JPS6230530B2 - - Google Patents
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- JPS6230530B2 JPS6230530B2 JP55052467A JP5246780A JPS6230530B2 JP S6230530 B2 JPS6230530 B2 JP S6230530B2 JP 55052467 A JP55052467 A JP 55052467A JP 5246780 A JP5246780 A JP 5246780A JP S6230530 B2 JPS6230530 B2 JP S6230530B2
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 11
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 11
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- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラジオ受信機等の受信機の自動利得制
御電圧を得る回路の構成に関する。
御電圧を得る回路の構成に関する。
ラジオ受信機においては、受信信号レベルは一
定せず、ときには強力な信号を受ける場合もある
ので、このような場合にも良好な受信ができるよ
うにラジオ受信機を設計する必要がある。すなわ
ち受信信号レベルが強すぎるとラジオ受信機の入
力回路である高周波回路が飽和して相互変調によ
る混信、ビート、スプリアスや歪率の悪化などを
起こす原因となる。
定せず、ときには強力な信号を受ける場合もある
ので、このような場合にも良好な受信ができるよ
うにラジオ受信機を設計する必要がある。すなわ
ち受信信号レベルが強すぎるとラジオ受信機の入
力回路である高周波回路が飽和して相互変調によ
る混信、ビート、スプリアスや歪率の悪化などを
起こす原因となる。
この対策として高周波回路のダイナミツクレン
ジをおおきくとつて許容入力レベルを大きくした
り、あるいは又近距離受信時と遠距離受信時との
切換スイツチを設けて、近距離受信時に高周波回
路の前段にアツテネータを挿入したり、あるいは
又自動利得制御(AGC)回路を設けて、受信信
号レベルが強くなつた時に自動的に高周波回路の
利得を下げて、受信機の入力回路である高周波回
路が飽和しないようすることが行なわれている。
特に電子同調化されたラジオ受信機では一般に同
調容量に可変容量ダイオードを用いているため同
調回路の動作信号の振巾の制限がきびしくAGC
回路は不可欠のものである。
ジをおおきくとつて許容入力レベルを大きくした
り、あるいは又近距離受信時と遠距離受信時との
切換スイツチを設けて、近距離受信時に高周波回
路の前段にアツテネータを挿入したり、あるいは
又自動利得制御(AGC)回路を設けて、受信信
号レベルが強くなつた時に自動的に高周波回路の
利得を下げて、受信機の入力回路である高周波回
路が飽和しないようすることが行なわれている。
特に電子同調化されたラジオ受信機では一般に同
調容量に可変容量ダイオードを用いているため同
調回路の動作信号の振巾の制限がきびしくAGC
回路は不可欠のものである。
受信信号レベルがどの程度の大きさになつたと
きAGC回路を動作させるのかはその受信機の入
力回路構成及び受信機の使用される環境と目的に
応じて最適値に設定されるのが望ましく、又
AGC電圧自体も受信機の入力回路構成によつて
最適値に設定されるのが望ましい。
きAGC回路を動作させるのかはその受信機の入
力回路構成及び受信機の使用される環境と目的に
応じて最適値に設定されるのが望ましく、又
AGC電圧自体も受信機の入力回路構成によつて
最適値に設定されるのが望ましい。
第1図にFMラジオ受信機の構成の1例を示
す。アンテナ1で受けた信号をフロントエンド2
で選択、増巾、中間周波数の信号に周波数変換し
ている。この中間周波数の信号はフイルター3を
介してFM,IF段4へ加えられ、ここで増巾され
振巾制限されたうえでFM検波され、その出力は
出力増幅段5で増巾されて、スピーカ6へ伝えら
れている。又、FM,IF段4からフロントエンド
2へAGC電圧が加えられている。
す。アンテナ1で受けた信号をフロントエンド2
で選択、増巾、中間周波数の信号に周波数変換し
ている。この中間周波数の信号はフイルター3を
介してFM,IF段4へ加えられ、ここで増巾され
