JP2699232B2 - 乾燥機の乾燥終了判定方法及びその装置 - Google Patents

乾燥機の乾燥終了判定方法及びその装置

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JP2699232B2
JP2699232B2 JP4002485A JP248592A JP2699232B2 JP 2699232 B2 JP2699232 B2 JP 2699232B2 JP 4002485 A JP4002485 A JP 4002485A JP 248592 A JP248592 A JP 248592A JP 2699232 B2 JP2699232 B2 JP 2699232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等の乾燥機、とく
に、回転ドラム内に被乾燥物を収容し、この回転ドラム
内に熱風を供給し且これから排気することによって前記
被乾燥物を乾燥させる形式の乾燥機において、前記排気
の湿度を検知することにより乾燥終了時点を捕える乾燥
終了判定方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】衣類等の乾燥機として、回転ドラ
ム内に熱風を送り込んでこの熱風によって乾燥する形式
のものがあり、図1に示すように、ケーシング(1) 内に
回転ドラム(10)を回転自在に配備させ、この回転ドラム
(10)をケーシング(1) の後壁(11)又はケーシング(1) に
連設される取付け板(18)によって回転自在に支持すると
共に、回転ドラム(10)の前面開放部周縁をこれに嵌合す
る支持リング(3) によっても支持して前記回転ドラム(1
0)の前後両端を回動自在に支持している。
【0003】そして、前記後壁(11)の回転中心部に吸気
用ファン(F) を配設すると共に、前記支持リング(3) に
熱風供給口(30)を設け、前記吸気用ファン(F) からの排
気を排出させる排気筒(12)を連設した構成であり、前記
支持リング(3) の中央開口部はケーシング(1) に支持さ
れた開閉蓋(13)によって閉塞される。この形式の乾燥機
では、前記回転ドラム(10)がモータ(15)によって回転駆
動されると共に、熱風供給口(30)の上流側に配設する加
熱装置(31)からの加熱空気が回転ドラム(10)内に供給さ
れる構成となっており、前記開閉蓋(13)を開放して、衣
類等の被乾燥物(M) を投入し、この開閉蓋(13)を閉じた
状態で前記加熱装置(31)及びモータ(15)を運転状態とす
ると、回転ドラム(10)内の被乾燥物(M) が回転されなが
ら前記加熱空気によって乾燥されることとなる。
【0004】また、この従来のものでは、排気筒(12)に
排気温センサ(S2)が設けられると共に、湿度センサ(S3)
が設けられており、この排気温センサ(S2)の検知温度に
よって回転ドラム(10)内の温度が設定温度に維持され、
湿度センサ(S3)の検知出力(E) が基準値(E0)になると、
乾燥終了と判定されて加熱動作が停止される。したがっ
て、回転ドラム(10)内に被乾燥物(M) を投入して乾燥器
を運転状態とすると、被乾燥物(M) の乾燥終了までの作
業が自動化できる。
【0005】ところが、この従来のものでは、乾燥終了
判定の精度が不十分である。乾燥工程が進行すると、通
常は、上記湿度センサ(S3)の検知出力(E) が図2のよう
に変化する。つまり、乾燥度合が進行するに伴って前記
検知出力(E) が低下し、前記基準値(E0)はこの図の下り
勾配中に位置する。一方、湿度センサ(S3)の検知出力に
は、同図の破線と想像線で示すように、出力レベルにお
いて上下に一定範囲のバラツキがある。従って、前記下
り勾配の変化途中における基準値(E0)になった時点を乾
燥終了時点と判定した場合には、同図の時間軸上では前
記バラツキが拡大されることとなる。つまり、時間的な
乾燥終了時点の判定精度が不十分となるのである。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、『回転ドラム(10)内への給気を加熱装置(31)に
