JP2000085959A - ストッパ装置、被搬送物処理装置及びストッパ作動ユニット - Google Patents

ストッパ装置、被搬送物処理装置及びストッパ作動ユニット

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JP2000085959A
JP2000085959A JP10253633A JP25363398A JP2000085959A JP 2000085959 A JP2000085959 A JP 2000085959A JP 10253633 A JP10253633 A JP 10253633A JP 25363398 A JP25363398 A JP 25363398A JP 2000085959 A JP2000085959 A JP 2000085959A
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stopper
pallet
stoppers
conveyor
transported
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JP10253633A
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Katsuyoshi Tachibana
勝義 橘
Tetsunori Otaguro
徹典 大田黒
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Hirata Corp
Original Assignee
Hirata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数箇所のストッパを駆動するための駆動源
を共用化することによってコストを安価にするとともに
制御を容易にする。また、電気コードやエアホース等の
本数を減らして周囲における作業環境も良好にする。 【解決手段】 昇降駆動装置13の上に2つの作動ユニ
ット16,18を設ける。前方の作動ユニット16のス
トッパ17の高さは、後方の作動ユニット18のストッ
パ19の高さよりも低くなっている。このストッパ装置
11は、昇降駆動装置13の駆動により、前後のストッ
パ17,19がコンベア搬送ラインよりも上に出た状
態、前方のストッパ17だけがコンベア搬送ラインから
引っ込んだ状態、前後のストッパ17,19がコンベア
搬送ラインから引っ込んだ状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストッパ装置、被搬
送物処理装置及びストッパ作動ユニットに関する。特
に、コンベア搬送ライン等においてワークやパレット等
の被搬送物の流れを制御するためのストッパ装置や被搬
送物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークやパレット等の被搬送物を搬送す
るコンベア搬送ラインにおいては、ワークに部品実装等
の処理を行なったり、ワークやパレット等の被搬送物
(以下、パレットとする)を昇降させたり、移行部や分
岐部、合流部等においてパレットを異なるコンベア搬送
ライン間で移動させたりする必要がある。そのために
は、部品実装装置、移行装置などのある場所でパレット
を一時的に停止させる必要があり、後続のパレットが前
方で停止しているパレットに衝突したり、重なり合った
りするのを防止するためには、前方のパレットが送り出
されるまで後続のパレットも停止(待機)させておく必
要がある。
【0003】このような間欠的な流れを実現するため、
一般には、ストッパ装置を用いてパレットの流れを制御
している。ストッパ装置は、エアシリンダやモータ等の
駆動源でストッパを昇降させ、ストッパを上方へ突出さ
せてパレットの前端面に当接させることによりパレット
を一時的に停止させる構造となっており、ストッパを下
方へ引っ込めてパレットの前端面から解除すると、パレ
ットがコンベア搬送ラインにより前方へ送られるように
なっている。
【0004】例えば、図1(a)〜(d)に示すよう
に、ストッパ装置1、2によりパレットの流れを制御し
ながら、順次パレット3A、3B、3C、…を部品実装
位置へ送り込む場合を考える。図1(a)に示すよう
に、部品実装位置の前部にストッパ装置1を設置し、そ
の後方の待機位置の前部にもストッパ装置2を設置して
あり、部品実装中には、アクチュエータ6を駆動して上
方へ突出させたストッパ4により部品実装位置でパレッ
ト3Aを停止させ、アクチュエータ7を駆動して上方へ
突出させたストッパ5により後方の待機位置で後続のパ
レット3Bを停止させ、部品実装位置に停止しているパ
レット3A上のワークに部品を実装する。
【0005】前方のワークに部品実装が完了すると、ア
クチュエータ6を駆動して、図1(b)のように、パレ
ット3Aを止めていた前方のストッパ4を下方へ引っ込
め、それによって部品実装の完了したパレット3Aを前
方へ発進させる。少し遅れてアクチュエータ7を駆動
し、図1(c)のように、後方のストッパ5を下方へ引
っ込め、それによって後方のパレット3Bを発進させ、
部品実装位置へ送り込む。部品実装位置へパレット3B
が送られると、図1(d)のように、アクチュエータ6
によってストッパ4が上方へ突出させられ、パレット3
