JP2002022425A - 3次元画像入力装置 - Google Patents

3次元画像入力装置

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JP2002022425A
JP2002022425A JP2000211161A JP2000211161A JP2002022425A JP 2002022425 A JP2002022425 A JP 2002022425A JP 2000211161 A JP2000211161 A JP 2000211161A JP 2000211161 A JP2000211161 A JP 2000211161A JP 2002022425 A JP2002022425 A JP 2002022425A
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Kiyoshi Yamamoto
山本  清
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元画像の検出においてピッチを常に適当
な大きさに選定する。 【解決手段】 光伝播時間測定法(TOF法)に従って
プリ測距を行い、被計測物体Sまでの距離デ−タを概略
的に計測する(ステップ101)。距離デ−タに基づい
て、被計測物体Sが近距離、中距離および遠距離のいず
れに位置しているかを判定する(ステップ102)。近
距離であるとき、走査ピッチを相対的に粗く定め(ステ
ップ103)、間引き率すなわち解像度を相対的に粗く
定める(ステップ104)。中距離であるとき、走査ピ
ッチを相対的に中程度の大きさに定め(ステップ10
5)、解像度を相対的に中程度の大きさに定める(ステ
ップ106)。遠距離であるとき、走査ピッチを最も細
かく定め(ステップ106)、解像度を最も細かく定め
る(ステップ107)。このようにして設定された走査
ピッチと解像度に従って、スリット光を被計測物体の表
面上を走査させ、光切断法に従って、3次元画像デ−タ
を検出する(ステップ110、111)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レ−ザ光を被計測
物体に照射し、その反射光を検出することによって、被
計測物体の3次元形状を検出する3次元画像入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の3次元画像入力装置とし
て、光切断法を用いたものが知られている。光切断法で
は通常、1本の線状に成形されたレ−ザ光(スリット
光)が被計測物体の表面に照射されてCCDにより検出
される。そして、光源とCCDと被計測物体上のスリッ
ト光との幾何学的な位置関係に基づいて、被計測物体の
表面におけるスリット光の形状、すなわちスリット光に
沿った被計測物体の位置座標が計測される。スリット光
は、その長手方向に垂直な方向に沿って所定のピッチで
被計測物体の表面を走査し、複数の位置毎に、スリット
光に沿った被計測物体の位置座標が計測されて、被計測
物体の3次元画像が求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光切断法による3次元
画像の検出では、1つの画面内に複数のスリット光が存
在すると各スリット光を識別できないため、通常は1つ
の画面に1本のスリット光しか存在させることができな
い。したがって被計測物体の全体に関して3次元画像を
検出しようとすると、上述のようにスリット光を走査さ
せる必要がある。この走査におけるピッチが常に一定で
あると、被計測物体までの距離が大きくなるほど3次元
画像の解像度が低くなるので、ピッチは被計測物体まで
の距離に応じて変化させることが好ましい。そこで従
来、オペレ−タがマニュアル操作によってピッチを変更
しているが、ピッチを適当な大きさに選定するには、あ
る程度の経験と熟練を要する。
【0004】本発明は、3次元画像の検出においてピッ
チを常に適当な大きさに選定することができる3次元画
像入力装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元画像入力
装置は、時間的にパルス状に変化するレ−ザ光を被計測
物体に照射する第1の光源と、第1の光源から照射され
たレ−ザ光によって生じる被計測物体からの反射光に基
づいて、光伝播時間測定法に従って、被計測物体の表面
におけるレ−ザ光の照射位置までの距離に対応した距離
デ−タを検出する第1の距離検出手段と、レ−ザ光をス
リット光に成形するとともに、スリット光を、その長手
方向に略垂直な方向に所定のピッチで移動させつつ被計
測物体に照射する第2の光源と、ピッチを距離デ−タに
応じて変化させるピッチ調整手段と、第2の光源から照
射されたスリット光によって生じる被計測物体からの反
射光に基づいて、光切断法に従って、被計測物体の表面
