JPH04217516A - パレット供給・排出装置 - Google Patents

パレット供給・排出装置

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JPH04217516A
JPH04217516A JP40389890A JP40389890A JPH04217516A JP H04217516 A JPH04217516 A JP H04217516A JP 40389890 A JP40389890 A JP 40389890A JP 40389890 A JP40389890 A JP 40389890A JP H04217516 A JPH04217516 A JP H04217516A
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pallet
gripping mechanism
pallets
discharge device
supply
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Toshiyuki Yokota
横田 敏行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のパレットを1
枚ずつ順次所定位置に供給あるいは所定位置より1枚ず
つ排出するパレット供給・排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8および図9はそれぞれ、従来提供さ
れているパレット供給・排出装置の一例を示す正面図お
よび側面図である。このパレット供給・排出装置(以下
、単に「装置」と称する)1は、複数枚のパレットP(
P1,P2,…)を、1枚ずつ順次ライン(搬送コンベ
ア)2上に供給、あるいは、ライン2上を流れてきた空
のパレットP(P1,P2,…)を順次ライン2上より
回収(排出)するものである。この装置1は、前記コン
ベア2の間に設けられ、パレットPを昇降させるための
リフター3と、該リフター3を駆動させるエアシリンダ
ー4と、前記リフター3の上方でパレットPの側面開口
部(図示せず)に差し込む爪5,5,…と、それら爪5
を駆動させるエアシリンダー6,6,…とを主体として
構成されている。この場合、前記爪5は水平軸7回りに
回動する構成となっている。符号8は、前記爪5,エア
シリンダー6等を支持するフレームである。
【0003】上記従来の装置1により、例えばパレット
Pの前記ライン2上への供給を行なう動作は下記の如く
である。まず、図9に示す如く、予め積み重ねられた複
数枚のパレットP(P1,P2,…)をライン2上に上
げた後、それらパレットPを前記装置1の前記リフター
3上に位置させる。その後そのリフター3を上昇させ図
8に示す如く最下部のパレットP1を前記爪5により保
持することにより、それら複数枚のパレットP1,P2
,…を一度に保持する。ここまでは準備動作である。 これらパレットを順次前記ライン2上に供給するには、
上記状態の後、前記リフター3を上昇させ、前記爪5が
最下部のパレットP1より抜けるようになるまでパレッ
トP全体を若干持ち上げる。パレットP全体をこのよう
に若干持ち上げたら、その位置でリフター3を保持して
爪5を抜く。爪5が抜けたら、リフター3を下降させて
いき、下から2番目のパレットP2の爪差し込み口(側
面開口部)が爪5に対応する位置となったところでその
下降を停止し、そのパレットP2の爪差し込み口に爪5
を差し込む。最下部にあったパレットP1の載ったリフ
ター3をさらに下降させることにより、該パレットP1
をライン2上に載置する。このとき、パレットP2以上
のパレットP3,P4,…は前記爪5により保持され、
1サイクルを終了する。続くパレットP2以降の供給も
上記要領と同じである。
【0004】また、パレットPの排出動作、すなわちラ
イン2上を流れてきた空のパレットPの前記装置1への
回収動作は、上記供給の場合と逆の要領でなされる。
【0005】なお、上記装置1は、爪5が水平軸7回り
に縦回動するものであるが、図10に示す如く、爪5が
垂直軸9回りに水平回動するように構成されたものもあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置1においては下記の如き不都合が生じていた。すな
わち、前記複数のパレットPを図8に示した如く前記装
置1にセットする際、各パレットPが同軸的に、かつ各
パレットPの各辺部が平行となるようにきちんとセット
されている場合には問題はないが、それらの位置(向き