Bはストッパ4によって部品実装位置で止められる。ま
た、アクチュエータ7によりストッパ5が上方へ突出
し、後から送られてくるパレット3Cは、部品実装位置
へ進まないように待機位置で停止させられる。なお、
8、9はアクチュエータ6、7をコントロールするため
の電力やエアを供給する電源ケーブルやエアホースを表
わしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、ストッパ装置はエアシリンダやモータ等のア
クチュエータ(駆動源)によって駆動され、しかも、個
々のストッパ装置が一つ一つアクチュエータを備えてお
り、個々独立に制御されていたので、アクチュエータに
電力や圧縮エアを供給するための電源ケーブルやエアホ
ースも個々のストッパ装置に接続されていた。
【0007】従って、個々のストッパ装置に一つ一つ駆
動源が必要で、ストッパ装置のコストが高くついてい
た。また、制御プログラムにより複数のストッパ装置を
互いに連関させながら一連の動作を行わせているので、
各ストッパ装置を制御する制御プログラムも複雑になっ
ていた。
【0008】さらには、電源ケーブルやエアホースなど
がストッパ装置の数だけ必要となるので、コンベア搬送
ラインやその他の装置の電源ケーブルやエアホースも含
めて、コンベア搬送ラインの周囲には多種類、多数本の
電源ケーブルやエアホース等が張りめぐらされることに
なる。このように多種類、多数本の電源ケーブルやエア
ホースなどが工場内に引き回されていると、保守点検作
業が煩雑であった。
【0009】本発明は上述の技術的問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、複
数箇所のストッパを駆動するための駆動源を共用化する
ことによってコストを安価にするとともに制御も容易に
し、また電源コードやエアホース等の本数を減らして周
囲における作業環境も良好にすることができるストッパ
装置と被搬送物処理装置を提供することにある。
【0010】
【発明の開示】本発明にかかるストッパ装置は、異なる
位置で被搬送物を停止させるための少なくとも2つのス
トッパを備え、当該ストッパの数よりも少ない駆動源で
当該ストッパを駆動するようにしたことを特徴としてい
る。ここで、駆動源の台数はできるだけ少ないほうが好
ましく、特に1台であることが望ましい。また、各スト
ッパは駆動源によって直接に駆動されてもよく、作動ユ
ニットやフック等の駆動機構を介して駆動されるように
してもよい。
【0011】複数のストッパを少ない台数の駆動源例え
ば1台の駆動源で駆動していても、駆動源によってスト
ッパの位置を変化させて、ストッパ全体が少なくとも3
つの動作状態をとるようにすれば、2台以上のストッパ
装置を駆動しているのと同じ動作が可能になる。具体的
にいうと、駆動源を駆動したとき、被搬送物の搬送方向
前方に位置するストッパが、搬送方向後方に位置するス
トッパよりも先に搬送レベルから引っ込むようにしてあ
れば、前後のストッパが搬送レベルよりも上に突出した
状態(前後の被搬送物を停止している状態)と、前方の
ストッパだけが搬送レベルから引っ込んでいる状態(前
方の被搬送物が搬送可能で、後方の被搬送物が停止して
いる状態)と、前後のストッパが搬送レベルから引っ込
んでいる状態(前後の被搬送物が搬送可能な状態)とに
切り換えることができるので、前方の被搬送物が発進し
てから前方の被搬送物のあった位置へ後方の被搬送物を
送り込むことができ、前後の被搬送物どうしが衝突しな
いように順次搬送することができる。
【0012】このようなストッパ装置を用いれば、スト
ッパ装置の構成を合理化することができ、ストッパの数
に比べて駆動源の数を減らすことができるので、ストッ
パ装置のコストを安価にすることができる。また、制御
する駆動源の数も減るので、ストッパ装置の制御も簡単
になる。さらに、駆動源の数が減ることにより、駆動源
につながっている電気コードやエアホース等の本数も少
なくなるので、工場内の床をはう電気コードやエアホー
スの本数も少なくなり、作業環境も良好になる。
【0013】本発明にかかる被搬送物処理装置は、被搬
送物に所定の処理を施すための機器と、被搬送物を停止
させるための少なくとも1つのストッパとを備え、当該
機器と当該ストッパの合計台数よりも少ない駆動源で当
該機器及び当該ストッパを駆動するようにしたことを特
徴としている。ここで、被搬送物に所定の処理を施すた
めの機器とは、被搬送物の送りに関連した機器であっ
て、被搬送物の搬送方向や被搬送物の向きを制御するも
のである。
【0014】これらの機器とストッパ装置とを少ない台
数の駆動源で動かすようにしても、ストッパと当該機器
とを連係させて所定の動作をさせることができ、それに
よって従来のように単独のストッパ装置を用いた場合と
比較して駆動源の台数を減らすことができる。
【0015】従って、このような被搬送物処理装置を用
いれば、ストッパ装置の構成を合理化することができ、
ストッパの数に比べて駆動源の数を減らすことができる
ので、ストッパ装置のコストを安価にすることができ
る。また、制御する駆動源の数も減るので、ストッパ装
置の制御も簡単になる。さらに、駆動源の数が減ること
により、駆動源につながっている電気コードやエアホー
ス等の本数も少なくなるので、工場内の床をはう電気コ
ードやエアホースの本数も少なくなり、作業環境も良好
になる。
【0016】また、本発明にかかるストッパ装置や被搬
