JP2574726Y2 - 回転速度検出用ハブユニット - Google Patents
回転速度検出用ハブユニットInfo
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- JP2574726Y2 JP2574726Y2 JP1991021751U JP2175191U JP2574726Y2 JP 2574726 Y2 JP2574726 Y2 JP 2574726Y2 JP 1991021751 U JP1991021751 U JP 1991021751U JP 2175191 U JP2175191 U JP 2175191U JP 2574726 Y2 JP2574726 Y2 JP 2574726Y2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/723—Shaft end sealing means, e.g. cup-shaped caps or covers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7816—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material
- F16C33/783—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material of the mounting region
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/18—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
- F16C19/181—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
- F16C19/183—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles
- F16C19/184—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
- F16C19/186—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement with three raceways provided integrally on parts other than race rings, e.g. third generation hubs
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/007—Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案に係る回転速度検出用ハ
ブユニットは、アンチロックブレーキシステム(AB
S)、或はトラクションコントロールシステム(TC
S)に組み込んで、自動車の車輪を懸架装置に対して回
転自在に支持すると共に、この車輪の回転速度を検出す
る為に利用する。
ブユニットは、アンチロックブレーキシステム(AB
S)、或はトラクションコントロールシステム(TC
S)に組み込んで、自動車の車輪を懸架装置に対して回
転自在に支持すると共に、この車輪の回転速度を検出す
る為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪は、懸架装置に対して回転
自在に支持しなければならない。又、アンチロックブレ
ーキシステム(ABS)、或はトラクションコントロー
ルシステム(TCS)を制御する為には、上記車輪の回
転速度を検出する必要がある。この為従来から、図10
に示す様な回転速度検出用ハブユニットが使用されてい
る。この回転速度検出用ハブユニットは、ハブ3と、内
輪部材4と、ナット6と、外輪部材9と、複数の転動体
10、10とから成り、このうちのハブ3は、外端部
(図10の左端部)に車輪固定用のフランジ部1を、中
間部外周面に内輪軌道2aを、それぞれ形成している。
自在に支持しなければならない。又、アンチロックブレ
ーキシステム(ABS)、或はトラクションコントロー
ルシステム(TCS)を制御する為には、上記車輪の回
転速度を検出する必要がある。この為従来から、図10
に示す様な回転速度検出用ハブユニットが使用されてい
る。この回転速度検出用ハブユニットは、ハブ3と、内
輪部材4と、ナット6と、外輪部材9と、複数の転動体
10、10とから成り、このうちのハブ3は、外端部
(図10の左端部)に車輪固定用のフランジ部1を、中
間部外周面に内輪軌道2aを、それぞれ形成している。
【0003】又、外周面に内輪軌道2bを有する内輪部
材4は、上記ハブ3の中間部外周面に外嵌されており、
