JP2006004330A - 映像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成でインタラクティブな映像を提供可能な映像表示システムを提供する。
【解決手段】リアプロジェクション方式の映像表示システムであって、前面に映像が表示されるスクリーン11と、スクリーン11の背面側に設置され、入力された画像データに応じた画像光をスクリーン11の背面に投射するプロジェクタ20と、スクリーンの背面側に設置され、スクリーン11の背面に向けて赤外線を放射する赤外線LEDユニット12と、スクリーン11の背面側に設置され、赤外線LEDユニットから放射されてスクリーン11を透過し、スクリーン11の前面側にある被写体50によって反射されて戻ってきた赤外線によって被写体50を撮影する赤外線カメラ13と、スクリーン11の背面側に設置され、赤外線カメラ13によって撮影された被写体50の動きに応じて、プロジェクタ20に画像データを出力するコントロール部14とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタを使用した映像表示システムに関するものである。
今日、液晶プロジェクタやDMD(登録商標)プロジェクタといった投写型表示装置によってスクリーン上に映し出された映像を使ったプレゼンテーションや宣伝広告などが広く行なわれている。投写型表示装置によってスクリーン上に映像を写し出す方式には、いわゆるフロントプロジェクション方式と、リアプロジェクション方式とがある。前者は、図8に示すように、非透過型のスクリーン100の手前に設置された投写型表示装置101から出射された光(画像光)をスクリーン100の前面において結像させることによって映像を表示する方式である(詳細については、例えば特許文献1参照)。後者は、図9に示すように、透過型のスクリーン102の背後に設置された投写型表示装置103から該スクリーン102の背面に向けて画像光を投射し、スクリーン102の前面に映像を映し出す方式である(詳細については、例えば特許文献2参照)。
上記いずれの方式においても、インタラクティブな映像を提供するため技術が多数開発されている。例えば、上記特許文献1には、スクリーンに表示されている映像と、その映像中の任意の箇所を差し示している説明者の差し棒とを撮影装置で撮影し、撮影された画像をコンピュータ処理することによって上記差し棒の先端位置を検出して、説明者が指し示めしている映像中のポイントを特定する技術が記載されている。また、特許文献3には、タッチパネル付きのリア投影式プロジェクタであって、スクリーンへのタッチ・デタッチの信号を赤外線で送信する専用のペンから送出された赤外線をスクリーンの裏側に配置された赤外線受信機で受信することによって、ペンの接触点の座標を求める技術が記載されている。
特開2000−200149号公報 特開2002−162686号公報 特開2003−99197号公報
フロントプロジェクション方式の映像表示装置やシステムを用いてインタラクティブな画像を提供するためには、スクリーンの手前にプロジェクタ及び撮影装置を設置する必要があり、スクリーンとプロジェクタ及び撮影装置との間の空間がデッドスペースとなってしまう。また、一般的に装置構成やシステム構成が大掛かりであり、広い設置スペースを必要とする。一方、特許文献3に記載されているような技術によれば、上記フロントプロジェクション方式における問題の多くは解決される。しかし、特許文献3に記載されているような技術においては、何らかのポインティングデバイスが必須となる。
本発明の目的は、シンプルな構成でありながら何らのポインティングデバイスを用いることなく、インタラクティブな映像を表示可能な映像表示システムを提供することにある。
本発明の映像表示システムは、リアプロジェクション方式の映像表示システムであって、映像が表示されるスクリーンと、スクリーンの背面側に設置されたプロジェクタ、赤外線放射手段、撮影手段及びコントロール手段を有する。そして、上記プロジェクタは、入力された画像データに応じた画像光をスクリーンの背面に投射し、赤外線放射手段は、スクリーンの背面に向けて赤外線を放射し、撮影手段は、赤外線放射手段から放射されてスクリーンを透過し、該スクリーンの前面側にある被写体によって反射されて戻ってきた赤外線によって被写体を撮影し、コントロール手段は、撮影手段によって撮影された被写体の動きに応じて、プロジェクタに画像データを出力する。
