JPS5821212Y2 - 中間周波増幅回路 - Google Patents

中間周波増幅回路

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Publication number
JPS5821212Y2
JPS5821212Y2 JP1978031219U JP3121978U JPS5821212Y2 JP S5821212 Y2 JPS5821212 Y2 JP S5821212Y2 JP 1978031219 U JP1978031219 U JP 1978031219U JP 3121978 U JP3121978 U JP 3121978U JP S5821212 Y2 JPS5821212 Y2 JP S5821212Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
intermediate frequency
diode
ceramic filter
tuning
Prior art date
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Application number
JP1978031219U
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English (en)
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JPS54135145U (ja
Inventor
坂本忠弘
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ受信機等に使用する中間周波増幅回路の
改良に関するものである。
更に詳説すると、ラジオ受信機等において入力信号が大
きい場合、中間周波増幅回路が飽和し、そのため同調表
示回路が正確な同調表示をしなくなることがあるが、本
考案は斯る欠点を解決できる回路を提供せんとするもの
である。
次に図面と共に本考案について説明する。
１゜１′はアンテナ、２はＦＭ用高周波段であり、高周
波増幅器とコンバーターから構成されている。
３はＡＭ用高周波段であり、コンバーターで構成されて
いる。
４は、前段中間周波増幅回路、５は中間周波増幅用トラ
ンジスタ、６はＡＭ用ＩＦＴ１７はＦＭ用負荷抵抗、８
はＦＭ用セラミック・フィルタ、９はＦＭ用中間周波増
幅トランジスタ、１０はＦＭ検波回路、１１はＡＭ検波
回路、１２はＡＭ同調表示信号取出用整流ダイオード、
１３゜１３′はＦＭ同調表示信号取出用整流ダイオード
、１４は同調表示メータである。
先ず、本考案の飽和防止用シリコンダイオード１５と抵
抗１６を接続していない従来回路について説明する。
従来回路ではアンテナ１に大入力信号が印加されている
時、同調嫡子（図示せず）を調整して行くと、第２図破
線で示す如く同調表示メータ１４は双峰特性をもってふ
れる。
即ち、同調がとれた状態では入力信号が最大となるので
、トランジスタ５が飽和して該トランジスタの出力イン
ピーダンスが激減したり、或はセラミック・フィルター
８が飽和して該フィルターの入力インピーダンスが激減
して、利得が低下し、そのため第２図破線で示す如き出
力特性となる。
換言すれば、同調点ｆｏでは同調表示メータ１４の指示
が小さくなり、あたかも同調点ｆｏの両側の２ケ所で同
調がとれているが如き誤表示がなされる。
尚、第２図において横軸は受信周波数ｆ、縦軸は同調表
示メータ１４の振れＷを示す。
本考案は斯る誤表示を解消するために、ＦＭ受信時にお
けるトランジスタ５のコレクタ負荷抵抗７に並列にシリ
コンダイオード１５と抵抗１６よりなる直列回路を接続
している。
即ち、小、中入力信号時には抵抗７の両端の降下電圧は
シリコンダイオード１５の立上り電圧よりも低いので、
ＩＦ信号および直流電流はダイオード１５には流れず、
抵抗７にのみ流れ、従来の回路と同じ動作を行なう。
しかし、大入力信号時にはＩＦ信号の振幅が大きくなり
、負荷抵抗７の両端降下電圧が大きくなって、ダイオー
ド１５の立上り電圧以上の振幅の電位差となる。
そのためＩＦ信号はダイオード１５に流れることになり
、トランジスタ５の負荷インピーダンスが低下してトラ
ンジスタの出力信号が小さくなると共にセラミックフィ
ルタ８の入力インピーダンスも低下するので、■Ｆ信号
がセラミックフィルタ８で飽和するのが防止される。
その結果、同調表示メータ１４は第２図実線で示す如く
振れるようになる。
第３図は実際の同調表示メータ１４を示し、第４図はシ
リコンダイオード１５の特性を示す。
尚、第４図において横軸は電圧■、縦軸は電流■を示す
。
尚また、シリコンダイオード１５に直列接続の抵抗１６
は必ずしも接続する必要はなく、実施例においてはダイ
オードの立上り特性を緩くするために入れである。
また、トランジスタ５の後段にセラミックフィルタ８で
はなく、トランジスタを接続した場合も本考案と同様の
効果があることは言うまでもない。
このように本考案によれば、中間周波増幅用トランジス
タの出力電極に接続された負荷抵抗と並列にダイオード
を接続するだけで、大入力信号時における該トランジス
タ或は該トランジスタの出力電極に接続される後段回路
素子の飽和を簡単且つ確実に防止することができる。
従って、同調表示回路の表示を正確に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の中間周波増幅回路を示す回路図、第２
図、第３図および第４図は本考案を説明するための図面
である。 ５・・・・・・中間周波増幅用トランジスタ、７・・・
・・・負荷抵抗、８・・・・・・セラミックフィルター
１５・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間周波増幅用トランジスタの出力電極に負荷抵抗とセ
    ラミックフィルタとを接続し、前記負荷抵抗と並列に且
    つ前記トランジスタの導通方向にダイオードを接続し、
    該セラミックフィルタの後段に同調表示回路を接続し、
    大入力信号時に前記負荷抵抗に流れる大電流による降下
    電圧により前記ダイオードを導通させて、大入力信号時
    における前記トランジスタ或はセラミックフィルタの飽
    和を抑制し、同調表示の誤表示を防止することを特徴と
    する中間周波増幅回路。
JP1978031219U 1978-03-09 1978-03-09 中間周波増幅回路 Expired JPS5821212Y2 (ja)

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JPS54135145U JPS54135145U (ja) 1979-09-19
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4712842U (ja) * 1971-03-13 1972-10-16
JPS49123907U (ja) * 1973-02-22 1974-10-23

Also Published As

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JPS54135145U (ja) 1979-09-19

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