JP2660367B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2660367B2
JP2660367B2 JP4077569A JP7756992A JP2660367B2 JP 2660367 B2 JP2660367 B2 JP 2660367B2 JP 4077569 A JP4077569 A JP 4077569A JP 7756992 A JP7756992 A JP 7756992A JP 2660367 B2 JP2660367 B2 JP 2660367B2
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裕司 後藤
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  • Textile Engineering (AREA)
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機、特に、回
転ドラム内に衣類等の被乾燥物を収容し、この回転ドラ
ム内に熱風を送り込んで乾燥し、回転ドラム内の湿気を
ファン装置によって排出するようにした形式の衣類乾燥
機に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】従来、前記形式の衣類乾燥機で
は、加熱装置によって加熱された空気がファン装置の吸
引作用によって熱風として回転ドラム内に供給され、回
転ドラム内の温度は、前記ファン装置の排気ダクトに設
けた排気温センサによって監視される。そして、この排
気温センサの検知温度が設定温度になるように加熱装置
が制御される。
【0003】また、前記加熱装置の火力が乾燥の進行に
伴って漸次弱められ、所定の火力において、回転ドラム
からの排気の温度が設定温度に成ると、乾燥終了と判定
されて加熱装置による加熱動作が停止され、その後、フ
ァン装置の運転が停止される。ところが、この従来のも
のでは、回転ドラム内に収容される被乾燥物の量によっ
ては、つまり、被乾燥物の量が少ない場合には、未乾燥
状態において前記乾燥動作が停止してしまう不都合があ
る。
【0004】被乾燥物の量が多い場合には、回転ドラム
内に供給される熱風が十分に被乾燥物と接触してから排
気ダクトに達することとなり、衣類の乾燥状態と、排気
温センサの検知温度とが相関するが、被乾燥物の量が少
ない場合には、熱風が被乾燥物と接触することなくその
まま排気ダクトに排出される熱気の割合が増えることか
ら、被乾燥物が未乾燥状態にあるにもかかわらず、排気
ダクトの温度が設定温度に達して乾燥動作が停止される
からである。
【0005】本発明は、『加熱装置によって加熱した加
熱給気を回転ドラム内に供給すると共に、回転ドラム内
の空気を排気ダクトから排出させ、乾燥工程の進行に伴
って前記加熱装置の火力を徐々に弱めるようにした衣類
乾燥機』において、回転ドラム内の被乾燥物の量の如何
に関わらず、乾燥終了時点を正確に判定できるようにす
ることをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『回転ドラム(10)からの排気温を検知する排
気温センサ(S2)と、加熱装置Hの火力が所定のレベルに
弱められた時点から計時を開始するタイマー(8) と、前
記タイマーの計時時間及び排気温センサの検知温度が共
にそれぞれの設定値になったときに乾燥終了信号を出力
する終了判定手段とを備え、前記タイマー(8) による計
時時間の設定値を少量乾燥の場合において必要な加熱時
間に設定した』ことである。(図8参照)
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。被乾燥
物の量が少ない場合には、既述のように、排気ダクトに
直接排出される加熱給気の割合が多く成るから、タイマ
ー(8) の計時開始とほぼ同時に排気温センサ(S2)の検知
温度が設定値になるが、前記タイマーの計時時間が設定
時間になっていないから、終了判定手段は出力しない。
そして、前記タイマー(8) の設定時間が経過したときに
終了判定手段が出力状態となり、乾燥動作が停止され
る。前記設定時間は、少量乾燥の場合に必要な加熱時間
に設定されているから、この設定時間経過時には完全乾
燥状態となっている。
