JP2575910B2 - 自動追尾投影装置 - Google Patents
自動追尾投影装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F19/00—Advertising or display means not otherwise provided for
- G09F19/12—Advertising or display means not otherwise provided for using special optical effects
- G09F19/18—Advertising or display means not otherwise provided for using special optical effects involving the use of optical projection means, e.g. projection of images on clouds
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的； （産業上の利用分野） この発明は、移動する対象物体に自動的に追従してそ
の所定位置に絵，動画，文字等の画像を投影する自動追
尾投影装置に関する。この発明の自動追尾投影装置は動
く対象物体に自動的に追尾しながら画像処理を行なう事
が可能な為、飛行する飛行船や空中に浮んだバルーンに
ビルの屋上等から画像を投影するといった広告，ニュー
ス媒体等として幅広く利用できる。
の所定位置に絵，動画，文字等の画像を投影する自動追
尾投影装置に関する。この発明の自動追尾投影装置は動
く対象物体に自動的に追尾しながら画像処理を行なう事
が可能な為、飛行する飛行船や空中に浮んだバルーンに
ビルの屋上等から画像を投影するといった広告，ニュー
ス媒体等として幅広く利用できる。
（従来の技術） 従来の画像投影装置は、発光源のあるスライド映写や
映画用映写機等によってスクリーン等の固定された対象
物体上の所定位置へ画像を投影している。対象物体が固
定されて動かないため、投影された画像を見るためには
対象物体の位置もしくはその近辺に行くしかない。従来
は移動するスクリーン等に画像を投影するようなことは
余りなく、その必要がある場合は画像投影装置を手動で
追従させていた。
映画用映写機等によってスクリーン等の固定された対象
物体上の所定位置へ画像を投影している。対象物体が固
定されて動かないため、投影された画像を見るためには
対象物体の位置もしくはその近辺に行くしかない。従来
は移動するスクリーン等に画像を投影するようなことは
余りなく、その必要がある場合は画像投影装置を手動で
追従させていた。
（発明が解決しようとする課題） 最近ではバルーンや飛行船による広告宣伝が盛んに行
なわれているが、例えばバルーンに画像を投影する場合
の如く被投影体の移動量が大きくしかも頻繁に方向が変
化する条件下においては、対象物体に画像を投影するこ
と自体が困難であり、投影装置の操作性を良くすること
が大きな課題である。このため、人間の操作で投影装置
を制御するのではなく、確実に移動物体の動きに合せて
自動追尾して画像の投影を行なう事ができる自動追尾投
影装置の出現が強く望まれいる。
なわれているが、例えばバルーンに画像を投影する場合
の如く被投影体の移動量が大きくしかも頻繁に方向が変
化する条件下においては、対象物体に画像を投影するこ
と自体が困難であり、投影装置の操作性を良くすること
が大きな課題である。このため、人間の操作で投影装置
を制御するのではなく、確実に移動物体の動きに合せて
自動追尾して画像の投影を行なう事ができる自動追尾投
影装置の出現が強く望まれいる。
この発明は上述のような事情よりなされたものであ
り、この発明の目的は、移動する対象物体に画像を投影
するに際して、画像投影装置の操作を完全に自動化で
き、操作者の労力を大幅に軽減することは勿論のこと、
対象物体の動きに合った円滑で非常に安定した自動追尾
投影が可能な自動追尾投影装置を提供することにある。