よって加熱し、回転ドラム(10)を一方に回転させながら
これに収容された被乾燥物(M) を前記加熱給気によって
加熱乾燥させ、回転ドラム(10)内の湿潤空気を回転ドラ
ム(10)に連通させた排気筒(12)から排出させ、排気の湿
度を検知する湿度センサ(S3)の検知出力が基準値(E0)に
なった時に乾燥終了信号を出力するようにした乾燥機』
において、被乾燥物(M) の乾燥終了時点の判定精度を向
上させ得るようにすることをその課題とする。
【0007】[請求項1の発明]
【0008】
【技術的手段】この発明は、前記課題を解決するための
給気加熱方法であり、前記課題を解決するための技術的
手段は、『排気温度又は衣類温度が所定の温度になり且
加熱装置(31)による給気の加熱量の制御によって排
気の湿度が平衡状態となったときの湿度センサ(S
の検知出力(E)よりも所定の度合低減した値を前記
基準値(E)とし、湿度センサ(S)の検知出力
(E)が前記基準値(E)に一致した時に、乾燥終了
と判定するようにした』ことである。
【0009】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。回転ド
ラム(10)内の被乾燥物(M)は、加熱装置(31)
によって加熱された給気によって加熱乾燥され、乾燥工
程が進行するに従って衣類温度又は排気温度が徐々に上
昇して所定温度に達する。このとき、排気の湿度は一旦
略平衡状態となる。その後、さらに衣類温度又は排気温
度が上昇し、逆に排気の湿度が減少する。
【0010】従って、排気温度又は衣類温度が所定の温
度で且加熱装置(31)による給気加熱量の制御によっ
て排気の湿度が平衡状態となったときの湿度センサ(S
)の検知出力(E)に基いて、この検知出力
(E)よりも所定の度合低減した値を前記基準値(E
)とし、湿度センサ(S)の検知出力(E)が前記
基準値(E)に一致した時点は前記湿度センサ
(S)の検知精度のバラツキの傾向に見合ったもの
(バラツキを補正したもの)となる。
【0011】このことを、図12に基いて説明すれば、
湿度センサ(S3)の検知出力(E) が同図の範囲でバラツク
と想定して、検知出力(E1)が実際の湿度に対して上方に
ズレた曲線(LH)で経過する場合(検知出力は(E11) )の
前記基準値(E01) と、検知出力(E1)が実際の湿度に対し
て下方にズレた曲線(LL)で経過する場合(検知出力は(E
12) )の前記基準値(E02) とは、同図に示すように上下
にズレるだけとなる。従って、実際の湿度曲線に基いて
前記基準値(E0)を検出した場合とは、乾燥開始からの時
間的なズレが殆ど生じないものとなる。
【0012】
【効果】湿度センサ(S3)の検知精度のバラツキがあって
も、基準値(E0)は検知出力(E1)に基いて設定されるた
め、実際の湿度変化に基いて乾燥終了を判定した場合と
一致し易いものとなるから、乾燥終了判定の精度が向上
する。 [請求項2の発明]
【0013】
【技術的手段】この発明は、上記請求項1の発明方法を
実施できるようにするものであり、このために採用され
る技術的手段は、『回転ドラム(10)内の衣類温度又
は排気温度を検知する温度センサ(S)と、回転ドラ
ム(10)からの排気の湿度を検知する湿度センサ(S
)と、乾燥開始時には加熱装置(31)による加熱度
合を所定の度合に設定し乾燥開始後前記温度センサ(S
)の検知温度が所定温度になってから加熱装置(3
1)の火力を弱める可く制御する加熱制御装置(60)
と、前記温度センサ(S)の検知温度が所定温度にな
り且加熱制御装置(60)の加熱量の制御によって排気
の湿度が平衡状態となった時の湿度センサ(S)の検
知出力(E)よりも所定の度合低減した値を前記基準
値(E)としてこれと湿度センサ(S)の検知出力
(E)を比較する比較手段とを備え、前記基準値
(E)と前記検知出力(E)が一致した時の前記比較
手段からの出力を乾燥終了信号とするようにした』こと
である。
【0014】
【作用・効果】回転ドラム(10)内の衣類温度又は排
気温度は温度センサ(S)によって検知され、加熱装