【0008】逆に、被乾燥物の量が多い場合には、タイ
マー(8) の計時時間が経過して、排気温センサ(S2)の検
知温度が設定温度に成ると、終了判定手段が出力状態と
なって、乾燥動作が停止される。この場合には、回転ド
ラム(10)内に供給される加熱給気は被乾燥物に十分に接
触した状態で排出されるから、回転ドラムからの排気経
路に配設された排気温センサ(S2)の検知温度が被乾燥物
の乾燥状態と対応する。
【0009】
【効果】被乾燥物の量の如何に関わらず、完全乾燥状態
において乾燥動作が停止されることとなり、未乾燥状態
で乾燥動作が停止される不都合が解消できる。
【0010】
【実施例】次に、上記した本発明を実施した乾燥機全体
の構成について図1〜図7に従って詳述する。 [全体構造の概要]ケーシング(1) は、図1に示すよう
に、前面中央に支持リング(3) の中央開口を閉塞する開
閉蓋(13)を片開き式に配設したものであり、前記開閉蓋
(13)の一方の側部がケーシング(1) の前面部により前後
回転自在に軸支され、この軸支部の反対側に把手(19)が
配設されている。
【0011】前記ケーシング(1) 内には、同図〜図3に
示すように、回転ドラム(10)、吸気用ファン(F) 、この
両者を回転駆動させるモータ(15)、前記回転ドラム(10)
の前面開放部に嵌入して回転ドラム(10)の前面部を支持
する支持リング(3) 、この支持リング(3) の給気口(30)
に給気ダクト(4) を介して加熱空気を供給させるための
ガスバーナ(31)及び前記吸気用ファン(F) を収容しケー
シング(1) の外部に排気ダクト(51)を介して排気するた
めの排気ファン装置(5) を内蔵する。
【0012】前記回転ドラム(10)は、図1に示すよう
に、その後面中心から突出させた軸部(16)が取付け板(1
8)に具備させた軸受部(11a) によって支持され、前端部
がケーシング(1) に固定した支持リング(3) の外周に回
動自在に嵌合してこの支持リング(3) によって支持され
る態様で回転自在にケーシング(1) 内に収容されてい
る。そして、この回転ドラム(10)の外周部と前記モータ
(15)の出力軸とをベルト伝動させている。これにより、
モータ(15)の運転によって回転ドラム(10)が回転される
こととなる。尚、この回転ドラム(10)の内部構造は、公
知のものと同様であり、図2に示すように、胴部内面の
複数箇所に内方に突出し且前後に伸びる山形部(17)(17)
があり、この山形部(17)によって被乾燥物(M) が回転さ
れる。また、被乾燥物(M) の量が少ない場合でも、回転
ドラム(10)の回転によって上方に持ち上げられたあと落
下し、被乾燥物(M) の回転に従って前記動作を繰り返
す。
【0013】前記回転ドラム(10)をモータ(15)によって
回転駆動させるため、同図に示すように、回転ドラム(1
0)の胴部に巻き付けたベルト(19)が仲介車によって張力
を付与される態様でモータ(15)の出力プーリ(P) に伝動
させた構成としてある。又、同図のように、前記出力プ
ーリ(P) は、吸気用ファン(F) のプーリともベルト伝動
しており、共通のモータ(15)によって回転ドラム(10)及
び吸気用ファン(F) がベルト伝動によって回転駆動され
る。
【0014】[熱風供給構造]この実施例では、図2に
示すように支持リング(3) の右下部分に設けた給気口(3
0)から加熱装置Hとしてのガスバーナ(31)によって加熱
された加熱給気が回転ドラム(10)内に供給されるが、前
記ガスバーナ(31)は、図6に示すように、長手方向に炎
孔部が連続する態様の一対の単位バーナ(31a)(31a)から
構成され、これが側方に開放したバーナ箱(32)に収容さ
れている。そして、このバーナ箱(32)に装備させ且前記
各単位バーナに対応させたノズルを具備するノズル体
と、バルブ装置(V) との間とを配管(G) によって接続し
た構成であり、このバルブ装置(V)及びこれへのガス入
口となるホースエンド(33)とが補助板(34)に固定されて
おり、前記ホースエンド(33)が前記補助板(34)の外部に
突出する。前記補助板(34)は、直角三角形状の板となっ
ており、後壁(11)のコーナ部とケーシング(1) の底板後
端及び側板後端とによって形成される三角形状の開口を
閉塞する大きさに設定され、その周縁がネジ止めによっ
て取外し可能にケーシング(1) 又は後壁(11)に取付け固