振巾制限されたうえでFM検波され、その出力は
出力増幅段5で増巾されて、スピーカ6へ伝えら
れている。又、FM,IF段4からフロントエンド
2へAGC電圧が加えられている。
このような構成で受信信号強度に応じてフロン
トエンド2の利得を自動的に制御しており、この
ためにFMIF段4には中間周波数に変換された信
号を振巾制限増幅してFM検波した後出力段5に
伝える機能と中間周波数の振巾を検出してAGC
電圧をフロントエンド2に加える機能とを有して
いる。すなわち、FMIF段4は振巾制限機能のな
い(たとえあつても出力に振巾制限が影響しない
程度の利得であれば良い)増幅部41とこの増幅
部41に続く複数の振巾制限増幅部42,43と
振幅制限増幅部の最後段43の出力をFM検波す
るFM検波部45と増幅部41の出力の振巾を検
出する信号レベル検出部とを備えている。又、そ
の他に付属機能のための回路たとえば自動周波数
制御(AFC)回路、ミユーテイング回路、受信
同調表示装置を駆動するための回路等を備えるこ
とが一般的であり、このため回路が複雑となるの
で受信機の小型化や低コスト化のためにはFM,
IF段4は集積回路化されることが多い。
トエンド2の利得を自動的に制御しており、この
ためにFMIF段4には中間周波数に変換された信
号を振巾制限増幅してFM検波した後出力段5に
伝える機能と中間周波数の振巾を検出してAGC
電圧をフロントエンド2に加える機能とを有して
いる。すなわち、FMIF段4は振巾制限機能のな
い(たとえあつても出力に振巾制限が影響しない
程度の利得であれば良い)増幅部41とこの増幅
部41に続く複数の振巾制限増幅部42,43と
振幅制限増幅部の最後段43の出力をFM検波す
るFM検波部45と増幅部41の出力の振巾を検
出する信号レベル検出部とを備えている。又、そ
の他に付属機能のための回路たとえば自動周波数
制御(AFC)回路、ミユーテイング回路、受信
同調表示装置を駆動するための回路等を備えるこ
とが一般的であり、このため回路が複雑となるの
で受信機の小型化や低コスト化のためにはFM,
IF段4は集積回路化されることが多い。
しかし、FMラジオ受信機の小型化低コスト化
のためFM,IF段4を集積回路化する場合には
AGC回路の動作する入力信号レベルと出力され
るAGC電圧は各集積回路ごとに決まつている。
このため、AGC回路の動作する受信信号レベル
及びAGC電圧を個々の受信機に要求される最適
値に設定することが制約されるという欠点があつ
た。
のためFM,IF段4を集積回路化する場合には
AGC回路の動作する入力信号レベルと出力され
るAGC電圧は各集積回路ごとに決まつている。
このため、AGC回路の動作する受信信号レベル
及びAGC電圧を個々の受信機に要求される最適
値に設定することが制約されるという欠点があつ
た。
本発明の目的は集積回路化に適した回路構成の
AGC電圧取出し回路を得ることであり、又別の
目的はAGC回路の動作する集積回路の入力信号
レベルとAGC電圧を外部より設定できるように
した集積回路化に適した回路構成に適したAGC
電圧取り出し回路を得ることにある。
AGC電圧取出し回路を得ることであり、又別の
目的はAGC回路の動作する集積回路の入力信号
レベルとAGC電圧を外部より設定できるように
した集積回路化に適した回路構成に適したAGC
電圧取り出し回路を得ることにある。
次に、図面を参照して本発明をより詳細に説明
する。
する。
第2図に本発明の一実施例によるAGC回路を
備えた集積回路化されたFM,IF段20の構成を
ブロツク図で示す。
備えた集積回路化されたFM,IF段20の構成を
ブロツク図で示す。
入力ピン7は1段目のリミツタアンプ8の入力
へ接続されており、1段目のリミツタアンプ8の
出力は2段目のリミツタアンプ9の入力へ接続さ
れており、2段目のリミツタアンプ9の出力は3
段目のリミツタアンプ10の入力へ接続されてい
る。3段目のリミツタアンプ10の出力はFM検
波段11の入力へ接続されており、FM検波段1
1の出力は低周波増巾段12へ接続されており、
低周波増巾段12の出力は検波出力ピン13へ接
続されている。一方、入力ピン7は第1の信号レ
ベル検出段14へ結合されており、1段目のリミ
ツタアンプ8の出力は第2の信号レベル検出段1
5へ結合されている。第1、第2の信号レベル検
出段14,15の出力は、AGC出力段16へ接
続されており、AGC出力段16の出力はAGC電
圧出力ピン17へ接続されており、AGC電圧出
力ピン17は抵抗18を介して電源19へ接続さ
