JPH0535865Y2 - - Google Patents

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JPH0535865Y2
JPH0535865Y2 JP1988012875U JP1287588U JPH0535865Y2 JP H0535865 Y2 JPH0535865 Y2 JP H0535865Y2 JP 1988012875 U JP1988012875 U JP 1988012875U JP 1287588 U JP1287588 U JP 1287588U JP H0535865 Y2 JPH0535865 Y2 JP H0535865Y2
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frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に設備される灰皿本体の前方
引き出し時においてシガライターをも同時に引き
出させることができるようにした、自動車用灰皿
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般的自動車には、喫煙用灰皿本体と、シガラ
イターの夫々が別体で設備されているものであつ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
従つて喫煙するに当つては灰皿を使用するとき
は、車体のインストルメントパネル内に格納され
ている灰皿本体を引き出し、次いでシガライター
を引き出して加熱するといつた2操作が必要であ
るために、運転走行時においては、それらの2操
作が煩わしく、時には安全運転が阻害されるとい
つた不具合があつた。さらには自動車のインスト
ルメントパネルには、多くの電子機器や部品を取
付けなければならないが、灰皿本体とシガライタ
ーとを別体で設備することによりそれらの取り付
けスペースが拡大し、そのために上記電子機器等
の設備スペースに支障を起し、さらには、それら
灰皿本体とシガライターとの組付作業に手間がか
かり組立作業能率が低下される等の欠点があつ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかることに着目してなされたもの
で、インストルメントパネル内に設備(格納)す
る灰皿本体とシガライター保持枠とを近設かつ連
結構造となして、灰皿本体とシガライター保持枠
との取付スペースを削減せしめてコンパクト化を
可能ならしめ、さらには構成部品の削減に伴なう
コストダウンを計り、さらには、灰皿本体とシガ
ライター共の引き出し及び押し込み操作をワンタ
ツチで行ない得るようにして操作性を高め、さら
には灰皿本体の清掃を容易ならしめることができ
る自動車用灰皿を提供することにある。
〔実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第13図に示す実施
例に基いて詳細に説明する。
11は車体のシンストルメントパネル(図示せ
ず)内に取付けられるケースであつて、このケー
ス11の前面開口部の下側には軸受け12が設け
られており、この軸受け12には支軸13が架設
されている。またこのケース11の内部は、略バ
ケツト状をした灰皿受枠14の収容部15と、ラ
イター保持枠16の収容部17とに仕切壁18に
よつて区分成形されている。前記の灰皿受枠14
には、軸孔19が形成されていて、この軸孔19
が前記の支軸13に軸支され、該灰皿受枠14
は、ケース11に対して回動して出入れ自在に設
けられている。前記ライター保持枠16は、ライ
ター保持枠16の収容部17内に前後方向に移動
可能に嵌合されているが、このライター保持枠1
6は、リンク20を介して灰皿受枠14に連結さ
れて、灰皿受枠14を前後方向に回動することに
より、そのライター保持枠16も、収容部17内
を前後方向に移動されるものである。21は前記
リンク20とライター保持枠16を連結している
連結軸22をガイドするガイド溝を示す。23は
灰皿受枠14の下側面に当てがわれる蓋基板、2
4はこの蓋基板23の正面に当てがわれる化粧板
であつて、この蓋基板23、化粧板24は、取付
孔25に挿通される取付ねじ26によつて灰皿受
枠14と一体に組付けられるものである。27は
灰皿受枠14の外側面において、前記の軸孔19
を中心とする円弧面に形成されている扇形ギヤで
あつて、この扇形ギヤ27には、ケース11の側
面に取付けられているダンパー28に噛合されて
いる。29は灰皿受枠14の側面に取付けられて
いるストライカーであつて、このストライカー2
9は、ケース11の側面に取付けられているラツ
チ30と係脱可能に設けられているものである。