)がそろっていない場合には、各パレットPの向きがず
れたまま前記ライン2上に載置され、そのままライン2
上を搬送されてしまうということである。パレットPを
図9の如く積み上げるには通常フォークリフトなどによ
り行なうため、パレットPをずれなく積み上げるのは極
めて困難である。このため、各パレットPをそろえるに
は、位置決め装置等が別途必要となることになる。
【0007】また、前記装置1より保持するパレットP
の枚数は通常十数枚に及びかなりの重量となるが、図8
に示した如く、それらパレットPを全て前記爪5によっ
て保持しておくものであるため、爪5およびその支持機
構・移動機構等が大型となるとともにその動力源にも高
出力のものが要求され、コストがかかるものとなってい
た。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、各パレットPを上記ライン2の如き所定箇所に載置
する際に、各パレットPの全てをそろえて、すなわち各
パレットPの載置位置および向きを同じくして供給する
ことができ、かつ装置全体の軽小化を図ることのできる
パレット供給・排出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
した発明は、複数枚のパレットを1枚ずつ順次所定位置
に供給あるいは所定位置より1枚ずつ排出するパレット
供給・排出装置であって、パレットに対し係脱自在とな
る爪を有したパレット把持機構と、該パレット把持機構
を懸吊支持する支持部と、これら支持部と把持機構との
間に構成された吊下げ継手部と、前記支持部を、上下方
向を含む少なくとも2次元方向に移動させる移動機構と
を有して成り、しかも、前記吊下げ継手部は、該継手部
に張力が付与されていない状態において前記把持機構の
少なくとも水平2次元方向の移動を許容する構成である
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のパ
レット供給・排出装置において、前記吊下げ継手部を、
前記支持部側に形成され該支持部から下方にV字状に突
出した複数のV字環と、前記把持機構側に形成され該把
持機構から上方に逆V字状に突出し、かつ前記V字環に
それぞれ直交状態に係合した逆V字環とから構成したこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のパレット供給・排出装置において、前記爪を、前
記把持機構を構成するフレームに沿って水平移動移動自
在に設けられ開閉する一対の横架材にそれぞれ構成した
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のパレット供給・排出装置において、
前記支持部と前記把持機構との間に、その離間距離が所
定値以下となったことを検出して前記移動機構に制御信
号を送出するセンサーを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3記載のパ
レット供給・排出装置において、前記把持機構に、前記
爪と直交する方向に開閉する一対の挟み板を設けたこと
を特徴とするものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示したものであ
る。
【0015】図1において、全体として符号10で示す
ものが本発明に係るパレット供給・排出装置である。該
パレット供給・排出装置10は、本実施例において、複
数のパレットP(P1,P2,…)をライン2上に順次
1枚ずつ供給、あるいはライン2上を搬送されてきたパ
レットP(P1,P2,…)をライン2上より順次排出
(回収)するものである。
【0016】該パレット供給・排出装置(以下、単に「
装置」と略称する)10において符号11で示すものは
、図1および図2に示すように、前記ライン2をまたい
だ状態で門型状形成された構造枠である。この構造枠1
1を構成する上下2本の水平材12,13間には、所定
幅の横移動板14が両水平材12,13をまたぐ形態に
設けられている。また、前記構造枠11の前記水平材1
2,13間には、ロッドレスシリンダー15がそれら水
平材12,13と平行に設けられている。前記両水平材
12,13の上面にはそれぞれレール16,17が設け
られている。一方、前記横移動板14の上部には前記上
方の水平材12上に設けられた前記レール16に係合す
る車輪18,18が設けられ、該横移動板14の下部に
は前記下方の水平材13上に設けられた前記レール17
に係合する車輪19,19が設けられている。また、こ