置(31)による加熱度合を所定の度合に設定した状態
で乾燥が開始され、その後は、加熱制御装置(60)に
よって前記温度センサ(S)の検知温度が所定温度に
なってから加熱装置(31)の火力は弱められる。前記
乾燥工程の進行に伴って衣類温度又は排気温度が上昇
し、一方、排気の湿度は平衡状態となった後徐々に低減
する。このように衣類温度又は排気温度が所定温度にな
り且加熱制御装置(60)の加熱量の制御によって排気
の湿度が平衡状態となった時の湿度センサ(S)の検
知出力(E)よりも所定の度合低減した値を前記基準
値(E)として、これと湿度センサ(S)の検知出
力(E)が比較手段によって比較され、前記基準値(E
)と前記検知出力(E)が一致した時の前記比較手段
からの出力が乾燥終了信号とされる。
【0015】以上のように、上記各部の作動により自動
的に乾燥終了が判定され、上記請求項1の発明の方法が
確実に実施できることとなる。
【0016】
【実施例】次に、上記した本発明を実施した乾燥機全体
の構成について図3〜図14に従って詳述する。 [全体構造の概要]ケーシング(1) は、図3に示すよう
に、前面中央に支持リング(3)(図5参照)の中央開口を
閉塞する開閉蓋(13)を片開き式に配設したものであり、
前記開閉蓋(13)の一方の側部がケーシング(1) の前面部
により前後回転自在に軸支され、この軸支部の反対側に
把手(19)が配設されている。
【0017】前記ケーシング(1) 内には、図4及び図5
に示すように、回転ドラム(10)、吸気用ファン(F) 、こ
の両者を回転駆動させるモータ(15)、前記回転ドラム(1
0)の前面開放部に嵌入して回転ドラム(10)の前面部を支
持する支持リング(3) 、この支持リング(3) の熱風供給
口(30)に給気ダクト(4) を介して加熱空気を供給させる
ためのガスバーナ(31a) 、及び、前記吸気用ファン(F)
を収容しケーシング(1) の外部に排気ダクト(51)を介し
て排気するための排気ファン装置(5) を内蔵する。
【0018】前記回転ドラム(10)は、図5に示すよう
に、その後面中心から突出させた軸部(16)が取付け板(1
8)に具備させた軸受部(11a) によって支持され、前端部
がケーシング(1) に固定した支持リング(3) の外周に回
動自在に嵌合してこの支持リング(3) によって支持され
る態様で回転自在にケーシング(1) 内に収容されてい
る。そして、この回転ドラム(10)の外周部と前記モータ
(15)の出力軸とをベルト伝動させている。これにより、
モータ(15)の運転によって回転ドラム(10)が回転される
こととなる。尚、この回転ドラム(10)の内部構造は、公
知のものと同様であり、図6に示すように、胴部内面の
複数箇所に内方に突出し且前後に伸びる山形部(17)(17)
があり、この山形部(17)によって被乾燥物(M) が回転さ
れる。また、被乾燥物(M) の量が少ない場合でも、回転
ドラム(10)の回転によって上方に持ち上げられたあと落
下し、被乾燥物(M) の回転に従って前記動作を繰り返
す。
【0019】前記回転ドラム(10)をモータ(15)によって
回転駆動させるため、同図に示すように、回転ドラム(1
0)の胴部に巻き付けたベルト(19)が仲介車によって張力
を付与される態様でモータ(15)の出力プーリ(P) に伝動
させた構成としてある。又、同図のように、前記出力プ
ーリ(P) は、吸気用ファン(F) のプーリともベルト伝動
しており、共通のモータ(15)によって回転ドラム(10)及
び吸気用ファン(F) がベルト伝動によって回転駆動され
る。
【0020】[熱風供給構造]この実施例では、図6に
示すように支持リング(3) の右下部分に設けた熱風供給
口(30)から加熱装置(31)によって加熱された加熱空気が
回転ドラム(10)内に供給されるが、前記加熱装置(31)
は、図4に示すように、長手方向に炎孔部が連続する態
様の一対の単位バーナから構成され、これが上方に開放
したバーナ箱(32)に収容されている。そして、このバー
ナ箱(32)に装備させ且前記各単位バーナに対応させたノ
