がボルト55によって取り付けられている。そして、
前記取付部53a,53b,54a,54bには前記各
透孔50a,50b側へそれぞれ向くように荷検出セン
サ56a,56bが装着されている。
【0044】前記補助板52と透孔50a,50bとの
間における湾曲部23外側には支持部材57a,57b
が固着され、該支持部材57a,57bには支持ピン5
8a,58bが固着されている。前記支持ピン58a,
58bには可動部材としての回動レバー59a,59b
が回動可能に設けられ、回動レバー59a,59bはナ
ット60によって抜け止めされている。
【0045】前記回動レバー59a,59bには支持ピ
ン58a,58bより荷検出センサ56a,56b側に
クランク状に折曲形成された折曲部61a,61bが設
けられている。そして、荷検出センサ56a,56b側
に対応する回動レバー59a,59bの一端には前記荷
検出センサ56a,56bに対向するように被検知部材
としての被検出部62a,62bが折曲形成されてい
る。
【0046】又、前記支持ピン58a,58bから前記
透孔50a,50b側に対応する回動レバー59a,5
9bの他端には二股状の支持部63a,63bが折曲形
成され、該支持部63a,63bには支持ピン64a,
64bによって当接部としての当接部材65a,65b
が揺動可能に設けられている。前記当接部材65a,6
5bは前記透孔50a,50bに合わせて固着されたガ
イド筒66a,66bを介して透孔50a,50bに挿
通されている。
【0047】そして、前記回動レバー59a,59b間
における湾曲部23には規制板69a,69bが固着さ
れ、この規制板69a,69bには規制ボルト70a,
70bが螺入されている。又、規制板69a,69bか
ら突出する規制ボルト70a,70bの雄ねじにはロッ
クナット71a,71bが螺合され、前記規制ボルト7
0a,70bの位置決めが行われている。又、前記規制
ボルト70a,70bには前記回動レバー59a,59
bの折曲部61a,61bが当接可能となっている。
【0048】又、前記折曲部61a,61bと被検出部
62a,62bとの間における回動レバー59a,59
bの側面には掛止め部材67a,67bが固着され、該
掛止め部材67a,67b間にはコイルスプリング68
が掛け止めされている。そして、前記コイルスプリング
68の付勢力により、前記回動レバー59a,59bの
荷検出部62a,62bが互いに近接し、折曲部61
a,61bが規制ボルト70a,70bに当接するよう
になっている。
【0049】このとき、回動レバー59a,59bの被
検出部62a,62bが荷検出センサ56a,56bに
対向せず、前記荷検出センサ56a,56bはオフ動作
するようになっている。一方、コイルスプリング68の
付勢力により回動レバー59a,59bの支持部63
a,63bに設けられた当接部材65a,65bはガイ
ド筒66a,66b及び透孔50a,50bを介して当
接部26a,26bから突出するようになっている。
【0050】図9に示すようにクランプアーム21の当
接部26aに前記容器Cの係合片F1が係合し、該係合
片F1がコイルスプリング68の付勢力に抗して前記当
接部材65aを押圧すると、回動レバー59aは支持ピ
ン58aを中心に規制ボルト70aから折曲部61aが
離間する方向に回動するようになっている。このとき、
回動レバー59aの被検出部62aが荷検出センサ56
aと対向し、該荷検出センサ56aをオン動作させるよ
うになっている。
【0051】又、前記クランプアーム21の当接部26
bに前記容器Cの係合片F2が係合する場合は、係合片
F2が当接部材65bを押圧する。この結果、前記と同
様にして回動レバー59bの被検知部62bが荷検出セ
ンサ56bと対向し、該荷検出センサ56bがオン動作
するようになっている。
【0052】図5に示すように、中心点Oが中心となる
基準線Hが通る前記支持板12の外周面には折曲形成さ
れた第1ドグ72が設けられ、該ドグ72の先端には前
方へ延出する被検出面72aが形成されている。そし
て、前記基準線Hから反時計方向へ角度θ1回動した位
置における支持板12の外周面には第2ドグ73が設け
られ、該ドグ73の先端には前方へ延出する被検出面7
3aが形成されている。前記両ドグ72,73の被検出
面72a,73aの延出した長さは同一となっている。
【0053】又、前記基準線Hから反時計方向へ角度θ
2回動した位置における支持板12の外周面には折曲形
成された中間ドグ74が設けられ、該中間ドグ74の先
端には前方へ延出する被検出面74aが形成されてい