送物処理装置においては、ストッパを備えたスライダを
ケース内に摺動自在に納め、弾性部材によって前記スラ
イダを突出方向もしくは後退方向に付勢し、前記スライ
ダの一部を外部から操作可能とした作動ユニットを用い
ることができる。このような作動ユニットのスライダを
駆動源によって動かすようにすれば、各ストッパ毎(あ
るいは、被搬送物を処理するための機器とストッパ)に
異なる動作をさせることが可能になり、上記ストッパ装
置や被搬送物処理装置の用途を広げることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2は本発明
の一実施形態によるストッパ装置11の構造を示す一部
破断した概略側面図である。ワークやパレット等の被搬
送物(以下、代表してパレットで説明する)はコンベア
搬送ライン12により搬送されるようになっており、ス
トッパ装置11はコンベア搬送ライン12の下方に設置
されている。
【0018】ストッパ装置11は、床等に設置された昇
降駆動装置13と、ストッパ17、19を備えた2つの
作動ユニット16、18とからなる。昇降駆動装置13
は、上下に昇降する昇降盤15と、エアシリンダや油圧
機構、モータ等によって昇降盤15を昇降させる駆動源
14とからなり、昇降盤15の上面には、2つの作動ユ
ニット16、18が固定されている。2つの作動ユニッ
ト16、18は同じものが使用されており、このうち一
方の作動ユニット18をスペーサ板15aを介して昇降
盤15の上面に固定することにより、両作動ユニット1
6、18の上端に設けられたストッパ17、19の高さ
(昇降盤15の上面から計った高さ)が互いに異なるよ
うにしている。もちろん、高さの異なる作動ユニット1
6、18を昇降盤15の上面に固定する場合には、いず
れの作動ユニット16、18も直接昇降盤15の上面に
固定してよい。
【0019】しかして、2つの作動ユニット16、18
においてストッパ17、19の高さが異なっているの
で、昇降駆動装置13によって両作動ユニット16、1
8を昇降させることにより、2つのストッパ17、19
がともにコンベア搬送ライン12の搬送面よりも下方に
下がっている状態と、図2のように一方のストッパ17
がコンベア搬送ライン12よりも下に下がっていて他方
のストッパ19がコンベア搬送ライン12よりも上に飛
び出ている状態と、両方のストッパ17、19がコンベ
ア搬送ライン12よりも上に飛び出ている状態との3つ
の状態に変化させられるようになっている。
【0020】図3(a)(b)は2つの作動ユニット1
6、18の構造を示す斜視図及び断面図である。作動ユ
ニット16、18は、内部が中空で上面が開口した直方
体形状のケース21を有し、ケース21内にはスライダ
22が上下に摺動自在に納められている。スライダ22
の下面とケース21の底面との間には圧縮コイルバネや
板バネ等の弾性部材23が介在しており、スライダ22
は当該弾性部材23によって上方へ弾性的に付勢される
一方、例えば側面に設けられた突起24をケース21の
開口部の縁25に係合させることによってケース21か
ら抜け出るのを防止している。ストッパ17、19はス
ライダ22の上面に設けられており、後側(パレットと
当接する側)上方へ向けて傾斜した形状となっている。
スライダ22の上面にはピン27を保持した枢支部26
が設けられており、ストッパ17、19の後側下端部が
ピン27によって回転自在に軸支されている。ストッパ
17、19の先端には、パレットの下面と接触してもパ
レットの送りを妨げないよう、転動自在なコロ28を設
けている。また、スライダ22の上部にはショックアブ
ソーバ29が埋め込まれており、ストッパ17、19の
下面がショックアブソーバ29に接触している。よっ
て、ストッパ17、19の後面に勢いよくパレットが衝
突しても、その衝撃はストッパ17、19を介してショ
ックアブソーバ29によって吸収される。2つのストッ
パ17、19の高さの差(スペーサ板15aの高さ)
は、後述の動作から明らかなように、コロ28の半径よ
りも大きく、パレットの厚み又はワークの高さよりも小
さいことが望ましい。
【0021】つぎに、上記ストッパ装置11の使用例を
図4及び図5により説明する。これは、例えば部品実装
や部品検査などの処理のために一定位置でパレット20
A、20B、20C、…を順次停止させながら搬送する
場合を表わしている。すなわち、このストッパ装置11
は、図4に示すように、部品実装や部品検査等の処理位
置からその待機位置にかけて設置され、一方のストッパ
17は処理位置の前部に配置され、他方のストッパ19
は待機位置の前部に配置される。なお、30は別なスト
ッパ装置のストッパである。
【0022】しかして、処理位置においてパレット20
Aが処理される場合には、図5(a)に示すように、2
つのストッパ17、19がコンベア搬送ライン12より
も上に突出していて処理位置と待機位置とでそれぞれパ
レット20A、20Bを強制的に停止させている。こう
して処理位置で停止しているパレット20A上のワーク
に対して部品実装や部品検査等の処理が終了すると、昇
降駆動装置13によって両作動ユニット16、18を下
降させ、前方のストッパ17だけをコンベア搬送ライン
12よりも下へ下げる。これによって、図5(b)に示
すように、処理位置に停止していたパレット20Aがス
トッパ17から解除され、このパレット20Aだけがコ