ナット6は、上記ハブ3の内端部(図10の右端部)外
周面に形成された雄螺子部5に螺合している。そしてこ
のナット6は、螺合に伴なって上記内輪部材4の内端面
を押圧し、この内輪部材4をハブ3の外周面の所定位置
に固定する。又、外輪部材9は、図示しない懸架装置に
支持する為の取付部7を外周面に有し、内周面に複列の
外輪軌道8a、8bを形成しており、複数の転動体1
0、10が、上記ハブ3及び内輪部材4と外輪部材9と
の間に設けられている。そして、これら各部材3、4、
6、9、10により構成される回転速度検出用ハブユニ
ットは、懸架装置に支持された外輪部材9の内側に、ハ
ブ3を回転自在に支持する。
材4は、上記ハブ3の中間部外周面に外嵌されており、
ナット6は、上記ハブ3の内端部(図10の右端部)外
周面に形成された雄螺子部5に螺合している。そしてこ
のナット6は、螺合に伴なって上記内輪部材4の内端面
を押圧し、この内輪部材4をハブ3の外周面の所定位置
に固定する。又、外輪部材9は、図示しない懸架装置に
支持する為の取付部7を外周面に有し、内周面に複列の
外輪軌道8a、8bを形成しており、複数の転動体1
0、10が、上記ハブ3及び内輪部材4と外輪部材9と
の間に設けられている。そして、これら各部材3、4、
6、9、10により構成される回転速度検出用ハブユニ
ットは、懸架装置に支持された外輪部材9の内側に、ハ
ブ3を回転自在に支持する。
【0004】上記ナット6の内端面には凹凸部11を形
成しており、この凹凸部11により上記ナット6は、ハ
ブ3の回転に伴なって次述するセンサ13にパルスを発
生させる、パルスロータとして機能する。又、外輪部材
9の内端開口部には、この開口部を覆った状態でカバー
12が装着されており、このカバー12に固定されたセ
ンサ13の外端面が、上記凹凸部11に対向している。
成しており、この凹凸部11により上記ナット6は、ハ
ブ3の回転に伴なって次述するセンサ13にパルスを発
生させる、パルスロータとして機能する。又、外輪部材
9の内端開口部には、この開口部を覆った状態でカバー
12が装着されており、このカバー12に固定されたセ
ンサ13の外端面が、上記凹凸部11に対向している。
【0005】上述の様に構成される回転速度検出用ハブ
ユニットは、ハブ3の外端部に設けられたフランジ部1
に固定された車輪を、外輪部材9を支持した懸架装置に
対して回転自在に支持すると共に、上記車輪の回転速度
を検出する。即ち、車輪の回転に伴なって前記センサ1
3の出力が、車輪の回転速度に比例した周波数で変化す
る為、このセンサ13の出力信号を図示しない制御器に
入力すれば、上記車輪の回転速度が求められ、前記AB
SやTCSが、求められた回転速度によって、適切に制
御される。
ユニットは、ハブ3の外端部に設けられたフランジ部1
に固定された車輪を、外輪部材9を支持した懸架装置に
対して回転自在に支持すると共に、上記車輪の回転速度
を検出する。即ち、車輪の回転に伴なって前記センサ1
3の出力が、車輪の回転速度に比例した周波数で変化す
る為、このセンサ13の出力信号を図示しない制御器に
入力すれば、上記車輪の回転速度が求められ、前記AB
SやTCSが、求められた回転速度によって、適切に制
御される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来の回転速度検出用ハブユニットに
於いては、次に述べる様な解決すべき問題点が存在す
る。即ち、前記従来構造の場合、外輪部材9に対してカ
バー12を支持固定するのを、このカバー12の外端部
を上記外輪部材9の内端部に内嵌し、更に接着する事に
より行なっている。又、センサ13はカバー12に対し
て、やはり接着剤により支持固定している。この為、外
輪部材9に対してカバー12を固定した後に於いては、
このカバー12と外輪部材9との取付位置関係を調節す
る事が出来ず、センサ13とセンサロータ(図10の例
ではナット6)との距離lの不適に基づくセンサ出力の
不良等の不具合が発見されても、これを直す事が出来な
い。
構成され作用する従来の回転速度検出用ハブユニットに
於いては、次に述べる様な解決すべき問題点が存在す
る。即ち、前記従来構造の場合、外輪部材9に対してカ
バー12を支持固定するのを、このカバー12の外端部
を上記外輪部材9の内端部に内嵌し、更に接着する事に
より行なっている。又、センサ13はカバー12に対し
て、やはり接着剤により支持固定している。この為、外
輪部材9に対してカバー12を固定した後に於いては、
このカバー12と外輪部材9との取付位置関係を調節す
る事が出来ず、センサ13とセンサロータ(図10の例
ではナット6)との距離lの不適に基づくセンサ出力の
不良等の不具合が発見されても、これを直す事が出来な
い。
【0007】又、センサロータとは非接触の状態で使用
されるセンサ13の寿命は半永久的なものと考えられる