におけるスリット光の照射位置の3次元座標を求める3
次元座標取得手段とを備えることを特徴としている。
【0006】ピッチ調整手段は、距離デ−タの値が大き
いほど、ピッチを細かくすることが好ましい。これによ
り、被計測物体の距離の増大に応じて3次元形状の計測
精度が低下することが防止される。
【0007】本発明の3次元画像入力装置は、例えば、
被計測物体からの反射光を受光し、被計測物体の表面に
対応した画素デ−タを得る撮像素子を備える。この場
合、画素デ−タを、距離デ−タに応じた間引き率で間引
く解像度調整手段を備えることが好ましい。さらに、解
像度調整手段は、距離デ−タの値が小さいほど大きい間
引き率で画素デ−タを間引くことが好ましい。
【0008】また本発明の3次元画像入力装置では、第
1および第2の光源が共通であることが好ましい。これ
により、3次元画像入力装置の構成は簡単になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である
3次元画像入力装置を備えたカメラの斜視図である。
【0010】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓12が設けられ、右上に
はストロボ13が設けられている。カメラ本体10の上
面において、撮影レンズ11の真上には、測距光である
レ−ザ光を照射する発光装置50が配設されている。発
光装置50の左側にはレリ−ズスイッチ15と液晶表示
パネル16が設けられている。カメラ本体10の側面に
は、ICメモリカ−ド等の記録媒体を挿入するためのカ
−ド挿入口19が形成され、またビデオ出力端子20と
インタ−フェ−スコネクタ21が設けられている。
【0011】図2は図1に示すカメラの回路構成を示す
ブロック図である。撮影レンズ11の中には絞り25が
設けられている。絞り25の開度はアイリス駆動回路2
6によって調整される。撮影レンズ11の焦点調節動作
およびズ−ミング動作はレンズ駆動回路27によって制
御される。
【0012】撮影レンズ11の光軸上には撮像素子(C
CD)28が配設されている。CCD28には、撮影レ
ンズ11によって被写体像が形成され、被写体像に対応
した電荷が発生する。CCD28における電荷の蓄積動
作、電荷の読出動作等の動作はCCD駆動回路30によ
って制御される。CCD28から読み出された電荷信号
すなわち画像信号はアンプ31において増幅され、A/
D変換器32においてアナログ信号からデジタル信号に
変換される。デジタルの画像信号は撮像信号処理回路3
3においてガンマ補正等の処理を施され、画像メモリ3
4に一時的に格納される。アイリス駆動回路26、レン
ズ駆動回路27、CCD駆動回路30、撮像信号処理回
路33はシステムコントロ−ル回路35によって制御さ
れる。
【0013】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0014】また画像メモリ34から読み出された画像
信号はTV信号エンコーダ38に送られ、ビデオ出力端
子20を介して、カメラ本体10の外部に設けられたモ
ニタ装置39に伝送可能である。システムコントロール
回路35はインタ−フェ−ス回路40に接続され、イン
タ−フェ−ス回路40はインタ−フェ−スコネクタ21
に接続されている。したがって画像メモリ34から読み
出された画像信号は、インタ−フェ−スコネクタ21に
接続されたコンピュ−タ41に伝送可能である。またシ
ステムコントロ−ル回路35は、記録媒体制御回路42
を介して画像記録装置43に接続されている。したがっ
て画像メモリ34から読み出された画像信号は、画像記
録装置43に装着されたICメモリカ−ド等の記録媒体
Mに記録可能である。
【0015】システムコントロ−ル回路35には、発光
素子制御回路44が接続されている。発光装置50は発
光素子51とスリット光生成機構52を有し、発光素子
51の発光動作は発光素子制御回路44によって制御さ
れる。発光素子51は測距光であるレ−ザ光を照射する
ものであり、このレ−ザ光はスリット光生成機構52に
よって、水平方向に延びる1本のスリット光に成形され
る。またスリット光は、スリット光生成機構52によっ
て、長手方向に略垂直な方向(すなわち鉛直方向)に所
定のピッチで被計測物体の表面上を走査する。被計測物
体において反射した光は撮影レンズ11に入射する。こ
の光をCCD28によって検出することにより、後述す
るように被計測物体の3次元画像デ−タが検出される。
なお、この計測において、CCD28における転送動作
のタイミング等の制御はシステムコントロ−ル回路35
とCCD駆動回路30によって行なわれる。
【0016】システムコントロ−ル回路35には、レリ
−ズスイッチ15等を備えたスイッチ群45と、液晶表
示パネル(表示素子)16とが接続されている。なおシ
ステムコントロ−ル回路35には、3次元画像デ−タの
