JP2574886B2 - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JP2574886B2
JP2574886B2 JP63331377A JP33137788A JP2574886B2 JP 2574886 B2 JP2574886 B2 JP 2574886B2 JP 63331377 A JP63331377 A JP 63331377A JP 33137788 A JP33137788 A JP 33137788A JP 2574886 B2 JP2574886 B2 JP 2574886B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/52Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
    • G11B5/53Disposition or mounting of heads on rotating support

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオテープレコーダ(VTR)の回転磁気ヘ
ッドを搭載した回転ドラム装置において、特に回転上ド
ラム及び該回転上ドラム内へ回路作動用電力を供給する
ための供給部分の構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、VTR用回転ドラム装置は、磁気テープ上のパ
ターンに正確にかつ一定圧で磁気ヘッドがコンタクトす
る必要がある。この為、回転上ドラムの偏心量は、極力
小さくする必要があり、現在数μm以内が普通である。
これを達成する為に、従来の回転ドラム装置では第7図
のような構成になっている。つまり、磁気ヘッド10は、
回転上ドラム9に装着されている。この回転上ドラム9
は、回転シャフト5に圧入されたディスク1に挿入され
ており、ベアリング7を介して固定下ドラム2に取付け
られており、駆動モータ(図示せず)により高速回転さ
れる。ここで回転上ドラム9の偏心量は、前記ディスク
1の回転上ドラムハメアイ面Aと回転上ドラム高さ規定
面Bの加工精度を上げることにより、まず、ディスク1
の回転上ドラムハメアイ面Aの偏心量を0〜数μm以
内、回転上ドラム高さ規定面Bの振れ及び高さ精度も所
望の高精度で加工する。次に、ハメアイされる側の回転
上ドラム9のハメアイ部の精度も、中間バメから、しま
りバメ気味に加工され、治具により上記ディスク1に圧
入される。これにより、回転上ドラム9のテープ摺動面
7の偏心量が数μm以内におさえられている。この方法
の欠点は、家庭用VTRのように使用頻度の低いもので
は、例えば磁気ヘッド10の摩耗(寿命)による回転上ド
ラム9の交換は必要でないシステムでは問題ないが、例
えば放送局用や業務用VTR等のように装置の使用頻度が
極めて多いシステムでは、磁気ヘッド10の摩耗(寿命)
による回転上ドラム9の交換は頻繁に行われており、回
転上ドラム9の交換の容易性が重要課題の一つとなって
いる。この為、前述の回転上ドラムハメアイ面Aは、か
なりのすきまバメの状態となっており、これにより交換
時のディスク1及び回転上ドラム9の食い込み防止、ス
ムーズな着脱の作業性の実現が最優先に考えられてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、回転上ドラムの交換の容易性を重
視していた為、交換後の回転上ドラムのテープ摺動面の
偏心量は大きく、この偏心量調整に多大の時間と、熟練
を必要としていた。
本発明の一つの目的は、磁気ヘッドの摩耗(寿命)等
による回転上ドラムの交換作業の容易性を確保しつつ、
かつ、偏心量の調整を必要としない簡便な、回転ドラム
装置の構造を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記回転ドラム装置内に
おける、回転構体側へ電力を伝送するための電力供給装
置の簡便な着脱構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の回転ドラム装置
では、 (1)回転シャフトに固定されたディスクの面上に、磁
気ヘッドが固定された回転上ドラムと、上記磁気ヘッド
の信号処理用電子回路等用として回転構体側に設けられ
る電力供給装置のうちの導電材円環(スリップリング)
等第1の給電部材とを、同心状に固定する。
また、 (2)回転構体上に固定され、少なくとも上記磁気ヘッ
ドの端末が接続された配線用基板に接続され、上記磁気
ヘッドの信号の伝送とかつ上記電力供給装置の第1の給
電部材からの電力を上記配線用基板に伝送する第1の接