ズルを具備するノズル体と、バルブ装置(V) との間とを
配管(G) によって接続した構成であり、このバルブ装置
(V) 及びこれへのガス入口となるホースエンド(33)とが
補助板(34)に固定されており、前記ホースエンド(33)が
前記補助板(34)の外部に突出する。前記補助板(34)は、
直角三角形状の板となっており、後壁(11)のコーナ部と
ケーシング(1) の底板後端及び側板後端とによって形成
される三角形状の開口を閉塞する大きさに設定され、そ
の周縁がネジ止めによって取外し可能にケーシング(1)
又は後壁(11)に取付け固定される。
【0021】尚、後壁(11)は、その周縁全域にフランジ
部があって、このフランジ部によって囲まれる範囲が後
方に突出した構成となっており、この突出高さが、前記
ホースエンド(33)の補助板(34)からの突出高さよりも大
きく設定されている。又、上記バーナ箱(32)とバルブ装
置(V) とが配管(G) によって連結されて一体化されてい
ることから、これらをケーシング(1) の後面コーナ部の
三角形状の開口から挿入して補助板(34)の周縁をケーシ
ング(1) の後端の一部及び後壁(11)のコーナ部に対接さ
せてネジ止めすると、前記バーナ箱(32)がケーシング
(1) 内の所定の位置に仮に位置決めされることとなる。
【0022】この実施例では、上記のようにして挿入さ
れた加熱装置(31)の位置が、図5のように、支持リング
(3) の熱風供給口(30)とを結ぶ給気ダクト(4) の入口部
(41)となっている。前記給気ダクト(4) は、図4に示す
ように、ケーシング(1) の前面と支持リング(3) との間
に配設された扇形の吐出室部(42)と、これと前記入口部
(41)とを繋ぐ連結部(43)とから構成され、この連結部(4
3)の下部後面から前記入口部(41)が後方に延長形成さ
れ、この入口部(41)が図5のようにケーシング(1) の底
面に固定されている。
【0023】前記吐出室部(42)の後面は支持リング(3)
の前面と対接するが、この吐出室部(42)の後面は図4に
示すように、扇型の両端から一定範囲に開口(40)(40)を
形成した構成とし、これら開口(40)(40)の間は閉塞され
ている。そして、この吐出室部(42)の後面が対接し且前
記開口(40)(40)と一致する面には、多数の小さな透孔を
形成した開口域(30a)(30b)とし、一対のこの開口域が既
述の熱風供給口(30)として機能する。
【0024】従って、この実施例では、加熱装置(31)に
よって加熱された空気は、入口部(41)から連結部(43)を
介して開口(40)(40)及び開口域(30a)(30b)から回転ドラ
ム(10)内に吐出され、回転ドラム(10)内の被乾燥物(M)
がこの熱風によって加熱される。尚、この加熱による乾
燥工程では、モータ(15)によって回転ドラム(10)及び吸
気用ファン(F) が回転されていることから、被乾燥物
(M) が撹拌移動されることは勿論、吸気用ファン(F) に
よる吸引力によって加熱装置(31)の燃焼排気及び加熱空
気は給気ダクト(4) を介して熱風供給口(30)から回転ド
ラム(10)内に強制的に供給されることとなる。
【0025】この実施例では、回転ドラム(10)の回転方
向は正面から見て時計方向に設定されているが、この条
件で、前記熱風供給口(30)の開口範囲は、図6に示すよ
うに、右下の90度の範囲(回転ドラム(10)の中心の右
から真下の範囲)に設定されており、開口域(30a)(30b)
それぞれの、開口範囲は、挟角約35度の円弧状区間に
設定されている。従って、この区間相互に挟まれる無開
口部の挟角は約20度となる。
【0026】これにより、加熱装置(31)から回転ドラム
(10)までの熱気経路の最も近い部分が無開口部となって
いることから、入口部(41)で発生した熱気が開口域(30
a)(30b)に均等に分散されることとなる。換言すれば、
前記発生熱気の最も高い部分に相当する箇所には回転ド
ラム(10)への熱気口が形成されないこととなり、熱風供
給口(30)からの熱気温度が均一化される。
【0027】又、被乾燥物(M) が少ない場合には、回転