る。この中間ドグ74の被検出面74aは前記第1,2
ドグ72,73の被検出面72a,73aより若干長く
なるように形成されている。
【0054】前記図4,5に示すように、基準線Hが通
る前記支持ブラケット7の外周面には取付ブラケット7
5が設けられ、該取付ブラケット75には前記第1ドグ
72の被検出面72aと対向するように状態検出手段と
しての基準状態センサ76が装着されている。この基準
状態センサ76は減速センサ76aと停止センサ76b
とから構成されている。そして、基準線Hから時計方向
へ角度θ3回動した位置における支持ブラケット7の外
周面には取付ブラケット77が設けられ、該取付ブラケ
ット77には前記中間ドグ74の被検出面74aと対向
するように中間位置検出センサ78が装着されている。
【0055】又、基準線Hから時計方向へ角度θ4回動
した位置における支持ブラケット7の外周面には取付ブ
ラケット79が設けられ、該取付ブラケット79には前
記第2ドグ73の被検出面73aと対向するように状態
検出手段としての反転状態センサ80が装着されてい
る。この反転状態センサ80は減速センサ80aと停止
センサ80bとから構成されている。
【0056】従って、一対のクランプアーム21,22
が基準状態、即ち一対のクランプアーム21,22が上
側に位置する水平状態にある場合には、第1ドグ72の
被検出面72aと基準状態センサ76とが対向し、該基
準状態センサ76がオン動作するようになっている。こ
の状態から、回転駆動機構11により支持板12が反時
計方向に回転すると、中間ドグ74の被検出面74aと
中間位置検出センサ78とが対向し、該中間位置検出セ
ンサ78がオン動作するようになっている。このとき、
一対のクランプアーム21,22は基準状態から反時計
方向へ約135°回動された状態となる。
【0057】尚、中間ドグ74が中間位置センサ78に
達する前に反転状態センサ80を通過するが、ドグ74
の被検出面74aの延出の長さを異ならせているため、
反転状態センサ80はオン動作しないようになってい
る。
【0058】そして、回転駆動機構11により支持板1
2を更に反時計方向に回転させると第2ドグ73の被検
出面73aが反転状態センサ80bと対向し、該反転状
態センサ80がオン動作するようになっている。このと
き、前記減速センサ80aがオン動作し、このオン動作
に基づいて回転駆動機構11による回転速度が減速され
る。次に、第2ドグの被検出面73aが停止センサ80
と対向してオン動作し、このオン動作に基づいて回転駆
動機構11が停止される。このとき、一対のクランプア
ーム21,22は基準状態から反時計方向へ約180°
回動された反転状態となるようになっている。
【0059】反転状態の一対のクランプアーム21,2
2を基準状態に戻す場合は、前記回転駆動機構11によ
り支持板12が上記とは逆の時計方向に回動される。そ
して、第1ドグ72の被検出面72aが基準状態センサ
76の減速センサ76aと対向したとき、該減速センサ
76aがオン動作し、このオン動作に基づいて回転駆動
機構11による回転速度が減速される。次に、停止セン
サ76bが第1ドグ72の被検出面72aと対向してオ
ン動作し、このオン動作に基づいて回転駆動機構11が
停止される。その結果、前記一対のクランプアーム2
1,22が基準状態に復帰する。
【0060】次に、上記のように構成された無人フォー
クリフト1の電気的構成について説明する。図10に示
すように、回動状態検出手段、判断手段及び有効化制御
手段としてのコントローラ81は作業プログラム、演算
プログラムを記憶したROM、RAMからなるメモリ8
3及びCPUとから構成されている。コントローラ81
には前記開閉検出センサ18が接続されている。コント
ローラ81は開閉検出センサ18からの検出信号により
一対のクランプアーム21,22の開閉状態を判断し、
油圧開閉シリンダ32の駆動制御を行うようになってい
る。
【0061】又、コントローラ81には揚高センサ82
が接続されている。コンローラ81は前記揚高センサ8
2の検出信号に基づいてクランプアーム21,22の揚
高を検出し、リフトシリンダ6の制御を行うようになっ
ている。
【0062】そして、前記コントローラ81には荷検出
センサ56a,56bが接続され、荷検出センサ56
a,56bの検出信号に基づいて一対のクランプアーム
21,22の当接部26a,26bのどちら側に容器C
の係合片F1,F2が係合して容器Cが遊嵌状態で把持
されているかを検出するようになっている。
【0063】前記基準状態センサ76、反転状態センサ
