JPS5934475Y2 - 脱水機の鎖錠表示装置 - Google Patents

脱水機の鎖錠表示装置

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JPS5934475Y2
JPS5934475Y2 JP1976111549U JP11154976U JPS5934475Y2 JP S5934475 Y2 JPS5934475 Y2 JP S5934475Y2 JP 1976111549 U JP1976111549 U JP 1976111549U JP 11154976 U JP11154976 U JP 11154976U JP S5934475 Y2 JPS5934475 Y2 JP S5934475Y2
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JP1976111549U
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JPS5329178U (ja
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時彦 池水
文一 福田
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内蓋と外蓋とを有する所謂二重蓋構造の脱水機
の改良に関する。
近時脱水機においては、脱水槽を内設した外箱の開口部
にこれを開閉する内蓋とこの内蓋の上から開閉する外蓋
とを設け、外蓋の閉塞中前記内蓋を閉塞状態に鎖錠する
とともに前記脱水槽を回転駆動する駆動モータの断電後
における該脱水槽の惰性回転中は前記外蓋が開放されて
も前記内蓋の鎖錠を続行させる鎖錠機構を設けて、回転
中の脱水槽に手指等を触れることがないように安全性を
高めるようにしたものが供されている。
しかしながら、上記のような構成とした場合、外蓋を開
放した時に脱水槽が末だ惰性回転していると内蓋は鎖錠
機構によって鎖錠されているので、使用者は内蓋を開こ
うとしても開くことができず故障したのではないかとい
う不安感をいだくことが往々にしてあり、しかも該内蓋
を更に無理に開放操作すると内蓋或は鎖錠機構が破損す
る不具合があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、外箱の開口部の内蓋の上方に設けた外蓋の開閉に連動
して開閉し該外蓋の開放時に前記外箱に内設した脱水槽
を回転駆動する駆動モータの通電を切る蓋スィッチを設
け、前記外蓋の閉塞中及び前記脱水槽の惰性回転中前記
内蓋を閉塞状態に鎖錠する鎖錠機構を設け、この鎖錠機
構に連動して前記内蓋の鎖錠中閉成される鎖錠検出スイ
ッチを設け、前記蓋スィッチの閉成及び前記駆動モータ
の通電時間を制御するタイマーのセットを条件に作動し
且つ前記鎖錠検出スイッチを介して自己保持するリレー
装置を設け、そしてこのリレー装置の作動中点灯する表
示ランプを設ける構成とすることによって、内蓋が鎖錠
中であることを表示ランプによって見知することができ
、しかも外蓋が半開き状態にされた場合でも内蓋が鎖錠
中の時にはこれを表示することができる脱水機の鎖錠表
示装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
先ず、概略的構成について第1図乃至第3図に従い述べ
る。
1は水受槽2を内設した外箱で、その水受槽2内に脱水
槽3を配設するとともに、該外箱1の下部に前記脱水槽
3を回転駆動する駆動モータ4(第4図参照)を図示し
ない弾性支持機構を介して配設する。
5は前記水受槽2の上面に装着した外箱1の一部をなす
カバーで、その略中央部には前記脱水槽3内に臨む被脱
水物出入れ用の開口部5aを形設する。
又、カバー5の開口部5aの前部近傍に位置する部位に
は凹部6を陥没形成してこの凹部6の後側面に係合孔7
を形成する。
8はカバー5の上面に突設した突起で、これの前面部を
凹部6の後側面と連続的に形成する。
9は前記カバー5の開口部5aを開閉する内蓋で、その
後端部に横方向に向けて突設した軸部10をカバー5の
開口部5aの後方部に突設した軸支部11に回動可能に
枢支する。
12は内蓋9の下面に係合及び係合解除方向即ち矢印A
及び反矢印A方向に摺動可能に支持した摺動体で、これ
の前端部に爪部13aが後方に指向する断面略り字形の
係合体13を下方に向けて一体に突設し、該係合体13
の上端部に手掛け13bを突設する。
そして、内蓋9を閉塞した状態で摺動体12従って係合
体13を矢印A方向に移動させると爪部13aが係合孔