り、この発明の目的は、移動する対象物体に画像を投影
するに際して、画像投影装置の操作を完全に自動化で
き、操作者の労力を大幅に軽減することは勿論のこと、
対象物体の動きに合った円滑で非常に安定した自動追尾
投影が可能な自動追尾投影装置を提供することにある。
発明の構成； （課題を解決するための手段） この発明は、この発明は、対象物体が移動しても目標
点に自動的に追尾しその対象物体の所定位置に画像を投
影する自動追尾投影装置に関するもので、この発明の上
記目的は、発光体が設けられた移動する追尾体に対して
任意方向に上下動かつ旋回できる旋回台と、前記旋回台
に取付けられ前記追尾体の所定位置に対して画像の投影
を行なうための指向性を有した画像投影装置と、この画
像投影装置に一体的に設けられ、かつ前記発光体よりの
光を視野にもつ撮像手段と、前記撮像手段より得られる
前記発光体からの光量信号を処理して前記追尾体を追尾
するように演算して前記旋回台を駆動するために前記撮
像手段及び前記旋回台に接続された演算制御手段とを設
けることによって達成される。又、反射体が設けられた
移動する追尾体に対して任意方向に上下動かつ旋回でき
る旋回台と、前記旋回台に取付けられ前記追尾体の所定
位置に対して画像の投影を行うための指向性を有した画
像投影装置と、この画像投影装置に一体的に設けられ、
かつ前記反射体に赤外線を照射するために前記旋回台に
取付けられた赤外線照射手段と、前記画像投影装置に一
体的に設けられ、かつ前記反射体よりの赤外線を視野に
もつ赤外線撮像手段と、前記赤外線撮像手段より得られ
る前記反射体からの赤外線光量を処理して前記追尾体を
追尾するように演算して前記旋回台を駆動する前記赤外
線撮像手段及び前記旋回台に接続された演算制御手段と
を設けることによって達成される。
点に自動的に追尾しその対象物体の所定位置に画像を投
影する自動追尾投影装置に関するもので、この発明の上
記目的は、発光体が設けられた移動する追尾体に対して
任意方向に上下動かつ旋回できる旋回台と、前記旋回台
に取付けられ前記追尾体の所定位置に対して画像の投影
を行なうための指向性を有した画像投影装置と、この画
像投影装置に一体的に設けられ、かつ前記発光体よりの
光を視野にもつ撮像手段と、前記撮像手段より得られる
前記発光体からの光量信号を処理して前記追尾体を追尾
するように演算して前記旋回台を駆動するために前記撮
像手段及び前記旋回台に接続された演算制御手段とを設
けることによって達成される。又、反射体が設けられた
移動する追尾体に対して任意方向に上下動かつ旋回でき
る旋回台と、前記旋回台に取付けられ前記追尾体の所定
位置に対して画像の投影を行うための指向性を有した画
像投影装置と、この画像投影装置に一体的に設けられ、
かつ前記反射体に赤外線を照射するために前記旋回台に
取付けられた赤外線照射手段と、前記画像投影装置に一
体的に設けられ、かつ前記反射体よりの赤外線を視野に
もつ赤外線撮像手段と、前記赤外線撮像手段より得られ
る前記反射体からの赤外線光量を処理して前記追尾体を
追尾するように演算して前記旋回台を駆動する前記赤外
線撮像手段及び前記旋回台に接続された演算制御手段と
を設けることによって達成される。
（作用） 画像を投影する対象物体の所定位置に（赤外線）発光
体若しくは（赤外線）反射媒体（反射テープのように、
光を当てると光を同軸方向へ反射するもの）を設け、こ
れらの発光体や反射媒体を画像投影装置の同軸より（赤
外線）撮像手段で捉え、この（（赤外線）撮像手段から
のビデオ信号を画像処理装置内部で２値化処理する。こ
れにより輝度の高い発光部又は反射部は２値画上に必ら
ず表われ、こうした輝度の高い２値画上の１次モーメン
ト中心値（いわゆる図心）をたとえば1/60秒毎にリアル
タイムに計算し、その位置へ常に画像が投影されるよう
に画像投影装置の電動駆動部にフィートバックする。電
動旋回台はフィードバックされた信号により、（赤外
線）光の方向を含む画像の投影方向の制御を自動的に行
なう。
体若しくは（赤外線）反射媒体（反射テープのように、
