JPH02262921A - ワーク搬送パレット - Google Patents

ワーク搬送パレット

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JPH02262921A
JPH02262921A JP1084006A JP8400689A JPH02262921A JP H02262921 A JPH02262921 A JP H02262921A JP 1084006 A JP1084006 A JP 1084006A JP 8400689 A JP8400689 A JP 8400689A JP H02262921 A JPH02262921 A JP H02262921A
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steering wheel
support
pallet
work
shaft
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Sumio Wada
和田 純夫
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ワークを一時保管したり搬送したりするワー
ク搬送パレットに関する。
〈従来の技術〉 車両にその外装品や内装品などを組付けていく生産ライ
ンにおいて、組付けられるワークはパレット上に載せら
れ、組付作業を行う場所の周辺に配設されている。そし
て、作業者、あるいはロボットがそのパレットからワ−
りを取って車両の所定の位置に組み付けていtこ。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来のパレットにあっては、ワークの傷や破
損などを考慮しパレット上にワークを積み重ねることが
できず、パレット上のワーク支持台に支持して搭載し°
ていた。したがって、パレット上に載せられるワークの
数はそのパレットの大きさによって決まってしまう。そ
のため、パレット上のワークがなくなると作業者はワー
クが載った別のパレットを運搬していくこととなり、作
業者は作業中に何度もパレットの運搬作業を行うことと
なり車両へのワーク組付作業に支障を来たしてしまうと
いう問題点があった。また、積載量の多いパレットを使
用することも考えられるが、これによってパレットh体
が大きくなってその移動が困難となってしまう。
本発明はこのような問題点を解決するものであって、所
定の大きさのパレット上に数多くのワークを載せること
によりワーク組付作業の作業能率の向上を図ったワーク
搬送パレットを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本発明のワーク搬送パレッ
トは、台車の前列に第1のワーク支持台を配設する一方
、前記台車の後列に第2及び第3のワーク支持台を上下
に配設し、昇降機構によって前記第2及び第3のワーク
支持台を昇降自在としたことを特徴とするものである。
く作   用〉 台車の後列に配設した第2及び第3のワーク支持台が昇
降自在とし、この支持台を昇降させることにより支持さ
れたワークを取り出し位置に移動できるので、台車上に
数多くのワークを載せることができろ。
く実 施 例〉 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例に係るワーク搬送パレットの
正面図、第2図はその側面図、第3図はステアリングホ
イールの組付装置の平面図、第4図はその側面図、第5
図はその右側面図、第6図はステアリングホイールの背
面図、第7図はパレット搬送装置の平面図、第8図は第
7図の■−■断面図、第9図は第7図の]X−IX断面
図、第10図は第7図のX−X断面図、第11図はステ
アリングホイール搬送装置の正面図、第12図はステア
リングホイール搬送装置の上面図、第13図は第12図
のxi −xu断面図、第14図は心出し装置の一部切
欠き正面図、第15図は心出し装置の上面図、第16図
は回転角度設定装置の一部切欠き正面図、第17図は回
転角度設定装置の上面図、第18図は把持装置の上面図
、第19図は第18図のXIX −XIX断面図、第2
0図は第18図のXX矢視図、第21図は第20図のX
XI−XXI断面図、第22図はナツトランナの断面図
である。
第3図乃至第5図に示すように、本実施例のステアリン
グホイールの自動装着装置1は車両2の搬送ライン3の
一側に配設されている。車両2は搬送ライン3上を図示
しないシャトルコンベアによって移動され、ステアリン
クホイール4の組付位置にて停止できるように制御され
る。そのステアリングホイール4の組付位置には車両2
にステアリングホイール4を組付けろための作業ロボッ
ト5が配設されている。
作業ロボット5の側部であって搬送ライン3上の車両2
の反対側にはステアリングホイール4を保管、搬送する
ワーク搬送パレット8が位置し、このワーク搬送パレッ
ト8が移動する床面上にはパレット搬送装置9が配設さ
れている。
作業ロボット5の後方(第3図右方)にはステアリング
ホイール4の軸中心を設定する心出し装[10と組付回
転角度を設定する回転角度設定装置11と心出し装置1
10から回転角度設定装置11にステアリングホイール
4を搬送する搬送装置12が配置されている。
また、作業ロボット5はステアリングホイール4を把持
する把持装置13及びステアリングホイール4を固定す
るナツトランナ14を備えている。そして、この作業四
ボット5に近接してナツトフィーダ15が配設されてい
る。
まず、第3図乃至第5図に基づいて作業ロボット5につ
いて説明する。
搬送ライン3の一側の基盤21上には車両2の搬送方向