80、中間位置検出センサ78はコントローラ81に接
続され、コントローラ81は前記各センサ76,78,
80の検出信号に基づいて前記オイルポンプ9を駆動制
御し、一対のクランプアーム21,22を回動制御する
ようになっている。更に、コントローラ81は前記基準
状態センサ76、反転状態センサ80の検出信号に基づ
いて一対のクンランプアーム21,22の状態を判断
し、その状態に合わせて前記荷検出センサ56a,56
bのいずれか一方のみを有効化し、有効化された荷検出
センサ56a,56bの検出信号に基づいて荷検出を行
うようになっている。
【0064】前記メモリ83には容器Cの荷取り、荷置
き作業データ、搬送作業データ、走行データ、更には容
器Cを回動して溶剤を排出させる作業等の各種の作業デ
ータが予め記憶されている。
【0065】次に、上記のように構成されたクランプ装
置を備えた無人フォークリフト1の作用を図11〜図1
8に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、無
人フォークリフト1による容器Cの搬送作業手順につい
ての概要を簡単に説明すると、無人フォークリフト1は
容器C内に残留する溶剤を完全に排出するための反転場
所に走行し、反転状態にある容器Cを取った後、この容
器Cを溶剤が供給される供給場所まで搬送する。そし
て、溶剤が供給された容器Cを排出場所まで搬送した
後、容器Cを回動させて溶剤を排出させる。その後、こ
の容器Cを再び反転場所に搬送して反転させた状態で置
き、他の反転状態にある容器Cを再び取って上記と同様
の作業を繰り返し行うようになっている。
【0066】前記無人フォークリフト1はコントローラ
81に基づいて走行経路上の図示しない誘導線に沿って
走行し、容器Cが反転状態に置かれている反転場所に走
行する。そして、反転場所の手前にて停止し、コントロ
ーラ81はメモリ83に記憶される荷取り作業データに
基づいて反転状態にある容器Cの荷取り作業を開始す
る。
【0067】図11〜13に示すように、コントローラ
81は一対のクランプアーム21,22が反転状態であ
るか否かを反転状態センサ80のオン動作に基づいて判
断する(STEP100、以下STEPを単にSとい
う)。そして、第2ドグ73の被検出面73aと反転状
態センサ80とが対向し、該反転状態センサ80がオン
動作するとコントローラ81は荷検出センサ56bの検
出信号のみを有効化する(S101)。
【0068】又、一対のクランプアーム21,22が反
転状態センサ80のオフ動作に基づいて反転状態でない
とコントローラ81が判断すると、該コントローラ81
は回転駆動機構11の駆動によりギア8、支持板12を
介して一対のクランプアーム21,22を回動させる
(S102)。そして、第2ドグ73の被検出面73a
が反転状態センサ80と対向し、該反転状態センサ80
がオン動作すると、コントローラ81は回転駆動機構1
1の駆動を停止し前記STEP101に移行する。
【0069】次に、コントローラ81は一対の開閉検出
センサ18に基づいて一対のクランプアーム21,22
が開状態であるか否かを判断する(S103)。被検出
部材38が開閉検出センサ18と対向しておらず、該開
閉検出センサ18がオフ動作している場合、一対のクラ
ンプアーム21,22が開状態であるとコントローラ8
1は判断する。
【0070】又、一対のクランプアーム21,22の被
検出部材38が開閉検出センサ18と対向して該開閉検
出センサ18がオン動作している場合、一対のクランプ
アーム21,22が閉状態であるとコントローラ81が
判断し、コントローラ81は油圧開閉シリンダ32を収
縮させる(S104)。前記油圧開閉シリンダ32の伸
縮動作により一対のクランプアーム21,22は回動軸
20を中心に回動する。このとき、挿通軸49に固着さ
れた連結棒45,46がカラー43,44を回動させな
がら摺動棒40を長孔39に沿って摺動させ、大径部4
1が長孔39の先端に当接して一対のクランプアーム2
1,22の開動作の規制を行う。そして、一対のクラン
プアーム21,22の開動作の規制による油圧シリンダ
32の収縮動作の規制により、コントローラ81は油圧
開閉シリンダ32の収縮動作を停止する。この結果、一
対のクランプアーム21,22の開動作が完了する。
【0071】そして、前記一対のクランプアーム21,
22を開状態にした後、コントローラ81はメモリ83
に記憶されている走行データに基づいて所定距離前進
し、一対のクランプアーム21,22における把持部2
