JPH0333407Y2 - - Google Patents
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- JPH0333407Y2 JPH0333407Y2 JP12026785U JP12026785U JPH0333407Y2 JP H0333407 Y2 JPH0333407 Y2 JP H0333407Y2 JP 12026785 U JP12026785 U JP 12026785U JP 12026785 U JP12026785 U JP 12026785U JP H0333407 Y2 JPH0333407 Y2 JP H0333407Y2
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- Japan
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- finger
- closing
- opening
- fingers
- bar
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 41
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- Special Conveying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は搬送装置、特にタンデム生産ライン
に好適な搬送装置に関する。
に好適な搬送装置に関する。
[従来技術]
従来の可動フインガを備えた搬送装置として
は、例えば第9,10図に示すようなものがあ
る。
は、例えば第9,10図に示すようなものがあ
る。
第1工程1、第2工程2,……第n工程nの複
数工程間に搬送バーとしてのシヤトルバー3が設
けられており、その往復送り運動で被加工物W
(以下「ワーク」という)が1工程づつ次へ送ら
れるようになつている。Fは搬送中ワークWを保
持する開閉自在の可動フインガ、Sはこの可動フ
インガFの開閉用エアシリンダである。第5図の
ものは、このシリンダSがシヤトルバー3とは分
離させた固定部に独立して、各工程毎に左右一対
づつ取り付けられている。一方のフインガf1はシ
ヤトルバー3に固定した支柱4を介して揺動アー
ム5に支持され、他方のフインガf2は同じくシヤ
トルバー3に固定した支柱6を介して揺動アーム
7に支持され、両揺動アーム5と7は、連結棒8
で連動可能にしてある。シリンダSの出力ロツド
SRが後退しているときは、一方の揺動アーム5の
一端がばね機構9に弾圧されて、フインガf1,f2
は実線で示す閉位置にある。開閉用シリンダSの
出力ロツドSRを進出させると、そのロツド先端が
揺動アーム5の根元を強く押圧する。この押圧
で、揺動アーム5はばね機構9の弾圧力に抗して
鎖線の位置に揺動し、フインガf1が開となる。同
時に連結棒8に引張られて揺動アーム7が鎖線の
位置に連動的に揺動して、フインガf2も開とな
る。
数工程間に搬送バーとしてのシヤトルバー3が設
けられており、その往復送り運動で被加工物W
(以下「ワーク」という)が1工程づつ次へ送ら
れるようになつている。Fは搬送中ワークWを保
持する開閉自在の可動フインガ、Sはこの可動フ
インガFの開閉用エアシリンダである。第5図の
ものは、このシリンダSがシヤトルバー3とは分
離させた固定部に独立して、各工程毎に左右一対
づつ取り付けられている。一方のフインガf1はシ
ヤトルバー3に固定した支柱4を介して揺動アー
ム5に支持され、他方のフインガf2は同じくシヤ
トルバー3に固定した支柱6を介して揺動アーム
7に支持され、両揺動アーム5と7は、連結棒8
で連動可能にしてある。シリンダSの出力ロツド
SRが後退しているときは、一方の揺動アーム5の
一端がばね機構9に弾圧されて、フインガf1,f2
は実線で示す閉位置にある。開閉用シリンダSの
出力ロツドSRを進出させると、そのロツド先端が
揺動アーム5の根元を強く押圧する。この押圧
で、揺動アーム5はばね機構9の弾圧力に抗して
鎖線の位置に揺動し、フインガf1が開となる。同
時に連結棒8に引張られて揺動アーム7が鎖線の
位置に連動的に揺動して、フインガf2も開とな
る。
第10図に示すものは、可動フインガFの開閉
用エアシリンダSが、左右のシヤトルバー3,3
の前後両端に(図には一端側のみが示されてい
る)、上、下2段に分けて直線取り付けられてい