(X方向)に沿って案内レール22が敷設され、この案
内レール22にはロボット本体23が案内されてモータ
24によって移動自在となっている。そして、この本体
23には回転!!!25が回転自在に支持され、モータ
26によって回転駆動される。更に、この回転盤25に
は上下方向(Z方向)に沿って支持軸27が取付けられ
ており、この支持軸27にはその軸方向に沿って支持部
材28が移動自在に支持され、モータ29によって駆動
される。この移動部材28には車両2の搬送方向(X方
向)と直交する方向(Y方向)に沿う案内軸30が固定
され、この案内軸30にはロボットアーム31が軸方向
に移動自在に支持され、モータ32によって駆動できる
ようになっている。この四ボットアーム31の一端には
ロボットハンド35がX方向及びY方向に沿う図示しな
い回転軸によって回転自在に支持され、モータ34及び
−モータ36によって回転駆動されるようになっている
このように作業ロボット5は6つの軸によって構成され
て、ステアリングホイール4の組付に必要な全ての動作
ができるようになっている。
第6図にステアリングホイール4の詳細を示す。ステア
リングホイール4はリング形状をなしているが、操作性
あるいはデザイン上などから真円でなく楕円である場合
もある。
そのステアリングホイール4の回転中心部には図示しな
い車体側のステアリングシャフトのセレーシ嘗ン軸が嵌
合可能なボス部41が形成されており、このボス部41
の端部にはテーパ部42(第14図参照)が形成されて
いる。そして、このボス部41の周辺部には凹部として
車両2の操舵輪に対するステアリングホイール4の装着
回転角度の位置決め用基準穴43が1つと、車両2のタ
ーンシグナルキャンセルビン装着用の装着穴44,45
が2つ形成されており、この3つの穴43゜44.45
は不等角度をもって振り分けられて形成され、本実施例
では125° 102゜133°というような振り分は
角度に設定されている。
第1図乃至第3図にワーク搬送パレット8の詳細を示す
。ワーク搬送パレット8において、下部に4つの車輪5
1が取付けられた台車52は一端がラッパ状をなすよう
に床面に配置された案内レール53に案内されて転勤可
能となっている。この台車52上には前列に第1のワー
ク支持台54が固定されると共に、後列に第2.第3の
ワーク支持台55゜5日が昇降機構57によって上下に
昇降自在に取付けられている。
即ち、台車5.2上前列には取付台58が固定され、こ
の取付台58にはステアリングホイール4の側部を支持
する先端部が断面U字形の支持部材59が取付けられる
と共に、ステアリングホイール4の下部を支持する同じ
く先端部の断面がU字形をなす2つの支持部60を有す
る第1のワーク支持台54が取付けられている。
また、この台車52上後列には基盤61が固定され、そ
の−側部(第2図左側)には案内枠62が起立した状態
で固定されている。
この案内枠62には台車52におけるワーク搬出方向(
同図右方)に突出する上下の突出部63と後方に突出す
る下向き鉤状の係合部64を有する支持枠65が上下方
向に移動自在に取付けられている。そして、この支持枠
65にはステアリングホイール4の側部を支持する支持
部材66が取付けられると共に、突出部にはステアリン
グホイール4の下部を支持する2つの支持部67を有す
る第2及び第3のワーク支持台55,56が取付けられ
ている。なお、支持部材59.66の先端部及び支持部
60.67はステアリングホイール4のリムを挾んで支
持できるようにウレタンゴムでできている。
このワーク搬送パレット8は、第3図に示すように、車
輪51が案内レール53に案内されて搬入位置と作業位
置と搬出位置とに移動できるようになっている。そして
、作業位置に位置するワーク搬送パレット8の一側には
支持枠65を上下動させろための昇降機構57が設置さ
れている。即ち、床面に固定された昇降機構本体69に
は支持枠65の移動方向に沿って往復動自在なピストン
シリンダ70を有するピストンシリンダ71が取付けら
れている。そして、このピストンロッド70の先端部に
はブラケット71を介して支持枠65の係合部64に係
合し支持枠65を上方に持上げろ爪72が取付けられて
いる。
また、昇降機構本体69の上部には前述のピストンロッ
ド70と直交する方向に沿うピストンロッド73を有す
るピストンシリンダ74が取付けられている。一方、支
持枠65にはこのピストンロッド73に対応して係止部
75が固定されている。
従って、ピストンシリンダ71を駆動し爪72を上方に
移動させることで、この爪72が係合部64に係合し、
更に爪72を上昇させることによって、支持枠65が上
昇して第2、第3のワーク支持台55,56に支持され
たステアリングホイール4を上昇させることができる。
そして、ピストンシリンダ74を駆動しピストンロッド
73を前方に移動させ、その先端部の上方に移動した支
持枠65の係止部75が引っ掛かることによって、支持
枠65の下方への移動を阻止する。これによって、作業
ロボット5によるステアリングホイール4の搬出作業が
可能となる。
なお、76はパレット8の搬送中にステアリングホイー
ル4が周囲のものと当接して破損するのを防止するガー
ドパー 77は作業者がパレット8を搬送するときにつ
かむ支持棒である。また、パレット8の搬送方向前後に
はその台車52の下面に後述するパレット搬送装置9の
支持片83が係合する係止片78が固定されると共に、
同じく台RL52の下面の所定の位置には後述するパレ
ット位置決め装置17の位置決めピン106が嵌合する
位置決め孔79が形成されている。
また、前述したように、このワーク搬送パレット8は、
第3図に示すように、搬入位置と作業位置と搬出位置と