ンベア搬送ライン12に乗って発進する。処理位置のパ
レット20Aが発進すると、少し遅れて昇降駆動装置1
3によって両作動ユニット16、18をさらに下降さ
せ、図5(c)に示すように、後方のストッパ19もコ
ンベア搬送ライン12よりも下方へ移動させてパレット
20Bをストッパ19から解除する。これによって、待
機位置のパレット20Bも処理位置のパレット20Aに
少し遅れて発進する。こうして両パレット20A、20
Bが発進した後は、昇降駆動装置13によって両作動ユ
ニット16、18を上昇させても、ストッパ17、19
がパレット20A、20Bの下面で押さえられ、パレッ
ト20A、20Bの下面でコロ28が回転するので、パ
レット20A、20Bの移動が妨げられることがない。
【0023】この結果、図5(d)に示すように、前方
のパレット20Aが処理位置から搬出されると共に、後
方のパレット20Bが待機位置から処理位置へ移動させ
られる。この後、昇降駆動装置13により作動ユニット
16、18を上昇させ、各ストッパ17、19をコンベ
ア搬送ライン12の表面よりも上に突出させると、待機
位置にあったパレット20Bはストッパ17に当たって
処理位置で停止し、後続のパレット20Cが待機位置へ
供給され、ストッパ19に当たって待機位置で停止する
[はじめの図5(a)の状態と同じ状態となる]。
【0024】パレットの搬送をこのように制御する場合
には、従来例では、2台のストッパ装置を処理位置と待
機位置に設置し、それぞれのストッパ装置を連関させな
がら個別に制御する必要があったが、本発明によれば1
台のストッパ装置11によってパレットの搬送を制御す
ることができる。よって、装置コストを安価にすること
ができると共に制御プログラムも簡単になる。
【0025】さらに、昇降駆動装置13を動かすための
電力や圧縮エアを供給するための電気コードやエアホー
スも1本で済み、工場内に引き回されるケーブルやホー
スを少なくできるので、足を引っ掛けたりする恐れが少
なくなり、工場内の安全性が向上する。特に、コンベア
搬送ラインには、モータ等の電気的な駆動源が用いられ
ており、電気コードが配線されているので、このストッ
パ装置もモータ等の電気的な駆動源を用いることによ
り、配線を1系統に統一することができる。
【0026】(第2の実施形態)図6は本発明の別な実
施形態によるストッパ装置31の構造を示す一部破断し
た概略側面図である。このストッパ装置31は、昇降駆
動装置13と作動ユニット32、33が別々に設置され
る点が特徴となっている。すなわち、昇降駆動装置13
は床等に設置されており、各作動ユニット32、33は
適当な静止部材の上に設置され、互いに等しい高さに位
置している。昇降駆動装置13の昇降盤15の上面に
は、各作動ユニット32、33とほぼ対向するようにし
てフック34、35が固定されており、フック34、3
5の上端部は水平に折曲して爪片34a、35aとなっ
ている。フック34、35の高さは互いに異なってお
り、後側のフック35は前側のフック34よりも長くな
っている。
【0027】図7(a)(b)は2つの作動ユニット3
2、33の構造を示す斜視図及び断面図である。この作
動ユニット32、33も、内部が中空で上面が開口した
直方体形状のケース21を有し、ケース21内にはスラ
イダ22が上下に摺動自在に納められている。スライダ
22の下面とケース21の底面との間には圧縮コイルバ
ネや板バネ等の弾性部材23が介在しており、スライダ
22は当該弾性部材23によって上方へ弾性的に付勢さ
れている。一方、ケース21の前面もしくは背面には、
縦長の窓36が開口しており、スライダ22の前面もし
くは背面に突設されたバー37は、ケース21の窓36
を貫通して外部に突出している。ストッパ17、19は
スライダ22の上面に設けられており、後側上方へ向け
て傾斜した形状となっている。スライダ22の上面には
ピン27を保持した枢支部26が設けられており、スト
ッパ17、19の後側下端部がピン27によって回転自
在に軸支されている。ストッパ17、19の先端には、
パレットの下面と接触してもパレットの送りを妨げない
よう、転動自在なコロ28が設けられている。また、ス
ライダ22の上部にはショックアブソーバ29が埋め込
まれており、ストッパ17、19の下面がショックアブ
ソーバ29に接触している。よって、ストッパ17、1
9の後面に勢いよくパレットが衝突しても、その衝撃は
ストッパ17、19を介してショックアブソーバ29に
よって吸収される。
【0028】しかして、このストッパ装置31にあって
は、各フック34、35の爪片34a、35aがそれぞ
れのバー37上面と対向するようにして作動ユニット3
2、33が設置されている。そして、昇降盤15を一番
上まで上昇させた状態では、図8(a)に示すように、
前方のフック34も後方のフック35も作動ユニット3
2、33のバー37、37から離れており、前後いずれ
のストッパ17、19も弾性部材23によって最上位置
まで押上げられてコンベア搬送ライン12よりも上に飛
び出ている。昇降駆動装置13を駆動して昇降盤15を
下降させると、図8(b)に示すように、まず前方のフ
ック34が前方の作動ユニット32のバー37に引っ掛
かってバー37を押し下げ、ストッパ17をコンベア搬
送ライン12よりも下方へ引っ込める。このとき、後方
のフック35は後方の作動ユニット33のバー37から