る。シヤトルバー3には、第き、第2……第nの
各工程1,2,……n毎に、支柱10を介してフ
インガfA,fBと揺動アーム11A,11Bが設けら
れている。シヤトルバー3の一端側の上段に取り
付けられたシリンダSAで進退する連結棒12Aは
全工程に通してあり、各工程の揺動アーム11A
に連結している。一方、シヤトルバー3の他端側
の下段に取り付けられた図外のシリンダSBで駆動
される連結棒12Bは、各工程の揺動アーム11B
に連結している。シリンダSAのロツドが進出す
ると、各工程のフインガfAが鎖線のように揺動し
て開き、シリンダSBのロツドが進出すると、各工
程のフインガfBが開く。
用エアシリンダSが、左右のシヤトルバー3,3
の前後両端に(図には一端側のみが示されてい
る)、上、下2段に分けて直線取り付けられてい
る。シヤトルバー3には、第き、第2……第nの
各工程1,2,……n毎に、支柱10を介してフ
インガfA,fBと揺動アーム11A,11Bが設けら
れている。シヤトルバー3の一端側の上段に取り
付けられたシリンダSAで進退する連結棒12Aは
全工程に通してあり、各工程の揺動アーム11A
に連結している。一方、シヤトルバー3の他端側
の下段に取り付けられた図外のシリンダSBで駆動
される連結棒12Bは、各工程の揺動アーム11B
に連結している。シリンダSAのロツドが進出す
ると、各工程のフインガfAが鎖線のように揺動し
て開き、シリンダSBのロツドが進出すると、各工
程のフインガfBが開く。
しかしながら、このような従来の可動フインガ
装置にあつては、第9図に示したものは、1台の
フインガ開閉用シリンダSで前後1組のフインガ
f1,f2を開閉するものとなつていたため、各工程
毎に2本づつのフインガ開閉用シリンダを必要と
し、コスト高になるという問題点があつた。
装置にあつては、第9図に示したものは、1台の
フインガ開閉用シリンダSで前後1組のフインガ
f1,f2を開閉するものとなつていたため、各工程
毎に2本づつのフインガ開閉用シリンダを必要と
し、コスト高になるという問題点があつた。
一方、第10図に示したものは、各工程のフイ
ンガfA又はfBを連結棒12A又は12Bで連動的に
連結し、その連結棒を開閉用シリンダSA又はSB
で操作するものとなつていたため、複数の工程に
対して上段、下段のシリンダSA,SB各一個を左
右一対備えればよい。しかし、各シリンダをシヤ
トルバー3に直接取り付けるものとなつていたた
め、搬送重量が大きくなり、トランスフア装置駆
動源に大きな容量のものを用いなければならな
い。また、エアシリンダ用の空圧配管や制御器関
係の配線をシヤトルバー3の動きに合せて可動構
造としなければならず、故障し易くなり、メイン
テナンスに多大の労力を費やさなければならない
という問題点があつた。
ンガfA又はfBを連結棒12A又は12Bで連動的に
連結し、その連結棒を開閉用シリンダSA又はSB
で操作するものとなつていたため、複数の工程に
対して上段、下段のシリンダSA,SB各一個を左
右一対備えればよい。しかし、各シリンダをシヤ
トルバー3に直接取り付けるものとなつていたた
め、搬送重量が大きくなり、トランスフア装置駆
動源に大きな容量のものを用いなければならな
い。また、エアシリンダ用の空圧配管や制御器関
係の配線をシヤトルバー3の動きに合せて可動構
造としなければならず、故障し易くなり、メイン
テナンスに多大の労力を費やさなければならない
という問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、フインガ開閉の駆動源をシヤ
トルバーとは切離して固定的に設け(少なくとも
2工程に1ケ)ると共に、連結棒をを介して少な
くとも2工程のフインガを連動的に開閉操作可能
とした可動フインガ装置を提供することにより上
記問題点をを解決することを目的としている。
てなされたもので、フインガ開閉の駆動源をシヤ
トルバーとは切離して固定的に設け(少なくとも
2工程に1ケ)ると共に、連結棒をを介して少な
くとも2工程のフインガを連動的に開閉操作可能
とした可動フインガ装置を提供することにより上
記問題点をを解決することを目的としている。
上記の目的を達成するこの考案は搬送ライン沿
いに固定された固定部に支持され、複数工程を通
して前後に往復動可能な搬送バーと、この搬送バ
ーに揺動可能に支持され各工程の前後に配設され
た可動フインガとを有する搬送装置において、前
記フインガを搬送ラインと交差する方向に揺動操