7に係合して該内蓋9を閉塞状態にロックするようにし
ている。
14は摺動体120手掛け13bの近傍に上下方向に開
口した逃げ孔で、内蓋9を閉塞したとき突起8がこの逃
げ孔14を介して上方に突出するようにしている。
15は前端部を摺動体12の後端部にピン16を介して
回動可能に枢支した該摺動体12の一部をなす移動体で
、これをカバー5の後方部路中央部に設けた溝部5b内
に前後方向に摺動可能に嵌合する。
17は移動体15の後端部に設けた突片15aと溝部5
bの略中間部の上面に突設した突片5cとの間に配設し
た圧縮ばねで、これは該移動体15を係合方向即ち矢印
A方向に付勢する。
そして、内蓋9が閉塞状態にあるとき摺動体12を圧縮
ばね17の付勢力に抗して所定長尺矢印A方向に移動す
ると、ピン16が内蓋9の軸部10,10の中心線と同
一線上に位置するように設定していて、この状態で係合
体13の爪部13aが係合孔7から外れるようにしてい
る。
そして、この状態から内蓋9を開放方向に回動すると、
係合体13の爪部13aが突起8の前面部に対応して該
突起8に沿って移動するようにしである。
従って、内蓋9を閉塞状態から開放方向に所定角度回動
する間は突起8V:、よって係合体13が圧縮ばね17
の付勢力に抗して係合解除状態即ち反矢印A方向に所定
長移動した状態に維持される。
18はカバー5の溝部5bの前端部に形成した略円弧状
の案内面で、これは内蓋9の軸部10,10の中心線を
中心線とした円弧面に形成されている。
19は摺動体12の後端部にピン16より所定長後方に
突出するように設けた係止片で、これは前述したように
摺動体12をピン16の中心線が軸部io、i。
の中心線と一致するように反矢印入方向に所定長移動し
た状態でその先端部が案内面18の延長面上に位置する
ように設定されている。
ところで、係合体13は前述したように係合体13の爪
部13aが突起8と対応する間及び係止片19が案内面
18と対応する間は常に反矢印A方向に移動された係合
解除状態を維持する。
20は外箱1の後方上部に位置して水受槽2の7ランノ
部2aの上面にねじ止めした操作箱で、これを底板20
a及び背板20b並びに前面部を閉成する傾斜状のパネ
ル20cとから構成している。
21は一端部を操作箱20の底板20aに突設した突片
22にピン23を介して回動可能に枢支した略コ字形の
鎖錠部材としての鎖錠レバーで、これの他端部に鎖錠ピ
ン21aを一体に形成する。
24は鎖錠ピン21aと対応するように操作箱20の底
板20aに形成した貫通孔である。
そして、係合体13を圧縮ばね17の付勢力によって係
合方向即ち矢印A方向に摺動させると、この状態におい
て移動体15の後端部に形成した嵌合孔15bに鎖錠ピ
ン21aが貫通孔24を介して対応するようにしている
25はピン23に巻回したねじりコイルばねで、鎖錠レ
バー21を矢印B方向に回動付勢している。
26は水受槽2のフランジ部2aK形成した支持片2b
Kねじ止め固定した鎖錠検出スイッチたるマイクロスイ
ッチで、これは鎖錠レバー21を反矢印B方向に回動し
て鎖錠ピン21aを嵌合孔15bに嵌合した時に可動片
27を介して作動突起26aが該鎖錠ピン2Laの先端
部に押圧されて閉成する。
28は前記操作箱20の底板20aの奥部に立設した支
持突部で、これの上端部rtc 作動レバー29を軸ピ
ン30によって矢印C及び反矢印C方向に回動可能に枢
支するとともに、該作動レバー29の下端部を前記底板
20aに形成した孔31を貫通して前記カバー5の溝部
5b内の後部即ち前記移動体15の後方部位に更に後方
へ移動できるように位置させる。
そして、前記軸ピン30にねじりコイルばね32を巻回
して作動レバー29に矢印C方向に回動力を付与する。
33は前記作動レバー29の上端部に端子台34を介し
て取付けた蓋スィッチであり、これは上下に対向する固
定接片33a及び可動接片33bからなり、該可動接片
33bの先端部には絶縁子33cを取付げる。
35は後端部にヒンジ部36を一体に形成した外蓋で、
そのヒンジ部36をヒンジ軸36aを介して前記操作箱
20の底板20aに突設した図示しない支承部に上下方
向に回動可能に支承させる。
上記場合において、蓋スィッチ33は、作動レバー29
が反矢印C方向に回動されて作用位置にある時には外蓋
35の開閉にともなってヒンジ部36の水平部に突設し
た突起36bにより開閉操作されるが、作動レバー29
が矢印C方向に回動されて不作用位置にある時には外蓋
35のヒンジ部36の突起36bとは無関係の位置とな
って開放状態を呈するようになっている。