に移動できろようになっており、このパレット8が移動
する床面にはパレット8を移動するパレット搬送装置9
が設置されている。
即ち、第3図及び第7図乃至第9図に示すように、床面
上にはパレット8の移動方向に沿ってパレット8の全長
の2つ分の長さを有する搬送軸81が軸受82により支
持されている。そして、この搬送軸81の上面部にはパ
レット8端部の各係止片78に係合するL字形状の支持
片83がパレット8の全長より若干長い間隔をもってそ
れぞれ固定されている。即ち、この支持片83は互いに
向き合う2つのもので一対をなし、この搬送軸81には
全部で4つ固定されている。
また、第9図に示すように、乙の搬送軸81にはその軸
方向に沿って溝84が形成されており、この溝84に嵌
入するキー85を介して連結部材86が連結されている
。一方、床面上には搬送軸81を回動させるための第2
の駆動手段としてのピストンシリンダ87が取付けられ
ており、このピストンシリンダ87のピストンロッド8
8の先端部が連結部材86に連結されている。従って、
ピストンシリンダ87を作動することによって搬送軸8
1を回動させ、支持片83を第8図に実線で示す保合位
置と2点鎖線で示す解除位置との間で移動させることが
できろようになっている。
搬送軸81の中間部には支持部材89が相対回転自在に
且つ軸方向には相対移動できないように連結されている
。一方、床面上には搬送軸81の両側に位置してこの搬
送軸81と平行をなす支持軸90がブラケット91をも
って固定されており、各支持軸90(ま支持部材89の
各側部を貫通している。また、搬送軸81の下方にはこ
の搬送軸81と平行に第1の駆動手段としてのピストン
シリンダ92が配設されている。そして、このピストン
シリンダ92のピストンロッド93先端部は連結ブラケ
ット94を介して搬送軸81に連結されている。
従って、このピストンシリンダ92を作坤することによ
って、ピストンロッド93及び連結ブラケット94を介
して搬送軸81°を支持軸90に支持されながらその軸
方向に移動することができる、。
また、第3図に示すように、パレット8の移動方向側部
には作業者によって運ばれてきたパレット8をパレット
搬入位置まで搬送する移動値[16が配設されている。
即ち、係止片96が移動片97に回動自在に支持される
と共にスプリング98によって第1図反時計方向に付勢
されている。そして、この移動片97はピストンシリン
ダ99によって移動できろようになっている。従って、
作業者がパレット8を第3図右方から矢印方向に移動さ
せていくと、パレット8の端部が係止片96をスプリン
グ98に抗して第3図時計方向に回動させる。そして、
パレット8を所定の位置(第3図に2点@線で示す位置
)まで移動させると係止片96が元の位置まで戻る。そ
の後、ピストンシリンダ99を作動させることでパレッ
ト8が搬入位置まで移動することとなる。
一方、床面上にはワーク搬送パレット8が作業位置に位
置したときに、このパレット8の的後、左右、上下方向
の位置決めを行うパレット位置決め装置i17がパレッ
ト搬送装置9の両側に4つ設置されている。なお、この
位置決め装置17は全て同様に構造のため、JJ、下そ
の1つについて説明する。
第7図及び第10図に示すように、床面上には上下方向
に移動自在なピストンロッド101を有するピストンシ
リンダ102が取付けられている。一方、このピストン
シリンダ102に隣接して移動軸103が軸受104に
よって軸方向移動自在に支持されている。
そして、ピストンロッド101と移動軸103の各先端
部は連結部材105によって連結され、移動軸103の
上部にはパレット8の下面に形成された位置決め孔79
に嵌合する先端部がテーパ状をなす位置決めピン106
が固定されている。
また、床面上にはピストン、ロッド101と直交する方
向に作動するピストンロッド107を有するピストンシ
リンダ108が取付けられている。このピストンロッド
107の先端部は床面上に摺動自在に支持された移動体
109に連結されている。この移動体109は・第10
図に示すように、移動軸103が上方に移動したときに
その下方に位置して移動軸103の下方への移動を阻止
する前進位置と、移動軸103の下方から外れた後退位
置に移動できるようになっている。
従って、ワーク搬送パレット8が前述したパレット搬送
装置9によって作業位置に移動されると、ピストンシリ
ンダ102が作動して位置決めピン106がパレット8
の位置決め孔79に嵌合すると共に、パレット8自体を
所定量上方に持上げる。その後、ピストンシリンダ10
8を作動して移動体109を移動軸103の下方に移動
させる。これによって、移動軸103の下方への移動が
阻止され、パレット8の前後及び左右、上下方向の位置
決めがなされろ。
第11図乃至第17図にステアリングホイール4の心出
し装置10と回転角度設定装置11と搬送装置12の詳
細を示す。
第11図乃至第13図に示すステアリングホイールの搬
送装置12において、支持台121の長手方向(第11
図左右方向)両側部にはそれぞれ軸受122を介して前
後に並んで第1、第2.第3昇降リンク123,124
゜125の中間部が回転軸126を以てそれぞれ枢支さ
れており、各昇降リンク123.124゜125の一端
には案内ローラ127が取付けられている。また、支持
台121の上方に;よ上面部に開口が形成された支持テ
ーブル128が位置し、この支持テーブル1.28の搬
送方向(第11図左右方向)両側にはその前部に開口が
内方を向く断面コ字状の案内レール129が固定されて
いる。然して、支持テーブル128は第1昇降リンク1
23の案内ローラ127上に載置されると共に、第2.