5に容器Cを位置させる(S105)。その後、コント
ローラ81は油圧開閉シリンダ32を伸長して一対のク
ランプアーム21,22を閉動作させる。(S10
6)。
【0072】そして、前記一対のクランプアーム21,
22の閉動作に基づいて被検出部材38が開閉検出セン
サ18と対向してオン動作したか否かを判断する(S1
07)。前記被検出部材38が開閉検出センサ18と対
向してオン動作した場合、コントローラ81は油圧開閉
シリンダ32の伸長動作を停止する(S108)。この
結果、一対のクランプアーム21,22が閉成位置に配
置され、把持部25が容器Cを遊嵌する状態となる。
【0073】次にコントローラ81はリフトシリンダ6
を駆動して一対のクランプアーム21,22を上昇させ
る。このため、容器Cは一対のクランプアーム21,2
2によって持ち上げられる。前記コントローラ81は揚
高センサ82の検出信号に基づいて更に容器Cが一対の
クランプアーム21,22によって予め決められた所定
量だけ上昇したか否かを判断する(S111)。前記揚
高センサ82からの検出信号に基づいて一対のクランプ
アーム21,22が所定量だけ上昇したことを判断する
と、リフトシリンダ6の動作を停止させる(S11
2)。この結果、容器Cは一対のクランプアーム21,
22の把持部25に遊嵌状態で支承されて搬送可能とな
る。
【0074】そしてコントローラ81は荷検出センサ5
6bがオン動作したか否かを判断する(S110)。も
しオンしていなければ異常として判断し作業を中止す
る。一対のクランプアーム21,22を上昇により当接
部26b,27bが容器Cの係合片F2と当接したと
き、一対の当接部材65bが係合片F2に押圧されてそ
れぞれの透孔50b内に没入(下動)する。すると、一
対の回動レバー59bがそれぞれのコイルスプリング6
8の付勢力に抗して支持ピン58bを中心に回動する。
そして、回動レバー59bの被検出部62bが一対の荷
検出センサ56bにそれぞれに対向するため、該荷検出
センサ56bがオン動作する。
【0075】
【0076】その後、コントローラ81は反転状態(下
向き)で把持された容器Cを基準状態(上向き)に戻す
べく、回転駆動機構11を駆動し、ギア8、支持板12
を回動して一対のクランプアーム21,22を時計方向
へ回動させる(S113)。そして、コントローラ81
は第1ドグ72の被検出面72aが基準状態センサ76
と対向し、該基準状態センサ76がオン動作して一対の
クランプアーム21,22が基準状態に戻ったか否かを
判断する(S114)。前記第1ドグ72の被検出面7
2aが基準状態センサ76と対向してオン動作すると、
コントローラ81は回転駆動機構11の駆動を停止する
(S115)。このとき、容器Cは180°回転して上
向きで一対のクランプアーム21,22の把持部25に
遊嵌状態で把持される。又、容器Cの180°回転によ
り容器Cの係合片F1が一対のクランプアーム21,2
2の当接部26a,27aと係合する。
【0077】前記一対のクランプアーム21,22が基
準状態となったことに基づいてコントローラ81は荷検
出機構51aの荷検出センサ56aの検出信号のみを有
効化する(S116)。その後、コントローラ81は被
検出部62aが荷検出センサ56aと対向してオン動作
したか否かを判断する(S117)。
【0078】前記当接部26aに対する容器Cにおける
係合片F1の係合に基づき当接部材65aがコイルスプ
リング68の付勢力に抗して押圧されて透孔50a内に
没入する。すると、回動レバー59aが支持ピン58a
を中心に回動する。そのため、して被検出部62aが荷
検出センサ56aと対向し、該荷検出センサ56aがオ
ン動作するする。このオン動作によりコントローラ81
は容器Cを正常に取ったと判断して荷取り作業を終了す
る。
【0079】又、前記当接部26aに対する容器Cにお
ける係合片F1の係合に基づき当接部材65aが押圧さ
れず、荷検出センサ56aがオン動作しない場合、コン
トローラ81は異常と判断して作業を中止する。
【0080】次に、容器Cを遊嵌状態で支承した無人フ
ォークリフト1はメモリ83の搬送データによるコント
ローラ81の制御に基づいて誘導線上に沿って走行し、
溶剤を供給する供給場所まで前記容器Cを搬送して停止
する。供給場所で容器C内に溶剤が供給された後、無人
フォークリフト1は溶剤を排出する排出場所まで容器C
を搬送して停止する。尚、無人フォークリフト1の走行
中、荷検出センサ56aがオフ動作した場合、コントロ
ーラ81は容器Cが一対のクランプアーム21,22か
ら落下したか、正常に遊嵌状態で支承されていないと判