の横移動板14は、前記ロッドレスシリンダー15の移
動子15aに接続されている。これらの構成に基づき、
前記横移動板14は、前記ロッドレスシリンダー15の
作動により構造枠11の前記水平材12,13に沿って
水平移動するものとなっている。
【0017】前記横移動板14の一面側、すなわち前記
ロッドレスシリンダー15に接続された方と反対側の面
には、該横移動板14の長手方向(鉛直方向)に沿って
2本のリニアガイド21,21が平行に設けられている
。このリニアガイド21,21には昇降板22が該リニ
アガイド21,21に沿って摺動自在に設けられている
。また、前記リニアガイド21,21の間にはこれらリ
ニアガイド21,21と平行となるボールねじ23が設
けられている。このボールねじ23は前記昇降板22に
螺合している。このボールねじ23の頂端部には該ボー
ルねじ23を軸回りに回転させるためのモーター24が
横移動板14に固定されて設けられている。これにより
、昇降板22は前記ボールねじ23の回転により前記リ
ニアガイド21,21に沿って昇降するものとなってい
る。
【0018】前記昇降板22の一部は、前方(図2にお
ける左方)に水平に延出しており、その延出した部分に
支持部25を形成している。この支持部25は吊下げ継
手部26を介して後述する把持機構30を懸吊支持する
ものである。
【0019】図3および図4に把持機構30の詳細を示
す。この把持機構30は、矩形状に形成されて水平に設
けられたフレーム31を主体として構成されている。該
フレーム31を構成する一対のフレーム材32,32に
は、それらフレーム材32,32と直交して一対の横架
材33,33が設けられている。これら横架材33,3
3の両端部は前記フレーム材32,32より共に若干突
出している。これら横架材33,33は、前記フレーム
材32,32をガイドとしてこれらフレーム材32,3
2の長手方向に摺動できるものとなっている。前記横架
材33,33の両端部には、側面視L字状を呈し前記フ
レーム31の内方を向いたパレット把持用の把持爪34
,34′がそれぞれ設けられている。これら把持爪34
,34′の下端部は前記フレーム31よりも下方に突出
している。
【0020】また、前記フレーム31の中央部には、そ
の出力軸35aを鉛直下方に向けたロータリーシリンダ
ー35が設けられている。該ロータリーシリンダー35
の出力軸35aには、共に相反する水平方向に延出した
第1のリンク部材36が固定されている。これら第1の
リンク部材36の両端部にはそれぞれ第2のリンク部材
37,37′の一端が、該第2のリンク部材37,37
′が水平面内回動自在となるように取り付けられている
。そして、これら各第2のリンク部材37,37′の他
端は前記横架材33,33の長手方向中央部に回動自在
に接続されている。この構成により、前記ロータリーシ
リンダー35が作動すると、両端に前記把持爪34,3
4をそれぞれ有した前記横架材33,33が前記フレー
ム材32,32に沿って開閉動作をするものとなってい
る。なお、前記ロータリーシリンダー35の出力軸35
aの回動角度は、この場合ほぼ90°となっている。
【0021】前記フレーム31の前記フレーム材32,
32の長手方向中央部には、図4に示す如くそれぞれ支
持プレート38,38が設けられている。これら各支持
プレート38,38上にはそれぞれ、後述する挟み板4
0、40′を先端部に有する支持棒39,39が、前記
各フレーム材32,32と直交し、かつ自身の軸方向に
移動自在となるように設けられている。これら各支持棒
39,39の一端側つまりフレーム31の外方に突出し
た突出端には、それぞれ挟み板40,40′が設けられ
ている。これら挟み板40,40′は共に、前記フレー
ム材32,32と平行となる垂直面内に位置するように
設けられている。一方、前記フレーム31の中央部、す
なわち前記ロータリーシリンダー35と対応する位置に
は、該ロータリーシリンダー35の出力軸35aと同軸
的に回動する回転板41(図3参照)が設けられている
。ただしこの場合、該回転板41は前記出力軸35aと
は機構的に連結されているものではない。該回転板41
には、共に相反する水平方向に延出した第3のリンク部
材42が固定されている。この第3のリンク部材42の
両端部にはそれぞれ第4のリンク部材43,43′の一
端が、これら第4のリンク部材43,43′が水平面内
回動自在となるように取り付けられている。そして、こ
れら第4のリンク部材43,43′の他端はそれぞれ前
記支持棒39,39に回動自在に接続されている。また
、前記両挟み板40,40′のうち一方の挟み板40′
