JPS5934212Y2 - 信号処理回路用保護回路 - Google Patents

信号処理回路用保護回路

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JPS5934212Y2
JPS5934212Y2 JP1982189095U JP18909582U JPS5934212Y2 JP S5934212 Y2 JPS5934212 Y2 JP S5934212Y2 JP 1982189095 U JP1982189095 U JP 1982189095U JP 18909582 U JP18909582 U JP 18909582U JP S5934212 Y2 JPS5934212 Y2 JP S5934212Y2
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signal
circuit
input
processing circuit
transistor
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JP1982189095U
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JPS58109377U (ja
Inventor
ミルトン・ア−ネスト・ウイルコツクス
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モトロ−ラ・インコ−ポレ−テツド
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3068Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D1/00Demodulation of amplitude-modulated oscillations
    • H03D1/22Homodyne or synchrodyne circuits
    • H03D1/229Homodyne or synchrodyne circuits using at least a two emittor-coupled differential pair of transistors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/455Demodulation-circuits

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同期復調器の如き信号処理回路用の保護回路に
関するものである。
復調法には本来2つの方法がある。
その1つの方法は同期、すなわちコヒーレント復調と称
されるものであり、この方法では到来信号を搬送波周波
数で増倍し、ついでこの増倍信号を低域ろ波する。
他の方法は包絡線復調と称されるものである。この包絡
線復調は最も簡単で、しかも最も好都合な復調形態では
あるが、既知の如くこの方法は成る用途によっては不所
望である。
特にテレビジョン■。
F。搬送波信号を100変調するには多大な時間がかか
る。
従って、簡単なダイオード形式の包絡線検波器で必要な
直線性を維持するためには、大きな中間周波(I 、F
、)出力電圧が必要であり、この電圧によって検波器の
出力端子にピーク対ピーク値が2対4ボルトの電圧を発
生させる。
1.F、増幅段によって与えられる比較的高い出力電力
は大循環電流を減結合させたり、シールドさせたりする
のに必然的に困難性をまねくことになる。
また簡単なダイオード検波回路は効率が低り、シかも検
波出力に不所望な中間変調成分を発生する。
極めて低い入力電圧で作動し、しかも通常伝達特性が直
線性を呈する同期復調器は多くの用途にとって有利であ
る。
同期復調器は成る用途によってその使用が正統化される
簡単なダイオード検波器よりも遥かに有利であるが、こ
の同期復調器は特に、過負荷および衝撃雑音に応答する
と云う作動的な欠点もある。
また特に、被変調テレビジョン搬送波入力信号、すなわ
ち復調器搬送波入力信号の振幅は増大するので、被復調
合成ビデオ出力信号の平均的な大きさは、直線的な作動
領域の限界値に達するまでは上記入力信号の振幅に比例
して第1方向に変化する。
上記ビデオ出力信号の平均値は小入力信号に応答して正
の値となり得るが、入力信号が大きくなるにつれて漸次
小さくなる。
入力信号が直線作動領域以上に大きくなると、復調器は
「過負荷モード」の作動を余儀なくされる。
復調器の出力信号の大きさは、入力信号の大きさが「飽
和モート」作動の限界値に達するまでは大地電位のよう