第3昇降リンク124,125の案内四−ラ127がそ
の案内レール129内に転勤自在に装着されることによ
り支持テーブル128は支持台121上に支持される。
支持台121両側部の第1昇降リンク123の他端は第
1連結軸130によって、第2昇降リンク124の他a
は第2連結軸131によってそれぞれ同期して回動でき
るように連結されている。また、第2昇降リンク124
の他端と第3昇降リンク125の他端とは支持台121
両側部の連結片13?にょってそれぞれ連結されている
。一方、支持台121下面後部には第1の駆動手段とし
てのピストンシリンダ133が取付けられており、この
ピストンシリンダ133のピストンロッド134が支持
台121の前後方向(第11図左右方向)に往復動自在
となっている。このピストンロッド134の先端部は第
2連結軸131に連結され、更に第2連結軸131は連
結ロッド135を介して第1連結軸130と連結されて
5′″るO従って1ピストンシリンダ133を作動させ
ろことによりピストンロッド134が軸方向に移動し、
連結ロッド135、第1゜第2連結軸130.j31、
連結片132を介して第1.第2.第3昇降リンク12
3゜124.125を同時に同量回動させろことができ
る。
支持テーブル128の前端部にはその上下方向(第11
図上下方向)に沿う支持ロッド136の上部が固定され
ている。支持ayド136の下部には支持筒137がそ
の軸方向摺動自在に嵌合すると共に、この支持ロッド1
36にはブラケット138を介して支持台121の前後
方向に沿う案内筒139が固定されている。そして、こ
の案内筒139には支持台121にその前後方向に沿っ
て固定された案内ロッド140が軸方向摺動自在に嵌合
している。また、支持台121下面後部には第2の駆動
手段としてのピストンシリンダ141が取付けられてい
る。このピストンシリンダ141のピストンロッド14
2は支持台121の前後方向(第11図左右方向)に往
復動自在となっており、その先端部は支持筒137に連
結されている。
また、第13図に示すように、この搬送装置12の支持
テーブル128上には、心出し装置1110によって心
出しされたステアリングホィール44回転角度設定装@
11に搬送するときこのステアリングホイール4の軸中
心をずらさないようにステアリングホイール4の外周を
把持する把持装置145が取付けられている。なお、こ
の把持族fi145は以下に詳説する把持装置13と同
様の構成を有するためここでの説明は省略する。
従って、このように構成されたステアリングホイールの
搬送袋W!12において、ステアリングホイール4が把
持装置145によって支持された支持テーブル128は
ピストンシリンダ133を作動して第1.第2.第3昇
降リンク123,124,125を回動させることによ
って上下方向に、移動できる。なお、このときに支持テ
ーブル128は支持ロッド136が支持筒137に沿っ
て摺動するため、前後左右に移動することはない。また
、支持テーブル128はピストンシリンダ134を作動
することにより、支持筒137及び支持ロッド136を
介して前後方向に移動できろようになっている。
第14図及び第15図に示すステアリングホイールの心
出し装置10において、前述の支持台121上にはブラ
ケット151を介して支持軸152が固定されており、
この支持軸152の上面部には円形の基盤153が固定
されている。更に、支持軸152の外周部には軸受15
4を介して支持円筒155が回動自在に取付けられ、こ
の支持円筒155の上端部にはリング上の円盤156が
溶接によって固着されている。そして、この支持円筒1
55の外周下部には連結片157が固定きれ、この連結
片157にはブラケット158に固定された移動手段と
してのピストンシリンダ159のピストンロッド160
の先端部が連結されている。
基盤153上には等角度を以て振り分けられた3つの案
内レール161がその径方向に沿って固着されており、
各案内レール161にはそれぞれ下向きコ字形状の移動
部材162がそれぞれ摺動自在に嵌合している。この各
移動部材162の内端には上下方向に沿って互いに平行
をなす心出しビン163がそれぞれ固着されており、こ
の各心出しビン163はステアリングホイール4のボス
部41に挿脱自在となっている。また、各移動部材16
2の外端部と円盤156の外端部とは連結リンク164
及び軸165,166に以て連結されている。
なお、移動部材162の上面部に固定されている扇状の
部材167はステアリングホイール4を心出しするとき
にこのステアリングホイール4を載せる支持盤である。
また、載置されるステアリングホイール4の周辺にはそ
のステアリングホイール4の有無検出する光電管168
が支持台121に取付台169を介して取付けられてい
る。
従って、このように構成されたステアリングホイールの
心出し装置10は、ピストンシリンダ159を作動して
ピストンロッド160を軸方向に移動させると、支持円
筒155を介して円盤156が所定角度回動する。する
と、3つの連結リンク164を介して各移動部材162
が外方に引かれて移動し、3つの心出しビン163は互
いに離間するようになっている。
第16図及び第17図に示すステアリングホイールの回
転角度設定装置11において、支持台121上には円筒
形の本体171が固定されており、この本体171内に
1よ軸受172を介して回転軸173が回転自在に支持
されている。そして、回転軸173の上部には中空状の
回転体174が固定されると共に回転体174の内部を
貫通して支持軸175が固定されている。この支持軸1
75は上部が外方に突出し、先端部にはステアリングホ
イール4のボス部41が嵌合自在となっている。
また、支持軸175には回転体174の内部に位置して
円筒部材176が軸方向移動自在に且つ支持軸175と
は相対回転不能に嵌合している。この円筒部材176の
上部には3つの位置決めビン177が支持軸175の周
辺部に所定の角度をもって振り分けられて固着されてい
る。この各位置決めビン177はステアリングホイール
4のボス部41の周辺部に形成された凹部としての穴4
3,44゜45にそれぞれ嵌脱可能となっており、従っ
て、位置決めビン177も各式(凹部)43゜44.4
5の形成角度に適合する角度をもって!!iil!置さ
れている。そして、円筒部材176の下方に装着された
スプリング178によってこの円筒部材176が上方に
、即ち、各位置決めビン177がステアリングホイール
4の各式43,44,45に嵌入する方向に付勢されて
いる。なお、回転体174の上面に固定された円盤状の
部材179はステアリングホイール4の回転角度を設定