為、軸受部分が寿命に達してこの軸受部分を交換する必
要が生じた場合、センサ13のみを容易に取り外せれ
ば、高価なセンサ13を再使用出来る。ところが、前記
従来構造の場合、センサ13のみの取り外しが難しく、
このセンサ13の再使用は、事実上無理であった。本考
案の回転速度検出用ハブユニットは、上述の様な問題に
対処すべく考えられたものである。
されるセンサ13の寿命は半永久的なものと考えられる
為、軸受部分が寿命に達してこの軸受部分を交換する必
要が生じた場合、センサ13のみを容易に取り外せれ
ば、高価なセンサ13を再使用出来る。ところが、前記
従来構造の場合、センサ13のみの取り外しが難しく、
このセンサ13の再使用は、事実上無理であった。本考
案の回転速度検出用ハブユニットは、上述の様な問題に
対処すべく考えられたものである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本考案の回転速度検出用ハ
ブユニットは、何れも、外端部に車輪固定用のフランジ
部を有し、中間部外周面に直接又は内輪部材を介して複
列の内輪軌道を形成したハブと、懸架装置に支持する為
の取付部を外周面に有し、内周面に複列の外輪軌道を形
成した外輪部材と、上記ハブの内輪軌道と外輪部材の外
輪軌道との間に設けられた複数の転動体と、上記ハブに
対して固定されたパルスロータと、上記外輪部材の内端
開口部に内嵌した状態で、この外輪部材に支持された円
筒状のカバーと、このカバー内に保持された状態で、上
記パルスロータに対向するセンサとを有する。
ブユニットは、何れも、外端部に車輪固定用のフランジ
部を有し、中間部外周面に直接又は内輪部材を介して複
列の内輪軌道を形成したハブと、懸架装置に支持する為
の取付部を外周面に有し、内周面に複列の外輪軌道を形
成した外輪部材と、上記ハブの内輪軌道と外輪部材の外
輪軌道との間に設けられた複数の転動体と、上記ハブに
対して固定されたパルスロータと、上記外輪部材の内端
開口部に内嵌した状態で、この外輪部材に支持された円
筒状のカバーと、このカバー内に保持された状態で、上
記パルスロータに対向するセンサとを有する。
【0009】特に、請求項1に記載した回転速度検出用
ハブユニットに於いては、上記カバーはその開口端部を
上記外輪部材の端部に嵌合している。そして、この嵌合
部に位置する上記カバーの周面と上記外輪部材の周面と
の間には弾性を有するシールリングが、弾性的に圧縮さ
れた状態で装着されている。
ハブユニットに於いては、上記カバーはその開口端部を
上記外輪部材の端部に嵌合している。そして、この嵌合
部に位置する上記カバーの周面と上記外輪部材の周面と
の間には弾性を有するシールリングが、弾性的に圧縮さ
れた状態で装着されている。
【0010】又、請求項2に記載された回転速度検出用
ハブユニットに於いては、上記カバーの外端部外周面に
フランジ状の係止突条を形成すると共に、上記外輪部材
の内端開口部に形成した係止立壁の少なくとも一部を上
記係止突条の外周縁に向けかしめ付ける事で、外輪部材
からのカバーの抜け止めを図っている。
ハブユニットに於いては、上記カバーの外端部外周面に
フランジ状の係止突条を形成すると共に、上記外輪部材
の内端開口部に形成した係止立壁の少なくとも一部を上
記係止突条の外周縁に向けかしめ付ける事で、外輪部材
からのカバーの抜け止めを図っている。
【0011】更に、請求項3に記載された回転速度検出
用ハブユニットに於いては、上記カバーの外端部外周面
と上記外輪部材の内端部内周面との間に凹凸係合部を設
ける事で、外輪部材からのカバーの抜け止めを図ってい
る。
用ハブユニットに於いては、上記カバーの外端部外周面
と上記外輪部材の内端部内周面との間に凹凸係合部を設
ける事で、外輪部材からのカバーの抜け止めを図ってい
る。
【0012】
【作用】上述の様に構成される本考案の回転速度検出用
ハブユニットの場合、適当な工具を使用する事により、
カバーを外輪部材から取り外す事が出来る為、取付後の
調整やセンサの再使用が可能となる。そして、取り外し
自在な構造としても、シールリングの存在により、カバ
ー内への異物進入を防止出来る。
ハブユニットの場合、適当な工具を使用する事により、
カバーを外輪部材から取り外す事が出来る為、取付後の
調整やセンサの再使用が可能となる。そして、取り外し
自在な構造としても、シールリングの存在により、カバ
ー内への異物進入を防止出来る。
【0013】
【実施例】第一実施例を示す図1〜4に於いて、車輪を
固定する為のフランジ部1をその外端部外周面に有す
る、ハブ3の中間部外周面には、内輪軌道2aと段部1
4とが形成されている。又、外周面に内輪軌道2bを有
する内輪部材4が、上記ハブ3の外周面に外嵌されてお
り、この内輪部材4の一端面(図1の左端面)は、上記
段部14に突き当てられている。但し、内輪軌道2a