定される。
【0015】上記ガスバーナ(31)は、図2のように、支
持リング(3) の給気口(30)に連結される給気ダクト(4)
の燃焼室(41)に配設されるが、前記給気ダクト(4) は、
図4に示すように、ケーシング(1) の前面と支持リング
(3) との間に形成された円弧状の吐出室部(42)と、これ
と前記燃焼室(41)とを繋ぐ扁平な連通室(43)とから構成
され、この連通室(43)の下部後面から前記燃焼室(41)が
後方に延長形成され、この燃焼室(41)がケーシング(1)
に固定されている。
【0016】前記吐出室部(42)の後面は支持リング(3)
の前面と対接するが、この吐出室部(42)の後面は図3に
示すように、円弧状の両端から一定範囲に開口(40)(40)
を形成した構成とし、これら開口(40)(40)の間は閉塞さ
れている。そして、この吐出室部(42)の後面が対接し且
前記開口(40)(40)と一致する面には、多数の小さな透孔
を形成した開口域(30a)(30b)とし、一対のこの開口域が
既述の給気口(30)として機能する。
【0017】従って、この実施例では、ガスバーナ(31)
によって加熱された空気は、燃焼室(41)から連通室(43)
を介して開口(40)(40)及び開口域(30a)(30b)から回転ド
ラム(10)内に吐出され、回転ドラム(10)内の被乾燥物
(M) がこの熱風によって加熱される。尚、この加熱によ
る乾燥工程では、モータ(15)によって回転ドラム(10)及
び吸気用ファン(F) が回転されていることから、被乾燥
物(M) が撹拌移動されることは勿論、吸気用ファン(F)
による吸引力によってガスバーナ(31)の燃焼排気及び加
熱空気は給気ダクト(4) を介して給気口(30)から回転ド
ラム(10)内に強制的に供給されることとなる。
【0018】ガスバーナ(31)によって加熱された熱風の
前記開口における温度分布を均一にするため、所定の箇
所に種々の形式の空気吸引用の孔部及び開口を形成して
いる。燃焼室(41)は連通室(43)の後面から後方に延長す
る箱体となっているが、この箱体の断面は、上下に長い
長方形の一方のコーナ部(開口(40)(40)側に位置するコ
ーナ部)を一定範囲切除した変則五角形状断面となって
おり、前記切除部に相当する部分の傾斜面(41a) が開口
(40)(40)側に向く。この傾斜面(41a) の下方側壁に形成
した矩形の開口(41b) にバーナ箱(32)を取付けると、ガ
スバーナ(31)の炎孔部が燃焼室(41)内に臨み、水平方向
に向く。そして、燃焼用の二次空気の供給を十分にする
ために、前記バーナ箱(32)には多数の小孔が形成されて
いる。
【0019】又、燃焼室(41)の先端面で、ガスバーナ(3
1)の炎孔部の近傍に位置する端面側壁には、第1開口(6
1)が、その上方には第2開口(62)が形成され、また、開
口(41b) と連通室(43)との間の側壁で傾斜面(41a) の下
方近傍には多数の第1孔部(63)(63)が、これと対向する
壁面には図5に示すように多数の第2孔部(64)(64)がそ
れぞれ配設される。
【0020】さらに、連通室(43)の裏面における燃焼室
(41)との接続部の近傍で、吐出室部(42)との間には、多
数の第3孔部(65)(65)が形成されている。上記構成の空
気吸引方式を採用することにより、ガスバーナ(31)の燃
焼による熱気はファン装置(5) による空気吸引作用との
関係から、上昇傾向にあって、上方の開口(40)側に集中
しがちな熱気が、第2開口(62)、第1孔部(63)、第2孔
部(64)、第3孔部(65)からの吸引空気によって空冷され
ると共に、熱気の上昇が抑えられて、連通室(43)内に達
した熱気が下方の開口(40)側に拡散される。この結果、
給気口(30)の全域から回転ドラム(10)内に供給される熱
気の温度分布が均一化される。
【0021】尚、第2開口(62)には、その下辺に燃焼室
(31)の内部に向って傾斜する舌片(62a) が形成されてい
る。従って、ファン装置(5) の吸引力によって吸引され
る空気がガスバーナ(31)の燃焼炎に直接作用することが
なく、この吸引空気によって燃焼安定性が損なわれるこ
とがない。又、第1開口(61)にも同様の舌片(61a) がガ
スバーナの燃焼部に隣接する辺に形成されている。した
がって、この開口からの吸引空気も、前記燃焼部の対向