断し、走行を停止して作業を中止する。
【0081】無人フォークリフト1が溶剤の排出場所に
停止した時点で、コントローラ81は溶剤の排出作業を
開始する。図14,図15に示すように、コントローラ
81は荷検出センサ56aからの検出信号に基づいて該
荷検出センサ56aがオン動作しているかを判断し(S
200)、オフ動作している場合は容器Cが一対のクラ
ンプアーム21,22の把持部25によて遊嵌状態で正
常に支承されていないと判断し、異常として溶剤の排出
作業を中止する。
【0082】そして、荷検出センサ56aがオン動作し
ている場合、コントローラ81は回転駆動機構11によ
りギア8を回転させて支持板12及び一対のクランプア
ーム21,22を反時計方向へ回動させる(S20
1)。すると、一対のクランプアーム21,22の把持
部25に把持された容器Cが回動し、該容器C内の溶剤
が徐々に排出される。そして、前記支持板12の回動に
より、該支持板12の外周面に設けられた中間ドグ74
が反時計方向に回動する。前記コントローラ81は中間
ドグ74の被検出面74aが中間位置検出センサ78と
対向してオン動作したか否かを判断し(S202)、中
間位置センサ78がオン動作すると、コントローラ81
は回転駆動機構11の駆動を停止させる。このとき、一
対のクランプアーム21,22の把持部25に把持され
た容器Cは約135°回動した位置で停止する。そし
て、コントローラ81はメモリ83に記憶されている作
業データに基づいてこの状態を所定時間保持し、容器C
内の溶剤を排出する(S203)。
【0083】所定時間経過した後、コントローラ81は
メモリ83の作業データに基づいて一対のクランプアー
ム21,22を基準状態に戻すべく、回転駆動機構11
の駆動によりギア8を回動させて一対のクランプアーム
21,22を時計方向へ回動させる(S204)。
【0084】そして、コントローラ81は第1ドグ72
の被検出面72aが基準状態センサ76と対向してオン
動作したか否かを判断し(S205)、第1ドグ72の
被検出面72aが基準状態センサ76と対向し、該基準
状態センサ76がオン動作すると、コントローラ81は
回転駆動機構11の駆動を停止する(S206)。この
ため、一対のクランプアーム21,22は基準状態とな
り、容器Cは上向きの状態となる。
【0085】又、容器Cの係合片F1が一対のクランプ
アーム21,22の当接部26a,27aと係合する。
次に、コントローラ81は当接部26a,27aに対す
る係合片F1の係合により、当接部材65aが押圧され
て回動レバー59aが回動し、被検出面62aが荷検出
センサ56aに対向して荷検出センサ56aがオン動作
したか否かを判断し(S207)、荷検出センサ56a
がオフ動作のままの状態であれば、コントローラ81は
異常と判断して作業を中止する。
【0086】又、係合片F1により当接部材65aが押
圧され、回動レバー59aが回動して被検出部62aが
荷検出センサ56aと対向し、該荷検出センサ56aが
オン動作すれば容器Cが一対のクランプアーム21,2
2の把持部25に正常に支承されていると判断し、溶剤
の排出作業を完了する。
【0087】次に、メモリ83の作業データに基づいて
コントローラ81は容器C内に残留している溶剤を完全
に排出するため、反転場所まで無人フォークリフト1を
走行制御し反転場所で停止させる。そして、コントロー
ラ81はメモリ83の荷置き作業データに基づいて容器
Cを反転場所に置く荷置き作業を開始する。
【0088】図15〜18に示すように、容器C内に残
留している溶剤を完全に排出させるため、コントローラ
81は回転駆動機構11を駆動してギア8を回動させ、
支持板12を介して一対のクランプアーム21,22を
反時計方向へ回動させる(S300)。すると、支持板
12における第2ドグ73の被検出面73aが反時計方
向に回動する。
【0089】又、コントローラ81は第2ドグ73の被
検出面73aが反転状態センサ80と対向してオン動作
するか否かを判断し(S301)、第2ドグ73の被検
出面73aが反転状態センサ80と対向し、該反転状態
センサ80がオン動作した場合、コントローラ81は回
転駆動機構11を停止させる。そして、一対のクランプ
アーム21,22は約180°回動した状態で停止、つ
まり容器Cが180°反転した下向き状態となる。この
ため、容器Cの係合片F2が当接部26b,27bと係
合し、容器Cは下向きの状態で一対のクランプアーム2
1,22に遊嵌状態で支承される。その後、コントロー
ラ81は前記反転状態センサ80のオン動作に基づいて