尚、図示はしないが、外箱1内の駆動モータ4の近傍に
は前記外蓋35の開閉に連動するブレーキ装置が配設さ
れており、これは、外蓋35が開放されるとブレーキレ
バーが前記脱水槽3と一体回転するブレーキドラムに摺
接して制動力を付与する作用位置となり、外蓋35が閉
塞されると前記7”L/−キレバーが前記ブレーキドラ
ムから離間して制動力を解除する不作用位置となるよう
に移動する構成で、更に前記ブレーキレバーに連動する
可動部材が設けられていて、この可動部材はコントロー
ルワイヤ37を介して前記鎖錠レバー21に固定した連
結ピン38に連結されており、これらの可動部材8コン
トロールワイヤ37.鎖錠レバー21等によって鎖錠機
構39を構成している。
この場合、可動部材は、外蓋35が閉塞されてブレーキ
レバーが不作用位置に移動するとこれにともなって所定
方向に移動されてコントロールワイヤ37を下方に引張
るとともに、外蓋35が開放されてブレーキレバーが作
用位置に移動した時で且つブレーキレバーがブレーキド
ラムに摺動して両者の間に摩擦力が作用すると前述同様
所定方向に移動されてコントロールワイヤ37を下方に
引張るようになっている。
さて、電気回路の構成につき第4図に従い述べる。
40及び41は図示しない単相交流電源に接続した電源
端子であり、これらの間に前記蓋スィッチ33、前記操
作箱20内に配設したタイマー42のカムスイッチ43
及び前記駆動モータ4の直列回路を接続する。
44は励磁コイル45及びリレースイッチとしてのコン
テニアス形の切換スイッチ46を有するリレー装置であ
り、その切換スイッチ46は二個の可動接片46 a
t 46 b及び−個の固定接片46cを有するもので
、常時は可動接片46bが固定接片46cに接触し可動
接片46aが固定接片46cから離間し以って接片46
b−46c間が閉成し接片46a−46c間が開放して
おり、励磁コイル45が通電されると先ず可動接片46
aが固定接片46cに接触しその後可動接片46bが固
定接片46Cから離間し以って接片46a−46c間の
閉成後接片46b−46c間が開放するようになってい
る。
そして、この切換スイッチ46の可動接片46aを前記
マイクロスイッチ26を介して電源端子40に接続し、
可動接片46bをカムスイッチ43と駆動モータ4との
共通接続点に接続し、固定接片46Cを励磁コイル45
を介して電源端子41に接続するとともに、励磁コイル
45に並列に表示ランプ47を接続する。
ここで、表示ランプ47は、第1図及び第2図で示すよ
うに、操作箱20の底板20aの前端部裏面に取付けら
れていて、外蓋35を開放した時にその底板20aの前
端部に形設した透光窓48から見知され得るようになっ
ている。
次に、上記構成の本実施例の作用につき説明するに、先
ず内蓋9を開放して開口部5aから脱水槽3内に被脱水
物を収納する。
そして、該内蓋9を下方向に回動させると、爪部13a
が突起8の前面と対応するようになり、この状態から更
に若干回動した時に係止片19が案内面18から外れる
が、爪部13aが突起8に対応している間は係合体13
が反矢印A方向に移動された状態に維持されている。
そして、内蓋9を完全に閉塞させると係合体13の矢印
A方向への移動阻止状態が解除されて、圧縮ばね17の
付勢力によって移動体15が矢印A方向に移動されるこ
とにより爪部13aが係合孔7に係合して内蓋9が閉牽
状態にロックされる。
この時、移動体15の矢印A方向の移動によって作動レ
バー29の下端部が後方に押圧され、該作動レバー29
はねじりコイルばね32のばね力に抗して反矢印C方向
に回動され、その作動レバー29従って蓋スィッチ33
は作用位置に移動する。
このような状態において、外蓋35を閉塞すると、この
外蓋35の閉塞方向たる下方向への回動にともなって図
示しないブレーキ装置のブレーキレバーがブレーキドラ
ムから離間する不作用位置に移動し、以ってブレーキ装
置が制動解除状態を呈する。
又、ブレーキレバーが不作用位置に移動することにより
これに応じて鎖錠機構39の図示しない可動部材が所定
方向に移動してコントロールワイヤ37を下方向に引張
るようになり、連結ピン38を介して鎖錠レバー21が
ねじりコイルばね25のばね力に抗して反矢印B方向に
回動され、鎖錠ピン21aが貫通孔24を介して移動体
15の嵌合孔15bに嵌合して該移動体15及び係合体
13を移動不能に鎖錠する。
即ち、鎖錠レバー21の鎖錠ピン21aKよって内蓋9
が閉塞状態に鎖錠される。
そして、この状態で、鎖錠レバー21の鎖錠ピン21a
の先端部がマイクロスイッチ26の作動突起26aを可