ドラム(10)の回転によって被乾燥物(M) が山形部(17)の
回動軌跡の頂点に達した後、そのまま下方に落下するこ
ととなるが、このような被乾燥物(M) の移動の場合にお
いても、この落下域には、開口域(30a) からの熱気が効
果的に供給される。一方、被乾燥物(M) の量が多い場合
には、回転ドラム(10)の胴部内面に接触した状態で円形
に前記被乾燥物(M) が回転されることとなるが、この被
乾燥物(M)の移動の際、一旦、開口域(30b) の部分で熱
風によって加熱された後、開口域(30a) の部分で再加熱
されることとなる。
【0028】[加熱制御方法]この実施例では、被乾燥
物(M) の乾燥状態を検知するため、被乾燥物(M) の温度
を直接検知する衣類温センサ(S1)と、排気筒(12)の排気
の温度を検知する排気温センサ(S2)及び排気の湿度を検
知する湿度センサ(S3)とを具備させ、前記衣類温センサ
(S1)は、図7・図8に示すように、支持リング(3) の内
面で回転ドラム(10)に露出する部分に装着されると共
に、回転ドラム(10)の回転方向において開口域(30a) の
後方近傍に配設されている。そして、衣類温センサ(S1)
は、その検知部が回転ドラム(10)の回転に伴って移動す
る被乾燥物(M) に直接接触して、この接触条件下におけ
る出力から被乾燥物(M) の温度を検知する。
【0029】又、加熱装置(31)としてのガスバーナ(31
a) へのガス回路には、このガスバーナ(31a) の火力を
経時的に弱めるための制御弁(65)を挿入している。前記
制御弁(65)は前記ガス回路のガス量を最大ガス量(第8
レベル)から最小ガス量(第1レベル)の範囲で8
段階に段階的に調節する機能を有する。そして、この制
御弁(65)の開度を経時的に変化させることにより、被乾
燥物(M) の量や特性に適した乾燥工程を実行するもので
ある。
【0030】これらの制御は、マイクロコンピュータに
より制御されるように構成されており、この実施例で
は、図9〜図14に示すフローチャートに基いた制御プ
ログラムを実行する。尚、発明者等は、被乾燥物の多い
場合には、衣類温度が比較的排気温度よりも高く現れる
傾向にあること、又、被乾燥物の量が少ない場合には、
前記とは逆の傾向が現れることを発見し、この制御プロ
グラムでは、被乾燥物(M) の量(嵩)が多いか否かを乾
燥工程開始後一定時間内に自動的に判定し、この判定結
果によって、被乾燥物(M) の量に応じて別の制御プログ
ラムを実行するようにしてある。以下各場合に分けて制
御の具体例を説明する。
【0031】図9に制御プログラムの概要を示す。乾燥
機の運転が開始されると、加熱装置(31)としてのガスバ
ーナ(31a) によって第8レベルで加熱された空気が給
気ダクト(4) を介して熱風供給口(30)から回転ドラム(1
0)内に供給され、被乾燥物(M) を加熱した熱気は、回転
ドラム(10)の後面に対向する吸気用ファン(F) によって
排気筒(12)に吸引排出される。この間、回転ドラム(10)
の回転により被乾燥物(M) が撹拌されながら被乾燥物
(M) 内の水分が蒸発して湿潤空気が排気筒(12)に達する
こととなるが、乾燥機の運転開始後設定時間(T3)が経過
すると、衣類温センサ(S1)と排気温センサ(S2)の検知温
度の相対関係が安定する。
【0032】前記設定時間(T3)経過後に、判定ステップ
(D0)で衣類温センサ(S1)と排気温センサ(S2)の出力値が
比較されて、この比較結果によって第1乾燥工程(H1)と
第2乾燥工程(H2)に分れる。前記第1乾燥工程(H1)は、
被乾燥物(M) が多い場合の乾燥工程であり、一方の第2
乾燥工程(H2)は被乾燥物(M) が少ない場合の乾燥工程で
ある。
【0033】そして、何れの乾燥工程でも、ガスバーナ
(31a) の火力を数段階に分けて弱め、各設定火力におい
て衣類温センサ(S1)又は排気温センサ(S2)の検知温度が
設定値になった時点で火力を弱めるようにしている。第
1乾燥工程(H1)及び第2乾燥工程(H2)でのガスバーナ(3
1a) の火力は、第8レベルの最大火力(既述の初期火