続部材と、上記配線基板と上記第1の供電部材との間に
設けられる第2の接続部材とを、基板等の支持体に固定
して上記回転上ドラムのディスク7への取り付け部の内
径側に設ける。さらに、上記第1の給電部材の上記ディ
ス7への取り付け部である上記電力供給装置のハメアイ
面を上記第2の接続部材の内径側に設ける。
(3)上記第1及び第2の接続部材は、導体の接触によ
り接続部の導通状態が形成される構造を備えたものを用
いる。この代表的部材としてピンタイプコネクタとソケ
ットタイプコネクタがある。
〔作用〕
ディスクに形成する回転上ドラムハメアイ面と、回転
上ドラム高さ規定面及び電力供給装置のうち第1の給電
部材の取り付けハメアイ面と高さ規定面は、回転シャフ
トを中心に同時加工され、その相対高さ、及び同心度が
高精度に管理されている。回転上ドラムは、別の回転上
ドラム挿入治具に装着され、一方、上記回転上ドラム挿
入治具の小径部を、電力供給装置のハメアイ面と高さ規
定面とに係合させて、上記回転上ドラムハメアイ面と回
転上ドラム高さ規定面に回転上ドラムを組み込む。この
後、上記回転上ドラム挿入治具を除いて、上記電力供給
装置を取り付ける。これよって、回転上ドラムは回転シ
ャフトと同軸の高精度の回転中心が得られる。また、回
転上ドラムを組み込んだ状態では、回転上ドラムの磁気
ヘッド搭載面と回転上ドラム高さ規定面は、第3図のよ
うに同一面となるので、磁気ヘッドの取り付ける高さを
高精度に管理できる。これに関して、ディスクに形成さ
れる回転上ドラムハメアイ面と回転上ドラム高さ規定面
を、回転シャフトを中心に同時加工する場合、第1の接
続部材をディスクへの取り付け部の内径側に設けている
ため、第1の接続部材が加工の邪魔になることはない。
同様に、第1の給電部材の取り付けハメアイ面と高さ規
定面を、回転シャフトを中心に同時加工する場合、第1
の供電部材を第2の接続部材の内径側に設けているた
め、第2の接続部材が加工の邪魔になることはない。ま
た一つのディスクを介して電力供給装置の給電部材が、
取り付けられるので、回転上ドラムと電力供給装置の高
精度な同心度が得られ、又、回転時のダイナミックバラ
ンスも確保される。上記のように、本取り付け構造は、
回転中心に対する同心寸法のエラー量を低減させ、かつ
ダイナミックアンバランス量を低減させるように働ら
く。
また、第1の接続部材では、磁気ヘッドの記録信号や
再生信号の伝送と、上記電力供給装置内の第1の給電部
材からの電力を、配線基板上の増幅回路IC等に伝送す
る。第2の接続部材では、上記第1の給電部材からの電
力を、上記第1の接続部材側に取り入れる。
上記第1の接続部材は、上記回転上ドラムを上記ディ
スクに脱着する際に、該回転上ドラムに固定して、設け
られた配線用基板に対し、ディスク側から配線されてい
る導線を切断等することなく容易に分離する作用をす
る。また、上記第2の接続部材は、上記第1の給電部材
を上記ディスクに脱着する際に、その端末を、上記ディ
スク側に設けられた接続部支持体の端末から、接続導線
を切断等することなく容易に分離する作用をする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説
明する。第1図は本発明による回転ドラム装置の一部を
断面で示した図で、回転上ドラムが装着されていない状
態を示す。また第2図はその上面図である。第1図及び
第2図において回転シャフト5に圧入されたディスク1
がベアリング7を介して固定下ドラム2に回転自在に取
り付けられており、これによりディスク1はモータ等に
より高速回転が可能となる。図中、回転上ドラムハメア
イ面A,A1,A2と同回転上ドラム高さ規定面B,B1,B2,B3,B4
とが、これに組み込まれる回転上ドラム(記載せず)と
の接触面となる。この為、上記接触面は高精度に加工さ
れており、真円度は5μm以内、また、回転シャフトに
対する振れもそれぞれ5μm以内等にされている。回転
上ドラムの高精度組み込みを可能とする為に、このディ
スク上の加工面には、バイト逃げ溝E′が施され、ま
た、組み込み作業時のハメアイを容易にする為に、回転
上ドラムハメアイ面Aの上部にはテーバA′が施されて
いる。
また、ディスク1の中心の上端部には、この回転上ド
ラムの組み込み作業用の治具を取り付け用及び電力供給
装置のうちの第1の給電部材としてのスリップリングと
そのホルダー構体の固定用として、図中基準ハメアイ面
C,C1,C2、高さ規定面Dの高精度の加工面が形成されて
いる。前述のA,B部と同様、これらの加工面にも、バイ
ト逃げ溝Eが設けられている。また、ハメアイを容易に
する為、基準ハメアイ面上部には面取り加工、あるいは
テーパ加工が施されている。