れている。
へ接続されており、1段目のリミツタアンプ8の
出力は2段目のリミツタアンプ9の入力へ接続さ
れており、2段目のリミツタアンプ9の出力は3
段目のリミツタアンプ10の入力へ接続されてい
る。3段目のリミツタアンプ10の出力はFM検
波段11の入力へ接続されており、FM検波段1
1の出力は低周波増巾段12へ接続されており、
低周波増巾段12の出力は検波出力ピン13へ接
続されている。一方、入力ピン7は第1の信号レ
ベル検出段14へ結合されており、1段目のリミ
ツタアンプ8の出力は第2の信号レベル検出段1
5へ結合されている。第1、第2の信号レベル検
出段14,15の出力は、AGC出力段16へ接
続されており、AGC出力段16の出力はAGC電
圧出力ピン17へ接続されており、AGC電圧出
力ピン17は抵抗18を介して電源19へ接続さ
れている。
第2図の実施例は以上説明したような構成にな
つているので入力ピン7に加えられた信号を1段
目、2段目、3段目のリミツタアンプ8,9,1
0によつて振巾制限増巾し、FM検波段11へ加
えており、FM検波段11では3段目のリミツタ
アンプ10の出力信号をFM検波しており、FM
検波信号を低周波増巾段12で増巾して検波出力
ピン13へ取り出している。一方、第1の信号レ
ベル検出段14で入力ピン7へ加えられる信号振
巾を検出しており、又第2の信号レベル検出段1
5で1段目のリミツタアンプ8の出力信号の振巾
を検出している。第1、第2の信号レベル検出段
14,15で検出した信号振巾に応じた電流は、
AGC出力段16に加えられ、AGC出力段16で
第1、第2の信号レベル検出段14,15で検出
した電流を増巾してAGC電圧出力ピン17から
取り出し負荷となる抵抗18へ加えている。この
とき第2の信号レベル検出段15で1段目のリミ
ツタアンプ8の出力信号の振巾を検出して取り出
した電流をAGC出力段16で増巾してAGC電圧
出力ピン17より取り出す利得に対し、第1の信
号レベル検出段14で入力ピン7へ加えられる信
号振巾を検出して取り出した電流をAGC出力段
16で増巾してAGC電圧出力ピン17より取り
出す利得は約30倍以上と十分大きくなつている。
つているので入力ピン7に加えられた信号を1段
目、2段目、3段目のリミツタアンプ8,9,1
0によつて振巾制限増巾し、FM検波段11へ加
えており、FM検波段11では3段目のリミツタ
アンプ10の出力信号をFM検波しており、FM
検波信号を低周波増巾段12で増巾して検波出力
ピン13へ取り出している。一方、第1の信号レ
ベル検出段14で入力ピン7へ加えられる信号振
巾を検出しており、又第2の信号レベル検出段1
5で1段目のリミツタアンプ8の出力信号の振巾
を検出している。第1、第2の信号レベル検出段
14,15で検出した信号振巾に応じた電流は、
AGC出力段16に加えられ、AGC出力段16で
第1、第2の信号レベル検出段14,15で検出
した電流を増巾してAGC電圧出力ピン17から
取り出し負荷となる抵抗18へ加えている。この
とき第2の信号レベル検出段15で1段目のリミ
ツタアンプ8の出力信号の振巾を検出して取り出
した電流をAGC出力段16で増巾してAGC電圧
出力ピン17より取り出す利得に対し、第1の信
号レベル検出段14で入力ピン7へ加えられる信
号振巾を検出して取り出した電流をAGC出力段
16で増巾してAGC電圧出力ピン17より取り
出す利得は約30倍以上と十分大きくなつている。
ここで一般に集積回路化されたFM,IF段20
では1段目、2段目、3段目のリミツタアンプ
8,9,10は差動増巾器で構成されておりFM
検波段11は集積回路化に適したクオドレーチヤ
検波回路あるいはデイフアレンシヤルピーク検波
回路等で構成されている。
では1段目、2段目、3段目のリミツタアンプ
8,9,10は差動増巾器で構成されておりFM
検波段11は集積回路化に適したクオドレーチヤ
検波回路あるいはデイフアレンシヤルピーク検波
回路等で構成されている。
又、第1、第2の信号レベル検出段14,15
は、たとえば「信号強度検出回路」特公昭54−
28681号にいう比較器あるいは又「同調兼信号強
度表示回路」特公昭52−2561号にいうピーク検波
器で構成できる。又、AGC出力段16はたとえ
ば第3図に示すような回路で構成できる。AGC
出力段16および信号レベル検出段14,15等
の動作を第3図の例でさらに説明する。すなわ
ち、AGC出力段16はダイオード22,23,
24とトランジスタ25,26,27と抵抗28
で構成されており、第1の信号レベル検出段14
