JP2539379B2 - 回転磁気ヘツド装置 - Google Patents

回転磁気ヘツド装置

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JP2539379B2
JP2539379B2 JP61138058A JP13805886A JP2539379B2 JP 2539379 B2 JP2539379 B2 JP 2539379B2 JP 61138058 A JP61138058 A JP 61138058A JP 13805886 A JP13805886 A JP 13805886A JP 2539379 B2 JP2539379 B2 JP 2539379B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置に
おける磁気ヘッドと回転トランスとの間の電気的導通手
段に係り、特にビデオテープレコーダに好適な回転磁気
ヘッド装置に関する。
〔従来の技術〕
ビデオテープレコーダなどの回転磁気ヘッド装置にお
ける磁気ヘッドと回転トランスの電気的接続は、従来、
実開昭58−109828号公報などに記載されているように、
プリント基板を回転シリンダの磁気ヘッドを具備した面
とは反対側の面に取り付け、リード線あるいは硬質線材
により磁気ベッドの巻線をこのプリント基板に結線し、
また回転トランスからの導線も上記プリント基板に結線
して行なわれている。
また、本出願人の出願にかかる特開昭62−36724号公
報に記載されているように、上記公報記載のようなプリ
ント基板を用いるかわりに、回転シリンダ上に円板状の
絶縁材を取付け、この絶縁材上に雄形接触子(中継子)
又は雌形接触子(中継子)の一方を固定し、他方を回転
トランスに取付け、これらの両接触子により磁気ヘッド
と回転トランスとの電気的接続を行なうようにしたもの
もある。しかし、この従来例は前記の従来例に比べ、
(1)接続経路長も短縮されて、外部誘導磁界による影
響も受け難く、また、(2)電気的接続の為の半田付数
も少なくなつて、組立作業性も改善されているという効
果があるが、回転トランスに係る部分について回転トラ
ンスのロータ内に配される信号伝達用巻線と磁気ヘッド
との電気接続を行う中継子との接続作業性が悪いという
点については配慮されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、回転トランスと磁気ヘッドとの電気
的接続を仲介する中継子相互の接続を行なわせるための
構造が複雑で、製造時における組立て作業性に改善の余
地があつた。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、組立て作
業性を向上させた回転磁気ヘッド装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、回転トランスのロータ側について、信号
伝達用巻線が接続される中継子の形状を次の様にする事
により達成される。
1.円板状の絶縁材に固定された中継子の他端部をロータ
部材径より外径に位置させ、径方向に突出させる。
2.中継子を固定する円板状の中継部材の外周において、
該中継子端露出部以外の所に凹部を設ける。
3.上記1項と共に、ロータより引出される巻線端と中継
子との半田付部を、ロータコア厚さ分、ステータコア側
とは反対方向に位置させる。
〔作用〕 ロータより引出される信号伝送用巻線端と中継子との
半田付部は従来は回転トランスを構成する他方のステー
タ側とは反対側にあるロータコア背面側に設けられてい
たが、本発明によれば、ローターに設けられた溝への信
号伝達用巻線の装着、ロータと前記中継部材との装着及
び前記巻線端と中継子との半田付が同一方向から行う事
が出来る為、上記一連の作業において各部材の反転が不
必要となる。
又、該中継部材外周に設けられた凹部を利用する事に
より、該部材の回転方向の向き(位相)を規制させる事
が出来る。よつて、ロータの外周部にも同様の凹部等を
設けて各部材間の位相を同期化させる事ができる。
更に、中継子と巻線との半田付部を、対向するトラン
スコアとは離れる方向に位置させる事により、対向する
トランス間の空間を広くする事が出来、対向する側の当
接に係る不良要因を減少させる事が出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による回転磁気ヘッド装置の一実施例
を示す断面図、第2図は第1図に示した回転磁気ヘッド
装置の平面図であつて、第1図は第2図のAOB断面図で
ある。
第1図,第2図において、1は磁気ヘッド(以下、単
にヘッドと記す),1´はヘッド1の端子部,2は回転シリ
ンダ,3は雌形接触子,3´は雌形接触子3の接触部.3″は
雌形接触子3の他端部,4は回転トランスのロータコア,5
は回転シヤフト,6はデイスク,7は雄形接触子,8は回転ト
