JP2576242Y2 - ガス乾燥機 - Google Patents

ガス乾燥機

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JP2576242Y2
JP2576242Y2 JP1992000611U JP61192U JP2576242Y2 JP 2576242 Y2 JP2576242 Y2 JP 2576242Y2 JP 1992000611 U JP1992000611 U JP 1992000611U JP 61192 U JP61192 U JP 61192U JP 2576242 Y2 JP2576242 Y2 JP 2576242Y2
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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガス乾燥機、とくに、
回転ドラムに供給する給気を加熱するガスバーナやバル
ブ装置を含むガス回路部の取付け構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ガス乾燥機では、ガスバー
ナによって加熱された熱風を回転ドラム内に送り込ん
で、この熱風によって被乾燥物を乾燥させる形式となっ
ている。このための構成を具体的に示すと、図1に示す
ように、ケーシング(1) 内に前面開放の回転ドラム(10)
を回転自在に配備させ、この回転ドラム(10)をケーシン
グ(1) の後壁(11)又はケーシング(1) に連設される取付
け板によって回転自在に支持すると共に、前記前面の開
放部周縁をこれに嵌合する支持リング(3) によっても支
持して前記回転ドラム(10)の前後両端を回転自在に支持
している。そして、前記回転ドラム(10)の後面中央に対
向させてファン装置(5) の排気用ファン(F) を配設する
と共に、前記支持リング(3) に熱風供給口(30)を設け、
前記前記ファン装置(5) に排気筒(12)を連設した構成で
あり、前記支持リング(3) の中央開口部はケーシング
(1) に支持された開閉蓋(13)によって閉塞される。
【0003】この形式の乾燥機では、前記回転ドラム(1
0)がモータ(15)によって回転駆動されると共に、熱風供
給口(30)の上流側に配設するガスバーナ(31)によって加
熱された加熱空気が回転ドラム(10)内に供給される構成
となっており、前記開閉蓋(13)を開放して、衣類等の被
乾燥物(M) を投入し、この開閉蓋(13)を閉じた状態で前
記ガスバーナ(31)及びモータ(15)を運転状態とすると、
回転ドラム(10)内の被乾燥物(M) が回転されながら前記
加熱空気によって乾燥されることとなる。
【0004】また、このものでは、排気筒(12)に温度検
知装置(S2)が設けられると共に、湿度センサ(S3)が設け
られており、この温度検知装置(S2)の検知温度によって
回転ドラム(10)内の温度が設定温度に維持され、湿度セ
ンサ(S3)の検知出力が設定値になると、乾燥終了と判定
されて加熱動作が停止される。したがって、回転ドラム
(10)内に被乾燥物(M) を投入して運転状態とすると、被
乾燥物(M) の乾燥終了までの作業が自動化できる。
【0005】ところが、この従来のものでケーシング
(1) の後面全域が後壁(11)によって閉塞されているた
め、内部のガスバーナ(31)及びガスバルブ装置等の修理
点検の際には、この後壁(11)の全体を取外す必要があ
り、ガスバーナ(31)を含むガス回路部分の修理点検が面
倒であった。
【0006】
【技術的課題】本考案は、かかる点に鑑みてなされたも
のであり、『ケーシング(1)内に回転ドラム(10)
を内蔵し、ガスバーナ(31)によって加熱された加熱
空気を給気ダクト(4)を介して回転ドラム(10)内
に供給し、湿潤空気を回転ドラムの後面からファン装置
(5)を介して外部に排出するようにした』ガス乾燥機
において、ガスバーナ(31)をはじめとして、ガス回
路構成部の点検修理が容易に行なえるようにし、さらに
設置勝手を向上させることをその技術的課題とする。
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための本考案方法の
技術的手段は、『ケーシング(1)の後面を構成する後