離間しており、後方のストッパ19はコンベア搬送ライ
ン12よりも上に突出している。さらに昇降盤15を下
降させると、図8(c)に示すように、前方及び後方の
フック34、35が前方及び後方の作動ユニット32、
33のバー37、37に引っ掛かってバー37、37を
押し下げ、前後の各ストッパ17、19をコンベア搬送
ライン12よりも下方へ引っ込める。
【0029】従って、このストッパ装置31によって
も、第1の実施形態と同様な動作(図5参照)を行わせ
ることができ、ストッパ装置31の構成と制御プログラ
ム等を簡略化することができる。さらに、この実施形態
のストッパ装置31では、前後のストッパ17、19に
異なるタイミングで昇降動作させることができるので、
ストッパ17,19の動きがより洗練される。
【0030】(第3の実施形態)図9は本発明のさらに
別な実施形態によるストッパ装置41の構造を示す一部
破断した側面図であって、一方の作動ユニット16を第
1の実施形態と同様に昇降盤15の上に固定し、他方の
作動ユニット33を昇降駆動装置13とは別に設置して
第2の実施形態と同様に昇降盤15の上に設けたフック
35で作動ユニット33を動かすようにしたものであ
る。
【0031】(第4の実施形態)図10は本発明のさら
に別な実施形態によるストッパ装置42の構造を示す一
部破断した側面図である。この実施形態にあっては、一
方の作動ユニット(例えば、後側の作動ユニット33)
が昇降駆動装置13から離れた場所に設置されている。
そして、昇降盤15の上方において原動側レバー43が
回動自在に枢支され、作動ユニット33の近傍において
も従動側レバー44が回動自在に枢支され、原動側レバ
ー43と従動側レバー44とは連動手段(例えば、チェ
ーン)45によって連結されており、従動側レバー44
が原動側レバー43と同じ角度だけ回動するようになっ
ている。また、昇降駆動装置13の上面に立設されたフ
ック35の爪片35aは、原動側レバー43の先端部と
対向しており、従動側レバー44の先端部は作動ユニッ
ト33のバー37上面と対向している。
【0032】従って、昇降駆動装置13を駆動して昇降
盤15を下降させ、フック35の爪片35aで原動側レ
バー43を回動させると、連動して従動側レバー44が
回動し、作動ユニット33のバー37が従動側レバー4
4で押さえられてストッパ19が下方へ下降する。
【0033】このようなストッパ装置42を用いても第
1の実施態様と同様な動作を行わせることができるが、
さらには、原動側レバー43の動作を従動側レバー44
へ伝達してストッパ19を動かすようにしているので、
遠く離れた2つのストッパ17、19を1台の昇降駆動
装置13で、しかも昇降駆動装置13を大型化すること
なく駆動することができる利点がある。
【0034】なお、上記各実施形態においては、搬送方
向に沿って2個のストッパを配置したが、3個以上のス
トッパ(あるいは、作動ユニット)を搬送方向に沿って
設けてもよい。また搬送方向と直交する方向に複数個の
ストッパ(あるいは、作動ユニット)を並べてあっても
よい。
【0035】(第5の実施形態)つぎに、被搬送物処理
装置の一実施形態として、ストッパ装置を一体化した移
行装置51を説明する。この移行装置51は、図11に
示すように、コンベア搬送ライン12を搬送されてきた
パレットを当該コンベア搬送ライン12に接続された別
なコンベア搬送ライン52へ移行させ被搬送物の搬送方
向を変えるものである。このような移行部に設置されて
いる移行装置51の構造及び動作を図12に示す。この
移行装置51においては、昇降駆動装置13の昇降盤1
5の上に移行用コンベア53を設けてあり、移行用コン
ベア53よりも前方と後方にそれぞれ作動ユニット1
6、18を設けている。移行用コンベア53の搬送方向
は、設置されているコンベア搬送ライン12の搬送方向
とは直交しており、作動ユニット16、18のストッパ
17、19よりも下方に位置している。
【0036】しかして、この移行装置51にあっては、
まず図12(a)に示すように、前後のストッパ17、
19によって移行部とその待機位置で各パレット20
A、20Bを停止させる。ついで、図12(b)に示す
ように、昇降駆動装置13により昇降盤15を上昇させ
て移行用コンベア53を移行部のパレット20A下面に
当接させ、ストッパ17、19で両パレット20A、2
0Bを停止させたままで移行部のパレット20Aをコン
ベア搬送ライン12からわずかに持ち上げる。ついで、
移行用コンベア53を駆動し、図12(c)に示すよう
に、パレット20Aをコンベア搬送ライン12からコン
ベア搬送ライン52へ移行させ被搬送物の搬送方向を変
えることができる。
【0037】こうしてパレット20Aをコンベア搬送ラ
イン52へ移行し終えると、昇降駆動装置13によって
昇降盤15を下降させる。昇降盤15を下降させてスト
ッパ17、19をコンベア搬送ライン12よりも下に下
げると、図12(d)に示すように、待機位置で停止さ
せられていたパレット20Bが移行部へ向けて発進し、
ついで昇降駆動装置13によりストッパ17、19を上
昇させてコンベア搬送ライン12よりも上へ突出させる
と、パレット20Bが移行部でストッパ17により停止
させられる[はじめの図12(a)と同様な状態にな
る]。
【0038】このような場合、従来にあっては、前後の
ストッパ装置を駆動する駆動源と移行用コンベアを昇降