側壁に沿って燃焼室内に供給されることとなり、吸引空
気が燃焼炎に悪影響を与えない。また、この吸引空気の
流れによって燃焼排気が吐出室部(42)の上部側に流れる
傾向を抑制することとなり、これにより、給気口(30)か
らの熱風の吐出温度分布が一層均一化される。
【0022】さらに、この実施例では、回転ドラム(10)
の回転方向は正面から見て時計方向に設定されている
が、この条件で、前記給気口(30)の開口範囲は、図2に
示すように、右下の90度の範囲(回転ドラム(10)の中
心の右から真下の範囲)に設定されており、開口域(30
a)(30b)それぞれの、開口範囲は、挟角約35度の円弧
状区間に設定されている。従って、この区間相互に挟ま
れる無開口部の挟角は約20度となる。
【0023】又、被乾燥物(M) が少ない場合には、回転
ドラム(10)の回転によって被乾燥物(M) が山形部(17)の
回動軌跡の頂点に達した後、そのまま下方に落下するこ
ととなるが、このような被乾燥物(M) の移動の場合にお
いても、この落下域には、開口域(30a) からの熱気が効
果的に供給される。一方、被乾燥物(M) の量が多い場合
には、回転ドラム(10)の胴部内面に接触した状態で円形
に前記被乾燥物(M) が回転されることとなるが、この被
乾燥物(M)の移動の際、一旦、開口域(30b) の部分で熱
風によって加熱された後、開口域(30a) の部分で再加熱
されることとなる。
【0024】[乾燥終了判定装置]この実施例では、乾
燥終了時点を判定するために、回転ドラム(10)内の衣類
温度を検知する衣類温センサ(S1)と、排気ダクト(51)か
らの排気温度を検知する排気温センサ(S2)と、外気温を
検知する外気温センサ(S3)とを装備させており、前記衣
類温センサ(S1)は、支持リング(3) の内面に露出して被
乾燥物(M) に接触するように配設される。また、前記排
気温センサ(S2)は排気ダクト(51)の排気筒に設けられ、
外気温センサ(S3)は、ガスバーナ(31)から離れた位置で
給気ダクト(4) への空気吸引経路中に、例えば、図1の
ように、ケーシング(1) の内壁で第1開口(61)の近傍に
設けたブラケットに固定される。
【0025】上記各センサからの出力を用いて乾燥終了
を判定するために、この実施例では、マイクロコンピュ
ータを使用し、これは、図7に示すフローチャートに基
いたプログラムを実行するように構成されている。ま
た、ガスバーナ(31)は所定の信号入力によって火力を8
段階に調整可能にしてあり、この実施例では、最大火力
とした第8火力〜これより4段階低い第4火力まで
の範囲で段階的に火力が弱められる構成となっている。
そして、乾燥開始後回転ドラム(10)内が所定の温度に降
下する度にその火力を前記第8火力〜第4火力に段
階的に小さくするようにしてある。なお、第3火力〜
第1火力は、ランジェリーなどを乾燥させる場合に使
用する。
【0026】この火力調節には、ガスバーナ(31)へのガ
ス回路に挿入した電動弁の開度を信号入力に応じて変化
させる構成が採用されるが、この構成は公知であるから
その図面を省略する。以下、この実施例の乾燥判定の実
際を前記フローチャートに基いて説明する。乾燥が開始
されると、ガスバーナ(31)の火力は、第8火力に設定
され、この状態で、乾燥工程が進行する。そして、ステ
ップ(71)では、衣類温センサ(S1)の検知温度が第1設定
温度(74℃)になるか又は排気温センサ(S2)の検知温度
が第2設定温度(68℃)になるかが監視され、そして、
前記温度に上昇している場合には、ガスバーナ(31)の火
力が第8火力から第7火力に低下される。
【0027】ついで、この火力で、熱風が回転ドラム(1
0)内に供給されて、ステップ(72)では衣類温センサ(S1)
の検知温度が第3設定温度(76℃)になるか又は排気温
センサ(S2)の検知温度が第4設定温度(73℃)になるか
が常時監視され、衣類温センサ(S1)又は排気温センサ(S
2)の何れかが対応する前記設定温度になると、ガスバー
ナ(31)の火力は第7火力から第6火力に弱められ
る。その後、衣類温センサ(S1)が第3設定温度になるか
又は排気温センサ(S2)の検知温度が第4設定温度になる
度に、ガスバーナ(31)の火力が一段階弱められる。
【0028】そして、最終的に、ガスバーナ(31)の火力
が第4火力に設定されると、ステップ(73)において、