壁(11)の下側コーナ部で且給気ダクト(4)の入口
部(41)に対向する部分を切り欠いてカット部(C)
とし、前記後壁(11)は、その周縁以外の部分が後方
に突出した断面形状とし、前記カット部(C)とケーシ
ング(1)の側壁及び底板の後端との間に形成される開
口(K)を補助板(34)によって取外し可能に閉塞
し、この補助板(34)の内面にはバルブ装置(V)を
取付け、これにガスバーナ(31)を連通接続させ、ガ
スバーナ(31)及びバルブ装置(V)を前記開口
(K)から所定の位置に挿入可能にし、前記補助板(3
4)の外面には前記バルブ装置(V)に接続するホース
エンド(33)が取付けられ、前記後壁(11)の後方
への突出し高さは前記ホースエンド(33)の前記補助
板(34)からの突出し高さよりも大きい』ことであ
る。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。ケーシ
ング(1) の後面の下側コーナ部の開口(K) は、給気ダク
ト(4) の入口部(41)と対向する。この開口(K) を補助板
(34)によって閉塞すると、この補助板(34)に取付けたバ
ルブ装置(V) がケーシング(1) 内に内蔵されるととも
に、これに連通接続されたガスバーナ(31)が前記給気ダ
クト(4) の入口部(41)に位置させられる。
【0009】ガスバーナ(31)及びバルブ装置(V)
の点検修理に際しては、補助板(34)を取外す。この
補助板(34)にはバルブ装置(V)が取付けられ、こ
れにガスバーナ(31)が連通接続されているから、補
助板(34)の取外しによってバルブ装置からガスバー
ナ迄のガス回路部が全体的に取出せる。また、補助板
(34)の外面に取付けられたホースエンド(33)は
後壁(11)より後方へ突出ることがない。
【0010】
【効果】補助板(34)の取外しによって、バルブ装置
(V)からガスバーナ迄のガス回路部が全体的に取出せ
るから、このガス回路部の点検修理に際して後壁(1
1)の全体を取外す必要がなく、これらの点検修理が簡
単である。また、ホースエンド(33)は、後壁(1
1)より後方へ突出ることがないため、後壁を室内壁面
に沿わせた状態でガス管を接続でき、使い勝手が向上す
る。
【0011】
【実施例】本考案の実施例のものは、本考案を乾燥機に
実施したものであり、まず、乾燥機全体の構成について
図面に従って詳述する。ケーシング(1) は、図2に示す
ように、前面中央に支持リング(3) (図4参照)の中央
開口を閉塞する開閉蓋(13)を片開き式に配設したもので
あり、前記開閉蓋(13)の一方の側部がケーシング(1) の
前面部により前後回転自在に軸支され、この軸支部の反
対側に把手(H) が配設されている。
【0012】前記ケーシング(1) 内には、図3及び図4
に示すように、回転ドラム(10)、排気用ファン(F) 、こ
の両者を回転駆動させるモータ(15)、前記回転ドラム(1
0)の前面開放部に嵌入して回転ドラム(10)の前面部を支
持する支持リング(3) 、この支持リング(3) の熱風供給
口(30)に給気ダクト(4) を介して加熱空気を供給させる
ためのガスバーナ(31)、及び、前記排気用ファン(F) を
収容しケーシング(1)の外部に排気筒(12)を介して排気
するための排気ファン装置(5) を内蔵する。
【0013】前記回転ドラム(10)は、図4に示すよう
に、その後面の排気孔部(50)の中心から突出させた軸部
(16)がその両端がケーシング(1) に取付支持された取付
け板(18)に固定した軸受部(18a) によって支持され、前
端部がケーシング(1) に固定した支持リング(3) の外周
に回転自在に嵌合してこの支持リング(3) によって支持
される態様で回動自在にケーシング(1) 内に支持されて
いる。そして、この回転ドラム(10)の外周部と前記モー
タ(15)の出力軸とをベルト伝動させている。これによ
り、モータ(15)の運転によって回転ドラム(10)が回転さ
れることとなる。
【0014】尚、この回転ドラム(10)の内部構造は、図
5に示すように、胴部内面の複数箇所に内方に突出し且
前後に伸びる山形部(17)(17)があり、この山形部(17)に
よって被乾燥物(M) が回転される。前記回転ドラム(10)
をモータ(15)によって回転駆動させるため、同図に示す
ように、回転ドラム(10)の胴部に巻き付けたベルト(19)
