JP2575649B2 - 光受信回路の増幅回路 - Google Patents

光受信回路の増幅回路

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JP2575649B2
JP2575649B2 JP61101788A JP10178886A JP2575649B2 JP 2575649 B2 JP2575649 B2 JP 2575649B2 JP 61101788 A JP61101788 A JP 61101788A JP 10178886 A JP10178886 A JP 10178886A JP 2575649 B2 JP2575649 B2 JP 2575649B2
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敏之 岡村
卓文 田村
文雄 鈴木
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子回路の光受信回路に適する増幅回路に
適する。特に、入力光信号のダイナミックレンジの拡大
を図った増幅回路に関する。
〔概要〕
本発明は帰還型の演算増幅器を含む光受信回路の増幅
回路において、 演算増幅器の反転出力および正転出力のピークを検出
し入力電流が増大して飽和状態または遮断状態になる前
に入力点のインピーダンスを下げることにより、 入力のダイナミックレンジを広くしたものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来例の増幅回路の回路構成図であり、光受
信回路に適用された例を示す。
第2図において、受光素子P1の出力は、前置増幅回路
A1の入力と接続され、さらに前置増幅回路A1の入力は帰
還抵抗器R1を介して前置増幅回路A1の出力に接続され、
トランスインピーダンス型の増幅器を構成している。入
力光信号はディジタル光信号であり、受光素子P1によっ
て電流に変換される。この電流の変化分が前置増幅回路
A1によって増幅され出力信号を得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来例の増幅回路では、光信号を
受信する際に、光入射強度が増大すると受光素子の電流
が増大し増幅回路へ流入する電流が増大するために、増
幅回路は飽和状態となり、電気出力信号波形を歪ませ、
増幅回路の動作範囲を越え受信不可能となる。上述のよ
うに従来例の増幅回路は光入射におけるダイナミックレ
ンジが狭い欠点があった。
本発明は上記の欠点を解決するもので、入力のダイナ
ミックレンジの広い光受信回路の増幅回路を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、受光素子と、この受光素子に接続される電
源と、受光素子の出力が入力される演算増幅器と、演算
増幅器の反転出力と入力との間に挿入された帰還抵抗器
とを備えた光受信回路の増幅回路において、第一のトラ
ンジスタ(T1)とこの第一のトランジスタのエミッタに
一端が接続された第一の抵抗器を含み、第一のトランジ
スタのコレクタが電源に接続され、第一の抵抗器の他端
が入力に接続されて受光素子に並列に配置された第一の
直列回路と、演算増幅器の反転出力とこの第一のトラン
ジスタのベースとの間に挿入された第一のピーク検出回
路(PD1)と、コレクタが前記入力に接続された第二の
トランジスタ(T2)と、該第二のトランジスタのエミッ
タに一端が接続され、他端が共通電位に接続された第二
の抵抗を含む第二の直列回路と、増幅器の正転出力とこ
の第二のトランジスタのベースとの間に挿入され た第
二のピーク検出回路(PD2)とを備えたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
演算増幅器の反転出力および正転出力の最高電位を第
一および第二のピーク検出回路で検出し、入力電流が増
大することにより演算増幅器が飽和または遮断状態にな
る前に第一および第二のトランジスタで演算増幅器の入
力点のインピーダンスを下げ、飽和または遮断状態を防
ぐことにより、従来回路に比べて入力のダイナミックレ
ンジを広くすることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
1図は本発明一実施例増幅回路の回路構成図であり、光
受信回路に適用された例を示す。第1図において、受光
素子P1のカソードは電源端子Vccと接続され、受光素子P
1のアノードは正転、反転出力を有する前置増幅回路A1
の入力に接続される。抵抗器R1は前置増幅回路A1の入力
と前置増幅回路A1の反転出力とに接続される。トランジ
スタT1のコレクタは電源端子Vccと接続され、トランジ
スタT1のエミッタは抵抗器R2を介して、前置増幅回路A1
の入力に接続され、トランジスタT1のベースは最高電位
を検出するピーク検出回路PD1を介して前置増幅回路A1
の反転出力と接続される。トランジスタT2のコレクタ