の出力がダイオード22のカソードとトランジス
タ25のベースの接続点へ接続されており、第2
の信号レベル検出段15の出力がダイオード23
のカソードとトランジスタ26のベースとの接続
点へ接続されており、ダイオード22と23のア
ノードとトランジスタ25と26のエミツタは、
電源ピン29へ接続されている。トランジスタ2
5のコレクタは抵抗28の一端とトランジスタ2
7のベースへ接続されており、トランジスタ26
のコレクタ又は抵抗28の他端と、ダイオード2
4のアノードとが接続されており、トランジスタ
27のエミツタとダイオード24のカソードは接
地ピン30を通して基準電位へ接地されており、
トランジスタ27のコレクタはAGC電圧出力PIN
17へ接続されている。ここでトランジスタ27
はトランジスタ25,26とは異なる導電形式を
有している。又ダイオード22とトランジスタ2
5は整合がとられており、又ダイオード23とト
ランジスタ26は整合がとられており、又、ダイ
オード24とトランジスタ27は整合がとられて
いる。
は、たとえば「信号強度検出回路」特公昭54−
28681号にいう比較器あるいは又「同調兼信号強
度表示回路」特公昭52−2561号にいうピーク検波
器で構成できる。又、AGC出力段16はたとえ
ば第3図に示すような回路で構成できる。AGC
出力段16および信号レベル検出段14,15等
の動作を第3図の例でさらに説明する。すなわ
ち、AGC出力段16はダイオード22,23,
24とトランジスタ25,26,27と抵抗28
で構成されており、第1の信号レベル検出段14
の出力がダイオード22のカソードとトランジス
タ25のベースの接続点へ接続されており、第2
の信号レベル検出段15の出力がダイオード23
のカソードとトランジスタ26のベースとの接続
点へ接続されており、ダイオード22と23のア
ノードとトランジスタ25と26のエミツタは、
電源ピン29へ接続されている。トランジスタ2
5のコレクタは抵抗28の一端とトランジスタ2
7のベースへ接続されており、トランジスタ26
のコレクタ又は抵抗28の他端と、ダイオード2
4のアノードとが接続されており、トランジスタ
27のエミツタとダイオード24のカソードは接
地ピン30を通して基準電位へ接地されており、
トランジスタ27のコレクタはAGC電圧出力PIN
17へ接続されている。ここでトランジスタ27
はトランジスタ25,26とは異なる導電形式を
有している。又ダイオード22とトランジスタ2
5は整合がとられており、又ダイオード23とト
ランジスタ26は整合がとられており、又、ダイ
オード24とトランジスタ27は整合がとられて
いる。
第3図において、入力ピン7に加えられる信号
レベルが小さい場合、もしくは無信号特には入力
ピン7に結合されている第1の信号レベル検出段
14と1段目のリミツタアンプ8の出力に結合さ
れている第2の信号レベル検出段15には信号振
巾を検出できるだけの十分なレベルを持つた信号
が加えられないため第1、及び第2の信号レベル
検出段14,15から電流は検出されず、このた
め、ダイオード22,23とトランジスタ25,
26はオフであり、トランジスタ27もオフであ
り、AGC電圧出力ピン17の電圧VAGCは電源1
9の電圧VCCと等しい。
レベルが小さい場合、もしくは無信号特には入力
ピン7に結合されている第1の信号レベル検出段
14と1段目のリミツタアンプ8の出力に結合さ
れている第2の信号レベル検出段15には信号振
巾を検出できるだけの十分なレベルを持つた信号
が加えられないため第1、及び第2の信号レベル
検出段14,15から電流は検出されず、このた
め、ダイオード22,23とトランジスタ25,
26はオフであり、トランジスタ27もオフであ
り、AGC電圧出力ピン17の電圧VAGCは電源1
9の電圧VCCと等しい。
一方、ピンワに加えられる信号レベルが大きく
なつて入力ピン7に結合される第1の信号レベル
検出段14では、信号振巾を検出できないままで
あるが、1段目のリミツタアンプ8の出力に結合
される第2の信号レベル検出段15では信号振巾
を検出して電流Iが検出される入力信号レベルV
IN-1に達すると、ダイオード22とトランジスタ
25はオフのままであるが、ダイオード23には
第2の信号レベル検出段15で検出された電流I
が流れる。このため、ダイオード23と整合とら
れているトランジスタ26にも等しい電流Iが流
れ、この電流Iはダイオード24に流れる。トラ
ンジスタ27はダイオード24と整合がとられて