の裏面には、支持棒39と平行に設けられたエアシリン
ダー44の伸縮ロッド44aの先端が接続されている。 この構成により、前記伸縮ロッド44aの伸縮により前
記両挟み板40,40′が開閉するものとなっている。
【0022】前記フレーム31の中央部下方には、図3
に示すように、ばね45,45,…を介して滑り板46
が設けられている。この滑り板46は鋼などの表面の強
度の高い薄板あるいは樹脂製の薄板より成るもので、そ
の下面46aを極めて滑らかに形成されている。
【0023】前記吊下げ継手部26は、本実施例のもの
では、下部をV字状に形成され、前記支持部25に下方
に向けて4箇所に設けられたV字環50,50,…と、
上部を逆V字状に形成され、前記把持機構30の前記フ
レーム31の前記V字環50,50,…にそれぞれ対応
する位置に上方に向けて設けれた逆V字環51,51,
…とから構成されている。前記4つのV字環50,50
,…は矩形状に配置されており、かつ全て同一方向を向
いたものとなっている(図1,図2参照)。一方、前記
逆V字環51,51…は、それぞれ前記V字環50,5
0,…と直交状態に係合したものとなっている。ただし
、ここで、前記逆V字環51は前記V字環50の構成す
る開口部を単に横切って設けられているだけであり、V
字環50と逆V字環51とは構造的には連結されていな
い。この構成に基づき、前記支持部25と前記把持機構
30とは図3に示す状態より相対的に接近することでき
、かつその場合には、前記V字環50と前記逆V字環5
1との係合が解かれるものとなっている。
【0024】さらに、図3に示すように、前記V字環5
0には該V字環50と前記フレーム31との離間距離が
所定値に達したことを検出し、その検出結果に基づいて
前記昇降板22の動作を制御するためのリミットスイッ
チ52が設けられている。また、前記把持爪34には、
把持機構30全体と、把持対象となるパレットPとの離
間距離を検出し、それに基づいて前記昇降板22に制御
信号を送出する近接センサー53が設けられている。図
示例のものでは、これらリミットスイッチ52および近
接センサー53は2箇所ずつあるいは4箇所ずつ設けら
れたものとなっている。
【0025】図1において全体として符号60で示すも
のは、上記構成となるパレット供給・排出装置10に複
数のパレットPを供給するため、あるいは上記装置10
が回収したパレットPを所定位置まで移動させるための
パレット供給コンベア装置である。
【0026】該パレット供給コンベア装置60は、水平
に設置され、一端を前記装置(パレット供給・排出装置
)10に近接させて設けられたコンベア61を主体とし
て構成されている。符号62で示すものは該コンベア6
1のためのを駆動モーターである。該コンベア61の前
記装置10側の端部近傍には、パレットPが搬送されて
該一端部に接近したことを検知しそれに基づいて前記駆
動モーター62に制御信号を送出する減速位置センサー
63、および、パレットPが該コンベア61の一端部に
達したことを検知しそれに基づいて前記駆動モーター6
2に制御信号を送出する停止位置センサー64がそれぞ
れ付設されている。
【0027】次に、上記構成とされたパレット供給・排
出装置10の作用について説明する。この装置10によ
りパレットPを前記ライン2上に順次供給するには、ま
ず、図1に示す如く供給すべき複数枚のパレットP(P
1,P2,…)を前記パレット搬送装置60のコンベア
61の一端側に載置する。この作業は、例えばフォーク
リフト等の装置によって行なう。
【0028】次いで、パレット搬送装置60の前記駆動
モーター62を始動することにより前記コンベア61を
駆動させる。これにより、前記積み上げられたパレット
Pがコンベア61上を移動して、該コンベア61の他端
側、すなわち前記パレット供給・排出装置10に近接し
た方の端部に移動する。上記したように、該コンベア6
1における前記パレットPが移動された方の端部には減
速位置センサー63および停止位置センサー64が設け
られているから、前記パレットPはまず前記減速位置セ
ンサー64により検知され、その搬送速度が減速される
。次いで、パレットPが前記停止位置センサー64に至
ると、前記駆動モーター62が停止し、コンベア61が
停止する。このように、前記パレットPは減速されてか
ら停止されるので、多数積み上げられたものであっても
停止時の衝撃により崩れることがない。
【0029】図5は、上記の如く前記コンベア61の一
端側に搬送された複数枚のパレットPが、上記パレット
供給・排出装置10により順次前記ライン2上に供給さ
