JP2575365Y2 - クラッチ機構 - Google Patents
クラッチ機構Info
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- JP2575365Y2 JP2575365Y2 JP1992001929U JP192992U JP2575365Y2 JP 2575365 Y2 JP2575365 Y2 JP 2575365Y2 JP 1992001929 U JP1992001929 U JP 1992001929U JP 192992 U JP192992 U JP 192992U JP 2575365 Y2 JP2575365 Y2 JP 2575365Y2
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- Japan
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- locking
- clutch
- motor
- locking claw
- slope
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- Expired - Lifetime
Links
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- 101000746134 Homo sapiens DNA endonuclease RBBP8 Proteins 0.000 description 2
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Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、可動側部材を所定の停
止位置にがた無く停止させることができるモ ータドライ
ブ装置に使用されるクラッチ機構、例えば自動車のドア
ーに装備される電動格納式のドアーミラー等のモータド
ライブ装置に使用されるクラッチ機構に係り、特にクラ
ッチ復帰が確実であるクラッチ機構に関するものであ
る。
止位置にがた無く停止させることができるモ ータドライ
ブ装置に使用されるクラッチ機構、例えば自動車のドア
ーに装備される電動格納式のドアーミラー等のモータド
ライブ装置に使用されるクラッチ機構に係り、特にクラ
ッチ復帰が確実であるクラッチ機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上述のモータドライブ装置は、可動側部
材(例えば、ミラーアセンブリ等)を固定側部材(例え
ば、ミラーベース等)に対して移動(回動)させるモー
タと、前記モータに連結されギア群から構成された減速
機構と、前記減速機構に連結されたクラッチ機構と、前
記可動側部材を所定の停止位置(例えば、使用位置及び
格納位置)に物理的にかつ強制的に停止させるストッパ
と、前記可動側部材が前記ストッパの作用により所定の
停止位置に物理的に停止されてから前記モータへの通電
を遮断するスイッチ手段(例えば、スイッチ回路)と、
から構成されている。 このモータドライブ装置は、前記
可動側部材が前記ストッパの作用により所定の停止位置
に物理的に停止されてから、前記スイッチ手段の作用に
より前記モータへの通電が遮断されて前記モータの駆動
が停止するものであるので、前記ギア群を始めとする電
動ギアのギア詰め作用により、前記電動ギアの停止後の
バックラッシュを封じ込めることができ、その結果、前
記可動側部材を所定の停止位置にがた無く停止させるこ
とができる。
材(例えば、ミラーアセンブリ等)を固定側部材(例え
ば、ミラーベース等)に対して移動(回動)させるモー
タと、前記モータに連結されギア群から構成された減速
機構と、前記減速機構に連結されたクラッチ機構と、前
記可動側部材を所定の停止位置(例えば、使用位置及び
格納位置)に物理的にかつ強制的に停止させるストッパ
と、前記可動側部材が前記ストッパの作用により所定の
停止位置に物理的に停止されてから前記モータへの通電
を遮断するスイッチ手段(例えば、スイッチ回路)と、
から構成されている。 このモータドライブ装置は、前記
可動側部材が前記ストッパの作用により所定の停止位置
に物理的に停止されてから、前記スイッチ手段の作用に
より前記モータへの通電が遮断されて前記モータの駆動
が停止するものであるので、前記ギア群を始めとする電
動ギアのギア詰め作用により、前記電動ギアの停止後の
バックラッシュを封じ込めることができ、その結果、前
記可動側部材を所定の停止位置にがた無く停止させるこ
とができる。
【0003】上述のモータドライブ装置に使用されるク
ラッチ機構は、固定体と、可動体と、その可動体,固定
体のうち少なくとも何れか一方に設けた係止溝と、前記
可動体,固定体の他方に前記係止溝に対応して設けた係
止爪とを備える。通常、継状態のときには、前記係止溝
に前記係止爪が係止している。また、可動側部材に保持
トルクより大きい力がかかったり、または大きい力をか
けたりすると、前記係止溝と係止爪との係止状態が解除
されて、断状態となり、可動側部材が固定側部材に対し
て移動する。そして、可動側部材を元の位置に移動させ
て、前記係止溝に前記係止爪を係止させることにより、
再び継状態となって、クラッチ復帰する。
ラッチ機構は、固定体と、可動体と、その可動体,固定
体のうち少なくとも何れか一方に設けた係止溝と、前記
可動体,固定体の他方に前記係止溝に対応して設けた係
止爪とを備える。通常、継状態のときには、前記係止溝
に前記係止爪が係止している。また、可動側部材に保持
トルクより大きい力がかかったり、または大きい力をか
けたりすると、前記係止溝と係止爪との係止状態が解除
されて、断状態となり、可動側部材が固定側部材に対し
て移動する。そして、可動側部材を元の位置に移動させ
て、前記係止溝に前記係止爪を係止させることにより、
再び継状態となって、クラッチ復帰する。
【0004】以下、上述のクラッチ機構を図4乃至図1
5を参照して説明する。この例は、自動車のドアーに装
備される電動格納式のドアーミラー等のモータドライブ
装置に使用されるクラッチ機構である。
5を参照して説明する。この例は、自動車のドアーに装
備される電動格納式のドアーミラー等のモータドライブ
装置に使用されるクラッチ機構である。
【0005】図4中において、1は車体、例えば自動車
のドア(図示せず)に固定するミラーベースである。図
4及び図5中、2は前記ミラーベース1に固定するシャ
フトホルダーで、このシャフトホルダー2に中空状のシ
ャフト3を一体に突設し、このシャフト3に回転止め用
の面取り部4を設け、かつこのシャフト3の上端に係合
溝5を周方向に設ける。前記シャフトホルダー2の上面
の固定面に、後述するミラーアセンブリ7に組み込まれ
たボール12の円弧軌跡に沿って1対の円弧状溝6を、
それぞれ設ける。この円弧状溝6は、図11に示すよう
に、その両端に直角に切り上がった高さHの使用位置側
の段部60及び格納位置側の段部61を有する。なお、
上述の円弧状溝6の底面は滑らかであれば良く、例えば
図11中の2点鎖線で示したように緩やかに上方に凸形
をなしていても良い。
のドア(図示せず)に固定するミラーベースである。図
4及び図5中、2は前記ミラーベース1に固定するシャ
フトホルダーで、このシャフトホルダー2に中空状のシ
ャフト3を一体に突設し、このシャフト3に回転止め用
の面取り部4を設け、かつこのシャフト3の上端に係合
溝5を周方向に設ける。前記シャフトホルダー2の上面
の固定面に、後述するミラーアセンブリ7に組み込まれ
たボール12の円弧軌跡に沿って1対の円弧状溝6を、
それぞれ設ける。この円弧状溝6は、図11に示すよう
に、その両端に直角に切り上がった高さHの使用位置側
の段部60及び格納位置側の段部61を有する。なお、
上述の円弧状溝6の底面は滑らかであれば良く、例えば
図11中の2点鎖線で示したように緩やかに上方に凸形
をなしていても良い。
【0006】図4において、7はミラーアセンブリで、
このミラーアセンブリ7は前記シャフト3に回動可能に
支持したユニットブラケット8と、このユニットブラケ
ット8に固定したミラーハウジング9及びパワーユニッ
ト10と、このパワーユニット10に上下左右に傾動可
能に取付け、かつ前記ミラーハウジング9の前面開口部
に配設したミラー11とを備える。前記ユニットブラケ
ット8の下面の回動面の内、前記シャフトホルダー2の
一対の円弧状溝6に対向する箇所に半球状の2個の凹部
をそれぞれ設け、その2個の凹部に2個のボール12を
それぞれ転動可能に嵌め込む。
このミラーアセンブリ7は前記シャフト3に回動可能に
支持したユニットブラケット8と、このユニットブラケ
ット8に固定したミラーハウジング9及びパワーユニッ
ト10と、このパワーユニット10に上下左右に傾動可
能に取付け、かつ前記ミラーハウジング9の前面開口部