以上の構成を有する本発明の映像表示システムによれば、スクリーンの前に立って説明をしているプレゼンテーションの説明者などの被写体の動きが撮影手段によって撮影され、その撮影画像に応じた画像データがプロジェクタに出力されるので、被写体の動きに呼応したインタラクティブな映像が提供される。尚、撮影された被写体の動きに呼応したインタラクティブな映像を表示するための画像処理方法や画像データ生成方法などは様々考えられる。如何なる画像処理方法や画像データ生成方法を採用するかは、映像の種類や映像の内容は勿論のこと、映像を提供する目的等も考慮して適宜好適な方法を採用することができ、それ自体は本発明の本質的特徴ではない。
本発明によれば、シンプルな構成でありながら何らのポインティングデバイスを用いることなく、インタラクティブな映像を表示可能な映像表示システムが実現される。
(実施形態1)
以下、本発明の映像表示システムの実施形態の一例について説明する。本例の映像表示システムは、スクリーンの背後に設置されたプロジェクタから該スクリーンの背面に向けて画像光を投射し、スクリーンの前面に映像を映し出すリアプロジェクション方式の映像表示システムである。具体的には、図1に示すように、共通のフレーム10に搭載されて一体化されたスクリーン11、赤外線LEDユニット12、赤外線カメラ13及びコントロール部14からなる表示ユニット15と、表示ユニット15の背後に設置されたプロジェクタ20とから構成されている。
プロジェクタ20は、光源から出射された光を入力された画像データに従って光変調して画像光を形成し、形成された画像光をスクリーン11へ向けて投射可能な構成を有するものであればよく、特定のプロジェクタに限定されない。本例では、光源と、光源から出射された光を入力された画像データに従って光変調する液晶ライトバルブと、液晶ライトバルブによって形成された画像光の光路を複数の反射ミラーによって折り返しつつ、光束断面を拡大させる反射拡大投射光学系とを有し、最終的に筐体21の上部に設けられている反射ミラー22によって画像光をスクリーン11へ向けて反射する(投射する)プロジェクタを用いてある。この種のプロジェクタは、他のプロジェクタと区別するために、「ミラープロジェクタ」と呼ばれることもある。
本例では、上記構成を有するプロジェクタ20を壁掛ユニット23を使って壁面24に設置し、そのプロジェクタ20の手前に表示ユニット15を配置して、プロジェクタ20から出射された画像光がスクリーン11の背面に投射されるように、プロジェクタ20と表示ユニット15との相対的位置関係を調整してある。
表示ユニット15を構成するフレーム10は、矩形の台座30と、台座30の前方に設けられたスクリーン支持フレーム31と、台座30の後方に設けられたカメラ支持フレーム32と、台座30の下面四隅に設けられたキャスター33とを有する。スクリーン支持フレーム31は、台座30の前方両端から垂直に立ち上げられた左右一対の長尺縦材と、それら長尺縦材の上端同士を繋ぐ長尺横材とによって枠状に形成されており、スクリーン11は、スクリーン支持フレーム31の内側に配置され、幅方向両側の短辺部が対応する長尺縦材にそれぞれ固定され、片側の長辺部が長尺横材に固定されている。
スクリーン支持フレーム31によって支持されているスクリーン11は、図2に示すような3層構造を有する。具体的には、透明な板材としてのガラス板40、そのガラス板40の裏面に設けられた拡散層41、及び拡散層41の上に貼られたプリズムシート42からなる3層構造を有する。本例の映像表示システムでは、プリズムシート42がカメラ支持フレーム32側に向くようにしてスクリーン11がスクリーン支持フレーム31に支持されており(図1参照)、スクリーン11の背後に設置されているプロジェクタ20から所定の打ち上げ角で斜め上向きに投射された画像光がプリズムシート42によって偏向されて拡散層41に略垂直に入射し、拡散層41に入射した画像光が該拡散層41の拡散作用によってガラス板40の全面にほぼ均一に配光されるように構成されている。尚、上記透明な板材は、容易に変形しない剛性と十分な透明性を有すれば、ガラス板でなくてもよく、合成樹脂の板材などであってもよい。
再び図1を参照すると、カメラ支持フレーム32は、台座30の後方から垂直に立ち上げられた左右一対の短尺縦材と、それら短尺縦材の上端同士を繋ぐ短尺横材とによって、スクリーン支持フレーム31と略相似な枠状に形成されている。赤外線カメラ13は、短尺横材の長手方向中央に設置され、赤外線LEDユニット12は、赤外線カメラ13の両外側に1つずつ設置されている。各赤外線LEDユニット12は、スクリーン11の背面と対向する本体の前面に、赤外線を放射する多数のLEDを配置したものである。従って、赤外線ユニット12の各LEDから放射された赤外線は、スクリーン11を背面側から前面側に向けて透過し、スクリーン11の手前に立っているプレゼンテーションの説明者やその他の被写体50に当たって反射され、スクリーン11を前面側から背面側に向けて透過して赤外線カメラ13に入射する。これによって、被写体50が赤外画像(デジタル画像)として撮影される。