は、ハブ3の外周面に直接形成する代りに、前記図10
に鎖線で示す様に、ハブ3とは別体の内輪部材に形成
し、この内輪部材と上記内輪部材4とを、ハブ3に外嵌
固定する場合もある。又、ハブ3の内端寄り部分に形成
された雄螺子部5にナット6を螺合し、更に緊締する事
で、上記内輪部材4を、上記ハブ3の外周面の所定部分
に固定している。
固定する為のフランジ部1をその外端部外周面に有す
る、ハブ3の中間部外周面には、内輪軌道2aと段部1
4とが形成されている。又、外周面に内輪軌道2bを有
する内輪部材4が、上記ハブ3の外周面に外嵌されてお
り、この内輪部材4の一端面(図1の左端面)は、上記
段部14に突き当てられている。但し、内輪軌道2a
は、ハブ3の外周面に直接形成する代りに、前記図10
に鎖線で示す様に、ハブ3とは別体の内輪部材に形成
し、この内輪部材と上記内輪部材4とを、ハブ3に外嵌
固定する場合もある。又、ハブ3の内端寄り部分に形成
された雄螺子部5にナット6を螺合し、更に緊締する事
で、上記内輪部材4を、上記ハブ3の外周面の所定部分
に固定している。
【0014】外輪部材9の内端部(図2の右端部)外周
面には取付部7が形成されており、上記外輪部材9は、
この取付部7により、懸架装置に支持される。又、上記
外輪部材9の内周面には外輪軌道8a、8bが形成され
ており、これら外輪軌道8a、8bは、それぞれ上記内
輪軌道2a、2bに対向している。そして、1対の内輪
軌道2a、2bと1対の外輪軌道8a、8bとの間に複
数の転動体10、10を設ける事により上記ハブ3を、
外輪部材9の内側に回転自在に支持している。又、外輪
部材9の内周面と上記ハブ3の外周面との間に存在し、
上記複数の転動体10、10を設けた空間の外端開口部
を、シール材15により塞いでいる。
面には取付部7が形成されており、上記外輪部材9は、
この取付部7により、懸架装置に支持される。又、上記
外輪部材9の内周面には外輪軌道8a、8bが形成され
ており、これら外輪軌道8a、8bは、それぞれ上記内
輪軌道2a、2bに対向している。そして、1対の内輪
軌道2a、2bと1対の外輪軌道8a、8bとの間に複
数の転動体10、10を設ける事により上記ハブ3を、
外輪部材9の内側に回転自在に支持している。又、外輪
部材9の内周面と上記ハブ3の外周面との間に存在し、
上記複数の転動体10、10を設けた空間の外端開口部
を、シール材15により塞いでいる。
【0015】外輪部材9の内端開口部は、カバー16に
より塞がれており、このカバー16内には、例えば電磁
式のセンサ13が保持されている。但し、後述するパル
スロータ17が、凹凸部11の代りに、N極とS極とを
円周方向に亙って交互に配列したものである場合には、
磁気抵抗素子(MRI)、或はホール素子によるセンサ
等が、センサ13として使用される。
より塞がれており、このカバー16内には、例えば電磁
式のセンサ13が保持されている。但し、後述するパル
スロータ17が、凹凸部11の代りに、N極とS極とを
円周方向に亙って交互に配列したものである場合には、
磁気抵抗素子(MRI)、或はホール素子によるセンサ
等が、センサ13として使用される。
【0016】上記カバー16は、金属板を絞り加工する
等により、外端部が開口した有底円筒状に造っており、
その外周面の開口寄り部分には、フランジ状の係止突条
18を形成している。又、上記カバー16の開口部の外
径は、外輪部材9の内端開口部の内径と同じか、これよ
りも僅かに小さく形成して、上記カバー16の開口寄り
部分を、上記係止突条18が外輪部材9の内端面に突き
当たる迄、上記外輪部材9の内端開口部に内嵌自在とし
ている。
等により、外端部が開口した有底円筒状に造っており、
その外周面の開口寄り部分には、フランジ状の係止突条
18を形成している。又、上記カバー16の開口部の外
径は、外輪部材9の内端開口部の内径と同じか、これよ
りも僅かに小さく形成して、上記カバー16の開口寄り
部分を、上記係止突条18が外輪部材9の内端面に突き
当たる迄、上記外輪部材9の内端開口部に内嵌自在とし
ている。
【0017】そして、上記センサ13を、カバー16内
でずれ動く事がない様に、位置規制した状態でこのカバ
ー16内に保持固定して、前記係止突条18の外側面
と、センサ13の外端面との距離Dが、予め定められた
距離のままずれない様にしている。
でずれ動く事がない様に、位置規制した状態でこのカバ
ー16内に保持固定して、前記係止突条18の外側面
と、センサ13の外端面との距離Dが、予め定められた
距離のままずれない様にしている。
【0018】一方、外輪部材9の内端開口部には係止立
壁23を形成している。そして、上記カバー16の外端
部を外輪部材9の内端開口部に嵌合させた後、この係止
立壁23の複数箇所(図示の例では4箇所)を内方に折
り曲げて、かしめ部23a、23aとしている。そし
て、これら各かしめ部23a、23aにより、上記カバ