な一定値のままとなる。
入力信号の大きさがなお一層大きくなる場合には、出力
信号の大きさは突然不所望に第2方向に変化して、例え
ば正レベルに安定化する。
従って、大入力信号に応答して、同期復調器の出力信号
は小入力信号に相当する平均レベルとなり得る。
また復調器における成る装置の飽和により誤り出力信号
が部分的に発生することがある。
従って、テレビジョン受像機の自動利得制御回路は出力
信号の誤りレベルに応答して、利得制御信号を発生せし
め、この信号がテレビジョン受像機の利得をさらに増大
させるため、入力信号はさらに大きくなり、自動利得制
御、すなわち過負荷ロック−アップ(閉鎖)が生ずる。
これによりテレビジョン受像機は過負荷信号がなくなる
まで不作動となる。
低レベル同期復調器における他の固有な問題点は、それ
らが成る種の雑音、特に衝撃雑音に敏感であることであ
る。
斯種検波器(復調器)の出力信号の大きさが入力信号の
位相と搬送波、すなわちスイッチング信号の位相との関
係に依存することは既知である。
雑音パルスの如き誤り信号は搬送波に対して一定の位相
関係を有していない。
従って、通常雑音パルスが自動利得制御をロック−アッ
プさせる期間は非常に短いが、高レベル雑音信号は復調
器の出力信号レベルを不所望に変化せしめて、不所望な
大きさ、または極性の出力信号を発生させる。
これがため、小さな所望信号に伴なって生ずる大きな雑
音信号に応答して、白スポットがテレビジョンスクリー
ン上に再生される。
過負荷信号および雑音によって生ずる問題を解消するた
めに、従来の同期復調器では比較的高電力を必要とする
バイアス回路を用いていた。
このようなバイアス回路および高い供給電圧では、大入
力信号が同期復調器における装置を飽和し得なくなる。
従ってこのような回路は供給電圧が例えば10ボルト程
度の大きさに制限される低レベルの用途、つまり蓄電池
作動テレビジョン受像機のようなものには用いることが
できない。
他の従来回路はクランプ法を用いて入力信号の大きさを
制限していた。
しかし、期種の回路も用途によっては不所望であること
を確めた。
特に斯種のクランプ回路は復調器の入力インピーダンス
を高めて、その帯域幅を低減させることがしばしばある
本考案の目的は、上述した復調回路の如き信号処理回路
を改善することにある。
本考案の他の目的は信号処理回路の出力信号状態が過負
荷入力信号および衝撃雑音によって悪影響を受けないよ
うにする信号処理回路用保護回路を提供せんとするにあ
る。
さらに本考案の目的は、同期復調器が衝撃雑音すなわち
過負荷入力信号によって悪影響を受けず、しかも同期復
調器の帯域幅を不所望に低下させることのないようにす
る保護回路を提供せんとするにある。
本考案のさらに他の目的Id1比較的低電圧で作動し得
ると共に、集積回路形態で製造するのに好適な同期復調
器用保護回路を提供せんとするにある。
本考案は大入力信号に応答して復調器の出力信号が不所
望なレベルに向って大きくなるのを防止する保護回路を
有する同期復調器に関するものである。
保護回路は同期復調器の入力信号に接続される第1電極
、基準電圧を受信する第2電極および第3電極を有する
第1電子制御装置を具えている。
この第1電子制御装置は、復調器を不所望な出力信号状
態にする第2限界値レベル以下の第1限界値電圧以上の
入力信号に応答させて作動させる。
第2回路は電子制御装置の第3電極を同期復調器の出力
端子に結合させる。
この第2回路は第1電子制御装置に応答して作動し、同
期復調器または他の信号処理回路の出力端子に所望レベ
ルの出力信号を発生させる。
図面につき本考案を説明する。
第1図は代表的なカラーテレビジョン受像機の一例を示
すブロック線図であり、到来信号をアンテナ10によっ
て受信して、無線周波(R,F、)増幅器兼コンバータ
段14に供給し、これにて受信信号を増幅すると共にそ
の受信信号の周波数を逓降させて出力端子に中間周波(
1,F、)信号を発生させる。
ついで、周波数が45 、75MHz 程度の振幅被変
調1.F、搬送波を含む上記1.F。
増幅器16および22によって増幅する。
1.F’。増幅器22の出力信号である振幅変調信号を
ビデオ検波器24によって復調、すなわち検波する。
ビデオ検波器24は第2図に示す同期復調器とすること
ができる。
つぎに被復調合成ビデオ信号をビデオ増幅器26によっ
て増幅する。
ビデオ検波器24およびビデオ増幅器26は第1図に破
線ブロック27にて示すように共通の集積回路構体内に
形成することができる。
合成ビデオ信号の輝度成分は遅延回路28の入力端子に
供給して、慣例の如く遅延させる。
