JP2574840B2 - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2574840B2
JP2574840B2 JP63010602A JP1060288A JP2574840B2 JP 2574840 B2 JP2574840 B2 JP 2574840B2 JP 63010602 A JP63010602 A JP 63010602A JP 1060288 A JP1060288 A JP 1060288A JP 2574840 B2 JP2574840 B2 JP 2574840B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は脱臭装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より用いられている脱臭装置は、通風路に活性炭
等の脱臭剤が入ったケースを配置し、臭気成分をこの吸
着剤に吸着させて除去する方式のものが用いられてい
る。
この種の脱臭装置としては例えば実開昭47−22566号
公報にその一例が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来の脱臭装置は、臭気成分を活性
炭等の吸着剤に吸着させて除去するものであるが、この
場合吸着剤が濃度の高い被吸着物質にさらされると、短
時間で効果が減少し、長期にわたって脱臭効果を良好に
保持することが困難となる嫌いがある。
本発明は、脱臭効果を長期にわたり良好に保持する脱
臭装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は臭気成分を吸着する吸着剤の表面に光触媒
を付加、または吸着剤に光触媒を練込み、光触媒励起源
より放射する励起光で励起すると、吸着剤中の臭気成分
は光触媒の作用で除々に分解され、脱臭効果を長期間保
持させることにより解決される。
〔作用〕
本発明の脱臭装置は、例えば吸着剤の表面に光触媒層
を形成し、この光触媒層を励起させる光源より光を照射
して光触媒を励起させ、吸着剤に吸着された臭気成分を
分解して脱臭効果を長期間保持させるものである。すな
わち脱臭装置内通風路を通過する臭気成分のうち分解速
度の速い成分は励起光により光触媒表面に生じるOHラジ
カルの酸化作用により、すみやかに酸化分解される。こ
の場合、分解速度の遅い臭気成分は吸着剤に吸着される
が、吸着されることにより吸着剤表面の臭気成分の濃度
が高くなるので励起光を繰返し照射させることにより効
率よく除去することができる。
このような動作を行なうことにより吸着剤を常にリフ
レッシュして脱臭性能を長期間にわたり安定に保つこと
ができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明する。
1は吸着剤であり、表面積を大きくする目的からハニカ
ム状に形成し、多数のハニカム状孔2を有している。3
はハニカム状に形成した吸着材の表面に付加した光触媒
である。光触媒3は吸着材1に混練してもよい。4は光
触媒を励起させる励起源である。本実施例においては紫
外線ランプを示している。5は紫外線ランプのソケット
である。第2図において、6はハニカム状に形成した吸
着材の周囲に設けた緩衝バンドである。第3図は第1図
の部分拡大図であり、ハニカム活性炭を形成する吸着材
の表面に金属酸化物から成る光触媒の粒子を示す。7は
吸着材の母材である活性炭である。7a、7b、7cは活性炭
が有する細孔であり、数十オングストロームの細孔であ
る。8は光触媒の微粒子であり、活性炭7の表面に多数
付加される。この微粒子は数百オングストロームの径を
もち、活性炭の細孔径の10倍と大きく吸着材と細孔をふ
さがないよう充分の大きさをもつよう選択する。次に光
触媒の作用について説明する。
光触媒となる金属酸化物の粒子は半導体であり、第4
図のGに示すようなバンドギャップを有している。Eは
価電子帯であり、Dは伝導帯を示している。この半導体
に紫外線ランプ4から発生する紫外線(UV:波長=254n
m)を照射させると価電子帯Eにある電子e-が紫外線(U
V)のエネルギーを得て伝導帯Dに飛び上り、電子e-
飛び出た正孔h+が価電子帯にできる。この状態が孔触媒
の励起状態である。この励起状態における半導体即ち光
触媒の表面からOHラジカルが発生する。
正孔(h+)+表面水酸基(OH-)→OHラジカル このOHラジカルは酸化力が非常に強い。吸着材にファ
ンデルワールスの力により吸着されている臭気成分で特
に悪臭成分として知られているメチルメルカプタン(CH
3SH)の酸化分解を例にとると、次式の化学反応によっ