作する操作棒を介して、少なくとも相隣る2工程
間のフインガを連動可能に連結棒で連結すると共
に、この連結棒に1工程ピツチ間隔を距てて前後
1組のフインガ開閉用カム棒を固着し、かつこの
フインガ開閉用カム棒と搬送バーの前進限と後進
限において連係可能な伸縮軸を有するフインガ開
閉装置を前記固定部に設けたことを特徴とする搬
送装置である。
いに固定された固定部に支持され、複数工程を通
して前後に往復動可能な搬送バーと、この搬送バ
ーに揺動可能に支持され各工程の前後に配設され
た可動フインガとを有する搬送装置において、前
記フインガを搬送ラインと交差する方向に揺動操
作する操作棒を介して、少なくとも相隣る2工程
間のフインガを連動可能に連結棒で連結すると共
に、この連結棒に1工程ピツチ間隔を距てて前後
1組のフインガ開閉用カム棒を固着し、かつこの
フインガ開閉用カム棒と搬送バーの前進限と後進
限において連係可能な伸縮軸を有するフインガ開
閉装置を前記固定部に設けたことを特徴とする搬
送装置である。
連結棒で一体的に連結した少なくとも前後2工
程のフインガが、搬送バーと共に前進して各ワー
クを次工程に送る。
程のフインガが、搬送バーと共に前進して各ワー
クを次工程に送る。
前進限に達したとき、前後一組のフインガ開閉
カム棒の一方が自然にフインガ開閉装置の伸縮軸
に係合する。この係合状態で伸縮軸を搬送ライン
と交差する方向に伸ばすことにより、連結棒で連
結されている少なくとも2工程のフインガが連動
していつせいに開き、各ワークを開放する。次に
搬送バーが後退すると、上記少なくとも2工程の
フインガが共に後退し、その後退限に達すると、
今度はフインガ開閉カム棒の他方が自然にフイン
ガ開閉装置の伸縮軸(この時、伸た状態のままに
ある)に係合する。次に伸縮軸を縮めることによ
り、連結した少なくとも2工程の各フインガが連
動していつせいに閉じ次のワークを保持する。フ
インガ開閉装置は固定部に取り付けてあり、搬送
バーと共に移動することはない。
カム棒の一方が自然にフインガ開閉装置の伸縮軸
に係合する。この係合状態で伸縮軸を搬送ライン
と交差する方向に伸ばすことにより、連結棒で連
結されている少なくとも2工程のフインガが連動
していつせいに開き、各ワークを開放する。次に
搬送バーが後退すると、上記少なくとも2工程の
フインガが共に後退し、その後退限に達すると、
今度はフインガ開閉カム棒の他方が自然にフイン
ガ開閉装置の伸縮軸(この時、伸た状態のままに
ある)に係合する。次に伸縮軸を縮めることによ
り、連結した少なくとも2工程の各フインガが連
動していつせいに閉じ次のワークを保持する。フ
インガ開閉装置は固定部に取り付けてあり、搬送
バーと共に移動することはない。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
1図ないし第8図は、この考案の一実施例を示め
す図である。
1図ないし第8図は、この考案の一実施例を示め
す図である。
まず構成を説明すると、Lは搬送ラインであ
り、直列に配した複数工程、第1工程、第2工
程,……第n工程nを貫いて平行に架設され、
駆動装置で矢符号イ(前進)、ロ(後退)のよう
に前後に往復動される2本の搬送バー3を備えて
いる。なお以下の説明では、搬送装置の片側につ
いてのみ説明する。20はこの搬送ラインL沿い
に固定された固定部、21はこの固定部に取り付
けた吊支柱で前記搬送バ3を支承している。F1〜o
は搬送バー3の内側面に取付ブラケツト22を介
して揺動可能に支持された可動フインガ(以下単
に、「フインガ」という)で、各工程,,…
…nにあつてワークWの前後を支持するように配
設されている。23は相隣る2工程(例えば第1
工程と第2工程)のフインガF1,F2,F3,
F4を連動可能に一体的に連結する連結棒、24
はこの連結棒23の前後2ケ所に固着したフイン
ガ開閉用カム棒である(以下前部のカム棒は24
a、後部のカム棒は24bとする)。このカム棒
24の取付間隔は、工程間ピツチPと合致させて
ある。25は上記の固定部20に固定して取り付
けられたフインガ開閉装置であり、搬送バー3の
前進限と後進限において(第1、2図は前進限の
状態を示している)、フインガ開閉用カム棒24
と連係できるように、2工程分のピツチ間隔を保
ち、例えば各奇数工程にのみ配設されている。
り、直列に配した複数工程、第1工程、第2工
程,……第n工程nを貫いて平行に架設され、
駆動装置で矢符号イ(前進)、ロ(後退)のよう
に前後に往復動される2本の搬送バー3を備えて