31は灰皿受枠14及び該灰皿受枠14に固定さ
れている蓋基板23、化粧板24を開放方向に付
勢するスプリングを示す。32は上記灰皿受枠1
4内に係合保持することができる金属製の灰皿本
体であつて、この灰皿本体32に形成されている
開口部33には、支軸34を介して、その開口部
33を密閉することができる形状の蓋板35が軸
支されている。36は火消し板、37は蓋板35
を常に閉塞する方向へ付勢するスプリング、38
は蓋板35と一体に形成されていて、該灰皿本体
32が、灰皿受枠14の動作に伴なつて引き出さ
れたとき、ケース11に係止されて蓋板35が開
放されるようにした係止用舌片である。39は灰
皿本体32の両側に突設されている突起であつ
て、この突起39は、この灰皿本体32を灰皿受
枠14内に収めたとき、灰皿受枠14に設けた係
止孔40と係止されて灰皿本体32と灰皿受枠1
4との係合が保持されるようになつている。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、ケース11に軸支されている
灰皿受枠14内には、灰皿本体32が着脱可能に
嵌合されるようになつており、その灰皿本体32
は突起39と係止孔40との係合作用によつて灰
皿受枠14内での係合が保持されている。またこ
の灰皿受枠14には蓋基板23及び化粧板24が
一体に取付けられている。そこで灰皿受枠14内
に灰皿本体32を嵌合せしめた後、化粧板24を
押圧して灰皿受枠14を、支軸13を支点としか
つスプリング31の弾圧力に抗してケース11の
前面開口部を、その化粧板24で閉塞するように
位置させる(第2図参照)と、灰皿受枠14に取
付けられているストライカー29がケース11に
取付けられているラツチ30と係止して、ケース
11の開口部が、化粧板24及び蓋基板23によ
り閉塞された状態に保持される。このとき灰皿受
枠14内に嵌合されている灰皿本体32の蓋板3
5は、スプリング37の弾力に付勢されて、灰皿
本体32の開口部33が密閉されており、従つて
灰皿本体32内の吸い殻の火消しが有効となつて
いる。その灰皿本体32を再度開口使用したい場
合は、上記化粧板24及び蓋基板23を押圧すれ
ば、上記ストライカー29とラツチ30との係止
力が解けるために、灰皿本体32は、スプリング
31の弾圧力により回動し、これに伴なつて蓋基
板23及び化粧板24は共に開放する(第9図参
照)。この開放時には、灰皿本体32に設けた扇
形ギヤに噛合されるダンパー28の作用により緩
やかな開放動作が期待できる。この蓋基板23及
び化粧板24の開放により、灰皿受枠14内に収
納されている灰皿本体32は、その灰皿受枠14
と共に前方向に回動し、この動作に伴なつて灰皿
本体32に設けられている蓋板35の係止用舌片
38は、第9図に示されるように、ケース11の
上側面に当接されるため、この蓋板35はスプリ
ング37の弾圧力に抗して開口され、従つて灰皿
としての使用が可能となる。また灰皿受枠14に
は、第10図、第12図に示すようにリンク20
を介してライター保持枠16が連結されているた
めに、この灰皿受枠14の前方向回動に伴ないラ
イター保持枠16は前方向に引き出されるため
(第10図鎖線位置)、このライター保持枠16に
保持されているライター41(第11図参照)を
つまみ出すことができる。上記灰皿本体32内に
溜つた吸い殻を排出するときは、その灰皿本体3
2を、突起39と係止孔40との係止力に抗し
て、該灰皿本体32を灰皿受枠14より引き出せ
ば、該灰皿本体32を取り出すことができ、逆に
取り出したこの灰皿本体32を突起39と係止孔
40とが係止されるまで灰皿受枠14内に押し込
めば、該灰皿本体32の灰皿受枠14内へのセツ
トが完了する。その後、蓋基板23、化粧板24
をケース11の開口部を閉塞するように回動すれ
ば、灰皿本体32は、灰皿受枠14と共にケース
11内に収められ、さらにラツチ30とストライ
カー29との係止力によりケース11の閉塞状態
が維持される。このとき灰皿本体32に設けられ
ている蓋板35は、その自重で灰皿本体32の開
口部33を密閉する(第2図参照)。従つてこの
開口部33の密閉作用により灰皿本体32内に入
れられている吸い殻の火消が完全になされる。
このように、本考案にあつては、上記実施例で
示すように、特に第10図乃至第13図に示す如
く、灰皿本体32を保持する灰皿受枠14には、
リンク20及び連結軸22を介してライター保持
枠16が連結されていて、その灰皿本体32の手
前への引き出し時には、そのライター保持枠16
をも同時に引き出されることから、喫煙のため、
正面の化粧板24をワンタツチで押圧して灰皿本
体32を手前へ引き出すときは、それと同時にラ