させる駆動源とで合計3台の駆動源を必要としていた
が、この実施形態では、前後の作動ユニット16、18
と移行用コンベア53を1台の昇降駆動装置13により
駆動することができ、移行装置51及びストッパ17、
19の構成を簡略化し、コストを安価にすることができ
る。また、ストッパ17、19と移行用コンベア53の
制御も容易にすることができる。さらに、電気コードや
エアホースなどを多数引き回す必要がなくなる。
【0039】(第6の実施形態)つぎに、被搬送物処理
装置の一実施形態として、ストッパ装置を一体化した分
岐装置54を説明する。この分岐装置54は、図13に
示すように、コンベア搬送ライン12を搬送されてきた
パレットを当該コンベア搬送ライン12とそこに接続さ
れた別なコンベア搬送ライン52とに分岐させるもので
ある。この分岐部に設置されている分岐装置54の構造
及び動作を図14及び図15に示す。この分岐装置54
においては、昇降駆動装置13の昇降盤15の上に移行
用コンベア53を設けてあり、移行用コンベア53より
も前方と後方にそれぞれ作動ユニット16、18を設
け、待機位置のストッパ19の高さを分岐部のストッパ
17よりも一段高くしている。移行用コンベア53は、
ストッパ17、19より下方に位置している。なお、5
5、56は別なストッパ装置のストッパである。
【0040】しかして、この分岐装置54にあっては、
まず図14(a)に示すように、前後のストッパ17、
19によって分岐部とその待機位置で各パレット20
A、20Bを停止させる。ついで、パレット20Aを直
進させる場合には、図14(b)に示すように、昇降駆
動装置13により昇降盤15を下降させて分岐部のスト
ッパ17をコンベア搬送ライン12よりも下方へ下げ、
分岐部で停止していたパレット20Aをコンベア搬送ラ
イン12に乗せて直進させる。ついで、昇降駆動装置1
3によりストッパ17、19をさらに下降させ、待機位
置のストッパ19をコンベア搬送ライン12よりも下に
下げると、図14(c)に示すように、待機位置で停止
していたパレット20Bが発進し、パレット20Bがス
トッパ19を通過した直後に昇降駆動装置13を駆動し
てストッパ17、19を上昇させると、待機部にあった
パレット20Bは図14(d)のようにストッパ17に
より分岐部で停止させられる。同時に、待機位置には、
後続のパレット20Cが送られる。
【0041】分岐部のパレット20Bを別なコンベア搬
送ライン52へ移行させるには、図15(e)に示すよ
うに、昇降駆動装置13によって昇降盤15を上昇さ
せ、移行用コンベア53を分岐部のパレット20Bの下
面に当接させることにより、両パレット20B、20C
を停止させたままで分岐部のパレット20Bをコンベア
搬送ライン12からわずかに持ち上げる。ついで、移行
用コンベア53を駆動し、図15(f)に示すように、
パレット20Bをコンベア搬送ライン12からコンベア
搬送ライン52へ移行させる。こうしてパレット20B
をコンベア搬送ライン52へ移行し終えると、昇降駆動
装置13によって昇降盤15を下降させる。昇降盤15
を下降させてストッパ19をコンベア搬送ライン12よ
りも下に下げると、図15(g)に示すように、待機位
置で停止していたパレット20Cが分岐部へ向けて発進
し、ついで昇降駆動装置13によりストッパ17を上昇
させてコンベア搬送ライン12よりも上へ突出させる
と、パレット20Cが分岐部でストッパ17により停止
させられる[はじめの図14(a)と同様な状態にな
る]。このような構成によれば、被搬送物の搬送方向を
選択的に制御することができる。
【0042】(第7の実施形態)つぎに、被搬送物処理
装置の一実施形態として、ストッパ装置を一体化した合
流装置57を説明する。この合流装置57は、図16に
示すように、コンベア搬送ライン12を搬送されてきた
パレットをそのまま直進させたり、別なコンベア搬送ラ
イン52から供給されたパレットをコンベア搬送ライン
12へ移行させてコンベア搬送ライン12で搬送させる
ものである。この合流部に設置されている合流装置57
の構造及び動作を図17、図18及び図19に示す。こ
の合流装置57においては、昇降駆動装置13の昇降盤
15の上に移行用コンベア53を設けてあり、移行用コ
ンベア53よりも後方に作動ユニット18を設けてい
る。なお、58、59は別なストッパ装置のストッパで
あり、図17〜図19ではストッパ58だけを図示して
あり、それを駆動するストッパ装置は省略している。
【0043】しかして、この合流装置57にあっては、
まず図16及び図17(a)に示すように、コンベア搬
送ライン12における待機位置のストッパ19と、コン
ベア搬送ライン52の出口に設けられているストッパ5
8によってそれぞれのパレット20A、20Dを停止さ
せる。ついで、パレット20Aを直進させる場合には、
コンベア搬送ライン52のパレット20Dはストッパ5
8によって停止させたままで、図17(b)に示すよう
に、昇降駆動装置13により昇降盤15を下降させて待
機位置のストッパ19をコンベア搬送ライン12よりも
下方へ下げ、パレット20Aを待機位置から発進させ、
図17(c)に示すようにコンベア搬送ライン12に乗
せて合流部を通過させる。ついで、昇降駆動装置13に
よりストッパ17、19を上昇させると、図18(d)
に示すように、後続のパレット20Bが待機位置で停止
させられる。