いる。なお以下の説明では、搬送装置の片側につ
いてのみ説明する。20はこの搬送ラインL沿い
に固定された固定部、21はこの固定部に取り付
けた吊支柱で前記搬送バ3を支承している。F1〜o
は搬送バー3の内側面に取付ブラケツト22を介
して揺動可能に支持された可動フインガ(以下単
に、「フインガ」という)で、各工程,,…
…nにあつてワークWの前後を支持するように配
設されている。23は相隣る2工程(例えば第1
工程と第2工程)のフインガF1,F2,F3,
F4を連動可能に一体的に連結する連結棒、24
はこの連結棒23の前後2ケ所に固着したフイン
ガ開閉用カム棒である(以下前部のカム棒は24
a、後部のカム棒は24bとする)。このカム棒
24の取付間隔は、工程間ピツチPと合致させて
ある。25は上記の固定部20に固定して取り付
けられたフインガ開閉装置であり、搬送バー3の
前進限と後進限において(第1、2図は前進限の
状態を示している)、フインガ開閉用カム棒24
と連係できるように、2工程分のピツチ間隔を保
ち、例えば各奇数工程にのみ配設されている。
第3図、第4図はフインガFの詳細を示すもの
である。26はL形のフインガアームであり、一
端はヒンジピン27を介しフインガ取付ブラケツ
ト22に矢符号ハ,ニ方向に揺動自在に支持さ
れ、他端にはワーク受け溝28を有するゴム製の
ワーク受け部29がボルト30で取り付けてあ
る。31は2枚のほぼJ形の対向板からなるフイ
ンガ開閉用操作レバーであり、中央部はヒンジピ
ン32を介しフインガ取付ブラケツト22に矢符
号ホ方向に回動可能に支持され、その先端はピン
33で連結されたリンク34,35を有するリン
ク機構36を介して、前記フインガアーム26に
連係している。一方、その他端側には、中間サポ
ート用プレート37がボルト38で固着され、こ
のプレート37に先に述べた相隣る2工程のフイ
ンガを一体連動可能に連結する連結棒23がボル
ト39で締結されている。40は引つ張りコイル
ばねであり、フインガ取付ブラケツト22の側面
に立設したホルダピン41と、フインガ開閉操作
レバー31に立設したホルダピン42との間に張
設されている。このばね40により、フインガ開
閉用操作レバー31は第3図に実線で示すように
取付ブラケツト22に引き寄せられており、した
がつてフインガアーム26は、常時、矢符号ハで
示される閉じ方向に付勢されている。フインガ開
閉用カム棒24は、取付板43を介して上記連結
棒23に固着されている。第5図、第6図はフイ
ンガ開閉装置25の詳細を示すものである。44
はフインガ開閉装置25を吊り下げるため固定部
20にボルトで固定した取付板で、一端には垂直
線に対しいくらか傾斜させて、フランジ45が溶
接してある。このフランジ45に固定されたフイ
ンガ開閉装置25は、水平方向に対していくらか
仰角となるように傾斜している。46はフインガ
開閉用ブラケツトで、先に述べたフインガ開閉用
カム棒24を捕える2本のカム爪47が取り付け
てある。48はフインガ開閉用ブラケツト46を
搬送ラインLと交差する方向に進退駆動するため
の流体圧シリンダで、フランジ45にボルトで固
定されており、伸縮軸であるシリンダロツド48
aの先端が、フインガ開閉用ブラケツト46に連
結されている。49はフランジ45に固定された
左右一対の案内軸受けであり、フインガ開閉用ブ
ラケツト46に取り付けられた2本の案内棒5
0,50が、メタルブツシユ51を介して摺動自
在に挿通されている。52はその案内棒50に取
り付けられたストツパ兼リミツトスイツチ作動用
ドツグ、53,54はこのドツグの後退限と前進
限付近となる位置に、ブラケツト55を介して固
定したリミツトスイツチであり、フインガの動作
信号を図外の制御装置に発信する。
である。26はL形のフインガアームであり、一
端はヒンジピン27を介しフインガ取付ブラケツ
ト22に矢符号ハ,ニ方向に揺動自在に支持さ
れ、他端にはワーク受け溝28を有するゴム製の
ワーク受け部29がボルト30で取り付けてあ
る。31は2枚のほぼJ形の対向板からなるフイ
ンガ開閉用操作レバーであり、中央部はヒンジピ
ン32を介しフインガ取付ブラケツト22に矢符
号ホ方向に回動可能に支持され、その先端はピン
33で連結されたリンク34,35を有するリン
ク機構36を介して、前記フインガアーム26に
連係している。一方、その他端側には、中間サポ
ート用プレート37がボルト38で固着され、こ
のプレート37に先に述べた相隣る2工程のフイ