光を当てると光を同軸方向へ反射するもの）を設け、こ
れらの発光体や反射媒体を画像投影装置の同軸より（赤
外線）撮像手段で捉え、この（（赤外線）撮像手段から
のビデオ信号を画像処理装置内部で２値化処理する。こ
れにより輝度の高い発光部又は反射部は２値画上に必ら
ず表われ、こうした輝度の高い２値画上の１次モーメン
ト中心値（いわゆる図心）をたとえば1/60秒毎にリアル
タイムに計算し、その位置へ常に画像が投影されるよう
に画像投影装置の電動駆動部にフィートバックする。電
動旋回台はフィードバックされた信号により、（赤外
線）光の方向を含む画像の投影方向の制御を自動的に行
なう。
以上のような一連の制御を正確に行なうことにより、
画像投影装置は移動する発光体又は反射媒体の位置に自
動的に追従して画像を投影する。このため、飛行船やバ
ルーン等のような移動する追尾体に対しても、自動的に
追従して常に所定位置に画像を投影することができ、効
果的な宣伝媒体或いはニュース媒体として利用すること
ができる。
画像投影装置は移動する発光体又は反射媒体の位置に自
動的に追従して画像を投影する。このため、飛行船やバ
ルーン等のような移動する追尾体に対しても、自動的に
追従して常に所定位置に画像を投影することができ、効
果的な宣伝媒体或いはニュース媒体として利用すること
ができる。
（実施例） 以下に、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図はこの発明の概略構成を示しており、バルーン
等の対象物体１の所定位置には追尾用の赤外線発光体２
が設けられている。赤外線発光体２は画像投影装置（ス
ライドや映画用映写機、更にはレーザー、ビデオプロジ
エクタ等）11の同軸方向にある赤外線撮像装置12に対し
て赤外光を照射するものであれば良い。対象物体１はそ
の所定位置に対して電動旋回台10に取付けられた指向性
のある画像投影装置11によって画像を投影され、赤外線
発光体２を視野に持つ赤外線撮像巣値12が画像投影装置
11に一体的に設けられている。画像投影装置11は電動旋
回台10の駆動によって、任意の方向に指向性良く投影す
ることができる。赤外線撮像装置12からのビデオ信号VS
は後述する画像処理装置100で画像処理され、CRTのモニ
タ３にその撮像画面が映し出される。また、画像処理装
置100で処理された駆動信号DSは増幅器等の駆動部４を
経て電動旋回台10を駆動し、対象物体１ないしは赤外線
発光体２、又はそれらより所定距離だけ離れた目標点の
移動を追尾するように、画像投影装置11の投影位置を制
御するようになっている。
等の対象物体１の所定位置には追尾用の赤外線発光体２
が設けられている。赤外線発光体２は画像投影装置（ス
ライドや映画用映写機、更にはレーザー、ビデオプロジ
エクタ等）11の同軸方向にある赤外線撮像装置12に対し
て赤外光を照射するものであれば良い。対象物体１はそ
の所定位置に対して電動旋回台10に取付けられた指向性
のある画像投影装置11によって画像を投影され、赤外線
発光体２を視野に持つ赤外線撮像巣値12が画像投影装置
11に一体的に設けられている。画像投影装置11は電動旋
回台10の駆動によって、任意の方向に指向性良く投影す
ることができる。赤外線撮像装置12からのビデオ信号VS
は後述する画像処理装置100で画像処理され、CRTのモニ
タ３にその撮像画面が映し出される。また、画像処理装
置100で処理された駆動信号DSは増幅器等の駆動部４を
経て電動旋回台10を駆動し、対象物体１ないしは赤外線
発光体２、又はそれらより所定距離だけ離れた目標点の
移動を追尾するように、画像投影装置11の投影位置を制
御するようになっている。
対象物体１に設けられた赤外線発光体２が発光し、画
像投影装置11の同軸方向にある赤外線撮像装置12に対し
て赤外光を照射すると、画像投影装置11に取付けられて
いる赤外線撮像装置12はその輝度の高いポイントを映像
として捉え、このビデオ信号VSを画像処理装置100の内
部で２値化処理する。そして、２値画上の１次モーメン