が仲介車によって張力を付与される態様でモータ(15)の
出力プーリ(P) に伝動させた構成としてある。又、同図
のように、前記出力プーリ(P) は、排気用ファン(F) の
プーリ(53)ともベルト伝動しており、共通のモータ(15)
によって回転ドラム(10)及び排気用ファン(F) がベルト
伝動によって回転駆動される。
【0015】乾燥機に採用される排気ファン装置(5) は
比較的大型となるが、この実施例では、図4に示すよう
に、ファンケース及び排気筒(12)の一部がそのままファ
ン及び回転ドラム(10)の取付け板(18)を構成するように
している。このため、前記取付け板(18)はケーシス体(5
1)の後面の全域を被覆する大きさに設定されているとと
もにその両側辺がケーシング(1) の側板にネジ止めされ
ている。この取付け板(18)の内面にケース体(51)が添着
され、このケース体(51)と取付け板(18)とによって従来
のファンケースと排気筒(12)との間の空間に対応する中
空部が構成される。この中空部内に排気用ファン(F) が
収容されている。尚、この排気ファン装置(5) では、排
気筒(12)の上端には排気トップ(54)が接続されておりこ
の排気トップ(54)の開放端が図2の如くケーシング(1)
の天板に露出する。
【0016】一方、後壁(11)は、図6に示すように、ケ
ーシング(1) の後面で、この後面の下辺の一方のコーナ
部を除く範囲の全域を被覆する大きさに設定されてい
る。そして、前記コーナ部に対応するカット部(C) 以外
の周縁が、ケーシング(1) の天板、底板及び両側板の後
端にネジ止めされる。尚、このカット部(C) の位置は、
後述の給気ダクト(4) の入口部(41)との関係で設定さ
れ、ケーシング(1) の右側板下部・底板及び前記カット
部(C) によって囲まれる三角形状の開口(K) は、前記入
口部(41)と対向する。
【0017】この実施例では、支持リング(3) の右下に
設けた熱風供給口(30)からガスバーナ(31)によって加熱
された加熱空気が回転ドラム(10)内に供給されるが、前
記ガスバーナ(31)は、図6に示すように、長手方向に炎
孔部が連続する態様の一対の単位バーナから構成され、
これが上方に開放したバーナ箱(32)に収容されている。
そして、このバーナ箱(32)に装備させ且前記各単位バー
ナに対応させたノズルを具備するノズル体(N) と、バル
ブ装置(V) との間とを配管(T) によって接続した構成で
あり、このバルブ装置(V) 及びこれへのガス入口となる
ホースエンド(33)とが補助板(34)に固定されており、前
記ホースエンド(33)が前記補助板(34)の外部に突出す
る。前記補助板(34)は、直角三角形状の板となってお
り、後壁(11)のカット部(C) とケーシング(1) の底板後
端及び側板後端とによって形成される三角形状の上記開
口(K) を閉塞する大きさに設定されている。
【0018】尚、同図に示すように、後壁(11)は、その
周縁全域にフランジ部があって、このフランジ部によっ
て囲まれる範囲が後方に突出した構成となっており、こ
の突出高さが、上記ホースエンド(33)の補助板(34)から
の突出高さよりも大きく設定されている。従って、後壁
(11)を室内壁面に沿わせたとしても、ホースエンド(33)
にはガス管の接続が可能となり使い勝手が良い。
【0019】又、上記バーナ箱(32)とバルブ装置(V) と
が配管(T) によって連結されて一体化されていることか
ら、これらを同図に示す三角形状の開口(K) から挿入し
て補助板(34)の周縁をケーシング(1) の後端の一部及び
後壁(11)のカット部(C) の部分に対接させてネジ止めす
ると、前記バーナ箱(32)がケーシング(1) 内の向って右
下に位置する給気ダクト(4) の入口部(41)内に位置決め
される。尚、前記バーナ箱(32)の側壁から突出させたブ
ラケット(32a) は給気ダクト(4) の入口部(41)の側壁に
取付け固定するためのものであり、図5のように、前記
位置決め状態で両者が一致し、ネジ止めにより最終的に
所定の位置に固定される。この実施例では、ケーシング
(1) の側壁の所定の位置にサービス扉(71)が設けている
から、このサービス扉(71)を取外した状態で前記バーナ
箱(32)が固定できることは勿論、バーナ等の簡単な修理