に配設したミラー11とを備える。前記ユニットブラケ
ット8の下面の回動面の内、前記シャフトホルダー2の
一対の円弧状溝6に対向する箇所に半球状の2個の凹部
をそれぞれ設け、その2個の凹部に2個のボール12を
それぞれ転動可能に嵌め込む。
【0007】このボール12が図11中の実線にて示す
ように使用位置側の段部60に当っているときには、ミ
ラーアセンブリ7が図4中の実線にて示すように車体か
ら側方に突出した状態の使用位置に位置する。また、こ
のボール12が図11中の1点鎖線にて示すように格納
位置側の段部61に当っているときには、ミラーアセン
ブリ7が図4中の1点鎖線にて示すように車体に沿って
後方に傾倒した状態の格納位置に位置するものである。
さらに、このボール12が図11中の2点鎖線にて示す
ように円弧状溝6から矢印イ方向に乗り上げてシャフト
ホルダー2の固定面上に位置しているときには、ミラー
アセンブリ7が手動または緩衝回動で図4中の2点鎖線
にて示すように車体に沿って前方に傾倒した状態となっ
ている。上述の円弧状溝6の両端の段部60及び61及
びボール12は、移動側部材としてのミラーアセンブリ
7を所定の停止位置に物理的にかつ強制的に停止させる
ストッパを構成するものである。また、この円弧状溝6
の段部60及び61の高さHとボール12とは、後述す
るモータ13のトルクでは乗り上げられず、一方手動や
緩衝回動では乗り上げられる程度のストッパとする。
ように使用位置側の段部60に当っているときには、ミ
ラーアセンブリ7が図4中の実線にて示すように車体か
ら側方に突出した状態の使用位置に位置する。また、こ
のボール12が図11中の1点鎖線にて示すように格納
位置側の段部61に当っているときには、ミラーアセン
ブリ7が図4中の1点鎖線にて示すように車体に沿って
後方に傾倒した状態の格納位置に位置するものである。
さらに、このボール12が図11中の2点鎖線にて示す
ように円弧状溝6から矢印イ方向に乗り上げてシャフト
ホルダー2の固定面上に位置しているときには、ミラー
アセンブリ7が手動または緩衝回動で図4中の2点鎖線
にて示すように車体に沿って前方に傾倒した状態となっ
ている。上述の円弧状溝6の両端の段部60及び61及
びボール12は、移動側部材としてのミラーアセンブリ
7を所定の停止位置に物理的にかつ強制的に停止させる
ストッパを構成するものである。また、この円弧状溝6
の段部60及び61の高さHとボール12とは、後述す
るモータ13のトルクでは乗り上げられず、一方手動や
緩衝回動では乗り上げられる程度のストッパとする。
【0008】図7において、22及び23は前記シャフ
トホルダー2の上面の固定面に突設した突起及び前記ユ
ニットブラケット8の下面の回動面に設けた半円弧状の
溝で、前記突起22が前記溝23にスライド可能に嵌合
し、前記ミラーアセンブリ7のシャフト3(シャフトホ
ルダー2)に対する回動変位のガイドをなす。図7にお
いて、14は前記ユニットブラケット8に固定したプレ
ートで、図8に示すように、このプレート14の中間部
に軸受兼スラスト力受け用の凹部140を設け、その凹
部140の底部に透孔141を設ける。一方、前記ユニ
ットブラケット8の前記凹部140に対向する位置に軸
受兼スラスト力受け用の凹部80を設ける。図5中、1
3は前記ミラーアセンブリ7内に内蔵したモータで、こ
のモータ13を前記ユニットブラケット8に固定したプ
レート14上にスクリュウ132により固定する。この
モータ13は、後述するスイッチ回路を介してバッテリ
ー51に電気的に接続されている。このモータ13のシ
ャフト130の両側に面取り部131を設ける。
トホルダー2の上面の固定面に突設した突起及び前記ユ
ニットブラケット8の下面の回動面に設けた半円弧状の
溝で、前記突起22が前記溝23にスライド可能に嵌合
し、前記ミラーアセンブリ7のシャフト3(シャフトホ
ルダー2)に対する回動変位のガイドをなす。図7にお
いて、14は前記ユニットブラケット8に固定したプレ
ートで、図8に示すように、このプレート14の中間部
に軸受兼スラスト力受け用の凹部140を設け、その凹
部140の底部に透孔141を設ける。一方、前記ユニ
ットブラケット8の前記凹部140に対向する位置に軸
受兼スラスト力受け用の凹部80を設ける。図5中、1
3は前記ミラーアセンブリ7内に内蔵したモータで、こ
のモータ13を前記ユニットブラケット8に固定したプ
レート14上にスクリュウ132により固定する。この
モータ13は、後述するスイッチ回路を介してバッテリ
ー51に電気的に接続されている。このモータ13のシ
ャフト130の両側に面取り部131を設ける。
【0009】図5及び図7中、15は前記シャフト3に
装着したクラッチ機構で、このクラッチ機構15は前記
ミラーアセンブリ7を手動で回動させたり、またはミラ
ーアセンブリ7に何かが当ってその緩衝のためにミラー
アセンブリ7を回動させたりするときに、移動側部材の
ミラーアセンブリ7及びモータ13及び後述する減速機
構24と、固定側部材のミラーベース1及びシャフトホ
ルダー2及びシャフト3との間の縁を断つものである。
前記クラッチ機構15は、図5及び図7に示すように、
前記シャフト3に上から順に外嵌したプッシュナット1
6と、圧縮スプリング17と、可動体としてのクラッチ
ギア19と、固定体としてのクラッチホルダー20と、
ワッシャ21とからなる。
装着したクラッチ機構で、このクラッチ機構15は前記
ミラーアセンブリ7を手動で回動させたり、またはミラ
ーアセンブリ7に何かが当ってその緩衝のためにミラー
アセンブリ7を回動させたりするときに、移動側部材の
ミラーアセンブリ7及びモータ13及び後述する減速機
構24と、固定側部材のミラーベース1及びシャフトホ
ルダー2及びシャフト3との間の縁を断つものである。
前記クラッチ機構15は、図5及び図7に示すように、
前記シャフト3に上から順に外嵌したプッシュナット1
6と、圧縮スプリング17と、可動体としてのクラッチ
ギア19と、固定体としてのクラッチホルダー20と、
ワッシャ21とからなる。
【0010】前記クラッチギア19は、スパーギアから
なり、前記シャフト3に対して回転可能であり、下面に
係止溝190を設ける。この係止溝190は、図13乃
至図15に示すように、開口部191と、その開口部1
91から側面(クラッチギア19の回動方向に対して直
交する側面)に設けた保持トルク確保用傾斜部192
と、水平底部193とからなる台形形状をなす。
なり、前記シャフト3に対して回転可能であり、下面に
係止溝190を設ける。この係止溝190は、図13乃
至図15に示すように、開口部191と、その開口部1
91から側面(クラッチギア19の回動方向に対して直
交する側面)に設けた保持トルク確保用傾斜部192
と、水平底部193とからなる台形形状をなす。
【0011】前記クラッチホルダー20は前記シャフト
3に対して固定であり、上面に係止爪200を、前記係
止溝190に対応させて設ける。この係止爪200は、
図13乃至図15に示すように、側面(クラッチギア1
9の回動方向に対して直交する側面)に設けた傾斜部2
02と、水平天部203とからなる台形形状をなす。
3に対して固定であり、上面に係止爪200を、前記係
止溝190に対応させて設ける。この係止爪200は、
図13乃至図15に示すように、側面(クラッチギア1
9の回動方向に対して直交する側面)に設けた傾斜部2
02と、水平天部203とからなる台形形状をなす。
【0012】前記プッシュナット16は前記シャフト3
の係合溝5に係合して、前記圧縮スプリング17を圧縮
する。この圧縮スプリング17の弾性力により、図13
に示すように、前記クラッチギア19の下面の係止溝1
90に前記クラッチホルダー20の上面の係止爪200
が係止して、すなわち係止溝190の傾斜部192と係
止爪200の傾斜部202とが圧接して、保持トルクが
確保され、前記クラッチギア19と前記クラッチホルダ
ー20とが継状態にある。また、圧縮スプリング17の
弾性力により、シャフト3を介してシャフトホルダー2
が上方向(逆にクラッチ機構15を介してユニットブラ
ケット8が下方向)に付勢され、その結果前記ユニット
ブラケット8側のボール12が前記シャフトホルダー2
の円弧状溝6の底面に圧接される。
の係合溝5に係合して、前記圧縮スプリング17を圧縮
する。この圧縮スプリング17の弾性力により、図13
に示すように、前記クラッチギア19の下面の係止溝1
90に前記クラッチホルダー20の上面の係止爪200
が係止して、すなわち係止溝190の傾斜部192と係
止爪200の傾斜部202とが圧接して、保持トルクが
確保され、前記クラッチギア19と前記クラッチホルダ
ー20とが継状態にある。また、圧縮スプリング17の
弾性力により、シャフト3を介してシャフトホルダー2
が上方向(逆にクラッチ機構15を介してユニットブラ
ケット8が下方向)に付勢され、その結果前記ユニット
ブラケット8側のボール12が前記シャフトホルダー2