荷検出センサ56bの検出信号のみを有効化する(S3
02)。
【0090】そして、前記容器Cの180°の下向きの
反転により、該容器Cの係合片F2が把持部25の当接
部26b,27bと係合する。このとき、コントローラ
81は当接部材65b,65bが押圧され、回動レバー
59bが支持ピン58bを中心に回動して被検出部62
bが荷検出センサ56bと対向してオン動作したか否か
を判断する(S303)。前記荷検出センサ56bと被
検出部62bと対向せず、荷検出センサ56bがオン動
作しなかった場合、コントローラ81は異常と判断して
作業を中止する。
【0091】荷検出センサ56bに回動レバー59bの
被検出部62bが対向してオン動作すると、コントロー
ラ81はリフトシリンダ6を駆動してクランプブラケッ
ト4、支持ブラケット7及び支持板12を介し、一対の
クランプアーム21,22を降下させる(S304)。
そして、容器Cが床面に置かれて係合片F2と当接部2
6b,27bとの係合が解除されると、係合片F2によ
る当接部材65bの押圧が解除される。
【0092】このとき、コントローラ81は荷検出セン
サ56bがオフ動作したか否かを判断し(S305)、
荷検出センサ56bがオフ動作しない場合には、まだ容
器Cが床面に置かれていないと判断してリフトシリンダ
6を引き続き駆動させる。前記揚高センサ82からの検
出信号に基づいてコントローラ81は所定量以上一対の
クランプアーム21,22が降下したか否かを判断する
(S306)。所定量以上一対のクランプアーム21,
22が降下ても荷検出センサ56bがオフ動作しなかっ
た場合、コントローラ81は荷置き異常と判断して作業
を中止する。
【0093】又、一対のクランプアーム21,22の降
下が所定量未満であれば、引き続きリフトシリンダ6を
駆動してクランプブラケット4を介して一対のクランプ
アーム21,22を降下させる。
【0094】そして、係合片F2が当接部材65bを押
圧していないにも係わらず、荷検出センサ56bがオン
したままの状態で降下を続けると、係合片F1が当接部
材65aを押圧し、荷検出センサ56aがオン動作して
しまい、容器Cを破損してしなう可能性があるため、荷
置き時は荷検出センサ56aがオン動作した場合(S3
07)、コントローラ81は異常と判断して作業を中止
する。
【0095】床面に容器Cが置かれて係合片F2が当接
部材65bを押圧しなくなり、前記荷検出センサ56b
がオフ動作すると、この時点からコントローラ81はリ
フトシリンダ6を駆動して一対のクランプアーム21,
22が更に所定量を降下したか否かを揚高センサ82の
検出信号に基づいて判断する(S308)。コントロー
ラ81は一対のクランプアーム21,22が揚高センサ
82の検出信号に基づいて所定量降下したことを確認す
ると、コントローラ81はリフトシリンダ6の駆動を停
止して一対のクランプアーム21,22の降下を停止す
る(S309)。
【0096】この状態で、コントローラ81は油圧開閉
シリンダ32を収縮して一対のクランプアーム21,2
2を開動作させる(S310)。次に、コントローラ8
1は前記油圧開閉シリンダ32による一対のクランプア
ーム21,22の開動作に基づいて開閉検出センサ18
がオフ動作したか否かを判断し(S311)、開閉検出
センサ18のオフ動作に基づいてコントローラ81は油
圧開閉シリンダ32の収縮を停止する(S312)。
【0097】この結果、容器Cは180°反転した状態
で下向きに反転場所に置かれて荷置き作業が完了する。
そして、前記一対のクランプアーム21,22が開状態
のままでコントローラ81は再びメモリ83の作業デー
タに基づいて反転場所に既に置かれている容器Cの荷取
りを行い、上記と同様の作業を繰り返し行う。
【0098】以上、詳述したように、荷検出機構51に
より容器Cを検出しているため、軽量な容器Cでも確実
に検出することができ、荷置き作業を確実に行うことが
できる。
【0099】又、容器Cの係合片F1,F2を一対のク
ランプアーム21,22における当接部26a,26
b,27a,27bに係合させ、該容器Cを遊嵌状態で
支承するアンクランプ状態で搬送作業を行うため、把持
によって変形及び破損しやすい容器Cを損傷させること
なく、確実に搬送することができる。
【0100】更に、容器Cを回動させて溶剤を排出する
際、把持部25周辺に付着した溶剤が透孔50a,50
b内に侵入する可能性がある。そして、荷検出センサ5
6a,56bが当接部材65a,65bの移動軌跡の延
長線上にあると、透孔50a,50bから侵入した溶剤