ト中心値をたとえば1/60秒毎にリアルタイムで計算し、
その位置データをもとに駆動部４を通して画像投影装置
11の電動旋回台10へ移動量に相当する信号を送信する。
電動旋回台10はこの信号により画像投影装置11の投影方
向を自動的に可変する制御を行ない、移動する対象物体
１ないしは赤外線発光体２又はそれらより所定距離だけ
離れた目標点に対して自動追尾投影を行なう。
像投影装置11の同軸方向にある赤外線撮像装置12に対し
て赤外光を照射すると、画像投影装置11に取付けられて
いる赤外線撮像装置12はその輝度の高いポイントを映像
として捉え、このビデオ信号VSを画像処理装置100の内
部で２値化処理する。そして、２値画上の１次モーメン
ト中心値をたとえば1/60秒毎にリアルタイムで計算し、
その位置データをもとに駆動部４を通して画像投影装置
11の電動旋回台10へ移動量に相当する信号を送信する。
電動旋回台10はこの信号により画像投影装置11の投影方
向を自動的に可変する制御を行ない、移動する対象物体
１ないしは赤外線発光体２又はそれらより所定距離だけ
離れた目標点に対して自動追尾投影を行なう。
第２図に主として画像処理装置100の詳細を示して説
明すると、電動旋回台10に取付けられた画像投影装置11
はモータ13によって水平方向に回転され、モータ14によ
って上下方向に回転されるようになっている。これら回
転を組合せることによって、任意の方向に対する投影を
行なうことができる。赤外線撮像装置12はビデオ信号VS
として２次元のアドレス情報ｆ（x,y）を時系列に出力
し、撮像部に画像投影装置11の指向性範囲の一部ないし
は全部を視野とするレンズ系を具備している。ビデオ信
号VSは２値化回路101に入力され、所定のしきい値Ｔで
“1",“0"の２値信号Ｐ（x,y）に変換される。第３図は
画像情報（斜線部）とｘ−ｙアドレスとの関係を示して
おり、アドレスｘ及びｙにおけるビデオ信号VSがｆ（x,
y）であることを示している。また、２値化回路101はし
きい値Ｔに対してｆ（x,y）≧Ｔの場合にはＰ（x,y）＝
１であり、ｆ（x,y）＜Ｔの場合にはＰ（x,y）＝０であ
る。
明すると、電動旋回台10に取付けられた画像投影装置11
はモータ13によって水平方向に回転され、モータ14によ
って上下方向に回転されるようになっている。これら回
転を組合せることによって、任意の方向に対する投影を
行なうことができる。赤外線撮像装置12はビデオ信号VS
として２次元のアドレス情報ｆ（x,y）を時系列に出力
し、撮像部に画像投影装置11の指向性範囲の一部ないし
は全部を視野とするレンズ系を具備している。ビデオ信
号VSは２値化回路101に入力され、所定のしきい値Ｔで
“1",“0"の２値信号Ｐ（x,y）に変換される。第３図は
画像情報（斜線部）とｘ−ｙアドレスとの関係を示して
おり、アドレスｘ及びｙにおけるビデオ信号VSがｆ（x,
y）であることを示している。また、２値化回路101はし
きい値Ｔに対してｆ（x,y）≧Ｔの場合にはＰ（x,y）＝
１であり、ｆ（x,y）＜Ｔの場合にはＰ（x,y）＝０であ
る。
同期分離回路102はビデオ信号VSを入力して水平同期
信号HD及び垂直同期信号VDを分離し、これらをタイミン
グ発生回路103に入力する。タイミング発生回路103には
クロック発生回路104からクロック信号CLKが入力されて
おり、クロック信号CLKは画像の水平方向の分解能に対
応するタイミングで出力されている。そして、タイミン
グ発生回路103はクロック信号CLKを出力して演算回路11
0,112及び面積計数回路111に入力すると共に、画像情報
のうちの計測範囲を示す信号Ｒを出力して同様に演算回
路110,112及び面積計数回路111に入力する。更に、タイ
ミング発生回路103は水平方向のアドレス信号XADを発生
して累算回路110に入力し、垂直方向のアドレス信号YAD
を発生して累算回路112に入力し、計測の終了を示す信
号YRを発生して演算回路120及び130に入力する。垂直同
期信号VD,計測範囲を示す信号Ｒ及び計測の終了を示す