するときにステアリングホイール4を載せる支持盤であ
る。
一方、円筒部材176の下部にはその先端が回転体17
4の外方に突出する突片180が複数固定されており、
その先端部にて回転体174の外周辺に位置するリング
状のドッグ181を支持している。そして、このドッグ
181の外側に位置してこのビッグ181の位置、即ち
、位置決めビン177がステアリングホイール4の各式
43,44,45に嵌合したかどうかを検出する検出器
182がブラケット183を介して本体171に支持さ
れている。
回転軸173にはキー184によって従動m車185が
相対回転不能に取付けられている。一方、支持台121
上には駆動手段としてピストンシリンダ186が固定さ
れており、このピストンシリンダ186のピストンロッ
ド187は連結部材188を介してピストンシリンダ1
86と平行をなす駆動杆189に連結されている。この
駆動杆189にハ側部にラック190が形成されており
、従動歯車185と噛み合っている。
なお、載置されるステアリングホイール4の周辺にはそ
のステアリングホイール4の有無検出する光電管191
が支持台121に取付台192を介して取付けられてい
る。
従って、このように構成されtこステアリングホイール
の回転角度設定装置11は、ピストンシリンダ186を
作動することにより駆動杆189がその軸方向に移動し
て従動歯車185を回転させ、回転軸173、支持軸1
75、並びに円筒部材176を介して位置決めビン17
7を支持軸175の外周に沿って移動させろことができ
るようになっている。
第18図乃至第21図にステアリングホイールの把持装
置の詳細を示す。
第18図及び第19図に示すように、作業ロボット5の
ロボットハンド35に取付けられるフランジ部201に
は後述するナツトランナ14が取付けられる取付孔20
2が形成された基盤203が固定されている。この基盤
203にはこの基盤203と直交する支持部材204を
介して2つのレール205が固定されている。そして、
このレール205には案内部材206が摺動自在に支持
され、案内部材206にはリング状をなしその径方向外
方へ延設する3つのペース部207を有するベースプレ
ート208が固着されている。
更に、このペースプレート208とフランジ部201と
の間にはスプリング209が介在し両者を離間する方向
に付勢している。
また、ベースプレート208上には支持筒210が固定
され、この支持筒210の外周には同じくリング状で且
つその径方向外方へ延設する3つの連結部211を有す
る回転体212が回転自在に支持されている。
各ペースプレート208には、第19図および第20図
に詳細に示すように、その径方向に沿って第1案内レー
ル213が固定され、この第1案内レールに213は第
1案内部材214を介して角柱形状の移動体215が摺
動自在に支持され丁いる。そして、この移動体215と
前述の回転体212は移動体215と回転体212の各
連結部211が連結ロッド216を介して連結されるこ
とにより移動体215の直線運動が回転体212の回転
運動に、あるいはその逆に変換されることとなる。
3つのベース部207のうちの1つのペース部207 
(本実施例では第18図上方のペース部)には、その下
面部に取付ブラケット217を介して第1の移動手段と
してのビス1、ンシリンダ218が取付けられている。
そして、このピストンシリンダ218のピストンロッド
219の先端部はL字形状をなす第1の連結片220を
介して移動体215に連結されている。従って、ピスト
ンシリンダ218を作動し、第1の連結片220を介し
て1っの移動体215を移動させると、連結ロッド21
6を介して回転体212が回動して他の2つの移動体2
15を移動させることとなり、3つの移動体215が同
時に同1移動することができる。
各移動体215の上面部にはそれぞれ第2案内レール2
21が固定され、この第2案内レール221には第2案
内部材222を介して移動ベース223が摺動自在に支
持され、更に、この移動ベース223にはステアリング
ホイール4の外周部を把持する把持部材224が固定さ
れている。また、第18図に示すように、各移動体21
5には第2の移動手段としてのピストンシリンダ225
が取付ブラケット226によって固定されており、その
ピストンロッド227の先端部は第2の連結片228を
介して移動体215に支持された後述する摺動ビン22
9及び支持ビン230に連結されている。
第21図に示すように、各移動体215には摺動ビン2
29及び支持ビン230がその移動体215の移動方向
と平行をなして軸方向摺動自在に支持されている。そし
て、摺動ビン229は第1の連結片220にナツト23
1によって固定されている。一方、支持ビン230はそ
の一端に螺合したボルト232によって第1の連結片2
20にその軸方向移動自在に支持され、両者の間にはピ
ストンシリンダ225によろ把持部材224への伝達力
を吸収する伝達力吸収手段としてのスプリング333が
介在して両者を互いに離間する方向に付勢している。そ
して、この支持ビン230の他端には取付ブラケット2
34を介して移動ベース223が固定されている。
との摺動ビン229と移動ビン230は互いに対向する
側面に互いに平行をなす傾斜面335.336が形成さ
れている。そして、摺動ビン229と支持ビン230の
間にはロック手段としての移動片337が位置し、この
移動片337は移動体215のガイド面338と中央部
に形成されたガイド孔339が移動体215に固定され
たガイドビン340にガイドされることによって摺動ビ
ン229及び支持ビン230の移動方向に直交する方向
に移動できるようになっている。更に、この移動片23
7の両端部には各傾斜面235.236と平行をなしこ
の各傾斜面235,236と圧接する圧接面241,2
42が形成されている。
従って、ステアリングホイール4を把持するため、各ピ
ストンシリンダ225を作動し、第2の連結片228を
介して摺動ビン229並びに支持ビン230をその軸方
向(ステアリングホイール4の径方向内方)に移動させ
ていくと、ステアリングホイール4の外形が真円ではな
い場合には3つの把持部材224のうちの1つがステア
リングホイール4の外周面に当接する。すると、当接し
た把持部材224並びに支持ビン230はその当接位置
にて停止するが、各ピストンシリンダ225は作動して
いるため支持ビン230の一端に装着されたスプリング
233が圧縮される。
そして、摺動ビン229は軸方向に更に移動し、摺動ビ
ン229の移動によるその傾斜面236と移動片237
の圧接面241との押圧関係によってこの移動片237
の反対側の圧接面242が支持ビン230の傾斜面23