ンガを一体連動可能に連結する連結棒23がボル
ト39で締結されている。40は引つ張りコイル
ばねであり、フインガ取付ブラケツト22の側面
に立設したホルダピン41と、フインガ開閉操作
レバー31に立設したホルダピン42との間に張
設されている。このばね40により、フインガ開
閉用操作レバー31は第3図に実線で示すように
取付ブラケツト22に引き寄せられており、した
がつてフインガアーム26は、常時、矢符号ハで
示される閉じ方向に付勢されている。フインガ開
閉用カム棒24は、取付板43を介して上記連結
棒23に固着されている。第5図、第6図はフイ
ンガ開閉装置25の詳細を示すものである。44
はフインガ開閉装置25を吊り下げるため固定部
20にボルトで固定した取付板で、一端には垂直
線に対しいくらか傾斜させて、フランジ45が溶
接してある。このフランジ45に固定されたフイ
ンガ開閉装置25は、水平方向に対していくらか
仰角となるように傾斜している。46はフインガ
開閉用ブラケツトで、先に述べたフインガ開閉用
カム棒24を捕える2本のカム爪47が取り付け
てある。48はフインガ開閉用ブラケツト46を
搬送ラインLと交差する方向に進退駆動するため
の流体圧シリンダで、フランジ45にボルトで固
定されており、伸縮軸であるシリンダロツド48
aの先端が、フインガ開閉用ブラケツト46に連
結されている。49はフランジ45に固定された
左右一対の案内軸受けであり、フインガ開閉用ブ
ラケツト46に取り付けられた2本の案内棒5
0,50が、メタルブツシユ51を介して摺動自
在に挿通されている。52はその案内棒50に取
り付けられたストツパ兼リミツトスイツチ作動用
ドツグ、53,54はこのドツグの後退限と前進
限付近となる位置に、ブラケツト55を介して固
定したリミツトスイツチであり、フインガの動作
信号を図外の制御装置に発信する。
次に作用を説明する。
各工程のワークWは、閉じた状態になつている
各フインガFのワーク受け部29に支えられ、搬
送バー3の前進により1ピツチPだけ搬送されて
次工程の真上に到る。すると、各工程に設けてあ
るリフト装置60(第8図参照)が下限より上昇
を始め、その途中で可動フインガFからワークW
を受け取つた後、上限に達する。次にフインガ開
閉装置25により、連結棒23で一体に接続され
た2工程分のフインガ(F1〜4、F5〜8,……)を
閉より開にする。すなわち、フインガ開閉装置2
5のカム爪47は、この時フインガ開閉用カム棒
24のうち後部のカム棒24bに係合しており、
流体圧シリンダ48を作動させて伸縮ロツド48
aを伸長させることにより、連結棒23を介して
フインガ開閉操作レバー31をヒンジピン32を
中心として第3図矢視符号ホのように回動させ
る。この回動で、フインガアーム26が、リンク
機構36を介して、ヒンジピン27を中心として
矢符号ニのように回動する。伸縮ロツド48aが
前進限に達して、ドツグ52がリミツトスイツチ
54を動作させたとき、フインガFは全開して第
7図の状態になる。このようにして、各工程にお
いてフインガFが搬送ラインLに対し外側に開き
退避すると、リフタ60がワークWを載置した
まゝ下降して下限に達し、各工程でのワーク加工
作業が行われる。一方、搬送バー3はその間に、
フインガFを開いた状態のまゝで1工程ピツチP
だけ後退する。第7図に示される開状態のフイン
ガFのフインガアーム26には、その自重に基づ
き、ヒンジピン27を軸とする矢符号ハ方向の回
転モメントが作用しているが、引つ張りコイルば
ね40のばね力で、操作レバー31に十分な大き
さの対抗モメントが加えられているから、たとえ
振動が加わつても、フインガFが閉じてしまうお
それはない。搬送バー3の後退限ではフインガ開
閉装置25のカム爪47は前部のフインガ開閉用
カム棒24aと係合する。
各フインガFのワーク受け部29に支えられ、搬
送バー3の前進により1ピツチPだけ搬送されて
次工程の真上に到る。すると、各工程に設けてあ
るリフト装置60(第8図参照)が下限より上昇
を始め、その途中で可動フインガFからワークW
を受け取つた後、上限に達する。次にフインガ開
閉装置25により、連結棒23で一体に接続され
た2工程分のフインガ(F1〜4、F5〜8,……)を
閉より開にする。すなわち、フインガ開閉装置2
5のカム爪47は、この時フインガ開閉用カム棒
24のうち後部のカム棒24bに係合しており、
流体圧シリンダ48を作動させて伸縮ロツド48
aを伸長させることにより、連結棒23を介して
