JP2993496B1 - リミッタ回路付きミキサ - Google Patents

リミッタ回路付きミキサ

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Abstract

【要約】 【目的】 受信回路のミキサ回路において、RF信号が
強いときに生じるミキサ回路の出力電力低下を防止す
る。 【構成】 入力信号が強いときにインピーダンスが低く
なるように構成されたリミッタ回路20を、ミキサ回路
10の信号入力端子に付加することによって、入力信号
が強いときにミキサ回路に大振幅の信号が入らないよう
にし、その結果、ミキサの入力トランジスタQ3の飽和
を避けられるため、ミキサ回路の出力電力低下を防い
だ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信回路に使われ
るミキサに係わるものであり、特に、入力にリミッタ回
路を設けたミキサに係わるものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の受信回路に、二重平衡型ミ
キサが使われている。特に、電界強度検出回路を含んだ
受信回路にミキサを用いた場合、図3に示すように、強
い受信信号(Pin)が入力した時に、出力電力(Po
ut)が低下し、その結果として、電界強度検出に誤動
作を起こすことがある。この分野において、例えば、特
開昭60−052121号公報、特開昭63−2192
90号公報、特開平01−212975号公報、特開平
04−328922号公報、特開平07−177051
号公報などが知られている。
【0003】特開昭60−052121号公報は、振幅
変調受信機において、混合回路の出力を受ける振幅変調
検波回路の出力をリミッタ回路で制限し更にリミッタ回
路の出力を位相検波し更に移相して得た信号と、振幅変
調検波回路の出力とを差動増幅回路に入力して、妨害波
の変調成分によるビートの混入を防止することを提案し
ている。特開昭63−219290号公報は、ミキサを
構成する差動増幅器の負帰還回路に積分コンデンサと電
圧制限ダイオードとの並列回路を設けたバースト波形整
形回路を開示している。
【0004】特開平01−212975号公報は、映像
信号と遅延映像信号との差からノイズ成分を抽出して、
このノイズ成分の逆相成分を混合器により映像信号から
除去するノイズ除去回路において、信号レベルに応じて
ノイズ成分のレベルを制御することを提案している。特
開平04−328922号公報は、リミッタ増幅器を含
むことにより、AGC回路を不要にした、スペクトル拡
散無線伝送用の受信回路を提案している。特開平07−
177051号公報は、復調出力の歪率を劣化させるこ
となく受信感度及びS/N比を改善する、ダブルスーパ
ーヘテロダイン方式のFM無線電話装置を開示してい
る。
【0005】しかしながら、これら従来技術は、上述し
たような電界強度検出回路を含んだ受信回路にミキサを
用いた場合に強い受信信号が入力した時に出力電力が低
下する問題には、全く触れていない。そして、この問題
は、二重平衡型ミキサだけでなく、同じく差動型式の回
路である差動増幅器でも同様に生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記した問題を解決した、ミキサ回路のような差動型式の
回路を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した問題を防ぐため
には、強信号が入力されても出力電力が低下しないミキ
サにする必要がある。出力低下の原因は、ミキサ回路の
ような差動型式の回路の入力トランジスタが飽和するこ
とにある。ミキサ回路などの差動型式の入力トランジス
タに強信号を入力すると、入力トランジスタのベース電
位は、信号の振幅に応じて変動する。このため、入力信
号の振幅が上昇した時、入力トランジスタのベース電位
も上昇する。さらに、入力トランジスタのベース−エミ
ッタ間電圧VBEは、トランジスタが動作状態の時、ほ
ぼ一定値に保たれるため、ベース電位の上昇にともな
い、エミッタ電位も上昇する。しかし、コレクタ電流の