信号YRの各タイミングは第４図に示すようになってい
る。
信号HD及び垂直同期信号VDを分離し、これらをタイミン
グ発生回路103に入力する。タイミング発生回路103には
クロック発生回路104からクロック信号CLKが入力されて
おり、クロック信号CLKは画像の水平方向の分解能に対
応するタイミングで出力されている。そして、タイミン
グ発生回路103はクロック信号CLKを出力して演算回路11
0,112及び面積計数回路111に入力すると共に、画像情報
のうちの計測範囲を示す信号Ｒを出力して同様に演算回
路110,112及び面積計数回路111に入力する。更に、タイ
ミング発生回路103は水平方向のアドレス信号XADを発生
して累算回路110に入力し、垂直方向のアドレス信号YAD
を発生して累算回路112に入力し、計測の終了を示す信
号YRを発生して演算回路120及び130に入力する。垂直同
期信号VD,計測範囲を示す信号Ｒ及び計測の終了を示す
信号YRの各タイミングは第４図に示すようになってい
る。
累算回路110及び112は同一構成であり、累算回路110
はΣΣＸを演算し、累算回路112はΣΣＹを演算する。
すなわち、累算回路110は第５図に示すようにアンド回
路113及び加算回路114で構成されており、２値信号Ｐ
（x,y）と計測範囲を示す信号Ｒが共に“1"でイネーブ
ル信号ESが“1"となったときのみ加算回路114は作動状
態となり、クロック信号CLKのタイミングでアドレス信
号XADを順次加算する。又加算回路114は垂直同期信号VD
の入力によってクリアされ、加算出力ΣΣＸはΣΣＰ
（x,y）×ｘを示している。同様に、累算回路112の出力
ΣΣＹはΣΣＰ（x,y）×ｙを示しており、これら加算
値ΣＸ及びΣＹは演算回路120及び130にそれぞれ入力さ
れる。また、面積計数回路111は第６図に示すような構
成となっており、垂直同期信号VDによってクリアされる
カウンタ116は、２値化信号Ｐ（x,y）及び計測範囲を示
す信号Ｒによるアンド回路115の出力CNをクロック信号C
LKにて計数して、計数値として面積Ｓを出力する。計数
された面積Ｓは演算回路120及び130に入力される。
はΣΣＸを演算し、累算回路112はΣΣＹを演算する。
すなわち、累算回路110は第５図に示すようにアンド回
路113及び加算回路114で構成されており、２値信号Ｐ
（x,y）と計測範囲を示す信号Ｒが共に“1"でイネーブ
ル信号ESが“1"となったときのみ加算回路114は作動状
態となり、クロック信号CLKのタイミングでアドレス信
号XADを順次加算する。又加算回路114は垂直同期信号VD
の入力によってクリアされ、加算出力ΣΣＸはΣΣＰ
（x,y）×ｘを示している。同様に、累算回路112の出力
ΣΣＹはΣΣＰ（x,y）×ｙを示しており、これら加算
値ΣＸ及びΣＹは演算回路120及び130にそれぞれ入力さ
れる。また、面積計数回路111は第６図に示すような構
成となっており、垂直同期信号VDによってクリアされる
カウンタ116は、２値化信号Ｐ（x,y）及び計測範囲を示
す信号Ｒによるアンド回路115の出力CNをクロック信号C
LKにて計数して、計数値として面積Ｓを出力する。計数
された面積Ｓは演算回路120及び130に入力される。
演算回路120及び130は計測の終了を示す信号YRの入力
を待ってそれぞれＸ及びＹ座標の累算結果（１次モーメ
ント）を面積Ｓ（０次モーメント）で除算し、赤外線発
光体２の重心位置を演算してＸ（＝ΣΣX/S）及びＹ
（＝ΣΣY/S）を出力して、出力値を更新する。第４図
はこの様子を示しており、垂直同期信号VDの入力（時点
t0，t1）によってS,ΣX,ΣＹの初期化を行ない、時間T0
の間にS,ΣX,ΣＹの計測を行ない、時間T1の間に計測値
の更新を行なう。
を待ってそれぞれＸ及びＹ座標の累算結果（１次モーメ
ント）を面積Ｓ（０次モーメント）で除算し、赤外線発
光体２の重心位置を演算してＸ（＝ΣΣX/S）及びＹ
（＝ΣΣY/S）を出力して、出力値を更新する。第４図