6に圧接し、支持ビン230を移動片237どのgiI
擦抵抗抵抗りその位置に拘束することによって、把持部
材224をステアリングホイール4との当接位置にてロ
ックすることとなる。
そして、その後、残りの2つの把持部材224も同様に
ステアリングホイール4の当接位置にてロックされる。
このようにしてステアリングホイール4は把持装置13
にて把持されることとなる。
また、把持部材224によるステアリングホイール4の
把持を解除するには、ピストンシリンダ225を前述と
は逆方向に作動し、第2の連結片228を介して摺動ビ
ン229を軸方向(第21図右方)に移動させる。する
と、移動片237による支持ビン230への圧接が解除
されて第2の連結片228がボルト232の頭部に当接
し、これにより、支持ビン230を軸方向(第21図右
方)に移動させる。従って、把持部材224はステアリ
ングホイール4の外方に移動し、ステアリングホイール
4の把持が解除されることとなる。
第22図にナツトランナ14の詳細を示す。
ナツトランナ14は、第22図に示すように、前述した
ステアリングホイール4の把持装置13と同様作業ロボ
ット5のロボットハンド35に取付けられている。即ち
、ロボットハンド35に回転自在に支持され、把持装[
13が固定されるフランジ部201を有する支持筒25
1内には軸受252により回転筒253が回転自在に支
持されている。この回転筒253の基端部にはベベルギ
ア254が固定される一方、先端部外周にはセレーシフ
ン255が形成されている。このベベルギア254は第
1の駆動手段としての駆動部256によって駆動回転す
るベベルギア257と噛み合っている。一方、回転筒2
53の基端部に形成されたセレーション255には円筒
形のホルダ258の基端部が相対回転不能に且つ軸方向
移動自在に装着されている。そして、回転筒253に固
定された受部材259とホルダ258との間にはスプリ
ング260が介在し両者を離間する方向に付勢し、回転
WJ253の先端部に固定されたストッパ261によっ
て、回転筒253に対するホルダ258の移動範囲が限
定されている。
また、回転筒253内には一端にロータリジヨイント2
62を介して第2の駆動手段としてのエア供給源280
が接続された供給パイプ263が貫通している。そして
、このパイプ263にはレバー264を介してピストン
シリンダ265が接続されている。従って、ピストンシ
リンダ265を作動することでパイプ263を軸方向に
移動することができろ。
ホルダ258の内側であって、パイプ263の先端部に
はブラケット266を介してシリンダ267が固定され
、このシリンダ267の先端部にはナツト401を保持
するソケット268が固定されている。また、シリンダ
267内にはピストン269が移動自在に嵌合しており
、これによってパイプ263を介してエア供給源に連通
ずる密閉された部屋270が形成される。また、このピ
ストン269にはスプリングワッシャ402を保持する
コレット271の基端部が固定されており、このコレッ
ト271は先端部が2又状に形成されると共に中間部に
段付部272が形成されている。一方、このコレット2
71の段付部272に対応してソケット268の内周部
には先端に傾斜面が形成された円筒形状をなす規制部材
273が固定されている。なお、274はピストン26
9を元位置にもどすためのスプリングである。
従って、ピストン269が第22図左方に移動した後退
位置では、コレット271は、同図に実線で示すように
、段付部272が規制部材273の内周面に規制されて
、その先端部が潰された縮径状態にある。そして、エア
供給源によって部屋270内に圧力流体が供給されろと
、ピストン269が第22図右方に移動して段付部27
2が規制部材273から解除され、コレット271の先
端部は、同図に2点鎖線で示すように、外方に広がる。
なお、ロボットハンド35の支持筒251にはベベルギ
ア301が固定されており、このベベルギア301はロ
ボットアーム31の回転軸302に固定されたベベルギ
ア303と噛み合っている。従って、この回転軸302
を回動させロボットハンド35、即ち、支持筒251を
回動させることで、図示しないステアリングシャフト、
あるいはパーツフィーダ7に支持されたナツト401に
対する把持装置13に把持されたステアリングホイール
4、あるいはナツトランナ14のソケット268の回転
位置を適合させる。
以下、前述した自動装着装置によるステアリングホイー
ルの装着手順を説明する。
まず、第3図に示すように、作業者はステアリングホイ
ール4が搭載されたパレット8を案内レール53に沿っ
て搬入位置の手前の同図2点鎖線で示す位置に運んでく
る。このとき、パレット8の側面によって係止片96が
1往復回動してその一端がパレット8の後端に係合する
。これを検知してピストンシリンダ99が作動し、移動
片97を介して係止片96の一端がパレット8を搬入位
置まで移動させる。
すると、第8図及び第9図に示すように、パレット撤送
装置9のピストンシリンダ87が作動して連結部材86
及びキー85を介して搬送軸81を回動させろことによ
り、パレット8の前後に位置する一対の支持片83を第
8図に2点鎖線で示す解除位置から同図に実線で示す連
結位置まで移動させる。、従って、この一対の支持片8
3はパレット8の前後の係止片78に係合し、搬入位置
にあるパレット8を搬送軸81に連結する。そして、ピ
ストンシリンダ92を軸方向に移動させることによって
搬入位置にあるパレット8を作業位置まで移動させる。
移動後、ピストンシリンダ87を前述とは逆方向に作動
して支持片83を解除位置に移動させパレット8の連結
状態を解除する。
作業位置に搬送されたパレット8は作業ロボット5がス
テアリングホイール4を正しく取出せるように、パレッ
ト位置決め装置17によってX方向及びY方向、Z方向
の位置決めがなされる。第10図に示すように、位置決
め装置17のピストンシリンダ102を作動して、連結
部材105を介して移動軸103を上方に移動させ、そ
の上端の位置決めピン106をパレット8下面の位置決
め孔79に嵌合させると共にパレット8自体を所定の位
置まで若干持ち上げる。これによって、パレット8は正
しく位置決めされる。
パレット8の位置決めがなされると、次に作業ロボット
5によるステアリングホイール4の装着作業が開始され
る。
まず、作業ロボット5が作動してロボットハンド35に
取付けられた把持装置13によって、パレット8の前列
の第1のワーク支持台54に支持されたステアリングホ
イール4を把持する。そして、このステアリングホイー
ル4を搬送装置12の支持台121上に配設された心出
し装置10に搬送する。