ー16の外端部外周面に形成したフランジ状の係止突条
18を抑え付け、カバー16が外輪部材9から不用意に
外れなくしている。
壁23を形成している。そして、上記カバー16の外端
部を外輪部材9の内端開口部に嵌合させた後、この係止
立壁23の複数箇所(図示の例では4箇所)を内方に折
り曲げて、かしめ部23a、23aとしている。そし
て、これら各かしめ部23a、23aにより、上記カバ
ー16の外端部外周面に形成したフランジ状の係止突条
18を抑え付け、カバー16が外輪部材9から不用意に
外れなくしている。
【0019】又、外輪部材9の内端面の複数箇所(図示
の例では4箇所)には切り欠き状の凹部19、19を形
成し、各凹部19、19を通じて、ドライバ等の工具の
先端を、前記係止突条18と外輪部材9の端面との間に
挿入自在としている。尚、20は、カバー16内への塵
芥や雨水等の異物の進入を防止する為のOリングであ
る。弾性を有するシールリングであるこのOリング20
は、上記カバー16の開口端部外周面と上記外輪部材9
の内周面との間で弾性的に圧縮されて、これら両周面同
士の嵌合部の嵌合強度を向上させる役目も有する。
の例では4箇所)には切り欠き状の凹部19、19を形
成し、各凹部19、19を通じて、ドライバ等の工具の
先端を、前記係止突条18と外輪部材9の端面との間に
挿入自在としている。尚、20は、カバー16内への塵
芥や雨水等の異物の進入を防止する為のOリングであ
る。弾性を有するシールリングであるこのOリング20
は、上記カバー16の開口端部外周面と上記外輪部材9
の内周面との間で弾性的に圧縮されて、これら両周面同
士の嵌合部の嵌合強度を向上させる役目も有する。
【0020】更に、図示の実施例に於いては、前記ハブ
3の内端部に、軸方向に亙って太さが変化しない円筒面
部24を、前記雄螺子部5よりも更に内端部に位置し、
且つ前記ナット6の内端面から突出する状態で形成して
いる。そして、パルスロータ17を、この円筒面部24
に外嵌支持している。勿論、円筒面部24の外径は雄螺
子部5の谷径よりも小さくしている。上記パルスロータ
17は、全体を円輪状に形成されており、その内側面に
は凹凸部11を、中心部には円孔22を、それぞれ形成
している。そして、この円孔22を上記円筒面部24に
外嵌する事により、上記パルスロータ17を、ハブ3に
対し固定している。
3の内端部に、軸方向に亙って太さが変化しない円筒面
部24を、前記雄螺子部5よりも更に内端部に位置し、
且つ前記ナット6の内端面から突出する状態で形成して
いる。そして、パルスロータ17を、この円筒面部24
に外嵌支持している。勿論、円筒面部24の外径は雄螺
子部5の谷径よりも小さくしている。上記パルスロータ
17は、全体を円輪状に形成されており、その内側面に
は凹凸部11を、中心部には円孔22を、それぞれ形成
している。そして、この円孔22を上記円筒面部24に
外嵌する事により、上記パルスロータ17を、ハブ3に
対し固定している。
【0021】上述の様に構成される本考案の回転速度検
出用ハブユニットは、前述した従来構造と同様に、懸架
装置に対して車輪を回転自在に支持すると共に、ハブ3
のフランジ部1に固定された車輪の回転速度を検出す
る。特に、本考案の回転速度検出用ハブユニットは、外
輪部材9の内端開口部に形成したかしめ部23a、23
aとカバー16の外端部外周面に形成された係止突条1
8との係合により、外輪部材9からカバー16が脱落す
る事を確実に防止出来るだけでなく、外輪部材9の内端
面の複数箇所に形成された凹部19、19内にドライバ
等の工具の先端を挿入し、この工具をこじって外輪部材
9の内端面とカバー16外周面の係止突条18との距離
を広げる事により、この係止突条18と前記かしめ部2
3a、23aとの係合を外す事が出来る。この為、カバ
ー16を外輪部材9に取り付けた後、各部を調整した
り、或はセンサ13を再使用する事が可能となる。
出用ハブユニットは、前述した従来構造と同様に、懸架
装置に対して車輪を回転自在に支持すると共に、ハブ3
のフランジ部1に固定された車輪の回転速度を検出す
る。特に、本考案の回転速度検出用ハブユニットは、外
輪部材9の内端開口部に形成したかしめ部23a、23
aとカバー16の外端部外周面に形成された係止突条1
8との係合により、外輪部材9からカバー16が脱落す
る事を確実に防止出来るだけでなく、外輪部材9の内端
面の複数箇所に形成された凹部19、19内にドライバ
等の工具の先端を挿入し、この工具をこじって外輪部材
9の内端面とカバー16外周面の係止突条18との距離
を広げる事により、この係止突条18と前記かしめ部2
3a、23aとの係合を外す事が出来る。この為、カバ
ー16を外輪部材9に取り付けた後、各部を調整した
り、或はセンサ13を再使用する事が可能となる。
【0022】更に、図示の実施例の場合には、パルスロ