第2図により、上記第1図の構造について、上面から
の構造を説明する。回転上ドラムハメアイ面A1,A2は円
弧状をなし、磁気ヘッドを挿入配置する空隙部40a,40b
が設けられている。また回転上ドラム高さ規定面B1,B2,
B3,B4は図示のごとく対称にされ、別の磁気ヘッドを挿
入配置する空隙部41a,41bをはさむ形で配置されてい
る。回転上ドラム高さ規定面B1,B2,B3,B4によって回転
上ドラム9には傾きが生じず、また、第3図のように、
磁気ヘッド10の搭載面と回転上ドラム高さ規定面B1,B2,
B3,B4が同一面となるので、磁気ヘッド10の傾きや高さ
の精度を向上させることができる。回転上ドラム高さ規
定面B1,B2,B3,B4によって回転上ドラム9には傾きが生
じないので、磁気ヘッド10の傾きや高さの精度を向上さ
せ得る。回転上ドラムハメアイ面A1,A2より小径部分に
は、基板42が、さらにその小径部分には、電力供給装置
8のうちスリップリング8aを取付けるためのハメアイ面
C1,C2が設けられ、上記基板42にはソケットタイプコネ
クタ12及び12′が配されている。ソケットタイプコネク
タ12は、IC基板13上に設けられたピンタイプコネクタ11
と接続され、ソケットタイプコネクタ12′は、上記ソケ
ットタイプコネクタ12よりもさらに回転シャフト5寄り
に設けられ、基板13′上のピンタイプコネクタ11′と接
続される。
第3図は、第1図及び第2図の構造上に、回転上ドラ
ム9と、該回転上ドラム9内に搭載される増幅回路等の
IC等用の駆動電力を供給する為の電力供給装置8が取付
けられた状態を示す。電力供給装置8のブラシ8bとスリ
ップリング8aから取り込まれる電力は、基板13′からピ
ンタイプコネクタ11′、ソケットタイプコネクタ12を介
して基板42に伝送され、さらに該基板42から同じくソケ
ットタイプコネクタ12,ピンタイプコネクタ11を介して
回転上ドラム2上のIC基板13に伝送される。第1の給電
部材としてのスリップリング8aは導体で構成された円環
であり、スリップリングホルダー8cに固定されている。
また、第2の給電部材としてのブラシ8bも導体で構成さ
れており、その端末は外部に設けられた電源回路に接続
されている。
本構造において、スリップリング8aは、スリップリン
グホルダー8c,8dを介してディスク1の先端の面C,D部に
取り付けられる。該スリップリング8aの組み込みに当た
っては、スリップリングホルダー8dの下面に固定された
基板13′上のピンタイプコネクタ11′は、ディスク1上
に固定された基板42上のソケットタイプコネクタ12′に
対し、上記スリップリングホルダー8dがディスク1上の
面C,D部に組み込まれる動作と同時にワンタッチ式に挿
入されて電気的に接続される。また、回転上ドラム9
も、ディスク1の面A,B上に組み込まれる際に、該上ド
ラム9上に固定されたIC基板13上のピンタイプコネクタ
11は、ディスク1上に固定された基板42上のソケットタ
イプコネクタ12に対し、ワンタッチ式に挿入される。上
記スリップリングホルダー8d及び、回転上ドラム9の組
み込みにおいて、それぞれ、コネクタ11′のコネクタ1
2′への挿入動作、コネクタ11のコネクタ12への挿入動
作が、それぞれ、スリップリングホルダー8dのディスク
1上の面C,Dへのかん合動作、回転上ドラム9のディス
ク1上の面A,Bへのかん合動作よりも早期に行われて
も、または遅れて行われてもよい。磁気ヘッドへの記
録、再生信号のやり取りは次のようになる。すなわち、
記録時は、記録信号は固定下ドラム2からロータリート
ランス3を介してディスク1上の基板42に入り、さらに
ソケットタイプコネクタ12,ピンタイプコネクタ11を介
しIC基板13から磁気ヘッド10に伝送される。再生信号
は、この逆の道順で伝送される。
このソケットタイプコネクタ12,12′とピンタイプコ
ネクタ11,11′の構成を、第6図に示す斜視図で説明す
る。
ソケットタイプコネクタ12,12′は基板42に対しハン
ダ付で固定されており、内部には金属リング46が埋め込
まれている。この金属リング46の下部には弾性変形する
部材47が金属リング46と一体に成形されて固定されてい
る。
一方、ピンタイプコネクタ11,11′はそれぞれIC基板1
3と電力供給装置8の下部の基板13′とにハンダ49で固
定されている。上記ハメアイ精度は、中間バメからしま
りバメ径差Δd=−5〜+8μm以内に設定され、同軸
度は5μm以内に加工される。基準ハメアイ面C,高さ規
定面Dには、電力供給装置8がピンタイプコネクタ11′
を介して装着されており、この電力供給装置8は容易に
着脱可能となっている。この部位の精度は、電力供給装