て酸化分解が起こり悪臭がなくなる。
CH3SH+OHラジカル→CH3S+H2O 他の悪臭成分もOHラジカルの酸化力によって酸化分解
し吸着材1に集めた臭気を脱臭することができる。光触
媒としてアナターゼ結晶の酸化チタンを用い、吸着材に
活性炭を用いた時の実験結果を第5図に示す。内容積25
0の容器にジメチルサルファイドを5ppm入れ脱臭装置
を運転したときの臭気ガス残存率、即ちジメチルサルフ
ァイドの残存率を求めた結果が第5図である。横軸に時
間を示し、縦軸に臭気ガスの残存率を示す。Aはジメチ
ルサルファイドの自然減衰である。Bは吸着材を用いず
金属板にアナターゼ結晶の酸化チタンを付加し紫外線ラ
ンプを点灯したときの減衰特性を示している。Cは吸着
材としてハニカム状の活性炭を用い、その表面にアナタ
ーゼ結晶の酸化メタンを付加させたときの減衰特性を示
している。Bの特性から光触媒のみ使用しても臭気濃度
は低下し、脱臭が行なわれていることが判る。吸着材を
使用すると吸着材に臭気を集めて分解することができる
ので脱臭のスピードが速くなることが実証できた。脱臭
は臭気を長しながら紫外線ランプを点灯させ連続的に脱
臭するが、吸着材のファンデルワールス力による吸着が
速く行なわれることから、吸着材に臭気成分を集めてか
ら紫外線ランプを点灯させる間欠照射によっても脱臭で
きる。ハニカム状に吸着材を形成すると外周部はもろく
なるので外周に緩衝バンドを設けることにより外周部の
割れ等を防止でき、実用範囲が広くなる。吸着材として
はハニカム活性炭を用いる。ハニカム活性炭は焼成温度
が1.000℃と高温であるので有機物が含まれないから紫
外線照射に対しても充分実用できるものである。第6図
にハニカム活性炭の製造工程を示す。また第7図にアナ
ターゼ結晶を有するチアニアゾルにハニカム活性炭を浸
漬させハニカム活性炭表面にアナターゼ結晶のチタニア
粒子、即ち光触媒を付加させる工程を示した。吸着材は
ハニカム活性炭にかぎらず吸着材であれば、ゼオライ
ト、多孔質のセラミック、シリカゲルを用いても同様の
脱臭性能が得られる。光触媒もアナターゼ結晶の酸化チ
タンにかぎらず酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜
鉛などの金属酸化物の単体およびその複合体を用いても
同様の脱臭性能を得ることができる。光触媒を励起させ
る励起源は次の表に示すように光触媒固有のバンドギャ
ップ以上のエネルギーを与えることが必要である。
吸着材の形状はできるだけ表面積を大きくとることが
脱臭性能の改善となることから、ハニカム状の他にスポ
ンジ状、網状、同心円状、同心角状にでき実装する機器
に合わせて選定できる。また吸着材の吸着性能を低下さ
せないため吸着材表面に付加させる光触媒の粒径は吸着
材の吸着細孔より充分大きくとることが必要である。本
発明による脱臭装置を冷蔵庫に実装した具体例を次に説
明する。
冷蔵庫への実施例を第8図により説明する。第8図は
本発明の脱臭装置を冷蔵庫に設置した場合の一実施例を
示す縦断面図である。
第8図において、9は冷蔵庫、10は冷凍室、11は冷蔵
室、12は冷気通路である。13は本発明の脱臭装置で、14
は繊維状活性炭、15はハニカム状活性炭、16はそれぞれ
の表面に形成した光触媒層、17は紫外線ランプ、18、19
は遮光板を示す。20は冷気を発生する冷却器、21は冷気
送風用ファン、22は冷凍室2、冷蔵室11を区画する中仕
切である。
この実施例を示す冷蔵庫では、冷却器20より生じた冷
気は送風ファン21の動作により、図の矢印に示すように
冷凍室10および冷蔵室11より冷気通路12を通って循環す
る。
本発明の脱臭装置13は冷気通路12の中にセットされ、
光触媒励起用光源として紫外線ランプ17を中央にしてそ
の周辺部に吸着剤としてハニカム状活性炭15、繊維状活
性炭14が配置され、それぞれの表面に光触媒層16が形成
してある。光触媒16に例えばゾル状に形成されたアナタ
ーゼ型二酸化チタンに上記の各活性炭14および15を浸漬
し、ついで乾燥させた微粉状のアナターゼ型二酸化チタ
ンが用いられている。
紫外線ランプ17を点灯せず、通風のみを行なった場合
は各活性炭14、15の吸着により脱臭を行なうことにな
る。紫外線ランプ17を点灯すると光触媒層16が励起状態
となり、各活性炭の吸着した臭気成分を分解すると同時
に通風していれば、流入空気中の臭気も分解する。
光触媒は光エネルギーを化学的エネルギーに変換する
物質であり、バンドギャップ(二酸化チタンの場合3e
V、光の波長として約410nm)以上のエネルギーを与える
と価電子帯にある電子が伝導帯に飛揚して二極分化した
状態となり、伝導体の電子や価電子帯に生じた正孔が化