力)から第3レベルの火力(最終火力)に段階的に弱
められる。このため、制御弁(65)への信号入力を段階的
に変更することによってこの制御弁(65)の開度が変化
し、ガスバーナ(31a) への供給ガス量が段階的に減少さ
れる構成となっている。
【0034】第1乾燥工程(H1)では、当初第8レベル
の火力に設定された条件下で、衣類温センサ(S1)の検知
温度が設定温度(L1)=67℃以上に成ったか又は排気温セ
ンサ(S2)の検知温度が設定温度(L1)=58℃以上になった
かが判断される。この判定ステップ(D1)は図10に示す
構成となっており、衣類温センサ(S1)の検知温度と設定
温度(L1)=67℃との比較結果が優先される。つまり、衣
類温センサ(S1)の検知温度が前記設定温度(L1)=67℃よ
りも高い場合には、排気温センサ(S2)の検知温度と設定
温度(L1)=58℃との比較をすることなくガスバーナ(31
a) の火力を第8レベルから第7レベルに弱める。
又、衣類温センサ(S1)の検知温度が前記設定温度(L1)=
67℃よりも低い場合であっても、排気温センサ(S2)の検
知温度が設定温度(L1)=58℃よりも高い場合には、同様
に火力が弱められる。
【0035】以後、ガスバーナ(31a) の火力が段階的に
弱められるが、各設定火力において衣類温センサ(S1)に
対応する設定温度(L2)=65℃又は設定温度(L3)=67℃の
いずれかを設定温度として、又、排気温センサ(S2)に対
応する設定温度(L2)=59℃又は設定温度(L3)=65℃のい
ずれかを設定温度として、上記と同様の各判定ステップ
(D1)が実行され、最終的に、乾燥終了判定がなされた時
点で吸気用ファン(F)のみが一定時間作動されて乾燥工
程が終了する。
【0036】第2乾燥工程(H2)が選定されると、先ず、
上記第8レベルの火力で、排気温センサ(S2)の温度が
再チェックされ、この排気温センサ(S2)の検知温度が再
判定温度(Q5)=58℃になっているか否かの判定と、判定
ステップ(D0)が実行されて、衣類温センサ(S1)の出力が
排気温センサ(S2)の出力よりも大きい場合には、第1乾
燥工程(H1)に変更される。これは、初回の判定ステップ
(D0)のみでは、判定結果にバラツキが生じることから、
この判定精度を高めるためである。
【0037】その後、判定ステップ(D2)が実行され、排
気温センサ(S2)の検知温度が設定温度(L1)=68℃以上に
なっているか、または、衣類温センサ(S1)が設定温度(L
1)=62℃以上になっているかが比較される。この判定ス
テップ(D2)は、図11に示す構成となっており、排気温
センサ(S2)の検知温度と設定温度(L1)=68℃との比較結
果が優先される。つまり、排気温センサ(S2)の検知温度
が前記設定温度(L1)=68℃よりも高い場合には、衣類温
センサ(S1)の検知温度と設定温度(L1)=62℃との比較を
することなくガスバーナ(31a) の火力を第8レベルか
ら第7レベルに弱める。排気温センサ(S2)の検知温度
が前記設定温度(L1)=68℃よりも低い場合でも、衣類温
センサ(S1)の検知温度が設定温度(L1)=62℃以上となっ
ている場合には、同様に火力が弱められる。
【0038】以後、ガスバーナ(31a) の火力が段階的に
弱められるが、各設定火力においてその火力に対応する
それぞれの設定温度と比較する判定ステップ(D2)が実行
され、最終的に、乾燥終了判定がなされた時点で吸気用
ファン(F) のみが一定時間作動されてすべての工程が終
了する。 [乾燥終了判定]尚、上記乾燥工程を実行すると、ガス
バーナ(31a) の設定火力、衣類温センサ(S1)の検知温
度、及び、湿度センサ(S3)の検知出力(E) は、図12に
示すように変化する。
【0039】そして、乾燥の終了時点は、ガスバーナ(3
1a) の火力が第7レベルから第6レベルに弱められ
た時点での湿度センサ(S3)の検知出力(E1)を記憶してお
き、湿度センサ(S3)の検知出力(E) が前記検知出力(E1)
の平方根値(基準値(E0)という)に低下した時点で第1
乾燥終了信号を出力する。一方、この実施例では、ガス