ここで、本発明では、被写体によって反射された赤外線を撮影手段によって撮影することによって、被写体の動きを検出しているので、被写体によって反射された赤外線以外の光(室内の蛍光灯から放射される赤外線やその他の可視光線など)はノイズ光となる。そこで、本例では、一般的な蛍光灯から放射される光の分光分布のピークが700〜800nmであることに鑑み、赤外線LEDユニット12に、900nm近傍に分光分布のピークを有するLEDを使用すると共に、赤外線カメラ13のレンズ又は赤外線カメラ13とスクリーン11の背面との間に、900nm近傍に透過率のピークを有する光学フィルタを設けた。かかるLEDと光学フィルタとの組み合わせによって、蛍光灯から放射される紫外線は勿論のこと、可視光領域(380〜780nm)に属するノイズ光もカットされる。図3に、本例で使用したLEDから放射される光の分光分布、光学フィルタの透過率特性及びスクリーン11の透過率特性をそれぞれ示す。
また、赤外線カメラ13のレンズの特性(特に収差)の影響により、どうしても中心よりも周辺の方が暗く撮影されてしまう。そこで、赤外線カメラ13のレンズ特性に加えて、赤外線カメラ13と赤外線LEDユニット12との相対的位置関係を考慮した上で、赤外線ユニット12におけるLEDの配置を決定することが望ましい。例えば、本例のように、赤外線カメラ13の両隣に赤外線LEDユニット12が配置されているような場合は、各赤外線LEDユニット12におけるLEDの配置を図4(a)に示すようすることが望ましい。すなわち、不図示のスクリーンの背面と対向するユニット本体12aの前面に多数のLED12bを配置してLED群を形成すると共に、赤外線カメラ13に近い部分ほど(図4では、同図中央寄りほど)LED12bが粗となり、遠い部分ほど(図4では、同図両外側寄りほど)LED12bが密となるように、LED12bを配列する。これによって、撮影画像の周辺部における赤外線エネルギーが相対的に増加し、全体として均一な明るさの画像が得られ、画像処理におけるコントラスト比が向上し、被写体の輪郭をより明確に認識可能となる。また、赤外線カメラと赤外線LEDユニットとの相対的位置関係によっては、図4(b)に示すような配列が望ましい場合もある。図4(b)に示す配列は、LED郡の中心ほどLED12bが粗となり、周辺ほどLED12bが密となる配列である。
再び図1を参照すると、赤外線カメラ13によって撮影されたデジタル画像(撮影画像データ)は、フレーム10の台座30上に設置されているコントロール部14に入力される。コントロール部14は、入力された撮影画像データを処理するデータ処理部と、データ処理部での処理結果に応じてプロジェクタ20に画像データ(「撮影画像データ」と区別するため、以下「表示画像データ」と称する)を出力するデータ出力部と、必要なプログラムやデータが記憶される記憶部と、記憶部に記憶されているプログラムに従って、上記データ処理部やデータ出力部などを統括的に制御する制御部とを少なくとも有する。本例の映像表示システムでは、かかるコントロール部14が赤外線カメラ13によって撮影された被写体50のデジタル画像に基づいてプロジェクタ20に表示画像データを出力することによって、被写体50の動きに応じたインタラクティブな映像がスクリーン11に表示される。具体的には、図5に示すように、赤外線LEDユニット12のLEDを点灯すると(Step1)、LEDから放射された赤外線がスクリーン11を透過し、スクリーン11の前に立っている被写体(例えば、プレゼンテーションの説明者)50によって反射され、スクリーン11を再度透過して赤外線カメラ13に入射する。これによって、被写体50が赤外カメラ13によって撮影される(Step2)。次に、被写体50を撮影した赤外線カメラ13から出力された撮影画像データは、コントロール部14のデータ処理部に入力され、該データ処理部によって2値化処理が施される(Step3)。ここまでの処理によって、スクリーン11の前に立っている被写体50の動きが2値化されたデータとして把握される。さらに、コントロール部14のデータ出力部は、データ処理部から出力された2値データに応じてプロジェクタ20に表示画像データを出力する(Step4)。すると、プロジェクタ20から表示画像データに応じた画像光が投射され(Step5)、被写体50の動きに応じたインタラクティブな映像がスクリーン11に表示される。例えば、スクリーン11に水溜りの映像が映し出されている状況で、スクリーン11の前に立っている説明者がその水溜りに向けて何かを投げ入れるような動きをすると、その動きを示す2値データがコントロール部14のデータ処理部からデータ出力部に出力される。すると、データ出力部からプロジェクタ20に対して、水溜りに向けて石が飛んで行って、水溜りに落ちる映像を表す表示画像データが出力され、スクリーン11には、その表示画像データに応じた映像が表示される。また、スクリーン11に説明者を模したキャラクターが表示されている状況で、スクリーン11の前に立っている現実の説明者が動くと、その動きを示す2値データがコントロール部14のデータ処理部からデータ出力部に出力される。すると、データ出力部からプロジェクタ20に対して、説明者の動きに合わせてキャラクターが動く映像を表す表示画像データが出力され、スクリーン11上のキャラクターが実際の説明者の動きに合わせて動く映像が表示される。
