JP2574475B2 - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JP2574475B2
JP2574475B2 JP1213856A JP21385689A JP2574475B2 JP 2574475 B2 JP2574475 B2 JP 2574475B2 JP 1213856 A JP1213856 A JP 1213856A JP 21385689 A JP21385689 A JP 21385689A JP 2574475 B2 JP2574475 B2 JP 2574475B2
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、台所のガスレンジ等火気使用設備の上方に
設け、調理時にその上方を覆い、油煙,排ガス,蒸気等
を排気するレンジフードに関するものである。
従来の技術 従来、この種のレンジフードは一般に第3図に示すよ
うな構成であった。すなわち、油煙,排ガス,蒸気等を
排出する送風機102を内蔵し、前面と下面を開口したフ
ード本体101と、フード本体101の前面開口部を開閉すべ
く、上端部がフード本体101に回動自在に支持されたレ
バー104に接続されてリンク機構に構成され、かつ下端
部にフード本体101に保持されたベアリング106に支持さ
れて、駆動用モータ(図示せず)により前後に進退自在
な支持レール105を有する前板103と、図示しない送風機
運転用スイッチとから構成されていた。
上記構成において、ガスレンジ等火気使用整備の使用
時には、レンジフードのスイッチをONして送風機102を
運転するとともに、前板103の下端部を前方に引き出し
て、火気使用設備の上方を覆い、油煙,排ガス,蒸気等
を捕集して室外に排気する。また、火気使用設備非使用
時には、スイッチをOFFするとともに前板102の下端部を
後方に押してフード本体101内に収納し、台所内の美観
を向上させるものであった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、スイッチOFF時に前板103
の下端部を後方に押してフード本体101内に収納する場
合、支持レール105をフード本体101の後方に確実に移動
させなければならない。つまり支持レール105が正規の
位置より前方で停止した場合、前板103は、その下端部
がフード本体101内に完全に入りきらず、隣接する吊り
戸棚等と同一面とならずに突出した状態となり、美観上
たいへん不具合なものとなる。
そこで、前板収納時における前板103の途中停止をな
くすためには、支持レール105の移動距離の誤差を極力
小さくしなければならないが、これは加工上非常に高い
精度が必要となり、製造コストの上昇につながる。ま
た、前板103の途中停止をなくすために、フード本体101
と前板103の間にスプリングを張架し、前板103に常に閉
方向の力を付勢する手段をとることがあるが、この場
合、支持レール105を駆動させるには、スプリングの張
力に抗して前板103を開く力が駆動モータに必要とな
り、駆動モータの容量アップにつながり、したがって製
造コストが上昇してしまう。
本発明は上記課題を解決するもので、火気使用設備の
非使用時に、前板がフード本体の前面開口を完全に閉じ
るまで確実に回動させることができ、しかも、前板の開
閉動作が、大型の駆動モータでなくても、確実に行なわ
れるようにすることを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、前面および下面
を開口し、送風機を内蔵したフード本体と、このフード
本体の前面開口部にその上端部が回動自在に支持され、
その下端部が前記フード本体に対し出入自在に形成され
た前板と、前記送風機の運転時に正回転し、停止時に逆
回転する駆動用モータおよび前記駆動用モータの運転を
制御するリミットスイッチを有し、前記フード本体内に
設けられ前記駆動用モータの正回転時に先端部に設けた
ベアリングを介して前記前板の裏面を押しながら前方に
移動して前板を開放し、前記駆動用モータの逆回転時に
前記前板より前記ベアリングを離脱させて前板を閉鎖す
る前板駆動手段と、この前板駆動手段の先端部と前板と
の間に張架されるスプリングとを備え、前記スプリング
を前記前板が開放時に伸長寸法が最小となり、閉鎖時に
伸長寸法が最大となるレンジフードの構成としたもので
ある。
作用 本発明は上記した構成により、ガスレンジ等の使用時
にレンジフードを運転すると、送風機が運転されるとと
もに、駆動用モータが正回転し、前板駆動手段がベアリ
ングを介して前板の裏面を押して前板を開放し、レンジ
フードの運転を停止すると送風機の運転が停止されると
ともに駆動用モータが逆回転し、前板駆動手段のベアリ
ングが前板より離脱し、前板は自重により確実に閉鎖さ
れることとなる。
一方、前板が開放状態から閉鎖状態に移ろうとすると
きには、前板駆動手段の前板との間に張架されたスプリ
ングの伸長寸法が最小となって張力が最小となり、前板
が閉鎖状態に移動するにしたがい張力は徐々に大きくな
って前板が閉鎖されたときには張力は最大となる。
このようにして前板を開放状態を維持するために前板
駆動手段に抗するスプリングの張力は最小となり、前板
を閉鎖しようとするスプリングの張力は最大となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図および第2
図を参照しながら説明する。
図において、送風機2を内蔵し前面および下面を開口
したフード本体1に、その前面開口部を開閉するため、
上端部を回動自在にヒンジ4によって前板3を支持して
いる。そして、フード本体1に保持されたベアリング6
によって、フード本体1に対し進退自在に支持レール5
を設け、この支持レール5は先端部にベアリング10を有
している。また、フード本体1の内部の支持レール5に
対向する位置にピニオン8を有し、送風機2の運転時に