ついでこの輝度信号成分を他のビデオ増幅器30により
増幅して復調回路34の第1入力端子に供給する。
ビデオ増幅器26の出力信号をカラー系回路36を介し
て復調回路34の第2入力端子にも供給する。
復調回路34は第4図に示す如き同期復調器とすること
ができる。
この復調回路34によって陰極線管38の3個の陰極に
赤。
青および緑の色信号を発生させる。
ビデオ増幅器26は雑音インバータ40にも合成ビデオ
信号を供給する。
このインバータ40は合成ビデオ信号の内の信号同期成
分の大きさよりも大きい雑音信号を検波する。
ついでこの検波雑音パルスを用いて、同期信号分離器4
3の端子42に供給される合成ビデオ信号の大きさを制
限する「クランプ回路」を作動させる。
水平および垂直同期信号成分を同期信号分離器43から
取出し7て、これらの信号を水平および垂直掃引系44
および45に供給する。
掃引系44および45は、水平偏向巻線46には水平掃
引信号を、また垂直偏向巻線48には垂直掃引信号を供
給する。
巻線46および48は陰極線管38のネック上に設ける
水平同期パルスをAGC回路50の端子52に供給する
雑音イ、ンバータ40からの合成ビデオ出力信号を、ゲ
ートされたAGC回路50の端子49に供給し、また検
波した雑音パルスをAGC回路50の端子51に供給す
る。
水平帰線パルスは水平掃引系44からゲートされたAG
C回路50の端子54に供給する。
AGC回路50の出力端子56には利得制御電圧を発生
させる。
この利得制御信号の振幅値はビデオ検波器24の出力端
子における同期パルス成分のピーク振幅値の変化に応じ
て変化するのが理想的であり、上記同期パルス成分は帰
線パルスによって確立されるゲート期間中に存在する成
分である。
順次到来する同期パルスの強度および大きさはアンテナ
10に到来する信号の強度に依存するため、AGC回路
50の出力端子56に現われるAGC電圧は通常入力信
号の強度を表わす。
R,F、増幅器兼コンバータ段14および第1ビデオ1
.F、増幅器16の特性に依存して、AGC回路50の
出力端子56の利得制御電圧は順方向または逆方向制御
電圧となり得る。
AGC電圧を第1ビデオ1.F。
増幅器16の制御端子58および遅延回路62の入力端
子60に供給する。
AGC電圧を遅延回路62によって適当に遅延させた後
、R,F、増幅器兼コンバータ段14の制御端子64に
供給する。
従って利得制御電圧は、最初ビデオ1.F、増幅器16
の利得を制御するように作用すると共に、信号レベルが
増大している場合にはR,F、増幅器兼コンバータ段1
4の利得を慣例の方法で制御するように作用するO 本考案の一例である過負荷および雑音保護回路の一例の
構成および作動を第1図のビデオ検波器24の如きビデ
オ検波器に関連する用途について先ず説明する。
特に、第2図はコンデンサ73および74を経て駆動さ
れる平衡入力端子68および70を有する同期検波器6
6を具えるビデオ検波器を示すものである。
同期振幅変調(A、M、)検波器66は、例えば本願人
の出願に係る米国特許第3697685号に開示されて
いる従来形式のものとすることができる。
この検波器66は線形差動増幅トランジスタ80および
82と、高利得差動増幅トランジスタ84および86と
を駆動させる入力バッファトランジスタ76および78
を具えている。
電流源85および87はそれぞれ上記差動増幅トランジ
スタ対84および86と80および82とに給電する。
搬送波、すなわちI、F、周波数のスイッチング信号は
トランジスタ84および86のコレクタに現われると共
に、バッファ増幅トランジスタ88を経てトランジスタ
90および92のベース電極に供給され、さらにバッフ
ァ増幅トランジスタ94を経てトランジスタ96および
98のベース電極にも供給される。
抵抗97をトランジスタ94のエミッタに接続し、また
抵抗99をトランジスタ88のエミッタに接続する。
振幅被変調ビデオ信号はトランジスタ80のコレクタを
経てトランジスタ92および96のエミッタに供給され
ると共に、トランジスタ82のコレクタを経てトランジ
スタ90および98の工□ツタに供給される。
スイッチング、すなわち搬送波信号は振幅被変調■。
F、信号を制限することによって得られるため、このス
イッチング信号は被変調1.F。
信号と同一周波数で、また同一位相であう、従ってこの
スイッチング信号と被変調I、F、信号とは同期する。
トランジスタ90.92.96および98は、それらの
各ベースに供給されるスイッチング信号とそれらの各エ
ミッタに供給される振幅被変調信号とを合成して、端子
100および102に被復調出力信号を発生させる。
トランジスタ166のベースを端子100に接続して、