はこの様子を示しており、垂直同期信号VDの入力（時点
t0，t1）によってS,ΣX,ΣＹの初期化を行ない、時間T0
の間にS,ΣX,ΣＹの計測を行ない、時間T1の間に計測値
の更新を行なう。
演算回路121及び131は、第７図のように赤外線発光体
２の重心位置21と目標位置22との差分ΔＸ及びΔＹを演
算する。通常は赤外線発光体２の重心位置21と目標位置
22とは一致しているが、赤外線発光体２から所定距離だ
け離して追尾しても良い。演算回路121及び131で演算さ
れた差分ΔＸ及びΔＹはそれぞれモータコントローラ4X
及び4Yに入力され、モータコントローラ4X及び4Yはそれ
ぞれモータ13及び14を駆動して、目標位置22と画面中心
との偏差が０となるようフィードバックされる。なお、
投影の目標位置は、外部よりの設定素子を追加すること
によって変更することが可能である。また、上述では演
算回路120,121及び130,131を用いて全てハードウェアで
構成しているが、第８図に示すフローチャートに従って
マイクロコンピュータ等を用いてソフトウエア化するこ
とも可能である。
２の重心位置21と目標位置22との差分ΔＸ及びΔＹを演
算する。通常は赤外線発光体２の重心位置21と目標位置
22とは一致しているが、赤外線発光体２から所定距離だ
け離して追尾しても良い。演算回路121及び131で演算さ
れた差分ΔＸ及びΔＹはそれぞれモータコントローラ4X
及び4Yに入力され、モータコントローラ4X及び4Yはそれ
ぞれモータ13及び14を駆動して、目標位置22と画面中心
との偏差が０となるようフィードバックされる。なお、
投影の目標位置は、外部よりの設定素子を追加すること
によって変更することが可能である。また、上述では演
算回路120,121及び130,131を用いて全てハードウェアで
構成しているが、第８図に示すフローチャートに従って
マイクロコンピュータ等を用いてソフトウエア化するこ
とも可能である。
なお、上述では対象物体の画像投影範囲外の位置に赤
外線発光体２を設けた場合を示しているが、画像投影範
囲内に赤外線発光体を設けても良く、発光体としては可
視光であっても良い。発光体を可視光とした場合は、一
般的な撮像手段を用いることになる。また、第９図に示
す如く赤外線発光体２の代わりに赤外線反射媒体20を設
けると共に、旋回台10に赤外線照射装置15を設け、赤外
線撮像装置12が赤外線反射媒体20からの反射赤外線の光
量を捉え得るようにして自動追尾投影装置を構成しても
良い。この場合も可視光を用いても同様に適用可能であ
る。さらに、第５図及び第６図のブロック構成もこれに
限定されるものではなく、赤外線を用いて上記追尾を行
なう場合、特に夜間において、自動追尾のための光が目
に入らないのでその効果が大きい。
外線発光体２を設けた場合を示しているが、画像投影範
囲内に赤外線発光体を設けても良く、発光体としては可
視光であっても良い。発光体を可視光とした場合は、一
般的な撮像手段を用いることになる。また、第９図に示
す如く赤外線発光体２の代わりに赤外線反射媒体20を設
けると共に、旋回台10に赤外線照射装置15を設け、赤外
線撮像装置12が赤外線反射媒体20からの反射赤外線の光
量を捉え得るようにして自動追尾投影装置を構成しても
良い。この場合も可視光を用いても同様に適用可能であ
る。さらに、第５図及び第６図のブロック構成もこれに
限定されるものではなく、赤外線を用いて上記追尾を行
なう場合、特に夜間において、自動追尾のための光が目
に入らないのでその効果が大きい。
上述では電動旋回台10に画像投影装置11及び赤外線撮
像装置12、更には赤外線照射装置15を取付けるようにし
ているが、これらが大型もしくは高重量の場合には電動
旋回台10で直接方向制御するのが困難となる。このよう
な場合は第10図又は第11図の如く電動旋回台10に表面蒸
着ミラー等のミラー30を取付け、画像投影装置11及び赤
外線撮像装置12、更には赤外線照射装置15を固定しても
良い。この場合、赤外線撮像装置12への入射映像もミラ
ー30の反射を介して行なわれ、ミラー30の制御はミラー