ランスのステータコア,9はろう付け部,10はハウジング,
11は高分子材料からなる中継子である。回転するヘッド
1と回転トランスとの電気的接続のための雌形接触子3
は、高分子材料から成るハウジング10に収納されてい
る。雌形接触子3の接触部3´の他端部3″は、ろう付
けによりヘッド1の端子部1´に電気的に接続されてい
る。第1図ではヘッドの端子部1´と雌形接触子3との
接触部3´とは、ほぼ180゜離れた部分のものが示され
ているので、両者を接続した状態は、図示されていな
い。
また、ロータコア4には高分子材料から成る中継子11
が設けられ、その上にロータ巻線とろう付け部9にて電
気的接続がなされている。雌形接触子3と電気的接続を
とる雄形接触子7は中継子11上に植立されている。
なお、ヘッド1とロータ巻線との電気的接続は、上記
した雄形−雌形接触子を用いるのに替え、プリント基板
等を利用し、ろう付け等により行つてもよい。したがつ
て、以下の説明では上記した雄形−雌形接触子を含め
て、電気的接続を行なう部材を端子部材と記す。
第3図は前記第1図,第2図において、回転シリンダ
を取り除いた回転部のみの平面図、第4図は第3図のCO
D断面図である。
第3図及び第4図においてオス形接触子7は、中継子
11のロータ4とは反対側の面に回転軸5と平行に装着さ
れていて、回転トランスのロータコア4の巻線4a,4b,4c
の端末4dが、高分子材料からなる中継子11の外径部切込
み91,92,93を通して、オス形接触子7の他端に、ろう付
け部9にて接触されている。
第5図は回転トランスのロータコアの(a)平面図及
び(b)断面図で40は位相合わせ用凹部,41〜42は溝で
ある。
第6図は第5図に示す回転トランスのロータコアと対
をなす回転トランスのステータコアの(a)平面図及び
(b)断面図で、80は位相合わせ用凹部,81〜83は溝で
ある。
第5図において信号伝達を行う巻線は同芯状に配され
た溝内に設けられ引出し溝41,42,43を通して引出され中
継子11に導かれ、ろう付等により電気接続が行われる。
同様に、第6図において、同芯円の溝内に設けた巻線
は、溝81〜83から引き出される。
第7図は本考案による中継子11の(a)平面図、
(b)断面図、(c)裏面図、また、第8図は比較のた
めに示した従来技術による中継子11の(a)平面図、
(b)断面図、(c)裏面図である。
第8図において、高分子材料によつて構成される中継
子11は電気的接続の中継を行う端子部材7,7´を保持し
ており、ロータ巻線との接続を行う端子部材7の他端7
a,7a´は、第8図における従来例においては、ロータコ
ア4との固定を行う側とは反対側に設けられて、ろう付
による電気接続を行つていたのに対し、本発明において
は、中継端子部材他端7a,7a´が中継子11の外周凹部に
設けられ、ロータ巻線端末4dとの接続する方向がロータ
コア4を中継子11に固定する側より行う構造となつてい
る。
なお、ロータコア4と中継子11との位相合わせは各々
の部材に設けられた凹部40と凹部90によつて行なわれ
る。また本発明による中継部材端7a,7a´とローター巻
線端末4dとの接続は、ロータコア4の外径に位置しなが
ら、対で使用されるステータコア8側より離れた構造と
なつている。
第9図は本考察によるロータコア4と中継子11との組
合せ及び接続状態を示す平面図、断面図、部分断面図、
裏面図である。また第10図は比較のために示す従来例に
よるロータコア4と中継子11との組合せ及び接続状態を
示す(a)平面図、(b)断面図、(c)部分断面図,
(d)裏面図である。
第9図に示すように、本発明によれば、中継子11に固
定したロータコア4に設けた巻線の端末、例えば4dと接
続部材7,7´とは中継子11のローターコア4側でろう付
け部9,9´で接続される。これに対し、第10図に示した
従来技術においては、両者の接続は中継子11のローター
コア4とは反対側で行われる。
第11図は本考案による中継子11を使用した場合の、ロ
ーターコア4,中継子11及び信号伝達用巻線4a,4b,4cの一
方向より組立が出来る事を説明する分解斜視図である。
同図において、まず中継子11の外周に設けられた凹部
94(第7図)を利用して位相合わせを行い回転方向の規
制を行う事が出来る。この位相状態に合わせるべくロー
ターコア4外周に設けられた凹部40(第5図)が、中継
子11の凹部90等による規制により組付け不良がチェック
される事となり、更にローターコア4に設けられた引出
し溝41,42,43の方向が決まり、これに合つた方向で各巻
線4a,4b,4cが組付けられ、中継部材端7a,7a´とのろう
付が上記各部品相互間の組付けと同一方向で行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば回転トランスの
ローターと中継子との組付けが一方向のみより行う事が
可能となる、作業性を向上させる事が出来る。さらに、