負荷抵抗164と出力端子108との接続点に増幅出力
信号を発生させる。
バッファ増幅トランジスタ88および94と共働させる
インダクタ104およびコンデンサ106を具えるタン
ク回路はスイッチング信号の位相シフトを軽減させるの
に必要である。
スイッチングチャンネルの利得要件は、振幅被変調■。
F。信号の制限を白レベルに相当する変調深度の最高の
個所で行なうようにすることである。
復調器66の負荷には抵抗101.103,105およ
び107がある。
第3図は復調器66の交流電流(A、C,)作動を示す
ものである。
横軸116は振幅被変調1.F。入力信号のピーク対ピ
ーク振幅値を示す。
変調は通常の如く行なわれ、変調の零点はゲートされた
AGC回路50の作動によって白レベルの個所となり、
またピーク点は黒レベルの個所となる。
コンデンサ73および74を経て供給される入力信号は
互いに1800位相がずれている。
これらの入力信号は差動増幅1.Fo段22の平衡出力
端子から得ることができる。
或いはまた、他方の入力端子が交流接地されている期間
に入力端子68および70の伺れか一方に不衡信号を供
給することもできる。
第3図の縦軸118は出力信号の大きさを示し、特性グ
ラフ120は検波器66の伝達特性を示す。
第3図のグラフ120の部分122は線形作動範囲、す
なわち「正規モード」の作動部分を示し、この範囲にて
低レベル検波器66を作動させるのが望ましい。
通常AGC回路50は上記線形範囲内で作動させる。
例えば、入力信号の大きさが点124によって示すAG
C限界値を越える際には、AGC回路50の利得を低減
させて、1.F、信号の大きさを小さくする必要がある
或いはまた1、F、入力信号の大きさが、点124にて
示すAGC限界値の大きさよりも小さい場合に1d1A
GC回路50の利得を高め、これによりI 、F。
信号の大きさを大きくする必要がある。
しかし、アンテナまたはチャンネルスイッチングの接続
部に到来する衝撃雑音に応答するように、過度に大きな
入力信号が低レベル検波器66に突然供給される場合に
は、入力信号の大きさが横軸116の点123の個所に
示す第1限界値以上になり得るため、これにより低レベ
ル検波器66は「過負荷」の作動モードとなり、この期
間中は出力信号のレベルはグラフ122の部分128に
よって示すように一定となる。
入力信号の大きさが点130にて示す第2限界値よりも
尚一層大きくなる場合には、低レベル検波器66によっ
てグラフ120の部分132にて示す白レベルを越える
出力信号を直ちに発生してしまう。
このような事象は、例えばトランジスタ84および86
が入力信号によって飽和状態となり、従ってこれらのト
ランジスタ84および86のベース−コレクタ接合面が
順方向にバイアスされるために生ずる。
これがためトランジスタ84および86 /dそれらに
供給される信号を最早反転しなくなる。
従って、トランジスタ84および86に供給される信号
の位相によって検波器66は最早作動しなくなる。
さらに、トランジスタ80および82の飽和によつてト
ランジスタ92,96および90,98を非導通にさせ
ることができる。
これらのことからして出力信号はグラフ120の部分1
32にて示すように比較的正の一定レベルとなる。
従ってAGC回路は、検波器の出力信号の正レベルが利
得を高める必要性を示しているものとして解釈し、これ
により制御信号を発生させて、既に大きかった入力信号
の大きさを尚一層大きぐする。
この状態はrAGcロック−アップ」として知られてい
る。
保護回路140は検波器66の出力信号の大きさが、例
えば所望入力信号の大きさに比べて比較的大きな過負荷
信号、または雑音信号に応答してAGC限界値、すなわ
ち黒レベル126以上に増大するのを防止する。
この保護回路140!dJランジスタ142および抵抗
144と146とから戒る分圧器を有している基準電圧
供給装置を具えている。
2−エミッタNPN)ランジスタ148として図示しで
ある電子制御装置の第1エミツタ電極を入力端子70に
接続し、第2エミツタ電極を入力端子68に接続する。
トランジスタ148のベース電極をトランジスタ142
のエミッタ電極に接続すると共に、それぞれ抵抗150
および152を介して入力端子70および68にも接続
する。
トランジスタ148のコレクタ電極を抵抗154を介し
て導線156に接続する。
この導線156は正(十B)の供給電圧を印加するのに
用いる。
PNP )ランジスタ158のベース電極ヲトランジス
タ148のコレクタと抵抗154の一端との接続点に接
続し、そのエミッタ電極を導線156に接続し、またコ