バーナ(31a) の火力が第7レベルから第6レベルに
弱められた時点以降において図13のフローチャートに
基いたプログラムが実行される構成となっており、第6
レベルの火力での排気温センサ(S2)の検知温度(L21)
が記憶されると共に、この設定火力での判定ステップ(D
1)実行後における排気温センサ(S2)の検知温度(L31) と
の差が3℃以上か、3℃〜1℃の範囲内か、1℃以下か
が判断され、排気温の変化度合に基いてタイマー(T5)の
設定時間が各別に所定の値(5分、10分、15分)に
設定され、タイマー(T5)がスタートする。以後はタイマ
ー(T5)の設定時間が経過した時点で第2乾燥終了信号を
出力するようにしている。
【0040】判定ステップ(D3)では、図14のフローチ
ャートに示すように、当初フラグは「0」に設定されて
いるから、湿度センサ(S3)の検知出力(E) と上記記憶値
(E1)の平方根値(基準値(E0))がステップ(81)で比較さ
れる。そして、湿度センサ(S 3)の検知出力(E) が前記基
準値になっていると、タイマー(T5)の設定時間が経過し
たか否かがステップ(82)で判断され、この設定時間経過
時には、乾燥工程が終了する。逆に設定時間が経過して
いないときにはリターンされ、この判定ステップ(D3)に
分岐命令をしたステップに戻る。後述の何れの場合のリ
ターン箇所も前記場合と同様である。
【0041】そして、検知出力(E) が前記基準値(E0)に
なっていないときには再度タイマー(T5)の設定時間が経
過したか否かがステップ(83)で判断され、この設定時間
が経過していな時にはリターンされ、設定時間が経過し
ているときには、フラグを「1」として湿度センサ(S3)
の検知出力(E) と上記基準値とがステップ(84)で比較さ
れ、前記検知出力が基準値になっていない場合にはリタ
ーンされ、逆に検知出力が基準値となっている場合に
は、一分間タイマーがスタートして、これの設定時間経
過時に乾燥工程が終了する。
【0042】尚、すでにフラグが「1」になっている状
態で、この判定ステップ(D3)が実行される場合には、ス
テップ(81)〜ステップ(83)が実行されることなくステッ
プ(84)以降のプログラムが実行される。従って、湿度セ
ンサ(S3)に基いた前記第1乾燥終了信号が出力された後
に、排気温センサ(S2)に基いた第2乾燥終了信号が出力
され場合はこの第2乾燥終了信号が出力された時点で乾
燥工程を終了し、前記第2乾燥終了信号が出力された後
に前記第1乾燥終了信号が出力された場合には第1乾燥
終了信号が出力されてから1分経過後に乾燥工程を終了
させている。
【0043】上記判定ステップ(D3)は、ガスバーナ(31
a) の火力が第5レベルに弱められた後の判定ステッ
プ(D1)実行の際、及び、ガスバーナ(31a) の火力が第4
レベルに弱められた後の90秒の間、さらには、その後
の判定ステップ(D1)を実行する際に、又、ガスバーナ(3
1a) の火力が第3レベルに弱められた後において、そ
れぞれ実行される。
【0044】以上の実施例では、加熱装置(31)をガスバ
ーナ(31a) としたがこれは電気ヒータであってもよい。
又、乾燥終了の判定をする際に、この実施例では、ガス
バーナ(31a) の火力が第7レベルから第6レベルに
弱められたときの湿度センサ(S3)の検知出力(E 1)に基い
て基準値(E0)とを設定しているが、ガスバーナ(31a) の
設定火力がさらに弱められた時点の湿度センサ(S3)の検
知出力(E1)に基いて前記基準値(E0)を設定しても良い。
前記基準値(E0)は必ずしも検知出力(E1)の平方根値とす
る必要もなく、前記検知出力(E1)から所定のレベル低減
された値を実験的に求めてこの値を基準値(E0)としても
よい。又、設定温度(L1)は、器具の構成によって適宜変
更されるものであり、この点は、判定ステップ(D1)の実
行する際の各設定温度についても言えることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】この場合の排気中の湿度変化図