増加によって、コレクタ電位は、一定または下降する方
向に変動する。このとき、入力トランジスタのコレクタ
−エミッタ間電圧VCEは、小さくなり、入力トランジ
スタは、飽和状態になる。飽和状態になった時、増幅作
用が低下するため、出力電力が低下する。そこで、 本
発明は、出力低下の原因であるトランジスタの飽和をな
くすために、ミキサ回路のような差動型式の回路の入力
にリミッタ回路をつけることを提案する。
【0008】すなわち、本発明によるならば、入力信号
を受けるリミッタ回路と、該リミッタ回路の出力に入力
が接続されており、該リミッタ回路を介して前記入力信
号を受けて処理する差動型式の処理回路とを具備してお
り、前記リミッタ回路は、前記入力信号が弱いとき、前
記入力信号を制限せず、前記入力信号が強いとき、前記
リミッタ回路の前記入力の入力インピーダンスを低下さ
せるような特性を有していることを特徴とする回路が提
供される。
【0009】本発明の1つの実施の態様では、前記処理
回路は、第1の信号入力と第2の信号入力とを有する二
重平衡型ミキサであり、前記第1の信号入力が前記リミ
ッタ回路の前記出力に接続されており、前記第2の信号
入力には局部発振信号として振幅が一定の信号が入力さ
れており、前記リミッタ回路は、前記入力信号の振幅が
所定のレベルを越えたとき、前記リミッタ回路の前記第
1の信号入力の入力インピーダンスを低下させることに
より、前記二重平衡型ミキサの前記入力信号の振幅を低
下させ、前記二重平衡型ミキサの強入力時の出力電力低
下を防止する。また、前記処理回路は、差動増幅器でも
よい。
【0010】好ましい態様では、前記リミッタ回路は、
前記入力信号を受けるように接続されたベースを有し、
コレクタからリミッタ回路の出力を出力する第1のトラ
ンジスタと、該第1のトランジスタのベースに接続され
たコレクタと、第1の抵抗を介してグランドに接続され
第2の抵抗を介して前記第1のトランジスタのエミッタ
に接続されたベースと、グランドに接続されたエミッタ
とを有する第2のトランジスタと、第3の抵抗を介して
前記第1のトランジスタのベースに接続されたバイアス
電源とを具備している。
【0011】そして、前記第1及び第2のトランジスタ
のベース−エミッタ間電圧をVBEで表すとき、前記バ
イアス電源は、前記第1のトランジスタのベースを、2
VBE以下のバイアス電圧でバイアスするようになされ
ており、前記入力信号が小振幅のとき、前記第2のトラ
ンジスタはオフ状態に維持されて、前記第1のトランジ
スタがエミッタ接地増幅器として機能し、前記入力信号
が大振幅で、前記第1のトランジスタのベース電圧が2
VBEより十分大きくなったとき、前記第2のトランジ
スタはオン状態になる。なお、前記バイアス電圧は、例
えば前記第2の抵抗の抵抗値を変えることによって自由
に設定できる。
【0012】
【作用】以上のような本発明による回路では、入力信号
が強いときにインピーダンスが低くなるように構成され
たリミッタ回路を、ミキサ回路のような処理回路の信号
入力端子に付加することによって、入力信号が強いとき
にミキサ回路に大振幅の信号が入らないようにし、その
結果、ミキサ回路の出力電力低下を防ぐ。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の態様を添付図面を
参照して説明する。図1は、本発明による、リミッタ回
路付きミキサの回路図である。
【0014】本発明の構成を図を用いて説明する。図1
において、参照番号10が、ミキサ回路を示し、参照番
号20が、リミッタ回路を示している。ミキサ回路10
のRF信号入力端子となるトランジスタQ3のベースに
コンデンサC1を介してリミッタ回路20が接続してい
る。
【0015】リミッタ回路20は、トランジスタQ1及
びQ2を具備しており、トランジスタQ1のベースとト
ランジスタQ2のコレクタが接続され、トランジスタQ
1のエミッタとトランジスタQ2のベースとの間に抵抗
R2が接続され、トランジスタQ2のベースとグランド
との間に抵抗R1が接続されている。そして、トランジ
スタQ2のエミッタは、グランドに接続している。トラ
ンジスタQ1のベースとトランジスタQ2のコレクタに