を用いない場合と同様の処理となる。
像装置12、更には赤外線照射装置15を取付けるようにし
ているが、これらが大型もしくは高重量の場合には電動
旋回台10で直接方向制御するのが困難となる。このよう
な場合は第10図又は第11図の如く電動旋回台10に表面蒸
着ミラー等のミラー30を取付け、画像投影装置11及び赤
外線撮像装置12、更には赤外線照射装置15を固定しても
良い。この場合、赤外線撮像装置12への入射映像もミラ
ー30の反射を介して行なわれ、ミラー30の制御はミラー
を用いない場合と同様の処理となる。
なお、この発明は、画像投影装置11を撮影用カメラ
（フイルム，ビデオ等）に置き換えれば、被写体を自動
追尾する撮影装置としても応用できる。
（フイルム，ビデオ等）に置き換えれば、被写体を自動
追尾する撮影装置としても応用できる。
発明の効果： 以上のようにこの発明の自動追尾投影装置によれば、
追尾体に対する画像投影の際にオペレータによる操作が
全く不要であり、高速で応答の良い円滑な追従が可能で
ある。追尾体が移動しても確実に追従して画像を投影で
きるので、飛行船やバルーンに宣伝画像を投影したり、
文字画像と共に画像を投影してニュースを報知したりす
ることも可能であり、幅広い応用が期待できる。
追尾体に対する画像投影の際にオペレータによる操作が
全く不要であり、高速で応答の良い円滑な追従が可能で
ある。追尾体が移動しても確実に追従して画像を投影で
きるので、飛行船やバルーンに宣伝画像を投影したり、
文字画像と共に画像を投影してニュースを報知したりす
ることも可能であり、幅広い応用が期待できる。
第１図はこの発明の概略構成を示す図、第２図はこの発
明の制御系を示すブロック図、第３図はビデオ信号と画
像との関係を示す図、第４図はタイミング発生回路の入
出力関係の一例を示すタイムチャート、第５図は累算回
路の一例を示すブロック図、第６図は面積計数回路の一
例を示すブロック図、第７図は赤外線発光体の重心位置
と目標位置との関係を示す図、第８図はソフトウェアに
よる演算例を示すフローチャート、第９図〜第11図はそ
れぞれこの発明の他の実施例の概略構成を示す図であ
る。 １……対象物体、２……赤外線発光体、３……モニタ、
10……電動旋回台、11……画像投影装置、12……赤外線
撮像装置、15……赤外線照射装置、20……赤外線反射媒
体、30……ミラー、100……画像処理装置、101……２値
化回路、110,112……累算回路、111……面積計数回路、
120,121,130,131……演算回路。
明の制御系を示すブロック図、第３図はビデオ信号と画
像との関係を示す図、第４図はタイミング発生回路の入
出力関係の一例を示すタイムチャート、第５図は累算回
路の一例を示すブロック図、第６図は面積計数回路の一
例を示すブロック図、第７図は赤外線発光体の重心位置
と目標位置との関係を示す図、第８図はソフトウェアに
よる演算例を示すフローチャート、第９図〜第11図はそ
れぞれこの発明の他の実施例の概略構成を示す図であ
る。 １……対象物体、２……赤外線発光体、３……モニタ、
10……電動旋回台、11……画像投影装置、12……赤外線
撮像装置、15……赤外線照射装置、20……赤外線反射媒
体、30……ミラー、100……画像処理装置、101……２値
化回路、110,112……累算回路、111……面積計数回路、
120,121,130,131……演算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富松 幸仁 東京都港区麻布十番１丁目１番14号 ア オイスタジオ株式会社内 (72)発明者 市原 卓 東京都中央区銀座３丁目15番８号 株式 会社電通ブロックス内 (72)発明者 杉浦 勉 東京都中央区銀座３丁目15番８号 株式 会社電通ブロックス内 (72)発明者 西 健治 東京都中央区銀座３丁目15番８号 株式 会社電通ブロックス内 (56)参考文献 特開 平２−6988（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−102185（ＪＰ，Ｕ)