自動組立を行うに際しても組立工程での反転動作を不要
とする事が出来る。
また、中継子11の接続部材端が設けられる場所以外に
凹部を設ける事によつて、この凹部を位置決め専用とし
て使用出来る事となり、該接続部材端が設けられる凹部
を位置決めに使用する場合に比べ、巻線端と中継部材端
との接続作業の動作が単純化され、自動組立においても
前記不要動作も含め装置を簡略化する事が出来る。
さらに、ローター巻線端と中継子部材端とのろう付け
部をステータから離す事により対向するステータ間の空
間を広く確保する事が出来、当接に起因する不良要因を
減少させて、信頼性を損わずに前記効果を得る事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転磁気ヘッド装置の一実施例を
示す断面図、第2図はその平面図、第3図は第1図にお
けるシリンダーの回転部の平面図、第4図はその要部断
面図、第5図は回転トランスローラーコアの平面図及び
断面図、第6図は回転トランスステーターコアの平面図
及び断面図、第7図は本発明の中継子の平面図、断面図
及び裏面図、第8図は従来技術による中継子の平面図、
断面図図及び裏面図、第9図は本発明による中継子とロ
ーターとの組合わせを示す平面図、断面図、部分断面
図、裏面図、第10図は従来技術による中継子とローター
との組合わせを示す平面図、断面図、部分断面図、裏面
図、第11図は本発明による中継子を用いた回転トランス
のローター部分を示す分解斜視図である。 1……磁気ヘッド 1´……磁気ヘッド用端子部材 2……回転シリンダ、3……メス形接触子 4……ロータリトランスローターコア 5……回転シヤフト、6……デイスク 7……オス形接触子 8……ロータリトランスステータコア 9……ロウ付部 10……メス形接触子用ハウジング 11……中継子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−147805(JP,A) 実開 昭60−146321(JP,U) 実開 昭58−140516(JP,U) 実開 昭60−163716(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドが搭載された回転磁気ヘッド装
    置であって、 略円板形状をなし、一方の面側に信号を伝送するための
    巻線が付設され、前記巻線が付設された面同士が対向す
    る一対のロータコアとステータコアとを有してなる円板
    型回転トランスと、 前記ロータコアに巻回されたロータ巻線が付設されると
    ころの前記ロータコアのロータ巻線付設面とは反対の面
    側に取り付けられてなる略円板状の絶縁部材と、 前記絶縁部材に取り付けられ、一端が前記ロータコアの
    外径よりも外径側に配置され、前記ロータ巻線付設面と
    同じ面側に位置して、前記ロータ巻線の端部と電気的に
    導通可能に接続され、前記一端に対する他端が前記磁気
    ヘッド側と電気的に導通可能に接続されてなる中継端子
    部材とを備えてなることを特徴とする回転磁気ヘッド装
    置。
  2. 【請求項2】前記中継端子部材の前記一端部分におい
    て、前記ロータ巻線の端部は、前記ロータコアよりも外
    径位置にて、前記ロータコアの厚みに対応する領域内で
    半田付け等のろう付けの手段により接続されてなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の回転磁気ヘ
    ッド装置。
  3. 【請求項3】前記中継部材は、外径寸法が前記ロータコ
    アよりも大なる略円板形状をなし、前記ロータコアと同
    心状に取り付けられ、外径部の前記中継端子部材の前記
    一端部分に対応する位置に前記外径から凹状に形成され
    た切込み部分を有してなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項、または第2項に記載の回転磁気ヘッド装
    置。
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JPS62295201A JPS62295201A (ja) 1987-12-22
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574886B2 (ja) * 1988-12-28 1997-01-22 株式会社日立製作所 回転ドラム装置
JPH03102101U (ja) * 1990-01-30 1991-10-24
JPH05258202A (ja) * 1992-03-13 1993-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転トランス装置

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