は、抵抗R8を介してバイアス電源V5が接続され、さ
らに、コンデンサC2を介してRF信号源V4が接続さ
れている。トランジスタQ1のコレクタは、抵抗R3を
介して電源電圧V1に接続されており、更にコンデンサ
C1を介して、ミキサ回路10のRF信号入力端子、す
なわちトランジスタQ3のベースに接続されている。
【0016】一方、ミキサ回路10は、二重平衡型ミキ
サである。差動対を構成する一対のトランジスタQ3及
びQ4のエミッタは、共通接続されて、定電流源I0を
介してグランドに接続している。トランジスタQ3のベ
ースは、上述したようにコンデンサC1に接続され、更
に、抵抗R6を介してバイアス電源V6に接続されてい
る。トランジスタQ4のベースは、抵抗R7を介してバ
イアス電源V6に接続されており、更に、コンデンサC
0を介してグランドに接続されている。
【0017】ミキサ回路10は、更に、2対の差動対を
具備しており、その一方の差動対は、エミッタが共通接
続された一対のトランジスタQ5及びQ6で構成され、
他方の差動対は、エミッタが共通接続された一対のトラ
ンジスタQ7及びQ8で構成されている。
【0018】トランジスタQ5及びQ8のベースは、共
通接続されて、例えば局部発振器が発生するキャリア周
波数のような第2の信号入力V2を受ける。トランジス
タQ6及びQ7のベースも、共通接続されて、バイアス
電源V3に接続されている。トランジスタQ5及びQ6
の共通接続されたエミッタは、トランジスタQ3のコレ
クタに接続され、また、トランジスタQ7及びQ8の共
通接続されたエミッタは、トランジスタQ4のコレクタ
に接続されている。そして、トランジスタQ5及びQ7
のコレクタは、共通接続されて、抵抗R4の一端に接続
され、その抵抗R4の他端は、電源電圧V1に接続され
ている。トランジスタQ6及びQ8のコレクタは、共通
接続されて、抵抗R5の一端に接続され、その抵抗R5
の他端は、電源電圧V1に接続されている。
【0019】かくして、二重平衡型ミキサが構成され、
トランジスタQ5及びQ7の共通接続コレクタとトラン
ジスタQ6及びQ8の共通接続コレクタとの間から、ト
ランジスタQ3のベースに入力された信号と、トランジ
スタQ5のベースに入力された信号とが掛け合わされた
信号を差動出力の形で得ることができる。または、トラ
ンジスタQ5及びQ7の共通接続コレクタとトランジス
タQ6及びQ8の共通接続コレクタとの一方とグランド
との間から、シングルエンデット出力を得ることもでき
る。従って、信号源V4が、受信した高周波信号(RF
信号)であり、第2の信号入力V2がキャリア信号(L
O信号)であるとすると、中間周波数信号(IF信号)
に周波数変換することができる。
【0020】以上の構成において、リミッタ回路20の
トランジスタQ1のベースおよびトランジスタQ2のコ
レクタは、バイアス電源V5と抵抗R8とにより、電圧
VIでバイアスされている。ここで、バイアス電圧VI
は、小信号入力時には、トランジスタQ2がオンしない
電圧(トランジスタQ1及びQ2の各々のベース・エミ
ッタ間電圧が互いに等しくVBEで表されるとすると、
VIは約2VBE以下、すなわち、電圧VBEを0.8
Vとすると1.6V以下)に設定している。このよう
に、バイアス電圧VIを設定することにより、リミッタ
回路付きミキサは、以下のように動作する。
【0021】小信号時、すなわち、RF入力信号の振幅
がバイアス電圧VI比べて十分に小さいとき、トランジ
スタQ1のベース電圧はほぼバイアス電圧VIと見なす
ことができ、従って、リミッタ回路20のトランジスタ
Q2のベース電圧はVBEより小さいので、トランジス
タQ2がオフしているため、トランジスタQ1は、抵抗
R3を負荷抵抗、抵抗R1とR2をエミッタ抵抗とした
エミッタ接地増幅器として機能する。この状態では、リ
ミッタ回路20は、トランジスタQ1のベース上の信号
を制限する動作を一切しないので、トランジスタQ3の
ベースに印加されるミキサの入力信号波形は、RF信号
源V4から供給されるRF入力信号波形がそのまま入力
される。かくして、ミキサ回路10は、上述したよう
に、通常の二重平衡型ミキサとして動作する。
【0022】一方、入力信号が大振幅の場合、入力信号