レクタ電極を抵抗160を介して接地導線161に接続
する。
この接地導線161はB子供給電圧よりも低い正の基準
電圧を供給するのに用いる。
トランジスタ1620ベース電極を抵抗160の一端と
トランジスタ158のコレクタとに接続し、工□ツタ電
極を接地導線に、またコレクタ電極を検波器66の出力
端子108に接続する。
負荷抵抗164を出力端子108と接地導線161との
間に接続する。
トランジスタ167および168を具えるダーリントン
回路、または他の適当な出力段を出力端子108とピン
−アウト端子169との間に接続することができる。
作動中、トランジスタ142および抵抗144゜146
から成る電圧供給装置は出力端子170からバイアス電
圧を2−エミッタトランジスタ148のベースに供給す
ると共に、抵抗150および152を介して検波器66
のトランジスタT6および78にもバイアス電圧を供給
する。
「正規モード」の作動期間中は、端子68と70との間
の1、F、入力信号の大きさは実効値で50ミリボルト
程度である。
この入力レベルによって検波器66を線形範囲内で作動
させて、前述したように負荷抵抗164間に被復調出力
信号を発生させる。
この「正規モード」の作動期間中はトランジスタ148
は非導通のままとなり、これによりトランジスタ158
および162も非導通のままとする。
第3図のグラフの点123によって示す限界値、または
他の成る予定した限界値よりも大きい入力信号が供給さ
れる場合には、端子170に発生するバイアス電位に関
連する入力信号の負に向う揺れ(スイング)が十分な大
きさとなるため、トランジスタ148は順方向にバイア
スされる。
端子68およびγ0は互いに位相が180°ずれた1、
F、信号を受信するため、過負荷状態、または信号−雑
音比が低い間は、トランジスタ148はそのデユーティ
サイクルの大部分の期間中順方向にバイアスされたまま
となる。
トランジスタ76およびT8のベース−エミッタ接合間
に設ける抵抗77および79によって抵抗150および
152に電流が流れ、この電流がトランジスタ148の
バイアス電圧の一部分を成すため、検波器66は負に向
う信号の揺れに対して一層敏感となる。
トランジスタ148を導通させると、このトランジスタ
はトランジスタ158を導通させる電圧を発生させる抵
抗154を経て電流を引き込む。
横方向のPNP )ランジスタとし得るトランジスタ1
58としては故意に周波数応答性の低いものを選定し、
トランジスタ148が被変調1.F、信号に応答して急
速にターン・オンおよびターン・オフしても導通し続け
るものとする。
従って、トランジスタ158は多少コンデンサに類似す
る作動をする。
トランジスタ158は導通期間中電流を抵抗160を介
して接地導線161に供給する。
従って、トランジスタ162は抵抗160間に発生する
電圧によって導通し、このトランジスタ162は出力レ
ベルを第3図のグラフにおける部分132によって示す
白レベルにジャンプさせるよりも、むしろ第3図の点線
にて示す部分171の比較的低いレベルに出力端子10
8および169の電圧を保持する。
これがため、AGC回路50は「利得減少」制御信号を
受信し、かつ入力信号の振幅を正規の作動領域に戻す。
従ってrAGCロック−アップ」が防止される。
また、過負荷保護回路140は振幅が所望信号の振幅に
比べて大きな雑音信号に応答しても作動する。
従ってこのような雑音信号によって生じ得る明るい画像
スポットが低減する。
従って、検波器66の出力信号状態は、この検波器66
におけるトランジスタの飽和、または不飽和に無関係に
所望レベルに維持される。
過負荷保護回路140141人力信号の人力さが第3図
のグラフ120における点130によって示す限界値以
下の予定した第1限界値を越える時には検波器66を側
路する。
従って、大信号が入力端子に現われる際には、その信号
がI 、F、信号であろうと、また比較的大きな雑音パ
ルスであろうとトランジスタ148は導通する。
従って、出力端子10Bおよび169の電圧は所望レベ
ルに保持される。
過負荷保護回路140を用いない場合には、検波器66
をその出力が前述した条件下で正に向わないように設計
する必要がある。
このようにするにはトランジスタ76およびT8を含む
入力差動増幅器を、この増幅器によって大きな入力信号
の揺れを取るように設計すればよい。
検波器66を大きな信号レベルに応答させて線形法で作
動させるためには、トランジスタ84および86がカッ
ト−オフしたり、または飽和したりしないようにする必
要がある。
このようにするにはそれらの各トランジスタのバイアス
電圧を第2図に示す回路の場合に必要とされるバイアス