の円弧状溝6の底面に圧接される。
【0013】図5において、24は前記クラッチ機構1
5(及びシャフト3)と前記モータ13間に配設した減
速機構で、この減速機構24は図5及び図6に示すよう
に、前記モータ13のシャフト130に後述するジョイ
ン800を介して取付けた第1ウォーム25と、その第
1ウォーム25に噛み合わせた第1ウォームホイールと
しての第1ヘリカルギア26と、Dカット面(両面を面
取りした面でも良い。)31により前記第1ヘリカルギ
ア26の中心透孔46に回転軸47の一端を軸方向に移
動可能にかつ回転不可能に装着した第2ウォーム27
と、その第2ウォーム27に噛み合わせた第2ウォーム
ホイールとしての第2ヘリカルギア28とから構成され
ている。ここで、上述の第1ウォーム25及び第1ウォ
ームホイールとしての第1ヘリカルギア26(1段目の
ウォームギア)と、第2ウォーム27及び第2ウォーム
ホイールとしての第2ヘリカルギア28(2段目のウォ
ームギア)とにより、2段のウォームギアを構成する。
5(及びシャフト3)と前記モータ13間に配設した減
速機構で、この減速機構24は図5及び図6に示すよう
に、前記モータ13のシャフト130に後述するジョイ
ン800を介して取付けた第1ウォーム25と、その第
1ウォーム25に噛み合わせた第1ウォームホイールと
しての第1ヘリカルギア26と、Dカット面(両面を面
取りした面でも良い。)31により前記第1ヘリカルギ
ア26の中心透孔46に回転軸47の一端を軸方向に移
動可能にかつ回転不可能に装着した第2ウォーム27
と、その第2ウォーム27に噛み合わせた第2ウォーム
ホイールとしての第2ヘリカルギア28とから構成され
ている。ここで、上述の第1ウォーム25及び第1ウォ
ームホイールとしての第1ヘリカルギア26(1段目の
ウォームギア)と、第2ウォーム27及び第2ウォーム
ホイールとしての第2ヘリカルギア28(2段目のウォ
ームギア)とにより、2段のウォームギアを構成する。
【0014】そして、前記第1ウォーム25において
は、図8に示すように、その回転軸250の一端部に段
部251を設け、かつその回転軸250の一端に前記モ
ータシャフト130の面取り部131とほぼ同等の面取
り部252を設ける。この第1ウォーム25の回転軸2
50の一端部を前記プレートと1の凹部140の透孔1
41に回転可能に挿入すると共に、その第1ウォーム2
5の回転軸250の段部251を前記凹部140の透孔
141の縁に回転可能に当接させる。一方、前記第2ウ
ォーム25の回転軸250の他端部を前記ユニットブラ
ケット8の軸受用凹部80に回転可能に軸承させると共
に、その第1ウォーム25の回転軸250の他端面を前
記前記ユニットブラケット8の軸受用凹部80の底部に
当接させる。
は、図8に示すように、その回転軸250の一端部に段
部251を設け、かつその回転軸250の一端に前記モ
ータシャフト130の面取り部131とほぼ同等の面取
り部252を設ける。この第1ウォーム25の回転軸2
50の一端部を前記プレートと1の凹部140の透孔1
41に回転可能に挿入すると共に、その第1ウォーム2
5の回転軸250の段部251を前記凹部140の透孔
141の縁に回転可能に当接させる。一方、前記第2ウ
ォーム25の回転軸250の他端部を前記ユニットブラ
ケット8の軸受用凹部80に回転可能に軸承させると共
に、その第1ウォーム25の回転軸250の他端面を前
記前記ユニットブラケット8の軸受用凹部80の底部に
当接させる。
【0015】図4中、29は前記第2ヘリカルギア28
に同軸に固定したスパーギアの出力ギアである。30は
前記出力ギア29と前記入力ギアとしてのクラッチギア
19との間に介装し、かつ前記出力ギア29と前記入力
ギアとしてのクラッチギア19とにそれぞれ噛み合わせ
たスパーギアのアイドルギアである。この結果、前記ク
ラッチ機構15と前記減速機構24とが連結されること
となる。なお、上述のアイドルギア30は、図示しない
回転軸により前記ユニットブラケット8に回転可能に軸
支されている。
に同軸に固定したスパーギアの出力ギアである。30は
前記出力ギア29と前記入力ギアとしてのクラッチギア
19との間に介装し、かつ前記出力ギア29と前記入力
ギアとしてのクラッチギア19とにそれぞれ噛み合わせ
たスパーギアのアイドルギアである。この結果、前記ク
ラッチ機構15と前記減速機構24とが連結されること
となる。なお、上述のアイドルギア30は、図示しない
回転軸により前記ユニットブラケット8に回転可能に軸
支されている。
【0016】図7中、32は前記プレート14と別体の
サポートで、このサポート32を前記プレート14にビ
ス33により取付け、このプレート14を介してユニッ
トブラケット8に固定する。このプレート14及びサポ
ート32にスラスト軸受用の凹部34を設けると共に、
ラジアル軸受35を設ける。このプレート14及びサポ
ート32のラジアル軸受35に前記第2ウォーム27の
回転軸47の両端部(第1ヘリカルギア26と第2ウォ
ーム27との間の一端部と他端部)を回転可能に軸支
し、かつこのプレート14及びサポート32のスラスト
軸受用凹部34と前記第2ウォーム27の回転軸47の
両端面との間にスラスト軸受用のボール36を介装す
る。図9中、37は軸ねじで、この軸ねじ37は一端
(上端)の頭部38と、中間部の軸部39と、他端(下
端)のねじ部40とからなる。一方、前記ユニットブラ
ケット8及びプレート14に、ねじ穴41及び頭部受凹
部42を設け、かつ前記第2ヘリカルギア28及び出力
ギア29を上下から挟持するボス部43を設ける。前記
軸ねじ37の軸部39を前記第2ヘリカルギア28及び
出力ギア29の中心透孔48に挿通し、その軸ねじ37
のねじ部40を前記ユニットブラケット8のねじ穴41
にねじ込み、その軸ねじ37の頭部38を前記プレート
14の頭部受凹部42に係合させる。この結果、前記第
2ヘリカルギア28及び出力ギア29は、前記軸ねじ3
7の軸部39に回転可能に軸支され、かつ前記ユニット
ブラケット8のボス部43とプレート14のボス部43
との間において軸方向(スラスト方向)に固定される。
また、前記プレート14及びサポート32が前記ユニッ
トブラケット8に固定される。図7中、44は前記ユニ
ットブラケット8に設けたギアーケース部、45は前記
ギアーケース部44の上部開口部に嵌合して取付けた蓋
である。この蓋45及びギアーケース44により、前記
シャフト3,モータ13,ケラッチ機構15及び減速機
構24等は覆われているのである。
サポートで、このサポート32を前記プレート14にビ
ス33により取付け、このプレート14を介してユニッ
トブラケット8に固定する。このプレート14及びサポ
ート32にスラスト軸受用の凹部34を設けると共に、
ラジアル軸受35を設ける。このプレート14及びサポ
ート32のラジアル軸受35に前記第2ウォーム27の
回転軸47の両端部(第1ヘリカルギア26と第2ウォ
ーム27との間の一端部と他端部)を回転可能に軸支
し、かつこのプレート14及びサポート32のスラスト
軸受用凹部34と前記第2ウォーム27の回転軸47の
両端面との間にスラスト軸受用のボール36を介装す
る。図9中、37は軸ねじで、この軸ねじ37は一端
(上端)の頭部38と、中間部の軸部39と、他端(下
端)のねじ部40とからなる。一方、前記ユニットブラ
ケット8及びプレート14に、ねじ穴41及び頭部受凹
部42を設け、かつ前記第2ヘリカルギア28及び出力
ギア29を上下から挟持するボス部43を設ける。前記
軸ねじ37の軸部39を前記第2ヘリカルギア28及び
出力ギア29の中心透孔48に挿通し、その軸ねじ37
のねじ部40を前記ユニットブラケット8のねじ穴41
にねじ込み、その軸ねじ37の頭部38を前記プレート
14の頭部受凹部42に係合させる。この結果、前記第
2ヘリカルギア28及び出力ギア29は、前記軸ねじ3
7の軸部39に回転可能に軸支され、かつ前記ユニット
ブラケット8のボス部43とプレート14のボス部43
との間において軸方向(スラスト方向)に固定される。
また、前記プレート14及びサポート32が前記ユニッ
トブラケット8に固定される。図7中、44は前記ユニ
ットブラケット8に設けたギアーケース部、45は前記
ギアーケース部44の上部開口部に嵌合して取付けた蓋
である。この蓋45及びギアーケース44により、前記
シャフト3,モータ13,ケラッチ機構15及び減速機
構24等は覆われているのである。
【0017】図5において、800は前記モータ13の
シャフト130と前記第1ウォーム25の回転軸250
とを連結するジョイントである。このジョイント800
は、例えば樹脂乃至ゴムなどから成形され、図5及び図
8に示すように、円柱形状をなし、かつその中心軸に両
面を面取りした長円形の連結穴801を設けてなる。こ
のジョイント800は、連結穴801に対してねじれ方
向の弾性を有する。このジョイント800の連結穴80
1の両端を、前記モータ13のシャフト130の面取り