検出等に必要な情報を格納するためのメモリ35aが設
けられている。
【0017】図3は発光装置50の構成を概念的に示し
ている。スリット光生成機構52は発光素子51の光軸
上に配置されたレンズ53と、レンズ53のさらに前方
に配設された回折光学素子54と、ミラ−55とを有す
る。レンズ53はレ−ザ光のビ−ムスポットを例えば円
形等の所定の形状に成形するために設けられる。回折光
学素子54は、レンズ53を介して照射されたレ−ザ光
を1本のスリット光に成形するために設けられ、例えば
株式会社インデゴによって販売されている光集積機能素
子、あるいは株式会社モリテックスによって販売されて
いるレ−ザパタ−ンプロジェクタ等が利用可能である。
スリット光はミラ−55において反射され、被計測物体
Sに投影される。図3において、スリット光は水平方向
に延び、次に述べるように、ミラ−55を回転させるこ
とにより、被計測物体S上を走査する。
【0018】ミラ−55はガルバノメ−タ56の回転軸
57に取り付けられている。ガルバノメ−タ56の回転
軸57は、供給された電圧の大きさに応じた角度だけ矢
印Dに沿って回転する。すなわち、ガルバノメ−タ56
の制御回路(図示せず)に時間的に変化する電圧信号が
供給されることにより、回転軸57は、所定の方向に一
定の角度ピッチで断続的に回転する。
【0019】被計測物体Sにおいて反射したレ−ザ光
(スリット光)は、撮影レンズ11を介してCCD28
の受光面に入射する。すなわちCCD28には、被計測
物体Sに投影された1本のスリット光Pの像が形成さ
れ、CCD28に設けられた各フォトダイオ−ドには、
受光量に応じた電荷信号がそれぞれ発生する。
【0020】図3の例において、スリット光は角度θの
ピッチで偏向され、球形を有する被計測物体Sの表面を
走査する。CCD28とミラ−55は異なる位置に設け
られているので、図4に示されるように、CCD28に
結像されたスリット光の各走査位置における像P1〜P
5は、球形に応じて円弧状に湾曲している。被計測物体
Sの3次元画像デ−タの検出では、まず光伝播時間測定
法(TOF法)に従って、1本のスリット光の像を用い
て被計測物体Sまでの距離が概略的に計測される。そし
て、この計測結果に基づいて、スリット光の走査のピッ
チの大きさが決定され、次に光切断法に従って各像P1
〜P5毎にその3次元形状が計測される。
【0021】図5および図6を参照して、TOF法にお
ける距離測定の原理を説明する。なお図6において横軸
は時間tである。
【0022】距離測定装置Bから出力された測距光は被
計測物体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって
受光される。測距光は時間的にパルス状に変化するレ−
ザ光である。測距光のパルス幅をHとすると、被計測物
体Sからの反射光のパルス幅もHである。また反射光の
パルスの立ち下がりは、測距光のパルスの立ち下がりよ
りも時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。測距光と
反射光は距離測定装置Bと被計測物体Sの間の2倍の距
離rを進んだことになるから、その距離rは r=δ・t・C/2 ・・・(1) により得られる。ただしCは光速である。
【0023】例えば測距光のパルスの立ち下がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち下
がった後に検知不可能な状態に切換えて、反射光のパル
スの立ち下がりまでの成分を検出するようにすると、す
なわち反射光検知期間Tを設けると、この反射光検知期
間Tにおける受光量Aは距離rの関数である。すなわち
受光量Aは、距離rが大きくなるほど(時間δ・tが大
きくなるほど)大きくなる。
【0024】上述した原理を利用して、CCD28に設
けられたフォトダイオ−ドにおいて、被計測物体Sの表
面の各点に対応した画素における受光量Aを検出するこ
とにより、カメラ本体10から被計測物体Sの表面の各
点までの距離、すなわち被計測物体の3次元形状(3次
元画像デ−タ)を検出することができる。
【0025】図7は被計測物体Sの3次元画像デ−タを
検出するためのプログラムである、3次元画像検出ル−
チンのフロ−チャ−トである。このプログラムはレリ−
ズスイッチ15が押されることによって起動される。
【0026】ステップ101では、TOF法に従ってプ
リ測距が行われ、3次元画像の画面の中央において、被
計測物体Sの表面でのスリット光の照射位置までの距離
が概略的に計測される。すなわち、スリット光がミラ−
55から出て被計測物体Sにおいて反射してCCD28
に入射するまでに飛行した距離の2分の1が、被計測物
体Sまでの概略的な距離デ−タであると見做される。ス
テップ102では、距離デ−タが2つの基準値と比較さ
れ、相対的に小さい第1の基準値以下であるとき、被計