ータ17をハブ3に固定した状態に於ける、両部材1
7、3同士の位置関係、即ち、外輪部材9の内端面から
パルスロータ17の内端面迄の距離dを、ハブ3の内端
に形成された円筒面部24とパルスロータ17の中心に
形成した円孔22との嵌合深さを変える事により、調整
自在である。
ータ17をハブ3に固定した状態に於ける、両部材1
7、3同士の位置関係、即ち、外輪部材9の内端面から
パルスロータ17の内端面迄の距離dを、ハブ3の内端
に形成された円筒面部24とパルスロータ17の中心に
形成した円孔22との嵌合深さを変える事により、調整
自在である。
【0023】又、カバー16の外周面に形成した係止突
条18の外側面とセンサ13の外端面との距離Dは、前
述の様に、予め定められた状態のまま動く事はない。従
って、上記カバー16に保持固定されたセンサ13の外
端面と外輪部材9の内端面との位置関係は、カバー16
の外端部を外輪部材9の内端部に固定した状態では、常
に一定となる。又、ハブ3と外輪部材9との位置関係
も、互いに複数の転動体10、10を介して組み合わさ
れた状態で、常に一定となる。
条18の外側面とセンサ13の外端面との距離Dは、前
述の様に、予め定められた状態のまま動く事はない。従
って、上記カバー16に保持固定されたセンサ13の外
端面と外輪部材9の内端面との位置関係は、カバー16
の外端部を外輪部材9の内端部に固定した状態では、常
に一定となる。又、ハブ3と外輪部材9との位置関係
も、互いに複数の転動体10、10を介して組み合わさ
れた状態で、常に一定となる。
【0024】従って、パルスロータ17の内端面とセン
サ13の外端面との距離lは、前記円筒面部24と円孔
22との嵌合位置の嵌合深さを調節し、パルスロータ1
7をハブ3に対して、所定の位置関係で固定した後、セ
ンサ13を保持固定したカバー16を外輪部材9に固定
すれば、適正値にする事が出来る。即ち、上記パルスロ
ータ17の内端面とセンサ13の外端面との距離lは、
前記係止突条18の外側面とセンサ13の外端面との距
離Dと、外輪部材9の内端面からパルスロータ17の内
端面迄の距離dとの差(1=D−d)となる。距離Dは
一定であるが、距離dは測定しつつ、微妙な調節を自在
である為、パルスロータ17の内端面とセンサ13の外
端面との距離1は、組立後に於ける調節を行なわなくて
も、厳密に規制する事が可能となる。
サ13の外端面との距離lは、前記円筒面部24と円孔
22との嵌合位置の嵌合深さを調節し、パルスロータ1
7をハブ3に対して、所定の位置関係で固定した後、セ
ンサ13を保持固定したカバー16を外輪部材9に固定
すれば、適正値にする事が出来る。即ち、上記パルスロ
ータ17の内端面とセンサ13の外端面との距離lは、
前記係止突条18の外側面とセンサ13の外端面との距
離Dと、外輪部材9の内端面からパルスロータ17の内
端面迄の距離dとの差(1=D−d)となる。距離Dは
一定であるが、距離dは測定しつつ、微妙な調節を自在
である為、パルスロータ17の内端面とセンサ13の外
端面との距離1は、組立後に於ける調節を行なわなくて
も、厳密に規制する事が可能となる。
【0025】次に、図5〜9に示した第二実施例に就い
て説明する。本実施例に於いては、外輪部材9の内端部
内周面に係止凹溝25を、カバー16の外端部外周面に
は、前記フランジ状の係止突条18の他、上記係止凹溝
25内にがたつきなく嵌合自在な土手状の係止突条28
を、それぞれ形成している。上記カバー16の内端縁複
数箇所(図示の例では3箇所)には切り欠き27、27
を形成する事で、上記係止突条28の外径が弾性的に縮
まる様にしている。そして、この係止突条28の内側に
は、俗にCリングと呼ばれる、欠円環状の板ばね26を
設けて、上記係止突条28を弾性的にバックアップして
いる。
て説明する。本実施例に於いては、外輪部材9の内端部
内周面に係止凹溝25を、カバー16の外端部外周面に
は、前記フランジ状の係止突条18の他、上記係止凹溝
25内にがたつきなく嵌合自在な土手状の係止突条28
を、それぞれ形成している。上記カバー16の内端縁複
数箇所(図示の例では3箇所)には切り欠き27、27
を形成する事で、上記係止突条28の外径が弾性的に縮
まる様にしている。そして、この係止突条28の内側に
は、俗にCリングと呼ばれる、欠円環状の板ばね26を
設けて、上記係止突条28を弾性的にバックアップして
いる。
【0026】カバー16を外輪部材9に組み付ける場合
には、カバー16の外端縁を外輪部材9の内端縁に整合
させ、両部材16、9同士を互いに近付け合う。この結
果、上記カバー16の外端部が外輪部材9の内端部内側
に押し込まれ、上記係止凹溝25と係止突条28とが互
いに係合して、上記カバー16が外輪部材9から不用意
に抜け出す事がなくなる。即ち、外輪部材9に対するカ
バー16の係止が確実に行なわれる。