部131と、前記第1ウォーム25の回転軸250の面
取り部252とに、それぞれ嵌合して、モータ13のシ
ャフト130と第1ウォーム25の回転軸250とを、
前記ジョイント800を介して連結する。
シャフト130と前記第1ウォーム25の回転軸250
とを連結するジョイントである。このジョイント800
は、例えば樹脂乃至ゴムなどから成形され、図5及び図
8に示すように、円柱形状をなし、かつその中心軸に両
面を面取りした長円形の連結穴801を設けてなる。こ
のジョイント800は、連結穴801に対してねじれ方
向の弾性を有する。このジョイント800の連結穴80
1の両端を、前記モータ13のシャフト130の面取り
部131と、前記第1ウォーム25の回転軸250の面
取り部252とに、それぞれ嵌合して、モータ13のシ
ャフト130と第1ウォーム25の回転軸250とを、
前記ジョイント800を介して連結する。
【0018】以下、上述のように構成された電動格納式
ドアーミラーの操作作動について説明する。まず、モー
タ13を駆動させる。すると、そのモータ13の回転力
(駆動力)が2段のウォームギア及びモータ側のギア2
9を介してアイドルギア30に伝わる。ここで、クラッ
チギア19とクラッチホルダー20とは継状態にあるの
で、このクラッチギア19は固定状態にある。この結
果、アイドルギア30はクラッチギア19の回りを自転
しながら公転する。このアイドルギア30の公転に伴っ
てミラーアセンブリ7がミラーベース1のシャフト3に
対して角度θ分回動し、このミラーアセンブリ7が使用
位置から格納位置へと、または格納位置から使用位置へ
と回動変位する。このミラーアセンブリ7の回動変位に
伴って、ミラーアセンブリ7やユニットブラケット8側
のボール12がミラーベース1やシャフトホルダー2側
の円弧状溝6に沿って矢印ロまたはハ方向に転動する。
そして、上述のボール12が円弧状溝6の段部60また
は61に当って、所定の停止位置に物理的にかつ強制的
に停止したとき、後述するスイッチ回路が作動して、モ
ータ13の駆動が停止し、前記ミラーアセンブリ7が所
定の停止位置、すなわち使用位置または格納位置に停止
する。
ドアーミラーの操作作動について説明する。まず、モー
タ13を駆動させる。すると、そのモータ13の回転力
(駆動力)が2段のウォームギア及びモータ側のギア2
9を介してアイドルギア30に伝わる。ここで、クラッ
チギア19とクラッチホルダー20とは継状態にあるの
で、このクラッチギア19は固定状態にある。この結
果、アイドルギア30はクラッチギア19の回りを自転
しながら公転する。このアイドルギア30の公転に伴っ
てミラーアセンブリ7がミラーベース1のシャフト3に
対して角度θ分回動し、このミラーアセンブリ7が使用
位置から格納位置へと、または格納位置から使用位置へ
と回動変位する。このミラーアセンブリ7の回動変位に
伴って、ミラーアセンブリ7やユニットブラケット8側
のボール12がミラーベース1やシャフトホルダー2側
の円弧状溝6に沿って矢印ロまたはハ方向に転動する。
そして、上述のボール12が円弧状溝6の段部60また
は61に当って、所定の停止位置に物理的にかつ強制的
に停止したとき、後述するスイッチ回路が作動して、モ
ータ13の駆動が停止し、前記ミラーアセンブリ7が所
定の停止位置、すなわち使用位置または格納位置に停止
する。
【0019】図12は上述の本考案の電動格納式ドアー
ミラーにおけるスイッチ回路の一実施例を示した電気回
路図である。図において、51は電源としてのバッテリ
ーで、このバッテリー51は自動車に搭載されている通
常の直流12Vのバッテリーである。
ミラーにおけるスイッチ回路の一実施例を示した電気回
路図である。図において、51は電源としてのバッテリ
ーで、このバッテリー51は自動車に搭載されている通
常の直流12Vのバッテリーである。
【0020】57は運転席に配設したスイッチで、この
スイッチ57は極性を切り替えるスイッチで、この例で
は2可動接触子連動式の3位置切替スイッチを使用す
る。このスイッチ57は、連動する第1可動接触子57
1及び第2可動接触子572と、第1共通接点COM1
及び第2共通接点COM2と、前記バッテリー51の+
極にそれぞれ接続した第1+接点A1及び第2+接点A
2と、前記バッテリー51の−極にそれぞれ接続した第
1−接点B1及び第2−接点B2と、第1中位接点C1
及び第2中位接点C2とからなる。このスイッチ57
は、常態において前記可動接触子571及び572は前
記中位接点C1及びC2に接触している。
スイッチ57は極性を切り替えるスイッチで、この例で
は2可動接触子連動式の3位置切替スイッチを使用す
る。このスイッチ57は、連動する第1可動接触子57
1及び第2可動接触子572と、第1共通接点COM1
及び第2共通接点COM2と、前記バッテリー51の+
極にそれぞれ接続した第1+接点A1及び第2+接点A
2と、前記バッテリー51の−極にそれぞれ接続した第
1−接点B1及び第2−接点B2と、第1中位接点C1
及び第2中位接点C2とからなる。このスイッチ57
は、常態において前記可動接触子571及び572は前
記中位接点C1及びC2に接触している。
【0021】13は前記モータで、このモータ13は前
記スイッチ57に直列に接続する。すなわち、モータ1
3の一方の端子を前記スイッチ57の第1共通接点CO
M1に、モータ13の他方の端子を前記スイッチ57の
第2共通接点COM2にそれぞれ接続する。
記スイッチ57に直列に接続する。すなわち、モータ1
3の一方の端子を前記スイッチ57の第1共通接点CO
M1に、モータ13の他方の端子を前記スイッチ57の
第2共通接点COM2にそれぞれ接続する。
【0022】58は抵抗温度特性を利用したPTC素子
で、このPTC素子58はある温度域で抵抗値が急激に
変化するスイッチング特性を示す、例えばポリマ系のP
TC素子を使用する。このPTC素子58を前記モータ
13と前記スイッチ57との間に直列に接続する。すな
わち、PTC素子58の一方の端子を前記モータ13の
他方の端子に、PTC素子58の他方の端子を前記スイ
ッチ57の第2共通接点COM2にそれぞれ接続する。
このPTC素子58は、移動体としての前記ミラーアセ
ンブリ7がストッパ(段部60,61及びボール12)
などにより物理的にかつ強制的に止められて前記モータ
13に過負荷がかかったときに発生する過電流で、内部
温度が上昇し、ある温度域になると内部抵抗値が急激に
増加してスイッチング作動をするものである。なお、こ
のPTC素子58は両極性である。
で、このPTC素子58はある温度域で抵抗値が急激に
変化するスイッチング特性を示す、例えばポリマ系のP
TC素子を使用する。このPTC素子58を前記モータ
13と前記スイッチ57との間に直列に接続する。すな
わち、PTC素子58の一方の端子を前記モータ13の
他方の端子に、PTC素子58の他方の端子を前記スイ
ッチ57の第2共通接点COM2にそれぞれ接続する。
このPTC素子58は、移動体としての前記ミラーアセ
ンブリ7がストッパ(段部60,61及びボール12)
などにより物理的にかつ強制的に止められて前記モータ
13に過負荷がかかったときに発生する過電流で、内部
温度が上昇し、ある温度域になると内部抵抗値が急激に
増加してスイッチング作動をするものである。なお、こ
のPTC素子58は両極性である。
【0023】610はリレー回路で、このリレー回路6
10はリレー600と、リレーコイル601と、共通接
点COMと、A接点と、B接点とを備える。前記リレー
600の共通接点COMを前記スイッチ57の第1共通
接点COM1に、また前記リレー600のB接点を前記
モータ13の一方の端子にそれぞれ接続する。前記リレ
ーコイル601の一方の端子をコンデンサ66を介して
前記リレー600の共通接点COMと前記スイッチ57
の第1共通接点COM1との間に、また前記リレーコイ
ル601の他方の端子を前記PTC素子58と前記モー
タ13との間にそれぞれ接続する。
10はリレー600と、リレーコイル601と、共通接
点COMと、A接点と、B接点とを備える。前記リレー
600の共通接点COMを前記スイッチ57の第1共通
接点COM1に、また前記リレー600のB接点を前記
モータ13の一方の端子にそれぞれ接続する。前記リレ
ーコイル601の一方の端子をコンデンサ66を介して
前記リレー600の共通接点COMと前記スイッチ57
の第1共通接点COM1との間に、また前記リレーコイ
ル601の他方の端子を前記PTC素子58と前記モー
タ13との間にそれぞれ接続する。
【0024】68は抵抗で、この抵抗68の一方の端子
を前記リレーコイル601とコンデンサ66との間に、
またこの抵抗68の他方の端子を前記リレー600のB
接点とモータ13との間にそれぞれ接続する。
を前記リレーコイル601とコンデンサ66との間に、
またこの抵抗68の他方の端子を前記リレー600のB
接点とモータ13との間にそれぞれ接続する。