イター保持枠16も手前に引き出され、従つてこ
のライター保持枠16に保持されているシガライ
ター41を加熱操作ができる。
〔考案の効果〕 従つてこの考案の灰皿構造によれば、ケース1
1に対して回動自在(開口部が押出し可能)に軸
支されている灰皿受枠14に対して灰皿本体32
が着脱可能に保持されていることから、その灰皿
本体を取外すことにより、その灰皿本体内の清掃
を容易かつ確実に行なうことができる。また灰皿
本体32が灰皿受枠14より取外し可能であるこ
とから、灰皿本体の清掃時において、その灰皿受
枠14と連動するシガライター41を損傷すると
いう危険性も確実に解消されるという効果があ
る。またこの考案によれば、インストルメントパ
ネル内に設備(格納)する灰皿本体とシガライタ
ー保持枠とを近設かつ連結構造となして、灰皿本
体とシガライター保持枠との取付スペースを削減
せしめてコンパクト化を可能ならしめ、さらに構
成部品の削減に伴なうコストダウンを計ることが
でき、さらには、灰皿本体とシガライター共の引
き出し及び押し込み操作をワンタツチで行ない得
るようにして操作性を高めることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である自動車用灰皿の
正面図、第2図は第1図における−線断面
図、第3図は第1図における−線断面図、第
4図は分解部品図、第5図は第1図における−
線断面図、第6図は第1図における左側面図、
第7図はダンパーのみの側面図、第8図はその正
面図、第9図は、灰皿受枠及び灰皿本体の動作説
明図、第10図はライター保持枠の動作説明図、
第11図は第1図におけるXI−XI線断面図、第1
2図は第10図におけるXII−XII線断面図、第13
図は第6図における−線断面図である。 11……ケース、12……軸受け、13……支
軸、14……灰皿受枠、15……収容部、16…
…ライター保持枠、17……収容部、18……仕
切壁、19……軸孔、20……リンク、21……
ガイド溝、22……連結軸、23……蓋基板、2
4……化粧板、25……取付孔、26……取付ね
じ、27……扇ギヤ、28……ダンパー、29…
…ストライカー、30……ラツチ、31……スプ
リング、32……灰皿本体、33……開口部、3
4……支軸、35……蓋板、36……火消し板、
37……スプリング、38……係止用舌片、39
……突起、40……係止孔、41……ライター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に取付けられるケース11に灰皿本体32
    が装着される灰皿受枠14を回動可能に、かつス
    プリング31の弾性を利用して閉鎖位置から開放
    位置に向けて常時回動するように付勢して取付け
    るとともに、前記閉鎖位置に灰皿受枠14が位置
    するように灰皿受枠14とケース11とを係脱可
    能に係合させるラツチ機構29,30を設け、さ
    らに、シガライター41が取付けられるライター
    保持枠16を前後方向にのみ移動可能に、かつ前
    記灰皿受枠14の側方に位置させて前記ケース1
    1に設け、前記灰皿受枠14と前記ライター保持
    枠16とをこの両者間に配置したリンク機構を介
    して連結し、前記ラツチ機構の係合を解除して前
    記灰皿受枠14を回動させたとき前記灰皿受枠1
    4の開放動作に伴なつて前記ライター保持枠16
    が前進し、また前記灰皿受枠14の閉鎖動作に伴
    なつて前記ライター保持枠16が後退するように
    したことを特徴とする自動車用灰皿。
JP1988012875U 1988-02-02 1988-02-02 Expired - Lifetime JPH0535865Y2 (ja)

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JPH01116747U JPH01116747U (ja) 1989-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068996U (ja) * 1983-10-19 1985-05-16 小島プレス工業株式会社 車両用灰皿装置
JPS6081042U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 デルタ工業株式会社 自動車用灰皿の支持構造

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JPH01116747U (ja) 1989-08-07

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