れている様子を示している。また、パレット搬送装置6
0のもう一方の端部には次に搬送すべきパレットPが積
み上げられている。なお、本図では装置10において前
記把持機構30以外の駆動機構等については図示を省略
してある。
【0030】上記の如くパレットPが前記コンベア61
の装置10側の一端に搬送されたら、前記パレット供給
・排出装置10を作動させる。なお、ここで、前記装置
10に係る以下に述べる一連の動作は、本実施例ではシ
ーケンス制御等により全て自動的になされるものとして
いる。
【0031】前記装置10が作動を開始すると、まず前
記ロッドレスシリンダー15(図1)が作動し、前記横
移動板14を前記パレット搬送装置60側(図5におい
て右方)に移動させる。このとき、該横移動板14に取
り付けられた前記昇降板22は最上部に位置させておく
(図5)。前記横移動板14は、前記コンベア61の一
端(図5における左端)に搬送された前記パレットPに
対応したところで停止する。この状態において、前記把
持機構30は、前記吊下げ継手部26を介して前記支持
部25に懸吊支持されている。また、このときの吊下げ
継手部26の状態は図3に示す如くである。すなわち、
支持部25に取り付けられた前記各V字環50と把持機
構30に取り付けられた前記各逆V字環51とは、共に
それらのV字を形成する頂部どうしが係合したものとな
っている。
【0032】上記状態の後、前記モーター24(図1)
が作動し、前記ボールねじ23を所定方向に回転させる
。これにより前記昇降板22が前記リニアガイド21,
21に沿って下方に移動する。昇降板22の下方移動に
伴い、前記支持部25、およびそれに懸吊支持された前
記把持機構30が下降する。下降する該把持機構30は
次第に前記パレットPに接近し、やがて、この把持機構
30に設けられた前記近接センサー53,53のうちの
少なくとも一方がそのパレットPのうちの最上部に積載
されたパレットP1を検知する。これにより、前記モー
ター24には該センサー53からの信号が送出され、前
記モーター24の駆動が減速される。つまり、前記把持
機構30の下降速度が減速される。
【0033】前記昇降板22、すなわち前記把持機構3
0がさらに下降を続けると、この把持機構30のフレー
ム31の下部にばね45,45,…を介して取り付けら
れた前記滑り板46が前記最上部のパレットP1の上面
に当接する。
【0034】次いで、把持機構30のさらなる下降によ
り前記ばね45,45,…が収縮し、これにより把持機
構30が前記パレットP1上に載る。上記状態の後も前
記昇降板22つまり支持部25はゆっくりと下降を続け
るが、前記把持機構30はパレットP1上に載っている
ためこれ以上下降することはなく、支持部25のみが下
降する。そして、このように支持部25のみが下降する
ことにより、この支持部25側のV字環50と把持機構
30側の逆V字環51とが離れる。
【0035】その後、前記支持部25に設けられた前記
リミットスイッチ52が把持機構30のフレーム31に
当接すると、前記モーター24が停止される。続いて、
前記エアシリンダー44(図4)が作動し、その伸縮ロ
ッド44aを退縮させる。これにより、該伸縮ロッド4
4aが接続された前記挟み板40′がフレーム31の内
方に移動する。これと同時に、前記第4のリンク部材4
3′、第3のリンク部材42、第4のリンク部材43を
介してもう一方の挟み板40も前記フレーム31の内方
に移動する。つまり、一対の挟み板40,40′が共に
内方に移動する。
【0036】次いで、前記ロータリーシリンダー35が
作動する。このロータリーシリンダー35の出力軸35
aには上述したように第1のリンク部材36が取り付け
られているから、この第1のリンク部材36が所定方向
(この場合、図4における右回転方向)に回転する。こ
れにより、前記第2のリンク部材37,37′を介して
前記横架材33,33が互いに接近する方向に前記フレ
ーム材32に沿って移動し、これにより前記把持爪34
,34および34′,34′が共に内方に移動する。
【0037】上記動作により、前記挟み板40,40′
がやがて前記パレットP1を挟み、かつ、前記把持爪3
4,34′が同パレットP1の爪差し込み口(側面開口
部)に差し込まれることになる。ただし、ここで、前記
パレットP1および前記把持機構30の双方の中心軸線
が正確に一致していれば、前記一対の挟み板40,40
′どうし、あるいは一対の把持爪34,34′どうしは
、何れもそれら対になったものが同時に前記パレットP
1に当接、またはパレットP1を把持することになる。 しかし、前記複数枚のパレットPは通常フォークリフト