外気温センサ(S3)の出力に基いて基準値が設定される。
この基準値は終了判定手段において排気温センサ(S2)の
検知温度と対比すべき既述の設定温度に相当し、0℃未
満から20℃以上までの範囲を6段階に区分して、同図
に示すように、各外気温度範囲毎に基準値を定めたもの
であり、事前に記憶させたテーブルの外気温度範囲と外
気温センサ(S3)の検知温度(T) とを比較し、対応する基
準値を選択し、これを設定基準値(T0)とする。その後、
ステップ(74)において、タイマー(8) により所定の時間
(例えば10分)が経過するか否かが監視され、そし
て、前記所定時間が経過したとき、ステップ(75)では排
気温センサ(S2)の検知温度と上記設定基準値(T0)とが比
較されて排気温センサ(S2)の検知温度が前記設定基準値
(T0)になった時点で乾燥終了と判定され、ガスバーナ(3
1)の燃焼が停止される。その後一定時間経過したときに
ファン装置(5) が停止される。前記所定時間は少量乾燥
の場合に確実に乾燥が行える加熱時間をあらかじめ試験
等により求めた時間とする。
【0029】尚、上記実施例では、「外気温−基準値」
のテーブルの外気温範囲は、「20℃以上」から「0℃
未満」の温度範囲を5℃刻みで6つの範囲に区分した
が、この区分は任意に設定できる。また、上記実施例で
は、乾燥終了判定のための基準値、つまり、終了判定手
段において排気温センサの検知温度と比較すべき設定温
度を外気温度によって補正するようにしたが、この補正
は必ずしも必要ではない。
【0030】また、上記実施例では加熱装置Hとしてガ
スバーナ(31)を例示したが、電気ヒータとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の断面図
【図2】X−X断面図
【図3】要部分解図
【図4】給気ダクト(4) の分解斜視図
【図5】燃焼室の他の方向からの斜視図
【図6】ガスバーナ(31)及びこれへのガス回路部の斜視
【図7】乾燥終了判定装置のフローチャート図
【図8】本発明の原理説明図
【符号の説明】
(10)・・・回転ドラム (30)・・・熱風供給口 H・・・・加熱装置 (S2)・・・排気温センサ (8) ・・・タイマー
フロントページの続き (72)発明者 後藤 裕司 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 山岡 保 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 辻本 吉視 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−277296(JP,A) 特開 平3−123591(JP,A) 特開 平5−115694(JP,A) 特開 平3−158198(JP,A) 特開 平2−209199(JP,A) 特開 昭63−16000(JP,A) 特開 昭60−132600(JP,A) 特開 平1−64700(JP,A) 特開 平4−64397(JP,A) 特開 平4−300598(JP,A) 特開 平4−300595(JP,A) 実開 平4−130793(JP,U) 実開 平4−80496(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱装置によって加熱した加熱給気を回
    転ドラム内に供給すると共に、回転ドラム内の空気を排
    気ダクトから排出させ、乾燥工程の進行に伴って前記加
    熱装置の火力を徐々に弱めるようにした衣類乾燥機にお
    いて、回転ドラム(10)からの排気温を検知する排気温セ
    ンサ(S2)と、加熱装置Hの火力が所定のレベルに弱めら
    れた時点から計時を開始するタイマー(8) と、前記タイ
    マーの計時時間及び排気温センサの検知温度が共にそれ
    ぞれの設定値になったときに乾燥終了信号を出力する終
    了判定手段とを備え、前記タイマー(8) による計時時間
    の設定値を少量乾燥の場合において必要な加熱時間に設
    定した衣類乾燥機。
JP4077569A 1992-03-31 1992-03-31 衣類乾燥機 Expired - Fee Related JP2660367B2 (ja)

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