は、前置増幅回路A1の入力と接続され、T2のエミッタ
は、抵抗器R2を介して共通電位に接続され、T2のベース
はピーク検出回路PD2を介して前置増幅回路A1と正転出
力と接続される。
このような構成の増幅回路の動作について説明する。
受光素子P1が光信号を受信すると光−電流変換し、前置
増幅回路A1により信号は増幅される。無信号、または小
信号状態のときには、前置増幅回路A1の正転出力および
反転出力の直流電位が充分低くなるように前置増幅回路
A1を構成する。このときに、トランジスタT1、T2のベー
ス電位が低いためトランジスタT1、T2は遮断状態とな
り、第2図に示す従来例と同等の動作をする。
光入力信号振幅が徐々に大きくなると、前置増幅回路
A1の正転出力と接続されるピーク検出回路PD2の出力電
位が高くなり、トランジスタT2は徐々にコレクタ−エミ
ッタ間で直流電流を流し始め、前置増幅回路A1の飽和を
防ぐ。さらに、信号振幅が大きくなると前置増幅回路A1
の反転出力と接続されるピーク検出回路PD1の出力電位
が高くなり、トランジスタT1は能動状態となる。このと
き、前置増幅回路A1の入力点のインピーダンスはトラン
ジスタT1のエミッタ電流をIE1、T1のベース−エミッタ
間電圧をVBE1とすると、(R2+dVBE1/dIE1)と前置増幅
回路A1の入力インピーダンスとの並列接続となる。また
信号振幅が大きくなるにつれてトランジスタT1のベース
電位が上がりトランジスタT1のIE1が大きくなるので、d
VBE1/dIE1は小さくなり、前置増幅回路A1の入力点のイ
ンピーダンスは信号振幅の大きさに応じて小さくなる。
したがって前置増幅回路A1の入力は飽和あるいは遮断を
回避することができる。すなわち、光信号入力の振幅が
通常の光通信で使用される光入力範囲内、例えば受光素
子に流れる電流の定格以内であれば、増幅回路のダイナ
ミックレンジの拡大により従来にくらべより広い範囲で
飽和が防止される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、光入力信号の振幅が
小さいときにはトランジスタT1、T2は遮断状態となり、
光受信回路は従来の動作を示す。光入力信号の振幅が次
第に大きくなるとトランジスタT1、T2が能動状態とな
り、前置増幅回路の入力点のインピーダンスが小さくな
り、前置増幅回路が飽和または遮断されることを防ぐ。
したがって、従来の増幅回路にくらべて、受光素子が定
格電流を越えない範囲内であれば、光入力におけるダイ
ナミックレンジを広げることができる優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の増幅回路の回路図。 第2図は従来例の増幅回路の回路図。 A1……前置増幅回路、P1……受光素子、PD1、PD2……ピ
ーク検出回路、R1〜R3……抵抗器、T1、T2……トランジ
スタ、Vcc……電源端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/26 10/28 (72)発明者 田村 卓文 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 鈴木 文雄 東京都港区西新橋3丁目20番4号 日本 電気エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−80920(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光素子と、 前記受光素子に接続される電源と、 前記受光素子の出力が入力される演算増幅器と、 前記演算増幅器の反転出力と入力との間に挿入された帰
    還抵抗器と を備えた光受信回路の増幅回路において、 第一のトランジスタ(T1)と、該第一のトランジスタの
    エミッタに一端が接続された第一の抵抗器を含み、前記
    第一のトランジスタのコレクタが前記電源に接続され、
    前記第一の抵抗器の他端が前記入力に接続されて前記受
    光素子に並列に配置された第一の直列回路と、 前記演算増幅器の反転出力とこの第一のトランジスタの
    ベースとの間に挿入された第一のピーク検出回路(P
    D1)と、 コレクタが前記入力に接続された第二のトランジスタ
    (T2)と、該第二のトランジスタのエミッタに一端が接
    続され、他端が共通電位に接続された第二の抵抗を含む
    第二の直列回路と、 前記演算増幅器の正転出力とこの第二のトランジスタの
    ベースとの間に挿入された第二のピーク検出回路(P
    D2)と を備えたことを特徴とする光受信回路の増幅回路。
JP61101788A 1986-04-30 1986-04-30 光受信回路の増幅回路 Expired - Lifetime JP2575649B2 (ja)

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