学的反応を誘引することになる。例えば光触媒表面に存
在する水酸基OH-が上記の正孔によりラジカルの状態と
なり、このOHラジカルが活性種となり臭気成分を酸化分
解することになる。この場合、臭気成分のうち分解され
やすいものは各活性炭14、15に吸着される前に分解し、
分解速度の遅い臭気成分は各活性炭14、15に吸着して濃
縮した後、表面の光触媒層16により表面から除々に分解
する。
紫外線の照射は連続照射でも、あるいは間欠照射でも
何れを用いてもよい。光触媒の分解量と紫外線の量には
ほぼ比例関係があり、紫外線強度を適切に選定すること
により、例えば1日に1〜2時間照射でもあるいは冷蔵
庫の除霜運転時に同期してもよい。
なお光触媒層の材料としてはアナアーゼ型二酸化チタ
ン(TiO2)の他に酸化亜鉛(ZnO)、三酸化タングステ
ン(WO3)等を用いて好結果を得ることができる。吸着
剤としては活性炭の他に、ゼオライト、多孔質セラミッ
ク等も使用できる。
本脱臭装置の運転動作を詳細に説明すると、脱臭器に
送風するファンの運転、および吸着材に添加した光触媒
を励起させる光源の運転状況は第9図に示すとおりであ
る。第9図の横軸は経過時間を示している。縦軸は各運
転動作項目を示す。スタート時をaとすればファン
(1)の運転時間、即ちa〜b間では第9図に示すよう
に吸着(3)作用を行ない、b〜c間のファン(1)を
停止させている時間は光源(2)を点灯させて吸着材に
添加させた光触媒の作用により吸着した臭気成分を分解
(4)させる。c〜d間で再びファン(1)を運転させ
ると同時に光源(2)を消灯させるとc〜d間で再び吸
着(3)が行なわれる。前記吸着(3)と分解(4)を
繰り返すことにより脱臭装置としての作用を成す。なお
第9図に図示していないがファンの運転と同期させ、フ
ァン運転中は光源も同時に点灯させるようにしても吸着
と分解は同時に行なえるので同様の作用をなす、例えば
脱臭装置運転ボタンを押すとファンと光源は同時に運転
でき任意の時間後脱臭装置を停止させるとファンと光源
は同時に停止と消灯にさせるようにしてもよい。又、光
源を間欠的に点灯させる方法としてタイマにより一定時
間毎に点灯、消灯を繰り返し行なう方法や1日に1回一
定時間点灯させるとか、1日2回点灯させるよう点灯時
間を選択できる。さらに本発明による脱臭装置を実装さ
せる機器特有の運転モードと同期させて光源の点灯即ち
臭気の分解を行なうよう選択できる。一例を記すと、冷
蔵庫に本脱臭装置を実装し、冷蔵庫内の冷却器に付く霜
を定期的に取る除霜運転時に光源を点灯させるようにす
ることもできる。なお光源を点灯させるとき光源を吸着
材に近づけて設定すると光源点灯時に吸着材を暖ためる
ので、吸着材に吸収している臭気成分を追い出す作用が
あり、吸着材のクリーニング効果を高めることができ
る。実験によれば2ワットの紫外線発生ランプを点灯さ
せ、ファンを停止させると吸着材の温度は周辺の温度よ
り10℃程高くなるので、ファンを停止させて光源を点灯
させると、吸着材を暖ためる効果があり、熱により臭気
成分の追い出しができる。光源の出力を高めると、前記
吸着材の温度上昇を高めるのでより効果的である。光源
の近くに設ける光触媒付吸着材の構造はハニカム状の他
にも吸着材の表面を大きくれる構造としてスポンジ状、
あるいは第10図に示すよう繊維状活性炭などを用いた金
網状、あるいは第11図に示すような同心円状、第12図に
示すような通風孔を抜いた円筒又は平角の厚い板。第13
図に示すような同心角状の光触媒付吸着材を用いること
ができる。第10図〜第13図における22はいずれも複数の
通風孔を示し、23はいずれも光触媒付吸着材を示す。脱
臭装置の実装にあたり構造はハニカム状、金網状、同心
角状など前記構造体のうち単一の構造体あるいは複数の
構造体を選択して実装することができる。
以上、記したように光触媒を付加させた吸着材を光源
などの光触媒励起源で適時光触媒を励起させることによ
り、吸着材に吸収された臭気を効率よく酸化分解させる
ことができ、吸着材を常にクリーニングしながら使用す
ることができる。従って脱臭効果を長時間にわたり良好
に保持させることができる。
本実施例によれば臭気成分を吸着する吸着材の表面に
光触媒を付加するか、又は吸着材に光触媒を練込んで、
その近くに前記光触媒を励起させる励起源を設けたこと
により吸着材の吸着スピードを有効活用し脱臭スピード
を速めるとともに、吸着材に吸着された臭気成分を連続
あるいは断続的に酸化分解させることができ、吸着材の
吸着性を断続させる効果があり、メンテナンスフリーの
脱臭装置を提供できる。吸着材に酸化チタン、酸化タン
グステン、酸化亜鉛などの金属酸化物の単体またはその