電圧よりも大きくする必要がある。
従って、過負荷保護回路140は検波器66の如き同期
検波回路を給電導線156と161との間に供給される
低電圧で作動させることができるため、携帯式、あるい
は他の蓄電池作動装置に使用するのに好適である。
過負荷保護回路140は他の形式の同期検波器と作動さ
せるために容易に設計変更することができる。
第2図の破線ブロック172内に設ける回路は集積回路
形態で形成するのが好適である。
過負荷保護回路140に用いる回路素子の定格および電
圧値ばつぎの通りである。
コンデンサ73,74 0.002μF抵抗150
,152 3にΩ 抵抗i54 50にΩ 抵抗16Q IOKΩ 抵抗164 4.5にΩ トランジスタ148のベース電圧 4.5■雑音保護回
路140を、平衡入力を有する同期復調器について述べ
たが、これは他の構造を有する同期復調器を保護するた
めに種々変更し得ることは明らかである。
特に第4図はトランジスタ174.175および176
並びに抵抗177および17Bを具える従来構成の検波
回路173を示すものである。
信号源iao’−tシングルーエンデッド振幅被変調信
号を入力端子182に供給する。
また、信号源183は振幅が一定で、しかも周波数が発
振器180の信号周波数に等しい他の入力信号を同期復
調器173の入力端子184と186との間に供給する
蓄電池187は他のバイアス回路とすることもでき、こ
れをトランジスタ1760ベースと大地または基準電位
点との間に接続する。
理想的には、被復調出力信号を負荷抵抗178の両端お
よび出力端子188と189に発生させる。
発振器180によって供給する被変調入力信号の大きさ
を予定限界値以上とする場合には、トランジスタ174
が飽和し、そのベース−コレクタ接合はトランジスタ1
75および176が非導通となり、しかも出力端子18
8および189の電圧レベルが不所望な正レベルとなる
ため順方向にバイアスされるようになる。
上述したような不所望な事象が起らないようにするため
に本考案の他の例である過負荷保護回路190を設ける
この回路190は蓄電池192によって示す基準電圧供
給源を具えているが、これは第2図の装置142,14
4および146を含む前述した基準電圧供給源の如き従
来形式のもののうちの何れかとすることができる。
トランジスタ1940ベース電極は基準電位の電圧を受
信するように接続し、エミッタ電極を入力端子182に
接続する。
トランジスタ194のベース電極を抵抗196を介し
て入力端子182にも接続する。
トランジスタ194のコレクタ電極を抵抗197を介し
てB+または正の供給導線199および出力端子188
,189に接続する。
第2図の回路の横方向PNPトランジスタ158に類似
するコンデンサ198をトランジスタ194のコレクタ
と正電圧給電導線199との間に接続する。
抵抗200 !d )ランジスタ174の感度を向上さ
せる。
作動中信号源180によって供給される信号の大きさが
予定限界値以上となる場合には、蓄電池192によって
供給される基準電圧に関連する上記信号の負の部分によ
ってトランジスタ194が導通する。
従って、電流は抵抗197から取り出され、コンデンサ
198間のB十電位に対して負電圧となる。
トランジスタ194は入力信号の正および負の部分によ
ってスイッチ。
オンおよびスイッチ・オフするが、コンデンサ1987
4)ランジスタ194の出力信号を積分して、出力端子
188の電圧を比較的一定のレベルに保持する。
コンデンサ198は第2図の装置158,160および
162と置換することができること勿論である。
以上上述したことは同期検波器と、この同期検波器が信
号の過負荷状態および雑音による悪影響を受けないよう
にする保護回路とを具える復調回路を改善することにつ
いて述べたが、斯る復調回路は集積回路形態で製造する
のが好適であり、また10ボルト程度の比較的低電圧で
作動させることができるものである。
さらに、この復調回路の入力インピーダンスは低いため
、例えばテレビジョン受像機のビデオ検波器に必要とお
れるように、作動帯域幅を広くすることができる。
保護回路はクロマ復調器の如き周波数および位相復調器
に利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は同期復調器を設けることのできるビデオ検波器
およびカラー系回路を具えるテレビジョン受像機の一例
を示すブロック線図、第2図?dテレビジョン受像機の
ビデオ検波器部分に用いられる本考案による保護回路を
具える同期復調器の一例を示す回路図、第3図はビデオ
復調回路の作動特性図、第4図は本考案による保護回路
