JP2500997Y2 - 調理用排煙装置 - Google Patents

調理用排煙装置

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JP2500997Y2
JP2500997Y2 JP1990079687U JP7968790U JP2500997Y2 JP 2500997 Y2 JP2500997 Y2 JP 2500997Y2 JP 1990079687 U JP1990079687 U JP 1990079687U JP 7968790 U JP7968790 U JP 7968790U JP 2500997 Y2 JP2500997 Y2 JP 2500997Y2
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JP1990079687U
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Inventor
祐一 加藤
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株式会社大井製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は調理時に発生する煙を屋外へ排出する調理
用排煙装置に関する。
(従来の技術) 従来、調理時に発生する煙を屋外へ排出するのにレン
ジフードファン等の調理用排煙装置が知られている。
調理用排煙装置の概要は、ガスレンジの上方に配置さ
れ、レンジフード本体の内部には下方の開放口から取入
れられた煙を屋外へ排出するファンが設けられた構造と
なっている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如く調理用排煙装置は、下方の開放口から煙
を取入れ外へ排出するものであるが、ファンの吸込口を
レンジフード本体の前面可動パネルにより開閉制御でき
るものが既に公知となっている。この装置は、駆動モー
タの動力によって回転するねじ杆に螺合されれたスライ
ダーをレンジフード本体の前面可動パネルに当接させ外
側へ押し拡げることで下方の開放口を大きく拡げるのと
同時に、ファンの吸込口を全開するものであるが、前面
可動パネルの閉じ方向の力は付勢ばねのばね圧で全閉状
態が確保されるようになっている。
したがって、掃除する際に、万一誤作動で閉まる前面
可動パネルに指などが挾まれても付勢ばねのばね圧のた
め大きな怪我に至らない安全設計となっている。反面、
強い風が入り込むと風の力に付勢ばねのばね圧が負けて
バタツキ音が発生する不具合いがあった。
そこで、この考案にあっては、バタツキ音の発生を防
ぐと共に安全性の面でも大変好ましい調理用排煙装置を
提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案にあっては、前
面に可動パネルを有するレンジフード本体内に装着され
駆動モータからの動力で正転又は逆転すると共に外周縁
にカム面を有するカム体と、カム体の正転、逆転時にカ
ム面の初期作動領域から最終作動領域にわたって往復動
する摺動子を有し非作動位置から作動位置まで移動可能
であって、作動位置で連結されている可動パネルを外側
へ押し拡げる作動部材とから成り、前記作動部材の非作
動位置の時に前記摺動子と係合し合うと共に作動部材の
動きを拘束する係合部を前記カム面の最終作動領域端に
設けてある。
(作用) かかる調理用排煙装置によれば、例えば、可動パネル
が閉じる途中で指が挟まれると、カム面から摺動子と一
緒に作動部材も離れる方向へ逃げるようになり指に大き
な力が加わることはなく怪我につながることはない。ま
た、完全に閉じ終ると摺動子は係合部と係合し合うた
め、作動部材の動きが拘束され、風の影響え可動パネル
のガタツキは起きない。
(実施例) 以下、第1図乃至第7図の図面を参照しながらこの考
案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はレンジフード本体を示しており、レンジフー
ド本体1の前面は上方のヒンジを支点して矢印方向に回
転可能な可動パネル3となっている。
可動パネル3は、後述するファン7の吸込口7aを開閉
する開閉蓋を兼ねており、外側へ回動することで下方の
開放口5を広く確保すると共に前記吸込口7aの全開状態
が得られるようになっている。また、レンジフード本体
1の内部には下方の開放口5から取入れられた煙を吸込
口7aから吸込み外へ排出するファン7が設けられ、吸込
口7aは可動パネル3によって閉じられている。
可動パネル3は駆動機構9によって作動制御されると
共に付勢ばねSによって閉じ方向に付勢されている。
駆動機構9は、駆動モータ11と、カム体13と、作動部
材である第1,第2作動部材15,17とで主に構成されてい
る。
駆動モータ11は正転又は逆転可能でベースプレート19
に固着されている。駆動モータ19の出力軸21にはウォー
ムとなる第1ギヤ23が一体に装着され、第1ギヤ23はウ
ォームホイールとなる第2ギヤ25と噛み合い、この第2
ギヤ25はベースプレート19に支持されたギヤ軸27に一体
に装着されている。ギヤ軸27には径の小さい第3ギヤ29