【0025】次に、上述の電気回路の操作作動について
説明する。まず、スイッチ57を操作して、その可動接
触子571及び572をそれぞれ+接点A1及び−接点
B2に接触させる。すると、コンデンサ66からリレー
コイル601に電流が一瞬流れ、そのリレーコイル60
1が励磁し、それに伴ってリレー600がA接点からB
接点に切り替わる。この結果、バッテリー51からの電
流は実線矢印方向に、リレー600→モータ13→PT
C素子58と流れるので、モータ13が回転(正転)す
る。一方、前記実線矢印方向の電流の一部は抵抗68→
リレーコイル601へと流れるので、前記リレー600
のB接点への接触状態を自己保持する。前記モータ13
の回転力により、上述のようにミラーアセンブリ7が例
えば使用位置から格納位置に回動する。そして、そのミ
ラーアセンブリ7が所定の停止位置である格納位置に達
したところで、ストッパが作動し、すなわち移動側のボ
ール12が固定側の円弧状溝6の段部61に当り、ミラ
ーアセンブリ7は所定の停止位置である格納位置におい
て物理的かつ強制的に停止させられる。このときに、モ
ータ13に過負荷がかかり、電気回路中に過電流が流れ
る。この過電流により、PTC素子58の内部温度が上
昇し、ある温度域になると、前記PTC素子58内部抵
抗が急激に増大し、このPTC素子58がスイッチング
作動をする。すると、前記リレーコイル601への通電
が遮断され、リレー600が自己復帰してB接点からA
接点に切り替わり、モータ13への通電が断たれる。こ
の結果、モータ13の回転(駆動)が停止し、ミラーア
センブリ7が格納位置において完全に停止する。そこ
で、スイッチ57の操作を止めて、可動接触子571及
び572を中位接点C1及びC2に自動復帰させる。
説明する。まず、スイッチ57を操作して、その可動接
触子571及び572をそれぞれ+接点A1及び−接点
B2に接触させる。すると、コンデンサ66からリレー
コイル601に電流が一瞬流れ、そのリレーコイル60
1が励磁し、それに伴ってリレー600がA接点からB
接点に切り替わる。この結果、バッテリー51からの電
流は実線矢印方向に、リレー600→モータ13→PT
C素子58と流れるので、モータ13が回転(正転)す
る。一方、前記実線矢印方向の電流の一部は抵抗68→
リレーコイル601へと流れるので、前記リレー600
のB接点への接触状態を自己保持する。前記モータ13
の回転力により、上述のようにミラーアセンブリ7が例
えば使用位置から格納位置に回動する。そして、そのミ
ラーアセンブリ7が所定の停止位置である格納位置に達
したところで、ストッパが作動し、すなわち移動側のボ
ール12が固定側の円弧状溝6の段部61に当り、ミラ
ーアセンブリ7は所定の停止位置である格納位置におい
て物理的かつ強制的に停止させられる。このときに、モ
ータ13に過負荷がかかり、電気回路中に過電流が流れ
る。この過電流により、PTC素子58の内部温度が上
昇し、ある温度域になると、前記PTC素子58内部抵
抗が急激に増大し、このPTC素子58がスイッチング
作動をする。すると、前記リレーコイル601への通電
が遮断され、リレー600が自己復帰してB接点からA
接点に切り替わり、モータ13への通電が断たれる。こ
の結果、モータ13の回転(駆動)が停止し、ミラーア
センブリ7が格納位置において完全に停止する。そこ
で、スイッチ57の操作を止めて、可動接触子571及
び572を中位接点C1及びC2に自動復帰させる。
【0026】次に、スイッチ57を操作して、その可動
接触子571及び572をそれぞれ−接点B1及び+接
点A2に接触させる。すると、PTC素子58からリレ
ーコイル601を介してコンデンサ66に電流が一瞬流
れ、そのリレーコイル601が励磁し、それに伴ってリ
レー600がA接点からB接点に切り替わる。この結
果、バッテリー51からの電流は1点鎖線矢印方向に、
PTC素子58→モータ13→リレー600へと流れる
ので、モータ13が回転(逆転)する。一方、前記1点
鎖線矢印方向の電流の一部はリレーコイル601→抵抗
68へと流れるので、前記リレー600のB接点への接
触状態を自己保持する。前記モータ13の回転力によ
り、上述のようにミラーアセンブリ7が例えば格納位置
から使用位置に回動する。そして、そのミラーアセンブ
リ7が所定の停止位置である使用位置に達したところ
で、ストッパが作動し、すなわち移動側のボール12が
固定側の円弧状溝6の段部60に当り、ミラーアセンブ
リ7は所定の停止位置である使用位置において物理的か
つ強制的に停止させられる。このときに、モータ13に
過負荷がかかり、電気回路中に過電流が流れる。この過
電流により、PTC素子58の内部温度が上昇し、ある
温度域になると、前記PTC素子58内部抵抗が急激に
増大し、このPTC素子58がスイッチング作動をす
る。すると、前記リレーコイル601への通電が遮断さ
れ、リレー600が自己復帰してB接点からA接点に切
り替わり、モータ13への通電が断たれる。この結果、
モータ13の回転(駆動)が停止し、ミラーアセンブリ
7が使用位置において完全に停止する。そこで、スイッ
チ57の操作を止めて、可動接触子571及び572を
中位接点C1及びC2に自動復帰させる。
接触子571及び572をそれぞれ−接点B1及び+接
点A2に接触させる。すると、PTC素子58からリレ
ーコイル601を介してコンデンサ66に電流が一瞬流
れ、そのリレーコイル601が励磁し、それに伴ってリ
レー600がA接点からB接点に切り替わる。この結
果、バッテリー51からの電流は1点鎖線矢印方向に、
PTC素子58→モータ13→リレー600へと流れる
ので、モータ13が回転(逆転)する。一方、前記1点
鎖線矢印方向の電流の一部はリレーコイル601→抵抗
68へと流れるので、前記リレー600のB接点への接
触状態を自己保持する。前記モータ13の回転力によ
り、上述のようにミラーアセンブリ7が例えば格納位置
から使用位置に回動する。そして、そのミラーアセンブ
リ7が所定の停止位置である使用位置に達したところ
で、ストッパが作動し、すなわち移動側のボール12が
固定側の円弧状溝6の段部60に当り、ミラーアセンブ
リ7は所定の停止位置である使用位置において物理的か
つ強制的に停止させられる。このときに、モータ13に
過負荷がかかり、電気回路中に過電流が流れる。この過
電流により、PTC素子58の内部温度が上昇し、ある
温度域になると、前記PTC素子58内部抵抗が急激に
増大し、このPTC素子58がスイッチング作動をす
る。すると、前記リレーコイル601への通電が遮断さ
れ、リレー600が自己復帰してB接点からA接点に切
り替わり、モータ13への通電が断たれる。この結果、
モータ13の回転(駆動)が停止し、ミラーアセンブリ
7が使用位置において完全に停止する。そこで、スイッ
チ57の操作を止めて、可動接触子571及び572を
中位接点C1及びC2に自動復帰させる。
【0027】かかる電動格納式ドアーミラーにおいて
は、後方の視認性を向上確保するために、ミラーアセン
ブリ7等を所定の停止位置(特に、使用位置)にがた無
く停止させることが必要である。この電動格納式ドアー
ミラーのモータドライブ装置は、ミラーアセンブリ7等
がストッパ60、61、12の作用により所定の停止位
置に物理的かつ強制的に停止されてから、スイッチ回路
の作用によりモータ13への通電が遮断されてそのモー
タ13の駆動が停止するものであるので、減速機構24
のギア群及びクラッチギア19からなる電動ギアのギア
詰め作用(すなわち、ミラーアセンブリ7がストッパで
止められていてもモータ13が停止するまで、電動ギア
はさらに進んで回転しようとしてその電動ギアが噛み込
む作用)により、その電動ギアの停止後のバックラッシ
ュを封じ込めることができ、その結果、ミラーアセンブ
リ7等を所定の停止位置にがた無く停止させることがで
きる。
は、後方の視認性を向上確保するために、ミラーアセン
ブリ7等を所定の停止位置(特に、使用位置)にがた無
く停止させることが必要である。この電動格納式ドアー
ミラーのモータドライブ装置は、ミラーアセンブリ7等
がストッパ60、61、12の作用により所定の停止位
置に物理的かつ強制的に停止されてから、スイッチ回路
の作用によりモータ13への通電が遮断されてそのモー
タ13の駆動が停止するものであるので、減速機構24
のギア群及びクラッチギア19からなる電動ギアのギア
詰め作用(すなわち、ミラーアセンブリ7がストッパで
止められていてもモータ13が停止するまで、電動ギア
はさらに進んで回転しようとしてその電動ギアが噛み込
む作用)により、その電動ギアの停止後のバックラッシ
ュを封じ込めることができ、その結果、ミラーアセンブ
リ7等を所定の停止位置にがた無く停止させることがで
きる。
【0028】次に、上述の電動格納式ドアーミラーのモ
ータドライブ装置に使用されているクラッチ機構の操作
について説明する。 まず、上述のミラーアセンブリ7が