正回転し、送風機2の停止時に逆回転する駆動用モータ
7を設け、支持レール5にはラック9を備え、これらピ
ニオン8とラック9を係合させ、駆動用モータ7の正回
転・逆回転により、支持レール5はベアリング10を介し
て前板3の裏面を押しながら前後方向に移動する。さら
に、フード本体1の内部には、支持レール5が所定の距
離だけ前進または後退したときに駆動用モータ7の電源
を切るリミットスイッチ11,12が設けてある。上記支持
レール5,ベアリング6,駆動用モータ7,ピニオン8,ラック
9,ベアリング10,リミットスイッチ11,12によって前板駆
動手段を構成している。
そして、支持レール5の先端部と前板3の裏面との間
に、前板3が開いて最前方に位置するとき、その伸長寸
法が最小に、また前板3が完全に閉じたとき、その伸長
寸法が最大となるようにスプリング13を張架している。
上記構成のレンジフードにおいて、レンジフード運転
開始時には、送風機2が運転を開始するとともに駆動用
モータ7が正回転し、ピニオン8,ラック9にその力が伝
わり、支持レール5を前方に押し出す。そして、支持レ
ール5が前進していくと、ベアリング10はまず前板3の
裏面に当接し、そののち相対方向として前板3の裏面を
上方向に移動していき、このようにして前板3は、上端
部を支点として下端部が前方へ押し上げられて開放し、
フード本体1とともにフード形状を形成する。そして、
所定の距離,支持レール5が前進すると、リミットスイ
ッチ11によりその位置を検知し、駆動用モータ7を停止
する。一方レンジフード停止時には、送風機2が停止す
るとともに、駆動用モータ7が逆回転し、ピニオン8,ラ
ック9にその力が伝わり、支持レール5は後退し、フー
ド本体1内に収納されていく。この後退にしたがい、前
板3はフード本体1の前面開口部を閉じていく。そし
て、支持レール5がさらに奥に収納され、先端部のベア
リング10が前板3の裏面から完全に離れたところで、す
なわち前板が、その下端部が完全に収納されフード本体
1の前面開口部を完全に閉じた時点で、リミットスイッ
チ12がその移動距離を検知し、駆動用モータ7を停止す
る。この前板の閉鎖動作は、支持レール5が後退するに
したがい、前板3は支持レール5のベアリング10に受け
られながら、その自重によって閉じていくものである
が、上述のように完全に閉じるときには、ベアリング10
は前板3から完全に離れているので、前板3が途中で停
止してしまうことがなく、確実に所定位置まで回動する
こととなる。
そして、前板3がフード本体1の前面開口部を閉じて
いるとき、スプリング13は伸長寸法が最大となるので、
前板3を閉じる方向に最大のトルクを発生する。また、
前板3を開くとき、支持レール5は水平前方に押し出さ
れていくが、ベアリング10を備えた支持レール5の先端
部は、相対方向として前板3の裏面を上方向に移動して
いき、スプリング13の伸長寸法は徐々に小さくなってい
き、すなわち張力が小さくなっていき、レンジフード運
転時の前板3を完全に開いた状態を維持しているときに
最小となる。
このようにして、前板3を閉じるときには、スプリン
グ13は最大の張力を発生して、完全に閉じるための動作
の効果的な助勢をする。これは、前板3が自重で閉じる
ものであるため、フード本体1が傾いて設置されたと
き、とくに効果を発揮するものである。
そして、前板を開ききって、この状態を維持するレン
ジフード運転時にはスプリング13の張力は最小となるの
で、前板3の駆動源となる駆動用モータ7は、スプリン
グの張力に抗するためのむだな容量アップをする必要が
ない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、フ
ード本体内に設けた送風機の運転時に前板を開放するよ
うに正回転し、停止時に前板を閉鎖するように逆回転さ
せる駆動用モータを送風機と連動させ前板駆動手段を構
成しているので、送風機の運転、停止により自動的に前
板が開放できるとともに、前板の閉鎖時には前板と前板
駆動手段の連結が断たれ前板をフード本体内に完全に収
納し閉鎖することができる。
さらに、前板駆動部の駆動用モータの容量をむだに増
大させることなく、前板閉鎖助勢用のスプリングの効果
的な作用によって、前板が自重で閉じるにもかかわら
ず、常に確実に閉じることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のレンジフードの前板取りは
ずし時の一部破断斜視図、第2図は同前板の裏面方向斜
視図、第3図は従来のレンジフードの一部破断斜視図で
ある。 1……フード本体、2……送風機、3……前板、5……
支持レール、7……駆動用モータ、10……ベアリング、
13……スプリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面および下面を開口し、送風機を内蔵し
    たフード本体と、このフード本体の前面開口部にその上
    端部が回転自在に支持され、その下端部が前記フード本
    体に対し出入自在に形成された前板と、前記送風機の運
    転時に正回転し、停止時に逆回転する駆動用モータおよ
    び前記駆動用モータの運転を制御するリミットスイッチ
    を有し、前記フード本体内に設けられ前記駆動用モータ
    の正回転時に先端部に設けたベアリングを介して前記前
    板の裏面を押しながら前方に移動して前板を開放し、前
    記駆動用モータの逆回転時に前記前板より前記ベアリン
    グを離脱させて前板を閉鎖する前板駆動手段と、この前
    板駆動手段の先端部と前板との間に張架されるスプリン
    グとを備え、前記スプリングを前記前板が開放時に伸長
    寸法が最小となり、閉鎖時に伸長寸法が最大となる構成
    としたレンジフード。
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