等によって積み上げられたものであるから、各パレット
P1,P2,…が同心的にかつ全ての向きをそろえて積
み上げられることは、予め位置合わせが行なわれない限
り有り得ない。したがって、前記挟み板40,40′お
よび把持爪34,34′の何れにしても、それら挟み板
40,40′どうし、あるいは把持爪34,34′どう
しが同時にパレットP1に当接することは有り得ないわ
けである。したがって、上記の場合にも、例えば前記2
枚の挟み板40,40′は、そのどちらかが先にパレッ
トP1に当接することとなる。前記把持爪34,34′
についても同様である。
【0038】いま仮に、図5に示す状態において、パレ
ットP1の中心位置が把持機構30の中心位置に対して
相対的に右にずれていたとする。把持爪34,34′は
上記のリンク機構により共に等速で内側に移動してくる
ので、この場合、右側の把持爪34′が先にパレットP
1に差し込まれることとなる。しかし、他方の把持爪3
4はまだパレットP1に差し入れられないため両把持爪
34,34′はその後も閉動作を続ける。ところで、こ
のとき、先に述べたように前記逆V字環51は前記V字
環50の拘束を受けておらず、したがって把持機構30
は前記支持部25に対していわば縁切り状態となってい
る。しかも、把持機構30は極めて滑らかな面(下面4
6a)を有する前記滑り板46を介して前記パレットP
1上に載っている。このため、先にパレットP1に係合
した前記把持爪34′がパレットP1を左方に移動させ
る代わりに、この把持爪34′がパレットP1を左方に
押す反作用を受けて把持機構30のフレーム31の方が
右側に移動する。パレットP1は元の位置から動かない
のである。
【0039】前記フレーム31は上記の如く右方にずれ
るが、両把持爪34,34′は該フレーム31(フレー
ム材32)に沿った閉動作を続けるため、やがて双方の
把持爪34,34′がパレットP1を両側から把持する
ものとなる。この状態を図6に示す。把持機構30のフ
レーム31の中心線C2が支持部25(昇降板22)の
中心線C1から右方にずれたことを示している。このと
き、前記逆V字環51が前記V字環50に対して右方に
ずれていることに注意されたい。当然、フレーム31の
中心線C2はパレットP1の中心線と一致している。
【0040】上記はパレットP1の左右方向についての
み説明したが、前記挟み板40,40′によって把持さ
れる前後方向(図2において紙面左右方向)についても
同様である。前記吊下げ継手部26(V字環50および
逆V字環51)が上記構成であるため、フレーム31は
支持部25に対し前後方向にもずれることが可能である
【0041】上記の如く把持機構30がパレットP1を
把持したら、前記モーター24を駆動させ昇降板22す
なわち支持部25をゆっくりと上昇させる。この際、前
記V字環50と逆V字環51は、V字環50が上昇して
いくに連れ、該V字環50のV字状部に逆V字環51の
V字状部が沿いながらその頂点部に達し、この時点で前
記逆V字環51に引き上げ力が加わり、V字環50およ
び逆V字環51の双方が固定される。そして、このとき
、前記フレーム31の中心線C2と支持部25の中心線
C1とが一致する。また、前記リミットスイッチ52,
52は、上記の如く支持部25のみが上昇する途中でフ
レーム31から離間し、解除される。
【0042】上記の如く把持機構30が支持部25の上
昇により持ち上げられる際、把持機構30は支持部25
に対する中心位置に自動的に戻る。この際、把持してい
る前記パレットP1も載置状態にあった位置から一緒に
横移動することとなる。しかし、把持機構30は、前記
支持部25(V字環50)により上方に引き上げられ、
該把持機構30の把持するパレットP1とその下のパレ
ットP2との当接面との間の摩擦が減少した結果として
移動するものであるから、上記の如く把持機構30と共
にパレットP1が横移動しても、そのときに下のパレッ
トP2を引きずるようなことはない。
【0043】その後、昇降板22を最上部まで上昇させ
たら、前記ロッドレスシリンダー15を作動させて前記
横移動板14を左方に移動させる。これにより、パレッ
トP1を把持した前記把持機構30が前記ライン2側に
移動する。そして、前記横移動板14の中心すなわち把
持機構30の中心がライン2の中心と一致したところで
横移動板14の移動を停止する。その後、前記モーター
24を作動させて昇降板22を図5に示す如く下降させ
る。
【0044】そして、前記近接センサー53がライン2
のコンベアを検知したら減速下降とする。把持したパレ