置8の偏心量をおさえるのにも役立つ。
第4図は、回転上ドラム9の着脱方法を示す図であ
る。図において、第3図の電力供給装置8を取りはずし
基準ハメアイ面Cと高さ規定面Dにドラム挿入治具B16
をねじで固定する。そこへ予めある程度偏心調整(10〜
20μm程度)をされ、かつ、ドラム挿入治具A15にねじ
止めされた回転上ドラム9をドラム挿入治具B16で挿入
する。その後、ドラム挿入治具B16の上方のねじ部に、
回転上ドラム取付用ハンドル17を取り付け、回転させる
ことにより、回転上ドラム9が取り付けられているドラ
ム挿入治具A15が下に押し下げられ、ディスク1とハメ
アイされる。この方法によれば極めて簡単な操作で回転
上ドラム9の装着が可能となる。また、回転上ドラム9
及びディスク1の加工精度が高いので、回転上ドラムの
偏心調整が不要となる。回転上ドラム9が完全にディス
ク1の回転上ドラム高さ規定面Bに接触した位置で回転
上ドラム9をディスク1にねじ止めし、ドラム挿入治具
A,Bを取りはずす。
一方、回転ドラム9の取りはずし方法は上記ドラム挿
入治具A,Bをそれぞれ回転上ドラム9,ディスク1にねじ
で固定し、ディスク1と回転上ドラム9とのねじ止めを
はずした後、回転上ドラム取りはずし用ハンドル18をド
ラム挿入治具A15上方のねじ部に取り付け、これを回転
させることで、回転上ドラム9を上方にはずすことが可
能となる。この時、回転上ドラム取り付け用ハンドル17
は、前もってはずしておく。
上記方法で回転上ドラム9は、簡単にディスク1上に
着脱可能となる。実施例では、第3図に示したようにソ
ケットタイプコネクタ12,12′,ピンタイプコネクタ11,
11′を使用している。この接点方式では、信頼性が高い
が抜去力が大きいために、従来のすきまバメでの回転上
ドラム9の取り付け方法では採用されていなかったが、
本発明による取り付け方法によれば、この点が解決され
て採用可能となり、接点の信頼性を極めて高くすること
ができる。また、このコネクタは、精度良く(±50μm
程度)配置されているので、取り付け時にその組み込み
の案内の機能も有する。
第5図は、本発明によるディスク1面の高精度加工法
を示す図である。高精度加工を実現する為に、固定下ド
ラム2をチャック23でチャッキングし、すべて同時加工
で4つの面をバイト((1)〜(4))19〜22で加工す
る。この時の高精度加工を容易にする為に、バイト逃げ
溝E,E′を設けてある。これにより前述の高精度加工が
可能となる。
上記実施例では、電力供給装置8の電力は、IC基板13
上の増幅回路等電子回路の電源として供給される構成と
されているが、この他、この電力は、磁気ヘッド10部に
設けられ該磁気ヘッド10のトラッキング制御を行うトラ
ッキング制御用部材(例えば、圧電部材や電磁コイル
等)駆動力として消費されてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転上ドラムの交換を容易にでき、
特に交換時に必要であった回転上ドラムのテープ摺動面
の偏心調整を不要にすることができる。このため回転上
ドラムの交換に要する時間が大幅に短縮され、かつ、そ
の作業の煩雑さを大幅に改善できる効果がある。
さらにまた、回転上ドラムと電力供給装置は、回転軸
に固定された共通のディスク上に設けられたハメアイ面
で規定されて取り付けられるので高精度に安定したダイ
ナミックバランスが確保され、この結果、安定した磁気
ヘッドの走査性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転ドラム装置の実施例を示す一
部断面図、 第2図は上記第1図の実施例構造の上面図、 第3図は上記第1図の実施例構造に電力供給装置を組み
込んだ状態を示す一部断面図、 第4図は本発明の装置構造において回転上ドラムの交換
方法を示す一部断面図、 第5図は本発明の装置内のディスク部の高精度加工法を
示す一部断面図、 第6図はピンタイプコネクタをソケットタイプコネクタ
の構造の斜視図、第7図は従来の回転ドラム装置の断面
図である。 A……回転上ドラムハメアイ面、 B……回転上ドラム高さ規定面、 C……電力供給装置のハメアイ面、 D……電力供給装置の高さ規定面、 E……バイト逃げ溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−110801(JP,A) 特開 昭63−131302(JP,A) 特開 昭63−214909(JP,A) 特開 昭62−295201(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を記録又は再生する磁気ヘッド、 外周の縁に固定された前記磁気ヘッドが磁気テープ面上