ここで、被写体50の動きに応じた(実際には、データ処理部から出力される2値データに応じた)映像を表示するための表示画像データは、予め用意しておいてもよく、必要に応じて生成してもよい。さらに、必要に応じて表示画像データを生成する場合には、全く新規に表示画像データを生成してもよく、予め用意されている表示画像データに必要に応じて加工を施して新たな表示画像データを生成してもよい。例えば、先の水溜りの例のような場合は、説明者の動きを予め定めておき、その動きが行われたときにデータ処理部から出力される2値データと表示画像データ(水溜りに向けて石が飛んで行って、水溜りに落ちる映像を表す表示画像データや水溜りの映像にその水溜りに向けて飛んで行く石の映像をインポーズさせる表示画像データ)とを対応させてコントロール部14のメモリや外部のメモリに記憶させておく。この場合、データ出力部は、入力された2値データに基づいて対応する表示画像データを上記メモリから抽出し、プロジェクタ20へ出力する。一方、先のキャラクターの例のような場合は、データ処理部から出力された2値データを元に、予め定められたアルゴリズムに従って表示画像データを生成してプロジェクタ20へ出力する。
尚、本例では、ミラープロジェクタを使用した映像表示システムについて説明してきたが、本発明の映像表示システムを構成するプロジェクタは、ミラープロジェクタに限られるわけではない。もっとも、ミラープロジェクタは、他のプロジェクタに比べて焦点距離が短いので、システムの小型化(特に、薄型化)にとって非常に有利である。
(実施形態2)
以下、本発明の映像表示システムの実施形態の他例について図面を参照しながら説明する。本例の映像表示システムの基本構成は、実施形態1の映像表示システムと同一である。そこで、実施形態1に示す映像表示システムと同一の構成については、図中に同一の符号を付して説明を省略する。本例の映像表示システムが実施形態1の映像表示システムと相違する点は、プロジェクタから出射された画像光が直接スクリーンの背面に投射されるのではなく、反射ミラーによって一度偏向されてからスクリーンの背面に投射される点である。
図6に示すように、本例の映像表示システムでは、カメラ支持フレーム32の内側に、反射ミラー50がスクリーン11と対向状態で配置されている。また、プロジェクタ20は、フレーム10に搭載されて一体化されている。さらに、プロジェクタ20は、反射ミラー50に向けて画像光を投射可能な向きでフレーム10に搭載されている。従って、本例の映像表示システムでは、プロジェクタ20から出射された光が反射ミラー50によって一度反射されて(偏向されて)、スクリーン11の背面に投射される。
以上の構成を有する本例の映像表示システムでは、プロジェクタ20から出射された画像光の光路を反射ミラー50で折り返すことによって、実施形態1の映像表示システムと同様の光路長を確保しつつ、システム全体の奥行き(d)を低減して省スペース化を図ることができる。
(実施形態3)
以下、本発明の映像表示システムの実施形態の他例について図面を参照しながら説明する。本例の映像表示システムの基本構成は、実施形態1の映像表示システムと同一である。そこで、実施形態1に示す映像表示システムと同一の構成については、図中に同一の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本例の映像表示システムでは、矩形の底板60の四隅から垂直に立ち上げられた4本の縦材61の上端間に横材62を渡してなる矩形の枠体の内側にスクリーン(図7では、他の構成を明確にすべくスクリーンの図示を省略してある)が配置されている。また、底板60の上に赤外線ユニット12、赤外線カメラ13及びコントロール部14が配置されている。
さらに、底板60には、底板60の一辺から外側に向けて突出させた板材の長手方向途中を上方に向けて直角に折り曲げてなるL型ブラケット63が設けられている。プロジェクタ20は、L型ブラケット63の屈曲部に、画像光がスクリーンの背面(下面)に投射される向きで取り付けられている。