使用位置に位置する状態でこのミラーアセンブリ7に障
害物などが圧縮スプリング17の弾性力(クラッチ機構
の保持トルク)より大きい力で当ったり、または車庫へ
の出し入れの際に手動でこのミラーアセンブリ7を圧縮
スプリング17の弾性力(クラッチ機構の保持トルク)
より大きい力で回動させる。すると、図14及び図15
に示すように、係止爪200の傾斜部202が係止溝1
90の傾斜部192上を滑動し、その係止爪200の天
部203がクラッチギア19の下面に位置して、クラッ
チ機構15のクラッチギア19とクラッチホルダー20
とが断状態となる。この結果、上述のストッパも外れ
て、図4に示すように、クラッチギア19がシャフト3
に対して回転し、それに伴ってミラーアセンブリ7が使
用位置から前方に角度φ、または後方に傾倒する。ま
た、上述の前方傾倒位置または後方傾倒位置に位置する
ミラーアセンブリ7を手動で後方または前方に回動させ
て、クラッチギア19の係止溝190とクラッチホルダ
ー20の係止爪200とを嵌合係止させて、クラッチギ
ア19とクラッチホルダー20とを図13に示すよう
に、再び継状態となすことにより、ミラーアセンブリ7
が前方傾倒位置または後方傾倒位置から使用位置に復帰
する。
ータドライブ装置に使用されているクラッチ機構の操作
について説明する。 まず、上述のミラーアセンブリ7が
使用位置に位置する状態でこのミラーアセンブリ7に障
害物などが圧縮スプリング17の弾性力(クラッチ機構
の保持トルク)より大きい力で当ったり、または車庫へ
の出し入れの際に手動でこのミラーアセンブリ7を圧縮
スプリング17の弾性力(クラッチ機構の保持トルク)
より大きい力で回動させる。すると、図14及び図15
に示すように、係止爪200の傾斜部202が係止溝1
90の傾斜部192上を滑動し、その係止爪200の天
部203がクラッチギア19の下面に位置して、クラッ
チ機構15のクラッチギア19とクラッチホルダー20
とが断状態となる。この結果、上述のストッパも外れ
て、図4に示すように、クラッチギア19がシャフト3
に対して回転し、それに伴ってミラーアセンブリ7が使
用位置から前方に角度φ、または後方に傾倒する。ま
た、上述の前方傾倒位置または後方傾倒位置に位置する
ミラーアセンブリ7を手動で後方または前方に回動させ
て、クラッチギア19の係止溝190とクラッチホルダ
ー20の係止爪200とを嵌合係止させて、クラッチギ
ア19とクラッチホルダー20とを図13に示すよう
に、再び継状態となすことにより、ミラーアセンブリ7
が前方傾倒位置または後方傾倒位置から使用位置に復帰
する。
【0029】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来のクラッチ
機構を使用した電動格納式ドアーミラーのモータドライ
ブ装置においては、上述のように、ミラーアセンブリ7
のがたを防止するために、減速機構24及びクラッチギ
ア19(電動ギア)のギア詰め作用により、減速機構2
4及びクラッチギア19の停止後のバックラッシュの封
じ込めが行われている。このとき、上述のギア詰め作用
のために、減速機構24及びクラッチギア19の歯部に
は、電動ギアが先に進んで回転しようとする応力(すな
わち、撓み等の応力)が発生している。この応力を残留
応力と言う。このために、クラッチが解除されかつスト
ッパが外れて、所定の停止位置にがた無く停止されてい
る状態にあるミラーアセンブリ7が傾倒すると、今まで
噛み込み状態(固定状態)にあった電動ギアの噛み込み
が解除されて電動ギアが緩むので、その電動ギアが若干
回転可能となり、上述の残留応力により電動ギアは若干
先に進んで回転することとなる。すなわち、上述の残留
応力がギアの緩みという形で開放されることとなる。こ
の結果、係止溝190の中心0−0と係止爪200の中
心0′−0′とは、クラッチ復帰時には既にずれてしま
うのである。そして、この係止溝190の中心0−0と
係止爪200の中心0′−0′とのずれが、図15に示
す係止溝190の係止爪200を呼込む範囲tより大で
あると、係止溝190と係止爪200とが嵌合係止(ク
ラッチ継状態)することができず、クラッチ復帰ができ
ない等の問題がある。
機構を使用した電動格納式ドアーミラーのモータドライ
ブ装置においては、上述のように、ミラーアセンブリ7
のがたを防止するために、減速機構24及びクラッチギ
ア19(電動ギア)のギア詰め作用により、減速機構2
4及びクラッチギア19の停止後のバックラッシュの封
じ込めが行われている。このとき、上述のギア詰め作用
のために、減速機構24及びクラッチギア19の歯部に
は、電動ギアが先に進んで回転しようとする応力(すな
わち、撓み等の応力)が発生している。この応力を残留
応力と言う。このために、クラッチが解除されかつスト
ッパが外れて、所定の停止位置にがた無く停止されてい
る状態にあるミラーアセンブリ7が傾倒すると、今まで
噛み込み状態(固定状態)にあった電動ギアの噛み込み
が解除されて電動ギアが緩むので、その電動ギアが若干
回転可能となり、上述の残留応力により電動ギアは若干
先に進んで回転することとなる。すなわち、上述の残留
応力がギアの緩みという形で開放されることとなる。こ
の結果、係止溝190の中心0−0と係止爪200の中
心0′−0′とは、クラッチ復帰時には既にずれてしま
うのである。そして、この係止溝190の中心0−0と
係止爪200の中心0′−0′とのずれが、図15に示
す係止溝190の係止爪200を呼込む範囲tより大で
あると、係止溝190と係止爪200とが嵌合係止(ク
ラッチ継状態)することができず、クラッチ復帰ができ
ない等の問題がある。
【0030】ところで、上述の従来のクラッチ機構は、
可動体側のクラッチギア19に台形形状の係止溝190
をただ単に設け、一方固定体側のクラッチホルダー20
に台形形状の係止爪200をただ単に設けたものである
から、係止溝190の係止爪200を呼込む範囲tが小
さい。すなわち、図15に示すように、係止溝190の
一の保持トルク確保用傾斜部192とクラッチギア19
の下面との角部が、係止爪200の一の傾斜部202と
天部203との角部に達した位置(係止爪200が係止
溝190に呼込まれる位置)における、係止溝190の
中心0−0と係止爪200の中心0′−0′との距離の
分であって、係止溝190の水平底部193の長さまた
は係止爪200の水平天部203の長さの約半分であ
り、小さい。このために、ミラーアセンブリ7の傾倒
(クラッチ断状態)後、そのミラーアセンブリ7を使用
位置(クラッチ継状態)に復帰させた際に、係止溝19
0の中心0−0と係止爪200の中心0′−0′とのず
れが、図15に示すような係止溝190の係止爪200
を呼込む範囲tより大となる傾向にあり、その結果係止
溝190と係止爪200とが確実に嵌合係止(クラッチ
継状態)できない等の問題がある。
可動体側のクラッチギア19に台形形状の係止溝190
をただ単に設け、一方固定体側のクラッチホルダー20
に台形形状の係止爪200をただ単に設けたものである
から、係止溝190の係止爪200を呼込む範囲tが小
さい。すなわち、図15に示すように、係止溝190の
一の保持トルク確保用傾斜部192とクラッチギア19
の下面との角部が、係止爪200の一の傾斜部202と
天部203との角部に達した位置(係止爪200が係止
溝190に呼込まれる位置)における、係止溝190の
中心0−0と係止爪200の中心0′−0′との距離の
分であって、係止溝190の水平底部193の長さまた
は係止爪200の水平天部203の長さの約半分であ
り、小さい。このために、ミラーアセンブリ7の傾倒
(クラッチ断状態)後、そのミラーアセンブリ7を使用
位置(クラッチ継状態)に復帰させた際に、係止溝19
0の中心0−0と係止爪200の中心0′−0′とのず
れが、図15に示すような係止溝190の係止爪200
を呼込む範囲tより大となる傾向にあり、その結果係止
溝190と係止爪200とが確実に嵌合係止(クラッチ
継状態)できない等の問題がある。
【0031】本考案の目的は、クラッチ復帰が確実であ
るクラッチ機構を提供することにある。
るクラッチ機構を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本考案は、係止溝の保持
トルク確保用傾斜部から開口にかけて係止爪呼込み用傾
斜部が設けられており、その係止爪呼込み用傾斜部の傾
斜が保持トルク確保用傾斜部の傾斜よりも緩やかである
ことを特徴とする。
トルク確保用傾斜部から開口にかけて係止爪呼込み用傾
斜部が設けられており、その係止爪呼込み用傾斜部の傾
斜が保持トルク確保用傾斜部の傾斜よりも緩やかである
ことを特徴とする。
【0033】
【作用】本考案は、係止溝の保持トルク確保用傾斜部か
ら開口にかけて設けられた係止爪呼込み用傾斜部によ
り、係止溝の係止爪を呼込む範囲が従来のものよりも、
一の保持トルク確保用傾斜部の水平方向の長さと一の係