いるため、トランジスタ27のコレクタに十分電
圧が加えられていれば、トランジスタ27にも電
流Iが流れることになるが、抵抗18が(1)式の条
件をみたすときは R>VCC/I …(1) R:抵抗18の抵抗値 VCC:電源19の電圧 I:第2の信号レベル検出段15の検出電流 トランジスタ27は飽和し、トランジスタ27
にはほぼVCC/Rの電流だけが流れ、AGC電圧
出力ピン17の電圧VAGCはほぼ基準電位とな
る。
なつて入力ピン7に結合される第1の信号レベル
検出段14では、信号振巾を検出できないままで
あるが、1段目のリミツタアンプ8の出力に結合
される第2の信号レベル検出段15では信号振巾
を検出して電流Iが検出される入力信号レベルV
IN-1に達すると、ダイオード22とトランジスタ
25はオフのままであるが、ダイオード23には
第2の信号レベル検出段15で検出された電流I
が流れる。このため、ダイオード23と整合とら
れているトランジスタ26にも等しい電流Iが流
れ、この電流Iはダイオード24に流れる。トラ
ンジスタ27はダイオード24と整合がとられて
いるため、トランジスタ27のコレクタに十分電
圧が加えられていれば、トランジスタ27にも電
流Iが流れることになるが、抵抗18が(1)式の条
件をみたすときは R>VCC/I …(1) R:抵抗18の抵抗値 VCC:電源19の電圧 I:第2の信号レベル検出段15の検出電流 トランジスタ27は飽和し、トランジスタ27
にはほぼVCC/Rの電流だけが流れ、AGC電圧
出力ピン17の電圧VAGCはほぼ基準電位とな
る。
又、抵抗18が(2)式の条件をみたすときは
1/30 VCC/I<R<1/5×VCC/I…(2
) トランジスタ27のコレクタ電圧、すなわち、
AGC電圧出力ピン17の電圧VAGCは(3)式 VAGC=VCC−IR …(3) (VAGC:AGC電圧出力ピン17の電圧) で与えられるが(2)式の条件が成立しているので VAGC≒VCC …(4) となる。
) トランジスタ27のコレクタ電圧、すなわち、
AGC電圧出力ピン17の電圧VAGCは(3)式 VAGC=VCC−IR …(3) (VAGC:AGC電圧出力ピン17の電圧) で与えられるが(2)式の条件が成立しているので VAGC≒VCC …(4) となる。
この状態は入力ピン7に加えられる信号レベル
がさらに大きくなつて入力ピン7に結合されて入
力ピン7に加えられた信号振巾を検出する第1の
信号レベル検出段14でも信号振巾による電流I
を検出するようになる入力信号レベルVIN-2なる
まで続く。入力信号レベルがVIN-2まで大きくな
ると第1の信号レベル検出段14と、第2の信号
レベル検出段15でともに信号振巾による電流I
を検出するようになるので、ダイオード22,2
3にそれぞれ電流Iが流れるのでダイオード2
2,23にそれぞれ整合のとられているトランジ
スタ25,26にも電流Iが流れるようになる。
このため抵抗28には電流Iが流れダイオード2
4には、2倍の電流(2I)が流れる。ここで抵抗
28での電圧降下が IR28>100mV …(5) R28:抵抗28の抵抗値 (5)式を満足するように設定されているためトラ
ンジスタ27は十分大きく駆動される。
がさらに大きくなつて入力ピン7に結合されて入
力ピン7に加えられた信号振巾を検出する第1の
信号レベル検出段14でも信号振巾による電流I
を検出するようになる入力信号レベルVIN-2なる
まで続く。入力信号レベルがVIN-2まで大きくな
ると第1の信号レベル検出段14と、第2の信号
レベル検出段15でともに信号振巾による電流I
を検出するようになるので、ダイオード22,2
3にそれぞれ電流Iが流れるのでダイオード2
2,23にそれぞれ整合のとられているトランジ
スタ25,26にも電流Iが流れるようになる。
このため抵抗28には電流Iが流れダイオード2
4には、2倍の電流(2I)が流れる。ここで抵抗
28での電圧降下が IR28>100mV …(5) R28:抵抗28の抵抗値 (5)式を満足するように設定されているためトラ
ンジスタ27は十分大きく駆動される。
このため、抵抗18が(1)式の条件にあるときは
もちろん(2)式の条件にある場合もトランジスタ2
7は飽和し、AGC電圧出力ピン17の電圧VAGC
はほぼ基準電圧となる。この状態はさらに入力ピ
ン7に加えられる入力信号レベルが大きくなつて
も維持される。ここで(2)式で示される抵抗18の
上限と下限の制限で下限の方はトランジスタ27
が飽和するまで駆動されたときに電源19から抵