点検も可能となる。
【0020】支持リング(3) の熱風供給口(30)と、バー
ナ箱(32)の収容部とを繋ぐ前記給気ダクト(4) は、図3
に示すように、ケーシング(1) の前面と支持リング(3)
との間に配設される扇形の吐出室部(42)と、バーナ箱(3
2)を収容する前記入口部(41)と、これと前記吐出室部(4
2)とを繋ぐ連結部(43)とから構成され、この連結部(43)
の下部後面から前記入口部(41)が後方に延長形成されて
いる。この入口部(41)は同図のように後方及び下方に開
放する箱体となっており、前記後方開放部の大きさは、
前記ガスバーナ(31)を収容したバーナ箱(32)を挿入でき
る大きさに設定され、入口部(41)の下方開放端部が図5
のようにケーシング(1) の底面に固定されている。又、
ケーシング(1) の側壁で、前記入口部(41)の配設部に対
向する箇所には、サービス扉(71)が取外し可能に配設さ
れている。
【0021】前記吐出室部(42)の後面は支持リング(3)
の前面と対接するが、この吐出室部(42)の後面に開口(4
0)(40)が形成された構成とし、これら開口(40)(40)の間
は閉塞されている。そして、この開口(40)(40)が支持リ
ング(3) に設けた開口域(30a)(30b)と対向し、一対のこ
れらの開口域が既述の熱風供給口(30)として機能する。
【0022】従って、この実施例では、ガスバーナ(31)
によって加熱された空気は、入口部(41)から連結部(43)
を介して開口(40)(40)及び開口域(30a)(30b)を介して回
転ドラム(10)内に吐出され回転ドラム(10)内の被乾燥物
(M) がこの熱風によって加熱される。この実施例では、
被乾燥物(M) の乾燥状態を検知するため、被乾燥物(M)
の温度を直接検知する衣類温度検知装置(S1)と、排気筒
(12)の排気の湿度を検知する湿度センサ(S3)とを具備さ
せており、このうち、前記湿度センサ(S3)は、従来のも
のと同様に排気筒(12)の所定の位置に配設され、一方、
衣類温度検知装置(S1)は、支持リング(3) の内面で且回
転ドラム(10)に露出する部分に装着され、その検知部が
回転ドラム(10)の回転に伴って移動する被乾燥物(M) に
直接接触して、この接触条件下における出力から被乾燥
物(M) の温度を検知させる。
【0023】尚、これら制御動作を実行させるための制
御部品を装備させた制御基板(7) がケーシング(1) 内に
装備されるが、この実施例では、前記制御基板(7) は図
7に示すように基板(7) 上に多数の電子部品群(E) を並
設したものであり、この制御基板(7) を図8に示すよう
に、基板取付板(72)にネジ止め等により固定させるとと
もに、該基板取付板(72)を、図2に示すように、ケーシ
ング(1) の側壁の一部に設けたサービス扉(70)の内面に
取付けた構成としている。
【0024】このサービス扉(70)は下端に、ケーシング
(1) 側に突出する爪部(73)が具備せしめられており、一
方、ケーシング(1) の向って左側壁下部域には、このサ
ービス扉(70)を取付けるために、該サービス扉(70)で被
覆可能な大きさの開口が形成されるとともに該開口の下
端近傍には、前記爪部(73)を係合させるための孔部(74)
が設けられている。
【0025】そして、制御基板(7) を具備する基板取付
板(72)を内面側に添設固定させたサービス扉(70)の下端
の爪部(73)を該孔部(74)内に嵌入係合させるとともに該
サービス扉(70)の上端部を開口の上端近傍にネジ止めす
る。これにより、サービス扉(70)はケーシング(1) の左
側壁下部域に取外し可能に取付けられる。図5に示すよ
うに、ケーシング(1) の向って右下にバーナ箱(32)やバ
ルブ装置(V) を収容し、ケーシング(1) の向って左下に
制御基板(7) を収容する構成としたため、断面矩形のケ
ーシング(1) に断面円形の回転ドラム(10)を収容させる
乾燥機において、ケーシング(1) 内のデッドスペースと
なる右下部分及び左下部分が有効に利用できることとな
る。さらに、このものでは、熱に弱い電子部品群(E) を
具備する制御基板(7) がバーナ等の加熱装置から離れた
位置に取付けられることとなるので、電子部品群(E) が
加熱されて損傷せしめられる心配がない。