【図3】本発明を採用する乾燥機の正面図
【図4】前記乾燥機の分解斜視図
【図5】この乾燥機の横断平面図
【図6】要部の切欠正面図
【図7】衣類温センサ(S1)の配設位置の説明図
【図8】衣類温センサ(S1)の配設構造の説明図
【図9】乾燥工程の概略フローチャート図
【図10】判定ステップ(D1)の説明図
【図11】判定ステップ(D2)の説明図
【図12】乾燥終了までのガスバーナの火力変化、及
び、衣類温センサ(S1)と湿度センサ(S3)の出力変化説明
【図13】乾燥終了の判定ステップ(D3)を含むフローチ
ャートの具体例の要部説明図
【図14】乾燥終了の判定ステップ(D3)の説明図
【符号の説明】
(10)・・・回転ドラム (30)・・・熱風供給口 (31)・・・加熱装置 (M) ・・・被乾燥物 (12)・・・排気筒 (S1)・・・衣類温センサ (S2)・・・排気温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻本 吉視 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−117599(JP,A) 特開 昭60−132600(JP,A) 特開 昭58−146398(JP,A) 特開 平4−336100(JP,A) 実開 昭55−16071(JP,U) 実開 平4−80496(JP,U) 実開 平2−98895(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラム(10)内への給気を加熱装
    置(31)によって加熱し、回転ドラム(10)を一方
    に回転させながらこれに収容された被乾燥物(M)を前
    記加熱給気によって加熱乾燥させ、回転ドラム(10)
    内の湿潤空気を回転ドラム(10)に連通させた排気筒
    (12)から排出させ、排気の湿度を検知する湿度セン
    サ(S)の検知出力が基準値(E)になった時に乾
    燥終了信号を出力するようにした乾燥機において、排気
    温度又は衣類温度が所定の温度になり且加熱装置(3
    1)による給気の加熱量の制御によって排気の湿度が平
    衡状態となったときの湿度センサ(S)の検知出力
    (E)よりも所定の度合低減した値を前記基準値(E
    )とし、湿度センサ(S)の検知出力(E)が前記
    基準値(E)に一致した時に、乾燥終了と判定するよ
    うにした乾燥機の乾燥終了判定方法。
  2. 【請求項2】 回転ドラム(10)内への給気を加熱装
    置(31)によって加熱し、回転ドラム(10)を一方
    に回転させながらこれに収容された被乾燥物(M)を前
    記加熱給気によって加熱乾燥させ、回転ドラム(10)
    内の湿潤空気を回転ドラム(10)に連通させた排気筒
    (12)から排出させ、排気の湿度を検知する湿度セン
    サ(S)の検知出力が基準値(E)になった時点に
    基いて乾燥終了と判定するようにした乾燥機において、
    回転ドラム(10)内の衣類温度又は排気温度を検知す
    る温度センサ(S)と、回転ドラム(10)からの排
    気の湿度を検知する湿度センサ(S)と、乾燥開始時
    には加熱装置(31)による加熱度合を所定の度合に設
    定し乾燥開始後前記温度センサ(S)の検知温度が所
    定温度になってから加熱装置(31)の火力を弱める可
    く制御する加熱制御装置(60)と、前記温度センサ
    (S)の検知温度が所定温度になり且加熱制御装置
    (60)の加熱量の制御によって排気の湿度が平衡状態
    となった時の湿度センサ(S)の検知出力(E)よ
    りも所定の度合低減した値を前記基準値(E)として
    これと湿度センサ(S)の検知出力(E)を比較する
    比較手段とを備え、前記基準値(E)と前記検知出力
    (E)が一致した時の前記比較手段からの出力を乾燥終
    了信号とするようにした乾燥機の乾燥終了判定装置。
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