抗18を通して消費される電流が大きくなつて消
費電力が大きくなりすぎるのを避けるための条件
である。
もちろん(2)式の条件にある場合もトランジスタ2
7は飽和し、AGC電圧出力ピン17の電圧VAGC
はほぼ基準電圧となる。この状態はさらに入力ピ
ン7に加えられる入力信号レベルが大きくなつて
も維持される。ここで(2)式で示される抵抗18の
上限と下限の制限で下限の方はトランジスタ27
が飽和するまで駆動されたときに電源19から抵
抗18を通して消費される電流が大きくなつて消
費電力が大きくなりすぎるのを避けるための条件
である。
又、前に説明した入力信号レベルVIN-1とVIN
−2のレベルの比は1段目のリミツタアンプ8の利
得に等しくなることはあきらかであり、一般に15
〜25dBになる。
−2のレベルの比は1段目のリミツタアンプ8の利
得に等しくなることはあきらかであり、一般に15
〜25dBになる。
以上の動作を第4に示す。曲線IはR>VCC/Iの
時の入力信号レベルとAGC出力電圧の関係を示
したもので、曲線は1/30 VCC/I<R<1/
5 VCC/Iの時 の関係を示したものである。
したもので、曲線は1/30 VCC/I<R<1/
5 VCC/Iの時 の関係を示したものである。
以上、説明したように、第3図に示す実施例で
はAGC電圧出力ピン17の電圧VAGCが電源19
の電圧VCCから基準電位へ反転するときの入力ピ
ン7に加えられている入力信号レベルである。
AGC動作入力レベルを抵抗18を(1)式の条件あ
るいは又(2)式の条件をみたすような抵抗値に選択
することで2通りに設定できる。又、各条件式で
ある(1)式、(2)式は共に制限範囲が十分広くとられ
ているので、無調整化できる。又、AGC動作入
力レベルを設定するために、集積回路に特別の外
部導出端子を必要としていない。このことは集積
回路化において有利である。又、弱入力もしくは
無入力時のAGC電圧出力ピン7の電圧VAGCは電
源19の電圧VCCとなるので、集積回路の外部の
電源19の電圧によつてAGC電圧を設定でき
る。
はAGC電圧出力ピン17の電圧VAGCが電源19
の電圧VCCから基準電位へ反転するときの入力ピ
ン7に加えられている入力信号レベルである。
AGC動作入力レベルを抵抗18を(1)式の条件あ
るいは又(2)式の条件をみたすような抵抗値に選択
することで2通りに設定できる。又、各条件式で
ある(1)式、(2)式は共に制限範囲が十分広くとられ
ているので、無調整化できる。又、AGC動作入
力レベルを設定するために、集積回路に特別の外
部導出端子を必要としていない。このことは集積
回路化において有利である。又、弱入力もしくは
無入力時のAGC電圧出力ピン7の電圧VAGCは電
源19の電圧VCCとなるので、集積回路の外部の
電源19の電圧によつてAGC電圧を設定でき
る。
以上説明したように、本発明によればAGC電
圧を設定でき、又、AGC動作入力信号レベルを
集積回路の外付抵抗の値によつて2通りに無調整
で設定できるうえ、あられに別の外部導出ピンを
必要としないので、端子数に制約のある集積回路
化においては設計上の制約を取り除いて、設計上
の自由度をますことができる利点がある。
圧を設定でき、又、AGC動作入力信号レベルを
集積回路の外付抵抗の値によつて2通りに無調整
で設定できるうえ、あられに別の外部導出ピンを
必要としないので、端子数に制約のある集積回路
化においては設計上の制約を取り除いて、設計上
の自由度をますことができる利点がある。
第1図はFMラジオ受信機の構成の1例を示す
ブロツク図である。第2図は本発明の一実施例に
よるFMIF段を示すブロツク図である。第3図は
本発明の一実施例をより詳細に示した回路図であ
る。第4図は本発明の動作を説明する入力信号レ
ベルとAGC出力電圧との関係を示すグラフであ
る。 1……アンテナ、2……フロントエンド、3…
…フイルタ、4……FM,IF段、5……出力増巾
段、6……スピーカ、7……入力ピン、8……1
段目のリミツタアンプ、9……2段目のリミツタ
アンプ、10……3段目のリミツタアンプ、11
……FM検波段、12……低周波増巾段、13…
…検波出力PIN、14……第1の信号レベル検出
段、15……第2の信号レベル検出段、16……
AGC出力段、17……AGC電圧出力ピン、1
8,28……抵抗、19……電源、22,23,
24……ダイオード、25,26,27……トラ
ンジスタ、29……電源ピン、30……接地ピ
ン。
ブロツク図である。第2図は本発明の一実施例に
よるFMIF段を示すブロツク図である。第3図は