以上の構成を有する本例の映像表示システムでは、スクリーンの前面(上面)をテーブルとして利用することが可能である。例えば、喫茶店のテーブルとして利用すれば、客の動きに応じてインタラクティブに変化するゲームやメニューの映像をテーブルに表示することができる。
本発明の映像表示システムの実施形態の一例を示す模式図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図1にスクリーンの断面構造を示す模式図である。 光学フィルタの透過率及びLEDの分光分布を示す図である。 (a)、(b)は、赤外線LEDユニットにおけるLEDの異なる配置例を示す模式図である。 図1に示す映像表示システムの動作フローを示す図である。 本発明の映像表示システムの実施形態の他例を示す模式図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の映像表示システムの実施形態のさらに他例を示す模式図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 フロントプロジェクション方式の映像表示システムの従来例を示す模式図である。 リアプロジェクション方式の映像表示システムの従来例を示す模式図である。
符号の説明
10 フレーム
11 スクリーン
12 赤外線LEDユニット
13 赤外線カメラ
14 コントロール部
15 表示ユニット
20 プロジェクタ
31スクリーン支持フレーム
32 カメラ支持フレーム
40 ガラス板
41 拡散層
42 プリズムシート
50 反射ミラー
60 底板
61 縦材
62 横材
63 L型ブラケット

Claims (8)

  1. リアプロジェクション方式の映像表示システムであって、
    前面に映像が表示されるスクリーンと、
    前記スクリーンの背面側に設置され、入力された画像データに応じた画像光を前記スクリーンの背面に投射するプロジェクタと、
    前記スクリーンの背面側に設置され、前記スクリーンの背面に向けて赤外線を放射する赤外線放射手段と、
    前記スクリーンの背面側に設置され、前記赤外線放射手段から放射されて前記スクリーンを透過し、該スクリーンの前面側にある被写体によって反射されて戻ってきた赤外線によって前記被写体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影された前記被写体の動きに応じて、前記プロジェクタに画像データを出力するコントロール手段とを有する映像表示システム。
  2. 前記コントロール手段は、前記撮影手段から出力された画像データを2値化処理するデータ処理手段と、前記データ処理手段から出力された2値データに基づいて、前記プロジェクタに画像データを出力するデータ出力手段とを有する請求項1記載の映像表示システム。
  3. 前記コントロール部は、2以上の画像データを記憶する記憶手段を有し、前記データ出力手段は、前記データ処理手段から出力された2値データに基づいて、前記記憶手段から対応する画像データを抽出して前記プロジェクタに出力する請求項2記載の映像表示システム。
  4. 前記データ出力手段は、前記データ処理手段から出力された2値データに基づいて画像データを生成し、生成された画像データを前記プロジェクタに出力する請求項2記載の映像表示システム。
  5. 前記被写体によって反射された赤外線以外の光が前記撮影手段に入射することを防止するための光学的フィルタ手段を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の映像表示システム。
  6. 前記赤外線放射手段は、赤外線を放射する複数の発光ダイオードからなる発光ダイオード群を有し、前記発光ダイオード群には、前記発光ダイオードの配置に粗密がある請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の映像表示システム。
  7. 前記スクリーンは、所定の入射角で入射した光を所定の出射角で出射させるプリズムシートと、そのプリズムシートの出射面側に設けられた透明の板材と、前記プリズムシートと前記板材との間に設けられ、前記プリズムシートから出射された光を前記板材の全面にほぼ均一に配光する拡散層とを含む多層構造を有する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の映像表示システム。
  8. 前記スクリーン、赤外線放射手段、撮影手段、コントロール手段及びプロジェクタの少なくとも2つ以上が共通のフレームに搭載されている請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の映像表示システム。
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