を具える同期復調器の他の例を示す回路図である。 10・・・アンテナ1.14・・・無線周波増幅器兼コ
ンバータ段、16,22・・・1.F。 増幅器、24・・・ビデオ検波器、26,30・・・ビ
デオ増幅器、28・・・遅延回路、34・・・復調回路
、36・・・カラー系回路、38・・・陰極線管、40
・・・雑音インバータ、43・・・同期信号分離器、4
4・・・水平掃引系、45・・・垂直掃引系、46・・
・水平偏向巻線、48・・・垂直偏向巻線、50・・・
AGC回路、62・・・遅延回路、66゜173・・・
同期検波器、68,70・・・平衡入力端子、140.
190・・・保護回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力信号を受信するための入力端子70および出力信号
    を発生させる出力端子108を有し、成る限界値レベル
    130以上の大きさの入力信号に応答して飽和作動モー
    ドに駆動されて、不所望な大きさの出力信号を発生する
    信号処理回路用の保護回路において、前記信号処理回路
    の出力信号の大きさを制御するための前記保護回路14
    0が、出力端子170を有する基準電圧供給装置142
    .144,146と; 第1電極と、前記基準電圧供給装置の出刃端子に接続さ
    れる第2電極と、第3電極とを有している第1電子制御
    装置148と; 該第1電子制御装置148の第1電極および前記基準電
    圧供給装置142,144,146の前記出力端子17
    0の双方を信号処理回路の前記入力端子70に結合させ
    、前記限界値レベル130以下の他の限界値レベルを越
    す大きさの入力信号に応答して前記第1電子制御装置1
    48を作動させる第1回路150と; 前記第1電子制御装置148の第3電極と、前記信号処
    理回路の出力端子108との間に結合される第2回路1
    58,160,162; とを具えており、前記第2回路を前記第1電子制御装置
    148に応答させて作動させ、前記信号処理回路の入力
    端子から該処理回路の出力端子に直接フィード−ホワー
    ドバイパス信号を与えて、前記信号処理回路の出力端子
    108に所望な出力信号を発生させるようにしたことを
    特徴とする信号処理回路用保護回路。
JP1982189095U 1973-12-03 1982-12-14 信号処理回路用保護回路 Expired JPS5934212Y2 (ja)

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US421291A US3871022A (en) 1973-12-03 1973-12-03 Noise and overload protection circuit for synchronous demodulators
US421291 1973-12-03

Publications (2)

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JPS58109377U JPS58109377U (ja) 1983-07-26
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ID=23669937

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JP49138807A Pending JPS5087525A (ja) 1973-12-03 1974-12-03
JP1982189095U Expired JPS5934212Y2 (ja) 1973-12-03 1982-12-14 信号処理回路用保護回路

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JP49138807A Pending JPS5087525A (ja) 1973-12-03 1974-12-03

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DE2456854A1 (de) 1975-07-17
JPS58109377U (ja) 1983-07-26
US3871022A (en) 1975-03-11
DE2456854C3 (de) 1978-06-29
DE2456854B2 (de) 1977-11-10

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