複合物を混練したことにより金属酸化物の光触媒作用に
より太陽光あるいは可視光によっても吸着材に吸着した
成分を分解させることができる。従って脱臭は吸着材の
吸着作用で行ない、定期的に前に金属酸化物を有する吸
着材を太陽光にさらすか、可視光にさらすことにより吸
着材をリフレッシュさせることができ、これまで行われ
なかった吸着材の繰返し使用ができる効果が大である。
また、吸着材をハニカム構造にしたことにより吸着材の
表面積が大きくとれ、臭気成分をより速く吸着させるこ
とができるから脱臭スピードが速くなる効果がある。ま
た吸着材の吸着細孔より充分大きい粒径をもつ光触媒を
吸着材表面に付加させることにより、吸着材の吸着性能
をさまたげずに脱臭および臭気の分解ができる。これは
あたかも砂の上に大粒の砂利をひき、上から水をかける
と水は砂に吸着される現象に例えることができ、このと
きの水が臭気成分であると考えれば容易に吸着現象を説
明できる。吸着材の再生は砂の上の砂利を暖ためると水
分は砂利の熱で蒸気となり蒸発する。このときの蒸気は
吸着材から出てくる臭気成分が酸化分解したものと考え
られ、光触媒が酸化分解作用を成すものである。
〔発明の効果〕
以上述べたとおり、本発明によれば吸着材に臭気成分
を集めておき効率よく脱臭できかつ吸着材の再生は吸着
材表面に付加、あるいは吸着材に練込んだ光触媒の作用
で行なうので再生効果が大である。光触媒を励起させる
光源を吸着材に接して設置することにより光源の熱で吸
着材を暖ためる派生効果があり、吸着材を暖ためると吸
着した臭気成分を吸着材から出し易くできるので再生ス
ピードを速める効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の脱臭装置の一実施例を示す斜視図、第
2図は他の実施例を示す斜視図、第3図は第1図の部分
拡大断面図、第4図は光触媒の作用の原理を説明する
図、第5図は光触媒の特性図、第6図、第7図は製造工
程のフロー図、第8図は本発明の脱臭装置を組込んだ冷
蔵庫の縦断面図、第9図は本発明による脱臭装置の動作
を説明する図、第10図〜第13図は本発明の他の実施例を
示す活性炭の斜視図である。 1……吸着材、2……ハニカム孔、3……光触媒、4…
…光触媒励起源、5……ソケット、6……緩衝バンド、
7……活性炭、8……光触媒の微粒子、9……冷蔵庫、
10……冷凍室、11……冷蔵室、12……冷気通路、13……
脱臭装置、14……ハニカム状活性炭、15……繊維状活性
炭、16……光触媒層、17……紫外線ランプ、18、19……
遮光板、20……冷却器、21……送風ファン、22……通風
孔、23……光触媒付吸着材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25D 23/00 302 B01D 53/34 116B (72)発明者 亀田 宮吉 栃木県下都賀郡大平町大字富田800 株 式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 田中 孝介 栃木県下都賀郡大平町大字富田800 株 式会社日立製作所栃木工場内

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着材を設置して臭気を除去する脱臭装置
    において、前記臭気成分を吸着する吸着材の表面に光触
    媒を付加した、または吸着材に光触媒を練込んだ部材
    と、前記光触媒を励起させる励起源とを設けたことを特
    徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】吸着材をハニカム状に形成し、ハニカム孔
    に通風しながら光触媒を励起させる特許請求の範囲第1
    項に記載の脱臭装置。
  3. 【請求項3】吸着材をハニカム状に形成し、ハニカム孔
    に通風しながら臭気成分を吸着して集めておき間欠的に
    光触媒を励起させる特許請求の範囲第1項記載の脱臭装
    置。
  4. 【請求項4】吸着材が活性炭、ゼオライト、多孔質のセ
    ラミック、シリカゲルの単体またはその複合体から成る
    特許請求の範囲第1項記載の脱臭装置。
  5. 【請求項5】光触媒は酸化チタン、酸化タングステン、
    酸化亜鉛などの金属酸化物の単体またはその複合体から
    成る特許請求の範囲第1項記載の脱臭装置。
  6. 【請求項6】吸着材の吸着細孔より充分大きい粒径をも
    つ光触媒を吸着材表面に付加させた特許請求の範囲第1
    項記載の脱臭装置。
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