【0044】また、別なコンベア搬送ライン52から合
流部へパレット20Dを移行させてコンベア搬送ライン
12に乗せるには、図18(e)に示すように、コンベ
ア搬送ライン52のストッパ58を下降させ、コンベア
搬送ライン52のパレット20Dを解除して合流部へ移
動させる。同時に、昇降駆動装置13によって昇降盤1
5を上昇させ、移行用コンベア53をパレット20Dの
端部下面に当接させる。ついで、移行用コンベア53を
駆動し、図19(f)に示すように、パレット20Dを
コンベア搬送ライン52からコンベア搬送ライン12へ
移行させる。こうしてパレット20Dをコンベア搬送ラ
イン12へ移行し終えると、昇降駆動装置13によって
昇降盤15を下降させる。昇降盤15を下降させて移行
用コンベア53を下げると、図19(g)に示すように
パレット20Dがコンベア搬送ライン12に載置され、
コンベア搬送ライン12によって搬送される。
【0045】(第8の実施形態)つぎに、被搬送物処理
装置の一実施形態として、ストッパ装置を一体化した被
搬送物の方向転換装置61を説明する。この方向転換装
置61は、図20に示すように、コンベア搬送ライン1
2を搬送されてきたパレット20Aを回転処理位置で1
80度回転させた後、再びコンベア搬送ライン12に乗
せて搬送するものである。この回転処理位置に設置され
ている方向転換装置61の構造及び動作を図21に示
す。この方向転換装置61においては、昇降駆動装置1
3の昇降盤15の上にターンテーブル装置63を設けて
あり、ターンテーブル装置63よりも前方と後方にそれ
ぞれ作動ユニット16、18を設け、待機位置のストッ
パ19の高さを回転処理位置のストッパ17よりも一段
高くしている。なお、62は別なストッパ装置のストッ
パである。
【0046】しかして、図21(a)に示すように、2
つのストッパ17、19がコンベア搬送ライン12より
も上に突出していて処理位置と待機位置とでそれぞれパ
レット20A、20Bを停止させると、図21(b)に
示すように、ターンテーブル装置63が駆動されてテー
ブル板64が上昇する。テーブル板64が上昇して回転
処理位置のパレット20A下面に接触すると、パレット
20Aがコンベア搬送ライン12からわずかに持ち上げ
られる。ついで、テーブル板64が回転駆動されて18
0度回転し、パレット20Aの向きが前後反転させられ
る。
【0047】この後、テーブル板64を下降させてパレ
ット20Aをコンベア搬送ライン12の上に戻した後、
昇降駆動装置13によって両作動ユニット16、18を
下降させ、前方のストッパ17だけをコンベア搬送ライ
ン12よりも下方へ移動させる。これによって、図21
(c)に示すように、処理位置に停止していたパレット
20Aがストッパ17から解除され、処理位置のパレッ
ト20Aだけがコンベア搬送ライン12に乗って発進す
る。処理位置のパレット20Aが発進すると、少し遅れ
て昇降駆動装置13によって両作動ユニット16、18
をさらに下降させ、図22(d)に示すように、後方の
ストッパ19もコンベア搬送ライン12の表面よりも下
方へ移動させてパレット20Bを解除する。これによっ
て、待機位置のパレット20Bも回転処理位置のパレッ
ト20Aに少し遅れて発進する。こうして両パレット2
0A、20Bが発進した後は、昇降駆動装置13によっ
て両作動ユニット16、18を上昇させる。
【0048】この結果、前方のパレット20Aが処理位
置から搬出されると共に、後方のパレット20Bが待機
位置から回転処理位置へ移動させられる。この後、昇降
駆動装置13により作動ユニット16、18を上昇さ
せ、各ストッパ17、19をコンベア搬送ライン12の
表面よりも上に突出させると、図22(e)に示すよう
に、待機位置にあったパレット20Bはストッパ17に
当たって回転処理位置で停止し、後続のパレット20C
が待機位置へ供給され、ストッパ19に当たって待機位
置で停止する。
【0049】このような処理位置では、従来にあって
は、2つのストッパ装置とターンテーブル装置を駆動す
るために3個の駆動源が必要であったが、この実施形態
では、2個の駆動源によって駆動することができ、駆動
源の台数を減少させ被搬送物の向きを制御することがで
きる。
【0050】また、作動ユニット16、18のストッパ
17、19を昇降盤15の上に設置するのでなく、この
実施形態に用いられている作動ユニットを図6に示した
構造のストッパ装置31と同様な構成とし、レバー37
でストッパ17、19を作動させれば、テーブル板64
を回転させる機能をターンテーブル装置63から省いて
も上記方向転換装置61と同じ働きをさせることがで
き、駆動源をさらに減らすことが可能である。
【0051】なお、ストッパ装置を一体化した移行装置
や分岐装置、合流装置などにおいては、第1の実施形態
で示したような作動ユニットを用いたが、第2〜第4の
実施形態で説明したような形態の作動ユニットを用いて
もよいことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)(d)は、従来のストッパ
装置を用いたパレットの流れ制御を説明する図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施形態によるストッ
パ装置を示す一部破断した概略側面図である。
【図3】(a)(b)は同上のストッパ装置に用いられ
ている作動ユニットの構造を示す斜視図及び断面図であ