には、カバー16の外端縁を外輪部材9の内端縁に整合
させ、両部材16、9同士を互いに近付け合う。この結
果、上記カバー16の外端部が外輪部材9の内端部内側
に押し込まれ、上記係止凹溝25と係止突条28とが互
いに係合して、上記カバー16が外輪部材9から不用意
に抜け出す事がなくなる。即ち、外輪部材9に対するカ
バー16の係止が確実に行なわれる。
【0027】外輪部材9の内端面にはやはり凹部19、
19を形成して、この凹部19、19にドライバー等の
工具の先端部を挿入してこじる事により、外輪部材9か
らカバー16を取り外せる様にしている。その他の構成
及び作用は、前述した第一実施例と同様である為、同等
部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
19を形成して、この凹部19、19にドライバー等の
工具の先端部を挿入してこじる事により、外輪部材9か
らカバー16を取り外せる様にしている。その他の構成
及び作用は、前述した第一実施例と同様である為、同等
部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
【0028】本考案の回転速度検出用ハブユニットは、
以上に述べた通り構成され作用するので、センサのみを
容易に取り外せて、高価なセンサを再使用出来、修理に
要する費用を低減できる等、省資源の効果が大きい。
以上に述べた通り構成され作用するので、センサのみを
容易に取り外せて、高価なセンサを再使用出来、修理に
要する費用を低減できる等、省資源の効果が大きい。
【図1】本考案の第一実施例を、車両の内側から見た
図。
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB部拡大断面図。
【図4】同C部拡大断面図。
【図5】本考案の第二実施例を示す、図2と同様の断面
図。
図。
【図6】図5のE部拡大断面図。
【図7】センサを収納したカバーを、一部を切断した状
態で示す側面図。
態で示す側面図。
【図8】図7の左方から見た図。
【図9】板ばねを、図8と同じ方向から見た図。
【図10】従来構造の1例を示す断面図。
1 フランジ部 2a 内輪軌道 2b 内輪軌道 3 ハブ 4 内輪部材 5 雄螺子部 6 ナット 7 取付部 8a 外輪軌道 8b 外輪軌道 9 外輪部材 10 転動体 11 凹凸部 12 カバー 13 センサ 14 段部 15 シール材 16 カバー 17 パルスロータ 18 係止突条 19 凹部 20 Oリング 22 円孔 23 係止立壁 23a かしめ部 24 円筒面部 25 係止凹溝 26 板ばね 27 切り欠き 28 係止突条
Claims (3)
- 【請求項1】 外端部に車輪固定用のフランジ部を有
し、中間部外周面に直接又は内輪部材を介して複列の内
輪軌道を形成したハブと、懸架装置に支持する為の取付
部を外周面に有し、内周面に複列の外輪軌道を形成した
外輪部材と、上記ハブの内輪軌道と外輪部材の外輪軌道
との間に設けられた複数の転動体と、上記ハブに対して
固定されたパルスロータと、上記外輪部材の内端開口部
に内嵌した状態で、この外輪部材に支持された円筒状の
カバーと、このカバー内に保持された状態で、上記パル
スロータに対向するセンサとを有する回転速度検出用ハ
ブユニットに於いて、上記カバーはその開口端部を上記
外輪部材の端部に嵌合しており、この嵌合部に位置する
上記カバーの周面と上記外輪部材の周面との間には弾性
を有するシールリングが、弾性的に圧縮された状態で装
着されている事を特徴とする回転速度検出用ハブユニッ
ト。 - 【請求項2】 外端部に車輪固定用のフランジ部を有
し、中間部外周面に直接又は内輪部材を介して複列の内
輪軌道を形成したハブと、懸架装置に支持する為の取付
部を外周面に有し、内周面に複列の外輪軌道を形成した
外輪部材と、上記ハブの内輪軌道と外輪部材の外輪軌道
との間に設けられた複数の転動体と、上記ハブに対して
固定されたパルスロータと、上記外輪部材の内端開口部
に内嵌した状態で、この外輪部材に支持された円筒状の
カバーと、このカバー内に保持された状態で、上記パル
スロータに対向するセンサとを有する回転速度検出用ハ
ブユニットに於いて、上記カバーの外端部外周面にフラ
ンジ状の係止突条を形成すると共に、上記外輪部材の内
端開口部に形成した係止立壁の少なくとも一部を上記係
止突条の外周縁に向けかしめ付ける事で外輪部材からの
カバーの抜け止めを図った、請求項1に記載した回転速
度検出用ハブユニット。 - 【請求項3】 外端部に車輪固定用のフランジ部を有
し、中間部外周面に直接又は内輪部材を介して複列の内
輪軌道を形成したハブと、懸架装置に支持する為の取付
部を外周面に有し、内周面に複列の外輪軌道を形成した
外輪部材と、上記ハブの内輪軌道と外輪部材の外輪軌道
との間に設けられた複数の転動体と、上記ハブに対して