が一体に装着され、第3ギヤ29はカム体13のカム軸31に
一体に装着された第4ギヤ33と噛み合い、これら第1,第
2,第3,第4ギヤ23,25,29,33の各ギヤ比により減速され
た回転動力がカム体13に与えられるようになっている。
なお、駆動モータ11は、カム体13に設けられた突起部
13aがベースプレート19に設けられた全閉、全開用の各
検知スイッチM1,M2のスイッチ端子を叩くことでオフに
制御される。
カム体13は、外周縁に初期作動領域a、中間作動領域
b、最終作動領域cのカム面35を有し、最終作動領域c
の作動領域端には後述する摺動子37と係合し合い摺動子
37の動きを拘束する係合部40が前記カム面35と一体に連
続して形成されている。
初期作動領域aと最終作動領域cのカム面35は第2図
に示す如くカム軸31からカム面35までの距離に大きな変
化はなく勾配の小さいカム面となっていて、第5図、第
7図に示すように第1作動部材15の回転角θが小さく抑
えられるよう設定されている。これにより、第1作動部
材15、即ち、可動パネル3は第2作動部材17を介してゆ
っくり開くようになる。
また、中間作動領域bのカム面35は、カム軸31からカ
ム面35までの距離に大きな差が確保され勾配の大きいカ
ム面となっていて第6図に示すように第1作動部材15の
回転角θが大きくなるよう設定されている。これによ
り、第1作動部材15、即ち、可動パネル3は第2作動部
材17を介して速く開くようになる。
第1作動部材15は、前記カム体13のカム面35に沿って
走行するローラ状の摺動子37を有し、一端はピン38によ
ってベースプレート19に回動自在に枢支されている。し
たがって、第1作動部材15の他端側はカム体13の回転に
ともない前記ピン38を支点として矢印イ方向に回動可能
となる。
第2作動部材17は、一端が前記第1作動部材15の自由
端側に、他端が前記可動パネル3にそれぞれ結合されて
いる。
このように構成された調理用排煙装置において、駆動
モータ11を例えば正転させる。これによりカム体13はカ
ム軸31を支点として時計方向にそれぞれ回動する。この
時、摺動子37はカム面35に沿って走行するため、第1作
動部材15はピン38を支点として時計方向へ回動し、第2
作動部材17を介して可能パネル3を外側へ押し拡げる。
この結果、ファン7の吸込口7aの全開状態が確保される
と共に開放口5を広くできるようになる。一方、駆動モ
ータ11を逆転させれば、カム体13はカム軸31を支点とし
て反時計方向へ回動する。この回動途中で可動パネル3
に指等が挟まれるとカム面35から摺動子37、即ち、第1
作動部材15は離れる方向へ逃げるため大きな力が指に加
わることはない。そして、可動パネル3が完全に閉じる
と摺動子37は係合部40と係合し合い、第1,第2作動部材
15の動きが拘束される結果、風の影響で可動パネル3の
バタツキは起さない。
[考案の効果] 以上、説明したようにこの考案の調理用排煙装置によ
れば、可動パネルが完全に閉じた時だけ摺動子と係合部
との係合で可動パネルの動きを拘束することができるた
め、風によるバタツキ音を解消できる。また、閉じる途
中で可動パネルに指を挟まれてもカム面から離れる方向
へ作動部材は逃げるようになるため、指に大きな力が加
わることはなく安全性の面でも大変好ましいものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の調理用排煙装置を示した全体の斜視
図、第2図は可動パネルの全閉時の駆動機構の説明図、
第3図は可動パネルの全開時の駆動機構の説明図、第4
図は駆動機構の拡大側面図、第5図、第6図、第7図は
カム体と第1作動部材の動きを示した説明図である。 1……レンジフード本体 3……可動パネル 11……駆動モータ 13……カム体 15……第1作動部材(作動部材) 17……第2作動部材(作動部材) 35……カム面 37……摺動子 40……係合部 a……初期作動領域 c……最終作動領域

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に可動パネルを有するレンジフード本
    体内に装着され駆動モータからの動力で正転又は逆転す
    ると共に外周縁にカム面を有するカム体と、カム体の正
    転、逆転時にカム面の初期作動領域から最終作動領域に
    わたって往復動する摺動子を有し非作動位置から作動位
    置まで移動可能であって、作動位置で連結されている可
    動パネルを外側へ押し拡げる作動部材とから成り、前記
    作動部材の非作動位置の時に前記摺動子と係合し合うと
    共に作動部材の動きを拘束する係合部を前記カム面の最
    終作動領域端に設けたことを特徴とする調理用排煙装
    置。
JP1990079687U 1990-07-30 1990-07-30 調理用排煙装置 Expired - Lifetime JP2500997Y2 (ja)

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JPH0439624U JPH0439624U (ja) 1992-04-03
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