【0026】又、ケーシング(1) の両側壁それぞれに開
閉及び取外し可能なサービス扉(71)(70)を設けたので、
既述のバーナ箱(32)の所定位置への固定と簡単なや修理
点検と、制御基板(7) の修理点検とが共に可能となると
ともに、同図に示すように、サービス扉(70)を取外せば
モータ(15)や出力プーリ(P) や回転ドラム(10)に巻き付
けたベルト(19)等のケーシング(1) 内の内部機構の修理
点検も可能となる。
【0027】尚、この実施例では、バーナ箱(32)は、ガ
スバーナ(31)の炎孔部が上方を向く姿勢で入口部(41)内
に収容されるが、これを図9及び図10に示すように、
炎孔部が水平に向く姿勢で前記入口部(4) の側壁にガス
バーナ(31)が添設されるようにしてもよい。この場合に
は、入口部(41)の側壁にはバーナ箱(32)の炎孔部が臨む
開放端と一致する大きさの開口を形成しておき、この開
口に一致するようにバーナ箱(32)添設して、入口部(41)
の後端から突出する舌片(47)にバーナ箱(32)の開放部後
端から延長させた取付け片(37)をネジ止めする。ここ
で、入口部(41)の側壁にバーナ箱(32)をすすみ対偶させ
る構成とすれば、前記三角形状の開口(K)からスライド
式にバーナ箱(32)を挿入して位置決めを行ない、その
後、前記状態にネジ止め固定できることとなる。
【0028】バーナ箱(32)とバルブ装置(V) とが桟等に
よって一体化されている場合には、バーナ箱(32)と入口
部(41)とはネジ止めしなくてもよい。また、バーナ箱(3
2)はケーシング(1) に固定するようにしてもよい。ガス
バーナ(31)を直接固定するようにしてもよい。尚、ガス
バーナ(31)への燃焼用空気は、入口部(41)の後方開口へ
入口部(41)の側壁下部に設けられる空気取入口(図示せ
ず)等から供給される。入口部(41)がケーシングの底板
に取付けられる場合には、入口部(41)の下端に空気取入
れ用の間隙を設けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本考案実施例の外観図
【図3】内部構造の分解斜視図
【図4】上記実施例の横断断面図
【図5】X−X断面図
【図6】補助板(34)を取外した状態の背面からの斜視図
【図7】制御基板(7) の説明図
【図8】制御基板(7) の取付け状態の説明図
【図9】他の実施例の要部説明図
【図10】この場合の入口部(41)とバーナ箱(32)との関
係図
【符号の説明】
(1) ・・・ケーシング (10)・・・回転ドラム (31)・・・ガスバーナ (4) ・・・給気ダクト (5) ・・・ファン装置 (11)・・・後壁 (41)・・・入口部 (C) ・・・カット部 (34)・・・補助板 (V) ・・・バルブ装置 (33)・・・ホースエンド (K) ・・・開口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に回転ドラム(1
    0)を内蔵し、ガスバーナ(31)によって加熱された
    加熱空気を給気ダクト(4)を介して回転ドラム(1
    0)内に供給し、湿潤空気を回転ドラムの後面からファ
    ン装置(5)を介して外部に排出するようにしたガス乾
    燥機において、ケーシング(1)の後面を構成する後壁
    (11)の下側コーナ部で且給気ダクト(4)の入口部
    (41)に対向する部分を切り欠いてカット部(C)と
    し、前記後壁(11)は、その周縁以外の部分が後方に
    突出した断面形状とし、前記カット部(C)とケーシン
    グ(1)の側壁及び底板の後端との間に形成される開口
    (K)を補助板(34)によって取外し可能に閉塞し、
    この補助板(34)の内面にはバルブ装置(V)を取付
    け、これにガスバーナ(31)を連通接続させ、ガスバ
    ーナ(31)及びバルブ装置(V)を前記開口(K)か
    ら所定の位置に挿入可能にし、前記補助板(34)の外
    面には前記バルブ装置(V)に接続するホースエンド
    (33)が取付けられ、前記後壁(11)の後方への突
    出し高さは前記ホースエンド(33)の前記補助板(3
    4)からの突出し高さよりも大きいガス乾燥機。
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