止爪呼込み用傾斜部の水平方向の長さとの和の分大とな
る。しかも、係止爪呼込み用傾斜部の傾斜が保持トルク
確保用傾斜部の傾斜よりも緩やかであるから、上述の係
止溝の係止爪を呼込む範囲がさらに大となる。この結
果、クラッチ復帰の際に、係止溝と係止爪とが多少ずれ
たとしても、係止爪呼込み用傾斜部の係止爪を呼込む作
用で、係止爪が係止溝に呼込まれて、係止溝と係止爪と
が嵌合係止してクラッチ復帰(クラッチ継状態)する。
従って、クラッチ復帰が確実である。
ら開口にかけて設けられた係止爪呼込み用傾斜部によ
り、係止溝の係止爪を呼込む範囲が従来のものよりも、
一の保持トルク確保用傾斜部の水平方向の長さと一の係
止爪呼込み用傾斜部の水平方向の長さとの和の分大とな
る。しかも、係止爪呼込み用傾斜部の傾斜が保持トルク
確保用傾斜部の傾斜よりも緩やかであるから、上述の係
止溝の係止爪を呼込む範囲がさらに大となる。この結
果、クラッチ復帰の際に、係止溝と係止爪とが多少ずれ
たとしても、係止爪呼込み用傾斜部の係止爪を呼込む作
用で、係止爪が係止溝に呼込まれて、係止溝と係止爪と
が嵌合係止してクラッチ復帰(クラッチ継状態)する。
従って、クラッチ復帰が確実である。
【0034】
【実施例】以下、本考案に係るクラッチ機構ーの一実施
例を図1乃至図3を参照して説明する。この例は、自動
車のドアーに装備される電動格納式のドアーミラー等の
モータドライブ装置に使用された例について説明する。
図中、図4乃至図15と同符号は同一のものを示す。図
において、194は係止溝190の保持トルク確保用傾
斜部192から開口部191にかけて設けた係止爪呼込
み用傾斜部、195はその係止爪呼込み用傾斜部194
から開口部191にかけて設けた係止爪呼込みトリガー
用傾斜部である。前記係止爪呼込み用傾斜部194の傾
斜は、前記保持トルク確保用傾斜部192の傾斜よりも
緩やかであり、また前記係止爪呼込みトリガー用傾斜部
195の傾斜は、前記係止爪呼込み用傾斜部194の傾
斜よりも急である。図において、204は係止爪200
の傾斜部202とクラッチホルダー20の上面との間に
設けた傾斜部である。
例を図1乃至図3を参照して説明する。この例は、自動
車のドアーに装備される電動格納式のドアーミラー等の
モータドライブ装置に使用された例について説明する。
図中、図4乃至図15と同符号は同一のものを示す。図
において、194は係止溝190の保持トルク確保用傾
斜部192から開口部191にかけて設けた係止爪呼込
み用傾斜部、195はその係止爪呼込み用傾斜部194
から開口部191にかけて設けた係止爪呼込みトリガー
用傾斜部である。前記係止爪呼込み用傾斜部194の傾
斜は、前記保持トルク確保用傾斜部192の傾斜よりも
緩やかであり、また前記係止爪呼込みトリガー用傾斜部
195の傾斜は、前記係止爪呼込み用傾斜部194の傾
斜よりも急である。図において、204は係止爪200
の傾斜部202とクラッチホルダー20の上面との間に
設けた傾斜部である。
【0035】この実施例における本考案のクラッチ機構
は、以上の如き構成からなるので、クラッチ断状態後、
クラッチ復帰する際に、係止溝190と係止爪200と
が多少ずれたとしても、係止爪呼込み用傾斜部194及
び係止爪呼込みトリガー用傾斜部195の係止爪200
を呼込む作用で、係止爪200が係止溝190に呼込ま
れて、係止溝190と係止爪200とが嵌合係止して、
確実にクラッチ復帰することができる。
は、以上の如き構成からなるので、クラッチ断状態後、
クラッチ復帰する際に、係止溝190と係止爪200と
が多少ずれたとしても、係止爪呼込み用傾斜部194及
び係止爪呼込みトリガー用傾斜部195の係止爪200
を呼込む作用で、係止爪200が係止溝190に呼込ま
れて、係止溝190と係止爪200とが嵌合係止して、
確実にクラッチ復帰することができる。
【0036】すなわち、本考案のクラッチ機構は、係止
溝190に係止爪呼込み用傾斜部194及び係止爪呼込
みトリガー用傾斜部195を設けたものであるから、係
止溝190の係止爪200を呼込む範囲Tが、図3に示
すように、係止溝190の一の係止爪呼込みトリガー用
傾斜部195とクラッチギア19の下面との角部が、係
止爪200の一の傾斜部202と天部203との角部に
達した位置(係止爪200が係止溝190に呼込まれる
位置)における、係止溝190の中心0−0と係止爪2
00の中心0′−0′との距離の分であって、係止溝1
90の水平底部193の長さの半分と一の保持トルク確
保用傾斜部192の水平方向の長さと一の係止爪呼込み
用傾斜部194の水平方向の長さとの和であり、従来の
クラッチ機構と比較して、一の保持トルク確保用傾斜部
192の水平方向の長さと一の係止爪呼込み用傾斜部1
94の水平方向の長さとの和の分大である。しかも、係
止爪呼込み用傾斜部194の傾斜は保持トルク確保用傾
斜部192の傾斜よりも緩やかであるから、上述の係止
溝190の係止爪200を呼込む範囲Tがさらに大とな
る。このために、ミラーアセンブリ7の傾倒(クラッチ
断状態)後、そのミラーアセンブリ7を使用位置(クラ
ッチ継状態)に復帰させた際に、係止溝190の中心0
−0と係止爪200の中心0′−0′とのずれが、図3
に示すような係止溝190の係止爪200を呼込む範囲
Tより小となる傾向にあり、その結果係止溝190と係
止爪200とが確実に嵌合係止することができる。な
お、上述の実施例において、係止爪呼込みトリガー用傾
斜部195を設けたが、この係止爪呼込みトリガー用傾
斜部195は、係止爪200を呼込む際のトリガーとし
ての作用をするものであって、スプリングのセット荷重
との兼合により、必ずしも設ける必要がない。また、上
述の実施例においては、自動車のドアーに装備される電
動格納式のドアーミラー等に使用された例について説明
したが、本考案のクラッチ機構はその他の機器に使用す
ることができる。但し、本考案のクラッチ機構は、可動
側部材を所定の停止位置にがた無く停止させることがで
きるモータドライブ装置に使用されるものである。
溝190に係止爪呼込み用傾斜部194及び係止爪呼込
みトリガー用傾斜部195を設けたものであるから、係
止溝190の係止爪200を呼込む範囲Tが、図3に示
すように、係止溝190の一の係止爪呼込みトリガー用
傾斜部195とクラッチギア19の下面との角部が、係
止爪200の一の傾斜部202と天部203との角部に
達した位置(係止爪200が係止溝190に呼込まれる
位置)における、係止溝190の中心0−0と係止爪2
00の中心0′−0′との距離の分であって、係止溝1
90の水平底部193の長さの半分と一の保持トルク確
保用傾斜部192の水平方向の長さと一の係止爪呼込み
用傾斜部194の水平方向の長さとの和であり、従来の
クラッチ機構と比較して、一の保持トルク確保用傾斜部
192の水平方向の長さと一の係止爪呼込み用傾斜部1
94の水平方向の長さとの和の分大である。しかも、係
止爪呼込み用傾斜部194の傾斜は保持トルク確保用傾
斜部192の傾斜よりも緩やかであるから、上述の係止
溝190の係止爪200を呼込む範囲Tがさらに大とな
る。このために、ミラーアセンブリ7の傾倒(クラッチ
断状態)後、そのミラーアセンブリ7を使用位置(クラ
ッチ継状態)に復帰させた際に、係止溝190の中心0
−0と係止爪200の中心0′−0′とのずれが、図3
に示すような係止溝190の係止爪200を呼込む範囲
Tより小となる傾向にあり、その結果係止溝190と係
止爪200とが確実に嵌合係止することができる。な
お、上述の実施例において、係止爪呼込みトリガー用傾
斜部195を設けたが、この係止爪呼込みトリガー用傾
斜部195は、係止爪200を呼込む際のトリガーとし
ての作用をするものであって、スプリングのセット荷重
との兼合により、必ずしも設ける必要がない。また、上
述の実施例においては、自動車のドアーに装備される電
動格納式のドアーミラー等に使用された例について説明
したが、本考案のクラッチ機構はその他の機器に使用す
ることができる。但し、本考案のクラッチ機構は、可動
側部材を所定の停止位置にがた無く停止させることがで
きるモータドライブ装置に使用されるものである。
【0037】
【考案の効果】以上から明らかなように、本考案のクラ
ッチ機構は、係止溝の保持トルク確保用傾斜部から開口
にかけて係止爪呼込み用傾斜部が設けられたものである
から、係止溝の係止爪を呼込む範囲が従来のものより
も、一の保持トルク確保用傾斜部の水平方向の長さと一
の係止爪呼込み用傾斜部の水平方向の長さとの和の分大
となる。しかも、係止爪呼込み用傾斜部の傾斜が保持ト
ルク確保用傾斜部の傾斜よ りも緩やかであるから、上述
の係止溝の係止爪を呼込む範囲がさらに大となる。この
結果、クラッチ復帰の際に、係止溝と係止爪とが多少ず
れたとしても、係止爪呼込み用傾斜部の係止爪呼込み作
用で、係止爪が係止溝に呼込まれて、係止溝と係止爪と
が嵌合係止してクラッチ復帰する。従って、クラッチ復
帰が確実である。