第14図及び第15図に示すように、ステアリングホイ
ール4ばそのボス部41に3本の心出しピン163が挿
入するように支持盤167上に配置される。そして、光
電管168によってステアリングホイール4が配置され
たことが確認されると、ピストンシリンダ159が作動
して連結片157及び支持円筒155を介して円盤15
6を第15図において時計方向に回動させる。すると、
連結リンク164を介して移動部材162がステアリン
クホイール4の径方向外方へ移動することとなり、ステ
アリングホイール4のボス部41内の各心出しピン16
3も同方向にボス部41の内周面に当接するまで移動す
る。このようにして、ステアリングホイール4の軸中心
が設定される。
次に、心出しされたステアリングホイール4は搬送装置
12によって回転角度設定装置11に搬送される。第1
1乃至第13図に示すように、支持テーブル128上の
ステアリングホイール4は把持装置145によってその
軸中心をずらすことなく支持された後、心出し装置11
10のピストンシリンダ159を前述と逆方向に作動し
心出しピン163をステアリングホイール4の内方に移
動させる。
そして、まず、搬送袋[12のピストンシリンダ133
を作動して各昇降リンク123゜124.125を第1
1図左右方向に回動させろことにより、支持テーブル1
28を上方に移動させる。このとき、支持テーブル12
8はその支持ロッド136が支持筒137に案内されて
いるため支持テーブル128はその前後方向(第11図
左右方向)には移動しない。従って、支持テーブル12
8上のステアリングホイール4は真上に移動しそのボス
部41から心出しピン163が抜ける。次に、その状態
からピストンシリンダ141を作動し、支持テーブル1
28を前方(同図右方)に移動させろ。そして、ピスト
ンシリンダ133を前述と逆方向に作動し、各昇降リン
ク123゜124.125を同図反時計方向に回動する
ことにより支持テーブル128を下方に移動させる。従
って、支持テーブル128上のステアリングホイール4
は回転角度設定装置11に支持されろ。
ステアリングホイール4は第16図及び第17図に示す
ように、この回転角度設定装置11によって組付回転角
度が設定されろ。ステアリングホイール4はそのボス部
41に回転角度設定装置11の支持軸175が嵌合する
と共に、ボス部41の外周面にスプリング178によっ
て上方に付勢された回転体174上部の位置決めビン1
77の先端が圧接した状態で支持盤179上に支持され
る。なお、ステアリングホイール4はまだ把持装置14
5によって把持された状態にある。
そして、光WA’[1191によってステアリングホイ
ール4が配置されたことが確認されると、この状態から
ピストンシリンダ186を作動して、連結部材188を
介して駆動杆189を軸方向に移動させる。すると、ラ
ック190及び従動歯車185、回転軸175を介して
回転体174が回転し、各位置決めビン177が支持軸
175の周囲を回転移動する。そして、各位置決めビン
177がステアリングホイール4の穴43,44,45
の位置に適合すると、スプリング178によって回転体
174を介して位置決めビン177が上方に移動して各
式43,44,45に嵌合する。これに伴って突片18
0に支持されたドッグ181も上方に移動し、これを検
出器182が検出してピストンシリンダ186の作動を
停止し、回転体174の回転を停止させろ。
その後、把持装置145によるステアリングホイール4
の把持を解除し、再び、ピストンシリンダ186を作動
して回転体174を所定の位置まで回転させることによ
りステアリングホイール4の組付回転角度が設定される
搬送装置12の支持テーブル128上で、その軸中心と
回転角度が設定されたステアリングホイール4は作業ロ
ボット5のロボットハンド35に取付けられた把持装置
13が把持して車両2の室内に搬送し、ステアリングシ
ャフトに装着する。
第18図乃至第21図に示すように、把持装置13にお
いて、まず、ピストンシリンダ218を作動して第゛1
の連結片220を介して1っの移動体215をステアリ
ングホイール4の径方向内方に移動させることにより、
連結ロッド216及び回転体212を介して他の2つの
移動体215を同期させて移動させろ。これによって、
各移動ペース223の把持部材224がそれぞれ内方に
所定量移動してステアリングホイール4の外周部との間
隔を少なくする。
次に、各ピストンシリンダ225を作動して、第20図
及び第21図に示すように、第2の連結片228を介し
て摺動ビン229並びにスプリング233を介して支持
ビン230をその軸方向、即ち、ステアリングホイール
4の径方向内方に移動させる。すると、まず、3つの把
持部材224のうちの1つがステアリングホイール4の
外周面に当接し、把持部材224並びに支持ピ°ン23
0はその当接位置にて停止する。ところが、各ピストン
シリンダ225の作動は続行しているため支持ピン23
0の一端に装着されたスプリング233が圧縮されると
共に、摺動ピン229が軸方向に更に移動する。これに
よって、摺動ピン229の傾斜面236が移動片237
を第21図下方に移動させ、その圧接面242が支持ピ
ン230の傾斜面236に圧接することで支持ピン23
0は移動片237との摩擦抵抗によりその位置に拘束さ
れる。従って、把持部材224はステアリングホイール
4との当接位置にてロックされることとなる。
その後、残りの2つの把持部−材224も同様にステア
リングホイール4の当接位置にてロックされ、ステアリ
ングホイール4は把持部[13にてその軸中心位置をず
らすことなく把持される。
作業ロボット5はステアリングホイール4を把持した状
態で車室内に入り、ステアリングシャフトにステアリン
グホイール4のボス部41を嵌合させる。このとき、両
者の嵌合部はセレーション嵌合となっているためうまく
嵌合しない場合がある。その際には把持装置13のスプ
リング209によってステアリングホイール4のボス部
41をステアリングシャフトに圧接した状態でロボット
アーム31の回転軸302をゆっくりと回転させること
により把持装置13に把持されたステア、リングホイー
ル4を回転させて嵌合させる。そして、ナツトランナ1
4によって固定する。
第22図において、ナツトランナ14は、予め、パーツ
フィーダ15から供給されたステアリングホイール4を
固定するためのナツト401とスプリングワッシャ40
2を保持している。即ち、作業ロボット5が作動してナ
ツトランナ14をパーツフィーダ15に接近させる。そ
して、まず、ピストンシリンダ256を作動してレバー
264を介して供給パイプ263を軸方向前方(第22
図右方向)に移動させろことにより、ソケット268を