本発明の一実施例をより詳細に示した回路図であ
る。第4図は本発明の動作を説明する入力信号レ
ベルとAGC出力電圧との関係を示すグラフであ
る。 1……アンテナ、2……フロントエンド、3…
…フイルタ、4……FM,IF段、5……出力増巾
段、6……スピーカ、7……入力ピン、8……1
段目のリミツタアンプ、9……2段目のリミツタ
アンプ、10……3段目のリミツタアンプ、11
……FM検波段、12……低周波増巾段、13…
…検波出力PIN、14……第1の信号レベル検出
段、15……第2の信号レベル検出段、16……
AGC出力段、17……AGC電圧出力ピン、1
8,28……抵抗、19……電源、22,23,
24……ダイオード、25,26,27……トラ
ンジスタ、29……電源ピン、30……接地ピ
ン。
Claims (1)
- 1 信号入力端と、この信号入力端に入力される
信号を増幅する増幅段と、この増幅段の入出力信
号の信号レベルをそれぞれ検出する第1および第
2の信号レベル検出段と、これら第1および第2
の信号レベル検出段の検出出力を加算し負荷抵抗
に与える検出出力合成段とを備え、該負荷抵抗か
ら自動利得制御電圧を得るとともに、前記第1の
信号レベル検出段の入力から自動利得制御電圧出
力点までの利得は前記第2の信号レベル検出段の
入力から前記自動利得制御電圧出力点までの利得
よりも大きくなつていることを特徴とする自動利
得制御電圧出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5246780A JPS56149108A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Automatic gain control voltage outputting circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5246780A JPS56149108A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Automatic gain control voltage outputting circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149108A JPS56149108A (en) | 1981-11-18 |
JPS6230530B2 true JPS6230530B2 (ja) | 1987-07-02 |
Family
ID=12915517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5246780A Granted JPS56149108A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Automatic gain control voltage outputting circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56149108A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5956855U (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-13 | アルパイン株式会社 | Agc回路 |
JPS6090409A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電力増幅装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5011009A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-04 |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5246780A patent/JPS56149108A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5011009A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149108A (en) | 1981-11-18 |
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