固定されたパルスロータと、上記外輪部材の内端開口部
に内嵌した状態で、この外輪部材に支持された円筒状の
カバーと、このカバー内に保持された状態で、上記パル
スロータに対向するセンサとを有する回転速度検出用ハ
ブユニットに於いて、上記カバーの外端部外周面と上記
外輪部材の内端部内周面との間に凹凸係合部を設ける事
で外輪部材からのカバーの抜け止めを図った、請求項1
に記載した回転速度検出用ハブユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021751U JP2574726Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 回転速度検出用ハブユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021751U JP2574726Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 回転速度検出用ハブユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110602U JPH04110602U (ja) | 1992-09-25 |
JP2574726Y2 true JP2574726Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=31907439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991021751U Expired - Lifetime JP2574726Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 回転速度検出用ハブユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574726Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010050201A1 (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-06 | Ntn株式会社 | 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 |
JP2010106909A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Ntn Corp | 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7198054B2 (ja) * | 2018-11-15 | 2022-12-28 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受装置用のセンサホルダおよびそれを備える車輪用軸受装置 |
CN115848067B (zh) * | 2022-12-21 | 2024-05-31 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种商用车车桥轮端密封结构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0693103B2 (ja) * | 1985-02-07 | 1994-11-16 | 富士写真フイルム株式会社 | カラ−反転写真感光材料の処理方法 |
JPH0769335B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1995-07-26 | 光洋精工株式会社 | センサ−内蔵形軸受装置 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1991021751U patent/JP2574726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010050201A1 (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-06 | Ntn株式会社 | 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 |
JP2010106909A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Ntn Corp | 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04110602U (ja) | 1992-09-25 |
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