ッチ機構は、係止溝の保持トルク確保用傾斜部から開口
にかけて係止爪呼込み用傾斜部が設けられたものである
から、係止溝の係止爪を呼込む範囲が従来のものより
も、一の保持トルク確保用傾斜部の水平方向の長さと一
の係止爪呼込み用傾斜部の水平方向の長さとの和の分大
となる。しかも、係止爪呼込み用傾斜部の傾斜が保持ト
ルク確保用傾斜部の傾斜よ りも緩やかであるから、上述
の係止溝の係止爪を呼込む範囲がさらに大となる。この
結果、クラッチ復帰の際に、係止溝と係止爪とが多少ず
れたとしても、係止爪呼込み用傾斜部の係止爪呼込み作
用で、係止爪が係止溝に呼込まれて、係止溝と係止爪と
が嵌合係止してクラッチ復帰する。従って、クラッチ復
帰が確実である。
【図1】本考案のクラッチ機構の一実施例を示し、係止
溝と係止爪との嵌合係止状態(クラッチ継状態)の一部
拡大断面図
溝と係止爪との嵌合係止状態(クラッチ継状態)の一部
拡大断面図
【図2】クラッチ断状態の一部拡大断面図
【図3】クラッチ復帰の際の係止爪を呼込む範囲を示し
た説明図
た説明図
【図4】クラッチ機構を使用した電動格納式ドアーミラ
ーの一例を示し、その一部を破断した平面図
ーの一例を示し、その一部を破断した平面図
【図5】モータ及び減速機構及びクラッチ機構の分解斜
視図
視図
【図6】モータ及び減速機構の斜視図
【図7】モータ及び減速機構及びクラッチ機構の組み付
け状態の断面図
け状態の断面図
【図8】図7におけるVIIIーVIII線断面図
【図9】図7におけるIX−IX線断面図
【図10】シャフトホルダーの平面図
【図11】図10におけるXI−XI線展開図
【図12】スイッチ回路の電気回路図
【図13】係止溝と係止爪との嵌合係止状態(クラッチ
継状態)の一部拡大断面図
継状態)の一部拡大断面図
【図14】クラッチの断状態の一部拡大断面図
【図15】クラッチ復帰の際の係止爪を呼込む範囲を示
した説明図
した説明図
1…ミラーベース(固定側部材)、3…シャフト(固定
側部材)、60、61…段部(ストッパ)、7…ミラー
アセンブリ(可動側部材)、12…ボール(ストッ
パ)、13…モータ、15…クラッチ機構、19…クラ
ッチギア、190…係止溝、192…保持トルク確保用
傾斜部、194…係止爪呼込み用傾斜部、20…クラッ
チホルダー、200…係止爪、24…減速機構、58…
PTC素子(スイッチ手段)。
側部材)、60、61…段部(ストッパ)、7…ミラー
アセンブリ(可動側部材)、12…ボール(ストッ
パ)、13…モータ、15…クラッチ機構、19…クラ
ッチギア、190…係止溝、192…保持トルク確保用
傾斜部、194…係止爪呼込み用傾斜部、20…クラッ
チホルダー、200…係止爪、24…減速機構、58…
PTC素子(スイッチ手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 7/02 B60R 1/06
Claims (1)
- 【請求項1】 可動側部材を固定側部材に対して移動さ
せるモータと、前記モータに連結されギア群から構成さ
れた減速機構と、前記減速機構に連結されたクラッチ機
構と、前記可動側部材を所定の停止位置に物理的に停止
させるストッパと、前記可動側部材が前記ストッパの作
用により所定の停止位置に物理的に停止されてから前記
モータへの通電を遮断するスイッチ手段と、を備え、前
記スイッチ手段の作用により前記モータへの通電が遮断
されたときには、前記ギア群を始めとする電動ギアのギ
ア詰め作用により、前記電動ギアの停止後のバックラッ
シュを封じ込めることで、前記可動側部材を所定の停止
位置にがた無く停止させるモータドライブ装置、 上述のモータドライブ装置に使用されるクラッチ機構で
あって、 固定体と、可動体と、その可動体,固定体のう
ち少なくとも何れか一方に設けた係止溝と、前記可動
体,固定体の他方に前記係止溝に対応して設けた係止爪
とを備え、継状態のときには前記係止溝に前記係止爪が
係止し、前記可動側部材に大きい力がかかったりする
と、前記係止溝と前記係止爪との係止状態が解除されて
断状態となって前記可動側部材が前記固定側部材に対し
て移動し、前記可動側部材を元の位置に移動させて前記
係止溝に前記係止爪を係止させることにより、再び継状
態となってクラッチ復帰するクラッチ機構において、前記係止溝の側面及び前記係止爪の側面には、前記継状
態のとき相互に圧接して保持トルクが確保される保持ト
ルク確保用傾斜部がそれぞれ設けられており、前記係止
溝の前記保持トルク確保用傾斜部から開口にかけて係止
爪呼込み用傾斜部が設けられており、前記係止爪呼込み
用傾斜部の傾斜は前記保持トルク確保用傾斜部の傾斜よ
りも緩やかである ことを特徴とするクラッチ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992001929U JP2575365Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | クラッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992001929U JP2575365Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | クラッチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558959U JPH0558959U (ja) | 1993-08-03 |
| JP2575365Y2 true JP2575365Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=11515300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992001929U Expired - Lifetime JP2575365Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | クラッチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575365Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100558871B1 (ko) * | 2004-07-30 | 2006-03-10 | 현대자동차주식회사 | 설정 위치 복귀 기능을 갖는 자동차의 아웃사이드 미러 구조 |
| JP4598592B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2010-12-15 | アスモ株式会社 | クラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータ |
| US7669275B2 (en) * | 2004-11-16 | 2010-03-02 | Asmo Co., Ltd. | Clutch device and motor apparatus having the same |
| KR101412130B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2014-06-27 | 삼성전자주식회사 | 컴플라이언트 조인트 |
| JP5461334B2 (ja) * | 2010-07-28 | 2014-04-02 | 本田技研工業株式会社 | ドグクラッチ |
| CN107614912B (zh) | 2015-06-30 | 2019-11-05 | 安达满纳米奇精密宝石有限公司 | 离合器装置以及使用了该离合器装置的马达单元 |
| JP7510185B2 (ja) * | 2019-11-20 | 2024-07-03 | Orbray株式会社 | クラッチ装置およびモータユニット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61144429A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | Noboru Kawakami | 噛合いクラツチ |
| DE3502666C1 (de) * | 1985-01-26 | 1986-05-22 | Ringspann Albrecht Maurer Kg, 6380 Bad Homburg | UEberlastkupplung |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP1992001929U patent/JP2575365Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0558959U (ja) | 1993-08-03 |
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