測物体Sは近距離に位置していると判断される。また、
距離デ−タが相対的に大きい第2の基準値以上であると
き、被計測物体Sは遠距離に位置していると判断され、
第1の基準値と第2の基準値の間であるとき、被計測物
体Sは中距離に位置していると判断される。
【0027】被計測物体Sが近距離に位置していると
き、ステップ103が実行され、スリット光の被計測物
体Sの表面上における走査ピッチが相対的に粗く定めら
れる。そしてステップ104では、CCD28から電荷
信号が読み出されるときの間引き率すなわち解像度が相
対的に粗く定められる。
【0028】ステップ110では、ステップ103、1
04において設定された走査ピッチと解像度に従って、
被計測物体Sの3次元画像デ−タが検出される。すなわ
ち、粗い走査ピッチに従ってミラ−55が回転し、被計
測物体Sに照射されるスリット光の位置が変化する。そ
して各位置毎に、ミラ−55から出て被計測物体Sの表
面において反射したスリット光がCCD28によって受
光され、CCD28の各フォトダイオ−ドに発生した電
荷信号が、相対的に大きい間引き率で間引かれてCCD
28から読み出され、画素デ−タとしてメモリ34(図
1)に格納される。
【0029】ステップ111では、画素デ−タがメモリ
34から読み出され、スリット光が照射された被計測物
体Sの表面の各位置における3次元座標が、ミラ−55
およびCCD28との位置関係に基づいて幾何学的な演
算により求められる。すなわち画素デ−タは、図5およ
び図6を参照して説明したTOF法の距離測定と同様
に、時間的にパルス状に変化するスリット光によって発
生したものであるが、そのまま3次元座標として採用さ
れるのではなく、位置を表すデ−タとして用いられ、光
切断法に従って、3次元座標に変換される。ステップ1
11の処理が完了すると、このプログラムは終了する。
【0030】一方、ステップ102において、被計測物
体Sが中距離に位置していると判断されたとき、ステッ
プ105が実行されて、走査ピッチがステップ104に
おいて決定された走査ピッチよりも細かい大きさに定め
られ、相対的に中程度の大きさに設定される。ステップ
106では、画素デ−タの間引き率がステップ104に
おける値よりも小さい値に定められ、すなわち解像度は
相対的に中程度の大きさに設定される。
【0031】そしてステップ110が実行され、ステッ
プ105、106において設定された走査ピッチと解像
度に従って、被計測物体Sの画素デ−タが検出され、メ
モリ34に格納される。ステップ111では、上述した
ように、画素デ−タがメモリ34から読み出されて被計
測物体Sの3次元座標が光切断法に従って求められる。
【0032】ステップ102において、被計測物体Sが
遠距離に位置していると判断されたときは、ステップ1
07において、走査ピッチがステップ105の走査ピッ
チよりもさらに細かい大きさに定められる。ステップ1
08では、画素デ−タの間引き率がステップ106にお
ける値よりもさらに小さい値に定められ、解像度は最も
高く定められる。
【0033】そしてステップ110が実行され、ステッ
プ107、108において設定された走査ピッチと解像
度に従って、被計測物体Sの画素デ−タが検出され、メ
モリ34に格納される。ステップ111では、上述した
ように、画素デ−タがメモリ34から読み出されて被計
測物体Sの3次元座標が光切断法に従って求められる。
【0034】以上のように本実施形態では、1本のスリ
ット光を被計測物体Sに照射し、TOF法に従って被計
測物体Sまでの距離をプリ測距により求める。そして、
プリ測距により得られた距離デ−タに基づいてスリット
光の走査ピッチを決定し、光切断法に従って被計測物体
Sの3次元画像デ−タを検出している。このように、走
査ピッチはTOF法によるプリ測距に基づいて自動的に
設定され、常に適当な大きさに選定されるので、3次元
画像デ−タの検出動作における操作が簡単になる。
【0035】また本実施形態では、TOF法によるプリ
測距と光切断法による3次元画像デ−タの検出とにおい
て、共に発光装置50を光源として用いているので、3
次元画像検出装置の構成を複雑にする必要がない。
【0036】本実施形態では、発光素子51から出力さ
れたレ−ザ光を1本のスリット光に成形するために回折
光学素子54を用いているが、これに代えてDMD(デ
ジタル・マイクロミラ−・デバイス)のようなミラ−デ
バイスを用いてもよい。また、DMDを用いた構成によ
れば、ガルバノメ−タを用いることなく被計測物体に対
する照射位置を制御することができる。
【0037】また本実施形態では、プリ測距によって得
られた距離デ−タに基づいて、走査ピッチと間引き率
(あるいは解像度)をともに変化させているが、走査ピ
ッチと間引き率を別々に定めてもよい。
【0038】なお図7のステップ101のプリ測距で
は、画面の中央の点での距離を計測すると説明したが、