    を走査できるように回転する円筒状の回転上ドラム、 前記回転上ドラムの回転軸方向に対向して設けられ、前
    記磁気テープを外周表面で所定の位置又は方向に案内す
    る固定下ドラム、 前記固定下ドラム上に設けられ、中心部に固定された回
    転シャフトの外周部に前記回転上ドラムが着脱可能に取
    り付けられるディスク、 前記回転上ドラムに設けられ、前記磁気ヘッドのコイル
    端末が接続されて、前記磁気ヘッドと前記固定下ドラム
    内のロータリートランスの間で伝送される再生及び記録
    信号を中継する配線用基板、 前記ディスク上に固定され、前記磁気ヘッドと前記固定
    下ドラム内のロータリートランスの間で伝送される再生
    及び記録信号と、前記配線用基盤上の増幅回路等の電子
    回路へ伝送される電力を中継する接続部支持体、 前記ディスク上に着脱可能に設けられ、前記回転上ドラ
    ムに伴って回転する第1の給電部材と、該第1の給電部
    材を介して前記固定下ドラム側に設けられた第2の給電
    部材を備え、前記配線用基板上に搭載される増幅回路等
    の電子回路に駆動電力を供給する電力供給装置、 前記接続部支持体上の第1の接続端末を前記配線用基板
    に接続する第1の接続部材、並びに 前記接続部支持体上の第2の接続端末を前記電力供給装
    置に備わる第1の給電部材に接続する第2の接続部材を
    有する回転ドラム装置において、 前記接続部支持体並びに前記第1及び第2の接続部材
    は、回転中心を基準とすると、前記ディスクのハメアイ
    面よりも内径側に取り付けられることを特徴とする回転
    ドラム装置。
  2. 【請求項2】前記電力供給装置に備わる第1の給電部材
    は、前記ディスク上で、回転中心を基準とすると、該デ
    ィスクに取り付けられた前記第1及び第2の接続部材の
    位置よりも内径側に取り付けられることを特徴とする請
    求項1に記載の回転ドラム装置。
  3. 【請求項3】前記回転上ドラムと前記電力供給装置に備
    わる第1の給電部材は、前記ディスクに同心状に設けら
    れることを特徴とする請求項1または2に記載の回転ド
    ラム装置。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の接続部材は、接点部の
    導体が相互に接触すると、導通状態になることを特徴と
    する請求項1ないし3に記載の回転ドラム装置。
  5. 【請求項5】前記第1の接続部材は、前記接続部支持体
    上の第1の接続端末と、前記配線用基板それぞれに剛体
    的に結合され、前記第2の接続部材は、前記接続部支持
    体上の第2の接続端末と、前記電力供給装置に備わる第
    1の給電部材側に設けられた接続端末それぞれに剛体的
    に結合されることを特徴とする請求項1ないし4に記載
    の回転ドラム装置。
  6. 【請求項6】前記第1及び第の接続部材は、少なくとも
    1つがピンタイプコネクタとソケットタイプコネクタで
    ある請求項1ないし5に記載の回転ドラム装置。
  7. 【請求項7】前記第1の給電部材は、環状の導体であ
    り、前記第2の給電部材は、該環状の導体に接触するブ
    ラシ状の導体である請求項1ないし6に記載の回転ドラ
    ム装置。
  8. 【請求項8】前記第1の接続部材は、前記磁気ヘッドの
    再生及び記録信号を伝送する接続部と前記電力供給装置
    からの電力を伝送する接続部を備え、前記第2の接続部
    材は、前記電力供給装置からの電力を伝送する接続部を
    備えることを特徴とする請求項1ないし7に記載の回転
    ドラム装置。
  9. 【請求項9】前記第2の接続部材は、回転中心を基準と
    すると、前記第1の接続部材の位置よりも内径側に取り
    付けられることを特徴とする請求項1ないし8に記載の
    回転ドラム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6265990B1 (en) 1998-07-17 2001-07-24 Denso Corporation Apparatus and method for controlling a distance between two traveling vehicles and a recording medium for storing the control method

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