の振幅に応じてトランジスタQ1のベース電位も上昇す
る。ここで、大振幅RF入力信号のハイレベルをVsig-
peakで表すと、VI+Vsig-peakが2VBEより高い値
に上昇するとき、トランジスタQ2のベース電圧、すな
わちトランジスタQ1のベース電圧VI+Vsig-peakか
らトランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧VBEと
抵抗R2の電圧降下分を引いた電圧も、入力振幅に応じ
て上昇し、トランジスタQ2のベース電圧がVBEより
大きくなる。その結果、この時、トランジスタQ2がオ
ンするため、トランジスタQ1のベースおよびトランジ
スタQ2のコレクタが接続されている端子の入力インピ
ーダンスが低下し、入力信号のハイレベルにリミットが
かかる。これによって、ミキサ回路10に入力される入
力信号は、RF入力トランジスタQ3を飽和させない制
限された波形になり、その結果、出力電力の低下が防止
される。
【0023】上記した実施の態様の効果を、図2に示
す。図3は、リミッタ回路20を省略して、RF信号源
V4を直接コンデンサC1に接続した場合の入出力特性
を示している。図2と図3との比較から、本発明による
リミッタ回路付きミキサ回路では、入力信号Pinが強
いときすなわち大振幅の入力信号が印加されたときも、
ミキサ回路の出力電力Poutの低下は見られない。な
お、差動増幅器の場合も同様な問題が生じるので、リミ
ッタ回路20を差動増幅器に代えても、同様な効果が得
られる。リミッタ回路の特性は、リミッタ回路20を構
成する抵抗の値によって変えることができる。特に、上
述した動作の説明から明らかなように、抵抗R2の抵抗
値を変えることにより、バイアス電圧VIを変えること
ができる。すなわち、トランジスタQ2をオン状態にす
るRF入力信号の振幅を設定することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のような本発明による回路では、入
力信号が強いときにインピーダンスが低くなるように構
成されたリミッタ回路を、ミキサ回路のような差動型式
の処理回路の信号入力端子に付加することによって、入
力信号が強いときにミキサ回路に大振幅の信号が入らな
いようにし、その結果、ミキサの入力トランジスタQ3
の飽和を避けられるため、ミキサ回路の出力電力低下を
防いだ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリミッタ回路付きミキサ回路の
実施の態様を示す回路図。
【図2】 本発明によるリミッタ回路付きミキサ回路の
回路特性を示すグラフ。
【図3】 リミッタ回路なしのミキサの回路特性を示す
グラフ。
【符号の説明】
10 ミキサ回路 20 リミッタ回路 Q1〜Q8 トランジスタ R1〜R7 抵抗 C0〜C2 コンデンサ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を受けるリミッタ回路と、該リミ
    ッタ回路の出力に入力が接続されており、該リミッタ回
    路を介して前記入力信号を受けて処理する差動型式の処
    理回路とを具備しており、前記リミッタ回路は、前記入
    力信号が弱いとき、前記入力信号を制限せず、前記入力
    信号が強いとき、前記リミッタ回路の前記入力の入力イ
    ンピーダンスを低下させ、前記処理回路への前記入力信
    号を制限する特性を有しているリミッタ回路付きミキサ
    であって、前記処理回路は、第1の信号入力と第2の信
    号入力とを有する二重平衡型ミキサであり、前記第1の
    信号入力が前記リミッタ回路の前記出力に接続されてお
    り、前記第2の信号入力には局部発振信号として振幅が
    一定の信号が入力されており、前記リミッタ回路は、前
    記入力信号の振幅が所定のレベルを越えたとき、前記リ
    ミッタ回路の入力インピーダンスを低下させることによ
    り、前記二重平衡型ミキサの前記入力信号の振幅を低下
    させ、前記二重平衡型ミキサの強入力時の出力電力低下
    を防止することを特徴とするリミッタ回路付きミキサ