ットP1がライン2のコンベア上に載り、さらに支持部
25が下降すると、上述した場合と同様に把持機構30
は移動せず支持部25のみが下降する状態となる。そこ
で、再び前記リミットスイッチ52,52がフレーム3
1に当接し、支持部25の下降が停止される。この状態
では、上述の把持動作の場合と同様に、把持機構30が
前記滑り板46を介してパレットP1上に載った状態と
なる。これにより前記ばね45,45,…はフレーム3
0等の重みで若干収縮するから、その収縮の分だけフレ
ーム30はパレットP1に対して下方に下がり、前記把
持爪34,34′とパレットP1とが離間する。したが
って、この状態で前記把持爪34,34′を開くことに
より、前記把持爪34,34′を、これら把持爪34,
34′がパレットP1を引っ掛けることなく抜くことが
可能となる。
【0045】以降は、上記動作の繰り返しにより、前記
コンベア61上に積み上げられたパレットP2,P3,
…が順次ライン2上に供給されていく。その際、それら
各パレットP2,P3,…は、上記作用により、全てそ
の左右中心位置を前記ライン2の中心位置と合わせた状
態で、しかもライン2に対する向きを全て同じくして供
給されるものとなる。
【0046】ライン2上を搬送されてきたパレットPを
本装置10によりライン2より順次排出(回収)する場
合は、上記供給の場合と全く逆の動作により行なうこと
ができる。
【0047】このように、上記パレット供給・排出装置
10によれば、複数枚積み上げられた複数枚のパレット
Pを、例えば上記ライン2の如き所定の場所に順次供給
するにあたり、各パレットPを全て同一位置に、しかも
各パレットPの向きを全てそろえた状態で供給すること
ができる。また、逆に、上記ライン2の如き場所よりパ
レットPを順次所定場所に排出(回収)する場合には、
ライン2を流れてくるパレットPの向きが不ぞろいであ
っても、それら全てのパレットPの向きおよび芯をそろ
えた状態で回収位置に積み上げることができる。
【0048】また、一対の把持爪34,34′を水平方
向に移動させて開閉させる構成としたので、例え各パレ
ットP1,P2,…の大きさが異なる場合にも何ら支障
なくそれら全てのパレットを確実に把持し、かつ上記の
如く定位置に向きを合わせて供給することが可能である
。ライン2上からの排出の際も同様に、異種のパレット
を確実に把持して排出することができる。
【0049】さらに、把持機構30は、供給すべきパレ
ットあるいは回収したパレットを抱えることなく、例え
ば供給の際には積み上げられたパレットPを順次上から
1枚ずつ把持して供給していくことができるので、把持
機構30の小型軽量化が図れ、よって装置全体の小型が
図れる。また、既存のライン2への取り付けも容易であ
る。
【0050】なお、上記実施例では、前記吊下げ継手部
26をV字環50および逆V字環51により構成したも
のとしたが、この吊下げ継手部26は、例えばワイヤー
や鎖、あるいは自在継手等により構成しても上記同様の
作用を得ることができる。さらに、横移動直後の把持機
構30の揺れ止め機構を供えることにより確実に所定位
置への供給が可能である。
【0051】また、上記実施例においては、前記把持機
構30が、挟み板40,40′および把持爪34,34
′の2組の把持手段を有した構成としたが、コンベア2
に直接パレットPを移載する場合には、前記把持爪34
,34′のみを備えた構成としてもよい。ただし、上記
の如く把持爪34,34′および挟み板40,40′を
設けた場合には、例えば位置決めされた工場専用パレッ
トの上に向きおよび芯位置を合わせた状態でサイズが不
統一のパレットを供給することが可能となる。
【0052】図7は本発明に係る装置10の他の実施例
を示したものである。先の実施例では前記支持部25が
昇降板22に構成されていたのに対し、本実施例では、
前記支持部25をロボットアーム66に取り付けた構成
としたものである。支持部25以降の構成、すなわち吊
下げ継手部26および把持機構30等の構成は上記実施
例のものと同じである。本実施例に係るパレット供給・
排出装置10においても上記同様の作用・効果を得るこ
とが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明係るパレット
供給・排出装置によれば、複数枚積み上げられた複数枚
のパレットを所定の場所に順次供給するにあたり、各パ
レットを全て同一位置に、しかも各パレットの向きを全
てそろえた状態で供給することができ、また、逆にパレ
ットを順次所定場所に排出(回収)する場合には、パレ
ットの向きが不ぞろいであっても、それら全てのパレッ