フインガ開閉操作レバー31をヒンジピン32を
中心として第3図矢視符号ホのように回動させ
る。この回動で、フインガアーム26が、リンク
機構36を介して、ヒンジピン27を中心として
矢符号ニのように回動する。伸縮ロツド48aが
前進限に達して、ドツグ52がリミツトスイツチ
54を動作させたとき、フインガFは全開して第
7図の状態になる。このようにして、各工程にお
いてフインガFが搬送ラインLに対し外側に開き
退避すると、リフタ60がワークWを載置した
まゝ下降して下限に達し、各工程でのワーク加工
作業が行われる。一方、搬送バー3はその間に、
フインガFを開いた状態のまゝで1工程ピツチP
だけ後退する。第7図に示される開状態のフイン
ガFのフインガアーム26には、その自重に基づ
き、ヒンジピン27を軸とする矢符号ハ方向の回
転モメントが作用しているが、引つ張りコイルば
ね40のばね力で、操作レバー31に十分な大き
さの対抗モメントが加えられているから、たとえ
振動が加わつても、フインガFが閉じてしまうお
それはない。搬送バー3の後退限ではフインガ開
閉装置25のカム爪47は前部のフインガ開閉用
カム棒24aと係合する。
各ワークWに対する所定の加工が完了すると、
リフタ60が上限迄上昇する。次にフインガ開閉
装置25の流体圧シリンダ48を逆作動させる
と、伸縮ロツド48aが後退する。これにより、
カム爪47と係合しているカム棒24aが連動
し、連結棒23を介して各2工程分づつのフイン
ガF1〜4、F5〜8……が閉じ、第3図実線で示す状
態になる。この閉じ状態では、リンク機構36の
各リンク34と35とが互いに直角となるトグル
状態となりフインガアーム26は完全にロツクさ
れる。更にまた、引つ張りコイルばね40の張力
でフインガが開閉用操作レバー31は固定用のブ
ラケツト22に強く引き寄せられる。従つて振動
等が作用しても、フインガFが開いてしまうおそ
れはない。次にリフタ60が上限から下限に向つ
て下降を始め、その途中でワークWがフインガF
のワーク受け部29に受け止められ移載される。
その後、搬送バー3が再び前進してワークWを次
工程に搬送する。
リフタ60が上限迄上昇する。次にフインガ開閉
装置25の流体圧シリンダ48を逆作動させる
と、伸縮ロツド48aが後退する。これにより、
カム爪47と係合しているカム棒24aが連動
し、連結棒23を介して各2工程分づつのフイン
ガF1〜4、F5〜8……が閉じ、第3図実線で示す状
態になる。この閉じ状態では、リンク機構36の
各リンク34と35とが互いに直角となるトグル
状態となりフインガアーム26は完全にロツクさ
れる。更にまた、引つ張りコイルばね40の張力
でフインガが開閉用操作レバー31は固定用のブ
ラケツト22に強く引き寄せられる。従つて振動
等が作用しても、フインガFが開いてしまうおそ
れはない。次にリフタ60が上限から下限に向つ
て下降を始め、その途中でワークWがフインガF
のワーク受け部29に受け止められ移載される。
その後、搬送バー3が再び前進してワークWを次
工程に搬送する。
この実施例によれば、リンク機構36のトグル
作用と引つ張りコイルばね40の張力で、フイン
ガFの閉止が確実に保持されるから、搬送中の異
常停止などのトラブルによるワークWのズレや落
下などの現象を完全に防ぐことができる。
作用と引つ張りコイルばね40の張力で、フイン
ガFの閉止が確実に保持されるから、搬送中の異
常停止などのトラブルによるワークWのズレや落
下などの現象を完全に防ぐことができる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
フインガ開閉装置を搬送バーとは切り離して固定
すると共に、少なくとも2工程のフインガを連結
棒を介して連動的に開閉操作可能としたため、フ
インガ開閉装置が少なくなり、コストダウンが実
現できるという効果がある。更にまた、開閉駆動
源作動用の流体配管や制御関係の配線を固定でき
て故障が減少し、メインテナンスが楽に行えると
いう効果が得られる。
フインガ開閉装置を搬送バーとは切り離して固定
すると共に、少なくとも2工程のフインガを連結
棒を介して連動的に開閉操作可能としたため、フ
インガ開閉装置が少なくなり、コストダウンが実
現できるという効果がある。更にまた、開閉駆動
源作動用の流体配管や制御関係の配線を固定でき
て故障が減少し、メインテナンスが楽に行えると
いう効果が得られる。
第1図はこの考案に係る一実施例の平面図、第