動片27を介して押圧してこれを閉成する。
一方、外蓋35の閉塞に基づいてヒンジ部36の突起3
6bが作用位置にある蓋スィッチ33の絶縁子33cを
押圧して可動接片33bを固定接片33aに接触させ以
って該蓋スィッチ33を閉成させる。
その後、タイマー42をセット操作するとカムスイッチ
43が閉成され、蓋スィッチ33及びカムスイッチ43
を介して駆動モータ4が通電されて脱水槽3が高速回転
され、以って被脱水物の水分が振り切られる。
更に、蓋スィッチ33、カムスイッチ43及び切換スイ
ッチ46の接片46b−46c間を介して励磁コイル4
5が通電されることによってリレー装置45が作動し、
切換スイッチ46の接片46 a −46c間を閉成さ
せ次いで接片45b−46e間を開放させる。
これにより、マイクロスイッチ26及び切換スイッチ4
6の接片45a−46c間を介して励磁コイル45が通
電を続行され、リレ□装置44は自己保持状態となり、
励磁コイル45に並列に接続された表示ランプ47も通
電されて点灯する。
而して、タイマー42に設定された時間が経過すると、
カムスイッチ43が開放して駆動モータ4は断電され、
脱水槽3はその後は惰性回転する。
そこで、この脱水槽3の惰性回転中に外蓋35を開放す
ると、これに応じてブレーキ装置のブレーキレバーがブ
レーキドラムに摺接する作用位置に移動し該ブレーキ装
置は脱水槽3の惰性回転を制動し始める。
そして、この制動作用によってブレーキレバーとブレー
キドラムとの間に摩擦力が生ずるので、これによって鎖
錠機構39の可動部材が所定方向に引続き移動されてコ
ントロールワイヤ37を下方向に引張っており、鎖錠レ
バー21は駆動モータ4による脱水槽30回転駆動中は
勿論、駆動モータ4の断電後の脱水槽3の惰性回転中も
内蓋9を閉塞状態にロックする係合体13及び移動体1
5を鎖錠状態に維持し、マイクロスイッチ26も閉成状
態に保持される。
これにより、外蓋35を開放した時に透光窓48を通し
て表示ランプ47が点灯していることを見知することが
でき、従って内蓋9が閉蓋状態に鎖錠されていることを
知ることができる。
その後、脱水槽3が停止するとブレーキレバーとブレー
キドラムとの間の摩擦力が消滅するので、鎖錠機構39
の可動部材は前記所定方向とは反対の元の位置に復帰移
動するようになり、コントロールワイヤ37への下方向
への引張力がなくなり、鎖錠レバー21はねじりコイル
ばね25のばね力によって矢印B方向に回動されてその
鎖錠ピン21aを移動体15の嵌合孔15bから離脱さ
せ、以って係合体13及び移動体15の鎖錠が解除され
、同時に鎖錠ピン21aKよる作動突起26aの抑圧が
解除されてマイクロスイッチ26が開放し、励磁コイル
45が断電されてリレー装置44が復帰するとともに表
示ランプ4Tが通電を切られて消灯する。
この状態において、手掛け13bによって係合体13及
び移動体15を圧縮ばね17に抗して反矢印A方向に移
動させることにより内蓋9のロックを解除させれば、該
内蓋9を開放させることができる。
尚、タイマー42による脱水運転中に外蓋35を開放さ
せた場合には、外蓋35の開放によってそのヒンジ部3
6の突起36bによる絶縁子33cの押圧が解除されて
蓋スィッチ33が開放するので、駆動モータ4は断電さ
れ、且つ外蓋35の開放に連動してブレーキ装置が脱水
槽3の制動を行なうので、前述同様の作動が行なわれる
又、タイマー42に設定された時間が終了してカムスイ
ッチ43の開放により駆動モータ4が断電され、そして
脱水槽3が惰性回転を自然停止した状態で外蓋35を開
放させた場合には、外蓋35の開放によってブレーキレ
バーがブレーキドラムに摺接する作用位置に移動しても
両者の間には摩擦力が作用せず、従って外蓋35の開放
にともなって鎖錠機構39の可動部材は所定方向とは逆
方向に復帰回動してコントロールワイヤ37への引張力
を消失するようになり、これによって内蓋9の鎖錠が解
除されるとともに表示ランプ47が消灯する。
このよ5に本実施例によれば、外蓋35が閉塞されると
内蓋9を閉塞状態に鎖錠するとともに、該外蓋35が開
放された時でもブレーキ装置のブレーキレバーとブレー
キドラムとの間に摩擦力が作用している間即ち脱水槽3
の惰性回転中は前記内蓋9の前記鎖錠を続行する鎖錠機
構39を設け、この鎖錠機構39による脱水槽3の鎖錠
中閉成されるマイクロスイッチ26を設け、更に外蓋3
5の開閉に連動する蓋スィッチ33及び駆動モータ4の
通電時間を制御するタイマー42のカムスイッチ43の
閉成を条件に作動され且つ前記マイクロスイッチ26を
介して自己保持するリレー装置44を設け、そしてこの