が荷検出センサ56a,56bに付着するおそれがあ
る。しかし、荷検出センサ56a,56bは透孔50
a,50bから離れた位置に設けられているため、侵入
した溶剤が荷検出センサ56a,56bに付着して誤動
作するような悪影響を与えることがない。この結果、確
実に容器Cの搬送作業を行うことができる。
【0101】又、基準状態センサ76、反転状態センサ
80に基づいてコントローラ81は一対のクランプアー
ム21,22の回動制御を行うことができるので、容器
Cを自由に回動させて搬送したり、容器Cを反転状態で
荷置きしたりすることができる。
【0102】更に、基準状態センサ76、反転状態セン
サ80に基づいてコントローラ81は一対のクランプア
ーム21,22の状態を判断し、この状態に合わせて荷
検出センサ56a,56bのいずれか一方を有効化す
る。この結果、無効化された荷検出センサ56a,56
bがオン動作してもこの信号を無視するため、確実な搬
送作業、荷置き及び荷取り作業を行うことができる。
【0103】そして、荷検出センサ56a,56bがオ
ン動作している場合、コントローラ81は油圧開閉シリ
ンダ32を動作させて一対のクランプアーム21,22
の開閉動作を行わない構成としているので、容器Cの落
下防止を確実に行うことができる。
【0104】又、容器Cの溶剤が排出される側となるク
ランプアーム22の当接部27a,27bは容器Cの係
合片F1,F2より小さくなるように形成したので、溶
剤の付着を防止することができる。
【0105】本実施例においては、クランプアーム2
1,22の回動機能を備えたが、必ずしも備える必要が
なく、単に把持部25により容器Cを遊嵌状態で支承し
て搬送するように構成することも可能である。この場
合、容器Cを反転させたりすることがないので、回転駆
動機構11、係合片F2、荷検出センサ56b、クラン
プアーム21,22の回動位置を検出する基準状態セン
サ76、反転状態センサ80、中間位置検出センサ7
8、第1,2ドグ72,73及び中間ドグ74等を省く
ことができる。
【0106】又、本実施例の各センサには近接センサを
使用したが、近接センサに限らずフォトカプラ、リード
スイッチ、リミットスイッチ等、適宜のセンサを使用す
ることも可能である。
【0107】そして、本実施例においては溶剤を搬送し
たが、この他に砂等の粉体を搬送することも可能であ
る。又、本実施例においては、油圧開閉シリンダ32に
より一対のクランプアーム21,22をそれぞれ開閉動
作するように構成したが、一方のクランプアーム21を
固定し、他方のクランプアーム22を回動可能に構成す
ることも可能である。更に、メモリ83に記憶される各
種作業データは必要に応じて任意に変更することも可能
である。
【0108】本実施例においては、容器Cに係合部とし
ての係合片F1,F2を形成したが、胴部が内側へ湾曲
するように形成された容器Cを遊挿状態で支承し、搬送
することもできる。
【0109】又、本実施例においては、荷として円筒状
の容器Cに具体化したが、容器C(荷)は必ずしも有底
円筒状である必要はなく、四角筒状、六角筒状等、他の
有底筒状であってもよい。又、外周に係合部F1,F2
がある容器(荷)であれば筒状でなくてもよい。更に、
ドグ72〜74の位置を移動可能に構成し、回転駆動機
構11の停止、減速の検出位置や中間位置の角度を変更
するようにしてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上、詳述したように第1発明によれ
ば、変形、破損しやすい荷を損傷せずに確実に搬送する
ことができるという優れた効果がある。
【0111】又、第2発明によれば、係合検出手段によ
り荷との係合の有無を直接検出するため、軽い荷の荷置
き完了を確実に検出することができるという優れた効果
がある。
【0112】そして、第3発明によれば、軽い荷の荷置
き完了を検出する係合検出手段の被検知部材が可動部材
から外れた位置にあるため、荷による影響により係合検
出手段の誤動作を防止して確実な搬送作業を行うことが
できるという優れた効果がある。
【0113】更に、第4発明によれば、有底筒状の容器
を搬送する際に、荷の変形、損傷を招くことなく、荷を
把持することができるとともに、荷の反転動作を行った
後も、荷置き完了を確実に検出することができる優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無人フォークリフトの側面図であ
る。
【図2】無人フォークリフトの平面図である。
【図3】クランプ装置を示す一部平面図である。