2図は同じく側面図、第3図はフインガの閉状態
を示す第2図の−矢視図、第4図は第3図の
矢視図、第5図はフインガ開閉装置の部分切欠
き側面図、第6図は一部を省略して示す第5図の
矢視図、第7図はフインガの開状態を示す第3
図相当図、第8図はこの考案の搬送装置とリフタ
との作用を説明する図、第9図は従来の搬送装置
の一例を示す平面図、第10図は従来の搬送装置
の更に他の例を示す平面図である。 L……搬送ライン、3……搬送バー、F……
(可動)フインガ、20……固定部、23……連
結棒、24……フインガ開閉用カム棒、25……
フインガ開閉装置、31……操作レバー、48a
……伸縮軸。
2図は同じく側面図、第3図はフインガの閉状態
を示す第2図の−矢視図、第4図は第3図の
矢視図、第5図はフインガ開閉装置の部分切欠
き側面図、第6図は一部を省略して示す第5図の
矢視図、第7図はフインガの開状態を示す第3
図相当図、第8図はこの考案の搬送装置とリフタ
との作用を説明する図、第9図は従来の搬送装置
の一例を示す平面図、第10図は従来の搬送装置
の更に他の例を示す平面図である。 L……搬送ライン、3……搬送バー、F……
(可動)フインガ、20……固定部、23……連
結棒、24……フインガ開閉用カム棒、25……
フインガ開閉装置、31……操作レバー、48a
……伸縮軸。
Claims (1)
- 搬送ライン沿いに固定された固定部に支持さ
れ、複数工程を通して前後に往復動可能な搬送バ
ーと、この搬送バーに揺動可能に支持され各工程
の前後に配設された可動フインガとを有する搬送
装置において、前記フインガを搬送ラインと交差
する方向に揺動操作する操作レバーを介して少な
くとも相隣る2工程間のフインガを連動可能に連
結棒で連結すると共に、この連結棒に1工程ピツ
チ間隔を距てて前後1組のフインガ開閉用カム棒
を固着し、かつこのフインガ開閉用カム棒と、搬
送バーの前進限と後進限において連係可能な伸縮
軸を有するフインガ開閉装置を前記固定部に設け
たことを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12026785U JPH0333407Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12026785U JPH0333407Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229242U JPS6229242U (ja) | 1987-02-21 |
JPH0333407Y2 true JPH0333407Y2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=31008424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12026785U Expired JPH0333407Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333407Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01171939A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-06 | Tokai Rubber Ind Ltd | 冷媒輸送用ホース |
JPH0222050A (ja) * | 1987-12-28 | 1990-01-24 | Tokai Rubber Ind Ltd | 冷媒輸送用ホース |
JP2672841B2 (ja) * | 1988-09-17 | 1997-11-05 | 横浜ゴム株式会社 | 低透過性ホース |
JPH0374691A (ja) * | 1989-08-16 | 1991-03-29 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 低透過性ホース |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP12026785U patent/JPH0333407Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6229242U (ja) | 1987-02-21 |
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