前方に突き出してその先端部でナツト401を保持する
。それと同時に、エア供給源280により供給パイプ2
63を通ってシリンダ267の部m270内に圧縮流体
を供給する。すると、ピストン269を介してコレット
271がソケット267から前方に突出し、その先端部
が縮径した状態でナツト401及びスプリングワッシャ
402を貫通して、このスプリングワッシャ402を保
持する。そして、ピストンシリンダ265を前述とは逆
方向に作動してソケット267を後退させる。
作業ロボット5によってステアリングシャフトに装着さ
れたステアリングホイール4は、まず、ナツトランナ1
4のピストンシリンダ265によってソケット267を
前進させ、保持したナツト401をステアリングシャフ
トの図示しないねじ部の位置に適合させろと共にスプリ
ング260によってナツト401をねじ部に圧接させる
。それと同時に、コレット271を後退させて、ねじ部
とナツト401との間にスプリングワッシャ402を挿
入する。その後、駆動部256によってベベルギア25
7,254を介して回転筒253を回転させることで、
ソケット267内のナツト401が回転してねじ部に螺
合する。したがって、ステアリングホイール4が固定さ
れろ。
その後、把持装置13はステアリングホイール4の把持
を解除し、作業ロボット5は車両2の室内から元位置に
戻る。そして、再び、パレット8に搭載された別のステ
アリングホイール4を把持して、前述した手順と同様に
このステアリングホイール4を次に搬送されてくる車両
2に装着する。
なお、ステアリングホイール4の装着作業中にパレット
8の第1のワーク支持台541z支持されたステアリン
グホイール4がなくなった場合には、作業ロボット5は
第2のワーク支持台55に支持されたステアリングホイ
ール4を取出す。そして、この第2のワーク支持台55
のステアリングホイール4もなくなった場合には第3の
ワーク支持台56に支持されたステアリングホイール4
を取出す。
この場合、第2図に示すように、ピストンシリンダ71
を作動して爪72を上昇させて支持枠65の係合部64
に係合させ、この支持枠65を上方に移動させる。そし
て、ピストンシリンダ74のピストンロッド73を前方
に移動した後、支持枠65を下降させることでピストン
ロッド73の先端部で係止部75を介して支持枠65を
支持する。従って、第3のワーク支持台56に支持され
たステアリングホイール4は作業ロボット5が取り出せ
ろ搬出位置に移動する。
そして、作業位置にあるパレット8のステアリングホイ
ール4が全てなくなった場合にはパレット搬送装置19
によって搬入位置にある新しいパレット8を搬送してく
る。即ち、パレット搬送装置9のピストンシリンダ87
が作動して搬送軸81を回動させることにより、作業位
置及び搬入位置にあるパレット8の係止片78に一対の
支持片83を連結位置まで移動させろことで係合させる
。そして、ピストンシリンダ109によって搬送軸81
を軸方向に移動させることにより、搬入位置にあるパレ
ット8を作業位置に、作業位置にあるパレット8を搬出
位置にそれぞれ搬送する。
従って、作業位置にはステアリングホイール4を搭載し
た新しいパレット8が搬送され、再び、作業ロボット5
によってステアリングホイール4を取出すことができる
。なお、搬出位置に搬送された空のパレット8は作業者
によって運び出される。
〈発明の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明のワ
ーク搬送パレットによれば、台車の後列に第2及び第3
のワーク支持台を上下に配設し昇降機構によってそのワ
ーク支持台を昇降自在としたので、第2及び第3のワー
ク支持台を昇降させることにより支持されたワークを取
り出し位置に移動させることができるので、このパレッ
ト上に数多くのワークを載せることができ、ワーク組付
作業の作業能率を向上させろことができろ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るワーク搬送パレットの
正面図、第2図はその側面図、第3図はステアリングホ
イールの組付装置の平面図、第4図はその正面図、第5
図はその右側面図、第6図はステアリングホイールの背
面図、第7図はパレット搬送装置の平面図、第8図は第
7図の■−■断面図、第9図は第7図のIX−IX断面
図、第10図は第7図のX−X断面図、第11図はステ
アリングホイール搬送装置の正面図、第12図はステア
リングホイール搬送装置の上面図、第13図は第12図
のxi−xut断面図、第14図は心出し装置の一部切
欠き正面図、第15図は心出し装置の上面図、第16図
は回転角度設定装置の一部切欠き正面図、第17図は回
転角度設定装置の上面図、第18図は把持装置の上面図
、第19図は第18図のXIK−XIK断面図、第20
図は第18図のXX矢視図、第21図は第20図のXX
I−XXI断面図、第22図はナツトランナの断面図で
ある。 図  面  中、 1はステアリングホイールの自動装着装置、2は車両、 4はステアリングホイール、 5は作業ロボット、 8はワーク搬送パレット、 51は台車、 54は第1のワーク支持台、 55は第2のワーク支持台、 56は第3のワーク支持台、 57は昇降機構である。 特  許  出  願  人 三菱自動車工業株式会社 代    理    人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 台車の前列に第1のワーク支持台を配設する一方、前記
    台車の後列に第2及び第3のワーク支持台を上下に配設
    し、昇降機構によって前記第2及び第3のワーク支持台
    を昇降自在としたことを特徴とするワーク搬送パレット
JP1084006A 1989-04-04 1989-04-04 ワーク搬送パレット Expired - Lifetime JPH0763896B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1084006A JPH0763896B2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 ワーク搬送パレット

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JP1084006A JPH0763896B2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 ワーク搬送パレット

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