る。
【図4】同上のストッパ装置を設置したコンベア搬送ラ
インを示す平面図である。
【図5】(a)(b)(c)(d)は同上のストッパ装
置による被搬送物の流れ制御方法を示す概略図である。
【図6】本発明の第2の実施形態によるストッパ装置の
構造を示す一部破断した概略側面図である。
【図7】(a)(b)は同上のストッパ装置に用いられ
ている作動ユニットの構造を示す斜視図及び断面図であ
る。
【図8】(a)(b)(c)は同上のストッパ装置の動
作を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態によるストッパ装置の
構造を示す一部破断した概略側面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態によるストッパ装置
の構造を示す一部破断した概略側面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態による移行装置を備
えたコンベア搬送ラインを示す概略平面図である。
【図12】(a)(b)(c)(d)は同上の移行装置
の動作説明図である。
【図13】本発明の第6の実施形態による分岐装置を備
えたコンベア搬送ラインを示す概略平面図である。
【図14】(a)(b)(c)(d)は同上の分岐装置
の動作説明図である。
【図15】(e)(f)(g)は図14の続図である。
【図16】本発明の第7の実施形態による合流装置を備
えたコンベア搬送ラインを示す概略平面図である。
【図17】(a)(b)(c)は同上の合流装置の動作
説明図である。
【図18】(d)(e)は図17の続図である。
【図19】(f)(g)は図18の続図である。
【図20】本発明の第8の実施形態による方向転換装置
を備えたコンベア搬送ラインを示す概略平面図である。
【図21】(a)(b)(c)は同上の方向転換装置の
動作説明図である。
【図22】(d)(e)は図21の続図である。
【符号の説明】
(第1の実施形態) 11 ストッパ装置 12 コンベア搬送ライン 13 昇降駆動装置 17,19 ストッパ 16,18 作動ユニット 20A、20B、20C、… パレット 21 ケース 22 スライダ 23 弾性部材 29 ショックアブソーバ 31 ストッパ装置 32,33 作動ユニット 34,35 フック 36 窓 37 バー 43 原動側レバー 44 従動側レバー 45 連動手段 51 移行装置 53 移行用コンベア 54 分岐装置 57 合流装置 61 方向転換装置 63 ターンテーブル装置
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月5日(1998.11.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】また、作動ユニット16、18のストッパ
17、19を昇降盤15の上に設置するのでなく、この
実施形態に用いられている作動ユニットを図6に示した
構造のストッパ装置31と同様な構成とし、レバー37
でストッパ17、19を作動させれば、テーブル板64
昇降させる機能をターンテーブル装置63から省いて
も上記方向転換装置61と同じ働きをさせることがで
き、駆動源をさらに減らすことが可能である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる位置で被搬送物を停止させるため
    の少なくとも2つのストッパを備え、当該ストッパの数
    よりも少ない駆動源で当該ストッパを駆動するようにし
    たことを特徴とするストッパ装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動源は1台であることを特徴とす
    る、請求項1に記載のストッパ装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動源を駆動したとき、被搬送物の
    搬送方向前方に位置するストッパが、搬送方向後方に位
    置するストッパよりも先に搬送レベルから引っ込むこと
    を特徴とする、請求項1又は2に記載のストッパ装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動源の駆動状態によって、ストッ
    パ全体が少なくとも3つの動作状態をとることを特徴と
    する、請求項1、2又は3に記載のストッパ装置。
  5. 【請求項5】 被搬送物に所定の処理を施すための機器
    と、被搬送物を停止させるための少なくとも1つのスト
    ッパとを備え、当該機器と当該ストッパの合計台数より
    も少ない駆動源で当該機器及び当該ストッパを駆動する
    ようにしたことを特徴とする被搬送物処理装置。
  6. 【請求項6】 前記機器は、被搬送物の搬送方向や被搬
    送物の向きを制御するものであることを特徴とする、請
    求項5に記載の被搬送物処理装置。
  7. 【請求項7】 ストッパを備えたスライダをケース内に
    摺動自在に納め、弾性部材によって前記スライダを突出
    方向もしくは後退方向に付勢し、前記スライダの一部を
    外部から操作可能としていることを特徴とする作動ユニ
    ット。
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