リレー装置44の作動中通電されて点灯する表示ランプ
47を外蓋35の開放時に見知し得るように操作箱20
の底板20aの前端部に設けるようにしたものであり、
従って外蓋35を開放した時には表示ランプ47が点灯
消灯しているかを見知することによって内蓋9が閉塞状
態に鎖錠されているか否かを容易に知ることができ、従
来のように鎖錠中の内蓋9が開かないことを故障と感違
いして不安感をおぼえたり、或は鎖錠中の内蓋9を無理
に開放して内蓋9.鎖錠機構39等を破損させたりする
ようなことはない。
しかも、蓋スィッチ33及びタイマー420カムスイツ
チ43の閉成により作動したリレー装置44はマイクロ
スイッチ26を介して自己保持するようにしているので
、一度作動すれば蓋スィッチ33とは無関係になってマ
イクロスイッチ26の開放によってのみ復帰することに
なり、従って外蓋35が半開きの状態にされたとしても
即ち蓋スィッチ33の開閉状態が不安定な場合でもリレ
ー装置44は作動状態を続行して表示ランプ47を点灯
させることになる。
尚、上記実施例では表示ランプ47を操作箱20の底板
20aの前端部に設けて外蓋35を開放した時にのみ見
知し得るようにしたが、例えばカバー5の上面に設ける
ようにしても同様であり、或は外蓋35の開閉と無関係
となるように外箱1又は操作箱20に設けるようにして
もよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施し得ることは勿論である。
本考案は以上説明したようになり、内蓋が鎖錠中である
ことを表示ランプによって見知することができ、しかも
外蓋が半開き状態にされた場合でも該内蓋が鎖錠中の時
にはこれを表示することができる等の実用的効果を奏す
る脱水機の鎖錠表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は脱水機上部の
縦断側面図、第2図は同上部の分解斜視図、第3図は第
1図の■−■線に沿う拡大断面図、第4図は電気回路図
である。 図面中、1は外箱、2は水受槽、3は脱水槽、4は駆動
モータ、5はカバー、5aは開口部、9は内蓋、12は
摺動体、13は係合体、15は移動体、15bは嵌合孔
、20は操作箱、21は鎖錠レバー、21aは鎖錠ピン
、26はマイクロスイッチ(鎖錠検出スイッチ)、33
は蓋スィッチ、35は外蓋、37はコントロールワイヤ
、39は鎖錠機構、42はタイマー、43はカムスイッ
チ、44はリレー装置、45は励磁コイル、46は切換
スイッチ(リレースイッチ)、47は表示ランプを示す

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱に内設され駆動モータによって回転駆動される脱水
    槽と、セットされて前記駆動モータの通電時間を制御す
    るタイマーと、前記脱水槽に臨む外箱の開口部を開閉す
    る内蓋と、この内蓋の上から前記開口部を開閉する外蓋
    と、この外蓋の開閉に連動して開閉し該外蓋の開放時に
    前記駆動モータの通電を切る蓋スィッチと、前記外蓋の
    開閉に連動し該外蓋の閉塞中に前記内蓋を閉塞状態に鎖
    錠するとともに前記脱水槽の惰性回転中は前記外蓋が開
    放されても前記内蓋を鎖錠する鎖錠部材を有する鎖錠機
    構と、この鎖錠機構の鎖錠部材によって直接操作されて
    開閉し前記内蓋の鎖錠中閉成される鎖錠検出スイッチと
    、前記蓋スィッチの閉成及び前記タイマーのセットを条
    件に作動され且つ前記鎖錠検出スイッチを介して自己保
    持するリレー装置と、このリレー装置の作動中点灯する
    表示ランプとを具備してなる脱水機の鎖錠表示装置。
JP1976111549U 1976-08-20 1976-08-20 脱水機の鎖錠表示装置 Expired JPS5934475Y2 (ja)

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JPS5329178U JPS5329178U (ja) 1978-03-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110772U (ja) * 1976-02-19 1977-08-23

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JPS5329178U (ja) 1978-03-13

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