【図4】一対のクランプアームの支持構造を示す一部側
面図である。
【図5】クンラプ装置の回転制御を行うための各センサ
の配置を示す一部切欠き正面図である。
【図6】一対のクランプアームの開閉動作を規制する摺
動軸の構成を示す一部側断面図である。
【図7】荷の検出を行う荷検出機構を示す一部切欠き側
面図である。
【図8】荷の検出を行う荷検出機構を示す一部切欠き平
面図である。
【図9】荷の係止片により荷検出機構が動作したことを
示す一部切欠き側面図である。
【図10】無人フォークリフトの電気的構成を示す電気
ブロック図である。
【図11】無人フォークリフトによる容器の荷取り作業
を説明するためのフローチャート図である。
【図12】無人フォークリフトによる容器の荷取り作業
を説明するためのフローチャート図である。
【図13】無人フォークリフトによる容器の荷取り作業
を説明するためのフローチャート図である。
【図14】無人フォークリフトによる容器内の溶剤の排
出作業を説明するためのフローチャート図である。
【図15】無人フォークリフトによる容器の荷置き作業
を説明するためのフローチャート図である。
【図16】無人フォークリフトによる容器の荷置き作業
を説明するためのフローチャート図である。
【図17】無人フォークリフトによる容器の荷置き作業
を説明するためのフローチャート図である。
【図18】無人フォークリフトによる容器の荷置き作業
を説明するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
6…昇降手段としてのリフトシリンダ、11…回転駆動
手段としての回転駆動機構、21,22…クランプアー
ム、32…開閉駆動手段としての開閉油圧シリンダ、5
1a,51b…係合検出手段としての荷検出機構、62
a,62b…被検知部材としての被検出部、65a,6
5b…下動部材としての当接部材、76…回動状態検出
手段としての基準状態センサ、80…回動状態検出手段
としての反転状態センサ、81…判断手段及び有効化制
御手段としてのコントローラ、C…荷としての容器、F
1,F2…係合部としての係合片

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉動作により荷の外周に設けられた係
    合部と係合可能な閉成位置と、係合不能な開放位置とに
    配置され、前記係合部の下面と当接して荷を遊嵌状態で
    支承する一対のクランプアームと、前記一対のクランプ
    アームを開閉動作させる開閉駆動手段と、前記一対のク
    ランプアームを昇降動作させる昇降手段とを備えたクラ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記一対のクランプアームの少なくとも
    一方に、クランプアームと荷の係合部とが係合したこと
    を検出する係合検出手段を設けた請求項1記載のクラン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 一方のクランプアームには前記係合部の
    下面と当接する当接面から突出可能な当接部を有する可
    動部材を突出位置と退避位置とに移動可能に設け、前記
    可動部材には当接部の移動軌跡の延長上から外れた位置
    に係合検出手段の被検知部材が設けられている請求項2
    記載のクランプ装置。
  4. 【請求項4】 有底筒状の荷に対して設けられた上下一
    対の係合部と係合可能な閉成位置と係合不能な開放位置
    とに配置され、いずれか一方の係合部と当接して荷を遊
    嵌状態で支承する一対のクランプアームと、 前記一対のクランプアームを開閉動作させる開閉駆動手
    段と、 前記一対のクランプアームを昇降させる昇降手段と、 一対のクランプアームを回動させる回動駆動手段と、 前記上下一対の係合部と係合するクランプアームの上下
    当接面に対応してそれぞれ設けられ、該クランプアーム
    と荷の係合部とが係合したことを検出する係合検出手段
    と、 前記一対のクランプアームの回動状態を検出する回動状
    態検出手段と、 前記回動状態検出手段の検出信号に基づいて一対のクラ
    ンプアームの回動状態を判断する判断手段と、 前記判断手段の検出信号に基づいて前記クランプアーム
    に設けられた係合検出手段のいずれか一方を有効化する
    有効化制御手段とを備えたクランプ装置。
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