トの向きおよび芯をそろえた状態で回収位置に積み上げ
ることができる。
【0054】また、一対の把持爪を水平方向に移動させ
て開閉させる構成としたので、例え各パレットの大きさ
が異なる場合にも何ら支障なくそれら全てのパレットを
確実に把持し、かつ定位置に向きを合わせて載置、ある
いは積み上げることができる。
【0055】さらに、把持機構は、供給すべきパレット
あるいは回収したパレットを抱えることなく、例えば供
給の際には積み上げられたパレットを順次上から1枚ず
つ把持して供給していくことができるので、把持機構の
小型軽量化が図れ、よって装置全体の小型が図れ、また
、例えば既存のラインへの取り付けも容易である、等の
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパレット供給・搬送装
置を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るパレット供給・搬送装
置を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るパレット供給・搬送装
置の支持部および把持機構を示す正面図である。
【図4】図3に示した把持機構を示す平面図である。
【図5】一実施例によるパレット供給・搬送装置の作用
を示す同装置の正面図である。
【図6】一実施例による吊下げ継手部の作用を説明する
もので、把持機構等をパレットと共に示す正面図である
【図7】本発明の他の実施例を示すもので、支持部およ
び把持機構等を示す正面図である。
【図8】従来のパレット供給・搬送装置を示す正面図で
ある。
【図9】従来のパレット供給・搬送装置を示す側面図で
ある。
【図10】従来の装置の把持爪を示す部分斜視図である
【符号の説明】
P  パレット P1,P2,…  パレット 2  ライン 10  パレット供給・搬送装置 14  横移動板(移動機構構成要素)22  昇降板
(移動機構構成要素) 25  支持部 26  吊下げ継手部 30  把持機構 31  フレーム 33  横架材 34,34′  把持爪(爪) 40,40′  挟み板 50  V字環 51  逆V字環

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数枚のパレットを1枚ずつ順次所定
    位置に供給あるいは所定位置より1枚ずつ排出するパレ
    ット供給・排出装置であって、パレットに対し係脱自在
    となる爪を有したパレット把持機構と、該パレット把持
    機構を懸吊支持する支持部と、これら支持部と把持機構
    との間に構成された吊下げ継手部と、前記支持部を、上
    下方向を含む少なくとも2次元方向に移動させる移動機
    構と、を有して成り、しかも、前記吊下げ継手部は、該
    継手部に張力が付与されていない状態において前記把持
    機構の少なくとも水平2次元方向の移動を許容する構成
    であることを特徴とするパレット供給・排出装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のパレット供給・排出装
    置において、前記吊下げ継手部は、前記支持部側に形成
    され該支持部から下方にV字状に突出した複数のV字環
    と、前記把持機構側に形成され該把持機構から上方に逆
    V字状に突出し、かつ前記V字環にそれぞれ直交状態に
    係合した逆V字環とから構成されていることを特徴とす
    るパレット供給・排出装置。
  3. 【請求項3】  請求項1または2記載のパレット供給
    ・排出装置において、前記爪は、前記把持機構を構成す
    るフレームに沿って水平移動移動自在に設けられ開閉す
    る一対の横架材にそれぞれ構成されていることを特徴と
    するパレット供給・排出装置。
  4. 【請求項4】  請求項1ないし3のいずれかに記載の
    パレット供給・排出装置において、前記支持部と前記把
    持機構との間には、その離間距離が所定値以下となった
    ことを検出して前記移動機構に制御信号を送出するセン
    サーが設けられていることを特徴とするパレット供給・
    排出装置。
  5. 【請求項5】  請求項3記載のパレット供給・排出装
    置において、前記把持機構は、前記爪と直交する方向に
    開閉する一対の挟み板を備えていることを特徴とするパ
    レット供給・排出装置。
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