複数の位置での距離の平均値を求めてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、3次元画
像デ−タの検出において走査ピッチを常に適当な大きさ
に選定することができ、その検出動作における操作が簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である3次元画像入力装置
を備えたカメラの斜視図である。
【図2】図1に示すカメラの回路構成を示すブロック図
である。
【図3】発光装置の構成を概念的に示す図である。
【図4】CCDに結像されたスリット光の像を示す図で
ある。
【図5】TOF法に従って行われる距離測定の原理を説
明するための図である。
【図6】TOF法の距離測定において、測距光、反射
光、ゲートパルス、およびCCDが受光する光量分布を
示す図である。
【図7】3次元画像検出ル−チンのフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
50 発光装置 51 発光素子 54 回折光学素子 55 ミラ− P スリット光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 13/02 G01B 11/24 E Fターム(参考) 2F065 AA06 AA53 EE00 FF01 FF02 FF09 FF11 GG04 GG08 HH05 JJ03 JJ18 JJ26 LL06 LL13 LL30 LL42 LL62 MM16 QQ00 QQ03 QQ23 QQ24 QQ25 SS02 SS13 5C022 AA13 AB02 AB12 AB15 AB23 AB24 AC03 AC42 AC54 AC74 5C061 AA20 AB03 AB06 AB08 5J084 AA05 AD01 AD05 BA03 BA36 BB02 BB21 CA03 CA31 CA61 CA65 CA70

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的にパルス状に変化するレ−ザ光を
    被計測物体に照射する第1の光源と、 前記第1の光源から照射されたレ−ザ光によって生じる
    前記被計測物体からの反射光に基づいて、光伝播時間測
    定法に従って、前記被計測物体の表面におけるレ−ザ光
    の照射位置までの距離に対応した距離デ−タを検出する
    第1の距離検出手段と、 レ−ザ光をスリット光に成形するとともに、前記スリッ
    ト光を、その長手方向に略垂直な方向に所定のピッチで
    移動させつつ前記被計測物体に照射する第2の光源と、 前記ピッチを前記距離デ−タに応じて変化させるピッチ
    調整手段と、 前記第2の光源から照射されたスリット光によって生じ
    る前記被計測物体からの反射光に基づいて、光切断法に
    従って、前記被計測物体の表面におけるスリット光の照
    射位置の3次元座標を求める3次元座標取得手段とを備
    えることを特徴とする3次元画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記ピッチ調整手段は、前記距離デ−タ
    の値が大きいほど、前記ピッチを細かくすることを特徴
    とする請求項1に記載の3次元画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記被計測物体からの反射光を受光し、
    前記被計測物体の表面に対応した画素デ−タを得る撮像
    素子を備えることを特徴とする請求項1に記載の3次元
    画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記画素デ−タを、前記距離デ−タに応
    じた間引き率で間引く解像度調整手段を備えることを特
    徴とする請求項3に記載の3次元画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記解像度調整手段が、前記距離デ−タ
    の値が小さいほど大きい間引き率で前記画素デ−タを間
    引くことを特徴とする請求項4に記載の3次元画像入力
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の光源が共通である
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力装
    置。
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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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