Claims (5)
- 【請求項１】発光体が設けられた移動する追尾体に対し
て任意方向に上下動かつ旋回できる旋回台と、前記旋回
台に取付けられ前記追尾体の所定位置に対して画像の投
影を行なうための指向性を有した画像投影装置と、この
画像投影装置に一体的に設けられ、かつ、前記発光体よ
りの光を視野にもつ撮像手段と、前記撮像手段より得ら
れる前記発光体からの光量信号を処理して前記追尾体を
追尾するように演算して前記旋回台を駆動するために前
記撮像手段及び前記旋回台に接続された演算制御手段と
を具備したことを特徴とする自動追尾投影装置。 - 【請求項２】前記発光体が赤外線発光体であり、前記撮
像手段が赤外線撮像手段である請求項１に記載の自動追
尾装置。 - 【請求項３】反射体が設けられた移動する追尾体に対し
て任意方向に上下動かつ旋回できる旋回台と、前記旋回
台に取付けられ前記追尾体の所定位置に対して画像の投
影を行うための指向性を有した画像投影装置と、この画
像投影装置に一体的に設けられ、かつ、前記反射体に赤
外線を照射するために前記旋回台に取付けられた赤外線
照射手段と、前記画像投影装置に一体的に設けられ、か
つ、前記反射体よりの赤外線を視野にもつ赤外線撮像手
段と、前記赤外線撮像手段より得られる前記反射体から
の赤外線光量を処理して前記追尾体を追尾するように演
算して前記旋回台を駆動する前記赤外線撮像手段及び前
記旋回台に接続された演算制御手段とを具備したことを
特徴とする自動追尾投影装置。 - 【請求項４】発光体が設けられ移動する追尾体に対して
任意方向に上下動かつ旋回できる旋回台と、前記旋回台
に取付けられたミラーと、前記追尾体の所定位置に対し
て前記ミラーを介して画像の投影を行うための指向性を
有した画像投影装置と、この画像投影装置に一体的に設
けられ、かつ、前記発光体よりの光を前記ミラーを介し
て視野にもつ撮像手段と、前記撮像手段より得られる前
記発光体からの光量信号を処理して前記追尾体を追尾す
るように演算して前記旋回台を駆動するために前記撮像
手段及び前記旋回台に接続された演算制御手段後を具備
したことを特徴とする自動追尾投影装置。 - 【請求項５】前記発光体の代りに反射体を設け、更に前
記ミラーを介して前記反射体に光を照射する光照射手段
を設けた請求項４に記載の自動追尾装置。
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| ES90117667T ES2053044T3 (es) | 1990-02-19 | 1990-09-13 | Sistema automatico de proyeccion y seguimiento. |
| DE69009172T DE69009172T2 (de) | 1990-02-19 | 1990-09-13 | Projektionssystem mit automatischem Nachlauf. |
| AT90117667T ATE106155T1 (de) | 1990-02-19 | 1990-09-13 | Projektionssystem mit automatischem nachlauf. |
| EP90117667A EP0447610B1 (en) | 1990-02-19 | 1990-09-13 | Automatic follow-up projection system |
| CA002025808A CA2025808C (en) | 1990-02-19 | 1990-09-20 | Automatic follow-up projecting system |
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| DE (1) | DE69009172T2 (ja) |
| ES (1) | ES2053044T3 (ja) |
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