  2. 【請求項2】入力信号を受けるリミッタ回路と、該リミ
    ッタ回路の出力に入力が接続されており、該リミッタ回
    路を介して前記入力信号を受けて処理する差動型式の処
    理回路とを具備しており、前記リミッタ回路は、前記入
    力信号が弱いとき、前記入力信号を制限せず、前記入力
    信号が強いとき、前記リミッタ回路の前記入力の入力イ
    ンピーダンスを低下させ、前記処理回路への前記入力信
    号を制限する特性を有しているリミッタ回路付きミキサ
    であって、前記リミッタ回路は、前記入力信号を受ける
    ように接続され、第8の抵抗を介し第5のバイアス電
    源が接続されたベースを有し、コレクタからリミッタ回
    路の出力を出力する第1のトランジスタと、該第1のト
    ランジスタのベースに接続されたコレクタと、第1の抵
    抗を介してグランドに接続され第2の抵抗を介して前記
    第1のトランジスタのエミッタに接続されたベースと、
    グランドに接続されたエミッタとを有する第2のトラン
    ジスタとを具備していることを特徴とするリミッタ回路
    付きミキサ
  3. 【請求項3】入力信号を受けるリミッタ回路と、該リミ
    ッタ回路の出力に入力が接続されており、該リミッタ回
    路を介して前記入力信号を受けて処理する差動型式の処
    理回路とを具備しており、前記リミッタ回路は、前記入
    力信号が弱いとき、前記入力信号を制限せず、前記入力
    信号が強いとき、前記リミッタ回路の前記入力の入力イ
    ンピーダンスを低下させ、前記処理回路への前記入力信
    号を制限する特性を有しているリミッタ回路付きミキサ
    であって、前記処理回路は、第1の信号入力と第2の信
    号入力とを有する二重平衡型ミキサであり、前記第1の
    信号入力が前記リミッタ回路の前記出力に接続されてお
    り、前記第2の信号入力には局部発振信号として振幅が
    一定の信号が入力されており、前記リミッタ回路は、前
    記入力信号を受けるように接続され、第8の抵抗を介し
    て第5のバイアス電源が接続されたベースを有し、コレ
    クタからリミッタ回路の出力を出力する第1のトランジ
    スタと、該第1のトランジスタのベースに接続されたコ
    レクタと、第1の抵抗を介してグランドに接続され第2
    の抵抗を介して前記第1のトランジスタのエミッタに接
    続されたベースと、グランドに接続されたエミッタとを
    有する第2のトランジスタとを具備しており、前記リミ
    ッタ回路は、前記入力信号の振幅が所定のレベルを越え
    たとき、前記リミッタ回路の入力インピーダンスを低下
    させることにより、前記二重平衡型ミキサの前記入力信
    号の振幅を低下させ、前記二重平衡型ミキサの強入力時
    の出力電力低下を防止することを特徴とするリミッタ回
    路付きミキサ。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2のトランジスタのベース
    −エミッタ間電圧をVBEで表すとき、前記バイアス電
    源は、前記第1のトランジスタのベースを、2VBE以
    下のバイアス電圧でバイアスするようになされており、
    前記入力信号が小振幅のとき、前記第2のトランジスタ
    はオフ状態に維持されて、前記第1のトランジスタがエ
    ミッタ接地増幅器として機能し、前記入力信号が大振幅
    で、前記第1のトランジスタのベース電圧が2VBEよ
    り大きくなったとき、前記第2のトランジスタはオン状
    態になることを特徴とする請求項2または3に記載のリ
    ミッタ回路付きミキサ
  5. 【請求項5】前記バイアス電圧は、前記第2の抵抗の抵
    抗値を変えることによって自由に設定できることを特徴
    とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のリミッタ回
    路付きミキサ
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